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2009年10月14日

「ジョージア」リングコーナー篇、解禁!!

四角いジャングル 格闘技世界一 [DVD]


第三弾が早くも登場しました。

ズバリ云って、最高傑作だっ!!

「那奈ちゃん、ゲロマブですよっ。」


待ってました、此れだよ、此れ。那奈ちゃんが輝くCMは此れですよ。


(姫川未亜)



「ジョージア人生劇場」


posted by 栗 at 21:07| CM | 更新情報をチェックする

「NANA DIARY」モバイル版 #074

甦る名調子!淀川長治クラシック名作映画解説全集 I [DVD]


サブタイトル:「こんにちは」

「映画三昧 篇」



「NANA DIARY」が週刊に戻ったのでしょうか?超御多忙な片瀬クンから最近、頻繁に日記が届く様になりました。

「ジョージア」の連続CMもスパンが短く早くも三作目まで公開され、街中のコカコーラ系自販機も那奈ちゃんだらけです。嬉しい「バラエティー・レギュラー」の「新生グータンヌーボ」も決まり、来週には「浅見光彦・最終章」も放映されます。21日は「那奈ちゃんDAY」ですよっ。インセントちゃん及び研音サンは「三十路近くなると売り出す」傾向に在りますが(其れだけタレントをじっくりと育てる事務所だと思います)、僕らの片瀬那奈ちゃんも、いよいよ露出が激しくなって参りました。

更には、未だ明かせない台本が二つも残って居ます。馬車馬状態だよ、片瀬クン!此の怒涛の展開は「結婚引退」への花道なのか?其れとも未来の「あまみん路線」への布石なのか?何れにせよ、那奈ちゃん尽くしの日々に感謝し、今此の時を大切にして生きてゆきましょう。

僕が此処を立ち上げて早五年、余程の事が無い限りリアルタイムで片瀬那奈ちゃんを記録して来ましたし、其れ以前のデータもより完璧にしようと加筆修正を繰り返して居ます。僕が此処を始めたのは、2004年に「もう那奈ちゃんは引退しちゃうのかもしれない」と思ったからでも在りました。事実、すぐに歌手活動は終ってしまったし、那奈ちゃんも「結婚したら引退します」と公言したのです。僕は其れまで那奈年近く追いかけた那奈ちゃんを遺したかった。

2009年にも「片瀬那奈全記録」をリアルタイムで更新している未来は、当時は全く考えて居ませんでした。「おそらく五年後の那奈ちゃんは結婚引退して居るだろう」と思って居たのです。だから、常に「今しか無い!」と真摯に追いました。此れからも、いつ消えてしまうのか分らない「虚構」を僕は追います。

でもね、どんな未来が待っていようとも、僕らと那奈ちゃんは、生涯一緒です。此の10余年の記憶は、永遠に消えない。那奈ちゃん、思うが侭に生きて下さい。君の選択を、僕らは決して拒まない。いつもいつだって、君は僕らを幸せにしてくれたんだもの。君は常に、僕らの幸福を願い生きて居る。だから、僕らが望むのは、那奈ちゃんの幸せです。


(小島藺子&まるか/姫川未亜)



posted by 栗 at 22:37| 7D | 更新情報をチェックする

新生「グータンヌーボ」# 001(#161)

ブラディ・ツーリスト+1(紙ジャケット仕様)


関西テレビ 23:00〜23:30

「新4姉妹誕生!酔った女で爆笑連発」


昨日(10/13)の公式発表から僅か一日で早くも「新生・グータンヌーボ」が始まりました。

「那奈ちゃん、カッコ可愛いーーっ!!」

そんでもって、「デカイっ!!」っす。

ショッキング・ピンクのタイツが眩しいっすよ、片瀬サン。スタジオ・ゲストは「聖母様もお気に入り」のツッチーじゃん!「伴姐御、スザンヌ、四女・長谷川」によるロケは「単なる呑み会」です。ゆる〜いナァ。長谷川潤ちゃんが「日本人じゃない感性」で平気で「彼氏います!」とかゆーし、スザンヌはヘベレケになって「10代の頃に同棲してたんれすけろ」とかゆってるし、伴ちゃんは男前でガンガン呑みまくってるし、とても面白かったです。女の子って、カッコいいナァ。那奈ちゃんは、次回の事で頭がいっぱいなのか、始終大人しく潜伏して居りました。

