nana.812.png

2011年07月28日

「Message 2011」補足篇 其の弐

Remain in Light


2011年7月27日(水)
@ C.C.Lemon ホール
14:00 開場、15:00 開演 19:30過ぎ 終演


スペシャルトークショーの第一部が終わると、竹野内豊さんのボランティア活動上映、高田万由子さんの震災時に海外(英国倫敦)に居た立場での体験談と、チャリティーの主旨に沿ったシリアスなコーナーが展開されました。先の菅野美穂さんも含めた此のパートに関しては、研音公式ブログ「Message」で詳しく報告されていますので、ご参照下さい。イベント的には最も重要な部分だと思いますが、此処は「片瀬那奈全記録」です。片瀬クンが不在の時をレポするのは、こちらの主旨に反するのだ。

さて、スペシャルトークショー第二部が始まりました。いきなりエロスが「マジメなコーナーは此処までで終了ですね?」とぶちかまします。此の研音史上初のファン合同イベントの司会に「沢村一樹&片瀬那奈」を抜擢したのは素晴らしい選択です。此の二人ならば、結構「アブナイ」発言もスル〜されるどころか笑いへと持ってゆける。其れにしても、エロスも云ってたけど「エロスの方が片瀬クンよりも背が高いのに、片瀬クンの方が脚が長い!」のだ。「だから、並びたくない」と本音を語るエロスが可愛いです。

第二部も若手四人(入江甚儀くん、市川知宏くん、水上剣星くん、竜星涼くん)が登壇しご挨拶後に後方で「公開勉強会」と称した「晒し者」にされました。第一部ではそれなりに先輩が弄ってくれたのに、第二部では時間が押したのか「ほとんど放置状態」が続きました。ま、此れも修行だよ。「GTO」がスクリーンに映し出され、反町隆史さんが登場!片瀬クンとは本格的な女優デビューとなった「GTO ドラマスペシャル(1999年)」で共演されましたが、何故かエロスは「カタセが最初に見たドラマが『GTO』なんだよね」とか云い出してボケ捲くります。ま、其の御蔭で片瀬クンが司会の立場で抑えていた女優歴のお話を少しだけ語る展開にはなりました。そして、反町さんと共演歴がある伊東美咲さん、市川由衣ちゃん、榮倉奈々ちゃんが招き入れられました。

みーたんと榮倉サマの間に挟まれたゆいにゃんは「捕まえられた宇宙人」状態です。そうそう、あたくし、ゆいにゃんも以前にお見かけした事が在ったと思い出しました。三年前の「フラガール」の時です。アンテツあにいに云われなきゃ気付かなかったんだけどさ。しかし、研音の女優さん達は「デカイ」ね。若手四人男子も全員「180センチ超え」で、反町さんは「此処に唐沢さんが居たら、小人だよ」とキワドイ発言でエロスをハラハラさせます。「えっと、唐沢さんは楽屋でコレ見てますからねっ。反町クン、司会代わってよ」と逃げ腰です。みーたんは公けの場では久しぶりでしたが、相変わらずお美しいですね。榮倉サマは「泣く演技が苦手」との事でしたけど、元々のお顔が「泣き顔」なので演出家は「泣かせたい」と思うんじゃまいか。「泣かないと決めた日」でもタイトルに反して毎回「泣きっ放し」でしたよ。

さぁ〜て、反町さんと来れば此の御方でしょう。竹野内豊さんの登場です。モデル時代から20年以上も前から友人でもあるエロスとは「ユタカ」「野村クン」と呼び合う仲だそうで、「竹野内サンとか敬語とか、気持ち悪いからやめてくれないかな」と何度もダメだしを喰らっていました。片瀬那奈ちゃんとも何度も共演されていますが、今回の片瀬クンは司会に徹しておられて共演噺の輪には入られなかった。唯一言及されたのが「GTO」です。思えば、ほとんどの方々と片瀬クンは共演歴があります。それゆえに、司会の大役も得られたのでしょう。「ああ、カタセとは仕事でも絡んでるしな」と安心出来ます。其処で片瀬クンが前に出て「〜サンとあたしは〜で共演したんですけど」なんて語ったら「おいおい、カタセ、何やってんの」となりますよ。こちらとしては片瀬クンの共演エピソードも聞きたかったのですが、司会者の立ち位置としては「溜めて抑えた」って姿勢が最上で立派だったと思います。

