深夜に「後編」が放送される「外交官・黒田康作」総集編ですが、先週放送された「前編」と「本放送」の違いを片瀬那奈ちゃんが演じた「佐々木藍子」に特化して検証しましょう。「前編」は「第一話〜第六話」をまとめた編集でしたが、初回には佐々木藍子は登場しておりませんので、対象外です。
【第二話】佐々木藍子が初登場した此の回は、定食屋で刑事二人に真っ向から突撃取材する場面で登場します。総集編では会話の途中と最後、及び刑事達が去った後の場面がカットされたダイジェスト版になっています。
【第三話】二度目の登場となった此の回では、ヒロインの大垣へ堂々と接触する佐々木藍子が観れます。警察へ乗り込み、黒田と大垣が逢っていたお店へと誘います。総集編では、矢張りお店での会話が一部カットされていました。
【第四話】遂に本命の黒田へ取材を試みた佐々木藍子が多くの謎賭けをします。総集編では、黒田と藍子の会話の途中と、黒田と大垣の電話での「大垣の回想」がバッサリ切られています。どちらも藍子が「11年前の事を彼女(大垣)は知らない」との部分です。てか黒田と王女様のくだりが完全に切られてたのには笑ってしまったわよ。
【第五話】佐々木藍子が黒田とガチンコで対話する回です。物語的に「とっても重要な事」を藍子が語ります。流石に此の場面は総集編でも「ノーカット」かと思われましたが、途中も細切れにカットされた挙句、最後に黒田が藍子に「君も秘密が多いな」と言い放つ名場面まで切られております。
【第六話】事件の主犯である「霜村」と佐々木藍子が繋がっていた事が発覚した回です。霜村が潜むアジトに何度も訪れ、行動を供にする姿が描かれました。総集編では、本篇では三度あったアジトでの密会場面の内、二回目しか収録されていません。大垣が山路を尾行するのを更に尾行する場面も、霜村と一緒に車で来た場面などがバッサバッサと切られ捲くりです。
てなわけで、一応は出演された「第二話〜第六話」の出演シーンからはそれぞれ使われてはいたのですけど、結構容赦なく切られております。果たして、後編ではどーなってんのかしらん。後編は「第七話〜第十話(最終回)」の四話からの編集になります。同じ尺ですから、前編よりもカットが大いに少なくなるはずですね。特に「第七話〜第九話」は佐々木藍子の見せ場が多いので、なるべく切らないで欲しいのだ。
【前編】:
2011年6月15日【関連記事INDEX】
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