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2010年07月01日

「カタセカイ列伝」# 012「菅野美穂」

HAPPY ICECREAM


菅野美穂は、1977年8月22日生まれの女優です。1992年にバラエティ番組「桜っ子クラブ」でデビューし、翌1993年に女優活動を開始します。1995年から1996年に放送されたNHK朝ドラ「走らんか!」の爽やかな演技で全国的に知られますが、翌1997年の二十歳の誕生日にヘアヌード写真集「NUDITY」を発表し大きな話題を呼びました。其の後も、常にチャレンジ精神を持つ女優としてドラマ、映画、舞台と幅広く活躍中です。

片瀬那奈ちゃんとは、菅ちゃん主演ドラマ「2001年のおとこ運(2001年、関西テレビ)」で姉妹役で共演し、2011年公開予定の菅ちゃん主演映画「ジーン・ワルツ」で再共演しています。また、菅ちゃんは2006年から片瀬クンと同じ研音に移籍して活動しています。「2001年のおとこ運」は、数在る片瀬那奈出演ドラマでも個人的には愛着がある作品で、第一期女優時代では最高傑作だと思います。菅ちゃん演じる「あたる」と片瀬クン演じる「さくら」の姉妹が、実に好い!

更に云えば、筆者は菅ちゃんを「桜っ子クラブ」から注目し、CDシングルもアルバム「HAPPY ICECREAM」も、写真集「17ans」や「K-FILES」もリアルタイムで買った「其れ也のファン」です。ええ、「NUDITY」も並んで買いましたよ。正直、かなりショックでした。

何故に「桜っ子クラブ」を観ていたのかと云うとですね、当時テレ朝では「ワールドプロレスリング」が土曜日の16時から放送されていて、「桜っ子クラブ」は其の前の時間帯だったのよさ。土曜日が休みだった時にプロレスを観ようと早目にテレ朝にチャンネルを合わせたら、何だか「おニャン子」とか「乙女塾」のパチモンみたいな番組をやってたので、どーせプロレスを録画するんだからとばかりに「桜っ子クラブ」から長回しで録画する様になったわけです。ま、アンテツには負けますけど、あたくしもアイドリアンですからね。

其れで推しメンが「さくら組の菅ちゃん」だったわけさ。基本的に、あたくしは菅ちゃんや理名ちゃんみたいに「ちっちゃい子」が好みなんですよ。なんてったって、元「みあみあ隊」だもの。だから片瀬クンみたいにデカイ子に「ゾッコン☆LOVE」になったのは、摩訶不思議な事だったのです。ま、そーゆーのって、逆に一生モンになるわけだ。(←何を勝手に自己完結してんだ)

さて、菅ちゃんと片瀬クンが共演した「2001年のおとこ運」と「ジーン・ワルツ」の両作品で共演しているのが、(つづく)


(小島藺子)


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「テレビでスペイン語」#12 再放送

NHK テレビでスペイン語 2010年 06月号 [雑誌]


NHK教育 6:00〜6:25

「時間を聞く」

 講師:貫井一美
 ナビゲーター:片瀬那奈
 パートナー:フリオ・ビジョリア・アパリシオ、マリア・ゴメス・ペドヤ
 リポーター:マルタ・マルティン・モリーナ


ケタラミーゴス ☆

ふたたび、再放送で言及する事になってしまった「テレビでスペイン語」の時間です。丸三ヶ月13回に及ぶバッティング事件も、気が付けばもう来週で終ってしまうんですね。何だか、淋しいナァ。

今回は、夜遊びで食べ物のスキットですから、片瀬クンの食い付きが好いですね。「チュロスって日本で云うと、呑んだ後のラーメンだな」と思って観ていたら、フリオにズバッと「日本人もラーメン食べるでしょ?」と云われてしまいました。

片瀬クンが黒系統の衣装に変えたと思ったら、すかさず貫井せんせいが赤の出で立ちで登場です。矢張り、片瀬クンに張り合ってらっしゃる。てか、フリオもマリアも赤じゃん。シックに決めた様で、黒の片瀬クンが壱番目立ってますよ。爪は、しっかり赤だしね。

姫様は、落ちが「競馬ネタ」ですか。教育テレビなのに「呑んで騒いで食ってギャンブル三昧」って展開は凄いですね。冒頭から「仕事が終ったら渋谷で呑もう」なんて話をしていました。片瀬クンは、リラックスしまくって全面的にタメグチです。「時間を聞く」とのお題ですが、時間を忘れて放蕩したくなる様な、とっても楽しい番組ですね。


(小島藺子)



「テレビでスペイン語」NHK公式サイト

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「泣かないと決めた日」再放送 #7

泣かないと決めた日 DVD-BOX


フジテレビ 15:00〜15:57

「最後の快進撃」

片瀬那奈 as 藤田千秋


物語は終盤へ近づき、千秋サマの出番も少し増えてきました。相変わらず荒唐無稽なシナリオで「こんなのあるわけないじゃん!」な展開が続くのですが、思えば、初回で9ちゃんが入社したのが本放送時よりも先の「2010年4月」で、第6話ラストの結婚式は「2011年1月」の出来事だったので、此の作品は「近未来SFドラマ」だったのでした。当然、明日の夜に放送される「絶対泣かないと決めた日」は、更に先の未来を描いているはずですよね?そっか「SF」だったのか。

スーパーマン桐野と改心した佐野さんは、すっかり9ちゃんの味方につき、千秋サマ、栗田さん、早苗さんの苛めっ子三人組もダンダンダンと9ちゃんを見直している御様子です。其れで、梅沢部長、へび娘、西島の三人が極悪人になります。三人とも爬虫類や両生類の擬音を付けられちゃって、最早「妖怪」みたいな扱いですね。

コンペで選ばれた9ちゃんの企画を妨害しまくる西島の行動は、余りにも常軌を逸しています。クライアントとの約束をすっぽかし、逆ギレして9ちゃんを罵倒し、挙げ句に改心した振りをしてフェアの食材受注数を改竄するって、度が過ぎています。陰でコソコソやっているのでは無く、誰もが分る様に堂々と、9ちゃんを苛める為に会社に不利益な事をやりまくっています。「俺だって頑張ってるのに、9ちゃんばっか可愛がられて、悔しいから会社に損害が出てもいいから苛めちゃえ!」って、思考が幼稚過ぎます。よく、一流企業に採用されましたね。普通に考えて、西島はクビになりますよ。千秋サマたちが私情を捨てて9ちゃんに協力するのは社員なのですから当然で、其の流れを作る為に無理矢理に西島だけに悪役を押し付けてゆく「脚本家に都合のいいだけの出鱈目な展開」です。

つまり「西島に理不尽な苛めをやらせて、見兼ねた千秋サマたちが9ちゃんを救う場面を、感動的に描きたい」わけです。「感動的な救済」が最初に在って、其の為に「西島の苛め」が必要になったわけだ。此の話の脚本って全部そうで、最初に落ちが決まってて其処から遡って考えているとしか思えないんですよ。「のらくろ」の「ぎゃふん!」落ち(田河水泡先生は、一コマ目に歩いているのらくろを、最後のコマに「ぎゃふん!」と転ぶのらくろを描いて、後で間を埋めていった)なのよさ。ゆえに、重大な出来事がみんな偶然の積み重ねでしか起こらないのですよ。目的の為に手段を選ばない、形振り構わない其の身勝手なストーリー展開は、正に「へび娘、梅沢部長、西島たちの苛めにソックリ」です。

片瀬クン演じる千秋サマの見どころは、9ちゃんを助けにレストランへ訪れ、シェフが9ちゃんの企画を受ける時に、9ちゃんの肩越しで其れを見守る場面です。カメラの焦点は当然乍ら9ちゃんに合わせられ、千秋サマはピンぼけなんですけど、其の表情の変化が実に上手い!好い女優になったナァ、と惚れ惚れします。

