nana.812.png

2010年09月08日

「片瀬那奈ちゃん名セリフ集」#004

できちゃった結婚


「ブラボー!(パチパチ、はあ、はあ)感動しましたっ、小松原先生!あたし、先生のファンになりました。先生は純愛の王様、キング・オブ・純愛です!!」

(「できちゃった結婚」2001年)


ドラマ「できちゃった結婚」で片瀬那奈ちゃんが演じた「有森みさと」は、狙った男は必ず落とす「魔性の女」との設定で、初回から狙った「巧クン(妻夫木聡くん)」に積極果敢に迫りまくります。しかし、九州男児の巧クンはおじいちゃんの遺言を守って「純愛」を貫こうと拒否しまくりましてですね、みさとちゃんは感化されて純愛に目覚めてしまうのです。其れと反比例して巧クンはムッシュムラムラして参りまして、後半になると逆に巧クンが迫るって展開になります。ラブホテルでみさとちゃんに押し倒されても拒んでいたのに(なんて勿体無い事をするのだ!)、乙女ちゃんになったみさとちゃんにいきなりキスしやがりましてですね、アンテツの「いつか殴る手帳」に「ツマブキサトシ」の名がしっかりと記されたのでした。

エロ男爵演じる小松原先生は、妊娠した主人公・チヨ(広末涼子さん)の主治医で、チヨの姉である亜紀(石田ゆり子さん)にひと目惚れし何度かデートをしますが、何故かみさと&巧は毎回その場に居合わせます。今回選んだセリフは、第7話でまたしても偶然に同じ店に居たみさとちゃんが小松原先生の亜紀への求愛を聞いて、花びらを巻き散らし拍手喝采し歩み寄り跪いて小松原先生の手を握り発したモノです。

異常に興奮し「はあ、はあ」と吐息を漏らしつつ大仰に語る姿は完全に常軌を逸しておりまして、「ファンになりました」のセリフ回しも「ふあんになりました」と過剰です。実際、片瀬クンはエロ男爵のファンですから、公私混同の演技を超えた場面だったと云えるでしょう。此の場面は、前に巧クンがみさとちゃんに手を出さない理由を語った時に、偶然に居合わせた小松原先生が巧クンを絶賛する展開と対になっています。第一期女優時代の片瀬那奈ちゃんも、あたくしは大好きです。いえ、元々は此の頃の「アイドル女優・片瀬那奈ちゃん」を好きになったのです。ナンダカンダ云って「美少女H2」から「プリティガール」までの作品は、結構頻繁に見返しております。

ところで、本日(9/8)は、ダウンタウンの松本人志さんと、片瀬クンとサッカー番組で共演されている中西哲生さんのお誕生日です。それから、あたくしの愛用ノートパソコンの名前に頂いたおともだちのお誕生日でもあります。皆さん、御目出度う御座居ます。


(小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 01:04| ERENA | 更新情報をチェックする