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2010年04月19日

「どーした?春のドラマ界」

新参者


☆本日のカタセカイ・ニュース☆

阿部寛主演『新参者』、初回視聴率は21.0% 今期民放連ドラ最高の好発進!(オリコン 4/19)


ゲゲゲのゲっ、「新参者」取ったナァ。あたくしが面白いと思ったドラマは大抵は数字を取れないのですけど、此れは感性が鈍ってしまったのでしょうかしら?

確かに「新参者」は面白かったです。録画したのを観直したら、もっと面白さが増しました。何やら、今期は軒並みドラマの数字が好いみたいで、特に「刑事モノ」は全部15%を超えてますね。まぁ、未だ始まったばかりなので喜んでばかりも居られないでしょうけど、「臨場」は兎も角として、アノ「ウエッティ主演作」とか、アノ伝説の「レガッタ」枠での「エロス主演作(しかもシリアス)」とかまで驚くべき数字(とは云え20%にも満たないわけですが、昨今の連ドラ界で「15%超え」は立派過ぎる数字です)を叩き出すとはっ。ドサクサ紛れに「怪物くん」も高視聴率だったし、一体どーしちゃったのよさ。ちなみに、繰り返しますけど其れ等は全部「つまんなかった」です。

てなわけで何やら「刑事モノ」が人気みたいなのですが、あたくしが唯一「新参者」が面白そうって思ったのは「此れって、ひとつの事件だけで最後まで引っぱる気なの?」と思える展開だったからです。他のドラマは別に毎回観なくとも壱話完結でスッキリ出来そうなのだけど、「新参者」は落ちまで観なきゃダメじゃん。

ま、原作を読んじゃえば解ってしまうわけですが、此れはナビ番組での「泉谷オヤジ様発言」同様に「マッサラで臨む」方が好いでしょう。てか、其れを受けた「泉谷は、台本すら読んで来ない!」って三浦サンの発言は、洒落になってなかったと思いました。


(小島藺子)


posted by 栗 at 18:23| SEXY | 更新情報をチェックする

「ジョージア『目隠し』篇」公開!!

スーパー・ジャイアンツ(紙ジャケット仕様)


「ジョージア 贅沢エスプレッソ ゴールド」
特設サイト


先週から信長が始まったばかりなのに、週刊ペースで新作の公開です。

で、早速ネットで視聴、、、

「な、なな、なんじゃこりゃあっ」(ユーサク声で)

おいおい、片瀬クン、「エロ杉」ですよっ。

大変失礼な物言いかもしれませんが「AVかと思った」、、、ロケットちゃんに「セクシー女優」なんて書かれちゃったから、うっかり本気になりましたか?久しぶりに「懐刀」を抜きやがりましたね。此れが片瀬クンの「隠された真実」なのかっ。こりゃ、参った。

「無条件全面降伏です」



(小島藺子)


posted by 栗 at 13:48| CM | 更新情報をチェックする

「僕の怪物くん」

The Beatles 1962-1966 The Beatles 1967-1970


1973年4月19日に発売された「The Beatles 1962-1966」と「The Beatles 1967-1970」に出逢わなかったなら、僕の人生は間違いなく違って居たでしょう。

ジョージ・ハリスン入魂の選曲で解散後に初めて発表された通称「赤盤、青盤」によって、僕は「THE BEATLES」と云う名の魔境に誘われました。当時は現在とは違って「日本先行発売!」なんて特権も無く、と云うよりも僕は「ビートルズってヒッピーの俗称」と誤解していた子供だったのです。

中学生になって「基礎英語」を学ぶって名目でラジカセを買い与えられた僕は、当然乍ら音楽番組をテープに録音する楽しみを知ってしまいます。童謡やクラシックが音楽だって習って居た少年少女合唱団所属だった僕は、歌謡曲やフォークにトキメキました。そんな時に、怪物集団の音楽を、うっかりラジオで聴いたのです。其れは、天地がひっくり返る程の衝撃でした。最早「基礎英語」なんて聴いてらんないです。幸か不幸か、僕のラジカセは短波も受信出来る機種だったので「FEN」なんてトンデモな放送局を見つけてしまいます。

さて、此の「赤盤」と「青盤」ってのは、1972年に大ヒットしちゃった「beatles AΩ」と云う四枚組の海賊盤に対抗する為に米キャピトルが「いたいけジョージ」に選曲を依頼して発売されたのだそうです。其の海賊盤は持ってますけど、箱のジャケットはヘンテコなイラストで、音もアナログ落とし(疑似ステレオも混じってるからソースはおそらく米盤)だし、選曲もソロまで含むハチャメチャなモンでして、「珍盤、奇盤」って類いのアイテムでしょう。そんなモンが何故に爆発的に出回ってしまったのか?と云うと、其れは「1972年当時に、ビートルズを総括するベスト盤が存在しなかった」からでありまして、更に云えば「未だビートルズって解散してないんじゃまいか?再結成するんじゃまいか?」なんて甘い期待も大いに在ったからとも云えるでしょう。

事実、幾らジョンが「俺はビートルズを信じない」と叫ぼうが、ポールがウイングスしようが、ジョージが我が世の春とばかりに台頭しようが、其処には「元・ビートルズ」なる呪縛が在りました。ジョンとジョージとリンゴの交流は続いて居て、それぞれのアルバムで普通に共演して居ましたし、決定的だったのは「赤盤」&「青盤」と同じ「1973年」に発表された「RINGO」でしょう。四人揃っての共演こそ無かったものの、おんなじアルバムに四人が集まってしまったのです。そうです、信じられないかもしれませんが、当時は「ビートルズ再結成」って話題が頻繁に出て居たのでした。

そんな事を考える様になるのは、ハッキリ云ってしまえば「1980年12月8日」以後の世界です。友人から借りて、初めて「赤盤」と「青盤」を聴いた時に、僕は只只、呆然となっただけでした。どんなに音源がリマスターされても、此の2セット四枚のアルバムには思い入れが在ります。確かに、当時を知らない若いファンにとっては物足りない作品でしょう。でも、僕が初めて出逢ったのは此の四枚の怪物くんだったのです。


(小島藺子)


posted by 栗 at 01:28| FAB4 | 更新情報をチェックする