明日は早くも最終回で本放送時には一転して絶賛した回ですが、此処までが酷過ぎたのと、最後位は褒めようって仏心を出しただけで、ツッコミどころは満載です。其れは其れとして、深夜の「プロ花」から始まり昼の「泣かない再放送最終回」そして夜には「絶対泣かないと決めた日」と三つも片瀬クンのドラマが放送されるのは、大変喜ばしい事ですね。


(小島藺子)



本放送:2010年3月9日


「泣かないと決めた日」フジテレビ公式サイト

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「プロゴルファー花」#12

ゴジラ [DVD]


読売テレビ、日本テレビ系 23:58〜24:38

「新人つぶしのワナ、一家離散の絶体絶命」

全日本女子オープンで花は、リコと賞金女王・大原と同じ組で回ることになる。大原の新人つぶしの策略にも動じず、花は初日をトップで終える。翌日の朝、花の前に顔に大きなあざを作った大原が現れる。大原は取り立て屋に殴られたこと、父親がつくった何十億円の借金を賞金で返していることを花に打ち明ける。大原に同情した花は、調子を崩してしまい、15番ホールを迎えたころには、残りすべてのホールでバーディーを取らなければ予選落ちという窮地に追い込まれる。しかし、リコが大原の借金の話がうそだということを花に伝えると、花は調子を取り戻し、スーパーショットの連発で何とか予選を通過する。リコは7アンダーでトップに立つ。

■ キャスト

 加藤ローサ :野宮 花

 片瀬 那奈:高瀬リコ様

 高梨 臨 :戸田あゆみ
 上野なつひ :福島百合子
 高橋真唯 :尾口ミチル
 ムロツヨシ :鶴田三郎
 佐藤二朗 :野木毅
 石野真子 :野宮加奈子
 井上正大 :今出川 順
 石黒 賢 :醍醐一馬
 、ほか

■ スタッフ
 脚本・演出:福田雄一
 音楽:瀬川英史
 主題歌:ステレオポニー「OVER DRIVE」(gr8! records/Sony Music Records)
 挿入歌:May J.「Believe」(rhythm zone)
 チーフプロデューサー:堀口良則(ytv)
 プロデューサー:尼子大介(ytv)、森谷 雄(アットムービー)
 制作協力:アットムービー
 制作著作:読売テレビ



昨晩「浜ちゃんが!」に加藤ローサちゃんがゲストで出ていたので観ました。「プロ花」の番宣で「踊るリコちゃん」も映ってましたけど、ロケ現場がどっかで見た事あるナァと思ったら近所の「SUNAMO」じゃん。何だ、ローサちゃんってば、砂町に来てたんですか。

おおっと、キャスティング&スタッフ・ロールがオープニングに来ましたね。いよいよ、後二回で完結なんですね。「ワクワクするね!」いきなりだナァで、リコちゃんのへんちくりん過ぎる踊り妨害が素晴らしいです。そして、花ちゃん、リコちゃん、大原の三人での対決は、盛り上がりますねぇ。

今回の最大の見せ場は、リコちゃんの「蟹ネタ」でしょう。三人娘での連続コントなのですけど、あゆみ&百合子の二人は蟹に夢中で食べているだけです。其の間に、次々にリコちゃんが一人で蟹を使ってボケまくる!凄い。片瀬クン、天才だっ。

三つ巴の対戦も、リコちゃんが双方に取り入るコウモリ女振りを存分に発揮して、魅力爆裂です。リコちゃんの善悪を超えた怪獣王ゴジラの如き存在感が、クライマックスへ向けて更に巨大化しております。正に、

「リコちゃんモンガー!!」

とばかりに、次回最終回の決戦へ向けて牙を剥きました。そうです、僕たちは未だ、高瀬リコの眞の力を観ていないのです。片瀬クンの頂が、見えません。何処まで舞い登るのかっ。此の時点で未だ未だ余力が在り過ぎます。

デカイ!デカすぎるぞ、片瀬クン。

物語的には、当然、主人公の花ちゃんが勝利する結末でしょう。然し乍ら、此れ程にも魅力的で強力なライバル・高瀬リコが、大人しく負けるはずが無いっ。ウルトラマンはゼットンに負けたし、矢吹丈は負けて真っ白に燃え尽きたではありませんか。必ずしも、主人公が勝って終るとは限りません。

最終回を、刮目して待ちましょう。


(小島藺子/姫川未亜)



「プロゴルファー花」読売テレビ公式サイト
「prohana」on Twitter

 
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2010年07月02日

「カタセカイ列伝」# 013「田辺誠一」

三代目明智小五郎DVD-BOX


田辺誠一は、1969年4月3日生まれの俳優です。10代から創作活動を始め、「メンズノンノ」専属モデルを経て、1992年に俳優としてデビューします。主演男優賞を獲得した俳優業ばかりでなく、映画監督や脚本も手掛ける才人として、現在も活躍中です。

片瀬那奈ちゃんとは、ドラマ「2001年のおとこ運(2001年、関西テレビ)」「プリティガール(2002年、TBS)」「離婚弁護士II〜ハンサムウーマン〜(2005年、CX)」第8話、そして2011年公開の映画「ジーン・ワルツ」で共演しています。片瀬クンの親友「内山理名ちゃん」が初主演したドラマ「大奥〜華の乱〜(2005年、CX)」で悲運な夫役を演じた事も付記して置きましょう。片瀬クン出演作品では「田辺さんとの共演作にハズレなし!」と大いに評価している共演者のひとりです。

個人的には、ドラマ「ガラスの仮面(1997年〜1999年、テレビ朝日)」で演じた「紫のバラのひと:速水真澄」でツボにハマった俳優さんです。「ガラスの仮面」は大好きなマンガですし、マヤも亜弓も適役だと思っていたのですけど、何だかみんな疾走してしまいましたね。特に「姫川亜弓」は、あたくしの傀儡である未亜たんの苗字に頂いた程に思い入れが在るキャラクターですので、演じた二人(松本&中村)の呪われた様な其の後の展開には心を痛めましたよ。そー云えば、二代目の亜弓は研音だったナァ。確か「GTO」にも出て居たっけ。ん?何やら片瀬クンとリンクして来た気がしますけど、其れは其れとスル〜しましょう。

さて、田辺さんと片瀬クンが共演した「プリティガール」で主演したのが、(つづく)


(小島藺子)


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「テレビでスペイン語」#13 本放送

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NHK教育 0:00〜0:25

「行き先を言う」

 講師:貫井一美
 ナビゲーター:片瀬那奈
 パートナー:フリオ・ビジョリア・アパリシオ、マリア・ゴメス・ペドヤ
 リポーター:マルタ・マルティン・モリーナ


(小島藺子)



「テレビでスペイン語」NHK公式サイト


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「泣かないと決めた日」再放送 #8(最終回)

泣かないと決めた日 DVD-BOX


フジテレビ 15:00〜15:57

「今夜ついに完結はい上がる女伝説!」

片瀬那奈 as 藤田千秋


最終回は15分拡大版でしたから、カットしまくりの短縮版での再放送になります。其れを観る前に、まずは本放送を観直して軽くツッコんでみます。

千秋サマが盗撮映像を発見して、9ちゃんに関する数々の誤解を解くのが重要ですが、其の経緯は此のドラマお得意の「偶然の積み重ね」です。「千秋サマがひとりで残業してました」→「資料を沢山抱えていて、うっかりスッテンコロリンします」→「すると、偶然にも田沢のパソコンにぶつかって起動し、盗撮カメラの存在に気付きます」→「千秋サマが誤解だったと知り泣いていると、タイミング良く仲原がやって来て、へび娘の悪行を知りましたとさ」と云う、誠にお見事な流れですよ。脚本家は「あたしって、やっぱ大天才!」と自惚れ全開になったかもしれませんね。

でも、田沢ってかなりコアなヲタなんですよね?だったら、誰もがPCを起動させただけで盗撮画面に行く様な甘過ぎるセキュリティ対策なんかしませんよ。会社のパソコンなんだから、自分が居ない間に誰に見られるか分らないんですよ。バレたら破滅じゃん。田沢って、へび娘の妊娠が嘘だと見抜いていたし、そんなに間抜けじゃないでしょ。