いよいよ、来週(10/21)は「三女・片瀬那奈」ちゃんがロケの回です。御相手は「BENI」サンと「鈴木杏」ちゃんとの事ですが、那奈ちゃんも司会進行に留まらず「大いに恋愛観を語る」らしいです。何やら「過去に結婚を意識した彼が居た!」とか暴露しちゃうみたいですよ。其の彼には「何故、那奈ちゃんと結婚しなかったの?」と、徹夜で問い詰めてみたいですね。「嗚呼、勿体無い。」

更に、スタジオ・ゲストはジョージア連続CMで共演中の小出恵介クンですから、丸っきり「カタセカイ」な「グータン」になりそうです。ま、二回分を壱度に撮ったんだろうけど、新生の最初の撮りでの男子ゲストが「ツッチー」と「小出クン」って、、、随分と「那奈ちゃん寄りな人選」ですね。可愛がられてるナァ、那奈ちゃん。

昨日フラゲした「ジョンくん」以外でも、「ガイドちゃん」や「駅サン」等の各TV情報誌に那奈ちゃんが写真入りで紹介されて居ます。僕は立場上「片瀬那奈ちゃんが載って居れば、例え其れが宣材写真でも全誌購入」しますけど、素人サンには決してオススメ出来ません。でもね、今回はせめて「ジョンくん」と「ガイドちゃん」は買った方が好いと思いますです。


(姫川未亜)



「グータンヌーボ」関西テレビ公式サイト

posted by 栗 at 23:37| TV | 更新情報をチェックする

2009年10月15日

「夢みる歌謡曲」第那奈章: 片瀬那奈がきこえる
#044:「Communication」

TELEPATHY(初回)(CCCD)(DVD付) TELEPATHY (CCCD)


 Lyrics:rom△ntic high
 Music:Niclas Molinder , Joacim Persson , PelleAn kerberg , Frederick Eriksson
 Arrangement:k-muto

 Mix:Dave Ford

 Programming:k-muto
 Chorus:Junko Hirotani

 品番:AVCD-17291/B、AVCD-17292(アルバム「TELEPATHY」07)

 発売日:2003年6月25日(オリコン最高位17位)


キラー・チューン「チューチューベイベ」(片瀬サン命名)に続いて、「ノリノリのダンス・ナンバーで、すんなり出来た」と片瀬本人が語る「Communication」が那奈曲目に登場します。作曲陣が欧米人名儀で在る為、此の楽曲も「カヴァー」で在る可能性が在ります。9曲目の「The Wings」に関してはより「カヴァー曲」風なツクリで、其れは片瀬本人も認識していた様です。片瀬の「TELEPATHY SESSIONS」ではデビュー曲と広く認識される「GALAXY」を含めて「洋楽カヴァー曲」も多く取り上げられていた様です。何よりも明確に片瀬本人もスタッフも「洋楽」を意識して制作していました。片瀬は明らかに「今まで日本には存在しなかった音楽を創る」と意識していました。其の「テレパシー・ヴォイス」と命名された歌唱スタイルだけをとっても、本人が「GALAXY」の録音時に「生歌」と「囁き声」と「オクターブ上の声」を重ねて発明したと明言しています。此の楽曲に関して云えば、作曲者が四人も名を連ねているわりには「単調な曲」ですので、おそらくセッションで生まれた楽曲なのでしょう。

「Communication」は、片瀬が語る通りに御機嫌なダンス・チューンで、「Babe」から始まる「世界に開かれたカタセカイ」を心地よく紡いでゆきます。「チューチューベイベ」から「The Wings」までの中盤は四連発でアッパー系のダンス・チューンが続くアルバム全体での大きな山場で、ミックスも全て Dave Ford が担当しています。解説映像で注目すべきなのは、片瀬が「カラオケでも歌い易い曲ですよ☆」なんぞと偉そうに宣伝している場面ですが、其れも其のはず「片瀬楽曲」は難しいのです。あたくしも恥ずかしながら「Babe」や「Shine」を歌った事が在るのですが、特に「Shine」の難易度には驚愕しました。一応、クラシック声楽を学んで3オクターブの声域と絶対音感を持つあたくしが「難しい!」と思ったのですよ。嘘だと思ったら「Shine」のシングルに収録されているインストで歌ってみるが好い。絶対に簡単には歌えないって。むっちゃ難しい曲だよ。そんな難易度の高い片瀬楽曲の中では、確かに「Communication」はラクチンです。其れをサジェストしてくれた片瀬は、とっても親切ですね。ま、「あたしの歌は難しいんだよ☆」って暗に示した「自慢」かもしれんが、、、(ぼそっ)。

