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2010年06月24日

「プロゴルファー花」#11

墓場鬼太郎 (1) (角川文庫―貸本まんが復刻版 (み18-7))


読売テレビ、日本テレビ系 23:58〜24:38

「地獄の猛特訓!仙人が教えるゴルフ奥義」

花は熊本県で行われるトーナメントに推薦枠で出場する。だが大原にプレッシャーをかけられ、予選落ちしてしまう。花のふがいなさに失望した醍醐は「おまえには今すぐ取り戻さなければいけないものがある」と、花を山奥に住むゴルフ仙人の元へ修業に出す。一方、リコは全日本女子オープンで優勝したら結婚、負けたらあきらめるという約束を今出川と交わす。

■ キャスト

 加藤ローサ :野宮 花

 片瀬 那奈:高瀬リコ様

 高梨 臨 :戸田あゆみ
 上野なつひ :福島百合子
 高橋真唯 :尾口ミチル
 ムロツヨシ :鶴田三郎
 佐藤二朗 :野木毅
 石野真子 :野宮加奈子
 井上正大 :今出川 順
 きたろう :ゴルフ仙人
 石黒 賢 :醍醐一馬
 、ほか

■ スタッフ
 脚本:福田雄一
 演出:塚本連平
 音楽:瀬川英史
 主題歌:ステレオポニー「OVER DRIVE」(gr8! records/Sony Music Records)
 挿入歌:May J.「Believe」(rhythm zone)
 チーフプロデューサー:堀口良則(ytv)
 プロデューサー:尼子大介(ytv)、森谷 雄(アットムービー)
 制作協力:アットムービー
 制作著作:読売テレビ



二週間振りの「高瀬リコちゃん劇場」です。待ちかねて居りましたよっ。残り三回、思う存分に暴れまくるリコ様を楽しませてもらいましょう。文句無しに、片瀬那奈の現時点での最高傑作と断言出来る名演です。此れで助演女優賞を獲得出来なければ♪世の中ぁ間違っとるよぉ〜♪と絶唱するしか在りません。

でさ、何でリコちゃんは、花ちゃんの予選まで追っかけしてるの?あっ。ブサ女王と花ちゃんの対戦だから、出番を作ろうってゆー「リコちゃんファンへのサービス」ですか?予選敗退した花ちゃんを、何となくリコ様は残念がっている御様子です。しかし、必殺技は単純なパンチ攻撃乍ら、喉元にズバリと決めます。

物語は怪しげなゴルフ仙人の元で修行する花ちゃん(「キル・ビル」か?)で展開し、リコちゃんは蚊帳の外です。つまんないナァ。ハッキリと云いますけど、花ちゃんのサクセス・ストーリーなんてどーでもええのよさ。ミチルが単にゴルフ仙人にツッコミを入れる為だけに同行したのは笑いましたけどね。

ゴルフが好きでも無いのに、幼馴染みの今出川を一途に想いプロにまでなったリコちゃんは素晴らしいんですけどね。性格ブスなんかじゃないですよ。そんな健気なリコちゃんの見せ場は、今出川に「優勝したら結婚」と約束させる場面でした。いじらしく乙女モードでまんまと確約を得た後に振り向いて咆哮する様は、来るぞ!と分っていても笑ってしまいます。柴山とも手を組み、あらゆる手段で花ちゃんを潰しに掛かっております。しかも、明らかにリコちゃんは、あくまでも自らの手で花ちゃんを倒す事に執着しています。ライバルの鑑ですね。

其れにしても、リコちゃんや「裏でやってる姫様」で爆笑する片瀬クンは捨て身ですね。花ちゃんがジョーだったら、リコちゃんは力石なわけで、もう壮絶に散るしかないのです。残り二回を、刮目せずにはおれません。


(小島藺子/姫川未亜)



「プロゴルファー花」読売テレビ公式サイト
「prohana」on Twitter



で、昨日の「いいとも!」も事後報告だったみたいですけど、

片瀬那奈の秘策「前半15分までに先制」(サンスポ 6/24)

なんて記事も全く告知が無かった様ですね。何だかナァ。

posted by 栗 at 23:57| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「泣かないと決めた日」再放送 #2

泣かないと決めた日 DVD-BOX


フジテレビ 15:00〜15:57

「はじめての味方」

片瀬那奈 as 藤田千秋


初回を再検証したら、片瀬クン演じる千秋サマが登場する場面では、なな、なんと初登場するイタリアン・フェアの晴れ姿が丸っと抜けていて、いきなり意地悪おんな全開で始まってました。更に、見積書を9ちゃんが任された後で「千秋サンがこれまでやってきたのに」とメモを回す場面もカットされていますので、何故に千秋サマが誤発送をさせようと細工した理由が分らなくなって、本当に単なる悪役になっちゃってます。9ちゃんのミスにされた誤発送の件をみんなで残業してフォローする場面もごそっとカットされていて、栗田サンがDVを受けている事を見抜いてしまった千秋サマの鋭いツッコミも無しですよっ。

てか、改めて観てみますと片瀬クン演じる千秋サマって、初回から「ネタバレ女王」だったのだと分りました。先を急げば千秋サマは、9ちゃんに初めて心を開きかけ裏切られたと誤解しますが、最後には9ちゃんの誤解を解くキーマンとなる役どころです。其の辺をしっかりと伏線として入れていたのでしょうね。今後の展開は、ほとんど全て千秋サマがうっかり預言しているのでした。