そもそも、千秋サマがスッテンコロリンして偶然に田沢のPCが起動って、其れこそ「のらくろ」の「ぎゃふん!」じゃないんだからさ。9ちゃんが救われるのが、こんな偶然からで好いの?千秋サマがスッテンコロリンしなきゃ、誤解された侭だったわけじゃん。千秋サマって、転んじゃう程の資料を一度に抱える様なドジなキャラでしたっけ?9ちゃんが乗り移ったのかしらん。もしかして、ツッコんで欲しくて、わざとこーゆー脚本を書いてるの?違うよね。「千秋サマに盗撮映像を発見させる」って発想が先行したから、こんな事になっちゃったんでしょ。

こうして再放送して下さらなければ、此のドラマを再検証するのは随分と先になっていたでしょう。リアルタイムでは「つまんない」のひとことで斬って捨てた作品ですが、再放送されて観ると「何故につまんないのか?」を考察できます。其れは其れで、那奈ヲタ的には面白いから困ったもんですよ。さて、短縮版を観てみましょう。

いやぁ〜斬りましたねぇ〜。問題の「スッテンコロリン」場面は、フェア会場の下見から千秋サマが残業に至るくだりが大幅にカットされ、いきなりだナァで「スッテンコロリン」します。田沢のパソコンが起動するのは拾ったファイルを置いたからなので、別に千秋サマが「スッテンコロリン」しなくとも「ファイルが重いから、一旦此処に置こうかしらん」と持ってゆく事も出来たはずです。どうやら、どうしても千秋サマが転ける場面を入れたかったと思われます。9ちゃんの誤解に気付く芝居も大幅に短縮されました。盗撮映像を観て、すぐに号泣したみたいになっちゃった。徐々に誤解を紐解いて泣いてゆく名場面だったのにナァ。

千秋サマが「スッテンコロリン」したのは、部署へファイルを抱えて入って来た途端に電話が鳴って慌てたからなので、千秋サマがドジなキャラに変貌したわけじゃないとも云えます。でもね、何でタイミング良く電話が鳴って、千秋サマが転んだ途端に切れるのよさ?此れじゃ、千秋サマを「スッテンコロリン」させる為だけに鳴らしたとしか思えませんよ。田沢を問い詰める時の美脚技と同様に、那奈ヲタ向けのサービス演出なのでしょうか?いえね、桐野に電話をしたのは仲原で、繋がらないから直接逢いに来たら千秋サマが号泣してたって話なんざんしょ?分りますよ、ええ、素晴らしい流れる様なシナリオです。だからさ、何で何もかも大成功したドミノ倒しみたいにタイミングが好く偶然が連鎖するのか?って云ってるのよさ。

梅沢部長の不正を桐野と仲原があばく場面は、桐野がフェア会場に来ているイタリアのクライアントに直接証言させる部分が抜け、単にメールを仲原が待っているだけみたいになっています。フェア会場と会社を短時間で何度も行き来する「スーパーマン桐野」の見せ場だったのにね。カットされたら、何で桐野が走り回ってんのか、さっぱり分りません。

序盤で桐野がへび娘を諭す場面もバッサリですよ。9ちゃんとへび娘の対決の後で、桐野が9ちゃんに「へび娘は、お前の強さが怖かったんだ。お前には、佐野がいるし、俺もいる!(キリッ)」と殺し文句をぶちかます場面も斬られました。あたくしは「9ちゃんの運の良さ」の方が怖いです。桐野は9ちゃんをイタリアに同行させて、一体何をしようと企んでいるのでしょうか。9ちゃんと妹の具体的な和解シーンも無いですね。お医者さんが「姉妹が仲良く話している姿をみてニンマリ」で説明しちゃってます。

てな感じで、かなり説明不足の短縮版になっておりましたが「全部観たけりゃ、箱を買え!」って事なのでしょう。此の再放送は、今宵放送される緊急スペシャル「絶対泣かないと決めた日」の壮大なる予告篇です。今度はどんなスットコドッコイな脚本なのか、大いに期待して居りますよ。


(小島藺子)



本放送:2010年3月16日


「泣かないと決めた日」フジテレビ公式サイト

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「絶対泣かないと決めた日」〜緊急スペシャル〜

泣かないと決めた日 DVD-BOX


フジテレビ 21:00〜22:52

■ キャスト
 榮倉奈々 :角田美樹
 藤木直人 :桐野征治
 要 潤 :仲原翔太
  :仲原万里香
 片瀬 那奈:藤田千秋
 紺野まひる :栗田琴美
 佐藤江梨子 :辰巳絵理奈
 木村佳乃 :佐野有希子
 、ほか

■ スタッフ
 脚本:渡辺千穂
 音楽:菅野祐悟
 主題歌:miwa「don't cry anymore」(Sony Music Records)
 演出:石川淳一
 プロデュース:橋本芙美
 制作:共同テレビ、フジテレビ



主演の9ちゃんこと榮倉サマが、昨晩の「みなおか」や本日の「いいとも!」に、しっかりと番宣出演して居りました。新人マネくんは不慣れだから「事前告知」を知らない御様子ですので、片瀬クンが出ないであろう事は予想していても、怪しい番組は録画しとかないとね。

榮倉サマが「みなおか」でウナギの肝を食し乍ら「ビールに合いますね!」と真っ昼間から豪快に呑んでいるのを観て、軽く目眩がしましたよ。其れで、榮倉サマが登場しない時には「BUBKA」の最新号を読んでいたのですけど、同志・宇多丸の「マブ論」に虫眼鏡で見なきゃ分んない様な小さい字で「フリペで、片瀬那奈さんと表紙&対談やりました!」と書いて在って、気が動転しちゃったじゃないのよさ。こりゃ、大事件だっ!!てか、片瀬クン、、、やっぱ、スゲエっす。てか、研音サマ、告知してくんしぇい。

さて、続編が始まったっ。前作のあらすじから、御馴染みの面々の其の後が描かれ、千秋サマと栗田さんは男子の教育を継続しておられました。無言で田沢の唐揚げを奪う千秋サマが好いですね。へび娘は仲原とNYへ行き「生涯消えない傷」と云われていた顔も何故か綺麗に治っていますが、奥様方に苛められます。ボス役の伊藤かずえさんが余りにも貫禄充分になられていて、最初誰だか分りませんでした。すっかりスーパーマン桐野のメンゴになった9ちゃんは、彼の命令で秘書課へ転属になり新たな試練の時を迎えるのでした。

物語は、秘書課で奮闘する9ちゃんと、NYで一転して苛めに合うへび娘を交差させて展開してゆきます。そして「会社合併の危機!」が襲うのが主軸です。9ちゃんとへび娘が受けるハラスメントが無茶苦茶だなんてツッコミは、もうしません。「JAWS」や「エイリアン」然りで、続編はより過剰になり、ネタばかりが強調されるカルト映画へと向かうのです。元々がネタドラマだった「泣かないと決めた日」の続編なんですから、もう「笑って頂きます!」と云う事なんですよね?まさか「シリアスな社会派ドラマ」なんて世迷い言を未だに云い出したりしませんよね?出だしで9ちゃんが傘を貸す場面で「此のばあさんが、水戸黄門なんだな」ってバレバレじゃん。相変わらず「ぎゃふん!」落ちなのね。ちなみに此れ、実況で書いているのです。

千秋サマの出番は当然乍ら少ないものの、9ちゃんの呼び掛けに真っ先に賛同したり、へび娘に呼び掛けたりと存在感は魅せます。「あたしはやるよっ!」って言い回しが、姐御全開で頼もしいですね。スーパーマン桐野も大活躍ですし、へび娘も改心して成長してゆくのですけど、本筋の会社合併を阻止するのは筆頭株主の鶴のひと声なのです。絵に描いた様な勧善懲悪時代劇じゃまいか。おいおい、近未来SFじゃなかったの?一体、此の作品は何を訴えたいのですか?9ちゃんが苛めに逢っても挫けずに成長してゆくって話なの?みんなも9ちゃんみたいに頑張ってねってメッセージなの?

