nana.812.png

2009年12月06日

「ジャパンカップダート(GI)」ゲスト出演

Tonights the Night


@阪神競馬場(兵庫)

(レース展望)
【時 間】 お昼休み(11:40頃〜)
【場 所】 センターステージ
【ゲスト】 片瀬那奈(女優)、競馬記者
【司 会】 山本瞳

(レース回顧)
【時 間】 最終レース終了後(16:25頃〜)
【場 所】 パドック
【ゲスト】 片瀬那奈(女優)、ジャパンカップダート(GI)優勝騎手・調教師
【司 会】 山本瞳


あたくしは参加出来ませんでしたが、同志「人狼サン」が参加された模様です。

「イベントからの帰還」(「明鏡止水」12/6)

続報を期待しましょう。


(姫川未亜)



片瀬那奈さん ジャパンカップダート(GI) レース展望・回顧


posted by 栗 at 19:07| EVENT | 更新情報をチェックする

「夢みる歌謡曲」第那奈章: 片瀬那奈がきこえる
#087:「禁断のテレパシー」album version

EXTENDED(初回)(CCCD)(DVD付) EXTENDED (CCCD) Shizuka Kudo 20th Anniversary the Best(初回限定盤)(DVD付)


 作詞:秋元 康
 作曲:後藤次利
 編曲:Shoichiro Hirata

 オリジナル:工藤静香(1987年、オリコン1位)

 品番:AVCD-17426/B、AVCD-17427(ミニアルバム「Extended」06)

 発売日:2004年4月21日(オリコン最高24位)


中盤で持ち直したかと思えた「Extended」ですが、終盤に進むと此の最悪なカヴァー曲「禁断のテレパシー」が登場し台無しになってしまいます。

此れは実は「Extended」全体にも云える事なのですが、カヴァー企画での片瀬那奈は自慢の「テレパシー・ヴォイス」を封印しているのです。基本的にメイン・ヴォーカルは「生歌」のまんまで、其れはどーゆー事かと云うと「手抜き」なんです。

かつての名曲を片瀬流にアレンジするとの試みは、確かに編曲面では成されて居ます。でも、片瀬那奈が歌うのなら「テレパシー・ヴォイス」でなければならないでしょう。オリジナル作品で魅せた「トリプル那奈ちゃん」で歌ってこそ、カヴァーの意味が在ったでしょう。最初の「ミ・アモーレ」では「テレパシー・ヴォイス」の片鱗が残って居ました。其れが、此の「禁断のテレパシー」からは消えました。明らかに「カラオケ那奈ちゃん路線」へと向かったのです。時間が掛かって無いと、ハッキリと分ります。何故なら、シングルにカップリングされた「EDM」を聴くと確かに「テレパシー・ヴォイス」の名残が聴こえるからなのですよ。つまり、時間が無いからヤメちゃったわけだろ?こんな中途半端な作品を発売したのは、真摯に片瀬那奈の音楽を愛するファンを完全に舐めた愚挙です。

あたくしは熱狂的なファンなので「那奈ちゃんがカラオケで歌ってくれた」って疑似体験が出来る「Extended」は貴重な作品だと思います。でも、正直云って片瀬のオリジナル楽曲の様には愛していません。其れに、カヴァーされた原曲と聴き比べると、那奈ちゃんの歌唱が明らかに劣って居るのです。此の「禁断のテレパシー」の様に那奈ちゃん自身が全く原曲に思い入れが無い楽曲は、特に酷いです。冒頭の「夜明けに抱かれて」って一節からして「しーちゃん」の足元にも及ばない。

昔からアイドルを愛し続けて、其の終着の浜辺が「片瀬那奈」である僕にとって、適当に流して創られたとしか思えない「Extended」は最悪の作品です。こんな下らないレコードで、片瀬那奈が音楽活動を休止してしまったのです。あんまりじゃまいかっ!其の象徴が此の楽曲です。シングルよりも「2秒も短い」ヴァージョンが収録されていますが、エンディングのFOが早くなっただけです。つまらんっ!


(小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 05:13| YUMEKAYO | 更新情報をチェックする

「夢みる歌謡曲」第那奈章: 片瀬那奈がきこえる
#086:「C-Girl」

EXTENDED(初回)(CCCD)(DVD付) EXTENDED (CCCD) 究極のベスト! 浅香 唯


 作詞:森 雪之丞
 作曲:NOBODY
 編曲:Shoichiro Hirata

 オリジナル:浅香唯(1988年、オリコン1位)

 品番:AVCD-17426/B、AVCD-17427(ミニアルバム「Extended」05)

 発売日:2004年4月21日(オリコン最高24位)


「Extended」の中盤は、片瀬那奈らしい明るいカヴァー曲が続きます。「Rock'n Rouge」から「C-Girl」と連なる展開は、余り好意的には受け取れないカヴァー盤の中での清涼剤でした。平田祥一郎サンによるアレンジも、「Extended」の中では最も異色で原曲とは全く違ったキュート・ハウスになっています。片瀬の声をSE風にサンプリングした音世界は、そのまま後の歌謡ハウスへと引き継がれました。

「C-Girl」は、「Extended」発表後の実演でクライマックスを演出する重要な楽曲になります。片瀬は実演で「Extended」コーナーと呼ばれた新たな試みに挑みました。実演で披露された「Extended」の収録曲は、「ミ・アモーレ」「淋しい熱帯魚」「禁断のテレパシー」「木枯しに抱かれて」と此の「C-Girl」の5曲です。後に詳述しますが、其のコーナーで片瀬は「早着替え」をして魅せました。其の最後に披露されたのが「C-Girl」だったのです。実演での模様は映像版の「RELOADED 〜Perfect Visuals〜」で観る事が出来ますが、何故か肝心の「C-Girl」は未収録です。ゆえに、体験したファンの心の中にだけ永遠に遺る「伝説のライヴ」となりました。

此の楽曲は、1980年代のアイドル歌謡を象徴する楽曲です。当時は、歌謡曲とニュー・ミュージック(後の「J-POP」)の境が「なし崩し」になった時代でした。職業作家では無く、シンガーソングライター系のアーティスト達がアイドルへ楽曲提供をするのが当たり前になったのです。其の先鞭を付けたのは「松田聖子プロダクション」だったでしょう。1988年に発表された「C-Girl」の頃には「NOBODY」が「浅香唯」に書くのが普通だったのです。アレンジも普通にロックですので、歌唱が「アン・ルイス」や「吉川晃司」の場合と何ら変わらないのです。単に「浅香唯」が歌うから「アイドル歌謡」となっただけです。そして、其れは「歌謡曲がロック化した」のでは無く、「日本語ロックも歌謡曲だった」と云う結論へと、当時のあたくしを導いたのでした。

片瀬那奈のカヴァー企画は、更に進んで「日本語ヒップホップとか日本語ハウスとかも、やっぱ歌謡曲じゃん!」と云う事実を教えてくれました。日本語で歌われる大衆音楽は、全て「歌謡曲」です。


(小島藺子)



posted by 栗 at 00:51| YUMEKAYO | 更新情報をチェックする