竹野内さんに加えて、「流れ星」で共演された松田翔太くんと川口春奈ちゃんが参加しました。翔太は今やゴールデンで堂々と主役を張っていますが、此処ではまだまだ「ヒヨッコ」扱いです。小声で話すのをエロスに弄られ「すみません、翔太が話してる時だけBGMを止めてくれませんか」と云ったら、本当にBGMが切られてしまいました。竹野内さんも翔太も寡黙なので、一寸それまでとは違った雰囲気のトークになりました。三人が退場するとSPYAIRが登場しアコースティックで二曲を熱唱します。呼び込まれ、其れが主題歌だったドラマに出演した黒川智花ちゃんと速水もこみちクンの登場です。エロスは「さあ、皆さん、お待ちかねのトイレタイムです!」ともこみちを弄り捲くり、雨ちゃんには「出逢った時には小学生でお父さん役、でも半年後には恋人役で共演したよね。もう大人だね、ムフフ」とエロス本領発揮発言の連打です。片瀬クンは「もこみちクンの料理本は、本当にタメになります!」と後輩フォローのパスを放つものの、受けたエロスは「料理本の印税で買ったフェラーリの乗り心地はどうですか?」と徹底的な「もこみち潰し」を敢行しました。

そして菅ちゃんの登場です。すぐさま例の「カンちゃーん」コールが。やっぱ、来ていたか。「キイナ」で共演した「さくら」ちゃんも加わりました。あたくしとしましては「菅ちゃんと片瀬クンの姉妹共演がまたしても目前で行われているっ」との感動に打ち震える場面でしたが、前述の通り今回の片瀬クンはそうした自分の共演噺をほとんど封印されて司会に徹しておられた。其れに引き換えエロスは、幾ら片瀬クンから「沢村さんは菅野さんとの共演が多いですね」と振られたからとは云え、「ええ、ボクはカンノのバーターでいつも呼ばれてます」って、おいおい。一人旅好きな菅ちゃんの目撃談などで話が盛り上がって来ると、自然と菅ちゃんが例の独特の笑い声を発し始めました。すると場内からは、おそらく「モノマネ」も意識しての笑いが起きたのです。てか、やっぱ本物の笑い方が面白いから「モノマネ」が成立するんですね。菅ちゃんの笑い方って、最早「芸」ですよ。

てなトコで、日付越えしそうなので「補足篇 其の参」へつづきます。残りは唐沢さんだけなんだけどさ、引っ張って正解だと思います。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 23:57| EVENT | 更新情報をチェックする

「Message 2011」補足篇 其の壱

Talking Heads '77


2011年7月27日(水)
@ C.C.Lemon ホール
14:00 開場、15:00 開演 19:30過ぎ 終演


さて、科白じゃないけど「寝かした」ので、昨日のイベントに関する補足をします。何やら、此処の本日のアクセス数が尋常じゃないので(四桁は初めてですよっ)、おそらく皆さんは「Message 2011」に関する話を求めていらっしゃるのだと思いました。と申しますのは、此のイベントは報道陣が全く居なかったのですよ。此れは清々しい方針で、研音さんの強い意志が感じられました。つまり「チャリティーをプロパガンダにはしない」と身をもって示されたのです。ゆえに、イベントはどのメディアでも報道されていません。唯一「シネマトゥデイ」さんが記事にしましたが、其れは研音ブログ「Message」からの引き写しです。此の侭では、「Message 2011」の詳細が読めるのは研音公式だけ!となります。其れは、些か宜しく在りませんね。

先ず以って補足すべきなのはコレです。入場すると会場には36枚の色紙が展示されていて、其処には研音オールスターズがそれぞれの想いを綴ったメッセージが書かれていました。片瀬那奈ちゃんの色紙には、こんなコトノハが。

「ひとりひとりの力を合わせれば
 その力はどんどん大きくなります。
 みんなで大きな輪を」


う〜ん、「Shine / REVENGE」が脳内再生されてしまうじゃまいか。(THANX 4 ROSSI)

