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2010年05月06日

「プロゴルファー花」#05

魔太郎がくる!!―うらみはらさでおくべきか!! (1) (少年チャンピオン・コミックス)


読売テレビ、日本テレビ系 23:58〜24:38

「ジェラシー!恋の恨みはゴルフで晴らす」

けがを押して第3ラウンドに臨んだ花はミスショットを連発する。その原因にはけがの痛みよりも、心の傷が大きく影響していた。花はそれを醍醐から指摘されるが、認めない。そんな中、今出川は花を訪ね、リコとキスはしていないし、婚約もしてないと、必死に誤解を解こうとする。花はリコと婚約した方がいいと強がってみせるが、今出川は花に追いすがり、素直な思いを告白する。それを陰から見ていたリコは鬼の形相になり、花を懲らしめようとたくらむ。

■ キャスト

 加藤ローサ :野宮 花

 片瀬 那奈:高瀬リコ様

 高梨 臨 :戸田あゆみ
 上野なつひ :福島百合子
 高橋真唯 :尾口ミチル
 井上正大 :今出川 順
 石黒 賢 :醍醐一馬
 、ほか

■ スタッフ
 脚本:福田雄一
 演出:岡本浩一
 音楽:瀬川英史
 主題歌: ステレオポニー「OVER DRIVE」(gr8! records/Sony Music Records)
 挿入歌:May J.「Believe」(rhythm zone)
 チーフプロデューサー:堀口良則(ytv)
 プロデューサー:尼子大介(ytv)、森谷 雄(アットムービー)
 制作協力:アットムービー
 制作著作:読売テレビ



僕は、自他共に認める片瀬那奈ちゃんの熱狂的なファンです。那奈ちゃんの輝かしい足跡を遺す為に「日々是カタセ」な此処を書き続けて早五年以上が経ちました。リアルタイム更新を始めた2004年の終わり以前のデータもコツコツと書き足しておりますが、歌手篇や女優篇の連載などで「片瀬那奈歴」をより深く考察してみようとも試みています。

最近、いきなりだナァで女優篇「怪優・片瀬那奈・進化論」怒涛の更新を開始したのは、歌手篇である「片瀬那奈がきこえる」が「第一期歌手時代の終わり」までようやく到達したからでもありますが、何よりも大いに筆を進めさせてくれているのは「高瀬リコ様」の存在ありきなのです。最新作が最高傑作!なんて素敵じゃないか。現在の片瀬那奈ちゃんが素晴らしいがゆえに、過去の歴史も時には辛辣に論じられるのです。そして片瀬那奈ちゃんの凄さは、例え在る時点で失敗作だと思われた作品すらも其の後の糧とし続けた事実でしょう。「怪優・片瀬那奈・進化論」は、今後も「ダメなもんはダメなのだ!」と大ファンだからこそハッキリと書いてゆきます。当時の記憶だけに頼っているのでは無く、当たり前田の「星野サン、いっていいんすか?」ですが、全ての作品を観直して書いてますよっ。ぜいはあ、、、今夜もリコ様、最高ですよっ。CMを抜く時に、うっかり「ジョージア信長篇」までカットしないでね。


(姫川未亜)



てな感じで、未亜たんを大いにやる気マンマンにさせやがった「高瀬リコ」が今宵も爆裂しております。もう、あたくしもお手上げです。こんなに面白いんじゃ貶し様がないのよさ。片瀬クン、凄いっす。参った、参った。

いきなり物陰で「ナン」を齧って「何だとぉ〜っ」って、アンタ、何やってんのよさ。何もかもが狂ってる。常にレッドゾーンじゃまいか。最早、片瀬クンにはマトモなシリアスな役柄はオファーされないんじゃまいか。あたくしは冗談半分で「片瀬クンはお笑い芸人」とか云い続けて参りましたが、マジっすか?

