nana.812.png

2010年06月12日

「2010FIFAワールドカップ南アフリカ」
アルゼンチンvsナイジェリア

心の壁,愛の橋


フジテレビ 22:30〜25:10

はい、其れで二時間半ほど経過して「アルゼンチンvsナイジェリア」の生中継が始まりました。片瀬クンのファッションは変わっておりませんので、ワクワクして待機しておられたのでありましょうか。あたくしは「怪物くん」の最終回をボケ〜と観てました。

サッカー好きの方々って、もしかしたら其の間にNHKで「韓国vsギリシャ」を観て、此の後には朝まで「イングランドvsアメリカ」を観るのでしょうか。地上波だけでも10時間以上もサッカー三昧とは、ファンにとっては堪らないでしょうね。

とは云え、あたくしはかつて女子プロレスの10時間を超える東京ドーム興行を観戦した時に「おいおい、いつまでやってんだよ」と思ってしまいましたので、そんなに好いもんでもないのよさ。ま、其れでも好きなもんは観てしまうわけです。片瀬クンの女優篇を書くのに、マジで全部観直していますからね。連ドラなんて壱日ぶっ通しで観るわけですけど、楽しいもんナァ。

サッカー音痴なあたくしでも「マラドーナ」の名前は昔から知っています。何故なのかと考えたら、かつて「コサキン」の替歌ネタで♪名前が卑猥な〜アルゼンチンのマラドーナ〜♪と云うのを聴いて認識したのだと思い出しました。どーもすいません。

でも、あたくしはサッカーが観たいわけではなく、片瀬クン目当てでチャンネルを合わせて視聴し録画しているわけですよ。片瀬クンが好きだからと云って、彼女の趣味にまで精通する必要はないのです。然し乍ら、いつの間にかスペイン語を修得しつつ在る様に、此れだけサッカー番組を観てたら洗脳されますね。恐るべし、片瀬那奈。一体、あたくし達を何処へ導こうとしているのでありましょうか。

オープニングに登場して、試合中継では当然乍ら出て来ない片瀬クンは、おそらく熱狂して観戦していたのでしょう。ハーフタイムで前半の見どころを語りますが、選手ではなくマラドーナ監督に目を奪われた御様子です。「必ず好い位置にいるんですよね」って発言は、女優らしいですね。サッカーど素人のあたくしも、ピッチから出たボールを巧みに蹴り上げて返す姿に「アレってアリなんすか?」と思っていましたよ。♪目立ち杉だよ〜アルゼンチンのマラドーナ〜♪

ゲームは「1対0」でアルゼンチンが辛くも勝ちましたが、片瀬クンが推してらっしゃるメッシのプレイが素晴らしいって事くらいは素人目にも明らかでした。あたくしは、ナイジェリアを応援して観ていたのですけどね。でも、此処で付け焼き刃でサッカーを語っても仕方無いのよさ。サッカーを熱く語るのは片瀬クンにお任せ致します。あたくしの務めは「サッカーに萌えている片瀬クン」を語る事なのです。ゆえに、録画した160分は、速攻で17分に編集されました。


(小島藺子)


posted by 栗 at 23:57| TV | 更新情報をチェックする

「2010FIFAワールドカップDAILY」#1

心の壁,愛の橋


フジテレビ 19:00〜19:57

アンテナ調整する為に夕方にフジテレビを付けたら、9ちゃんがまた苛められていました。近々「絶対泣かないと決めた日」なるスペシャル・ドラマが放映される様です。予告には秘書課に転属された9ちゃんしか本編のキャストは出てなくて、ハニーちゃんが敵役みたいでした。千秋サマは出ないのかナァ。てか、尻上がりに数字が上がったからって、マジで続編を制作するとはね。「まさかのスペシャル版」って、自分で云うか。ま、観るけどさ。

さて「サッカー那奈ちゃん」の開幕です。ジョージアのCMも流れて、好かったですね。ん?ああ、此れはサッカー番組でしたね。ま、此処にとっては「片瀬クン番組」なのだよ。キラキラ付きの大きなリボンも愛らしいスペシャルサポーターの片瀬クンは、「スタイルが好いエトー!脚が長くて綺麗なんですよね」などと相変わらずトンデモな解説をしています。いえ、えっと、あたくしがサッカーに詳しくないので「此の女、何云ってんだ?」と思うだけで、もしかしたら「片瀬クンの見方」ってサッカー通なら普通なんですか?

「メッシのプレイベートでの人間性も好き」と語った時に、「あっ。其の逸話はあたくしも何故か知ってるぞ」と思ったら、以前に「サッカー・アース」かなんかで片瀬クンが紹介していたと思い出しました。サッカーに関しては、完全に片瀬クンが師匠です。今後「やっぱ、脚が綺麗だよね」とか「シュートの鈍い音が最高!」とか、うっかり職場や酒場などで語ってしまっても平気なのでしょうか?