第2話は本放送時に「7.5%」と破滅的な数字を叩き出し「此のドラマ、終ったナ」と思われた回です。其れが最終回には「14.9%」と倍増の狂い咲きへと向かい、緊急スペシャルが制作される事になるのですから、分らないもんですね。見どころは、エンディングで千秋サマが9ちゃんに万引き現場を偶然に目撃される場面で、次回は千秋サマがメインの回になります。

へび娘の暗躍は計算づくですが、其れで罠に嵌ってゆく9ちゃんが救済されるキッカケは須らく「偶然」なのです。キーマンとなる千秋サマが9ちゃんに万引きを見られるのも偶然ですし、最後に9ちゃんの数々の誤解を千秋サマが盗撮映像を見つけて解くのも偶然です。今回の万引き現場発覚へ至る経過は、「9ちゃんが千秋サマ達に苛められての残業中に、うっかりペンを落として壊してしまいました」→「其れで、新しいペンを買いに行ったら、たまたま居合わせた千秋サマが万引きしてましたとさ」とゆう見事な流れです。脚本家は「俺って天才!」と自画自賛したかもしれませんね。

でも、此れって、そもそも9ちゃんがペンを壊さなかったら始まんないわけですよね。そんな、たまたま偶然に「正義は勝つ!」って展開は、再放送で観ても「こんなのあるわけないじゃん!」(9ちゃん声で)と思わざるをえません。「泣かないと決めた日」なんだけど、9ちゃんは毎回泣きっ放しじゃん。いやぁ、ツッコミどころ満載ですね。そーゆードラマだったのかしらん。

尚、初回と最終話の拡大版が大幅にカットされるだけではなく、第2話から第7話の再放送も本放送とは違います。第2話では初見だけでの検証ですが、オープニングで9ちゃんのナレーションでの前回のあらすじがバッサリと斬り捨てられた(此れは今後も同じ様に切られる部分でしょう)他、佐野サンが隠していた酒を呑んで(そー云えば、初回で9ちゃんが偶然に隠していた酒を発見する場面も在りました。どんだけ9ちゃんは運が好いのよさ)不在の部署にへび娘が謝罪に来る間に(おそらく子供を迎えに行く為に)栗田サンが帰る場面、梅沢部長が9ちゃん冷凍庫事件を全員に叱責する場面、千秋サマが「奪えばいいんじゃない。彼氏も仕事も」と食堂で云った後に去ってゆくへび娘の後ろ姿、なども消えました。予告も含めて、4分位が切られています。


(小島藺子)



本放送:2010年2月2日


「泣かないと決めた日」フジテレビ公式サイト

posted by 栗 at 15:57| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「テレビでスペイン語」#11 再放送

NHK テレビでスペイン語 2010年 06月号 [雑誌]


NHK教育 6:00〜6:25

「誘う」

 講師:貫井一美
 ナビゲーター:片瀬那奈
 パートナー:フリオ・ビジョリア・アパリシオ、マリア・ゴメス・ペドヤ
 リポーター:マルタ・マルティン・モリーナ


(小島藺子)



「テレビでスペイン語」NHK公式サイト


posted by 栗 at 06:27| TV | 更新情報をチェックする

「カタセカイ列伝」# 008「西田敏行」

DREAM PRICE 1000 西田敏行 もしもピアノが弾けたなら


西田敏行は、1947年11月4日生まれの俳優です。1967年にドラマ「渥美清の泣いてたまるか(TBS)」でデビューし個性的な脇役として実績を重ね、1980年の主演ドラマ「池中玄太80キロ(日本テレビ)」からは主役としてもブレイクします。劇中歌「もしもピアノが弾けたなら」も大ヒットし歌手としても活躍し、不遇時代の大瀧詠一によるプロデュース作もある本格派です。更に、司会者としては「紅白歌合戦」と「レコード大賞」も担当しています。本業の俳優としては数々の主演男優賞を獲得し、2008年には紫綬褒章を受章しました。多方面からの人望も厚く、日本俳優連合理事長も務めている名優です。

片瀬那奈ちゃんとは「こちら葛飾区亀有公園前派出所(2009年、TBS)」第4話で、父娘役で共演しています。西田さんはヤクザの組長ながら、娘の為に更生しようと奮闘するパパの側面を持つ役柄です。自身の代表作をギャグにした何でもアリなエンターテイナー振りや、娘を想う情愛を演じる名演技で大いに盛り上げていました。2010年新春に放映された「新春大売り出し!さんまのまんま(関西テレビ)」でもバラエティ番組ですが、片瀬クンと再共演しています。

代表作は数知れず、改めて紹介するまでも無い俳優界の重鎮のひとりで、還暦を過ぎても未だ衰えぬ多岐に渡る活躍を続けています。映画「椿山課長の七日間」で「一心二体」役を演じた伊東美咲さんと同郷で仲が好かったり、西田さんの物真似をする上島竜兵さんを怒るどころか可愛がりドラマやCMで弟役として抜擢したりと、フットワークが軽いのも魅力でしょう。22作に及んだ主演映画「釣りバカ日誌」シリーズは、寅さん亡き後の松竹看板映画となりました。

さて、其の「釣りバカ」第8作目の「釣りバカ日誌7(1994年)」から2009年の22作目「釣りバカ日誌20 ファイナル」まで15年15作に渡ってハマちゃんの愛妻を演じたのが、(つづく)


(小島藺子)


posted by 栗 at 00:07| KATASEKAI | 更新情報をチェックする