此の楽曲から4曲のアルバム初公開新曲が続きますが、此の並べ方にも唸りました。アルバム発売までに片瀬は先行シングルを三枚発売していて、其れらから6曲(那奈ヴァージョン)がアルバムにも収められますが、シングルと同一だったのは5曲でした。リミックスが収録された「FANTASY」と別リミックスの「Shine」の2曲はあくまでも「ボーナス・トラック」と考えると、アルバム「TELEPATHY」の本編は全11曲で構成されている事になります。なな、なんと、片瀬は先行シングル曲の5曲中4曲をアルバムの前半6曲目までで「大盤振る舞い宜しく上等!」とばかりに放出してしまったのです。其れじゃ正に日本盤のビートルズ・デビュー盤「ビートルズ!」じゃん。シングル・ヒットを惜しげも無く前半に固め乍ら、新たな曲順でアルバムの流れにすんなりと乗せて魅せた片瀬は、後半に怒涛の新曲攻勢で畳み掛けます。全13曲中、アルバム初公開は6曲だったのです。其の内の4曲を連続して後半に固め打ちしやがったわけですよ。何たる不敵な自信!当時のDVDスペシャル・インタビューでの「デカイ!態度」は、伊達や酔狂では無かったのです。片瀬姫は、マジで威張ってたわけだ。だってさ、今観ても自信満々なんだもん。其れで、其の自信は正当だと思うよ。確かに、片瀬は傑作を生み出したのだからね。其れにしても、若いって凄いナァ。現在の那奈ちゃんなら、とてもこんなインタビュー映像は公開しないでしょ?いや、してるか。全然変わってないや。そもそも、こんな那奈ちゃんだから僕たちは愛したんだもんナ。


「突然、未亜イコ実況」

イコ:銀河系那奈億人の片瀬那奈ファンの諸君!こんばんは。さあ、いよいよ佳境に入って参りました「TELEPATHY」シリーズ後半戦のリングサイドから今宵もお茶の間の皆さんにお届けしております。解説は御馴染みの「那奈ヲタ・竜虎会:寅ちゃん派」の「虎」こと「姫川未亜サン」です。姫川サン、宜しく御願いします。おおっと、必殺の「チューチューベイベ」に続いて、姫川サン!何ですか?此の動きはっ。

未亜:はい、宜しく御願いします。ワクワクしますねぇ。あっ!此れは、小島サン、此れはですね、新たな技ですね。僕も観た事が在りません!おそらく「那奈ヲタ・竜虎会:辰つぁん派」の「龍」こと「アンテツあにい」も観てない技ですよっ!!(小鉄声で)

イコ:此れは、正に「猪木イズム」溢れる戦法ですね。例えば「名勝負数え唄」と呼ばれた「ドラちゃん vs 長州」は、お得意の技も確かに観たい!でも、其れだけでは決まらない事は分っているわけです。「TELEPATHY」が「ドラゴン・スープレックス」なら、「だんだんだん!」は「リキ・ラリアット」だ。「Shine」が「雪崩れ式ブレーンバスター」なら、「チューチューベイベ」は「サソリ固め」だっ!目くるめく必殺技のオンパレードだ!!其れでも決まらないっ。じゃあ、どーする片瀬?そうだ「掟破りの逆サソリ」だ!今まで未公開だった大型新兵器導入だっ!やった、やったぁーっ!!流石、片瀬だっ!どーですか?姫川サン。

未亜:いやあ、こりゃ、堪りませんナァ(幸吉声で)、此れで、新曲連発だったら、トンデモないですよっ!!(小鉄声で)

イコ:おおっと!!次も其の次も四曲連発で新曲だぁーっ!!さっきの新技は「Communication」と命名されたと鳴海レポーターからの情報が入っておりますがぁ、果たして次なる未知の技は何でしょう?事情通に依りますと、片瀬はアルバムの音楽性を「ハウス!」と宣言したとの事ですがぁ、此処までは所謂ひとつの「フィルター・ハウス」な楽曲が出て来なかったっ!片瀬も時代に迎合したのかぁ?本格的なハウスは日本の音楽土壌では未だ時期尚早と考え直したので在りましょうかぁ?姫川さん、どーですか?おおっと、リングサイドにぃ、謎のマスクマンが登場だぁっ!