確かに、9ちゃんは過酷な苛めに耐えて前向きに頑張りましたよ。でも、本編で其れを救ったのは偶然とスーパーマン桐野だったし、此の続編で其の桐野すら解決出来ない難題は水戸黄門が登場して解決しちゃうわけじゃん。お得意の、たまたまうっかり善意で傘を貸したのが二階堂様だったって展開は、余りにも安易です。ローサちゃんの「女帝」で、助けたおばあちゃんがヤクザ幹部の母親だったなんて話がありましたけど、其れよりも捻りがない。二階堂様が、たまたま偶然に佐野さんの母親と同じ老人ホームにいました、とかさ、どこまで9ちゃんは好運なのですか。

9ちゃんの前に苛めで退職した静香が「貴方と私はおなじなんかじゃない!」と云い放つ場面が本編で在りましたが、全く以て其の通りです。9ちゃんは運が良すぎる。新卒入社二年目で桐野の片腕に抜擢された選ばれしスーパーウーマンです。そりゃ、西島も羨むってばさ。株主総会で二階堂様の正体が思わせ振りに明かされる場面で、劇中の9ちゃんは吃驚仰天してましたけど、視聴者は初めっから分り切っていますよ。さくらんぼ幼稚園の学芸会の脚本かよ。視聴者を小馬鹿にしているとしか思えない、お粗末なドラマでした。いやはや何とも、本編以上につまんないじゃまいか。今時、こんな何の捻りも無いシナリオを書けるなんて、在る意味、すぎょいのかもしれません。

勧善懲悪の夢物語だからいいじゃん!ってわけに行かないのは、最初から此の作品は「社会派の問題作!」なんぞと謳い「大人社会のイジメ問題をリアルに鋭く描く」などとぬかしやがったからなのよさ。そんなもん、さっぱり描かれていないし、結局は大権力者が救ってくれましたって落ちじゃ話にならないざんしょ。兎に角、脚本が酷過ぎます。9ちゃんがへび娘をひっぱたいて、めでたしめでたし、って何なのよさ。スッキリしたのは、脚本家だけじゃん。片瀬クンが出なきゃ、今後二度と此の脚本家のドラマは観ません。

「おい、未亜たん。
 さっさと片瀬クンの出番だけ残して、消去しときな」



(小島藺子)



姐御が何をコーフンしているのか分りませんけど、ボキは那奈ちゃんの出番しか観ていないので、云われなくとも既に8分に編集済みです。


(姫川未亜)



「泣かないと決めた日」フジテレビ公式サイト


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2010年07月03日

「人志松本の○○な話」

人志松本のすべらない話 [DVD]


フジテレビ 19:00〜19:57


先日、体調不良により長期休養が発表された松ちゃんですが、しっかりと休養前に撮り貯めたストックが在った様です。此の番組も、撮影は6月上旬でしょうか。兎も角、松本さんには早く復帰して頂きたいですね。

片瀬クンは、新企画「気になる話」のコーナーにゲストで出演しています。横並びで大勢の出演者がいますが、位置的には実質的な司会を担当する千原Jrさんの隣ですので好いトコ取ってます。ま、基本的には小窓ちゃんですので、のんびりと観賞出来る番組ではあります。但し、編集はナンギですよ。

謎のグーグル映像を検証するVTRを観て、問題の物体が登場する前に飛んだ何かに驚愕したり、「苗字の由来」ネタで振られ「勅使河原って『長げぇな』と思った」と蓮っ葉な言い回しを決めたり、「若返りゴボウ茶」ネタで「それより木下さんが何でそんなに美容にこだわるのかが気になりますね」とツッコミを入れたりと、其れ也に見せ場は作ります。大好きな松ちゃんのボケに、逐一反応し大爆笑しているのは「素」ですね。ま〜た、遊んで稼いでますよ。

カラフルな衣装も目を引きますが、頭にちょこんと乗っけた小さな黒い帽子がポイントです。片瀬クンだから似合っていますけど、一般人がうっかりマネしたらトンデモな事になるでしょう。サッカー莫迦になっているかと思えば、しっかり宇多丸と対談したり、お笑い通ぶりも発揮したりと、相も変わらずキャパが広い片瀬クンです。


(小島藺子)



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2010年07月04日

「2010FIFAワールドカップ大会ハイライト」

心の壁,愛の橋


フジテレビ 8:00〜9:55


片瀬クン、寝てないですよね?あたくしも徹夜明けです。ベスト16以降は、全試合をリアルタイムで観させて頂いておりますよ。準々決勝は、全て面白過ぎました。すっかり俄サッカー莫迦になったのかと云えばそうでもなくて、観戦し乍ら「今頃、片瀬クンも、此の場面で熱狂してるのだろうな」なんぞと考えているのでした。そうです、全ては此の番組への予習なので御座居ます。

さて、始まりました。片瀬クンはテンションが高いです。完全に寝てないですね。ええっ?49試合観たですと?何なんだ此のおねえさん、、、同時刻での試合もあったから、ほとんど全部みてるんじゃまいか。どんだけサッカー莫迦なのですかっ。

ベスト8のハイライトが流れますが、矢張りリアルタイムで試合を真面目に観ていたので、小窓ちゃんの片瀬クンの反応も良く分ります。「あっ、やっぱ此処ではこーゆーコメントを云うのね」と、観てて無茶苦茶面白いですよ。プロレス者としては、こうして片瀬クンを探究出来るなんて、最高ですね。嗚呼、片瀬クンがサッカー莫迦で本当に好かったっ。

毎度の事ですけど、片瀬クンは心底楽しそうです。始終、ニヤニヤ、えへへへ、ダハハハ、にっこり、エヘラエヘラ、等と笑いが止まりません。やっぱ、趣味じゃん。仕事じゃないじゃん。片瀬クンのサッカー論に関しては賛否両論ですが、文句を云っている方々は「遊んで稼いでんじゃねーよっ」と云いたいのではないでしょうか。されど、あたくしは片瀬クンがサッカー莫迦で楽しんで稼ぐなんて、最高だと思いますよ。

コアなサッカー通の方々は「何をエラソーに通ぶってんだ此のおんな、ムカつく」と思われるかもしれませんけど、片瀬クンは「サッカー通」が本業ではないのです。「女優さんなのに、異常にサッカー莫迦」ってのが売りなのです。いえ、あたくしもよく分んないんですけどね。たぶん、そうだと思います。正直に申しまして、女優や歌手の片瀬クンに関しては深く考察しますが、サッカー莫迦とかは趣味だし余技ですから、ま、片瀬クンが楽しけりゃ其れで好いです。


(小島藺子)


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「2010FIFAワールドカップDAILY」#3

心の壁,愛の橋


フジテレビ 22:00〜22:55


さて、12時間が経過して再び片瀬クンが生出演です。ゲストで長谷部、阿部、長友の三選手が出てくれましたので、ジローラモ&トニーが消えました。其の分もゴンが最初からぶっ飛ばしております。片瀬クンは、朝とは違う衣装に着替えての登場です。本日で最後なので、朝も夜も今回のW杯を意識したカラフルな出で立ちで、髪には何も付けず普通に降ろして、気合い充分ですね。ところで、ちゃんと寝ましたか?

