「出没！アド街ック天国スペシャル」

テレビ東京　21:00〜22:09

今回のアド街は世界中から年間２０００万人もの観光客が訪れる浅草、その中でも人気が高く中心に位置する「浅草雷門」に出没します。ここは老舗・有名店のオンパレードで食べずに帰るのはもったいないほど。ガイドブックにも載らない路地裏のお店から暖簾を守る美人店主ががんばるお店も紹介していきます。

　司会者：愛川欽也、大江麻理子（テレビ東京アナウンサー）
　レギュラー出演者：峰竜太、薬丸裕英、山田五郎
　ゲスト：片瀬那奈、なぎら健壱、坂東已之助


さて「ハンマーセッション！」から間髪入れずに片瀬那奈ちゃん番組が続きます。門前仲町、砂町銀座につづいて、下町娘の片瀬那奈ちゃんが浅草雷門で「アド街」に登場です。今回は15分拡大のスペシャル版での放送となりました。那奈ちゃんはモノクロの柄ワンピースでしょうか、座っているのでよく分かりませんね。右のリングがいつもと違ってデカイです。右のデカさに気を取られますが、左もいつもと違ってますね。

食べ物ネタが多いので、食いしん坊・片瀬クンは「う〜ん、ふ〜ん、へぇ〜、おいしそ〜」とVTR中も連発しておりましてですね、小窓ちゃんもあるし、此れは編集がナンギですね。雷おこしを作る場面ではエプロン姿に萌えていたら、出来上がった雷おこしを切らずにかぶりつく「片瀬那奈らしい」所作にシビレました。やはり、見せ場を分ってらっしゃる。「大胆な女だナァ」ってツッコミも好かったです。

浅草は片瀬クンのテリトリーのひとつの様で、馴染みのお店も多いみたいです。僕は、かつて「BOMB」1999年11月号の「旅少女」が浅草だったので、当時は「那奈ちゃんは浅草出身なのかナァ」と思っていましたよっ。

つい先程の「ハンマーセッション！」での「魔性の作り笑い」とは打って変わった、素に近い那奈ちゃんの笑顔が観れる番組でした。片瀬那奈ちゃんファンにとっては、二時間余りの間に両極端の魅力を堪能出来た有意義な週末となりましたね。


【過去の出演】

　2008年2月2日「門前仲町」
　2008年3月29日「隅田川タウン」
　2008年12月27日「年末スペシャル」
　2009年12月5日「砂町銀座」

（小島藺子/姫川未亜）

「出没！アド街ック天国スペシャル」テレビ東京公式サイト

「ハンマーセッション！」第8話

TBS　19:56〜20:54

「詐欺師の正体遂にバレる !? 魔性美女との純愛の真実と嘘」

片瀬那奈 as 理恵

　蜂須賀（速水もこみち）は、授業中の居眠りと遅刻が目立つ生徒・広瀬（竜星涼）のことを気にする。広瀬は、クラスメートの司馬（石黒英雄）たちと沖縄へ旅行するために、アルバイトを掛け持ちして資金をためていた。だが、アルバイトをして得た金は、年上の恋人・理恵（片瀬那奈）へのプレゼント代に消えているようだ。程なく、広瀬は司馬たちに、沖縄には行けなくなったと告げる。司馬は、広瀬が理恵にだまされているのではないかと心配するが、その言葉に怒った広瀬は司馬に殴り掛かる。涼子（比嘉愛未）からも理恵との交際について注意された広瀬は、学校をやめて働くと言いだす。

（撮影：2010年8月16日〜18日）


映画「20世紀少年」でガッカリした後にTBSのドラマ・ゲスト出演で溜飲を下げるって展開は、丁度壱年前のデジャヴの様です。女優・片瀬那奈としては「プロゴルファー花」最終回以来の新作発表となります。もこみちクン、志田ちゃん、入江クン、竜星クンと絵に描いた様な研音ドラマでしてですね、先週のゲストはエロ男爵でした。

年下の男の子との恋愛ドラマは、昨年の「ゴーストフレンズ」で入江クンを相手に演じておりますし、2006年の「小早川伸木の恋」もありました。しかし、今回は借金を抱えお金目当てで純情な高校生を騙している魔性の女を熱演しております。ゲストで出番も多く、場面ごとにお召し物も変えられて、納得の出来映えです。