では、スペシャルトークショーに関して記憶を辿って補足します。前振りではエロスが「天海祐希さんと菅野美穂さんは水着で登場します!もしかしたら反町クンも水着かもしれません。トイレタイムはもこみちで!!」と煽りました。菅ちゃんのボランティア報告につづいて始まった「第一部」は、若手四人(日向ななみちゃん、福士蒼汰くん、山本涼介くん、杉咲花ちゃん)が登壇しご挨拶。福士蒼汰くんは秋から「仮面ライダーフォーゼ」に主演されるので「変身ポーズ」をお披露目しチビッ子に大受けしていましたが、司会のエロスから、さっき唐沢さんに福士が仮面ライダーの主役に決まったと伝えたら、唐沢さんは「オレは仮面ライダーの中の人だったんだぞ」と返されたとの「ホントにあったホントの話」が出て爆笑を誘いました。

若手四人は後方に居残り「公開勉強会」となり、「お水の花道」で共演された財前直見さんと原さっちんこと原沙知絵さんが登場しました。財前さんは「お水の続編は?」の問いに「美咲ナンバーワン」での「名前が無いママ」が「明菜」の其の後の姿と思って演じられたと返しました。此れって、何気に「好い話」です。さっちんは「お水」の頃は二十歳だったとの思い出話をしていたら、エロスが「新・お水の花道」で「僕は原さんと接吻して結婚する役で共演しました」と早くも暴走します。片瀬那奈ちゃんがすかさず押さえ込もうとしますが、一度火が付いたエロスは止まりそうにありません。すると財前さんとさっちんもエロスを追い込みに入って、女優三人に攻め込まれエロスもタジタジになってしまいました。

お次は「りこりこ」こと成海璃子ちゃんと志田未来ちゃんが登場。同じ子役劇団から研音へとステップアップしたキャリアも共通し現在は二人とも「18才」ですが、エロスから「じゃあ、ナルミとシダは同い年?」と振られるとすかさず「りこりこ」が「違います!あたしが一学年上」と相変わらずの「先輩風」を吹かせていたのが「らしくて好いぞ」と思います。そんな二人に片瀬クンが「理想の上司と云えば?」と振ると、りこりこは「BOSS です」、志田ちゃんは「先生です」と来まして、アノ御方が颯爽と現れました。あまみんこと天海祐希さんです。

あまみんの登場は「赤ん坊が泣き出す程のド迫力」!片瀬クンが「ようこそ、黒柳さん」と迎えるといきなりだナァで「徹子のモノマネ」で語り出し、観客も巻き込んで大盛り上がりです。う〜む、流石に「モノが違う!」りこりこ&志田ちゃんは完全に沈黙し怯えているじゃまいか。特に志田ちゃんは未だに「女王の教室」がトラウマになっている様子で、正に「ガクブル」です。片瀬クンは完全に「あまみんの舎弟」状態となっております。エロスは「天海さんは白鵬に相撲で勝ってますから、対抗出来るのは引き分けた江角さんしかいません!」なんぞと「何となく信憑性があるホラ噺」をぶちかまし、最早、場内は「あまみんワールド」となってしまったっ。逃げる様に退場した「りこりこ&志田ちゃん」を尻目に勝ち誇る「あまみん」、強いぞあまみん。其処で舎弟・片瀬クンが「天海親分は、此の稼業に就かずサラリーマンになっていたとしたら、どーなってやしたかね?」と問うと、あまみん親分は「そうさナァ、たぶん、梯子でも担いでいたんじゃねぇか」と応えました。もうお分かりの通り、唯一対抗出来る江角アニキの出陣です。

なな、なんと、本当に脚立を担いで現れた江角マキコさんに、あまみんも「一本取られた」と苦笑いしますが、すぐに自らも脚立を軽々と担ぎます。「あまみん&江角アニキ」の2ショットは強烈杉。トークも面白く、女優陣では文句なしにお二人が抜きん出ていました。江角アニキは「夜10時から2時まではホルモンが出るから寝なくてはいけない」と主張し、実際に夜9時には就寝し、朝4時に起床しているそうです。あまみんが対抗し「あたしもぉ、午前0時には寝て、朝は8時とか6時とかに起きてるからぁ」と返すと、江角アニキから「全然違うじゃん!大体、午前0時じゃ二時間はホルモン分泌を無駄にしてる!(キリッ」と速攻のダメだし。プライベートでも仲が良いお二人の飾らない魅力が、トークからも十二分に伝わります。江角アニキは現在は連ドラの撮影中なので「午前二時半」に起きて科白を覚えてらっしゃるそうです。家事と育児もこなして、すげぇっす。