早くも物語も中盤に近づき、前回まで定番だった物真似ネタ等を封印した演出は好かったです。しっかりと花ちゃんのサクセス・ストーリーも描いてくれなくては、只のコントになっちゃいますからね。雨の中でのゴルフ場面も多々あり過酷なロケを感じさせますが、そんな「片瀬那奈マネ日記」みたいな裏話は「それはそれとして」、全身全霊を賭ける片瀬クンの熱演には感動するしか術なしで御座居ます。

真面目に語れば、決して爆笑を誘う「変なおねえさん」振りだけでは無く、今出川クンを一途に想う健気な乙女心もしっかりと演じ切っております。多彩な表情や派手な大技も見事ですが、細やかな仕草なども実に上手い。面白くって、可愛らしくって、綺麗で、グラマラスで、もう云う事ないっす。キャスティングされた時点で高瀬リコが2010年の代表作になると預言はしておりましたが、よもや此れ程までに期待を上回ってしまうとは、、、もう、莫迦負けです。片瀬クン、凄過ぎ。

昨年末頃から「ふくよかになられた」と思っておりましたが、見事な役作りだったのですね。実に身が詰まっている佇まいが、パワフルなゴルファーらしくて魅力的です。「リコちゃんウェーヴ」の躍動感は何だ?全身がブルンブルンしてますですよ。本当に強そうだナァ。ジャイアント・バーナードあたりでも、余裕で片手で倒せそうじゃん。こんなん魅せられ捲っちゃ、やっぱ、どうしたって云いたくなりますよ。

「片瀬くん、プロレスラーになってはくれないかっ」

冗談抜きで、片瀬クンなら低迷するプロレス界の絶対エースになれます。人間相手じゃ負けそうにないから、牛とか熊とか虎とかと対戦してみてはどうでしょうか。根拠は在りませんし何の責任も持てませんけど、何だか勝てそうじゃん。片瀬クンが、無敵に見えて来ましたよ。ゴッドハンドを超えろ!君なら出来るっ。いや、マジで。


(小島藺子)



「プロゴルファー花」読売テレビ公式サイト
「prohana」on Twitter

posted by 栗 at 23:57| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「テレビでスペイン語」#05 再放送

NHK テレビでスペイン語 2010年 05月号 [雑誌]


NHK教育 6:00〜6:25

「知らないものを尋ねる」

 講師:貫井一美
 ナビゲーター:片瀬那奈
 パートナー:フリオ・ビジョリア・アパリシオ、マリア・ゴメス・ペドヤ
 リポーター:マルタ・マルティン・モリーナ


ケタラミゴス☆

「テレビでスペイン語」は、今回から新しいテキストに変わりました。先月は部屋を探して決めたので、今月は市場で買い物をしたり劇場へ行ったりするみたいです。

メインはそうしたスキットですが、僕らのお目当てはナビゲーターの片瀬クンです。相変わらずお洒落なスタイリングで見目麗しいですね。が。貫井せんせいがノースリーブ姿じゃまいかっ。矢張り、片瀬クンに対抗しているのでしょうか。

お姫様コーナーで紹介した絵が「ドンキホーテ」だったり、スキットでマルタが矢鱈と値切ってたりして、何やら全体が「カタセ色」に染まって来た気がします。「スペインに行ったら値切りまくるぞっ」と片瀬クンの顔に書いてありました。


(小島藺子)



「テレビでスペイン語」NHK公式サイト

posted by 栗 at 06:27| TV | 更新情報をチェックする

「怪優・片瀬那奈・進化論」
act 008「村井ひろみ」

新宿暴走救急隊


 出演作:『新宿暴走救急隊』(日本テレビ、フジテレビ系)
 放映日:2000年10月14日〜12月16日(毎週土曜日 21:00〜21:54)平均視聴率 14.3%

 映像作品:ヴィデオ「新宿暴走救急隊」1〜4
      (バップ VPVX-66843〜66846)2001年7月21日発売


20世紀最後を飾った「新宿暴走救急隊」は、ロンドンブーツ1号2号初主演連続ドラマで、片瀬那奈ちゃんにとって初めてのコメディ風味の作品でした。作品自体は、主演のロンブーが吉本の意向で無理矢理に嫌々やらされていたのが大いに伝わる出来映えで、主題歌もロンブーが担当した典型的な「お笑いアイドル・ドラマ」です。

片瀬那奈ちゃんが演じる「村井ひろみ」は、主役二人と同じ新宿西消防救急隊員で、轟五郎(ロンブー敦さん)と郷秀樹(ロンブー亮さん)が出動する際に乗る救急車の運転手も務める役どころで、群像劇に於いてエンドロールの最初に堂々と名前が出る立場での抜擢でした。ひろみは、運転中に五郎のセクハラ発言に激高し大声で叱責する余り運転をミスってガードレール等にあわや激突か?となりアップで絶叫したりもしますが、向上心と正義感に溢れる真面目な救急隊員です。

