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2010年06月22日

「カタセカイ列伝」# 007「唐沢寿明」

僕に出来ること


唐沢寿明は、1963年6月3日生まれの俳優です。1980年に本名の「唐沢 潔」としてデビューしますが、なかなか芽が出ず、特撮番組のスーツアクター、スタント、裏方などの長い下積みを経験した後に1992年の連続ドラマ「愛という名のもとに(CX)」で大ブレイクした苦労人です。其れ以後は、映画、ドラマ、舞台、声優、CMなどで常に第一線で活躍しています。

ブレイクしてからの所属事務所は研音で、夫人の山口智子(デビュー作であるNHK朝ドラのヒロインを演じた「純ちゃんの応援歌(1988年〜1989年)」で唐沢と初共演した)も所属しています。ゆえに、夫婦揃って「片瀬那奈の直属の大先輩」でもあります。大河ドラマで共演した天海祐希を研音にスカウトしたのは彼ですし、唐沢をブレイクさせるキッカケ(爽やか路線への転向)を勧めたのは、元・研音の浅野ゆう子です。名実共に、研音の看板を背負うトップ俳優と云えるでしょう。余談ですが、片瀬クンの大親友である内山理名ちゃんはデビュー当時「山口智子・2世」とも云われておりました。

片瀬那奈ちゃんとは、唐沢さん主演ドラマ「小早川伸木の恋(2006年、CX)」の夫婦役で共演し、同じく唐沢さん主演映画「20世紀少年(2008年、2009年、東宝)」三部作で再共演しています。「小早川伸木の恋」では、片瀬クン演じるエキセントリックな妻・妙子との格闘シーン、キスシーン、片瀬クンにとって初のベッドシーン、同じく初の結婚式シーンなどを、タイマン勝負のガチンコで共演をしております。小早川妙子は片瀬クンの女優歴で大きなエポックメイキングな役柄となりましたので、其れを支えた大先輩である唐沢さんの存在は大きいと思います。さらに、映画「20世紀少年」で片瀬クンが演じた敷島ミカの「マトモな演技」が観れるのも、唐沢さんが演じた主人公ケンヂとのシーン(第1章、2008年)だけです。

下積み時代のエピソードなども包み隠さず語る大らかなサービス精神や演技に対する真摯な態度から人望も厚く、共演者やスタッフを始め多方面で慕われ、多くの交友関係を持っています。一時期「沢尻会男子部」のリーダーとも噂されましたが、単純明快に其れは元々在った「唐沢会」が「エリカも、いいんじゃないの」と推してただけだと思われます。エリカ様は確かに才能がありますけど、そんなに力持ちじゃないでしょ。

筆者は映画「20世紀少年」のロケで何度かお目に掛かりましたが、最初に参加したロケで炎天下の野外で四時間も待機して撮影現場に入れた我々エキストラに労いの挨拶する為に壇上へ登場し、いきなりだナァと「コマネチ!」とやらかして場を大いに和ませて下さいました。御本人にお逢いするまでは「キャラ」とか「きよしちゃん」と呼んでいたあたくしですが、其のキャラクターに実際に触れて以来「唐沢さん」と敬意を込めて呼んでいます。

さて、唐沢さんの代表作のひとつである「白い巨塔」で演じた財前五郎の義父「ヌー」じゃなくって「又一」を演じたのが、(つづく)


(小島藺子)


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2010年06月23日

「怪優・片瀬那奈・進化論」
act 050「矢田和美」

恋のから騒ぎ〜Love Song


 出演作:『恋のから騒ぎドラマスペシャル〜LOVE STORIES VI〜』
      第1話「ライバルの女」(日本テレビ系)
 放映日:2009年9月25日(金曜日 21:00〜23:09)視聴率 5.1%


三話オムニバス「恋のから騒ぎドラマスペシャル」の第6弾で放映された「ライバルの女」は、主役の塩倉彩乃を山田優さんが演じました。片瀬クンが演じたのは幼少時代から常に彼女に対抗心を剥き出しに追い続ける「ライバル:矢田和美」です。タイトル通りに「W主演」と云っても好いでしょう。

配役は逆でも成立する様にも思えますが、矢張り片瀬クンは助演の方がより光ります。彩乃も過剰にぶっ飛んだキャラで突っ走るものの、其れを追走し追い抜こうとする和美はより過激にならねばならないのです。山田優さんも頑張ってますけど、此の手の役ならば片瀬クンに一日の長がありますね。助演女優賞を受賞した事により、益々その「主役を踏み台にする技」に磨きがかかって参りました。「誰もやらない役をやりたい」と挑戦し続ける片瀬那奈にとって、怪演バイプレイヤーへと進むのは当然至極な事だったのでしょう。