片瀬那奈ちゃんは「アンタは何時に寝てんの?」と振られ「いえ、云えば殺されます」と怯えながらも「午前三時半とか、、、」とゲロしました。エロスが「もう江角さんは起きてますね」とツッコミます。家庭と仕事では「家庭を選ぶ」と断言する江角アニキに、エロスがすかさず「だったらウチゴハン、ボクに下さい!」と云えば、片瀬クンもチャッカリ「あたしには、グータン下さい!」とおねだりし、直ちに却下されました。ふたたびエロスが「では、そろそろマワシを付けて決着戦を」とボケますが、江角アニキは何を云ってるのか分からずキョトンとしています。あまみんが苦笑いしながら説明していましたが、ステージ上で展開されている為にこうしたやり取りも全部見れるって好いですね。バラエティで小窓ちゃんになってしまう場面でも、現場ではこんな感じになっていると思われて興味深いです。

「効果的な科白の覚え方」との質問には、お二人とも「何度も反復し声に出して読むけれど、現場に入った時にどんな状況で語るのかは分からないから、なるべく感情を抑えて淡々と繰り返す」とのお答え。あまみんは「一度覚えてから、少し寝かすのが大事」とも付け加えておりました。大いに盛り上がった「あまみん親分 vs 江角アニキ」で第一部は終了です。矢張り一寸「長げぇ」になってしまったので、つづきは「補足篇 其の弐」で。


(小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 22:09| EVENT | 更新情報をチェックする

「Message 2011」後篇-其の参(完結篇)

インヴィジブル・タッチ(DVD付)(紙ジャケット仕様)


2011年7月27日(水)
@ C.C.Lemon ホール
14:00 開場、15:00 開演 19:30過ぎ 終演


大いに楽しい三時間を超えるイベントに、確かに満足感は在りました。特にあたくしの様な「片瀬那奈ちゃんがお目当て」で馳せ参じた者にとっては「イベントのほとんどの時間に那奈ちゃんが司会を務めて目の前に居る」と云う事実が「既にサプライズ」でした。具体的なイベント内容は全くと云っていい程に明かされていなかったのですから、まさか「那奈ちゃんが主役」とは予想だにしていなかった。

さて、大合唱で終演と思えた時、「此処で最後にプレゼントがあります!」とアナウンスされたのは、なな、なんと
「本日出演した研音オールスターズ総勢37名全員が、会場を埋め尽くされた二千人のファンの方々全員にハイタッチして送り出します」
と云う俄かに信じ難い「コトノハ」でした。何やら、ステージに順番に観客が上がり、研音オールスターズとハイタッチして帰宅するって話みたいです。はあ?何じゃそりゃ。AKB48の皆さんと握手するには結構大変な道のりが在るそうですけど、アノですね、いきなり「財前直見さん、唐沢寿明さん、反町隆史さん、田万由子さん、竹野内豊さん、江角マキコさん、沢村一樹さん、原沙知絵さん、片瀬那奈ちゃん、伊東美咲さん、市川由衣ちゃん、黒川智花ちゃん、速水もこみちくん、天海祐希さん、さくらさん、成海璃子ちゃん、松田翔太くん、榮倉奈々ちゃん、菅野美穂さん、志田未来ちゃん、もっともっといっぱい」とハイタッチしろだぁ?!何よ、其の大盤振る舞い。こっちとら、超満員で二千人いるのよさ。何と云う過酷な奉仕だっ。

「研音ちゃん、エライ!!」

もう、会場は阿鼻叫喚で御座います。ちなみに、観客は「8:2」くらいで女性ばっかでしたから、もう「ウギャーッ!!」ってな感じで大変ですよ。確かに、研音の俳優さん達に逢える機会はそんなに多く在りません。しかも、此れほどのオールスターズが集結されたのは史上初です。だから、それぞれのファンは其のお目当ての俳優さんが出て来られたパートだけでも「それなりに納得」はされて居たでしょう。あたくしの様に「片瀬那奈ちゃんが推し」だったら、尚更此処までで充分とも云えました。然し、研音ちゃんはしっかりと尺を取って「最後のサプライズ」を演出された。此れで文句を云うファンは、誰一人として居ないでしょう。

