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2011年08月09日

「カタセカイ列伝」# 021「玉木宏」

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玉木宏は、1980年1月14日生まれの俳優で、近年は歌手活動も行っています。高校二年(16才)の時、地元・名古屋でスカウトされ、高校卒業後上京し1998年に俳優としてデビューしました。其の後、オーディションを受けつつアルバイトで生計を立てる下積み時代を長く経験し、2003年のNHK朝ドラ「こころ」でブレイクします。以来、数々のドラマ、映画に出演し、特に2006年から2010年まで主演した「のだめカンタービレ」はドラマ、映画ともに大ヒットし人気俳優の座を確固たるものとしました。前述の通り、音楽活動にも精力的に挑んでおり、其のベルベット・ボイスを活かしたナレーションの仕事でも評価を得ています。

片瀬那奈ちゃんとは、彼女が女優回帰した2004年の連続ドラマ「ラストクリスマス(CX)」で「恋人役」で共演しています。片瀬クン演じる「藤澤律子」に学生時代から想いを寄せつつも、プレイボーイの「日垣直哉」を見事に演じました。物語的には、序盤では多角関係に巻き込まれても居た二人が、終盤には完全にメイン・ストーリーから乖離して「二人の恋物語」へと向かう展開で「何だかナァ」と思ったものですが。玉木さんは他に、片瀬クンが2010年にナビゲーターを務めた「テレビでスペイン語」の前振りで放映された「ヨーロッパ極上旅プラン」や「女たちの、じぶん開国」でナレーションを担当されてもいます。

てか、久しぶりの再開となった「カタセカイ列伝」ですが、前回の「リリちゃん篇」(2010年10月3日)で、「スジナシ」には、是非とも片瀬クンも出演して欲しいと書いていたんですね。ようやく願いが叶いますよ。玉木さんに噺を戻しますと、来年の大河ドラマ「平清盛」でもライバルの「源義朝」役で御出演されるとの事で、益々の御活躍が期待出来るでしょう。二枚目で滅茶苦茶好い声を持ち乍ら、シリアスだけでなくコメディでも大いに評価されている「日垣クン」を、那奈ヲタも応援しております。

さて、リリちゃん&玉木クンと(出来栄えは些か残念だった)手塚治虫大先生原作映画「MW-ムウ-(2009年)」で共演したのが、(つづく)


(小島藺子)


posted by 栗 at 22:42| KATASEKAI | 更新情報をチェックする

「世界の美都で発見!秘宝ミステリーツアー」で内山理名ちゃん!

マジカル・ミステリー・ツアー


朝日放送、テレビ朝日 19:00〜20:54

17世紀(せいき)のオランダで活躍(かつやく)し、“光(ひかり)の天才画家(てんさいがか)”と呼(よ)ばれるフェルメールの絵画(かいが)の謎(なぞ)を追(お)って、内山理名(うちやまりな)さん、鈴木砂羽(すずきさわ)さん、市川由衣(いちかわゆい)さんが世界各地(せかいかくち)を旅(たび)します。ナビゲーターは役所広司(やくしょこうじ)さん。鈴木(すずき)さんはロンドンヘ向(む)かい、かつて盗賊団(とうぞくだん)に盗(ぬす)まれた後(あと)、奇跡的(きせきてき)に取(と)り戻(もど)されたフェルメール晩年(ばんねん)の作品(さくひん)の謎(なぞ)を調(しら)べます。内山(うちやま)さんは、ヒトラーが愛(あい)したというフェルメールの最高傑作(さいこうけっさく)を求(もと)めて、オーストリアを訪(おとず)れます。市川(いちかわ)さんはベルギーへ向(む)かい、役所(やくしょ)さんは京都(きょうと)で行(おこな)われている展覧会(てんらんかい)を訪(おとず)れます。(毎日小学生新聞 8/6)


美人女優三人がフェルメールの名画を追って世界各地へゆく特別番組です。其の三人は、云わずと知れた片瀬那奈ちゃんの親友「内山理名ちゃん」に加え、「鈴木砂羽さん(片瀬那奈ちゃんとは「ミラクルボイス(2008年)」「裁判長!ここは懲役4年でどうすか(2010年)」などで共演。但し、劇中での絡みは無し)」と「市川由衣ちゃん(片瀬那奈ちゃんと同じ研音所属。ドラマや映画での共演はないものの、バラエティなどでの共演はあり、片瀬クンの舞台「フラガール」も観劇に訪れていました)」の「カタセカイ住人」トリオです。此れは、見逃せない。