短いドラマ乍らも、所謂ひとつの「西豪寺エレナ様」から「美月うらら姫」へと至り、後に「高瀬リコちゃん」へと続く「怪優・片瀬那奈」の真骨頂が観れます。此の路線ならば、他の追随を許さない域に達しました。ドタバタ喜劇だけではなく、ライバルならではの友情を描く場面での演技も光ります。紛う事無く、確かに「片瀬那奈にしか出来ない演技」です。おそらくスタッフは、片瀬クンに全幅の信頼感を持ってキャスティングし制作したのでしょう。そして、片瀬那奈は其れを期待以上に応えられる女優になっていました。片瀬クン愛好家にとっても、文句無しの名演です。


2009年9月25日:「恋のから騒ぎドラマスペシャル〜LOVE STORIES〜VI」ライバルの女


(小島藺子)



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「笑っていいとも!」で、ペコリ

タモリ


フジテレビ 12:00〜13:00


片瀬那奈ちゃんは、「有名人のお名前検定」と「アラゆる答えハンティング」そしてエンディングまでガッチリと出演しました。

公式告知がいつだったのかは分りませんが、あたくしは「美人女優の名前」ってキーワードで録画しておりました。先週ツッチーが出てましたし、本日はジローラモも出演って流れで「W杯」中に那奈ちゃんが降臨するのは鉄板と思っておりまして、狙っていたのです。ええ、もう公式告知は、とっくに当てにしてないですから。かつての一匹狼時代に培った「那奈ヲタの嗅覚は健在!」と自画自賛。(←全く自慢にならない技ですよっ)

カーキ色のミニワンピに黒タイツ姿の那奈ちゃんは、相変わらず「いいとも!」に出ると楽しそうです。スペインとポルトガルを間違えたのは御愛嬌。しかし、しっかりと訂正しておりました。「ソコ間違えるか」とのツッコミにもめげず、ハンティングでは本田選手で見事に的中しリベンジします。生出演ならではの、立ち位置が分らずにアタフタしてるトコも好いですね。おすぎサンが後ろから押してフォローしておりましたが、そんなさり気ない気配りはオネエ様ならではです。

其れで、何の番宣かと思えば「絶対泣かないと決めた日」じゃん。9ちゃんやハニーちゃんじゃなくって、那奈ちゃんが番宣するの?流石は宣伝隊長だっ。エンディングで、拳を突き上げた後にBGMに合わせてペコリとお辞儀する所作がゲロマブでした。

駅ちゃん情報では、今後「○○な話」や「シルシルミシル」への出演もあるみたいですね。楽しみです。


(姫川未亜)


posted by 栗 at 13:07| TV | 更新情報をチェックする

「泣かないと決めた日」再放送 #1

泣かないと決めた日 DVD-BOX


フジテレビ 15:00〜15:57

「新人配属。ハラスメント地獄始まる」

片瀬那奈 as 藤田千秋


さて、片瀬クンの「いいとも!」生出演に続いて「泣かないと決めた日」の再放送が始まりました。本放送から半年も経たずの再放送は、7月2日に放映される緊急スペシャル版「絶対泣かないと決めた日」への煽りです。

初回は15分拡大版でしたから、大幅にカットされた別ヴァージョンになっております。未だ初見なので詳しく検証はしておりませんが、例えば、梅沢部長と桐野統括マネージャーが得意先に土下座する場面や、へび娘が「アリ地獄は一度嵌ったら抜け出せない」とつぶやき本性を露にした場面など、印象的だった部分も平気で斬り捨てる編集は「小早川伸木の恋」初回再放送版及びDVD版の悪夢を鮮やかに蘇らせて下さいました。

其れにしても、千秋サマの苛めっ子振りは改めて観ても酷いですね。ほとんど率先してやらかしていた事も再放送だとよりよく分ります。しかも9ちゃんが冷凍庫に閉じ込められた初回最後には「今頃、冷凍人間になってたりして(ぼそっ)」と、思いっきり予想してるじゃん。だったら、助けに行けよ。実行犯のへび娘は殺人未遂ですけど、頭が好くって事態を予測出来ている千秋サマも殺人教唆になりかねませんよっ。全くもう、なんちゅードラマなのよさ。


(小島藺子)



本放送:2010年1月26日


「泣かないと決めた日」フジテレビ公式サイト

posted by 栗 at 15:57| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「GINGER」2010年8月号

GINGER (ジンジャー) 2010年 08月号 [雑誌]


発行/幻冬舎

「トップモデルのおしゃれ塾」に登場。

カラー2頁(P68〜P69)、目次にも1カットあり。

「片瀬那奈→目指してるのは...上品クールなキラ派手スタイル」

 Photographs by Motokazu Murayama
 Styling by Kozue Ohnuma(kind)
 Hair & Make-up by Rie Aoyama(nude.)