未亜:小島サン、アレはね、RAM RIDER っているでしょ?正体は、おそらく彼ですよ。那奈ちゃん、じゃなくって、えっと片瀬サンはね、最初に彼の才能に注目して楽曲をチョイスしたと云ってましたからね。う〜む、凄いナァ、やっぱり、、、(小鉄声で)

イコ:おおっと、謎のマスクマンが乱入かぁ?会場がハウス色に染まってゆきますっ!「TELEPATHY」は、萌えていますっ!!

鳴海:小島サン!レポーターの鳴海です!!あのマスクマンですが、、、

イコ:はい、鳴海サン、マスクマンの正体が分りましたかぁ?

鳴海:ええ、先程、本人が「オレは RAM RIDER だ!」と叫びまして、「はばぐったい、はばぐったい、はばぐったい」と謎の呪文を繰り返してリングへ向かった模様ですっ!!

イコ:ええっ!!あのマスクマンの正体は、RAM RIDER なんですかぁ?

未亜:だから、さっきからボキが「あいつは、RAM RIDER だろ?」って云ってんじゃん。

イコ:フィルター・ハウスですっ!!出ましたっ、片瀬の奥の手が出ましたねぇ、明らかに五年先の未来から奏でられたとしか思えない驚愕音楽を片瀬は繰り出したぁっ!早い、早い、早過ぎるぞ、片瀬!!御聴き下さい、聖地六本木ヴェルファーレを埋め尽くした超満員札止めの大観衆が「カタセ・コール」の大合唱ですっ!!おおっと、「カタセ」コールに「ナナチャン」とレスポンスが始まったぁ!!盛り上がってますねぇ、姫川サン!何ですか?此の必殺技の名前は?!

未亜:ええっ?!いきなりだナァ、、、こんなの観た事無いよ、、、こ、此れは「必殺・カタセ固め」ですぅ!!(桜井サン声で)



(小島藺子/鳴海ルナ/姫川未亜)



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2009年10月16日

「片瀬那奈マネ日記」サブタイトル集(29)

The Diary of Alicia Keys


「片瀬那奈マネ日記」サブタイトル集(1)
「片瀬那奈マネ日記」サブタイトル集(2)
「片瀬那奈マネ日記」サブタイトル集(3)
「片瀬那奈マネ日記」サブタイトル集(4)
「片瀬那奈マネ日記」サブタイトル集(5)
「片瀬那奈マネ日記」サブタイトル集(6)
「片瀬那奈マネ日記」サブタイトル集(那奈)
「片瀬那奈マネ日記」サブタイトル集(8)
「片瀬那奈マネ日記」サブタイトル集(9)
「片瀬那奈マネ日記」サブタイトル集(10)
「片瀬那奈マネ日記」サブタイトル集(11)
「片瀬那奈マネ日記」サブタイトル集(12)
「片瀬那奈マネ日記」サブタイトル集(13)
「片瀬那奈マネ日記」サブタイトル集(14)
「片瀬那奈マネ日記」サブタイトル集(イコ)
「片瀬那奈マネ日記」サブタイトル集(16)
「片瀬那奈マネ日記」サブタイトル集(17)
「片瀬那奈マネ日記」サブタイトル集(18)
「片瀬那奈マネ日記」サブタイトル集(19)
「片瀬那奈マネ日記」サブタイトル集(20)
「片瀬那奈マネ日記」サブタイトル集(21)
「片瀬那奈マネ日記」サブタイトル集(22)
「片瀬那奈マネ日記」サブタイトル集(23)
「片瀬那奈マネ日記」サブタイトル集(24)
「片瀬那奈マネ日記」サブタイトル集(25)
「片瀬那奈マネ日記」サブタイトル集(26)
「片瀬那奈マネ日記」サブタイトル集(27)
「片瀬那奈マネ日記」サブタイトル集(28)のつづき


