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2010年08月14日

「馬場と猪木の遺恨は消えない」

G1 CLIMAX 20周年記念DVD-BOX 1991-2010 [DVD]


昨晩の「20世紀少年」で片瀬那奈ちゃんの出番がバッサリと斬られたので、本日は腹いせに片瀬クンが出てないドラマを録画しました。今流しているのは「歸國」ですが、タケちゃん主演だしミクロちゃん&心太クンとかカタセカイ住人も沢山出ているので、あたくし的には「片瀬ドラマ」の範疇ですね。もうひとつは「宇宙犬作戦」なんですけど、第四話を初めて録画してマトモに観ました。「ザ・クイズショウ」コムビが主演ですが、此処的には「氷室王子」と「IT社長」そして「戸田あゆみ」がレギュラーの「完全なるカタセカイ作品」です。ま、録画したのはゲストのセクシー星人が及川クンだったからですけど。

さて、何だかよく分からない枕は此れ位にしましてですね(一応解説しときますが、最近多用している此の「〜してですね」って言い回しは片瀬クンの真似っこです)、いよいよ明日は「G1」の決勝ですよっ。もう絵に描いた様な大混戦になりましてですね、Aブロックでは、真壁、中西、プリンス・デヴィット!が「8点」で、太陽の天才児が「7点」と、明日の公式戦が終らないと誰が出てくるのか分らなくなっています。Bブロックは更に混迷していて、後藤、永田サン、中邑、潮崎、小島、と五人が「8点」で並んじゃいました。本日の両国は観客6,500人(主催者発表)と淋しい結果でしたが、明日は決勝ですので、盛り上がって欲しいです。

結果が出る前に予想しますとですね、Aブロックは常識的に考えてタナが真壁に勝っても「9点」止まりで、中西かプリンスが勝てば「10点」なので、タナは消えますね。タナが決勝に行くには自分も勝って他も全滅しかないのですよ。でも、タナの引き分けで「1点」奪取が何となく怪しいですね。ま、こっちは誰が出て来てもいいです。

問題は大混戦のBブロックでして、こっちは外様が出て来ないと困ります。残った五人の内、永田サン以外は直接対決します。普通に考えると、高橋が相手の永田サンが俄然有利に思えます。でもですね、カード的に弱いそこで永田サンが勝ってしまうと、其の後の直接対決で外様の二人が勝ってもどちらも決勝に行けないんですよ。永田サンは、ちゃっかり潮崎と小島に勝っているのです。其の上、中邑にも勝ってますから、永田サンが勝っちゃうと後藤しか決勝に行ける選手がいなくなっちゃうのよさ。会社を愛する永田サンが、そんなポカはやりませんよ。

大混戦にして最終戦に期待を持たせたのは好いのですけど、落としどころが難しくなってしまいましたね。あたくし的には「真壁vs小島」が本命かな。対抗は「タナvs小島」で、穴が「プリンスvs小島」って、まあ、やっぱコジに決勝に出て欲しいだけなんですけどね。ところで、日付は変わって明日になりますけど、折角ノアの中継が久しぶりにあるのに、何で新日とバッティングしているのでありましょうか。深夜枠で数少なくなったプロレス好きを食い合ってどーすんのよさ。時代は「馬場と猪木」じゃないのだよ。時代錯誤も好い加減にしてくんしぇいっ。ま、其れがプロレスの醍醐味でもあります。


(小島藺子)


posted by 栗 at 22:55| KINASAI | 更新情報をチェックする

「LOVE COMES TO EVERYONE」

コンサート・フォー・ジョージ [DVD]


え〜、久しぶりに御馴染みのビートリー噺を一席。今年は、ジョン・レノンの生誕70年&没後30年と云う事で箱が出るそうです。未発表音源も三曲収録される様ですが、う〜む、、、もっと在るじゃん!と云わざるをえない選曲ですね。ビートルズの赤盤と青盤もリマスターで出るみたいです。此れはジョージ・ハリスンが選曲した公式初ベスト盤だったので、愛着があるファンも多い様です。昨年全作品がリマスターされちゃったので、楽曲的な面白味はほとんど無いと思われます。赤盤は充分にCD壱枚に収まるのですけど、ジョージ選曲って事で迂闊に手を加えられないのでしょう。ジャケットに関してはお徳用盤の「1」とは比較にならない程に素敵ですけどね。

ビートルズがリマスターされて、次はジョンって序列なのでしょうけど、ジョンのソロは既に全作品がリマスターばかりかリミックスまでやりまくられています。今回、また敢えて出すならコビンのへっぽこリミックスは無かった事にしてもらってですね、オリジナル通りのリマスターにして頂きたいと思います。其れよりもですね、ジョージのリマスターはどーした?

