木村佳乃は、1976年4月10日生まれの女優です。学生時代に読者モデルやCM出演を経験し、1996年に女優デビューしました。1998年から2001年までは歌手活動も行いましたが、シングル6枚、アルバム3枚(ベスト盤を含む)と本格的なものでした。女優としては、映画「失楽園(1997年)」で新人賞を、映画「蝉しぐれ(2005年)」で主演女優賞を獲得するなど、多くのドラマ、映画、舞台で活躍しています。主演ドラマ「スチュワーデス刑事(1997年〜2006年、CX)」は10年続き10作が制作される人気シリーズとなりました。近年は、映画「さくらん(2007年)」でハードな濡れ場を演じたり、映画「告白(2010年)」で助演女優賞を獲得された様な「エキセントリックな役柄」にも果敢に挑戦しています。人気ドラマ・シリーズ「相棒(テレビ朝日)」では「Season 3(2004年)」「Season 6(2008年)」「劇場版(2008年)」「Season 9(2010年)」と長いスパンで「片山雛子」役としてゲスト出演されています。また映画「カンフー・パンダ(2008年)」「カンフー・パンダ2(2011年)」などでは声優としても活躍されるなど多才です。英語も堪能な才媛であり、プライベートでは2010年に結婚され、2011年には妊娠も発表されました。う〜む「相棒 Season 10」は、どうなるの?
片瀬那奈ちゃんとは、「歌のおにいさん(2009年、テレビ朝日)」と「泣かないと決めた日(2010年、CX)」其のスペシャル版「絶対泣かないと決めた日(2010年、CX)」で共演しています。どちらも佳乃さんは片瀬クンの上司役でしたが、コメディとシリアスで全く違ったコンビネーションを魅せて下さいました。「泣かないと決めた日」の「ヒステリックなアル中・佐野有希子」も凄まじかったのですが、プロデューサー役だった「歌のおにいさん」での着ぐるみ姿で「破滅的なジャイアン歌唱」を披露する場面が最高でしたね。前述の通り「歌手」としても「女優の余技を超えた活動歴」を遺されておられるのに、素晴らしい「女優魂」でした。アレをやらかされたら、うらら姫もさぞや発奮されたでしょう。そう云えば、公称169センチメートルと長身ですし、「歌手活動期間三年」で「シングル6枚、アルバム3枚(ベスト盤を含む)」って、片瀬クンとおんなじではないですか。あたくしは「歌のおにいさん」の眞の主役は、佳乃さんが演じられた「真鍋杏子」だったと思います。
個人的には「手塚治虫劇場 / ふしぎなメルモ(2000年、テレビ朝日)」でメルモちゃん役を演じられたのが「ポイント高過ぎ」ます。ゆえに、あたくしが勝手に付けた木村佳乃さんの愛称は「メルモちゃん」なのだ。また、前述の映画「さくらん」や映画「おろち(2008年)」にも御出演されておりまして、何気に「マンガ女優の道」へも踏み込んでおられます。一番笑ったのは、出演された映画「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ(2007年)」が何故か「しりあがり寿」によって漫画化されて、全員全く「似てねぇ〜」なのでいちいち矢印つけて俳優名や役名が書かれていたのですけど、「←木村佳乃」って絵が本当に「やる気あんのか?しりあがり」と「小一時間問い詰めたくなる(死語)」ほどのクオリティだった事です。
さて、メルモちゃんと「27歳の夏休み(2005年6月30日、TBS)」ダブル主演されたのが、(つづく)
(小島藺子/姫川未亜)