545.「トンボ」(9/8)
546.『女性のための漢方セミナー2009』(9/17)
547.『浅見光彦〜最終章〜』出演(9/17)
548.『子育てプレイ&MORE』出演(9/17)
549.『イケタク』(9/18)
550.「青森ロケにて 1」(9/18)
551.「青森ロケにて 2」(9/18)
552.『健康サポートフェア2009』(9/19)
553.「板さん」(9/21)
554.「青森ロケにて3」(9/21)
555.「ジョージア新CM」(9/23)
556.「ラストスパート」(9/24)
556.「恋のから騒ぎドラマスペシャル〜LOVE STORIES〜IV」(9/25)
557.「東海クラッシック前夜祭」(9/29)
558.「しりとり」(9/30)
559.「10月」(10/1)
560.「素敵女子」(10/4)
561.「明日解禁」(10/12)
562.「グータンヌーボ」(10/14)
563.「グータンヌーボー」(10/15)


女子マネちゃん、御多忙な中、日記を更新して下さって有難う御座居ます。


(小島藺子/まるか)



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2009年10月17日

「夢みる歌謡曲」第那奈章: 片瀬那奈がきこえる
#045:「A・I・O」

TELEPATHY(初回)(CCCD)(DVD付) TELEPATHY (CCCD) MUSIC


 Lyrics:NANA KATASE
 Music:RAM RIDER
 Arrangement:RAM RIDER

 Mix:Dave Ford

 Programming:RAM RIDER
 Guitar:Hideo Someha , Akira Fujieda
 Chorus:Junko Hirotani , Bang!

 品番:AVCD-17291/B、AVCD-17292(アルバム「TELEPATHY」08)

 発売日:2003年6月25日(オリコン最高位17位)


「本格的なフィルター・ハウスで、可愛く日本語が英語に聴こえる様に作詞した好きな曲」と片瀬自身が語る「A・I・O」は、彼女の嗜好性が最も反映された楽曲でしょう。片瀬は多くのアルバム候補曲の中から、最初の段階で迷わず此の楽曲を選び自ら詩をつけたのでした。

作編曲・演奏を担当した「RAM RIDER」は無名の新鋭サウンドクリエーターでした。片瀬盤から一年後の2004年にマキシ・シングル「MUSIC」で彼はソロ・デビューしますが、其のカップリング曲で在る「ミラーボール」は「A・I・O」のセルフ・カヴァーでした。RAM RIDER 氏の日記には「ミラーボールは僕が生まれてはじめて作った歌モノで、デモテープ作った3ヵ月後には片瀬那奈さんのアルバムに入っていたという思い出の曲。彼女のアルバムもすごく良かったなー。」との記述が遺されております。片瀬は「RAM RIDER を見いだした恩人」なのです。

渋谷タワレコでの視聴コーナーで片瀬が流したのは「Deep Forest」と「A・I・O」でした。当時一世を風靡して居た「朝本浩文」と全く無名だった「RAM RIDER」を、片瀬は同じそ上にのぼせ「片瀬那奈的音楽」へと料理してしまいました。RAM RIDER のデモを気に入りチョイスした片瀬の構想に在ったのが「未知なる音楽」だった事は明確で、お手本にしたのが「洋楽ハウス」であった事も「英語みたいな日本語」を意識して歌った事実から伺えます。完全なるエレクトリック・サウンドをバックに、珍しくエフェクターをかけた「テレパシー・ボイス」を本人も語る様に過剰に可愛らしく歌った「A・I・O」は、決して「無機質」な音楽にはなっていません。其れは驚く程に「エモーショナル」です。片瀬那奈の音楽に共通する「魔法」のひとつとは「最新型の電気式音楽で在り乍ら、温かいぬくもりが感じられる」事なのです。其れは、片瀬自身が例えば「SASHA」を聴いた時に感じた不思議な感覚を具現化した試みでした。片瀬は思い描いた通りの新たなる音楽を、うっかり創造してしまったのでした。

「A・I・O」で片瀬が提示した世界は、五年後に「Perfume現象」として大衆性を獲得します。其の未来を2003年に確信を持って預言していたのは、鬼畜系雑誌「BUBKA」での「同志・宇多丸」による「マブ論」だけでした。そして「那奈ヲタ」で「マブ論」を初回から絶賛していたのは「アンテツあにい」とあたくしだけでした。そんな事実からも、僕らは「竜虎」と呼ばれるのです。カミングアウトしましょう、アンテツとあたくしは「ニュータイプ」です。だからこそ「片瀬那奈ちゃんを拝む」のだよ。

