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2010年11月01日

FAB4-103:PAPERBACK WRITER

Living in Fear オール・サマー・ロング


 w & m:LENNON / McCARTNEY

 P:ジョージ・マーティン
 E:ジェフ・エマリック
 2E:リチャード・ラッシュ(4/13)、フィル・マクドナルド(4/14、10/31)
 録音:1966年4月13日(take 2)、4月14日(take 2に SI 「歌、コーラス、ベース」)
 MONO MIX:1966年4月14日(take 2 から 1-2)
 STEREO MIX:1966年10月31日(take 2 から 1-3)
 (1966年5月19日、20日 プロモ撮影)

 1966年6月10日 シングル発売(最高位:英米1位)
 パーロフォン R 5452(モノ)


ビートルズの1966年最初のシングルA面曲で、ポール・マッカートニーの作品。リッケンバッカーのベースを音圧マックスで弾きまくるポール、釣られて怒涛の太鼓を叩くリンゴ、ポールのアイデアでフランスの童謡「フレール・ジャック」から頂いたコーラスを決めるジョン&ジョージ、と明らかに「新たなる世界」へ踏み込んだビートルズが居ます。

先行シングルとして発売されB面の「RAIN」共々アルバムには収録されなかったものの、此の曲は来るべき「REVOLVER」セッションで録音された楽曲です。ポールがレベルが振り切れる程のベースを望み実現したのは、ビーチ・ボーイズのブライアン・ウイルソンが奏でたベース(具体的には「I GET AROUND」)に触発されたからだと云われています。其のブライアンは「RUBBER SOUL」を聴いて、至上の名盤「PET SOUNDS」を完成させました。其れを聴いたポールは、後に語る「HERE, THERE AND EVERYWHERE」で対抗し、ブライアンは「SMiLE」へと向かいます。半世紀近く経った現在でも「ゾクゾクする様なライバル関係」です。

1966年のビートルズは劇的な転換期を迎えますが、エンジニアが前作までのノーマン・スミスからジェフ・エマリックに変わったのも大きな要素のひとつです。プロデューサーのジョージ・マーティンがEMIを退社独立した為に、ノーマン・スミスがプロデューサーに昇格しビートルズの現場を去る事になったのです。其処で抜擢されたのが、エマリックでした。彼の功績に関しては、此れから追々言及してゆきます。そして、此の年にビートルズはライヴ・ツアーを休止し、当時のライヴでは再現不可能なスタジオ録音へとのめり込んでゆくのです。ゆえに、データも其の辺を加味した記述にします。

革新的なサウンドの新曲ですが、ジョン・レノンの評価は辛辣です。曰く「ポールの「PAPERBACK WRITER」は、俺の「DAY TRIPPER」の二番煎じ。構造はおんなじだし、確か詩は俺も手伝った。ま、ポールの曲さ。俺は「三文文士」なんて他人の歌は書かない」とか云い乍ら、コーラスはノリノリなのがジョンらしいトコです。其のコーラスですけど、1993年に二度目の来日公演を実現させたポールは此の曲も披露しました。其れで、ジョンとジョージのパートを観客に歌わせようと試みたのですけど、ゆっくり丁寧に英語で説明したのにあまり伝わらなかったのです。ポールは「此処はヨーロッパじゃなかったんだな」とガッカリしてて、あたくしもカックンでした。(おそらく、此の顛末が、次の2002年来日公演での「同時通訳事件」とか「もうかりマッカ事件」とかに繋がるんですよね。)

シングルのみの発売だったので、当初はモノラル・ミックスしか行われていません。半年後にステレオ・ミックスが作られたのは「オールディーズ」に収録されたからです。「オールディーズ」は年間2枚のアルバム制作契約を守る為に苦肉の策で出された現役時代では唯一のベスト盤ですが、収録曲のほとんどは其れまでシングルのみでアルバム未収録だったのです。ゆえに、多くのシングル曲が1966年に初めてステレオ・ミックスされています。


(小島藺子)



さて、本日(11/1)は、キティちゃんのお誕生日です。キティちゃんこと「キティ・ホワイト」は双子なので、妹のミミィちゃんも今日がお誕生日です。そんでもって、二年前にキティちゃんとコラボした「カモノハシのイコちゃん」も11月1日生まれなんですよ。皆さん、御目出度う御座居ます。


(小島藺子)



posted by 栗 at 02:15| FAB4 | 更新情報をチェックする

「月刊・未亜 アゲン #101101」2010年11月号

デジャ・ヴ


未亜:姐御!今年も那奈ちゃんの御生誕日が近づいて参りましたよっ。今月は、ぶわーっ!と行きましょうっ。

イコ:未亜たんは年がら年中「カタセ莫迦」全開じゃまいか。

未亜:何ですか「カタセ莫迦」って。那奈ちゃんを愚弄する輩は、例え姐御でも許しません!

イコ:早速デジャヴかよ。てか「カタセ莫迦」ってのは未亜たんを蔑んで云ってるわけで、片瀬クンは関係ないっしょ。それにもう「ウシジマ」の三回目の数字は別の記事で明かしちゃったからネタもないだろ。

未亜:何を戯けた事をぬかしてるんですかっ。いよいよ、今週末は「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」が公開されますよっ。初日舞台挨拶で那奈ちゃんに逢えますよっ。ありがたや、ありがたや。

イコ:頼むから、映画館で土下座しないでよね。舞台挨拶が中止になっちゃうからさ。

未亜:大丈夫ですよ。其の位の分別はついてますから、ま、拝む程度で勘弁してやるか。えっへん!

イコ:だからぁ、何が「えっへん!」なんだよ、此のトンチキ野郎。

未亜:姐御もデジャヴしてますよ。

イコ:相変わらず番宣隊長振りを発揮してバラエティに出まくっているけどさ、「ウシジマ」も「どうすか」もとっくに撮りは終ってるんだろ?そんでもって来年の「黒田康作」も年内には撮影終了って話じゃまいか。どうして此処んとこの片瀬クンは先撮りばっかしてんのよさ。

未亜:其れだけ那奈ちゃんにオファーが殺到しているんですよっ。しんどくても、ボキたちファンの為に日夜身を粉にして働いてらっしゃるのですっ。ありがたや、ありがたや。

イコ:そー云えば「シネ通!」でアシスタントのメロディーが撮影現場に潜入って映像が在ったけど、「どうすか」って去年の11月に撮ったわけだろ。つまりテレ東は、壱年前からネタを温存してたんだナ。何気に凄いナ。

未亜:誰ですか?メロディーって。相変わらず、姐御は枝葉ばっか観てて「那奈ちゃんゾッコン☆LOVE」度数が足りませんねっ。

イコ:あのさ、MCのバナナマン設楽さんとゲストの片瀬クンとアシスタントのメロディー洋子ちゃんが三人並んで映ってただろ?おまいはマジでアノ画面構成でも片瀬クンしか見えてないわけぇ?