目指せマイコー!の片瀬クンは、撮影用の衣装よりも私服の方が派手です。

片瀬クンのスタイリングはズバリ云って「挑戦」ですから、ド素人はうっかりマネしない方が懸命かと思われます。此れは、片瀬クンの掲載雑誌切り抜きファイルを10余年に渡って100冊以上つくり続けるあたくしからの、心からの忠告です。


(小島藺子)



「幻冬舎 GINGER ホームページ」

posted by 栗 at 17:17| MAGAZINE | 更新情報をチェックする

2010年06月24日

「カタセカイ列伝」# 008「西田敏行」

DREAM PRICE 1000 西田敏行 もしもピアノが弾けたなら


西田敏行は、1947年11月4日生まれの俳優です。1967年にドラマ「渥美清の泣いてたまるか(TBS)」でデビューし個性的な脇役として実績を重ね、1980年の主演ドラマ「池中玄太80キロ(日本テレビ)」からは主役としてもブレイクします。劇中歌「もしもピアノが弾けたなら」も大ヒットし歌手としても活躍し、不遇時代の大瀧詠一によるプロデュース作もある本格派です。更に、司会者としては「紅白歌合戦」と「レコード大賞」も担当しています。本業の俳優としては数々の主演男優賞を獲得し、2008年には紫綬褒章を受章しました。多方面からの人望も厚く、日本俳優連合理事長も務めている名優です。

片瀬那奈ちゃんとは「こちら葛飾区亀有公園前派出所(2009年、TBS)」第4話で、父娘役で共演しています。西田さんはヤクザの組長ながら、娘の為に更生しようと奮闘するパパの側面を持つ役柄です。自身の代表作をギャグにした何でもアリなエンターテイナー振りや、娘を想う情愛を演じる名演技で大いに盛り上げていました。2010年新春に放映された「新春大売り出し!さんまのまんま(関西テレビ)」でもバラエティ番組ですが、片瀬クンと再共演しています。

代表作は数知れず、改めて紹介するまでも無い俳優界の重鎮のひとりで、還暦を過ぎても未だ衰えぬ多岐に渡る活躍を続けています。映画「椿山課長の七日間」で「一心二体」役を演じた伊東美咲さんと同郷で仲が好かったり、西田さんの物真似をする上島竜兵さんを怒るどころか可愛がりドラマやCMで弟役として抜擢したりと、フットワークが軽いのも魅力でしょう。22作に及んだ主演映画「釣りバカ日誌」シリーズは、寅さん亡き後の松竹看板映画となりました。

さて、其の「釣りバカ」第8作目の「釣りバカ日誌7(1994年)」から2009年の22作目「釣りバカ日誌20 ファイナル」まで15年15作に渡ってハマちゃんの愛妻を演じたのが、(つづく)


(小島藺子)


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「テレビでスペイン語」#11 再放送

NHK テレビでスペイン語 2010年 06月号 [雑誌]


NHK教育 6:00〜6:25

「誘う」

 講師:貫井一美
 ナビゲーター:片瀬那奈
 パートナー:フリオ・ビジョリア・アパリシオ、マリア・ゴメス・ペドヤ
 リポーター:マルタ・マルティン・モリーナ


(小島藺子)



「テレビでスペイン語」NHK公式サイト


posted by 栗 at 06:27| TV | 更新情報をチェックする

「泣かないと決めた日」再放送 #2

泣かないと決めた日 DVD-BOX


フジテレビ 15:00〜15:57

「はじめての味方」

片瀬那奈 as 藤田千秋


初回を再検証したら、片瀬クン演じる千秋サマが登場する場面では、なな、なんと初登場するイタリアン・フェアの晴れ姿が丸っと抜けていて、いきなり意地悪おんな全開で始まってました。更に、見積書を9ちゃんが任された後で「千秋サンがこれまでやってきたのに」とメモを回す場面もカットされていますので、何故に千秋サマが誤発送をさせようと細工した理由が分らなくなって、本当に単なる悪役になっちゃってます。9ちゃんのミスにされた誤発送の件をみんなで残業してフォローする場面もごそっとカットされていて、栗田サンがDVを受けている事を見抜いてしまった千秋サマの鋭いツッコミも無しですよっ。