此処的なお目当ては当然乍ら「内山理名ちゃん」ですが、オーストリアを訪れた理名ちゃんの登場は初っ端です。片瀬クンも紀行モノでは定評がありますが、内山先輩も負けてはいません。最近では週二回の司会業とドラマ二本のレギュラーを抱える片瀬クンよりも、理名ちゃんの方が国内外を飛び回っておられる印象もあります。今年(2011年)だけでも、セルビア(「ウルルン」4月)、京都(「都のかほり」4月)、奥多摩(「極上空間」7月)などが記録されておりますし、今週と来週の金曜日(8/12、8/19)には「にっぽん原風景紀行(BSジャパン)」にも御出演されるそうです。嗚呼、またしても「BS」か。

ガチでシリアスな番組なのですけど、理名ちゃんの「天然ノリ」が炸裂し何やら「ほんわか」したムードが漂っております。ヒトラーが絵画を隠した倉庫へ行ったのに、ニタニタとワクワクの「子供ノリ」で御座います。もしも相方の片瀬クンが同行しておられたら「トンデモな珍道中」になっていたのは間違いないでしょう。「毎日小学生新聞」の記事で知って観ているチビッ子も大いにシンパシーを感じたと思われます。

理名ちゃんがメインのパートが終わっても「小窓ちゃん」で御出演続行です。二番手は鈴木砂羽さん倫敦紀行ですが、これまたスットコドッコイな自然体過ぎるノリで面白過ぎるリポートを展開いたします。そう云えば「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」の舞台挨拶でお目に掛かった時も愉快痛快でした。あっ。思えば、今回御出演の御三人は全員とお逢いした事があるのですね。ま、基本的には片瀬那奈ちゃんに逢いに行った結果ですけどね。ん?いや、ほら、理名ちゃんも「片瀬クンがコメント出演する」って事で行ったわけですからっ。へどもど。

三番手は「ゆいにゃん、ベルギーをゆく」です。えっと、三人ともノリが「ゆるい」のね。スタジオで三人がVTRを観て、小窓ちゃんやスタジオ3ショットで感想を語る構成で番組は進行します。あれれ?二時間の尺なのに、ナビゲーターの「役所広司(やくしょこうじ)さん」は冒頭に登場し、各パートの紹介をチラリと「別撮り」でやらかしただけで壱時間半以上が経過してしまったぞ。「毎日小学生新聞」で知り「ダイワマンがでるからみる!」と期待したチビッ子は残念だ。親御さんも「提供がダイワハウスだから、ダイワマンは出るわよ」と確信を持っていたのに、納得がゆかないっ。

と思ったら、トリで登場しました。「ダイワマン、京都へ参上!」なわけですが、女優陣が海外ロケでスタジオでも出ずっぱりだったのに、扱いが些か低過ぎるのではないのかしらん。でもって、ありゃりゃ、ダイワマンはチラリと京都へ向かう映像だけではありませんかっ。オチも女優三人の小窓ちゃんがメインですよ。果たして、ダイワマンは出ました。時は既に「20時45分」を過ぎていた。残りは「10分」も無いぞ。おいおい、五分もしないで終わっちゃったじゃん。此れで「ナビゲーター」って、どーよ?

そんでもってフェルメールと云えば「真珠の耳飾りの少女」なわけで、スタジオの背景にも飾られていました。2008年6月13日付けの「マネ日記」で、片瀬那奈ちゃん自身が「自分に似てる人」として「『マジョリカマジョルカ』の人(美波ちゃん)」と「甲乙付け難し」と公認されたと伝えられた「Girl with a pearl earing(Het Meisje met de Parel)」で御座います。「何気に片瀬クンも御出演か?」と思わせる演出だと感じた片は、あたくし同様の「重症の那奈ヲタ」でしょう。


(小島藺子/姫川未亜)



「世界の美都で発見!秘宝ミステリーツアー」朝日放送公式サイト


posted by 栗 at 20:57| RINA | 更新情報をチェックする