昔、プロレスがソコソコ好きな同僚にプロレスラーの本名を訊かれたので、猪木、馬場、長州、天龍など数名の本当の話を名前の由来も交えて語った後で、洒落で「そう云えば、ダイナマイト関西って本名は鈴木ダイナマイトって云うのよさ。お父さんが発破職人で命名したらしいよ。小さい頃から名前で苛められて、其れをバネにして立派な女子プロレスラーになったのよさ」と出鱈目な話(苗字が鈴木って事だけが本当)をしたら、あたくしをプロレス通と認識していた彼は本気にして「女の子なのにダイナマイトなんて名前を付けられて、可哀相だね、、、」とすっかり信じ込んでしまったのです。

同じ様に、あたくしは片瀬クンが語るサッカー談義を須らく真に受けておりますので、受け売りで語ってしまい「おまいは何をぬかしとんじゃ!」と詰られたなら、御本尊様、責任取って頂戴。


(小島藺子)


posted by 栗 at 19:57| TV | 更新情報をチェックする

「すぽると!」ふたたび

心の壁,愛の橋


フジテレビ 0:23〜1:05

今回は、しっかりと視聴し録画しましたよ。片瀬クン、髪を切ってないですね。「プレマップ」の髪型は何だったのよさ。ヅラっすか?でも、何で?謎は深まるばかりです。其れにしても公式告知が遅いですね。

片瀬クンは、相変わらず熱くサッカーを語り倒しておりました。あたくしは格闘技通で他のスポーツは全く詳しくないのですけど、片瀬クンの御蔭でサッカー選手の顔と名前が一致する様になりました。

以前も「足を見ただけで選手を認識出来る」とかトンデモな事を宣っておりましたが、今回も「キックの音が最高!」とか異常な事を云っております。ま、あたくしもプロレスラーのキック音識別なら出来るので、似た様なモンなのかもしれません。

さらに野球の話題では、お気に入りのベイスターズ三浦番長がコントロール賞を受賞してご満悦でした。彼は黒いカリスマ・蝶野の親友(かつてNWOにも所属)ですので、あたくしも嬉しいです。てか、格闘技絡みじゃないと分んないのよさ。なにせ、東京ドームで野球観戦をしたのは壱回だけで、プロレスやコンサートでは何十回と行ってますからね。

此れから暫く、サッカー三昧の片瀬クンを多く観る事になります。此処では4月からはブログらしく必ず記事に画像を貼る事にしておりまして、「プロ花」なんかはサブタイトルから強引にこじつけたアルバム・ジャケットを選んでいます。例えば「スランプ脱出?一家離散の危機を救え!」ならイエスの「危機」で、「第2章開幕!プロの恐怖賞金0円の現実」ならELPの「恐怖の頭脳改革」って無理矢理な選択です。

今回の「2010FIFAワールドカップ」関連番組に関しては、ジョン・レノンの「心の壁、愛の橋」旧版CDのジャケットで通します。此れはジョンが11才の時に描いた「football」と云うタイトルの絵です。ビートルズのメムバーは全員サッカー・ファンで、サッカー中継のラジオを聴く為にレコーディングを中断したと云われています。「ホワイト・アルバム」に収録された「グラス・オニオン」の初期テイクには、サッカー中継のアナウンスがエンディングに使われていました。贔屓のチームは、当然、地元リヴァプールです。


(小島藺子)


posted by 栗 at 01:07| TV | 更新情報をチェックする

「怪優・片瀬那奈・進化論」
act 047「美月うらら」part 1

歌のおにいさん [DVD]


 出演作:『歌のおにいさん』全8話(テレビ朝日系)
 放映日:2009年1月16日〜3月13日(毎週金曜日 23:15〜24:10)
     平均視聴率 10.8%

 ザテレビジョン「ドラマアカデミー賞」2009年1月〜3月期、助演女優賞受賞

 映像作品:DVD「歌のおにいさん DVD BOX」(コロムビア ZMSH-4790)
      2009年7月22日発売


「美月うらら」は、片瀬那奈が女優10周年にして遂に助演女優賞を初受賞した記念すべき役柄です。番組への出演が決まった段階では「脇役のひとりだな」と左程は期待していなかったものの、本放送前日の2009年1月15日に行われた制作発表で「いきなりだナァ」とばかりに「パピプペポン体操」をど真ん中で歌い踊る姿を目撃し「此れは凄い事になりそうだっ」と胸を躍らされました。