未亜:当然ですよっ。姐御だって「トンボじゃないんだから壱度に沢山観れない」って云ってたじゃないですか。

イコ:「カタセ莫迦」を極めると、トンデモな事になるんだナ。昨日の「シルシルミシル」はどーだったのよさ。流石にデカイ「マツコ・デラックス」は視界に入っただろ?

未亜:ボキには那奈ちゃんしか見えてませんよ。(キッパリ)

イコ:ナニソレ?何か特殊なフィルターでもかかってんのかしらん。ほとんど「小窓ちゃん」だったぞ。

未亜:「小窓ちゃん」も集中すればワイド画面になるのれすっ。

イコ:えっと、ホント、マジで本気にする人もいるんだから、そーゆー発言は控えて頂戴。

未亜:姐御は雑念が多いんれすよ、ま、此の技を会得しているのはボキとアンテツあにい位でしょうけどね。姐御は、未だ未だ修行が足りませんっ。

イコ:ふ〜ん、じゃあさ「都のかほり」とか観ても、片瀬クンしか見えないわけだ。

未亜:ぐっ。あの、だから、理名ちゃんネタで責める展開はヤメて下さいってばさ。

イコ:「BUBKA」の「アラサー・アイドル特集」には「豪華絢爛!アラサー誕生日一覧」の「1981年11月7日」に、内山理名ちゃんしか載ってなかったぞ。「BUBKA」は片瀬クン派じゃなかったのか?

未亜:アレは納得がいきませんねっ。宇多丸に文句を云ってもらいましょう。

イコ:歌丸師匠に文句を云われるって、遂に片瀬クンは円楽師匠の大喜利の座を狙ってるのか?そっか、座布団運びじゃ満足出来ないか。其の内、歌丸師匠の司会の座も視界に入れるとみたね。

未亜:そーゆー好い加減な事は云わないで下さいっ。本気にする人も、、、

イコ:おっと、未亜たん、チミが二度目のデジャヴしとるよ。タバスコ100%一気飲み!

未亜:ひ、酷いよ、、、姐御。


(小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 23:20| MIAMIA | 更新情報をチェックする

2010年11月02日

FAB4-104:RAIN

誓いの明日(紙ジャケット仕様) ストリート・ラッツ(紙ジャケット仕様)


 w & m:LENNON / McCARTNEY

 P:ジョージ・マーティン
 E:ジェフ・エマリック、フィル・マクドナルド('69-12/2)
 2E:フィル・マクドナルド('69-4/14、16)、リチャード・ラッシュ('69-12/2)
 録音:1966年4月14日(take 5)、4月16日(take 6-8)
 MONO MIX:1966年4月16日(take 7 より 1-4)
 STEREO MIX:1969年12月2日(take 7 より1)
 (1966年5月19日 プロモ撮影)

 1966年6月10日 シングル発売
 パーロフォン R 5452(モノ、RE-MIX 3)


シングル「PAPERBACK WRITER」のB面曲で、ジョン・レノン作。当然乍ら、アルバム「REVOLVER」セッションで録音された楽曲です。アルバム「REVOLVER」は、後述する最後に収められた「TOMORROW NEVER KNOWS」と云う超度級の怪作から録音が開始されます。其れはジョン・レノンの自信作でしたが、続け様に披露されてゆくジョン・レノンの新曲は「明らかに其れまでとは違う世界」へ行っています。

ビートルズの律儀な通例で、先行シングルとして「PAPERBACK WRITER」と「RAIN」が発売され、アルバムには未収録となります。しかし、此のシングルB面曲に甘んじた「RAIN」こそが、アルバム「REVOLVER」を凝縮した様な摩訶不思議な楽曲になっています。スタジオ録音の旨味を知ったジョンが、感性だけで無理難題をマーティンやエマリックに求め始めるのです。此の楽曲でも、演奏は録音スピードを早めたものを通常で再生し、ジョンの歌は逆にテープを遅くして録音したものを通常で再生する事で、生とは違ったグルーヴを生み出しました。また、有名なエンディングでの逆回転ヴォーカルなどの実験を行っています。

曲自体は、3コードのロケンロールでサビは1コードと単純明快です。1966年のジョン・レノンは、敢えて少ないコードで曲を書くとの縛りを選んだのです。1コードで展開する「レ〜ええええええええイン」って部分の浮遊感と高揚感は、何だ?其れまでも鮮やかなレノン節を書いて来ましたが、1966年から始まったジョン・レノンの作曲法は余りにも独特です。こんなもんは、其れまで無かったのです。演奏も抜群に素晴らしく、特にリンゴの太鼓は彼自身が「ベスト・プレイ」と認める名演です。其れでもB面、其れがビートルズ。

画像を貼ったトッドのカヴァーは完コピですが、逆回転ヴォーカルを普通に歌っていたり当然乍ら録音状態もリアルタイム状態なのが面白いです。よーするに、実演で此の楽曲を再現しているわけですよ。凄い事を考えて実行するよナァ。エンディングで「SHE SAID SHE SAID」が絡んでくるのも好いんです。あたくしは、かつて此のトッドのカヴァーを聴いて「1966年のジョン・レノン楽曲」の構造に興味を持ったのでした。

シングル発売のみだったのでモノラルしか制作されず、ステレオ・ミックスが行われたのは三年半も経過した1969年12月です。其れは英国オリジナルではない編集盤「HEY JUDE」に収録される事になったからでして、其れがなければステレオは作られなかったかもしれないのです。各国盤の編集盤があった御蔭で遺された別ミックスってのも多いわけですね。


(小島藺子)



さて、本日(11/2)は、深田恭子ちゃんのお誕生日です。御目出度う御座居ます。片瀬那奈ちゃんとの接点がなさそうですけど、フカキョンは、片瀬那奈ちゃんが初レギュラー出演した連ドラ「天国のKiss」の第6話にゲスト出演しています。片瀬クンとの絡みはなかったんですけどね。ホリプロ主導のドラマだったので、新人だったフカキョンもお披露目って事でのゲストだったのでしょう。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 00:25| FAB4 | 更新情報をチェックする