ステージ上では、一階最前列から粛々とハイタッチが始まっております。「那奈ちゃんとハイタッチって、アノ名古屋以来だナ、、、」なんぞと想い出も蘇って参りました。あたくしの席は二階左側の迫り出した部分です。一階が終わると、普通なら次は此処ですね。ところが、二階は最後尾からとなりまして、あたくしの順番は最後のブロックとなってしまったのだ。余談ですが、久しぶりに「被り物のカレ」も目撃しましたよ。アイツ、未だやってたんだ。ま、「お前に云われたくない」でしょうけどね。

結構、マッハの速さでドンドンとハイタッチが進み、開始から50分くらいで最終ブロックの番になりました。壇上に上がると、SPYAIRの皆さんが威勢よく迎えてくれまして、榮倉サマ、雨ちゃん、りこりこ、志田ちゃん、春奈ちゃん、みーたん、さっちん、と次々とハイタッチです。おいおい、夢じゃないのかしらん。あまみん、江角さん、反町さん、竹野内さん、唐沢さんといった大御所は、しっかりと目を見て思いっきり向こうからこちらの手を張って来られたっ。「只ソフトに触れるだけにして下さい」みたいなお達しが在ったのに、トップを張っておられる方々は気合が違います。アノですね、あたくしは最後のブロックだったのだから、彼らは既に二千人とハイタッチしていたわけですよ。スゲェな、研音。

そして、エロスと軽く手を交わした後は、いよいよ那奈ちゃんです。何か、ひとことでも声を掛けようかとも思っていましたが、一人「0.1秒」間隔で流れ作業の様に続くハイタッチ・レースを止めてはいけません。僕は黙って那奈ちゃんに手を差し出しました。すると、那奈ちゃんは僕の顔を見て「あっ。」と声を発しニッコリと微笑んでハイタッチしてくれたのです。もう、其の後のもこみち、ゆいにゃん、菅ちゃんetc.は、本当に申し訳ないのですけど上の空でした。いや、確かに菅ちゃんの優しいハイタッチは覚えていますけど、其れは元々あたくしが菅ちゃんも推しだからですよ。

二千人と次々にハイタッチしていたのに、那奈ちゃんは一瞬にして僕を認識してくれたのです。僕は何も云わず、粛々と流れに乗っていただけなのに、那奈ちゃんは見逃さなかった。同伴者の元クラスメイトが居なければ、おそらく会場を出た瞬間に涙が出てしまったでしょう。其の元クラスメイトと終演後に呑んだのですが、彼は云いました。「俺、そんなに興味も無いし流れが早いから誰が誰だか分かんなかったんだけど、別にそっちを立てて云うんじゃないけど、片瀬の顔だけは見たよ。アノコだけ、ちゃんとこっちの目線に合わせて姿勢を作って待っていたからな。」

片瀬那奈ちゃんとは、そういうひとです。「Message 2011」は大いに意義の在るイベントでしたし、大成功でした。今後も継続して支援活動を続けたいと語った研音オールスターズのコトノハは真実でしょう。でもでも、僕は、ハッキリ云って片瀬那奈ちゃんに逢いたくて行った。イベントの主旨にも大いに賛同しているけれど、其処に那奈ちゃんが居るから行ったのです。そんな「那奈ヲタ」としての視点からも「近年、稀に見る最高のイベント」だったと断言致します。那奈ちゃんのファンで居る事に誇りを持てる素晴らしい日でした。そして、もう宣言しても宜しいかと思います。

「2011年、片瀬那奈ちゃんはブレイクしました。」


(小島藺子/姫川未亜)



えっと、兎も角、全体の大まかな流れは書いた心算ですが、まだまだ書き足りない部分も多いです。ゆえに、一寸「寝かして」から補足しますよ。てか、もう四時かよ。江角さん、お早う。

(小島藺子)



菅野美穂、竹野内豊が被災地訪問を報告 研音チャリティーイベントで37人のタレントが2,000人のファンとハイタッチ(シネマトゥデイ 7/28)
ファン合同チャリティーイベント「Message 2011」開催(Message 7/28)

posted by 栗 at 04:00| EVENT | 更新情報をチェックする

「Message 2011」後篇-其の弐

プレス・トゥ・プレイ(紙ジャケット仕様)