てか、改めて観てみますと片瀬クン演じる千秋サマって、初回から「ネタバレ女王」だったのだと分りました。先を急げば千秋サマは、9ちゃんに初めて心を開きかけ裏切られたと誤解しますが、最後には9ちゃんの誤解を解くキーマンとなる役どころです。其の辺をしっかりと伏線として入れていたのでしょうね。今後の展開は、ほとんど全て千秋サマがうっかり預言しているのでした。

第2話は本放送時に「7.5%」と破滅的な数字を叩き出し「此のドラマ、終ったナ」と思われた回です。其れが最終回には「14.9%」と倍増の狂い咲きへと向かい、緊急スペシャルが制作される事になるのですから、分らないもんですね。見どころは、エンディングで千秋サマが9ちゃんに万引き現場を偶然に目撃される場面で、次回は千秋サマがメインの回になります。

へび娘の暗躍は計算づくですが、其れで罠に嵌ってゆく9ちゃんが救済されるキッカケは須らく「偶然」なのです。キーマンとなる千秋サマが9ちゃんに万引きを見られるのも偶然ですし、最後に9ちゃんの数々の誤解を千秋サマが盗撮映像を見つけて解くのも偶然です。今回の万引き現場発覚へ至る経過は、「9ちゃんが千秋サマ達に苛められての残業中に、うっかりペンを落として壊してしまいました」→「其れで、新しいペンを買いに行ったら、たまたま居合わせた千秋サマが万引きしてましたとさ」とゆう見事な流れです。脚本家は「俺って天才!」と自画自賛したかもしれませんね。

でも、此れって、そもそも9ちゃんがペンを壊さなかったら始まんないわけですよね。そんな、たまたま偶然に「正義は勝つ!」って展開は、再放送で観ても「こんなのあるわけないじゃん!」(9ちゃん声で)と思わざるをえません。「泣かないと決めた日」なんだけど、9ちゃんは毎回泣きっ放しじゃん。いやぁ、ツッコミどころ満載ですね。そーゆードラマだったのかしらん。

尚、初回と最終話の拡大版が大幅にカットされるだけではなく、第2話から第7話の再放送も本放送とは違います。第2話では初見だけでの検証ですが、オープニングで9ちゃんのナレーションでの前回のあらすじがバッサリと斬り捨てられた(此れは今後も同じ様に切られる部分でしょう)他、佐野サンが隠していた酒を呑んで(そー云えば、初回で9ちゃんが偶然に隠していた酒を発見する場面も在りました。どんだけ9ちゃんは運が好いのよさ)不在の部署にへび娘が謝罪に来る間に(おそらく子供を迎えに行く為に)栗田サンが帰る場面、梅沢部長が9ちゃん冷凍庫事件を全員に叱責する場面、千秋サマが「奪えばいいんじゃない。彼氏も仕事も」と食堂で云った後に去ってゆくへび娘の後ろ姿、なども消えました。予告も含めて、4分位が切られています。


(小島藺子)



本放送:2010年2月2日


「泣かないと決めた日」フジテレビ公式サイト

posted by 栗 at 15:57| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「プロゴルファー花」#11

墓場鬼太郎 (1) (角川文庫―貸本まんが復刻版 (み18-7))


読売テレビ、日本テレビ系 23:58〜24:38

「地獄の猛特訓!仙人が教えるゴルフ奥義」

花は熊本県で行われるトーナメントに推薦枠で出場する。だが大原にプレッシャーをかけられ、予選落ちしてしまう。花のふがいなさに失望した醍醐は「おまえには今すぐ取り戻さなければいけないものがある」と、花を山奥に住むゴルフ仙人の元へ修業に出す。一方、リコは全日本女子オープンで優勝したら結婚、負けたらあきらめるという約束を今出川と交わす。

■ キャスト

 加藤ローサ :野宮 花

 片瀬 那奈:高瀬リコ様

 高梨 臨 :戸田あゆみ
 上野なつひ :福島百合子
 高橋真唯 :尾口ミチル
 ムロツヨシ :鶴田三郎
 佐藤二朗 :野木毅
 石野真子 :野宮加奈子
 井上正大 :今出川 順
 きたろう :ゴルフ仙人
 石黒 賢 :醍醐一馬
 、ほか

■ スタッフ
 脚本:福田雄一
 演出:塚本連平
 音楽:瀬川英史
 主題歌:ステレオポニー「OVER DRIVE」(gr8! records/Sony Music Records)
 挿入歌:May J.「Believe」(rhythm zone)
 チーフプロデューサー:堀口良則(ytv)
 プロデューサー:尼子大介(ytv)、森谷 雄(アットムービー)
 制作協力:アットムービー
 制作著作:読売テレビ