「FIRST-CLASS FOOTBALL & LIFESTYLE theWORLD」009(2010年11月2日号)

マラドーナ自伝


「FIRST-CLASS FOOTBALL & LIFESTYLE 講談社 theWORLD」


研音サンの有難い告知で知りました。WEB サッカー・マガジンに片瀬那奈ちゃんが登場です。P24で、マラドーナのお誕生日を祝うコメントが読めます。マラドーナもあたくしとタメなんだよね。

マラドーナと云えば、先日タコのパウルくんが死んだ時に「ざまあみろ、莫迦タコ!あいつのせいでアルゼンチンは負けた」とトンデモなコメントをツイッターに書いてましたね。長州力並み(「アイツが死んだら墓にクソぶっかけてやる!」)の凄まじい発言です。東スポの「今回死んだパウルは二代目」よりもインパクトが在り杉でした。


(小島藺子)


posted by 栗 at 22:45| MAGAZINE | 更新情報をチェックする

「『ぷっ』すま」で、ギリギリマスター!

Tommy (Deluxe Edition)


テレビ朝日 23:15〜24:15

絶叫SP『ギリギリマスター』寸止めを競う様々な種目にチャレンジ!人気芸人が続々〜実録!バイト芸人の境目はどこ?&絶叫!顔面ボール噴射をセーブせよ!巨大ひよこ出現【出演者】草なぎ剛、ユースケ・サンタマリア、片瀬那奈、アンタッチャブル山崎、大熊英司(テレビ朝日アナウンサー)


かなり短いスパンで、片瀬那奈ちゃんが「『ぷっ』すま」に出演です。今回のパートナーは「ザキヤマさん」ですので、厳しくチェックしなければなりません。彼は「要注意人物」として「那奈ヲタ」に認識されております。過去の所業で、あたくしは「アンタッチャブルが出る番組は観ない」と決めた程でしたが、いつの間にやら「アンタッチャブル」がいなくなってましたよ。

「ギリギリマスター!」での対決で、最初は風船ヒヨコ人形を膨らませるので結構怖いのですけど、序の口です。二回戦の「バイトしてるお笑い芸人当てで寸止め」はダレ場でして、片瀬クンが勝利しますが、何よりもネタを観て笑い転げる片瀬クンが「ゲロマブ」なのでした。三回戦は「PK勝負」となりましてですね、サッカー大好きな片瀬クンは体当たりで顔面受けも厭わない「針切りガール」振りを発揮し好セーブを連発します。更には「ザキヤマの股間にボールを直撃」させて那奈ヲタの溜飲を下げて下さいますが、懲りないザキヤマは「今夜どう?って、誘ってるんですか?」とセクハラ爆裂でして、「今回は、ザキも好い感じじゃん」なんて思っていたあたくしも「やっぱ、ザキはダメだナ(怒!)」となってしまいましたよ。

ま、ザキも片瀬クンが大好きなんでしょうけどね。そんでもって、最後の流鏑馬対決は、ユースケさんのズッコケ落ちであえなく終了。其れでも、映画の宣伝は出来た片瀬クン。流鏑馬コスプレも凛々しくて、全篇に渡って笑顔満開の楽しそうな番組でした。

「兎に角、片瀬クンが可愛い!」

「どうしてこんなに可愛いの?」

と、那奈ヲタ魂が揺さぶられる壱時間で御座居ました。やっぱ、「『ぷっ』すま」は、外しませんね。


【過去の出演】

 壱回目:2006年6月27日
 貳回目:2007年4月24日
 参回目:2008年3月18日
 肆回目:2008年6月24日
 伍回目:2010年9月7日


(小島藺子/姫川未亜)



「『ぷっ』すま」テレビ朝日公式サイト

posted by 栗 at 23:57| TV | 更新情報をチェックする

2010年11月03日

FAB4-105:ELEANOR RIGBY

Songs of the Beatles Eleanor_rigby_single_usa.jpg Summer in the City: Live in New York


 w & m:LENNON / McCARTNEY

 P:ジョージ・マーティン
 E:ジェフ・エマリック
 2E:フィル・マクドナルド(4/28、29、6/6)、ジェリー・ボイズ(6/22)
 録音:1966年4月28日(take 15)、4月29日(take 15 に SI 「歌」)、
    6月6日(take 15 に SI 「歌」)
 MONO MIX:1966年4月29日(1-3、ボツ)、6月22日(4-5)
 STEREO MIX:1966年6月22日

 1966年8月5日 シングル発売(最高位:英米1位)
 パーロフォン R 5493(モノ)

 1966年8月5日 アルバム発売 (「REVOLVER」 A-2)
 パーロフォン PMC 7009(モノ)、PCS 7009(ステレオ)


1966年の第二弾シングル「ELEANOR RIGBY / YELLOW SUBMARINE」は、アルバム「REVOLVER」と同日にシングル発売されました。其れまでとは違って同日発売のアルバムからのシングル・カットと云うカタチだったのは、いよいよ年間契約を行使するのがしんどくなった事情からでしょう。

此の楽曲は、ポール・マッカートニーの作品です。しかし、前述の「IN MY LIFE」とは逆に、ジョン・レノンは「詩の大部分は俺が書いた」と主張していました。ま、どー考えてもポール節なので曲はポールで決定ですけど、詩に関してもジョンはほとんど関与してないとの証言が多いのに、何故かジョンはそんな事をぬかしやがったのです。ジョンは「REVOLVER」時代の他のポール作品も絶賛していますので、色々な感情があったのかもしれません。

ポールが歌い、ジョンとジョージがコーラスをしていますが、演奏は「弦楽四重奏×2」の外部演奏者のみです。ビートルズの楽曲では、初めて「メムバーの誰も演奏していない作品」となりました。しかも、最初から其のカタチで録音されているのです。完全なる別次元へビートルズは向かいました。

