
片瀬那奈ちゃんは現在「シューイチ」と「どや顔」のレギュラー司会を務められておりますが、来るべき「那奈月」に入りますと加えて二つの連ドラへレギュラー出演されます。とうとう片瀬クンも♪「週間レギュラー四本!!」やりました〜♪です。更に、本日発売の「駅ちゃん」情報では、「どや顔」の二時間スペシャル(7/1)、先日ロケに行かれた「宮崎県」での特番(テレ朝 7/3 日曜昼)、TBSでの「女子アスリート特番」(7/3 夜)など多くのTV出演が明かされました。てなわけで「黒田」の検証はチャッチャと終えてないといけませんね。「後編」は「第七話〜第十話(最終回)」の四話から壱時間半弱に編集されていました。普通に考えると壱話分が「20分前後」になります。つまり後編でも「本放送の半分以下しか見れない」って事ですね。
【第七話】佐々木藍子が霜村の共犯者と発覚し家宅捜索を受けますが、既に藍子は霜村と新たな潜伏場所へ移っていたのです。其の潜伏場所へ行き霜村と会話する中で薬害被害で亡くなった妹を回想しますが、総集編ではブツ切りのダイジェスト版に変貌しました。例えば、潜伏場所へ入る場面、霜村が妹に関して言及する場面、回想シーンの一部などなど。藍子の部屋を家宅捜索する場面や大垣が押収した藍子のブツから「妹との2ショット」写真が映る場面もバッサリです。霜村と藍子が潜伏先から逃げ出して、藍子が「彼に逢いに行きます」と意味深に去る場面もカットされました。
【第八話】いよいよ佳境に入った回です。遂にテロ行為を実行する前夜、佐々木藍子と霜村が「藍子と彼の部屋」で食事し、翌朝に出掛け「テロ事件」が始まります。総集編では、食事の場面で実際に食べるって「食いしん坊・片瀬クン」の見せ場がカットされました。出掛ける場面や、会場へ何食わぬ顔で入場する場面も、細かく切られていました。
【第九話】此処的にも「黒田」的にも、最大のクライマックスとなった回でした。長回しでの藍子と圭ちゃんのテロ場面は、総集編でもかなり(他の回に比べれば)カット無しで魅せて下さいました。でもですね、残念乍ら此の名場面でもカットは在るのです。此の場面は「会場で拉致を行う藍子と圭ちゃん」と「元総理に懺悔させる為に会場へ引きずり出そうとする霜村を説得する黒田」の同時進行を重ねています。本放送でも、ほとんどが此の「テロ事件実況」でした。ゆえに総集編では、本編で何度も映りこんでいた会場にいる「佐々木藍子の緊迫した表情」が、結構カットされてしまいました。圭ちゃんが射殺された後に藍子が逮捕される場面も細々と斬られましたが、拉致している間に藍子が「遅い!」とイラつく場面は好きだったので、斬られて無念です。総集編だと「遅い!」って感覚にはならないからでありましょうか。てか、マジでカットされ捲くりです。ま、兎も角、此の回は「佐々木藍子」最大の見せ場である事には変わり在りません。天井に銃弾を放つ美しきテロリストでありながら、最後には圭ちゃんに自らの命を賭けて説得する、正に「どシリアスでもイケてるでしょ?」と「どや顔」を決められても納得の名演でした。
【第十話(最終回)】前回で囚われの身となった佐々木藍子は出番がほとんど無いと予想され、事件も決着したと思わせての最終回です。物語としては前回で解決したと思われた事件の真相を「スーパーマン・黒田」が見事に暴く大団円です。「黒田ちゃん、かっけー!(棒)」然し乍ら、御存知の通り、本放送(3/17)は「L字テロップ入り」で、しかも放送開始時に余震も起きて「上にも地震情報テロップ」と云う凄まじい状況下での放送でした。片瀬那奈ちゃんが演じた佐々木藍子の出番は、ラスト近くに囚人となった姿が映されただけです。総集編では、貴重な其のワンシーンが無惨にも斬り捨てられました。但し、総集編のエンドロールで主要キャラクターが映る場面で「圭ちゃん、よかったね」と呟く場面から「よかったね」の部分が使われておりました。てか、おいおい、コレじゃ藍子さんがどーなったのかが総集編だけじゃ分からないざんしょ。てなトコで研音ちゃんが「黒田」のDVD箱を売り出しました。気になる片は「抽選で十名様にサイン入り」みたいですので、是非ともお買い求め下さい。あたくしは、買わないけど。
【前記事】
「佐々木藍子はどれだけ切られたのか?」其の壱【前編】:
2011年6月15日【後編】:
2011年6月22日【関連記事INDEX】
「外交官・黒田康作」INDEX(小島藺子/姫川未亜)