2011年7月27日(水)
@ C.C.Lemon ホール
14:00 開場、15:00 開演 19:30過ぎ 終演


驚愕の「片瀬那奈ちゃんメイン司会発表!」に、一瞬イベントの主旨すら忘れてしまいそうになりました。司会の「2トップ」が端から面白過ぎな掛け合いを魅せた後に退場すると、現れたのは「あたる」お姉ちゃんこと菅野美穂ちゃんです。被災地へ実際に行ってボランティア活動された映像が流され、場のムードも一気に変わりました。後に、竹野内豊さんが行われたボランティア活動の模様も上映され、「楽しく明るいファンイベント」だけでは無い「骨太な意志」が伝わって来ました。

イベントの進行は、其の菅ちゃんと竹野内さんのドキュメンタリーを間に挟みつつ、基本的には「トークショー」が中心でした。そして、其の司会は全て「片瀬那奈ちゃん」が担当したのです。所属事務所の一大イベントでメイン司会の大役を見事にこなす那奈ちゃんの姿に、あたくしはモーレツに感動していました。エロスの下ネタも、時にはスルリとかわし、また時には上乗せして笑いを取る。う〜ん、片瀬クン、デカクなったナァ。

トークでの最初の山場は「あまみんvs江角さん」でした。いやはや、兎に角、お二人ともカッコイイ。綺麗でスタイル抜群、しゃべりも面白過ぎです。余りのド迫力に、前振りみたいに登壇した「りこりこ」と「志田ちゃん」が怯えておりました。志田ちゃんは元々そーゆーキャラだからアレですが、気の強さで有名なりこりこの「借りてきた猫」みたいな所作には「どんだけ御大二人は怖いんだよっ」と思い知らされましたよ。りこりこと云えば、エロスに「左手にしてるソノ指輪はトンデモですね」とか弄られていたのですけど、其の指輪を観て「あ〜、りこりこって、マジで林檎ちゃんファンなんだな。てか、完璧な無罪厨じゃん」と思いましたよ。全く、10年振りくらいに実際に付けてる「真性林檎ヲタ」を目撃しちゃったじゃまいか。

あまみんが「こっち側来ちゃダメよ」と若手女優に指南する時には、片瀬クンも乗っかってしまわれた。「コノコにはこっちに来ちゃダメって、ずっと云ってるのに」と語るあまみんに小猫の様に擦り寄って「でも、あたしドンドンこっちへ引っ張られてます」と云う片瀬クンの掛け合いを目撃し、嗚呼、矢張り「あまみん路線へ大爆走中か、、、」と嬉しいんだが哀しいんだかよく分からない気分になりました。

エロスは最初から「長丁場ですから途中でトイレに行きたくなったりすると思いますが、トイレタイムはもこみちの出番で」とネタを振り捲くります。エロスが暴走しようとしても、実に見事に抑える片瀬クン。もこみちクンの様な後輩へのジョークには助け舟を出しますが、反町さんが唐沢さんへのブラックジョークを連発してもスル〜して「エロスに丸投げ」って、巧妙だ。片瀬クンの司会術は、無茶苦茶成長してますよ。生司会をキチンと観たのは初めてですが、本当に立派でした。ファンの贔屓目抜きに、文句の付け様が在りません。だって、他のどの女優さんがアノ場をアレだけ上手く仕切れたことか。

次から次へと大スターが登場し軽快なぶっちゃけトークを連発する展開に、会場のボルテージは上がりっぱなしです。反町さんが出た!「キャーッ!!」竹野内さんが出た!「ギャーッ!!」ですよ。翔太やもこみちですら「下っ端」なのだ。何なんだ、此の熱い場のムードは。こっちとしては、俳優サンは勿論、女優サンに目をやりたいのですが、何せ「常に片瀬那奈ちゃんが壇上に存在して居る」と云う絶対的な事実から目を逸らす事は出来ません。
「嗚呼、何て贅沢なイベントなんだっ」

司会を務め乍らも、片瀬クンは例えば反町さんとは「GTO」での共演話に言及したりします。また、みーたん、いやさ伊東美咲さんを「美咲ちゃん」と、菅野美穂さんを「菅ちゃん」と、片瀬クンは呼んでおられた。エロスは結構「〜サンとか呼ぶなと云われた」と明かしてから「ユタカ」とか「カンノ」とか云っておられたのですが、那奈ちゃんは「ファンからの質問を読む時はサン付け、本人に呼び掛ける時はチャン付け」と実に自然に使い分けておられた。う〜む、色々と考察するに値する材料が満載でしたよ。