ま、其れは好いんですけど、「アンソロジー 2」には此れのカラオケが収録されてまして、其れはつまりビートルズが誰も参加していない音源ですから、何だかナァって事になりました。更に1999年にリミックスされた音源が「YELLOW SUBMARINE SONGTRACK」に収録されているのですけど、ポールの歌とオケがズレているのですよ。つーか、リミックスはヤメてくんしぇい。個人的に遊ぶ分には好いですけど、堂々と公式音源として出すのは如何なものか。正直に云いますと「アンソロジー」もダメなのよさ。海賊盤は、一寸イカレタ好事家だけが聴けば好いわけで、大々的に公にすべきではありません。


(小島藺子)



posted by 栗 at 00:59| FAB4 | 更新情報をチェックする

「闇金ウシジマくん」第4話

闇金ウシジマくん ディレクターズカット版 DVD-BOX


TBS 1:10〜1:40

■ キャスト

 山田孝之 :丑嶋 馨(24)

 片瀬 那奈:大久保千秋(26)

 やべきょうすけ :柄崎(24)
 崎本大海  :高田(26)
 かすみりさ :瑞樹
 横山美雪 :杏奈
 希崎ジェシカ :モコ
 、ほか

■ スタッフ
 原作:真鍋昌平「闇金ウシジマくん」(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中)
 脚本:福間正浩、山口雅俊(ヒント)
 音楽:吉俣良
 主題歌:鴉「巣立ち」(トイズファクトリー)
 演出:山口雅俊(ヒント)、川村泰祐
 企画・プロデュース:山口雅俊(ヒント)、木村元子(DHE)、竹園元(毎日放送)
 プロデューサー:幹九郎、佐々木博之(DHE)、丸山博雄(毎日放送)
 製作:「闇金ウシジマくん」製作委員会・毎日放送



本日(11/3)は、平岩紙さん(片瀬那奈ちゃんとは「アベレイジ」で共演)と、アキラこと小林旭さん、そして手塚治虫先生、さらにはゴジラのお誕生日です。「紙ちゃんとアキラとテヅカとゴジラは、明治天皇と同じ誕生日」で覚えましょう。皆様、御目出度う御座居ます。

さて、大久保千秋ちゃんが活躍しております「闇金ウシジマくん」の四回目で御座居ます。此のドラマは結構「原作に忠実」に展開しておりましてですね、片瀬那奈ちゃん演じる大久保千秋はドラマのオリジナル・キャラではありますけど、原作に沿ったカタチで絡んでいるのですよ。初回での新入社員で入るトコから闇金の現場に関わってゆく部分は、原作では「高田」が担当していたのをアレンジしています。柄崎の変わり身の早い接客術に「役者みたい」と驚愕する辺りも、原作だと高田の役目だったわけで、逆にドラマの高田って何?って感じにもなってますね。

シリアスに怒る千秋が、凄く好いです。具体的には分らないけれど、AV時代とかに随分と辛酸を舐めてきたと思われるのに、千秋は純朴で真面目で他人を信じようとするわけですよ。なのに、裏切られる。其れで、ダンダンダン!と「おかしいんじゃないですか?」の矛先が変わってゆくわけですよ。そして爆発するわけですから「那奈ちゃん、もっとやれっ!」じゃないや、「千秋、もっと怒れっ!!」って思ちゃうんですよ。千秋が爆発すると、スカッとします。

今回から始まった「闇金狩りくん篇」も、基本的には原作通りです。原作だと千秋はいませんので、ウシジマくん達が信用してって展開なんですけどね。其れで、落ちは分っているのだけど、千秋が其れにどう絡むのか?ってのが見どころになります。予告だと、益々弾けて下さるみたいで、期待が高まりますよ。うん、今週も面白かったです。

「好いぞ、大久保千秋」


(小島藺子/姫川未亜)



「闇金ウシジマくん」MBS公式サイト


posted by 栗 at 01:47| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「那奈色の片瀬那奈ちゃん」

Rising [12 inch Analog]


美人検事がビシッ! 片瀬那奈が本領発揮(産経 11/3)

いよいよ今週末(11/6)に公開される片瀬那奈ちゃんがヒロイン「どS美人鬼検事・マリリン」を演じた「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」に向けてのインタビューがアップされました。相も変わらず研音は此の記事に関しても何の告知もしておりませんが、同じく未告知の初日舞台挨拶前売り券は早々と完売!との事です。大体、シュガーや莫迦新マネが何か告知する時には「本当はもっと重要な情報が在る」って事なのよさ。いつもいつだって、あざといのぉ。

写真を見ますと、先日放送された「シネ通!」とおんなじスタイリングなので、同日の取材だったのでしょう。改めて拝見いたしましても、此の小さな帽子はインパクトがありますね。インタビュー内容は、「どうすか」で演じたマリリンの見どころ(検事でもあり、シングルマザーでもあるそうです!)や、来年公開の「ジーン・ワルツ」での役どころを明かしていたりと、かなり興味深いです。何と云っても「色々な役を並行して演じるのは難しくないか?」との問いに、堂々と、

「五つの役のスケジュールが重なったこともあるんですよ、フフフ」

と云い放ったのが最高ですね。

流石、片瀬那奈ちゃん。カッコいいよ、御本尊様。


(小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 19:05| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「3か月トピック英会話」で内山理名ちゃん!#06

NHKテレビ3か月トピック英会話 2010 11―聴く読むわかる!英文学の名作名場面 (NHK CD)


NHK教育 23:10〜23:30

カズオ・イシグロ「日の名残り」


内山理名ちゃんと学ぶ英会話は三ヶ月で、全12回なのです。ゆえに、もう今回で折り返しなのです。理名ちゃんの緑のワンピは、一寸アンシンメトリーですが、此の辺は片瀬クンの影響でしょうか。毎回、理名ちゃんと斎藤先生が実際に英国に行って縁の地を歩くコーナーが在りますけど、12回分ガッチリと向こうでロケを敢行したのですね。此れは壱日では済みませんね。何日間か滞在して英国を満喫したのでしょう。半年間もブルーバックの前で姫様コントをやっていた片瀬クンとの待遇の差は、一体、何なのでしょう。

片瀬クンは、先日放送された卒業篇でもスペインには連れて行ってもらえず、どっか都内のビルの屋上で巨大パエリアを作っていました。「テレビでスペイン語」の最終回では、たぶんパウルくんにちなんで頭にタコを乗せてましたけど、そのパウルくんも死んでしまいました。そー云えば、パウルくんが死んでマラドーナのツイッター発言もトンデモでしたけど、「有名なタコだったのに、残念だね」って「タコ料理人」のコメントを紹介していたのもスットコドッコイでした。いえ、そもそもマドンナやレディ・ガガのニュースと同列で「パウルくん死す」って報道されているのが「どーなのよ?」だったのですけど、きっと片瀬クンもパウルくんの死には悲しんだのではないでしょうか。片瀬クン、

