日本テレビ 23:30〜24:26
視聴者が参加するインタラクティブ・オーディション番組で歌手を目指す挑戦者二人が審査員によるオーディションを受けた後、地デジ・データ放送による視聴者投票が行われ、勝者は“ゴッドシンガー”としてデビューが決定する。
番組開始直前、MCを務める望月(沢村一樹)にはなぜか生気がなく、そんな彼をプロデューサー兼ディレクターの日向(安田顕)が励ます。
書類審査を経て、案内人(堀部圭亮)から番組への招待状を受け取った今回の挑戦者は、遠山景子(戸田恵子)と山崎薫(桐谷美玲)。遠山は、かつて夫とデュオを組みデビューを目指していた。しかし、泣かず飛ばずで生活のために弁当屋を始め、その後、夫が他界して女手一つで店を切り盛りし、娘を育てていた。娘が勝手に母の名で番組に応募し、番組に出場することに。一方の山崎は、幼い頃に母を亡くして父も失踪してしまったという過去を持ち、現在はアルバイトのかたわら、歌手になることを夢見てずっと努力を続けてきた。彼女にとってこの番組に出演することは自分の夢をかなえる第一歩であり、待ち望んでいたことでもある。
二人を審査するのは、元ミュージシャンのレイカ(片瀬那奈)、音楽レーベル代表・轟(風間トオル)、音楽プロデューサーの村瀬(光石研)。彼らは遠山と山崎に対して厳しい質問を投げかけるのだが、それは二人が聞かれたくない内容の数々。3人に罵倒されながら、追い詰められた遠山と山崎は徐々に秘めていた過去を語っていく。望月は、目を異様に輝かせながらそんな二人をさらに問い詰める。視聴者の心をつかんで“ゴッドシンガー”としてデビューの権利を獲得し、歌を披露できるのはどちらなのか!?
■ キャスト
沢村一樹 :番組MC・望月
桐谷美玲 :挑戦者・山崎 薫
戸田恵子 :挑戦者・遠山景子
光石 研 :審査員・村瀬 龍
風間トオル :審査員・轟 健三
片瀬 那奈:審査員・レイカ
、ほか。
■ スタッフ
脚本・演出:及川拓郎
プロデュース:戸田一也(日本テレビ)森谷 雄(アットムービー)高橋雄三(アットムービー)
楽曲プロデュース:玉井健二&agehasprings
楽曲制作協力:ソニー・ミュージックエンタテインメント
今年最初の片瀬那奈ちゃん御光臨番組で在ります。有難や、有難や。番組MCのエロ男爵、挑戦者の戸田さん、審査員の風間さんと「カタセカイ住人」もバッチリだべ。もう一人の挑戦者は「オレ、まげね!やめてけれ!」の「甘力」桐谷美玲ちゃんなのだ。内山理名ちゃんの可愛い後輩ですね。注目の片瀬那奈ちゃんは「元ミュージシャン」の審査員「レイカ」役での参上です。う〜ん、ワクワクするね。
予想通りに片瀬那奈ちゃん演じる「レイカ」は所謂ひとつの「エレナ様うらら姫リコちゃん」路線で新春早々大爆裂しております。元・ミュージシャンとの肩書きで「レイカさ〜ん!」と声援を受ければ「五月蝿い!」と罵倒、コーフンしすぎて轟さんになだめられれば「触んなっ、訴えるぞ!」と威嚇する等、やりたい放題です。思いっきりレディ・ガガなCM映像も一瞬流れますが「こんなの買っちゃダメ!」とヒッキー風に喚き散らします。
「いいぞっ、レイカさん!」
もうね、此の路線なら片瀬那奈ちゃんの十八番ですから、「もっとやれ!」とエールを送るのみで御座居ます。こーゆーのを演じたら天下一品だもん。でもですね、ファンって贅沢なんです。片瀬クンの切れ味抜群なダイナミックな演技は、安心して観ていられる。されど、今望むのは、新たなる片瀬那奈なのだ。
ドラマは二種類のエンディングを用意していた様で、リアルタイム投票で美玲ちゃんヴァージョンが流れました。当然乍ら戸田さんヴァージョンもあるわけで、其れは配信やおそらくDVDで観れるって事なのでしょう。好評なら続編もありって展開でした。「ザ・クイズショウ」と全く同じ趣向のドラマですから、正直、もう一捻りが欲しかったナァと思います。
片瀬那奈ちゃんも好かったし、ドラマも面白かったのだけど、期待を上回ってはくれなかった。ま、レイカさんに関しては「一番好きな片瀬那奈ちゃん」が存分に炸裂していて文句は無いんです。でも、片瀬那奈と云う名の女優は、最早、此のレベルでは無いはずなのだ。僕らの期待値はもっともっと高いんだよ、那奈ちゃん。
其れは、君のせいさ。
(小島藺子/姫川未亜)
「ザ・ミュージックショウ」ソニーミュージック公式サイト
「ザ・ミュージックショウ」日本テレビ公式サイト