二週間振りの「高瀬リコちゃん劇場」です。待ちかねて居りましたよっ。残り三回、思う存分に暴れまくるリコ様を楽しませてもらいましょう。文句無しに、片瀬那奈の現時点での最高傑作と断言出来る名演です。此れで助演女優賞を獲得出来なければ♪世の中ぁ間違っとるよぉ〜♪と絶唱するしか在りません。

でさ、何でリコちゃんは、花ちゃんの予選まで追っかけしてるの?あっ。ブサ女王と花ちゃんの対戦だから、出番を作ろうってゆー「リコちゃんファンへのサービス」ですか?予選敗退した花ちゃんを、何となくリコ様は残念がっている御様子です。しかし、必殺技は単純なパンチ攻撃乍ら、喉元にズバリと決めます。

物語は怪しげなゴルフ仙人の元で修行する花ちゃん(「キル・ビル」か?)で展開し、リコちゃんは蚊帳の外です。つまんないナァ。ハッキリと云いますけど、花ちゃんのサクセス・ストーリーなんてどーでもええのよさ。ミチルが単にゴルフ仙人にツッコミを入れる為だけに同行したのは笑いましたけどね。

ゴルフが好きでも無いのに、幼馴染みの今出川を一途に想いプロにまでなったリコちゃんは素晴らしいんですけどね。性格ブスなんかじゃないですよ。そんな健気なリコちゃんの見せ場は、今出川に「優勝したら結婚」と約束させる場面でした。いじらしく乙女モードでまんまと確約を得た後に振り向いて咆哮する様は、来るぞ!と分っていても笑ってしまいます。柴山とも手を組み、あらゆる手段で花ちゃんを潰しに掛かっております。しかも、明らかにリコちゃんは、あくまでも自らの手で花ちゃんを倒す事に執着しています。ライバルの鑑ですね。

其れにしても、リコちゃんや「裏でやってる姫様」で爆笑する片瀬クンは捨て身ですね。花ちゃんがジョーだったら、リコちゃんは力石なわけで、もう壮絶に散るしかないのです。残り二回を、刮目せずにはおれません。


(小島藺子/姫川未亜)



「プロゴルファー花」読売テレビ公式サイト
「prohana」on Twitter



で、昨日の「いいとも!」も事後報告だったみたいですけど、

片瀬那奈の秘策「前半15分までに先制」(サンスポ 6/24)

なんて記事も全く告知が無かった様ですね。何だかナァ。

posted by 栗 at 23:57| ACTRESS | 更新情報をチェックする

2010年06月25日

「カタセカイ列伝」# 009「浅田美代子」

DREAM PRICE 1000 浅田美代子 赤い風船


浅田美代子は、1956年2月15日生まれの女優です。デビューは1973年のドラマ「時間ですよ(第3シーズン、TBS)」で、同年に劇中歌「赤い風船」で歌手デビューし「アイドル歌手」としても活躍しますが、1977年に吉田拓郎と結婚、引退します。1983年に離婚後、芸能界に復帰し本格派女優として多くの作品で活躍していますが、其の天然キャラが活かされたバラエティ番組でも人気者になりました。

片瀬那奈ちゃんとは「地獄の沙汰もヨメ次第(2007年、TBS)」で母娘役で共演し、絶妙なコンビネーションを披露してくれました。其の際には多くの番宣番組でも共演しています。ドラマの本筋とは別のトコロで浅田&片瀬が何かやっている細かい演技が実に面白く、片瀬クンのコメディエンヌ路線確立に大きくサポートして下さったと思われます。

アイドル歌手時代の歌唱が下手だったと云われておりますが、おそらく其の評価は「ミヨちゃんの物真似」を元にした誤解だと思います。確かに、そんなに上手いわけじゃないのですけど、ミヨちゃんよりも破滅的なジャイアン歌唱をしたアイドル歌手は五万と居ます。2010年に現役のアイドル歌手と比較した場合、寧ろミヨちゃんはコトノハを丁寧に歌っていて素朴で愛らしく、充分に観賞に値する歌声です。

物真似は過剰なデフォルメによって笑いを誘う芸ですから、現役で歌手を続けている方々なら本人との比較で其の大袈裟な差異は認識出来ますが、ミヨちゃんの様に30年以上も前に引退してしまった対象に関しては、いつの間にか「物真似が本物」と云う大いなる誤認が起こるのです。実際に観る現在のミヨちゃんはバラエティで頓珍漢な事をやらかしていますので、アイドル歌手時代を知らない世代は勿論、当時を生きた者ですら「ミヨちゃんって音痴だったよナァ」と信じ込んでしまうのでしょう。