那奈ちゃんは「別格」です。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 00:07| YUMEKAYO | 更新情報をチェックする

「Bitter & Sweet」

Bitter&Sweet(初回限定盤)(DVD付)


「久しぶりです、カタセカイ・ニュース!!」

BENI、レコ発ツアー最終日の楽屋にマイミク招待(ナタリー 10/17)

以下、重要部分を引用。

BENIは来週10月21日(水)放送のフジテレビ系「グータンヌーボ」にゲスト出演。もうひとりのゲスト鈴木杏と、グータン新MC片瀬那奈とともにコアな恋愛トークを繰り広げる。


「期待して居ります!」


(姫川未亜)



posted by 栗 at 17:03| SEXY | 更新情報をチェックする

2009年10月18日

「夢みる歌謡曲」第那奈章: 片瀬那奈がきこえる
#046:「The Wings」

TELEPATHY(初回)(CCCD)(DVD付) TELEPATHY (CCCD)


 Lyrics:kenko-p
 Music:DAMON MEEKS AND BOB MENDELLSON
 Arrangement:Sadahiro Nakano

 Mix:Dave Ford

 Programming:Sadahiro Nakano
 Guitar:Tomoya Fukuchi
 Chorus:Kumi Sasaki

 品番:AVCD-17291/B、AVCD-17292(アルバム「TELEPATHY」09)

 発売日:2003年6月25日(オリコン最高位17位)


「昔から聴いていた曲で、プロデューサーの恩田さんの趣味で80年代のアイドル・ユーロになった」と片瀬がにやにやしながら語った「The Wings」は、実演でも「ピンクのつなぎで歌のおねえさん」な格好で披露され、可愛らしい振り付けを老若男女で一緒に踊った想い出深い楽曲です。片瀬発言から「もしかしてカヴァー?」とも察せられますが、原曲を発見出来ず未だ真偽は不明です。

片瀬自身も「小さいコ達にも人気がある」と認識していた様に、片瀬楽曲の中でも最もアイドル歌謡を意識したツクリになっていますが、其のお手本は「ユーロビート」でした。「和製カイリー」と称された片瀬が素晴らしいのは、彼女が当時の「21世紀型・新生カイリー」の翻訳だけに留まらず、デビュー当時の「ユーロのアイドルだったカイリー」さえも取り込み、更には其の「ユーロのアイドルだったカイリー」の日本語カヴァーで日本で大衆性を得た「WINK」までカヴァーする「確かな歴史認識に基ずく芳醇な音楽観」を持って一貫した活動を行ったからです。ゆえに「和製カイリー」とは「揶揄」を超え、彼女の音楽を賞賛する代名詞になったのです。

新たな創造には、先達の遺産は不可欠です。如何なる芸術も、其れ以前の作品の上に成立しています。「盗作」とか「パクリ」なんて淋しい云い方しか出来ないのなら、其れは「過去の芸術」すらも全て否定する事にしかならないのです。確かに「犯罪的な盗用」も芸術には起こりえますが、例えばカイリーの「Love At First Sight」ベーシック・リズムパターンを意識して創られた「Babe」の様な楽曲を「盗作」とは呼べません。其れを云い出したなら「ブルースは全部ロバート・ジョンソンの盗作」とか「ロケンロールは全てチャック・ベリーの模倣」って話になってしまいます。「漫画で映画手法を用いたら、みんな手塚治虫のマネ」とか云われたら、もうお話になんないじゃん。そうじゃなくって、アトムを許可無しに使用して漫画を書いたら「盗用」なんですよ。浦沢クンの「プルートゥ」を「盗作」とは呼ばないざんしょ?其れは、原作って謳ってるからじゃなくって、「20世紀少年」には「手塚治虫」の名前なんて冠されてないけど「明らかな影響」は其のタイトル・ロゴだけからでも明白に分るけど「盗作」じゃないじゃん。「歴史観」が無い稚拙なガキじゃなきゃ「パクリ」とか云って笑えないんだよ。若造どもは、もっともっと沢山読んで聴いて観て、勉強してから発言しなさいね。カンラカラカラ。