大興奮映像で、ツッチーは芸人らしく笑える場面を見事に選んでいましたが、片瀬クンは矢張り分り易いゴール・シーンを選択します。片瀬クンは、基本的に純粋なサッカー莫迦だと思います。別に通ぶってなんかいないし、単純明快にサッカーが好きなだけですよ。

いよいよ残り四試合となりまして、あたくしもリアルタイム観戦しますが、片瀬クンのスペシャルサポーターとしてのお仕事は此の番組で終りました。那奈ちゃん推しのスペインは、未だ残っております。僕も応援させて頂きますよ。

那奈ちゃんには、準決勝と決勝を仕事抜きで思いっきり楽しんで頂きたいです。ナンダカンダと云って参りましたが、自分の大好きな趣味を仕事にしちゃうって、とても大変な事です。今後も那奈ちゃんはサッカー番組にお呼びが掛かるでしょうけど、ピュアな好奇心を保って頑張って下さいね。本当に嬉しそうにサッカーを観ている那奈ちゃんを観るのが、僕たちの喜びなのです。ま、那奈ちゃんなら大丈夫でしょう。


(小島藺子/姫川未亜)



「で、サッカーの次は競馬ですか?」



posted by 栗 at 22:57| TV | 更新情報をチェックする

2010年07月05日

「月刊・未亜 アゲン #100705」2010年7月号

逃した魚たち〜シングルビデオコレクション〜 [DVD](完全生産限定盤)


未亜:姐御!那奈ちゃんが、ドラマ、スペイン、サッカー、バラエティと毎日TVに出ているのに、対談をサボりすぎですよっ。

イコ:だからぁ、此れは「月刊」なんだよ。其れに未亜たんがホストであたくしはゲストじゃん。そんなに対談したけりゃ、他のゲストを呼べばぁ?ちゃんと「泣かないと決めた日」なんて駄作の再放送だって、あたくしがしっかりと再検証しただろ。

未亜:アンナ那奈ちゃんの出番が少ないドラマなんて、どーだって好いんですよっ。全8話にスペシャルを加えてもDVD壱枚に余裕で収まっちゃうんだから。大体、姐御は「9ちゃん」とか「へび娘」とか「スーパーマン桐野」とか、那奈ちゃん以外の枝葉を語りすぎですっ。

イコ:おいおい、9ちゃんは主役だし、へび娘は敵役で、桐野はヒーローじゃまいか。未亜たん、マジで藤田千秋しか観てないのか?

未亜:当たり前田は黒髪のロベスピエールな事を云わないで下さい。千秋サマ以外の、一体何を観れば好いと云うのですかっ。全く、再放送で千秋サマの出番をカットしまくりやがって、トンデモないですよっ。

イコ:何だかナァ、、、じゃあ、サッカー番組でも観るか。ん?何だこりゃ、未亜たん、肝心の試合が入ってないぞ。

未亜:そんなのハイライトで観れるから好いじゃん。那奈ちゃんが語る場面だけで充分じゃん!

イコ:そっか、其れではハイライトを、、、おおっ、試合も入ってるな。うん、此れをもう一度観たかったのよさ、、、って、おいおい、何でブチブチと試合映像が途切れるんだ?

未亜:姐御は何を観ているんですか?小窓ちゃんですよっ。小窓の那奈ちゃんを繋いで編集して在るんですよ。大変なんですから、昨日の朝の二時間ハイライトなんか編集するのに三時間も掛かっちゃったんですよ。

イコ:あのね、、、もしかしてバラエティもそうなのか?「○○な話」は、どーなってんのよさ。はぁ?たったの那奈分?おい、此れって壱時間番組だろ。

未亜:後半はマッキー&スザンヌのコーナーだったから斬りましたよ。

イコ:だから前半40分位までは片瀬クンが出てただろ?何でこんなに短いのよさ。

未亜:那奈ちゃんの出番は、例え小窓ちゃんだって斬ってないですよっ。松ちゃんのボケに反応して笑っている声もキチンと拾ってますっ。完璧な編集でしょ、えっへん!

イコ:何が「えっへん!」だ、此のおたんこなす。こんな無茶苦茶なカットしといて、再放送で片瀬クンの出番が少し斬られた事に文句なんか云えないざんしょ。

未亜:其れは其れとして、、、

イコ:おまえは醍醐コーチかよっ。

未亜:「しゅばいんしゅたいがーっ!」

イコ:だから、おまえは花ちゃんかよっ。

未亜:リコ様劇場も今週で終っちゃうんですから、大いに盛り上げましょう!

イコ:最終回が楽しみだな。リコちゃんは、未だ未だ伸びしろが在るぞ。ところで、同志・宇多丸が片瀬クンと対談したらしいじゃまいか。こんな重大事件を、公式告知よりも先に「BUBKA」で知るって、どーよ?

未亜:公式なんて、大昔から事後報告が基本じゃん。確かに、女子マネちゃんから新マネに交代して、益々酷くなってますけどね。「いいとも!」は告知なしだったし、日刊新聞も告知なしでたまに告知したら夕方とかだもんナァ。サンスポに四回載って告知が壱回だけって、やる気ないんじゃまいか。

イコ:ないでしょ。(アッサリ)

未亜:あれれ?ボキが煽ってるんだから、もっとツッコんで下さいよ。シュガーちゃんや女子マネちゃんを罵倒したみたいに、此処で姐御が吠えるトコですよっ。

イコ:もういいよ。云うだけ無駄なんだもん。そんな事より、もうすぐ選挙だな。

未亜:はぁ?何ですか、いきなり。

イコ:去年の政権交代の時に、片瀬クンは「週刊現代」の表紙になっただろ。「選挙、大興奮です!」って載ってたじゃまいか。其れでさ、今回の参院選の掲示ポスターを見たら、蓮舫議員が小首かしげているのよさ。何だか、アイドルのグラビア・ポーズみたいで目立つんだよね。昔の癖が抜けないのかしらん。

未亜:那奈ちゃんと関係ない話はいいです、、、

イコ:だからぁ、片瀬クンも「選挙、大興奮です!」なんだってばさ。其れに、片瀬クンだって将来うっかり政界に進出するかもしれないざんしょ。

未亜:そんな野望は、那奈ちゃんにはないですよ。

イコ:そうかぁ?美人すぎる市議とかも居るんだろ?片瀬クンが出馬したら、他のマドンナ候補とかは「なるほど、議員としては美人って意味だったんだな」と云う真実が白日の元に晒されるぞ。

未亜:そんな不毛な証明の為に、政界進出なんてしなくたっていいです。

イコ:でも未亜たんは片瀬クンが出馬したら、当然乍ら投票するんだろ?

未亜:そりゃそーですよっ。私財投げ打って投票券付きCDを買いまくって推しますですっ。

イコ:其れは「AKB48」だろっ。アメリカじゃ「ホンダは知らないけど、マエダは知ってる」って、サッカーよりも人気みたいだな。未亜たんも転んだのか?

未亜:なな、何を云ってんですかっ。顔と名前も一致しませんよっ。まぁ、あっちゃんと大島くらいは判別出来て、やっと背が高くてショートカットが「篠田」で髪が長いのが「こじはる」で、小ちゃくって元気なのが「たかみな」だって覚えたトコなんですからっ。CMで浴衣着てるコの名前は未だ分らないですよっ。大体ですね、那奈ちゃんが推すから、サッカー選手の名前の方がよっぽど頭に入っちゃいましたよっ。

イコ:でも「AKB48」の名前も覚え出してるじゃん。何だよ「たかみな」とか「こじはる」って。片瀬クンが「AKB48」だったら「かたなな」と呼ばれるのか?「ボキの推しメンは、かたなな!」だな。よし、気に入った。此れからは「かたなな」と呼ぼう。バサッ!

未亜:「ふぁんぶろんくほるすとっ!」


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 02:56| MIAMIA | 更新情報をチェックする

2010年07月06日

「カタセカイ列伝」# 014「稲森いずみ」

プリティガール ― オリジナル・サウンドトラック


稲森いずみは、1972年3月19日生まれの女優です。1992年にモデルとしてデビューし、自ら売り込んでバーニングプロダクションに移籍した1994年に「フジテレビビジュアルクイーン」に選出され、女優としての活動を開始します。暫くは脇役が多かったものの、1998年のドラマ「ハッピーマニア(CX)」からは主演作も増え、現代劇から時代劇までこなす活躍を続けています。

片瀬那奈ちゃんとは、稲森さん主演ドラマ「プリティガール(2002年、TBS)」で共演しています。其の際に稲森さんが演じた「野山花」は、魔女っ子の様な不思議な役柄で、個人的にとても好きです。好きな女優さんのひとりでも在りまして、出演作はほとんど観ていますが、未だに「野山花」が個人的にはベストです。

気が付けば、いずみちゃんもアラフォーになっておりますが、近年も「篤姫(2008年、NHK)」での滝山役、「アイシテル〜海容〜(2009年、日本テレビ)」での母親役、そして「怪物くん(2010年、日本テレビ)」でのデモリーナ役など、確かな存在感を魅せる様々な役どころを演じています。