果たして、片瀬那奈は本人も「本当に好い役」と宣った通りに驚くべき怪演をやらかします。主人公「矢野健太(おーちゃん:大野智くん)」がうっかり間違って面接し合格してしまった子供向け番組「みんなでうたお!パピプペポン」の「歌のおねえさん」である「美月うらら」は、高松塚歌劇団キトラ組の娘役から転身したお嬢様です。言葉使いはお姫様口調で、歌う童謡も過剰なオペラ風で、浮世離れしたぶっ壊れたキャラクターでした。2010年現在に放映中の「テレビでスペイン語」での「姫様」の雛形とも云えます。初登場シーンから、自分の世界に入り込んだ珍妙な存在感を大いに示す演説を捲し立てます。どっからどーみても「変な人」なのです。正に捨て身の熱演でした。

其れでも、初回から第二話までは「みなうた」を仕切っている「氷室王子(戸次重幸さん)」に従順な「単なる常軌を逸した脇役(いや、もう其の時点で充分に変だから、、、)」かと思えたのですが、第三話で氷室王子がリストラされて主役に躍り出てしまいます。さあ、もうどうにもとまらない。毎回披露される童謡では、在ろう事か「全身タイツで被り物」とか「着ぐるみでお相撲をとる」とか、美人女優でクールビューティーなんてイメージを根底から覆す暴走をやらかします。更に、うらら姫は普段着でも摩訶不思議なスタイリングを披露しまくっております。余りにも無茶な役柄なのですが、片瀬那奈は拒むどころか嬉々として挑んでいます。基本的に、那奈ちゃんはこーゆー事が大好きなのよさ。だからこそ、僕たちは「那奈ちゃんゾッコン☆LOVE」になったのです。でもさ、此処までやるか?御本尊様。高いテンションを持続させる為に、不眠不休で役作りをしていたとも云われております。

「西豪寺エレナ様」で開眼した「爆裂怪優路線」を、当時「思いの外に受けている」と語りあえて長く封印していた片瀬那奈は、其の本領を遂に露にしたのです。此れが評価されないわけがありませんので、此処でも「助演女優賞を与えて然るべきだ!」と大絶賛しました。現実に那奈ちゃんが助演女優賞を受賞した時には、心底嬉しかったです。僕たちは那奈ちゃんの大ファンですから賞を取る事が全てではないけれど、矢張り受賞歴が遺るのは意味が在ります。世間一般的にも、確かに片瀬那奈の渾身の演技が評価されたとの証しになりました。改めて「那奈ちゃん、御目出度う!」と云いましょう。

僕はずっと「西豪寺エレナ様」こそが「女優・片瀬那奈」の最高傑作だと思っていました。そして、彼女が其の路線を安易になぞる事なく様々な役柄に挑戦する姿に感動しましたし、舞台での「小野未来」と「平山まどか」には心の底から熱狂しました。でも、目の前で「平山まどか」を演じる片瀬那奈を27回も繰り返し観て腰まで抜かしたのに、其れでも「エレナ様の衝撃を超えた」とは感じなかった。此の時に、自ら創った大きなハードルだったエレナ様を片瀬那奈は軽やかに超えました。だからこそ、僕は「美月うらら姫こそが史上最強キャラだ」と喧伝したのです。ところが「怪優・片瀬那奈に天辺など無い」との事実を、2010年の現在に「高瀬リコ」で思い知らされています。かつてアントニオ猪木は「過激なプロレスラー」と称されましたが、片瀬那奈は「過激な女優」と呼ばれて然るべきでしょう。うらら姫は、其の台詞回しや奇抜なファッションに目を奪われる特異なキャラクターですが、細やかな仕草も素晴らしく、明らかに「西豪寺エレナ様」をも凌駕しています。其れは、矢張り舞台を経験してからならではの成長の証しです。片瀬那奈は、本当に好い女優になりました。

此の作品は深夜枠で8話と通常の尺よりも短かいドラマでしたが、数字も毎回二桁で、片瀬クンの助演女優賞を始めとして主題歌もドラマ主題歌賞を受賞し、作品賞と主演男優賞部門でも二位にランクされ、大いに評価されました。個人的には「1999年度水着キャンギャル」同期の滝沢氏との満を持しての共演にも、胸を高鳴らせて頂きました。そして「歌い踊る片瀬那奈ちゃん」も、たっぷりと堪能出来ます。歌手でも在る片瀬那奈が、此れ程までにドラマで歌い踊る姿を披露したのは現時点では此の作品だけです。其の歌唱に関しては役柄に沿って本来の片瀬那奈の歌声とは大きく違っていますが、他のドラマでは観れない貴重なパフォーマンスが記録されております。ゆえに「美月うらら」part 2 と別項を設けて、コアな考察を試みます。


(小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 00:07| ERENA | 更新情報をチェックする