物真似で、本物に近い芸をそのまんまで披露して笑いを取れるのは「プロレスラーの物真似」位じゃないかと思います。其れはプロレスラー自体が面白過ぎるからなのですよ。猪木なんて、どんなに物真似されたって本物のバカバカしさには及びませんからね。ゆえに、高瀬リコを演じる片瀬那奈が「地獄突き」とか「リコちゃん力道山」とか「キラー・カーン!」等と忠実にコピーする姿勢は正しいのだ。おっと、底抜け脱線しちゃったかしらん。

さて、ミヨちゃんをバラエティ番組での天然キャラとして開花させたのが、(つづく)


(小島藺子)


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「テレビでスペイン語」#12 本放送

NHK テレビでスペイン語 2010年 06月号 [雑誌]


NHK教育 0:00〜0:25

「時間を聞く」

 講師:貫井一美
 ナビゲーター:片瀬那奈
 パートナー:フリオ・ビジョリア・アパリシオ、マリア・ゴメス・ペドヤ
 リポーター:マルタ・マルティン・モリーナ


(小島藺子)



「テレビでスペイン語」NHK公式サイト


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「泣かないと決めた日」再放送 #3

泣かないと決めた日 DVD-BOX


フジテレビ 15:00〜15:57

「黒いブログの罠」

片瀬那奈 as 藤田千秋


千秋サマがメインの第3話です。冒頭で万引きを9ちゃんに目撃され、伝家の宝刀「土下座」を炸裂させますが、其の舌の根も乾かぬ内に「ブログの罠」が!とゆう展開です。千秋サマの意味深な表情や言動と、ブログに千秋サマだけ書かれていない事から「よもや、千秋サマがブログを偽造したのかっ?」と思わせる序盤は上手い演出ですね。

9ちゃんを得意先に同行させられ、其のまっすぐでピュアな心に触れた千秋サマは先輩らしくタッグを組み仕事を成功させ、初めて「苛めっ子軍団」で9ちゃんの味方に転びかけます。しかし!此処で「ブログの罠」が再び襲いかかり、万引きをバラされたと誤解した千秋サマは裏切られたとより深く9ちゃんを憎むのでした。中盤で9ちゃんを指導する「強く優しいおねえさん」振りが大きな見どころです。また、千秋サマの万引き癖はスピンオフでも取り上げられていまして、其の犯行場面もリアリズム溢れる名演技が観れます。

当然乍ら、本放送よりも短く編集されております。先ず持って、オープニングのあらすじは鉄板で削除されました。最も残念なのは、9ちゃんと千秋サマが心を通わせる食事のシーンが途中でバッサリと斬られた事です。「だから、万引きなんて、、、」と千秋サマが云ったトコで帰社する場面に飛んでいました。本放送では、其の後で9ちゃんが入社した時に千秋サマをイタリアン・フェアで見て憧れていた(再放送では前述の通りに其の場面もカットされていました)と告白し、千秋サマが「(万引きを)見つかったのが貴方でよかったのかもしれない」と返し、更に其れをへび娘が何故か隣の席に隠れて聞いていたっ!と云う流れが在りました。其れで、へび娘がブログを書いていると分る重要な場面だったのですけどね。実際にブログを更新している場面しかないのでは、何ゆえへび娘が千秋サマの万引きを知ったのかが分りません。てか、そもそも那奈ちゃんの出番をカットするなんて、ありえない愚挙ですよっ。


(姫川未亜)



さて、片瀬クンが「絶対泣かないと決めた日」の番宣も含めて降臨された6月23日の「笑っていいとも!」生出演問題について物申したいと存じます。番組内容に関しては此処でも既に記録して居りますが、問題は「公式告知が全く無かった」事です。

あたくしは研音公式告知を全く信頼して居りませんので、独自の嗅覚で出演を予測し幸いにも録画視聴出来ました。然し乍ら、多くの同志は出演を知らず、たまたま昼休みに観た同僚などに「那奈ちゃん出てましたね」と聞き、まさかと思って此処を見たら記事になってて「マジっすか?」となった様です。なんじゃそりゃ、マジで告知なしだったのかよ。♪呆れてモノも云えね〜♪

確かに、在る意味シークレット・ゲストでしたので告知出来なかったのは致し方無いとも思えました。でも、以前にシークレット・ゲストだった時に女子マネちゃんはキチンと告知してくれたよね。最悪なのはさ、翌日の「マネ日記」で呑気に「いいとも!観てくれましたか?」と事後報告された事ですよ。