此のところ、シリアスな役柄が続いていて、コメディエンヌとしてのいずみちゃんをデモリーナには期待したのですけど、過剰なコスプレ姿でも思いっきりシリアス演技だったのでスカされました。まぁ、アレはアレで好いんですけどね。

さて、「アイシテル〜海容〜」と「怪物くん」で、二年連続でいずみちゃんと共演したのが、(つづく)


(小島藺子)


posted by 栗 at 00:07| KATASEKAI | 更新情報をチェックする

2010年07月07日

「ドルジ、大いに嗤う」

ドルジ―横綱・朝青龍の素顔


遂に、NHKが名古屋場所の生中継中止を発表しましたね。あたくしは、白鵬が「此の番付は貴重だね」と云い放ったのを見て、全く反省してないし危機感もないんじゃまいか?とは思いましたけど、こんな時だからこそ名古屋場所には期待しています。日本放送協会がダイジェストで逃げるなら、テレ東に生中継をしてもらいたいものですよ。サッカー中継だって、かつては東京12チャンネルでしかやってなかったじゃまいか。テレ東、やっちゃいなよ。

サッカーと云えば、東スポによれば長谷部選手とフジの本田アナが結婚目前らしいです。そんな情報を得ると、本田アナがドイツを推していたのも分り易いですね。片瀬クンが出てるからフジのサッカー番組を全部観ましたけど、カビラが「カタセさん、カタセさぁーん!」と喚きまくって、本田アナは全く目立たなかったんですよ。其れが最後の優勝予想で片瀬クンやツッチーがスペイン推しを理由付けて説明していたのに、いきなりだナァで何の理由付けもなく「あたしも、ドイツを応援していますっ!(ギラリン)」ですからね。余りにも唐突な自己主張に「何か在るな」と思わずにはおれませんでした。長谷部選手もフジにばっかゲスト出演していて、本当に分り易いですね。

お相撲さんに話を戻すと、今回の顛末をお相撲さんは「何で?」と思っているんじゃないのかしらん。先に挙げた白鵬の呑気なコメントに象徴される様に、何ら悪い事なんかやってないと思っているのでしょう。協会だって、天下の国技がこんな事態になるわけがないと高を括っていたと思われます。だって、竜虎の証言の様に「大昔からやってた」んだもん。「今更、何で?」って話なのですよ。元々、お相撲さんは何でも「ごっつぁんです!」なんですから、マトモな金銭感覚なんて無いでしょ。周りの大人がしっかりしてなきゃダメじゃん。ドルジを苛めて辞めさせた審議委員は、一体何をしていたのでしょうか。

「お相撲さんの事、もっとちゃんとみてあげて!」(杏子さん声で)

いたいけな貴乃花も、うっかり辞表なんか出しちゃってアタフタしてますけど、受理されてヤメちゃったら、ササキキちゃん初主演ドラマ「土俵ガール!」の監修はどーする気だったのでしょうか。大相撲界を揺るがす大事件が起きて居るのに、ニヤケてアイドルにお相撲指南してるんですから、呑気なもんですよ。「この夏、相撲がアツイ!」って、自分が火傷してたんじゃ洒落になんないっす。

あたくしは、何故、今この時に、ウブなお相撲さんが言い逃れの出来ない事で責められるのか?が気になります。「貴乃花を理事に推した連中が制裁された」との見方では、相撲界全体が危機に陥った説明にはなりませんね。本田アナがドイツを推したみたいに、絶対に「なるほどね」と思える理由があるはずですよ。あたくしは、其れが知りたいナァ。


(小島藺子)



posted by 栗 at 06:30| KINASAI | 更新情報をチェックする

「シルシルミシル」

とってもおいしいです 〜食べ歩きAD堀くんのご当地グルメお初店ガイド 東京編〜


テレビ朝日 23:15〜24:15


選挙間近だと云うのに、世の中はサッカーとお相撲さんの話題が席巻中です。オランダとウルグアイの準決勝も熱戦で魅せましたね。あたくしは名前が気に入って推していた「ファンブロンクホルスト」選手の先制ミドル・シュートにシビレました。てか、シュートを決めるまでDFだし名前が長くて云い難いからか全く実況アナが呼ばなかったのに、決めた途端に「ファンブロンクホルスト!ファンブロンクホルスト!」と絶叫し出したのが面白かったです。後半からは「ファンデルファールト」選手も加わり活躍しましたので、とっても実況が大変そうでした。

お相撲さんの方は益々スットコドッコイな事態になっておりますが、二所ノ関理事の発言は素晴らしいですね。NHKの中継が中止されて曰く「中継がないから、現場で観たいって人が増えるかもしれないね(ニヤニヤ)」、外部からの表彰を辞退する発表を受けて曰く「ま、白鵬が優勝するんだろうけど、もし今場所初優勝する力士がいたら、かわいそうだね(エヘラエヘラ)」などと、名古屋場所担当部長とは思えない危機感の欠片もない「新橋の呑んだくれオヤジ」みたいな無責任トンデモ発言の連発です。もう、二所ノ関理事には、何もしゃべらせない方がいいですよ。開き直っていると云うよりも、元々全く反省などしていないのでしょう。30ヶ所以上もの相撲部屋に家宅捜索されても我関せずなんですから、やっぱり「お相撲さんは相撲、相撲はお相撲さん」なのですね。

さて、枕が長くなりましたが、サッカー番組が終っても片瀬クンにはバラエティがあります。「シルシルミシル」には以前にも出演しましたので、基本「小窓ちゃん」と分っていますが、此の時期にテレ朝にも出演ってのが注目に値します。ピンクのキラキラ衣装で登場の片瀬クンは、サッカーネタを振られ「最近はズボンの腰の位置で選手が認識出来ます」なんぞと「泥沼のヲタク道」へ突入している御様子です。こんな美味しいネタをフジのスペシャルサポーターではなく、敢えて此処で明かす「したたかさ」も魅力ですね。

何らかの告知も期待しましたが、普通に小窓ちゃんで進行して終ってしまいました。小窓の片瀬クンは笑顔満開で可愛らしいものの、えっとですね、此れじゃ枕の方が長くって本編が刺身のツマじゃん!みたいな記事になってしまいます。まぁ、つまりは那奈ヲタ的には「そーゆー番組」だったって事です。


(小島藺子)


posted by 栗 at 23:57| TV | 更新情報をチェックする

2010年07月08日

「テレビでスペイン語」#13 再放送

NHK テレビでスペイン語 2010年 07月号 [雑誌]


NHK教育 6:00〜6:25

「行き先を言う」

 講師:貫井一美
 ナビゲーター:片瀬那奈
 パートナー:フリオ・ビジョリア・アパリシオ、マリア・ゴメス・ペドヤ
 リポーター:マルタ・マルティン・モリーナ


エンノーラブエナ ☆

スペインが、準決勝でドイツを敗って決勝進出です。いやあ、素晴らしい試合でした。片瀬クンも、徹夜で応援していたでしょうね。此処まで来たら、スペインに優勝して欲しいですよっ。

さて、楽しいスペイン語のお勉強も早くも半分が終りました。みんな、スペイン語を覚えましたか?あたくしはデルボスケ監督のインタビュウがほとんど理解出来なかったので、三ヶ月も一体何を学んで来たのか?とショックです。

後半戦に入った今回は、姫様の「結婚したい〜っ!」との絶叫が捨て身過ぎて、一寸たじろぎました。メインでの衣装は夏らしく爽やかでとても好かったですし、タメグチも全開で快調ですね。今晩でリコちゃんが最終回ですので、現時点では来週からは此の番組だけがレギュラーとなります。いよいよ本腰を入れて、スペイン語を学べるかもしれません。


(小島藺子)



「テレビでスペイン語」NHK公式サイト

posted by 栗 at 06:27| TV | 更新情報をチェックする

「プロゴルファー花」#13(最終回)

