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2010年11月01日

「月刊・未亜 アゲン #101101」2010年11月号

デジャ・ヴ


未亜:姐御!今年も那奈ちゃんの御生誕日が近づいて参りましたよっ。今月は、ぶわーっ!と行きましょうっ。

イコ:未亜たんは年がら年中「カタセ莫迦」全開じゃまいか。

未亜:何ですか「カタセ莫迦」って。那奈ちゃんを愚弄する輩は、例え姐御でも許しません!

イコ:早速デジャヴかよ。てか「カタセ莫迦」ってのは未亜たんを蔑んで云ってるわけで、片瀬クンは関係ないっしょ。それにもう「ウシジマ」の三回目の数字は別の記事で明かしちゃったからネタもないだろ。

未亜:何を戯けた事をぬかしてるんですかっ。いよいよ、今週末は「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」が公開されますよっ。初日舞台挨拶で那奈ちゃんに逢えますよっ。ありがたや、ありがたや。

イコ:頼むから、映画館で土下座しないでよね。舞台挨拶が中止になっちゃうからさ。

未亜:大丈夫ですよ。其の位の分別はついてますから、ま、拝む程度で勘弁してやるか。えっへん!

イコ:だからぁ、何が「えっへん!」なんだよ、此のトンチキ野郎。

未亜:姐御もデジャヴしてますよ。

イコ:相変わらず番宣隊長振りを発揮してバラエティに出まくっているけどさ、「ウシジマ」も「どうすか」もとっくに撮りは終ってるんだろ?そんでもって来年の「黒田康作」も年内には撮影終了って話じゃまいか。どうして此処んとこの片瀬クンは先撮りばっかしてんのよさ。

未亜:其れだけ那奈ちゃんにオファーが殺到しているんですよっ。しんどくても、ボキたちファンの為に日夜身を粉にして働いてらっしゃるのですっ。ありがたや、ありがたや。

イコ:そー云えば「シネ通!」でアシスタントのメロディーが撮影現場に潜入って映像が在ったけど、「どうすか」って去年の11月に撮ったわけだろ。つまりテレ東は、壱年前からネタを温存してたんだナ。何気に凄いナ。

未亜:誰ですか?メロディーって。相変わらず、姐御は枝葉ばっか観てて「那奈ちゃんゾッコン☆LOVE」度数が足りませんねっ。

イコ:あのさ、MCのバナナマン設楽さんとゲストの片瀬クンとアシスタントのメロディー洋子ちゃんが三人並んで映ってただろ?おまいはマジでアノ画面構成でも片瀬クンしか見えてないわけぇ?

未亜:当然ですよっ。姐御だって「トンボじゃないんだから壱度に沢山観れない」って云ってたじゃないですか。

イコ:「カタセ莫迦」を極めると、トンデモな事になるんだナ。昨日の「シルシルミシル」はどーだったのよさ。流石にデカイ「マツコ・デラックス」は視界に入っただろ?

未亜:ボキには那奈ちゃんしか見えてませんよ。(キッパリ)

イコ:ナニソレ?何か特殊なフィルターでもかかってんのかしらん。ほとんど「小窓ちゃん」だったぞ。

未亜:「小窓ちゃん」も集中すればワイド画面になるのれすっ。

イコ:えっと、ホント、マジで本気にする人もいるんだから、そーゆー発言は控えて頂戴。

未亜:姐御は雑念が多いんれすよ、ま、此の技を会得しているのはボキとアンテツあにい位でしょうけどね。姐御は、未だ未だ修行が足りませんっ。

イコ:ふ〜ん、じゃあさ「都のかほり」とか観ても、片瀬クンしか見えないわけだ。

未亜:ぐっ。あの、だから、理名ちゃんネタで責める展開はヤメて下さいってばさ。

イコ:「BUBKA」の「アラサー・アイドル特集」には「豪華絢爛!アラサー誕生日一覧」の「1981年11月7日」に、内山理名ちゃんしか載ってなかったぞ。「BUBKA」は片瀬クン派じゃなかったのか?

未亜:アレは納得がいきませんねっ。宇多丸に文句を云ってもらいましょう。

イコ:歌丸師匠に文句を云われるって、遂に片瀬クンは円楽師匠の大喜利の座を狙ってるのか?そっか、座布団運びじゃ満足出来ないか。其の内、歌丸師匠の司会の座も視界に入れるとみたね。

未亜:そーゆー好い加減な事は云わないで下さいっ。本気にする人も、、、

イコ:おっと、未亜たん、チミが二度目のデジャヴしとるよ。タバスコ100%一気飲み!