其れまでの基本的にはシリアス路線でも片瀬那奈ちゃんの表情の豊かさは垣間見れたのですが、此処ではコメディタッチな展開ゆえに其の大仰でマンガチックな顔芸の発芽が大いに感じられます。二つに結わえた髪型がとっても可愛らしく、第八話ではお見合いして真っ赤な振り袖姿を披露したり(肝心のお見合いは、相手が下着マニアの変質者と判明し頓挫します)、第九話では設定上で得意技とする空手で悪漢どもを蹴散らしたりもしますが、基本的には「いつも救急車を豪快に運転し絶叫している印象」が強く残ります。主役であるロンブーのベタベタな演技ゆえなのか、相手をする後輩なのにエラソー(先輩を「ゴロー!」と呼び捨て)な「村井ひろみ」がとても頼もしく映るのです。壱話完結のストーリーでのサブキャラですので出番は其れ程多くはありませんが、元気溌剌な那奈ちゃんが楽しめる作品です。

ヒロインが上原多香子ちゃん、挿入歌を歌うのがhiroちゃん、第那奈話のゲストが今井絵里子ちゃんと、絵に書いた様な「SPEED 疑似再結成」など、如何にも「日テレ土曜ドラマ」らしいお気楽な演出も楽しめます。レギュラーの看護婦チームには、梨花さん、後藤理沙ちゃん、矢沢心ちゃん等の綺麗どころも揃っております。毎回のゲストも無駄に豪華なのですが、何故か小川直也が三回もノコノコと出て来やがります。しかも、小川直也本人役です。ロンブーなんか比べものにならない程に、演技がスットコドッコイです。本人役なんだから普通にしてれば好いだけなのに、無理に演技しようとして空転しまくっています。そんなこんなで、矢鱈と「那奈ちゃん、随分と演技が上手くなったナァ」と錯覚したドラマでした。


(姫川未亜)



posted by 栗 at 01:07| ERENA | 更新情報をチェックする

「怪優・片瀬那奈・進化論」
act 007「柴田広子」

ほんとにあった怖い話


 出演作:『ほんとにあった怖い話』スペシャル2「遠い夏」(フジテレビ系)
 放映日:2000年8月25日(金曜日 21:00〜22:52)


数多在る片瀬那奈ちゃん出演ドラマ及び映画作品の中でも、最上級ウルトラ・レアな物件が「遠い夏」です。片瀬那奈ちゃんは三姉妹の末娘を演じていますが、既に結婚している24才と云う設定です。当時の実年齢より6才も上の既婚者を初めて演じた興味深い作品です。但し、ドラマは三姉妹での場面でのみ展開し、那奈ちゃんは末っ子役なので、とても「24才の既婚者」には見えませんけどね。元々が単発オムニバス特番ドラマで在り、映像作品化もされませんでした。夏の風物詩でもある「怪談モノ」ゆえに再放送の期待(実際に、2001年9月に再放送されています)も僅かにあったのですが、2009年の夏に「止ん事無き事情」でほぼ永遠に「遠い夏」になってしまった不幸な作品です。

此処での柴田広子も、普通にシリアスな演技をしています。2000年夏の時点で、片瀬那奈ちゃんは「十代のアイドル」です。「この役が、片瀬那奈でなければならない必然性」は、未だありません。確かに「天国のKiss」も「氷の世界」も「FLY 航空学園グラフィティ」も、ファンにとっては忘れられない作品です。でも、スタッフ側からすれば、別の若手女優に演じてもらっても一向に構わなかったでしょう。たまたま片瀬那奈ちゃんにオファーが在り、其れ等をうっかり観た者の中に後の「那奈ヲタ」連中がいただけです。僕たちは「ヤンサン」や「アイキューピッド」のグラビアで弾ける笑顔を魅せる那奈ちゃんが、TVで動いて話すだけで充分だった。ハッキリ云って、演技など「二の次」でした。2000年の片瀬那奈ちゃんは、其れ程までに「圧倒的なアイドル」でした。


(姫川未亜)



posted by 栗 at 00:07| ERENA | 更新情報をチェックする