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2010年05月20日

「プロゴルファー花」#07

地獄の狂宴〜ROCK THE NATION LIVE! [DVD]


読売テレビ、日本テレビ系 23:58〜24:38

「ゴルフの奇病が襲う コーチ、血を吐く!」

花とリコの一騎打ちとなったテストラウンドは、リコが勝ちプロトーナメントに出場する。リコに敗れ、練習に身が入らない花だったが、ある夜、暗闇の中でパター練習をする今出川に会う。今出川は、醍醐からリコと付き合っているふりをするよう命令されていたことを打ち明ける。さらに、花に自分の気持ちを伝えようとするが、今出川と話して元気になった花は「プロテストを1回でパスします」と告げて走り去る。翌日、プロテストを想定した練習ラウンドに挑む花は、前にも増して力強いティーショットを放ち、リコたちの度肝を抜く。

■ キャスト

 加藤ローサ :野宮 花

 片瀬 那奈:高瀬リコ様

 高梨 臨 :戸田あゆみ
 上野なつひ :福島百合子
 高橋真唯 :尾口ミチル
 井上正大 :今出川 順
 石黒 賢 :醍醐一馬
 、ほか

■ スタッフ
 脚本:福田雄一
 演出:久保田博紀
 音楽:瀬川英史
 主題歌: ステレオポニー「OVER DRIVE」(gr8! records/Sony Music Records)
 挿入歌:May J.「Believe」(rhythm zone)
 チーフプロデューサー:堀口良則(ytv)
 プロデューサー:尼子大介(ytv)、森谷 雄(アットムービー)
 制作協力:アットムービー
 制作著作:読売テレビ



「リコ様、優勝おめでとーっ!!」

今出川クンが祝ってくれないのならば、此処で大いに祝福しましょう。黒にキラキラのドレス姿が麗しいですよっ。てかさ、片瀬那奈ちゃんに問いたいっ。

「リコちゃん力道山」って、どーなのよっ?

えっとですね、「地獄突き」はブッチャーの必殺技だけど、渾名がブッチャーだった橋本真也も得意技にしてましたし、現在でも使い手はいますよ。「マフラー・パンチ」とか「スピニング・クリオネ」とか「リコちゃんパンチ連打」とか「リコちゃんウェーヴ」なんかはオリジナル技と云えますね。でさ、今回のは「空手チョップ」なわけでしょ?其れを「リコちゃん力道山」って云いますか。

ああ、そうですか。では今後、例えば「岩石落とし」を炸裂させたら「リコちゃん ルー・テーズ!」とでも叫ぶわけなのですね。挙げ句に「卍固め」を決めて「アントニオ・スペシャル」から「リコちゃんスペシャル」と改名しちゃうわけですよね。なんでも「リコちゃん」を付ければ、片瀬クンの技になっちゃうのね。だってさ、日本のプロレスの創始者で在る「力道山」を平伏させたわけですよ。リキさんよりもリコちゃんが上だから「リコちゃん力道山」なわけじゃん。

其れにね、2010年の世の中で此のドラマを観てる人は、もう大多数が「力道山の必殺技=空手チョップ」なんて事を知らないですよ。何ゆえ「リコちゃん力道山」なのよさ。あの、、、もしかして片瀬クンってば、マジで「プロレスラー転向」も視野に入れてますか?アノ場面で「リコちゃん大森ゆかり!」と口走ったら、決まりだったナァ。

其れは其れとして、全13話の物語は丁度ど真ん中の那奈話を迎えました。此の時点でライバルのリコ様が勝利するのは当然の流れです。今後のプロテストで「花ちゃんのリベンジが成るか否か?」ってガチンコ対決が見どころになるのでしょう。ま、普通なら花ちゃんが最終的には勝者になるのよさ。でも、もしもあたくしが脚本を書いたならば、どんなに花ちゃんが頑張っても、

「リコ様が、花をケチョンケチョンにして、勝つのだっ」

と云う「リアリズムに満ちた結末」にします。そして、もしもそんな敵役が最後まで勝ちまくるって「有り得ない落ち」になっても、高瀬リコ様ならば納得させられると思います。其れ程までに高瀬リコ様は、余りにも秀でて居る。今出川クンが再び花ちゃんに告白するのを目撃してたのが、あゆみ&百合子で安心しましたよ。彼処でリコ様が現れたら、何もかも持って行っちゃいますからね。もう少しためてから出て来てもらわないと、こっちの身が保ちません。

あたくしは当然乍ら片瀬クンが出て来るのを楽しみに出演作を観て居るわけですが「もう一寸出て来るの待ってよ」なんて思ったのは「高瀬リコ様」が初めてです。凄過ぎるよ、那奈ちゃん。


(小島藺子/姫川未亜)



「プロゴルファー花」読売テレビ公式サイト
「prohana」on Twitter

 
posted by 栗 at 23:57| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「Jane, 06 楽しく鍛えてキレイになる!」

jane, 06 楽しく鍛えてキレイになる!