「Babe」で御馴染みの「kenko-p」サンによる詩は、子供も口ずさんだ可愛らしい楽曲に反して「確信犯的なまでにもエロ歌詞」です。空を飛ぶ二羽の鳥に例えて歌われるのはズバリ云って「性愛」の「暗喩」ですが、最後には直接的に「触れあったその体温はぬくもりと呼ぼう」とまで云い切ってしまいます。此の楽曲は「性愛讃歌」なのですが、実際に其れが実演で披露された時に微塵もいやらしさは感じられなかった。かつて「LET'S GET IT ON」を世に問うた時にマーヴィン・ゲイは「SEXは美しく素晴らしい事なのだから、僕は堂々と其れを歌ったのだ。ちっとも恥ずかしい事なんかじゃない」と高らかに宣言しました。そんな歴史的事実を知ってか知らずか、片瀬は同じ道を歩んだのです。

「Babe」から始まったアッパー系四曲の最後を飾る「The Wings」のエンディングはコーラスとの掛け合いで大いに盛り上がりますが、フェイドアウトせずに静かに着地して途切れます。其れは次曲「Teardrops」のイントロへと絶妙に繋がります。アルバムは、未だ終っていません。


(小島藺子)



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2009年10月19日

「夢みる歌謡曲」第那奈章: 片瀬那奈がきこえる
#047:「Teardrops」

TELEPATHY(初回)(CCCD)(DVD付) TELEPATHY (CCCD)


 Lyrics:rom△ntic high
 Music:Jun Sasaki
 Arrangement:Jun Sasaki

 Mix:Masashi Matsubayashi(Think Sync Integral)

 Produced & Arranged by Jun Sasaki
 for ROUG TOUGH PRODUCTION
 Chorus:Junko Hirotani

 品番:AVCD-17291/B、AVCD-17292(アルバム「TELEPATHY」10)

 発売日:2003年6月25日(オリコン最高位17位)


「R&B楽曲で、朝本さん同様に佐々木さんがスタジオに来られての制作だったので空気感が違った。アルバムでも異色の大人っぽい感じ」と片瀬が解説した「Teardrops」で、アルバムは終盤を迎えます。佐々木サンは MISIA への楽曲提供で御馴染みで、確かに朝本サン同様に「既に名の知れた存在」でしたから、此の楽曲も目玉のひとつとして用意されたのでしょう。朝本氏も佐々木氏も実際にスタジオへ出向き、片瀬と共に楽曲を制作しました。片瀬に賭けた周囲の大きな期待感が伺えます。

確かに「Babe」のカップリング曲「for you」以上に本格的な「R&B バラッド」である「Teardrops」は、収録された位置がアッパー系四連発の直後で在る事からも明らかに異色ですが、其れも「片瀬の企み」でした。ダンスフロアならチークタイムへと、見事に片瀬は誘います。「The Wings」から「Teardrops」へ繋がる時とは、アルバム「TELEPATHY」で最もスリリングな部分です。「静」から「動」へと変換した「Shine」〜「Babe」も見事でしたが、其れ以上に「動」から「静」へと帰着させた「The Wings」のエンディングから「Teardrops」へ移行する展開は素晴らしいと思います。

片瀬那奈のアルバム「TELEPATHY」は、構成された楽曲がフェイドアウトを頑なに拒否し、常に次曲へ繋ぐ為のアウトロで終ります。全13曲中の11曲目までが本編として在り、次曲の「REVENGE〜未来への誓い〜」で美しい終止和音でアルバムは完結します。其の後の2曲はアンコールのボーナス・トラックですので「FANTASY」はフェイドインで始まり、二度目の登場となる「Shine」はフェイドアウトで終るのです。個々の楽曲の完成度も其の多くがヒット・シングルとしても成立した程に高く(アルバム「TELEPATHY」に再収録された6曲が収められた先行シングル三枚は、すべてチャートで「トップ20」内にランクインした堂々たるヒット作品です)、かつ全体で大きな叙情詩をも思わせる連続した組曲にも成っています。此れこそを「トータル・アルバム」と呼ばなければ、僕は「ロックの人」として生きて来た半世紀近い自分の音楽観や美意識を、いえ、芸術を愛し続けた人生すらをも、全否定する事になるのです。正直に云えば、僕自身が片瀬那奈に其処までは期待していなかった。当時、実は、僕が最も困惑していたのです。「僕が好きなアイドルは、途轍も無い存在なんじゃまいか?」と「この気持ちをどうしたらみんなに伝えられるんだろう?」と、僕は途方に暮れました。其れでも、確かに片瀬那奈のアルバムは、僕にとって至上の名作として対峙したのです。