「Are you all right ?」


(小島藺子)



「3か月トピック英会話」NHK公式サイト

posted by 栗 at 23:37| RINA | 更新情報をチェックする

2010年11月04日

FAB4-106:YELLOW SUBMARINE

大瀧詠一 SONGBOOK2 Yellow Submarine Songtrack


 w & m:LENNON / McCARTNEY

 P:ジョージ・マーティン
 E:ジェフ・エマリック
 2E:フィル・マクドナルド(5/26、6/1、2)、ジェリー・ボイズ(6/22)
 録音:1966年5月26日(take 5)、6月1日(take 5 に SI 「効果音」)
 MONO MIX:1966年6月2日(ラフ)、6月3日(1-5)
 STEREO MIX:1966年6月22日

 1966年8月5日 シングル発売(最高位:英米1位)
 パーロフォン R 5493(モノ)

 1966年8月5日 アルバム発売 (「REVOLVER」 A-6)
 パーロフォン PMC 7009(モノ)、PCS 7009(ステレオ)


アルバム「REVOLVER」と同日発売でシングル・カットされた「ELEANOR RIGBY」との両A面曲で、扱いとしてはこっちの方がメインです。主にポール・マッカートニーが書いた曲でしょうが、間奏部分などはジョン・レノンの味が大いに出ておりまして、かなり強引ですが此れは合作とします。作詞には、ドノヴァンが協力しているそうです。ところが、歌っているのはリンゴ・スターなのだ。そうです、その通りです、此れは恒例の「アルバムに壱曲はリンゴのうたも入れるべさ」と云うレノマカの温情で作られた曲です。なのに、シングル・カット!挙げ句に後にはアニメの主題歌となってビートルズの代表曲のひとつになってしまいました。現在もリンゴはハンドマイクでタコ踊りしながら此の曲を歌っていますが、彼にとって掛け値無しの代表曲でありまして、此れが無ければソロで成功なんて不可能だったかもしれません。

シングル盤で、ジョンとポール以外の歌なんて此れが初めてでした。しかもA面!首位!!ジョージなんて解散間際までシングルにならなかったのに、何故にリンゴが?童謡風の誰もが歌える覚え易い楽曲は、ポール節全開です。誰でも歌えるからこそ、リンゴに歌わせたのでしょう。手伝ったジョンもノリノリで、後半の掛け合いヴォーカルなんか本当に楽しそうです。リンゴはみんなから愛されるキャラクターって事で、ソロになってからも豪華な友達に助けられて上手い事やっているわけですよ。でもですね、リンゴって仲間内では愛すべきキャラみたいだけど、ファンに対しては鬼ですよ。

あたくしは「ポールとリンゴの確執」に興味があります。デビュー曲でリンゴの太鼓にダメ出ししたのはポールですし、後に語る「ホワイト・アルバム」録音時の「リンゴ脱退事件」もポールがやらかしたのです。近年でも「ライヴ8」で「リンゴを呼ばなかった事件」とかも在りますが、何と云っても凄いのは「リンゴも追悼事件」でしょう。ポールは近年の実演で、ジョンに捧げた「HERE TODAY」、リンダに捧げた「MY LOVE」、そしてジョージを追悼してジョージが書いた「SOMETHING」や「ALL THINGS MUST PASS」などを演奏するのが定番化しています。レノマカ合作曲も演奏する様になって来て、最近では「PLEASE PLEASE ME」とか「A DAY IN THE LIFE」なんかも披露しています。そこで観客が「リンゴはどうした?」って云うとですね、ポールは此の「YELLOW SUBMARINE」を歌いやがるのですよ。追悼コーナーの落ちがリンゴ!アノですね、リンゴは生きてますからっ。


(小島藺子)



さて、本日(11/4)は、西田敏行さん(片瀬那奈ちゃんとは「こち亀」で親子役で共演)と、片瀬クンが大好きな「ガンダム」のアムロ・レイのお誕生日です。御目出度う御座居ます。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 00:40| FAB4 | 更新情報をチェックする

「ジェイヌード 」103号(2010年11月4日号)

セミ・ヌード(紙ジャケット仕様)


発行/朝日新聞出版

フリーペーパー

「女のシックスエレメント
 片瀬那奈さん(女優)」


に登場。カラー1頁(P14)

 伊藤真知(ジェイヌード)=インタビュー、構成
 枦木 功=写真
 大沼こずえ(kind)=スタイリング
 青山理恵(nude.)=ヘアメーク


片瀬那奈ちゃんが、6つの元素「美・職・住・遊・知・プラスα」を大いに語ります。「ジェイヌード」はタブロイド版の夕刊サイズで大きいので、1頁でもかなり読み応えのある内容の濃いインタビューになっています。此れが「0円」なんですから、有難いですねっ。

麗しい全身ショットも二枚掲載されておりますが、正面も好いけど横向きで一寸振り返ったショットが「ゲロマブ!」で御座居ます。「1年前に引っ越していた」とか何気に新情報も満載。何と云っても「クール」だと思われているけど全く違う性格だけど、そうしてパブリック・イメージで誤解されている事を、

「みんなをちょっと騙しているみたいで、私的にはシメシメと思っています

って発言が「カタセ節爆裂!」で素晴らしいです。此れは、絶対にゲットしましょう。


そー云えば、本日(11/4)発行の「東スポ(11/5付け)」にも「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」の紹介記事が載ってましてですね、文中では片瀬那奈ちゃんに関して全く言及していないのに、写真はしっかりと載せておりました。相変わらず、東スポは「那奈ちゃんゾッコン☆LOVE」ですね。


(小島藺子/姫川未亜)



「ジェイヌード 」

posted by 栗 at 13:33| MAGAZINE | 更新情報をチェックする

2010年11月05日

FAB4-107:TAXMAN

Revolver Greatest Hits エキゾチック・ビートルズ 其の四


 w & m:HARRISON

 P:ジョージ・マーティン
 E:ジェフ・エマリック
 2E:フィル・マクドナルド
 録音:1966年4月20日(take pre-1-pre-4)、4月21日(take 1-11)、
    4月22日(take 12)、5月16日(take 12 に SI 「イントロのカウント」)
 MONO MIX:1966年4月27日(take 12 より 1、ボツ)、
        5月16日(take 12 より 2-5、ボツ)、
        6月21日(take 12 より 5-6、正確には 6-7)
 STEREO MIX:1966年6月21日(take 12 より 1-2)

