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2010年07月01日

「プロゴルファー花」#12

ゴジラ [DVD]


読売テレビ、日本テレビ系 23:58〜24:38

「新人つぶしのワナ、一家離散の絶体絶命」

全日本女子オープンで花は、リコと賞金女王・大原と同じ組で回ることになる。大原の新人つぶしの策略にも動じず、花は初日をトップで終える。翌日の朝、花の前に顔に大きなあざを作った大原が現れる。大原は取り立て屋に殴られたこと、父親がつくった何十億円の借金を賞金で返していることを花に打ち明ける。大原に同情した花は、調子を崩してしまい、15番ホールを迎えたころには、残りすべてのホールでバーディーを取らなければ予選落ちという窮地に追い込まれる。しかし、リコが大原の借金の話がうそだということを花に伝えると、花は調子を取り戻し、スーパーショットの連発で何とか予選を通過する。リコは7アンダーでトップに立つ。

■ キャスト

 加藤ローサ :野宮 花

 片瀬 那奈:高瀬リコ様

 高梨 臨 :戸田あゆみ
 上野なつひ :福島百合子
 高橋真唯 :尾口ミチル
 ムロツヨシ :鶴田三郎
 佐藤二朗 :野木毅
 石野真子 :野宮加奈子
 井上正大 :今出川 順
 石黒 賢 :醍醐一馬
 、ほか

■ スタッフ
 脚本・演出:福田雄一
 音楽:瀬川英史
 主題歌:ステレオポニー「OVER DRIVE」(gr8! records/Sony Music Records)
 挿入歌:May J.「Believe」(rhythm zone)
 チーフプロデューサー:堀口良則(ytv)
 プロデューサー:尼子大介(ytv)、森谷 雄(アットムービー)
 制作協力:アットムービー
 制作著作:読売テレビ



昨晩「浜ちゃんが!」に加藤ローサちゃんがゲストで出ていたので観ました。「プロ花」の番宣で「踊るリコちゃん」も映ってましたけど、ロケ現場がどっかで見た事あるナァと思ったら近所の「SUNAMO」じゃん。何だ、ローサちゃんってば、砂町に来てたんですか。

おおっと、キャスティング&スタッフ・ロールがオープニングに来ましたね。いよいよ、後二回で完結なんですね。「ワクワクするね!」いきなりだナァで、リコちゃんのへんちくりん過ぎる踊り妨害が素晴らしいです。そして、花ちゃん、リコちゃん、大原の三人での対決は、盛り上がりますねぇ。

今回の最大の見せ場は、リコちゃんの「蟹ネタ」でしょう。三人娘での連続コントなのですけど、あゆみ&百合子の二人は蟹に夢中で食べているだけです。其の間に、次々にリコちゃんが一人で蟹を使ってボケまくる!凄い。片瀬クン、天才だっ。

三つ巴の対戦も、リコちゃんが双方に取り入るコウモリ女振りを存分に発揮して、魅力爆裂です。リコちゃんの善悪を超えた怪獣王ゴジラの如き存在感が、クライマックスへ向けて更に巨大化しております。正に、

「リコちゃんモンガー!!」

とばかりに、次回最終回の決戦へ向けて牙を剥きました。そうです、僕たちは未だ、高瀬リコの眞の力を観ていないのです。片瀬クンの頂が、見えません。何処まで舞い登るのかっ。此の時点で未だ未だ余力が在り過ぎます。

デカイ!デカすぎるぞ、片瀬クン。

物語的には、当然、主人公の花ちゃんが勝利する結末でしょう。然し乍ら、此れ程にも魅力的で強力なライバル・高瀬リコが、大人しく負けるはずが無いっ。ウルトラマンはゼットンに負けたし、矢吹丈は負けて真っ白に燃え尽きたではありませんか。必ずしも、主人公が勝って終るとは限りません。

最終回を、刮目して待ちましょう。


(小島藺子/姫川未亜)



「プロゴルファー花」読売テレビ公式サイト
「prohana」on Twitter

 
posted by 栗 at 23:57| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「泣かないと決めた日」再放送 #7