発行/マガジンハウス

「Jane's Window」に登場。カラー1頁(P115)

 photo : Akira Sato
 styling : Kozue Onuma


「高瀬リコ様」絡みでゴルフ健康法を伝授します。

豪快なショットをかっ飛ばすスチールも小さく掲載されていますが、メインはスタイリッシュで色っぽい御写真で御座居ます。


(姫川未亜)


posted by 栗 at 17:07| MAGAZINE | 更新情報をチェックする

「テレビでスペイン語」#06 再放送

NHK テレビでスペイン語 2010年 05月号 [雑誌]


NHK教育 6:00〜6:25

「値段を聞く」

 講師:貫井一美
 ナビゲーター:片瀬那奈
 パートナー:フリオ・ビジョリア・アパリシオ、マリア・ゴメス・ペドヤ
 リポーター:マルタ・マルティン・モリーナ


オラ〜アミーゴス☆

一週間のお休みを置いて、スペイン語も再開です。ま、再放送なわけだが、来月まではこっちが本放送みたいなもんです。理由は、もう云いませんです。

相変わらず片瀬クンは始めの内はフリオやマリアに「〜ですね」とか「〜なんですか?」とか「ですます調」で話しているのですが、会話が盛り上がってくると「他に市場の方が好いってこと、ある?」とか「他に市場でのルールって、あるの?」とうっかりタメグチになったり、「え〜、まだ覚えるんですかぁ?」とフリオに甘えっ子したりと、フランクな感じが好いですね。

てか、今回はやっぱ、姫様の

「豚じゃあ、豚じゃあぁ〜っ!」

でしょう。「マサンタ」を描いた天井絵の「無表情でイベリコ豚を屠殺する人」と「上目使いで振り落とされる斧を見つめるイベリコ豚」が凄過ぎです。特に豚の表情が切なくて堪りませんよっ。あたくし、こーゆーマンガみたいな絵が好きなのよさ。ところがマリアと姫様は「食いしん坊」振りを大いに発揮しちゃうわけでして、、、。

ま、此の収録後に片瀬クンが豚を食いまくったであろう事は間違いないでしょう。


(小島藺子)



「テレビでスペイン語」NHK公式サイト

posted by 栗 at 06:27| TV | 更新情報をチェックする

「怪優・片瀬那奈・進化論」
act 033「夏目理恵子」

必殺!The BEST


 出演作:『法廷荒らし 弁護士 猪狩文助』(テレビ東京系)
 放映日:2007年11月21日(水曜日 21:00〜22:48)※地上波での放映日


今は亡き名優・藤田まことさんとガチンコ共演をした此の作品は、前述の通りに初舞台「僕たちが好きだった革命」初演終了直後の2007年5月に京都と奈良で撮影されました。つまり、舞台を経験した片瀬那奈が初めて挑んだドラマです。バラエティ番組や雑誌の取材、デザイナーとしての仕事などで東京でも多忙を極めていた片瀬クンは「東京ー京都」を三往復しての過酷な撮影に臨みました。

「夏目理恵子」は新人弁護士で、主人公の猪狩文助と組んで時効間近に逮捕された冤罪事件の真相を究明します。準主役ですが、のらりくらりと一見やる気がなさそうな猪狩に代わって事件調査を担当する為、出番は壱番多い役柄です。司法試験を一発で合格した才媛ですので、基本的には凛々しい「静」の演技乍らも、うっかり猪狩と一升瓶の酒を酌み交わし酔っぱらう場面などもあり、那奈ちゃん目当てで観たヲタ的な満足度も高い作品です。BSでも先行放映及びリピートされ、2009年10月に再放送もされました。

2006年の西豪寺エレナ様で「動」の演技に関してなら盤石の地点に到達した片瀬那奈は、初舞台を経て「静」の演技でも魅せる技を会得しました。其の変幻自在な豊かな表現力は、此の作品と同時期に放映された2007年10月期連ドラ「暴れん坊ママ」で演じた「花輪倫子」で万人に分り易く露になります。

其れにしても驚かされるのは、2006年以降に片瀬那奈が演じた役柄の多彩さと其の数です。女優回帰した2004年にひとつだったのは復帰が其の年の後半だったからですが、2005年には5役となり、其の時点でも過剰な数でした。其れが2006年に7役へと更に増え、2007年は8役、翌2008年は10役と増え続けるのです。昨年の2009年には再演や続編も含めれば11役となり、今年2010年は未だ半年を経ない段階で撮影済みの映画を含めれば既に5役に挑んでおります。年間に10役以上を演じ分けるのが当然との状況になってしまったのです。2008年10月期には連ドラ三本を掛け持ちし、今年公開される三本の映画も同時進行でした。

片瀬那奈ちゃんは2010年でデビューして12年目ですが、女優歴を考えた場合、モデル時代や歌手専念時代が空白になりますので10年に満たない事になります。そして、歌手時代までの「第一期女優時代」には12役を演じたに留まったわけですから、「第二期女優時代」以降の僅か五年間で40を軽く超える様々な役柄を演じて来たのです。「夏目理恵子」を観た時に、其の未来は確約されたと思えました。「西豪寺エレナ様が思いの外に受けている」と語った那奈ちゃんは、本心だったのです。いえ、片瀬那奈は其のスタート時から「色んな役を演じられる女優になりたい」と雄弁に語っていました。片瀬那奈は自分の意志で「片瀬那奈」を実現して来たのです。強いナァ、やっぱり。

そして、此の項では、僕にとって幼少時代から大いに楽しませて頂いた藤田まことさんに、改めて感謝し御冥福をお祈り致します。大好きな俳優さんが共演する姿を観れたのは、虚構を愛する者にとって大いなるシアワセでした。よくぞ片瀬クンと相見えて下さった。マコちゃん、本当にありがとう。


「法廷荒らし 弁護士 猪狩文助」INDEX


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 00:07| ERENA | 更新情報をチェックする