ジョージのソロは未だアップル時代の「ダーク・ホース」と「ジョージ・ハリスン帝国(なんちゅー邦題!)」がリマスターされていません。昨年「Let it Roll Songs of George Harrison」なんてベスト盤が出てですね、其れにも前記二作からは選曲されていないのですよ。ま、ジョージのリマスターは「オリビアが出来た嫁なので(他意はありません)」丁寧にゆっくりと進行していますので、大丈夫だとは思えます。個人的には「赤盤青盤世代」で丁度ビートルズにハマった頃のジョージが「ダーク・ホース」と「ジョージ・ハリスン帝国」だったので、思い入れがあります。

ビートルズにはソングライターが「ジョン、ポール、ジョージ」と三人いて、初期は圧倒的にジョンが優れていました。中期にはポールが覚醒しジョンを凌いだ様に見えますが、ジョンは曲作りの手法を敢えて変えていったので、その気になれば普通の曲も書けたと思えます。そして、末期になってジョージの才能が開花しました。

「GET BACK SESSIONS」の膨大な音源を聴くと、1969年1月のジョージがソングライターとしてピークを迎えていた事実が分ります。結局はアルバム「LET IT BE」になった時に、ジョージの曲は二曲しか収録されなかったのですが、当時のジョージは毎日新曲が出来ちゃうってどーにもとまらない状態にありました。其れが翌年の三枚組でドカン!と爆裂するわけです。

壱枚はジャム・セッションなので実質的には二枚組なのですが、其れまでアルバムに多くて三曲との小僧扱いに耐え忍んだジョージが名曲ばかりの二枚組!えらいこっちゃ、えらいこっちゃ、よいよいよい、とばかりに大絶賛となりました。当時のジョンはヨーコとわけがわからない変態活動をしてましたし、ようやく出した「ジョンの魂」は名作と云われますが大衆音楽の範疇からは激しく逸脱しています。ポールは呑気なソロを出し、今でこそ傑作と云われる「RAM」も酷評されていました。挙げ句にジョンとポールは音楽作品で痴話喧嘩合戦を繰り広げます。

ジョージは、いきなりだナァで三枚組とか出さずに小出しにして行けばコンスタントにアルバムを出せたと思えます。なんとか70年代は乗り切りますが、80年代に入ると迷走し、1982年の「ゴーン・トロッポ」は当時ビートルズ・ファンからも批難されました。完全にやる気をなくして映画制作やカーレースとセレブ三昧の日々を送りますが、1987年の「クラウド・ナイン」でまさかの大復活を遂げます。結局、其れが生前最後のスタジオ盤となってしまうのですが、貯めがあれば傑作を創れる人なのですよ。そして、やはり初ソロを三枚組の箱で出したのは正解でしょう。「やる時はやる漢だっ」と未来永劫評価される偉業です。ハッキリ云いますが、当時は誰もジョージにそんな過大な期待を抱いていなかったと思います。


(小島藺子)


posted by 栗 at 09:23| FAB4 | 更新情報をチェックする

「HAPPY BIRTHDAY」

ウーマン(紙ジャケット仕様)


本日は、片瀬那奈ちゃんのお母様のお誕生日です。
御目出度う御座居ます。


さて、此処からは雑談です。あたくしは「お誕生日マニア」としても一部で有名ですが、8月14日が那奈ちゃんママのお誕生日と知る前は、桂歌丸師匠と杉良太郎サンのお誕生日として認識していました。ちなみに、歌丸師匠の本名は「椎名巌」で、ケムマキさんは「山田勝啓」です。ついでに、同志・宇多丸のお誕生日は5月22日で本名は「佐々木士郎」です。5月22日は「エヴァ」の庵野秀明監督のお誕生日でもあります。と云う感じで記憶するんです。

貼付画像はマイク・マクギアのアルバム・ジャケットで、映って居るのはマイクの母親・メアリーさんです。マイクはサー・ポール・マッカートニーの弟なので、つまりメアリーさんはポールのお母様でもあります。名曲「LET IT BE」の出だしで♪ When I find myself in times of trouble Mother Mary comes to me Speaking words of wisdom, let it be ♪と歌われています。


(小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 08:09| KATASEKAI | 更新情報をチェックする