おいおい、チミはさ、あたくし達ファンはエスパーで「片瀬クンの公式未告知番組もしっかりと全部まるっと観ている」って思ってらっしゃるのですか?しかも、真っ昼間の番組だぞ。普通に仕事してるっつーの。そんなの、事前に知らなきゃ観れるわけないじゃん。告知もしないで「観ましたかぁ?」って、余りにもファンを愚弄する問い掛けです。喧嘩売ってんのか?だったら、あたくしが買ってあげるわよ。片手で秒殺しちゃうぞ。おそらく、事後報告メールで初めて「ええっ?昨日の『いいとも!』に那奈ちゃんが出てたのぉ?」と知ったファンがほとんどだったと思われます。楽屋の名前が平仮名で「かたせなな」だったって裏話は、番組を視聴してこそ「なるほどね」とニンマリ出来るわけです。あのさ、担当マネくん、

「アンタ、莫迦ぁ?」(アスカ声で)

いえ、ハッキリ云って君はノータリンです。視野が狭過ぎて、全くファンの事なんか眼中に無いんですね。あたくしは女子マネちゃんから君に代わった時から全く信用して無いから「マネ日記」の記録をヤメたんだけど、一寸酷過ぎるナァ。嗚呼、女子マネちゃんが懐かしいナァ。ナンダカンダ云っても、シュガーちゃんは分ってるよ。★僕ちゃんに、ひとことだけ、忠告してあげるわよ。

「那奈ヲタを舐めると、未来は無いぞ」


(小島藺子)



本放送:2010年2月9日


「泣かないと決めた日」フジテレビ公式サイト

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「2010FIFAワールドカップDAILY&日本戦ハイライト」

心の壁,愛の橋


フジテレビ 20:30〜22:40


相も変わらず、カビラが喚き散らして五月蝿いですね。日本が決勝トーナメントに進出して大喜びなのは分りますけど、本日発売の東スポによればフジテレビは「日本が決勝に行けるわけが無いっ!と判断して決勝トーナメント一回戦の放送権を放棄し、ポルトガル対ブラジル戦を選んだ」との事です。あらららら〜、やっちゃったね、お台場ちゃん。

片瀬クンは、チャイナ風お団子二つのヘアスタイルにド派手な衣装でニコニコです。「でへへ、でへへ」と楽しくて堪んないみたいです。やっぱ、片瀬クンってば、

「仕事じゃないじゃん!」(アンテツ声で)

此れから日付超えして四時間半超の長丁場生放送に、万全の体勢で臨んでいますね。あたくしも日本人ですので、流石にデンマーク戦はリアルタイムで朝まで観ましたよ。片瀬クン同様に、日本が勝って嬉しかったです。でも、カビラは喧しいぞ。片瀬クンの「う〜ん、ふ〜ん」を掻き消すなよ。ツッチーの「カビラ、少し黙れ」は、国民の総意でしょう。

「勝てば官軍」を絵に書いた様に岡田監督への評価も一変しました。あたくしはサッカーに関してはド素人なので、よく分んないんですけど、流石に「何だかナァ」とは思いますよ。勝負事ですから「勝ってナンボ」なんでしょうけど、ホント観衆ってのはテキトーだよね。そーゆーのがスポーツの一般的な見方なのだとしたら、プロレス者とは全く違う感性ですね。

然し乍ら、「う〜ん、ふ〜ん」をヤメず、エトーの脚に熱中する片瀬クンの見方は、プロレス者と相通ずるのです。コアなサッカー通の方々からは「片瀬那奈の見方は邪道じゃ」との批判も在る様ですが、物事の見方に決まりなど無いのですよ。少なくともあたくしは、片瀬クン流のサッカー観戦論を面白いと思って感化され、うっかり徹夜でサッカー観戦とかしちゃってるわけです。

でさ、此の番組は編集が困難です。実際、壱時間以上掛かりました。小窓ちゃんが多いって事もありますけど、片瀬クンが始終「う〜ん、ふ〜ん」と云い過ぎです。「がっはっはっはっはっはっ!」と笑っているのも片瀬クンじゃん。ハッキリ云いますけど、片瀬クン、完全に狙ってますよね。アータ、此処、見てるでしょ?空かさず「う〜ん、ふ〜ん」も必殺技に加えましたね。流石は、御本尊様です。参りました。


(小島藺子)


posted by 栗 at 22:47| TV | 更新情報をチェックする

「2010FIFAワールドカップ南アフリカ」
ポルトガルvsブラジル

心の壁,愛の橋


フジテレビ 22:40〜25:10


引き続き始まった「ポルトガルvsブラジル」は、ド素人のあたくしでも分る好カードです。「女の敵:カビラ」が絶叫しなくとも決勝戦級の対戦と認識しております。フジテレビといたしましても、グループ3戦の日本戦放送権を得られない四番目の選択権(いえ、ハッキリと云えばNHKは無条件でカメルーン戦を得てますので、テレ朝、日テレに続く三番目の選択権)を、此の試合に賭けたのです。なな、なんと翌日の昼に再放送までするチカラの入れ様です。