泣かないと決めた日 DVD-BOX


フジテレビ 15:00〜15:57

「最後の快進撃」

片瀬那奈 as 藤田千秋


物語は終盤へ近づき、千秋サマの出番も少し増えてきました。相変わらず荒唐無稽なシナリオで「こんなのあるわけないじゃん!」な展開が続くのですが、思えば、初回で9ちゃんが入社したのが本放送時よりも先の「2010年4月」で、第6話ラストの結婚式は「2011年1月」の出来事だったので、此の作品は「近未来SFドラマ」だったのでした。当然、明日の夜に放送される「絶対泣かないと決めた日」は、更に先の未来を描いているはずですよね?そっか「SF」だったのか。

スーパーマン桐野と改心した佐野さんは、すっかり9ちゃんの味方につき、千秋サマ、栗田さん、早苗さんの苛めっ子三人組もダンダンダンと9ちゃんを見直している御様子です。其れで、梅沢部長、へび娘、西島の三人が極悪人になります。三人とも爬虫類や両生類の擬音を付けられちゃって、最早「妖怪」みたいな扱いですね。

コンペで選ばれた9ちゃんの企画を妨害しまくる西島の行動は、余りにも常軌を逸しています。クライアントとの約束をすっぽかし、逆ギレして9ちゃんを罵倒し、挙げ句に改心した振りをしてフェアの食材受注数を改竄するって、度が過ぎています。陰でコソコソやっているのでは無く、誰もが分る様に堂々と、9ちゃんを苛める為に会社に不利益な事をやりまくっています。「俺だって頑張ってるのに、9ちゃんばっか可愛がられて、悔しいから会社に損害が出てもいいから苛めちゃえ!」って、思考が幼稚過ぎます。よく、一流企業に採用されましたね。普通に考えて、西島はクビになりますよ。千秋サマたちが私情を捨てて9ちゃんに協力するのは社員なのですから当然で、其の流れを作る為に無理矢理に西島だけに悪役を押し付けてゆく「脚本家に都合のいいだけの出鱈目な展開」です。

つまり「西島に理不尽な苛めをやらせて、見兼ねた千秋サマたちが9ちゃんを救う場面を、感動的に描きたい」わけです。「感動的な救済」が最初に在って、其の為に「西島の苛め」が必要になったわけだ。此の話の脚本って全部そうで、最初に落ちが決まってて其処から遡って考えているとしか思えないんですよ。「のらくろ」の「ぎゃふん!」落ち(田河水泡先生は、一コマ目に歩いているのらくろを、最後のコマに「ぎゃふん!」と転ぶのらくろを描いて、後で間を埋めていった)なのよさ。ゆえに、重大な出来事がみんな偶然の積み重ねでしか起こらないのですよ。目的の為に手段を選ばない、形振り構わない其の身勝手なストーリー展開は、正に「へび娘、梅沢部長、西島たちの苛めにソックリ」です。

片瀬クン演じる千秋サマの見どころは、9ちゃんを助けにレストランへ訪れ、シェフが9ちゃんの企画を受ける時に、9ちゃんの肩越しで其れを見守る場面です。カメラの焦点は当然乍ら9ちゃんに合わせられ、千秋サマはピンぼけなんですけど、其の表情の変化が実に上手い!好い女優になったナァ、と惚れ惚れします。

明日は早くも最終回で本放送時には一転して絶賛した回ですが、此処までが酷過ぎたのと、最後位は褒めようって仏心を出しただけで、ツッコミどころは満載です。其れは其れとして、深夜の「プロ花」から始まり昼の「泣かない再放送最終回」そして夜には「絶対泣かないと決めた日」と三つも片瀬クンのドラマが放送されるのは、大変喜ばしい事ですね。


(小島藺子)



本放送:2010年3月9日


「泣かないと決めた日」フジテレビ公式サイト

posted by 栗 at 15:57| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「テレビでスペイン語」#12 再放送

NHK テレビでスペイン語 2010年 06月号 [雑誌]


NHK教育 6:00〜6:25

「時間を聞く」

 講師:貫井一美
 ナビゲーター:片瀬那奈
 パートナー:フリオ・ビジョリア・アパリシオ、マリア・ゴメス・ペドヤ
 リポーター:マルタ・マルティン・モリーナ


ケタラミーゴス ☆

ふたたび、再放送で言及する事になってしまった「テレビでスペイン語」の時間です。丸三ヶ月13回に及ぶバッティング事件も、気が付けばもう来週で終ってしまうんですね。何だか、淋しいナァ。

