
![中森明菜イースト・ライヴ インデックス23〈5.1 version〉 [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/31DC5M4N8GL._SL160_.jpg)
作詞:康 珍化
作曲:松岡直也
編曲:Shoichiro Hirata
オリジナル:中森明菜(1985年、オリコン1位、レコード大賞受賞)
品番:AVCD-17426/B
発売日:2004年4月21日
ミニアルバム「Extended」の初回限定盤には御馴染みのDVDが付いていました。内容は先行シングル「ミ・アモーレ」と「禁断のテレパシー」のPV(フルサイズ)とスペシャル・インタビューです。此の時点までのカヴァー企画の全てを放出した豪華版でした。
「ミ・アモーレ」のPVは、片瀬那奈のPVで唯一「歌い踊る姿」が全篇で堪能出来る作品です。基本的にはシングルのジャケットと同じ黄色の衣装で、同じ様に鏡張りの背景で展開し、途中で「禁断のテレパシー」ジャケットでの赤いキャミソール等にお色直しし乍ら、男性ダンサーと女性ダンサーを従えて歌い踊ります。撮影はブルーバックで行われ、背景はCG処理で、メイキングの様子も「スペシャル・インタビュー」で公開されています。
其の「スペシャル・インタビュー」ですが、那奈ちゃんの相変わらずの偉そうな態度が素敵です。「オリジナルの方が好いよ」とか「子供の頃の曲だから思い入れない」とか、やる気なさそうな受け答えが最高です。幻の「DJ:NANA」の映像も収録されていて「少しだけお酒が入ってないと出来ない」等のぶっちゃけ発言も、けだるそうに語っています。
最後には「ミ・アモーレ」の実演映像(2004年3月5日@六本木 velfarre「NANA KATASE WEEKEND FEVER 777 Vol.2」より)も収録されていて、アンテツを始めとする同志諸君、そしてあたくしの姿も確認出来ます。途中で銀のテープが舞散りますが、其の断片は「片瀬の館」に補完されています。当時の那奈ちゃんは「女王」でした。毎日の様に逢える日々だったけれど、近寄り難いオーラが在りました。僕らは只、観て居ただけです。そんな「絶対女王」片瀬那奈が、地上に舞い降りて来るのは「Extended」発表後の実演からです。僕らは戸惑い乍ら、益々、那奈ちゃんの虜になるのでした。
(姫川未亜)