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2010年11月12日

「月刊・未亜 アゲン #101112」2010年11月精進号

Original Mono Recordings


未亜:姐御!もう、那奈ちゃんが爆裂ですよっ。「どうすか」も「ウシジマ」も素晴らしい!!

イコ:確かに、「どうすか」の初日は大入り満員だったけどさ、ほとんどがバナナマン目当ての若いおねえちゃんだったじゃん。みんな、可愛かったナ。バナナマン、上手い事やってんだろーナ。そんでもって、あたくしの席のまわりも二回共ギャルだらけだったのだけど、二回目の舞台挨拶が終ったら速攻で席を立って埼玉へ追っかけたコが何人か居たぞ。舞台挨拶でも大爆笑だったし、ホント、バナナマンって凄いんだナ。

未亜:アノですね、確かに映画本編でも舞台挨拶でもバナナマンのお二人は大活躍でしたけど、此処は何?此処はですね、片瀬那奈ちゃんを賛美するサイトでしょ?其れをですね、姐御と来たら、最近はビートルズの如何わしい海賊盤ネタなんかを大きく取り上げて、どーかしてますよっ。今月は、那奈ちゃんの生誕記念月なんですからねっ。枝葉はヤメてくんしぇいっ。

イコ:そっか。合い分った。では、片瀬クンが大サービスしている「ウシジマ」の数字を教えてタムレ。

未亜:フフフ、、、第四話は「3.3%」で、第五話は「2.9%」ですよっ。あっはっはっは、どーですか?姐御。随分と上がってますよっ。がっはっはっはっ☆

イコ:アノさ、未亜たん、確かに初回が「1.8%」って信じ難い数字だったから上がったってのは本当だけど、上がってもあたくしの預言通りに「3%前後」じゃん。

未亜:ですから、深夜枠での「3%」って大変な数字なんですよっ。大久保千秋、サイコー!

イコ:未亜たんは、片瀬クンが出てれば何でも最高じゃん。其の上、ブラ透けのサービスもあったんだからナ。「どうすか」でも、かなりセクスィ〜な場面もあって、日村さんの意見に同調してたじゃまいか。

未亜:な、なな、何を云ってんですかっ。ボキは那奈ちゃんの名演技を賞賛しているのれす。そりゃ、那奈ちゃんはパーフェクトですから、セクシーもありですけど、別にボキは其れを目当てに観てはいませんっ!(キリッ)

イコ:別に畏まらなくっても好いじゃん。片瀬クンは「綺麗で可愛くって面白くって妖艶で、、、」って、変幻自在なのが好いわけだろ。「どうすか」も「ウシジマ」も全く別のキャラなのに魅力的だぞ。「ウシジマ」の豪腕パンチにはシビレたね。腰が入ってんだよ、アレは、本格的だっ。やっぱ、格闘技界に欲しい人材では在るのだけど、片瀬クンは、実に好い女優になったナ。

未亜:おっと、姐御の「那奈ちゃんゾッコン☆LOVE」弾が炸裂だっ。

イコ:未だ炸裂してないわよ。未亜たんと違って、あたくしはキチンと計画立てているのよさ。

未亜:何だか分んないけど、期待しちゃって好いっすか。ワクワクしますですっ。

イコ:好いわよ。てか、コンビなんだから、おまいも一緒にやれっ!


(小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 03:07| MIAMIA | 更新情報をチェックする

「GET BACK chronicles」#3

Let It Be


ビートルズの映画は、現役時代だと実写が3本(「A HARD DAY'S NIGHT」「HELP !」「LET IT BE」)とアニメが1本(「YELLOW SUBMARINE」)ありまして、TVで放映された「MAGICAL MYSTERY TOUR」も含めますと5作品となります。其の中であたくしが最も好きなのが「LET IT BE」でして、其の元となった「THE GET BACK SESSIONS」は正に「お宝」なのです。

以前も書いたと思いますけど、1980年代初頭にひとり暮らしを始めて色々と自由になりまして、海賊盤も買える様になって、当時は公式盤の倍はする高価な代物を買い始めたのです。スットコドッコイな「フェイク音源」を掴まされる日々がつづきます。そんな時に「SWEET APPLE TRACKS」と云うブートを買ったのです。其れは二枚組だったので那奈千円位はしたと思うのですけど、思い切って買いましたよ。其れで聴いたら、本物だったのよさ。よーするに映画の音声音源が流出した最初期のブートだったのですけど、アルバムでも映画でも聴いた事がない本物のビートルズの演奏が聴けたのですから、そりゃ萌えますよっ。其れ以来、あたくしは「ゲバ」の泥沼に入ってしまったのでした。

何故に映画「LET IT BE」が好きかと云うと、此の映画は初めから終わりまで「単にビートルズが演奏している」って姿を映しているだけだからなのだ。(杏奈声で)正に「此れで好いのだ」なのです。ビートルズがリハーサルをして、喧嘩とかもして、其れでも何とかまとめようとして、スタジオに移ってビリー・プレストンを加えてカタチを作り、屋上ライヴで新曲を発表!って流れで編集されていますけど、基本的にはリアリズム溢れるドキュメンタリーです。

但し、此の未公開映像も含めて時系列で並べ替えた「GET BACK chronicles」を観ると、映画は作為的な編集がなされていたと分ります。映画「LET IT BE」は80分、「GET BACK chronicles」は270分、実際に遺されたとされる映像は96時間(5760分!)なのです。映画では屋上ライヴで格好良く終りますけど、時系列だと翌日にスタジオでポールの曲ばっか録音って流れなわけで、時系列の組み替えだけでも印象は大きく変わります。

あと、やっぱ、屋上ライヴに警察が踏み込むってのは「演出」っぽいナァ。其れがマジだったとしても、最後の「GET BACK」を演奏中にマル・エバンスがジョンとジョージのギター・アンプの音量を下げて、ベースとドラムだけになっちゃって、ジョージとジョンが音量を上げるってのは「演出」でしょう。何で、ポールのベースやマイクは切らないのよさ?ギターの音が消えた時に、振り向いてマルを見るジョージとジョンのオーバー・アクションが素晴らしい!ポールなんか警官が来てる後方を見もしないのに、アドリブで其れを歌い込んでいます。てか、此の警官って本物なの?ライヴが始まってワラワラと人が集まって来た時に、如何にも「アップル・スクラッフス」風な女のコたちがビルへ突進してゆくのを「ニヤニヤ」と笑って見逃してるじゃん。アップルに踏み込んで来る場面も、待ってました!とばかりに正面からカメラが撮ってますよっ。

ま、何にせよ、面白いのですよ。「ビートルズが如何にして曲を書いて、アレンジし、演奏したのか?」が、こんなに克明に記録されてしまったのは他に在りません。公式で発売されるまでは、未だ未だ海賊盤のお世話になる日々がつづくのでしょう。


(小島藺子)


posted by 栗 at 00:23| FAB4 | 更新情報をチェックする