今回は、夜遊びで食べ物のスキットですから、片瀬クンの食い付きが好いですね。「チュロスって日本で云うと、呑んだ後のラーメンだな」と思って観ていたら、フリオにズバッと「日本人もラーメン食べるでしょ?」と云われてしまいました。

片瀬クンが黒系統の衣装に変えたと思ったら、すかさず貫井せんせいが赤の出で立ちで登場です。矢張り、片瀬クンに張り合ってらっしゃる。てか、フリオもマリアも赤じゃん。シックに決めた様で、黒の片瀬クンが壱番目立ってますよ。爪は、しっかり赤だしね。

姫様は、落ちが「競馬ネタ」ですか。教育テレビなのに「呑んで騒いで食ってギャンブル三昧」って展開は凄いですね。冒頭から「仕事が終ったら渋谷で呑もう」なんて話をしていました。片瀬クンは、リラックスしまくって全面的にタメグチです。「時間を聞く」とのお題ですが、時間を忘れて放蕩したくなる様な、とっても楽しい番組ですね。


(小島藺子)



「テレビでスペイン語」NHK公式サイト

posted by 栗 at 06:27| TV | 更新情報をチェックする

「カタセカイ列伝」# 012「菅野美穂」

HAPPY ICECREAM


菅野美穂は、1977年8月22日生まれの女優です。1992年にバラエティ番組「桜っ子クラブ」でデビューし、翌1993年に女優活動を開始します。1995年から1996年に放送されたNHK朝ドラ「走らんか!」の爽やかな演技で全国的に知られますが、翌1997年の二十歳の誕生日にヘアヌード写真集「NUDITY」を発表し大きな話題を呼びました。其の後も、常にチャレンジ精神を持つ女優としてドラマ、映画、舞台と幅広く活躍中です。

片瀬那奈ちゃんとは、菅ちゃん主演ドラマ「2001年のおとこ運(2001年、関西テレビ)」で姉妹役で共演し、2011年公開予定の菅ちゃん主演映画「ジーン・ワルツ」で再共演しています。また、菅ちゃんは2006年から片瀬クンと同じ研音に移籍して活動しています。「2001年のおとこ運」は、数在る片瀬那奈出演ドラマでも個人的には愛着がある作品で、第一期女優時代では最高傑作だと思います。菅ちゃん演じる「あたる」と片瀬クン演じる「さくら」の姉妹が、実に好い!

更に云えば、筆者は菅ちゃんを「桜っ子クラブ」から注目し、CDシングルもアルバム「HAPPY ICECREAM」も、写真集「17ans」や「K-FILES」もリアルタイムで買った「其れ也のファン」です。ええ、「NUDITY」も並んで買いましたよ。正直、かなりショックでした。

何故に「桜っ子クラブ」を観ていたのかと云うとですね、当時テレ朝では「ワールドプロレスリング」が土曜日の16時から放送されていて、「桜っ子クラブ」は其の前の時間帯だったのよさ。土曜日が休みだった時にプロレスを観ようと早目にテレ朝にチャンネルを合わせたら、何だか「おニャン子」とか「乙女塾」のパチモンみたいな番組をやってたので、どーせプロレスを録画するんだからとばかりに「桜っ子クラブ」から長回しで録画する様になったわけです。ま、アンテツには負けますけど、あたくしもアイドリアンですからね。

其れで推しメンが「さくら組の菅ちゃん」だったわけさ。基本的に、あたくしは菅ちゃんや理名ちゃんみたいに「ちっちゃい子」が好みなんですよ。なんてったって、元「みあみあ隊」だもの。だから片瀬クンみたいにデカイ子に「ゾッコン☆LOVE」になったのは、摩訶不思議な事だったのです。ま、そーゆーのって、逆に一生モンになるわけだ。(←何を勝手に自己完結してんだ)

さて、菅ちゃんと片瀬クンが共演した「2001年のおとこ運」と「ジーン・ワルツ」の両作品で共演しているのが、(つづく)


(小島藺子)


posted by 栗 at 00:07| KATASEKAI | 更新情報をチェックする