 1966年8月5日 アルバム発売 (「REVOLVER」 A-1)
 パーロフォン PMC 7009(モノ)、PCS 7009(ステレオ)


アルバム「REVOLVER」のA面一曲目を飾ったジョージ・ハリスンの作品です。ジョージの楽曲がビートルズのアルバムで冒頭に抜擢されたのは、後にも先にも此の曲だけです。「REVOLVER」には、ジョージの曲が3曲も収録されていまして、此れも前代未聞で以後も在りません。「ホワイト・アルバム」には4曲入ってますけど、アレは二枚組なので、一枚だと2曲なのよさ。

イントロがカウントから始まるのは、デビュー・アルバムと同じ趣向で、敢えて「カウントだけ録音し直した」との事実(イントロは実際のカウントと、後で録音したカウントが重なっています)は「此処から新たなる世界が始まるのですよ」との決意表明でしょう。「REVOLVER」を発表したビートルズは「此の音楽は実演では再現不可能だ」との理由で、ライヴをヤメてしまいます。そして、箱庭的なスタジオ録音に没頭してゆくのでした。

ラガーな響きを奏でる印象的なリード・ギターを弾くのは、ジョージではなく「ポール・マッカートニー」です。実は、ビートルズで最も上手いギタリストでもあるポールは、多重録音が可能になった頃からリード・ギターも担当していました。でも、其れは「レノマカ作品」での出来事です。此の曲はジョージが書いたのに、ギターはポールなのだよ。たぶん現場では、ポールが「ジョージ!そうじゃないだろっ。えーい、分からず屋めっ。俺様が弾いてやるぅっ!」ってな「鉄腕アトム」ノリでやらかしたに決まってます。そんな仕打ちに対して「聖人・ジョージ」は「ポールのギターには満足している。一寸、インド風だよね」なんぞと呑気にぬかしているのでした。

皮肉が効いた歌詞も、ジョン・レノンが手伝った様です。レノマカにとって、ジョージは愛すべき「弟」だったのでしょう。「アンソロジー2」には初期テイクが収録されていて、公式盤ではジョンとポールが普通にコーラスしている部分が、全く別の早口コーラスになっています。よーするに、ジョージはレノマカに「可愛がられて遊ばれていた」と思われます。


(小島藺子)



さて、本日(11/5)は、富野由悠季監督のお誕生日です。御目出度う御座居ます。「ガンダム大好き☆」な片瀬那奈ちゃんとは、対談もされて居ります。片瀬クンも霞む様な「ど派手なピンク基調のスタイリング」が印象的でした。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 00:11| FAB4 | 更新情報をチェックする

「いよいよ、明日公開です!」

裁判長!これで執行猶予は甘くないすか (文春文庫)


ドS検事を演じた“家電の女王”片瀬那奈、次なるターゲットは?(映画.com 11/5)
不謹慎なる社会派エンタテイメント『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』(サイゾー 11/4)
懲役何年? 『裁判長!』無料アプリで作るあなたの罪とは?(ウオーカープラス 11/4)
設楽統インタビュー「裁判って人間くさくて、どこかコントと似てるんです」(cinemacafe.net 11/5)
『裁判長!』主演の設楽統がやってみたい法曹界の職業とは?(ウオーカープラス 11/5)
「演じた感じしない」 映画「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」 バナナマンの設楽統さんに聞く(MSN産経ニュース 11/5)
シネマの週末・トピックス:裁判長!ここは懲役4年でどうすか(毎日新聞 11/5)


他にも関連記事がぞくぞくとアップされております。注目度の高い映画「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」は、明日公開されます。初日舞台挨拶がある渋谷の初回と二回目には、あたくしも行って参ります。嗚呼、楽しみだナァ。

「てか、新マネくん、今頃告知してもテケツはとっくに完売ですよっ」


(小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 22:49| ACTRESS | 更新情報をチェックする

2010年11月06日

FAB4-108:I'M ONLY SLEEPING

MEMORIES OF LIVERPOOL〜ビートルズ讃歌〜 The_Beatles_-_Butcher_Cover.jpg YesterdayandTodayalbumcover.jpg


 w & m:LENNON / McCARTNEY

 P:ジョージ・マーティン
 E:ジェフ・エマリック
 2E:フィル・マクドナルド
 録音:1966年4月27日(take 1-11)、4月29日(take 11 に SI 「歌」)、
    5月5日(take 11 に SI 「逆回転ギター」)、
    5月6日(take 11 に SI 「コーラス」、編集し take 12-13)
 MONO MIX:1966年5月6日(take 13 より 1-4)、5月12日(take 13 より 5)、
        6月6日(take 13 より 5-6、正確には 6-7)
 STEREO MIX:1966年5月20日(take 13 より 1-2)

 初出:1966年6月20日発売 (「YESTERDAY AND TODAY」 A-2)
 キャピトル T 2553(モノ)、ST 2553(疑似ステレオ)

 1966年8月5日 英国アルバム発売 (「REVOLVER」 A-3)
 パーロフォン PMC 7009(モノ)、PCS 7009(ステレオ)


ジョン・レノン作の傑作!ハッキリ云って、アルバム「REVOLVER」時のジョン・レノン楽曲は凄過ぎます。此の曲や「SHE SAID SHE SAID」「TOMORROW NEVER KNOWS」、そして前述の「RAIN」等は、全く以て新しい!しかも大衆音楽の範疇からは逸脱していません。ドラッグ体験の影響下にあったとはいえ、こんな物凄い曲が書けたのはジョン・レノンの才能です。

驚くべき事に、ジョンは自分の声がキライでした。ゆえに、何とか違った声に加工したいと考えましてですね、此の楽曲でもテープのスピードを上げております。ジョンは感性の人なので、技術的な事など考えていないわけで、マイクに後ろ向きに立って歌ったり、寝転んで歌ったり、マイクを吊るしてぐるぐると回転させたり、挙げ句の果てには「喉にシールドを繋ぐ穴を開けよう」なんて訳が分からない事も本気で云い出すのでした。芸術家だナァ。ま、マーティンやエマリックにとっては「トンデモな野郎」ですけどね。印象的なジョージの逆回転ギターも、単純に普通に弾いたのを逆転したのではないのです。