後輩陣のドラマに華を添える役どころで徹底的なシリアス路線でしたが、こうした悪女役も難なく演じきれるのが片瀬那奈ちゃんです。純白のウエディングドレスを志田ちゃんに黒く塗られ、もこみちクンに諭されても、全く反省せずに逆切れする展開も好かったです。志田ちゃんがガチで投げた黒玉を真っ正面から受け止め、綺麗なお顔ばかりか真っ白な歯まで黒に染めての体当たり演技は、志田ちゃんも大きく感銘を受けたでしょう。ま、本番後にペコペコと謝っている志田ちゃんの図も目に浮かびますが。

そー云えば、前回のエロスも全然悔い改める気持ちはなくってですね、此のドラマって確かにハンマーセッション！された生徒は前向きになって救われるのだけど、悪役は最後まで悪いまんまって筋書きなんでしょうかしらん。てか、此れも原作がマンガですよっ。

（小島藺子/姫川未亜）

「ハンマーセッション！」TBS公式サイト


【追記】

「ハンマーセッション！」現場レポートによりますと、実際に墨汁風船を那奈ちゃんに投げたのは志田ちゃんではなくスタッフだそうです。まぁ、そりゃそーだわな。しかも「テイク2」って事は、あのドレスを二着用意してて着替えたのでしょうか？クライマックスでの那奈ちゃんらしい裏話を伝えて下さって、有難う御座居ます。どっかの「マネ日記」にも見習ってもらいたいもんですね。

（姫川未亜）

「それでも『20世紀少年』は代表作なのか？」

本日（8/28）は、片瀬那奈ちゃんが先日の新潟競馬場トークショーで共演されたアルビレックス新潟の西大伍選手のお誕生日です。御目出度う御座居ます。

さて、昨夜で三週連続放映が終った映画「20世紀少年」ですが、第1章は50分、第2章は21分、最終章は40分（但し、劇場版と比較した時間だけなのでラストにDVD版特典映像が加えられた分を考えるともっと多い）カットされていた模様です。つまり、三部作で二時間くらい斬られていたと云うわけですよ。それだけカットしまくられたら、元々出番が少ない片瀬那奈ちゃんの出演シーンが吹っ飛んでしまったのも致し方無い事なのでしょうか。

そこでですね、本当に雑誌などで片瀬那奈ちゃんの代表作として「20世紀少年」が挙げられているのか再検証してみました。対象掲載誌は「20世紀少年 最終章」公開の昨年（2009年）8月以降に発売されたものです。其れまでも当然乍ら多くの雑誌に載りましたが、完全なるカメオ出演だと発覚してからの動きを追いました。

・「snidel book」2009-10
　（8月29日より、全国東宝系で公開の「20世紀少年 最終章」では敷島ミカ役を熱演中。）
・「週刊現代」2009年9月12日号
　（敷島ミカ役で出演した「20世紀少年 最終章」が、8月29日から公開されている。）
・「Look!s」2009 秋 vol.47
　（「20世紀少年 最終章 ぼくらの旗」が全国東宝系にて絶賛公開中。）
・「週刊パーゴルフ」2010 vol.16
　（最近の主な出演作はドラマ「泣かないと決めた日」、映画「20世紀少年」など。）
・「週刊ポスト」2010年5月7日14日合併号
　（女優としても映画「20世紀少年」やドラマ、CMなど様々な分野で活躍。）

えっとですね、昨年8月末の掲載誌は兎も角（いえ「敷島ミカ役を熱演中」とか見逃せない記述もありますが、、、）、今年になっても未だ堂々と代表作扱いって、やっぱ変ですよね？しかも「週刊パーゴルフ」とか「週刊ポスト」とかオッサンがターゲットの雑誌でですね、そんな風に書いてあったらさ、うっかりオッサンが片瀬クン目当てに頑張っちゃって「20世紀少年」のDVDを借りたり買ったりしちゃうじゃまいか。そしたらさ、ほとんど出て来ないわけですよ。う〜む、此れは納得がいかない。

（小島藺子）