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2011年02月05日

「ジーン・ワルツ」初日!!

ジーン・ワルツ (新潮文庫)


@丸の内TOEI(10:25上映)、新宿バルト9(12:00上映)


遂に映画「ジーン・ワルツ」が公開初日を迎えました。日曜日(1/30)の完成披露試写会で既に映画は観ておりますが、東京都内二ヶ所で「初日舞台挨拶」がありまして、片瀬那奈ちゃんも登壇されるとの事ですので梯子させて頂きました。

まずは有楽町の「丸の内TOEI」です。舞台挨拶は上映後で、映画が終わったのは「12:30」でした。おいおい、もう新宿の上映が始まってますよっ。いえ、被ってしまうのは初めから分かっていたのです。もう端から三回目の観賞となる新宿での映画は捨ててました。本来ならあんまりよろしくないのですけど、此の作品は「映画での片瀬那奈ちゃんの出演場面よりも、舞台挨拶で拝見出来る時間の方が圧倒的に長い!」と試写会で分かってしまいましたので、いたし方ありません。

丸の内では、主演の菅野美穂さんを始め、白石美帆さん、桐谷美玲ちゃん、片瀬那奈ちゃん、南果歩さんと先日の試写会でも登壇された「美人女優陣」に加え、田辺誠一さん、音尾琢真さんの男優陣も参加され、原作者の海堂尊さんと大谷健太郎監督も含めて、総勢9名の豪華版となりました。試写会で整理番号「001」をゲットし「菅ちゃんコール」を送っておられた菅ちゃんファンが、今回はあたくしの隣に座っておられて絶妙の「菅ちゃんコール」を発し御本人に弄られておりました。う〜む、追っかけの鑑だな。片瀬那奈ちゃんはモノトーンのミニ姿で、大きなリボンと銀ギラのヒールが目立ってました。最近、髪の毛先を「くるりん」とカールしているのも可愛いですね。

前回は上映前の挨拶でしたが、初日はどちらも上映後でしたので「ネタバレ」もありの違った展開となりました。南果歩さんの「いい話」もあり盛り上がりましたが、丸の内ではマスコミ取材もあった為か「双子の日」にちなんで五組十名の二歳〜五歳の双子ちゃん達から花束のプレゼントと云う演出があったのです。中央の菅ちゃんと田辺さんの辺りにいた子供は、いきなり大勢の観客の前に出て泣き出しちゃったのですけど、片瀬那奈ちゃんの処に来た「こばやしかなとクン」がもっと凄かった。

双子なのに兄弟で桐谷クンのトコに来たコ(「ゆうとクン」)はおとなしいのですが、かなとクンは片瀬クンを無視してあらぬ方向へ行こうとしまくるのです。正に自由奔放!写真撮影なんて知ったこっちゃねーよ、とばかりに徘徊しようと何度も片瀬クンから逃れようとします。別に片瀬クンがキライって感じでもなく、ニコニコしてご機嫌なのですが、兎も角、動き回るのだ。最後も全員で退場となったら、ひとりだけ早足でさっさとはけてしまいました。美味しいトコ、全部持ってったナ。かなとクンに翻弄される片瀬クンの所作も面白すぎで、丸の内のハイライトでしたね。

さて、丸の内での舞台挨拶が終了した時には、既に「13:00」を軽く超えておりました。すぐさま丸の内線で新宿三丁目に直行!然し乍ら「新宿バルト9」のシアター9は地上13階です。劇場に入ったら、映画は既にクライマックスで残り20分ってトコでした。此れは、梯子で登壇される方々も結構ハードな移動だったでしょう。

新宿の登壇者は、音尾さんと大谷監督が抜けた那奈名で、当然乍ら片瀬那奈ちゃんは引き続き登場しました。こちらはマスコミ取材もなかったので、丸の内よりもフランクな感じで楽しいものとなりました。丸の内での片瀬那奈ちゃんの発言は、概ね完成披露試写会の内容と似た「お行儀の好い感じ」だったのですが、かなとクンに影響されたのか、新宿での片瀬クンは弾けます。