まず、ジョージ・ハリスンが普通にギターを弾いて、其れをジョージ・マーティンが採譜し逆進行で採譜し直し、其の逆進行をジョージ・ハリスンが二本のギターで弾き直し、其れをさらに逆回転させているわけです。「賛成の反対の賛成の反対は賛成なのだ」と云った行程でありまして、よーするに音階としては最初にジョージ・ハリスンが普通に弾いた状態に戻っているのですけど、そうは聴こえないトコがミソです。5月5日に行われた此の間奏のオーヴァー・ダビングには、なな、なんと「6時間」も掛かっています。

録音に凝った上に、米国キャピトルの要請で先にマスターを渡さなければならなくなりまして、ミックス違いの宝庫となった楽曲でもあります。ミックス違いに関しては多くの研究本やサイトがありますが、やはり実際に自分の耳で聴いて「おおっ!違うじゃん」と楽しんで頂きたいですね。幸いにも現在ではほとんどのミックスがCDでも簡単に聴ける様になっています。てかさ、そもそも「俺は寝てるだけ」って歌ですからね。何じゃ、そりゃ?なのに名曲、其れがビートルズ。


(小島藺子)



さて、本日(11/6)は、伊原剛志さん(片瀬那奈ちゃんとは「ラストクリスマス」で共演)と、Soweluちゃん(片瀬那奈ちゃんとは「SHiNY☆girls」でユニット結成)のお誕生日です。御目出度う御座居ます。それでは、おやすみなさい。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 00:07| FAB4 | 更新情報をチェックする

「王様のブランチ」でウシジマくん!

カブトムシ外伝


TBS 9:30〜14:00


片瀬那奈ちゃんが「闇金ウシジマくん」関連インタビューで出演された模様です、、、完全に見落としておりました。

はい、申し訳在りません。ズバッと見逃しましたっ。もうこっちとら初日舞台挨拶で頭がいっぱいで、フォローしきれませんでした。此処数日間、舞台挨拶の事しか考えられなかったのですよ。ええ、ファンとして恥ずべき事です。本当に申し訳ありませんでしたっ!!うっぴー☆よろしく。

「てか、片瀬クン、バッティングし杉!」

ファンにも「五つのスケジュールが重なったこともあるんですよ、フフフ」とか云わせたいのかしらん?其れなら、チャレンジャーは萌えますよっ。


(小島藺子)


posted by 栗 at 14:07| TV | 更新情報をチェックする

「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」公開!

裁判長!ここは懲役4年でどうすか (文春文庫)


片瀬那奈ちゃんが「美人鬼検事マリリン」を演じた映画「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」が、本日公開されました。初日舞台挨拶があった渋谷の初回と二回目を観てきましたよ。

初回も二回目も、予告など一切なしで本編のみの上映で、舞台挨拶は二回とも予定の20分を大幅に超えるサービス満点の内容でして、結局五時間近く映画館にいました。まず、映画ですけど、掛け値無しに面白い!那奈ちゃんの演技派ぶりもいよいよ磨きがかかって参りました。マジで素晴らしい演技です。豪華な俳優陣も全て適所適材で、文句のつけようがありません。しかし、何と云っても凄かったのは主演のバナナマン設楽統さんの演技です。

豊島監督や那奈ちゃん達も絶賛していましたが、本当に演技が自然で何の作為も感じられないのです。あんなに普通の演技が出来るって、本職の俳優さんにもなかなかいませんよ。冗談ぬきに映画賞を取れると思います。正直、あそこまで凄いとは思っていなかったので、吃驚しました。内容は、ネタバレになるので詳しくは語りません。是非、御覧になることを強くオススメします。原作のエッセイは読んだので「面白いけど、どうやって映画化するんすか?」と興味深々だったのですけど、在る程度ネタ(裁判の様子はほとんど原作通り)が分っていても笑えましたし、二度目の観賞でも全く飽きませんでした。

舞台挨拶は初回上映後と二回目上映前に行われ、設楽統さん、片瀬那奈ちゃん、鈴木砂羽さん、日村勇紀さん、そして豊島圭介監督が登壇されました。司会は襟川クロさんで、先日の東スポでの紹介記事はクロさんが書かれていたのです。那奈ちゃんは黒いワンピにベージュでキラキラのカーディガンで登場。始終笑顔で、映画での「ドS検事」とのギャップが好いですね。上映後と上映前の為、二回の内容は全く別でした。ネタバレ禁止の二回目で、設楽さんがあるシーンを「マイケル・J・フォックスを意識しました」と発言したのがキッカケで、那奈ちゃんは「アンジェリーナ・ジョリー」、砂羽さんは「ハリウッド全て」、落ちの日村さんが「トム・ハンクス」と繋げるなど、爆笑の連続。観客は二回ともに八割が若い女のコで、おそらくバナナマンのファンなのでしょうけど、人気があるのも納得のエンターテナーぶりでした。那奈ちゃんも上機嫌で、退場の際には通路側の観客と気軽にタッチしながらニコニコ顔でした。砂羽さんも面白くって、最後には転けて靴が脱げてしまいました。たぶん、プレス撮影で「日村さん、顔を崩していただけませんか?」って要望があったのに大受けしておられたので、其の後遺症かもしれません。丁度、あたくしの目の前でコケちゃったので、其の前を歩いていた片瀬クンから目を奪われてしまったじゃまいか。流石、女優だっ。

監督が「あの場面での片瀬さんのマンガみたいな絶妙の表情を撮れただけでも、起用は大成功!(実際、二回とも観客はマリリンの表情だけで大爆笑!)」と賞賛しておられましたが、役柄上、劇中ではほとんど笑顔がなく、厳しい表情とキツい言い回しなんですけど、此れは名演です。片瀬那奈ちゃんの変幻自在な演技には、毎回驚かされますが、今回のマリリンも絶賛するしかありません。本当に素晴らしい女優さんになってくれました。それにつけても、やはり此の映画の主役は設楽さんですね。ワンシーンでガッチリ笑いを取った日村さんも好いです。バナナマン、おそるべし!