LOVE LOVE LOVE


読売テレビ、日本テレビ系 23:58〜24:38

「信じろ、愛の力を!最終ホールの奇跡?」

花の家が今出川コンツェルンに買い取られ、野宮家は川原の掘っ立て小屋で暮らすことになる。全日本女子オープンの決勝ラウンド1日目、絶対に家を取り戻すと奮起した花は、一気に10打も縮め、9アンダーのリコと並んでトップに立つ。だが、風邪で熱を出し、18番ホールのグリーン上で倒れてしまう。迎えた決勝ラウンド最終日、体調が万全ではない花は、ミスを連発し、絶好調のリコと9打の差がつく。そんな花の前に、醍醐が現れ、今出川が野宮家を買い取ったのは、花の奮起を促すためで、自分が今出川に頼んで仕組んだことだと真相を告白。花は今出川に対する誤解が解け、駆け付けた家族たちの応援もあって調子を取り戻す。

■ キャスト

 加藤ローサ :野宮 花

 片瀬 那奈:高瀬リコ様

 高梨 臨 :戸田あゆみ
 上野なつひ :福島百合子
 高橋真唯 :尾口ミチル
 ムロツヨシ :鶴田三郎
 佐藤二朗 :野木毅
 石野真子 :野宮加奈子
 井上正大 :今出川 順
 きたろう :ゴルフ仙人
 石黒 賢 :醍醐一馬
 、ほか

■ スタッフ
 脚本・演出:福田雄一
 音楽:瀬川英史
 主題歌:ステレオポニー「OVER DRIVE」(gr8! records/Sony Music Records)
 挿入歌:May J.「Believe」(rhythm zone)
 チーフプロデューサー:堀口良則(ytv)
 プロデューサー:尼子大介(ytv)、森谷 雄(アットムービー)
 制作協力:アットムービー
 制作著作:読売テレビ



未亜:遂に「リコ様劇場」の終幕がやって参りました。早く観たいっ!との期待感と、未だ未だ終って欲しくは無いっ!との「アンビバレンツ」に那奈ヲタの心も大いに震えて居ります。2010年の現時点で、片瀬那奈の最高傑作と断言できる「高瀬リコ」の散り際に、刮目せずにはおれないっ。どーですかっ、小島さんっ。

イコ:ええ、正に手に汗握る名勝負の予感がしますね。

未亜:さあ、いよいよ始まりますっ。解説には御馴染みの小島藺子さんを迎え、実況は姫川でお送りして居りますがぁ、さあ、小島さん、とうとう此の時が来ました、始まりますねぇっ。おおっと、いきなりだナァと本編がっ。リコ様がウェディングドレス姿で地獄突き炸裂だっ!!

イコ:「リコちゃんブッチャー」と来ましたか。百合子の「リコさん、堅気の方に地獄突きは、、、」ってフォローも好いですね。出だしから、リコちゃんは大技を出し惜しみしません。

未亜:流石はリコ様ですねっ。奇跡的に花ちゃんと並ばれても、全く余裕ですっ。さあ、此れから如何なる必殺技が炸裂するのかっ。

イコ:ま、ナンダカンダ云っても花ちゃんが勝つんでしょうけどね。

未亜:な、なな、何を云ってんですかっ、小島さんっ。リコ様に死角などありませんよっ。さあっ、最終組の決戦だっ。ほぉ〜ら、リコ様が圧倒的に勝っているじゃないですかっ。いいぞ、那奈ちゃん!じゃないや、リコ様!!もう、此れは決まりですねっ。ハッキリ云って、リコ様贔屓だっ。もう余裕っすよ。おおっと、新たな必殺技も出たっ!!

イコ:此れは効きましたね。百合子のテンプルに直撃二連打。こりゃ、堪りませんナァ。

未亜:おやおや、借金取りや家族も総出で花ちゃんの応援です。今更、遅いと思われますがぁ。いやぁ、リコ様は麗しいですねぇ。勝ちが見えたっ。リコ様ばんじゃあーいっ!

イコ:一寸待って下さい、姫川さん。リコちゃんがお約束で崩れ出しましたよ。此れは分りません。

未亜:いえいえ、最早リコ様の勝利は目前ですっ。此れで逆転したら、其れこそドラマですよっ。

イコ:姫川さん、此れは元々ドラマですよ。ほら、負けた。

未亜:か、考えられませんっ!完全無欠の無敵艦隊である高瀬リコ様が敗れ去ったっ。コジマさん、コジマさぁーん!此の結末は、どーですかっ。大事件ですよねっ。

イコ:花ちゃんが主役なんだから、当然の結果でしょ。リコちゃんは、終盤に集中力が切れてしまいましたね。まぁ、今出川に振られたとのショックが大きかったのでしょう。其の辺の乙女ちゃん振りもリコちゃんの大きな魅力ですから、己の信念を全うしたと云えますね。立派です。

未亜:いや、此れはおかしいっ。全く納得がいかないっ。暴動必須の展開だっ!!

イコ:そんなわけないでしょ。主役が勝たないでどーするんですか。まぁ、リコちゃんもよく頑張りましたね。此れは、ライバルの両者を褒めるべきですよ。

未亜:(号泣しつつ)恋もゴルフも負けちゃったリコ様が余りにも無惨な結末だっ!那奈ちゃん、いやリコ様は、もう街を歩けなく成る程の屈辱ですっ。此れから、リコ様は何処へ向かうのかっ。御覧下さい、此の魂が抜けた様なリコ様の姿をっ。

イコ:リコちゃんは約束通り引退するざんしょ。花ちゃんと違ってゴルフに思い入れも無いし、お金持ちなんだから平気ですよ。すぐに立ち直ります。今出川の事も諦めてですね、今後は格闘技界に進出するって道もありますよ。アノ豪腕は魅力ですねっ。

未亜:小島さんが何を云っているのか全く分りませんがぁ、那奈ちゃんは、無念の臍を噛んでいるっ。復活の時は来るのでありましょうかっ。

イコ:ま、次回作でも片瀬クンはやってくれるでしょう。今作では、天晴れな敵役振りでした。片瀬クンの事ですから、暫くは此の路線を再び封印するかもしれませんが、未だ未だ伸びしろは残していますね。大いに期待していいと思います。

未亜:ええ、そうですねっ。場内騒然の幕切れとなりましたが、此の辺で熱狂の「リコ様劇場」からお別れします。御機嫌よう、左様ならっ。


(小島藺子/姫川未亜)



「プロゴルファー花」読売テレビ公式サイト
「prohana」on Twitter

posted by 栗 at 23:57| ACTRESS | 更新情報をチェックする

2010年07月09日

「テレビでスペイン語」#14 本放送

NHK テレビでスペイン語 2010年 07月号 [雑誌]


NHK教育 0:00〜0:25

「どれかを尋ねる」

 講師:貫井一美
 ナビゲーター:片瀬那奈
 パートナー:フリオ・ビジョリア・アパリシオ、マリア・ゴメス・ペドヤ
 リポーター:マルタ・マルティン・モリーナ


(小島藺子)



「テレビでスペイン語」NHK公式サイト

「片瀬那奈さんインタビュー」EURO24女子Dのココだけの話


posted by 栗 at 00:27| TV | 更新情報をチェックする

「怪優・片瀬那奈・進化論」特別篇!
「リコちゃん必殺技大全集」

OVER DRIVE(初回生産限定盤)(DVD付) プロゴルファー花 DVD-BOX


惜しまれつつも完結した「高瀬リコ様劇場」こと「プロゴルファー花」で繰り出された「リコちゃん必殺技大全集」をお送り致します。

01:マフラー・パンチ
(第1話、第2話)
初回のエンディング・ロールまで引っぱった高瀬リコ様初登場場面で披露された、最初の必殺技です。黒いマフラーを利用したパンチ連打をお付きの「あゆみ&百合子」に炸裂させます。第2話では、再び百合子に二連発でお見舞いしますが「マフラーを装着していないと使えない」と云う致命的な欠陥が在る技でもあります。