トークショーの大トリは、矢張り此の人しかいません。唐沢寿明アニキです。実は、最初に壇上へオールスターズが勢揃いされた時にもアノ「T-REX」の名曲が鳴り響いたのですが、最後も当然コレですよ。ジャガジャーン!ジャガジャーン!!ダンダガダダンダダダンダン、と「20世紀少年」が。一階の奥にある扉から登場し、観客の中を踊りながら壇上へ向かった唐沢さんは、主役でした。トークも文句なしに圧倒的に面白く、ファンサービスもずば抜けています。名実共に「研音の頭」ですよ。出演出来なかった奥さんを「あいつはイリオモテヤマネコ」のひとことで切り捨てますし、エロスなんか登場前からガクブルでした。どんだけ強いんだよ、きよしちゃん。いや、でも、やっぱ唐沢さんは好いわ。

ふたたび全員が登壇し観客と全員で「上を向いて歩こう」の大合唱で大団円かと思われましたが、時刻は18時を回ったばかりです。予定の19時までは随分と早い終演に、観客も少しガッカリなモードになってしまった。ところが、此処からトンデモなアンコールが待っていたのでした。

其の詳細は「後篇-其の参」で語りましょう。


(小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 02:21| EVENT | 更新情報をチェックする

「Message 2011」後篇-其の壱

The Woman In Red: Selections From The Original Motion Picture Soundtrack


2011年7月27日(水)
@ C.C.Lemon ホール
14:00 開場、15:00 開演 19:30過ぎ 終演


ペア・チケット購入権を予約抽選で当選しゲットしたあたくしですが、何せ平日の昼から始まるイベントでは相方がなかなか見つかりません。結局、元クラスメイトが来れるとの事で「14時開場だから其れまでには来て頂戴。ちなみに、あたくしは13時半から待ってるわ」てな事になりました。が。矢張り、来ないじゃん。結局、彼が到着したのは「14:20」!!

でも、其の御蔭で「14:10」頃に現れた「那奈ちゃんママ&大江先生」と遭遇出来ました。(えっと、此の辺の件はプライベイトに関わる事なので余り書いて来なかったのですけど、先日の「A-Studio」にもガッツリと御出演されておりましたから、此の程度なら好いでしょ。)其処であたくしの脳裏に湧き上がったのは「ママ&先生がお見えになられるって事は、些か只事ではないのかしらん」との邪な予想でした。

定刻通り15時ジャストに始まったイベントの初っ端は、研音所属アーティストのコラボでのスティーヴィー・ワンダー「心の愛(I Just Called to Say I Love You)」のカヴァーです。えっとですね、ウチのコピー「ALL FOR NANA KATASE from the bottom of my heart.」は此の楽曲から頂いているわけで、オープニングから一寸キタぞ。そして、ジャガジャーン!ジャガジャーン!!で、研音オールズターズが全員登壇ですよっ。いきなりだナァのクライマックスです。いやぁ、本当に豪華絢爛な光景です。あたくし、片瀬クン以外では、唐沢さん、菅ちゃん、りこりこ、しかお目にかかった事が無かったのに、突然「ほとんど全部」が目の前に出て来られたっ。

正に「何処を観ればいいのか分からない」状態なのですが、当然の如くあたくしの視線は片瀬那奈ちゃんを追います。片瀬クンは登場するなり二列目に居た「ママ&先生」に笑顔で手を振っています。ん?片瀬クンは生脚全開のデニム・ショーパン乍ら、上はチャリティーTシャツと些か地味なスタイリングです。其の謎はすぐに解けました。唐沢アニキの軽妙なご挨拶を経て一旦全員が退場となったのに、何故かエロスと片瀬クンの「2トップ」がモタモタしています。此処で重大発表ですよ。

なな、なんと、片瀬那奈ちゃんと「エロ男爵」いやさ沢村一樹さんが、本日の「メイン司会」を務める!「えぇえーーっ!!(ミクロちゃん声で)」何ですか其れは。だったら、那奈ちゃんは約四時間と予定されるイベントに出ずっぱりじゃまいか。美味しい、美味し過ぎるっ。あたくしの席は二階左側前方に迫り出したエリアだったのだけど、つまり、MC席の真正面ですよ。おいおい、此れはほとんど見逃せないトンデモなイベントになってしまいますよ。

てなトコで、長くなりそうなので「後篇-其の弐」へ続きます。


(小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 00:37| EVENT | 更新情報をチェックする