いきなり「私が何処に出てたか、気づかれましたか?」と笑いを取り、さらに「印象に残ったシーンは?」との問いに他の皆さんがそれぞれの出産シーンを語ったのを受けて、片瀬クンも「私もですね、やはり皆さんと同じく自分の出産の場面が、、、」と語り出すと、菅ちゃんから「アンタは出産してないでしょ」と突っ込まれ、「あっ。あたしは産んでませんでした!」とボケて爆笑を誘うなど絶好調。田辺さんの「ジーン・ワルツはジーンと来る映画」との「ヒロ斎藤もカブトを脱ぐオヤジギャグ」にも過剰にズッコケたりと、もうやりたい放題でした。益々「おもしろいおねえさん」振りに磨きがかかって参りましたよっ。

試写会と本日で、映画は完全版を二回とラスト近くのみの計三回観たのですけど、ちゃんと観た二回とも泣けましたね。ストーリー展開で結構ツッコミどころは在るものの、テーマが重いので矢張り泣かされてしまいます。二回とも、あたくしがもっとも感動したのは音尾さんの演技です。実に自然で作為が感じられず、思わず感情移入してしまいます。素晴らしい役者さんだ。音尾さんは「暴れん坊ママ(2007年)」でも片瀬那奈ちゃんと共演しています。アノ時の「小南学(山口紗弥加さんが演じた「さくらちゃんママ」こと小南八重の夫)」だったのですよ。俄かに同一人物とは認識不能です。モジャ公は、好い仲間を「持ってる」ナ。

確かに片瀬那奈ちゃんの出番は多くは無い作品ですが、是非御覧になる事をお薦め致します。色んな事を考えさせられますし、片瀬クンも語っておりましたが「愛と勇気をもらえる映画」だと思います。

其れから、あたくしが嬉しかったのは、新宿で隣に座られていた年配の御夫婦が舞台挨拶での片瀬那奈ちゃんに爆笑していた事です。片瀬クンの発言に何度も笑わされて、終いには旦那さんが「片瀬那奈って、面白いナァ」と奥さんに話されていました。片瀬クンを褒められると、あたくしは凄く嬉しいのです。有難う御座います。


【映画紹介記事】

「どっしり構えて」役作り 映画「ジーン・ワルツ」 菅野美穂さんに聞く(2/4 産経ニュース)
鉄の意志の医師を柔らかに 「ジーン・ワルツ」菅野美穂(2/4 朝日新聞)
菅野美穂、医師に妊娠の相談!?(2/4 時事ドットコム)
[注目映画紹介]「ジーン・ワルツ」 菅野美穂演じる産婦人科医が命の尊さを説くヒューマン作(2/4 マイコミジャーナル)


【初日舞台挨拶記事】

[菅野美穂]「赤ちゃん抱っこできる喜び感じた」 映画「ジーン・ワルツ」初日あいさつ(2/5 マイコミジャーナル)
南果歩、帝王切開で産んだ15歳になる息子との感動エピソードで披露!「いつか母親になりたい」菅野美穂も大感激!!(2/5 シネマトゥデイ)
菅野美穂「赤ちゃん産みたい」(2/5 オリコン)
菅野、出産する覚悟できた!(2/5 テレビ朝日)
新生児ロボット大活躍!『ジーン・ワルツ』初日挨拶で南果歩が「うちのロボが一番可愛い!」(2/5 MovieWalker)
南果歩「息子がハグしてくれた」感動エピソードを披露(2/5 映画.com)
菅野美穂、子供が泣き出すも“母の顔”(2/5 デイリー)
産婦人科医役の菅野美穂「産みたい」(2/5 ニッカン)
菅野美穂、映画で実感「赤ちゃん産みたい」(2/6 サンスポ)
映画「ジーン−」舞台挨拶 「いつか自分も 赤ちゃん産みたい」菅野美穂(2/6 中日スポーツ)
菅野美穂「赤ちゃん産みたい」喜び知った(2/6 朝日新聞)
菅野美穂、舞台挨拶で「いつか赤ちゃんを産みたい」と思いを語る(2/6 ムビコレ)


【関連過去記事】

2011年1月30日:「ジーン・ワルツ」完成披露試写会


(小島藺子/姫川未亜)



「ジーン・ワルツ」公式サイト

posted by 栗 at 17:24| ACTRESS | 更新情報をチェックする