02:リコのスピニング・クリオネ
(第3話、第4話)
両手を広げて回転する此のオリジナル必殺技を二度も喰らったのは「あゆみ&百合子」です。「マフラー・パンチ」とは違い、此の技は凶器を使用せずに繰り出せます。常に新たなフィニッシュ・ホールドを開発する「三沢イズム」を想起させるリコ様の闘いが本格的に始まりました。

03:地獄突き
(第2話、第3話)
うっかり花を褒めたあゆみに炸裂させた此の技は、御存知の通りアブドーラ・ザ・ブッチャーの得意技です。先達が編み出した古典的な技も大切にするリコ様の「プロレス魂」が露になった名場面でした。

04:アンパン、メロンパン、カレーパン、食パン!
(第4話)
「のみや」を張り込んだ刑事・リコちゃんが、運転手に渡されたアンパンをうっかり食べて怒り狂い、豪腕パンチ連打をぶちかまします。正確には「アンパン、アンパン、メロンパン、カレーパン、食パン!」と5連打を炸裂させました。ヒョードルのロシアン・フック連打をも超えた強力な豪腕でした。

05:リコちゃんウエーブ
(第5話)
あゆみ&百合子に放たれた此のオリジナル技は、其の名の通り全身を揺らし攻撃する恐るべき必殺技です。恵まれた肢体を最大限に活用したリコ様にしか繰り出せない技です。タコの様に蠢く姿は、片瀬クンが「何でもあり」な怪優と認識するファンにとっても、かなりの衝撃映像でした。

06:リコちゃん力道山
(第7話)
第6話では今出川クンに夢中で戦線離脱し必殺技の披露がなかったのですが、メイド姿のコスプレで充分に魅力を発揮しました。大きく差を広げていた花に並ばれ復帰し真っ向勝負となり、本気を出したリコ様が勝利します。出場権を得たパシフィック・レディース・オープンでもアマ乍ら優勝したリコ様の祝勝会で、あゆみ&百合子に放たれたのが「空手チョップ」なのですが、リコ様は「リコちゃん力道山!リコちゃん力道山!」と連呼します。日本プロレスの創始者である力道山の必殺技を、高瀬リコ様が継承した歴史的瞬間です。

07:リコちゃんキック
(第8話)
パンチ攻撃のバリエーションが多く、自慢の美脚を使ったキックは封印していたのですが、遂に出た!リコ様のキック攻撃を受けたのは、御馴染みのあゆみ&百合子です。「U」の遺伝子を継ぐローキックを見事に連発します。

08:キラー・カーン
(第9話)
其の名の通りキラー・カーンの必殺技「モンゴリアン・チョップ」をあゆみに炸裂させますが、注目すべきなのはリコ様が「キラー・カーン!」と叫び乍ら放った事です。敢えて「モンゴリアン・チョップ」と云わずに「キラー・カーン!」と命名したところに、リコ様の「プロレス通」振りが伺えます。

09:リコちゃんエビぞり
(第10話)
天才ゴルファーであるリコ様は、滅多に練習などしません。かつてアントニオ猪木は強敵アンドレ・ザ・ジャイアントの底知れぬ強さを評して「アンドレは強い。何せ、あいつは練習なんか全くしないでビールを呑んでるだけなんですから」と語りました。リコ様も練習なんかしないで飽食三昧ですし、エステでカラダを磨いております。カンラカラカラと爆笑しながらストレッチしていて、反り返った時にエステシャンにも反らされて、「グキッ!」と鈍い音を立て、自分で逆エビ固めをかけてしまいました。

10:リコちゃん喉元パンチ
(第11話)
地味ですが強烈なパンチを、あゆみ&百合子の喉元に炸裂させます。此れは「地獄突き」と「アンパン、メロンパン、カレーパン、食パン!」を融合させた一撃必殺の凄技です。

11:リコちゃんダンス
(第12話)
強烈な攻撃術に長けるリコ様は、防御でも一流です。花のエントリーを阻止する為に柴山を使って遠回りさせますが、柴山の仏心でギリギリで間に合いそうになります。すると何を思ったのか、リコ様は突然に花の前で踊り出して行く手を阻むのです。単純に通せんぼするのではなく、前方で踊り乍ら妨害すると云う高等テクニックです。全身を躍動させる其の珍妙なダンスは、リコ様にしか出来ない大技でしょう。

12:リコちゃん蟹の手
(第12話)
大原からの電話を、食べていた蟹の手を使って「ポチッとな」と受け、切る時も使います。普通に指で押した方が正確で早いに決まっているのに、敢えて蟹のハサミで押すのです。リコ様は練習をせずに食べてばっかりいますが、天才ならではの動物的本能から、こうして何気に難易度の高い動きをしてトレーニングしてしまっているのでした。

13:リコちゃんバリア
(第12話)
終盤でのリコ様は、ディフェンスでも魅せます。新人潰しに燃える大原の怨念眼力ビームを背後から何度も放たれますが、リコ様は背を向けた侭、片手で殺人光線を軽く払いのけてしまいます。二回クリアした後で更に強力なビームが来ると、コースを変化させて花へ直撃させるのでした。リコ様の「神の右手」のパワーを見せつけられましたね。

14:リコちゃんブッチャー
(第13話)
リコ様お得意の「地獄突き」ですが、最終回では素人相手に「リコちゃんブッチャー!リコちゃんブッチャー!」と連呼し二連打を炸裂させ、スパーリングパートナーとも云える百合子から「リコさん、堅気の方に地獄突きは、、、」と諌められます。花との最終決戦に向けた燃え上がる闘志が、思わず出てしまったのでしょう。

15:リコちゃんシャーコリャ?
(第13話)
勝利を確信したリコ様が、控え室で百合子に放った最後の技です。正直、何と叫んでいるのか聴き取れません。テンプルへの左右連打パンチで、確実に百合子の脳は揺れています。此の有り余る自信とパワーが、結果的には花に負ける結末へと繋がるのですが、リコ様は「天才」ですので、好きでもないゴルフなどスパッとヤメて新たなる道へと進むでしょう。


以上、特に印象的だった技を紹介しました。未だ本放送が終了したばかりですので、今後さらに探究すべき物件です。とりあえず、素晴らしき高瀬リコ様のファイナルを記念して書き上げました。

那奈ちゃん、ありがとう。滅茶苦茶、面白かったです。


(小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 03:04| ERENA | 更新情報をチェックする

2010年07月10日

「カタセカイ列伝」# 015「川島海荷」

MajiでKoiする5秒前


川島海荷は、1994年3月3日生まれの女優です。小学6年生時の2005年にスカウトされ、翌2006年にドラマの子役でデビュー、2007年には「9 nine」に加入しアイドル歌手デビューも果たします。其の後も順調に活躍の場を広げ、現在、ドラマ、映画、CMと引っ張りだこの若手注目女優のひとりです。

片瀬那奈ちゃんとは「ブラッディ・マンデイ(2008年、TBS)」で共演しています。片瀬クンが演じる宝生を、姉や母の様に慕う遥(主人公の妹)を熱演しておりました。宝生はスパイですが、護衛していた遥に対しては情を捨て切れない役どころで、緊迫した展開のドラマでの二人の交流は心温まるエピソードでした。

「うみに〜」は、片瀬クンと共演した以外では「アンテツと誕生日が同じ」と云う事と、CMでの「こっぷんか〜!」で注目しました。アノCMで「こっぷんか〜!」と云わせたスタッフは凄いですね。何せ、あまりにも「こっぷんか〜!」が印象的で、何のCMなのか未だに知りませんよ。他にも「うみに〜」は沢山CMに出ていますが、明らかに「こっぷんか〜!」が秀でています。

(【付記】ところで、主演ドラマ「ヘブンズ・フラワー The Legend of ARCANA(2011年、TBS)」って、一体、何だったのでしょう。深夜ドラマって「若手女優をぶっ潰す」為にあるのでしょうかしらん。やっぱ、深夜ドラマなら片瀬クンですよっ。)

さて、其の「こっぷんか〜!」で「うみに〜」と共演していたのが、(つづく)


(小島藺子)


posted by 栗 at 00:07| KATASEKAI | 更新情報をチェックする