皆様、明けましてお目出度う御座居ます。今年も宜しくお願い申し上げます。
大晦日は、15時からのテレ東の「エレキの若大将」(無茶苦茶面白かった)から「年忘れにっぽんの歌」へとつなぎ、19時半からは「紅白」とザッピングしつつ21時まで六時間の歌づくしで、いい加減に飽きた処で「ダイナマイト !!」へ向かいました。「紅白」は矢鱈とAKB48が出てましたけど、考えてみれば昔はスクールメイツとかがやってたバックダンサー役を担っていたわけで、経費節減でよろしいんじゃないでしょうか。あたくしが観た部分で一番好かったのは、熊倉さんの生ゲゲゲです。てかフランケンは「ダイナマイト !!」に出てないんだから出してやればよかったのにね。「K-1」もそんくらいの余裕がないと「打倒!紅白」なんて云えません。
さて、其の「ダイナマイト !!」ですが、オープニングの猪木から、オーフレイムの秒殺、青木を倒した自演乙(解説の魔裟斗が「よくやったっ、K-1をなめんなよ!」と大興奮していたのが好かったです)、所と渡辺の熱い試合(ササキキちゃんの「楽しいです!」ってコメントが最高。流石だ)までは面白くって、此れは近年稀に見る大晦日格闘技イベントか?と思えました。何故かメイサも居るし。
しかし、やっぱり、京太郎と石井の二試合で「ぐだぐだ」になってしまったのだ。マジで二人とも転職してはくれないか。特に石井は本当に使えません。ロートル・バンナが総合ルールで完全に不利でスタミナ切れして防戦一方になったのに、一本が取れないのですよ。解説の小川が「取れ!」と喚いても無駄でした。勝っても負けても観客に何の感動も与えられないのですから、プロ格闘家として完璧に失格ですよ。
其の間に流れた古木とオロゴンのエキシビジョンみたいな試合も含めた中盤が、無駄に長くて退屈すぎてですね、高谷の試合の途中で寝てしまったじゃまいか。起きたら、もうとっくに年は明けてましてですね、TVではSMAPが熱唱してました。嗚呼、年明けがSMAPですか。
で、録画を観ています。最後は猪木と亀三兄弟かよ。桜庭は耳が取れちゃってダイジェストのみですか。メイサの方が印象に残ってしまったぞ。う〜む、10周年で猪木で〆たし、今年の年末はもうないかもしれないっすね。「エレキの若大将」は残すけど、「ダイナマイト !!」は消しちゃうナ。格闘技好きなあたくしですらそうなのよさ。そー云えば東スポも「大晦日数字合戦で格闘技は蚊帳の外」と断じておりました。東スポに見放されたら終わりじゃん。トホホ、だよ。
(小島藺子)