しかし、四番目に選択権が在ったのならば、当然乍ら日本の決勝トーナメント第一戦を選べたわけですよ。何ゆえ、其れを選ばずに此のカードを取ったのか?を天下無敵の「東スポ」がズバリと書いて下さいました。よーするに、フジテレビは「日本が決勝トーナメントに進出するわけがない!」と考えて、ならば屈指の好カードである「ポルトガルvsブラジル」を押さえたのだそうです。結果論ですけど、片瀬クンが日本戦をリアルに語る機会を逸したわけですね。間抜けだナ。

確かに注目の試合なんでしょうけど、ブラジルは二勝して決勝トーナメント進出を決めていますし、ポルトガルも一勝一分け乍ら、北朝鮮戦で「7対0」の圧倒的な勝利でトーナメント進出はほぼ確定です。「東スポ」は、ハッキリと「消化試合」と書いていますよ。

然し乍ら、片瀬クンにとっては、おそらく日本戦よりも此の試合の方が断然好かったと思います。やっぱ日本人だから日本を応援はしますけど、片瀬クンは「海外サッカー通」です。サッカーの事はよく分りませんけど、片瀬クンの嗜好は理解しておりますよ。てかさ、片瀬クンのギラギラの衣装は何なのよさ。戦隊ヒーローですかっ。

実力拮抗する対戦は「0対0」の引き分けで終りました。此れって面白いんですか?猪木のフルタイム引き分け試合は、何度も観直してしまうあたくしですけど、此れは如何なものか。再放送もあるんですよね。フジテレビ、困っちゃったね。

あっ。片瀬クンは好かったですよ。明日は「朝まで那奈ちゃん」です。ズバリ云って、あたくしは片瀬クンしか観てません。だってサッカーを知らないあたくしが「アメリカvsガーナ」に、どーやって感情移入すればいいのですか。片瀬クンが出なきゃ、徹夜して視聴なんてするわけないじゃん。


(小島藺子)


posted by 栗 at 23:57| TV | 更新情報をチェックする

2010年06月26日

「怪優・片瀬那奈・進化論」
act 051「森瑠衣」

子育てプレイ&MORE プレミアムセット 2 【期間限定版】 [DVD]


 出演作:『子育てプレイ&MORE』最終話「最終面接」(毎日放送)
 放映日:2009年10月1日(木曜日 1:25〜1:55)

 映像作品:DVD「子育てプレイ&MORE DVD BOX プレミアムセット2」
      (キングレコード)2009年10月21日発売


毎日放送制作の此の作品は、東京では地上波で放送されていません。然し乍ら、速攻でDVD化され、2010年にはCSで全国放送されましたので、幻の作品にはなりませんでした。片瀬那奈ちゃんが演じる「森瑠衣」は、主人公の少女「森アリ(サイガサクラちゃん)」の母親です。物語は小説家である瑠衣が再婚し、住んでいた豪華マンションにアリを残してハネムーンへ出掛け、其の留守中にアリが実の父親を探す為に父親候補と思われる三人をマンションにルームシェアさせて起こるコメディです。瑠衣の父親でアリの祖父である「森さん」こと「森洋(温水洋一さん)」が執事としてアリを助けていますが、旅立った母親を演じるのが誰なのかは最終話で初めて明かされました。

瑠衣は交際した男をモデルにした小説を書き、完成すると相手を捨てるカマキリ女です。最終話でようやく現れた時には、既に再婚相手も捨てていました。ルームシェアする父親候補の「楠木(阿部力くん)」と「町田(戸次重幸さん)」は小説化されていて、もうひとりの「涼宮(細田よしひこくん)」はマネジャー「北村(山崎樹範さん)」の身代わりでした。つまり、楠木、町田、北村の三人は、過去に「瑠衣とただならぬ関係が在った」様です。其ればかりか、他にも何人も取っ替え引っ替え男を食いまくっていたみたいです。瑠衣は「セックル女王」かよっ。とっくに全員への愛が冷めた瑠衣ですが、愛娘に父親を選択させます。果たして、アリの本当の父親は誰なのか?そして、アリは誰を選ぶのか?其れは観てのお楽しみです。ま、トンデモな役柄なのですけど、カタセカイで御馴染みの俳優陣も多く、片瀬クンは楽しんで豪快に演じています。


(小島藺子)



posted by 栗 at 00:07| ERENA | 更新情報をチェックする