多くのプレス取材が入っていて、TVカメラもありましたので、明日のスポーツ紙などで報道されると思います。繰り返しますが、是非とも御覧になって下さい。絶対に観て損はしません。片瀬那奈ちゃんが出演した映画で、文句なしにベストだと思います。ヒューマントラスト渋谷で二回の後、埼玉のシネプレックスわかばでも舞台挨拶は行われたのですけど、埼玉へ行くには渋谷の二回目の映画をパスしなければならないわけで、埼玉へは行きませんでした。やはり、結果的にもキチンと二回とも映画を観て好かったと思いました。


(小島藺子/姫川未亜)



「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」公式サイト

設楽統が『裁判長!』初日挨拶で「バナナマンのコンビ内格差が深刻」と暴露(MovieWalker 11/6)


posted by 栗 at 16:32| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「片瀬クン!ここは44万アクセス超えっすか」

Shine/REVENGE~未来(あす)への誓い~(初回)(CCCD)(DVD付)


あらら、渋谷で片瀬那奈ちゃんを拝んで浮かれている間に、うっかり此処のアクセスが「44万」超えちゃってましたね。感謝感激雨霰で御座居ます。

一寸だけネタバレになってしまいますけど、本日公開された「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」を観て、あたくしは「主人公のタモツや仲間たちって、あたくしじゃん」と思ってしまいました。タモツたちは「傍聴マニア」で、あたくしは「片瀬那奈ちゃんマニア」なだけで、対象は別でも、やっている事とかおんなじなんですよ。だから、映画のかなりシニカルな落ちには「う〜む、、、」と考えさせられてしまいました。

あたくしは、所詮は「片瀬那奈ちゃんを只、観てるだけ」なんですよ。マリリンに「あたしのことを、高見の見物して、ヘラヘラ笑って、楽しい?」って云われたら、タモツみたいに落ち込んじゃいますよ。ま、其れでもヤメませんけどね。寧ろ、マリリンに蔑んで頂きたいですよ。日村さんの舞台挨拶みたいに「片瀬さんから、上から息を吹きかけられたい」もんです。

「片瀬那奈ちゃん絶対主義者ではない」とか云ってんのは、構って欲しいからですからね。そんな阿呆が書いている「お気楽な記録」ですけど、今後とも御愛顧下さいませ。


(小島藺子/姫川未亜/鳴海ルナ)


posted by 栗 at 18:49| LOOK UP THE # | 更新情報をチェックする

「どうすか」は、どうすか?

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片瀬那奈、バナナマン日村の「片瀬さんの息が吹きかかる瞬間が快感」の発言にドン引き!?(シネマトゥデイ 11/6)
念願のチカン役!バナナ日村の夢叶った!(ニッカン 11/6)
バナナマンに格差!?日村が設楽に哀願(デイリー 11/6)
設楽初主演映画公開スタート、日村「遠くに行かないで」(お笑いナタリー 11/6)
バナナマン設楽映画初主演!脇役日村に「このコンビ格差」(日テレNEWS24 11/6)
バナナマン、コンビ内格差!?(テレビ朝日 11/6)


ドドンガドン!と「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」初日舞台挨拶関連記事が更新されております。明日のニッカンとデイリーは確定かな。日テレちゃんとテレ朝ちゃんもTVで撮っているのでしょうね。ところで、片瀬那奈ちゃんも云ってましたけど、バナナマンのお二人は本当に仲が好いですね。1シーンのみの出演ながら、こうして記事でも日村さんが大きく取り上げられているのは、映画を観て頂いただければ納得されると思います。スピンオフでは、主役だしね。あと、片瀬クンが設楽さんと日村さんを間違えたのも、映画を観て頂ければ「なるほどネ」ってトコです。「あっ、日村さんじゃねぇや!」発言は、カタセ節爆裂で爽快でした。

「はい、スカッとしました」


(小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 21:28| ACTRESS | 更新情報をチェックする

2010年11月07日

「お誕生日おめでとう!」

那奈理名.jpg


本日(11/7)は、
片瀬那奈ちゃんと内山理名ちゃんのお誕生日です。
御目出度う御座居ます。


全銀河系の祝日にすべき記念すべき日ですが、実は、片瀬那奈ちゃんが助演女優賞を受賞された「歌のおにいさん」で共演された氷室王子こと戸次重幸さんも本日がお誕生日です。めでたい、めでたい、めでたいナ☆

恒例で、本日限定でコメントも受付けておりますので、是非どうぞ。今回、どなたからもコメントが無かった場合には、今後二度とコメントは求めません。あたくしは、ひとりぼっちで記録に徹します。(キリッ)よーするに、本日を持ちまして、此処は非公開の日記になるのよさ。

(※幸いにもコメントを頂けましたので、此れからも此処は公開されます。)


(小島藺子/姫川未亜/鳴海ルナ)


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「どうすか」はどうすか?のつづき

バナナマン傑作選ライブ DVD-BOX Punch Kick Chop


バナナマン、悩みは“コンビ間格差”(デイリー 11/7)
バナナマン設楽「出っぱなし」映画にご機嫌(サンスポ 11/7)
バナナマン設楽、主演にニンマリ!「裁判長!―」封切り(報知 11/7)
自分は主役で相方は痴漢役、バナナマンのコンビ内格差が拡がる!?(ムビコレ 11/7)


本日のスポーツ紙では、デイリー、ニッカン、報知、サンスポ、トウチュウで昨日の「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」初日舞台挨拶に関する記事が掲載されました。紙面で写真入りだったのはデイリーちゃんのみですので、購買する片はデイリーちゃんにしましょうね。

ネット上では既出記事も含めてほとんどが画像付きですが、みんなで手をかざすポーズをしております。此れはカメラマンさんの要望だったのですけど、片瀬那奈ちゃんはかなりのオーバーアクションで面白い動きをしていて、是非とも動画で御覧頂きたいトコでした。ネットの画像ではムビコレちゃんがオススメです。片瀬クン中心に撮っているとハッキリ分りますよっ。

実際に現場に行けたイベントの記事を読みますと、毎回思いますけど、やっぱ真実は伝え切れてはいないんですよ。今後とも、其処に片瀬那奈ちゃんが居て、「来てね!」と呼び掛けて下さったなら、いつ何時でも駆けつけます。時には、先月の名古屋の様に逢えない時もあるでしょう。されど、挑まなければなりません。あたくしたちは片瀬那奈ちゃんの「チャレンジャー」なのです。そして、現場に来なきゃ分らないんですよ。

「片瀬那奈ちゃんは、現場に存在している」のです。


(小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 15:42| ACTRESS | 更新情報をチェックする