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2011年05月24日

「マドンナ・ヴェルデ〜娘のために産むこと〜」第六話(最終回)

マドンナ・ヴェルデ


NHK 22:00〜22:50


何とか「バッティング女王」の妨害もなく、無事に本放送での最終回まで辿り着けた「マドンナ・ヴェルデ」です。此処と致しましては、片瀬那奈ちゃんがカメオ出演だったにも関わらず多くの番宣や舞台挨拶に御出陣された映画「ジーン・ワルツ」の姉妹編ドラマだからこそ全話を記録しました。

主役が娘の「理恵」だった映画「ジーン・ワルツ」と、母親「みどり」目線の「マドンナ・ヴェルデ」では、其れだけで大きな違いがありましたが、他にも随分と脚本が異なっていました。此の最終回では、まさかの「妙高さん」の過去と反旗が描かれました。映画では双子だった赤ちゃんはひとりになったし、其の父親を謎とした映画とは違いドラマでは前夫となっています。「マドンナ・ヴェルデ」で活躍した「みどりを愛する丸山」が死んでしまう悲恋も描かれます。

他にも多くの差異が在りますが、其れは脚本で大きく変えたと云うよりも原作に既に存在する矛盾なのだと思います。大筋では「娘の代理出産をする55才の母親」との整合性はあります。映画「ジーン・ワルツ」でも、ドラマ「マドンナ・ヴェルデ」でも、理恵は母親のみどりを代理母にして自分の子供を生ませるのです。

ならば、何ゆえ大きく違う展開が在るのでしょう?おそらく、どちらの話も「真実」なのです。「事実」が語り部によって微妙に変わってしまったのでしょう。映画では台風で来れなかったはずの「妙高さん」が居るのも、それぞれの記憶が食い違っているからでしょう。こんなにも分かりやすい基本的なストーリーでの乖離が生じたのは、わざとです。よーするに「藪の中」って事だと思えました。

そんでもって、ドラマ「マドンナ・ヴェルデ」には映画で片瀬那奈ちゃんが演じた田中美紀は、最後まで登場しませんでした。映画公開から僅か二ヵ月後にドラマ化されたのですから、確実に連動した思惑が在ったとは思います。全く別の作品として観ることも可能ですが、比較したり繋げたりするのも「観客」の愉しみなのです。


(小島藺子)



「マドンナ・ヴェルデ〜娘のために産むこと〜」NHK公式サイト

posted by 栗 at 22:57| KATASEKAI | 更新情報をチェックする

「離婚弁護士II〜ハンサムウーマン〜」再々再々再放送!#07

離婚弁護士II~ハンサムウーマン~ DVDBOX


フジテレビ 15:57〜16:53

「絶対別れない女」


平日に毎日の再放送ですので「あっ。」と云う間に終盤が近づいている「リコベン2」です。今回の第那奈話は、案件に関する場面で活躍するのが、ほとんど「ボスベン」の間宮先生だけです。何度観ても、案件に関わる「愛人」を演じた「中山忍ちゃん」が好いですね。

もう那奈年以上も前に、片瀬那奈ちゃんが歌手だった時代に所謂ひとつの「那奈ヲタ」がヴェルファーレでの実演後に夜明けまで語り合った日が在りました。其の時に、あたくしがうっかり「楽天使」の話をしたら、乗っかって来た輩が居たのです。其れが、アンテツでした。(其の時は、未だ「うっぴー」は会場には居たものの、会合には不参加でした。)

あたくしと致しましては「何ゆえ、ハンドルネームが未亜とイコなのか?」も理解している上に「楽天使」や「七つ星」と云うコトノハが通じてしまう「片瀬那奈ちゃんファン」に対して、大いなる信頼感を覚えた記憶があります。片瀬那奈ちゃんへと辿り着いた「古くからのアイドル好き」は、矢張り似たような「アイドル変遷」を持っています。

「楽天使」でのあたくしの推しは「忍ちゃん」でした。ま、他の二人も好きでしたし「田山真美子ちゃん(確か、アンテツの推しメン)」はソロCDや写真集も買いましたね。何せ「イコちゃんのライバル」を演じたのですから。そんな風に世界は繋がってゆくのです。

さ〜て、肝心の緒方亜紀を演じる片瀬那奈ちゃんですが、毎回ファッションでも楽しませて下さいました。此の回では当時「ウチスタ US Collection」でデザインし販売もした「カタセ・ベルト」をしっかりと装着しております。伝説の「那奈ちゃんキャップ」につづく「デザイナー・片瀬那奈」の助走を感じさせます。

てか、最近の「マネ日記」でやってる「新作シリーズ」って、例えば『「ぷっ」すま』で画伯対決とか、「片瀬画伯画集」とかに繋がるのでしょうかしらん。


本放送:2005年5月31日

参考記事:「離婚弁護士II〜ハンサム ウーマン〜」INDEX


(小島藺子)



posted by 栗 at 16:57| ACTRESS | 更新情報をチェックする