未亜:ひ、酷いよ、、、姐御。


(小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 23:20| MIAMIA | 更新情報をチェックする

FAB4-103:PAPERBACK WRITER

Living in Fear オール・サマー・ロング


 w & m:LENNON / McCARTNEY

 P:ジョージ・マーティン
 E:ジェフ・エマリック
 2E:リチャード・ラッシュ(4/13)、フィル・マクドナルド(4/14、10/31)
 録音:1966年4月13日(take 2)、4月14日(take 2に SI 「歌、コーラス、ベース」)
 MONO MIX:1966年4月14日(take 2 から 1-2)
 STEREO MIX:1966年10月31日(take 2 から 1-3)
 (1966年5月19日、20日 プロモ撮影)

 1966年6月10日 シングル発売(最高位:英米1位)
 パーロフォン R 5452(モノ)


ビートルズの1966年最初のシングルA面曲で、ポール・マッカートニーの作品。リッケンバッカーのベースを音圧マックスで弾きまくるポール、釣られて怒涛の太鼓を叩くリンゴ、ポールのアイデアでフランスの童謡「フレール・ジャック」から頂いたコーラスを決めるジョン&ジョージ、と明らかに「新たなる世界」へ踏み込んだビートルズが居ます。

先行シングルとして発売されB面の「RAIN」共々アルバムには収録されなかったものの、此の曲は来るべき「REVOLVER」セッションで録音された楽曲です。ポールがレベルが振り切れる程のベースを望み実現したのは、ビーチ・ボーイズのブライアン・ウイルソンが奏でたベース(具体的には「I GET AROUND」)に触発されたからだと云われています。其のブライアンは「RUBBER SOUL」を聴いて、至上の名盤「PET SOUNDS」を完成させました。其れを聴いたポールは、後に語る「HERE, THERE AND EVERYWHERE」で対抗し、ブライアンは「SMiLE」へと向かいます。半世紀近く経った現在でも「ゾクゾクする様なライバル関係」です。

1966年のビートルズは劇的な転換期を迎えますが、エンジニアが前作までのノーマン・スミスからジェフ・エマリックに変わったのも大きな要素のひとつです。プロデューサーのジョージ・マーティンがEMIを退社独立した為に、ノーマン・スミスがプロデューサーに昇格しビートルズの現場を去る事になったのです。其処で抜擢されたのが、エマリックでした。彼の功績に関しては、此れから追々言及してゆきます。そして、此の年にビートルズはライヴ・ツアーを休止し、当時のライヴでは再現不可能なスタジオ録音へとのめり込んでゆくのです。ゆえに、データも其の辺を加味した記述にします。

革新的なサウンドの新曲ですが、ジョン・レノンの評価は辛辣です。曰く「ポールの「PAPERBACK WRITER」は、俺の「DAY TRIPPER」の二番煎じ。構造はおんなじだし、確か詩は俺も手伝った。ま、ポールの曲さ。俺は「三文文士」なんて他人の歌は書かない」とか云い乍ら、コーラスはノリノリなのがジョンらしいトコです。其のコーラスですけど、1993年に二度目の来日公演を実現させたポールは此の曲も披露しました。其れで、ジョンとジョージのパートを観客に歌わせようと試みたのですけど、ゆっくり丁寧に英語で説明したのにあまり伝わらなかったのです。ポールは「此処はヨーロッパじゃなかったんだな」とガッカリしてて、あたくしもカックンでした。(おそらく、此の顛末が、次の2002年来日公演での「同時通訳事件」とか「もうかりマッカ事件」とかに繋がるんですよね。)

シングルのみの発売だったので、当初はモノラル・ミックスしか行われていません。半年後にステレオ・ミックスが作られたのは「オールディーズ」に収録されたからです。「オールディーズ」は年間2枚のアルバム制作契約を守る為に苦肉の策で出された現役時代では唯一のベスト盤ですが、収録曲のほとんどは其れまでシングルのみでアルバム未収録だったのです。ゆえに、多くのシングル曲が1966年に初めてステレオ・ミックスされています。


(小島藺子)



さて、本日(11/1)は、キティちゃんのお誕生日です。キティちゃんこと「キティ・ホワイト」は双子なので、妹のミミィちゃんも今日がお誕生日です。そんでもって、二年前にキティちゃんとコラボした「カモノハシのイコちゃん」も11月1日生まれなんですよ。皆さん、御目出度う御座居ます。


(小島藺子)



posted by 栗 at 02:15| FAB4 | 更新情報をチェックする