其処に貫かれたのは、楽曲的には片瀬那奈の頑固なまでにこだわり抜かれた「電気式音楽嗜好」ですが、彼女自身も多くを担当した作詞にも一貫性が在ると云えます。前述した様に、片瀬那奈のオリジナル楽曲には「ネガティブ」な詩が皆無です。其れが象徴されるのが、片瀬本人も「バラードだけどポジティブな詩を書いた」と云ってのけた名曲「Shine」ですが、此の本格的な「R&B バラッド」である「Teardrops」の詩もより深く其の事実を伝えます。「Shine」を共作した「rom△ntic high」氏による歌詞で印象的なのは、感傷的な美しい旋律に乗せて過去を懐古する内容も含みタイトルも「涙」と一見後ろ向きな展開になり勝ちなのに、現在進行形のカップルを観た場面で「あの日の二人を重ねたら思わず笑顔になる」と歌われる部分です。更に「涙の数だけ輝いたあの想い出」は「変わらない真実」で在り「未来の僕らに捧げよう」とまで云い切られてしまいます。何と云う「前向き思考」なのだ、イズントイット?ですよっ。

後に奇跡の初舞台と賞賛された「僕たちの好きだった革命」で彼女が演じたのは「未来(みく)」で、彼女から「何故、そんなに熱くなれるの?」と問われた主人公の山崎クンが「僕は未来(みらい)を信じている」と云い切る名場面が在りました。でも、其の遥か以前から、片瀬那奈は常に「未来を信じて居た」のです。彼女は「未来」と云うコトノハを多く歌いました。確信を持って「未来を信じている」と明言したのです。根拠なく云うのでは無く「過去を肯定しハプニングさえも強さに変えたからだ」と云ったわけだよ。事実、片瀬那奈はそうして生きて来ました。そして、五年近い女優としてのキャリアを捨ててまで音楽活動に賭けたのですから、説得力が違った。正直に云えば、逢った事も無いジョンやジョージやブライアンの人生観を歌った作品よりも、僕にとって片瀬那奈の人生観を歌ったアルバム「TELEPATHY」は、より衝撃的でした。僕はおそらく「ロック」や「ポップス」と同じ位に、人並み以上に「アイドル歌謡」も聴いて来たとは思いますけど、こんな世界観を持つアルバムを聴いたのは初めてでした。其処には明確に片瀬那奈自身の主張が在りました。「ハダカのカタセ」が立って居た。正に「片瀬の魂」が込められた傑作だったのです。

片瀬がアルバム「TELEPATHY」で歌うのは、絶対的な「性善説」で在り、其れは「人間の存在不安(自我が在る故に、自己の存在矛盾に悩む)」に対する「宣戦布告」です。彼女は「己が何故生まれ存在するのか?」を「人は何処から来て、何処へゆくのか?」を歌いました。其れは自作解説でもハッキリと語られていて、決して無自覚で行った事では在りません。片瀬那奈は自らの意志で、永遠なる哲学的なテーマを歌ったトータル・アルバムを創ったのです。「あたしは何故、此処に居るのだろう?」と自らに問いかけ、其れまでの21年間で得た思考を世に問うたのです。「21才の片瀬那奈のすべて」を、音楽作品として提示しました。此処まで徹底的に個人の内面を歌い更には他者との繋がりを求め生きることの素晴らしさを全肯定した作品は、稀有です。何が一体其処まで片瀬那奈を前向きにさせたのでしょう?何故、片瀬那奈は過去も現在も未来も全てを肯定するのでしょう?「涙」さえも「未来」へと昇華させた片瀬は「REVENGE〜未来への誓い〜」へと繋ぎます。答えは其処に在りました。


(小島藺子/姫川未亜)



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2009年10月20日

「夢みる歌謡曲」第那奈章: 片瀬那奈がきこえる
#048:「REVENGE〜未来への誓い〜」album version

TELEPATHY(初回)(CCCD)(DVD付) TELEPATHY (CCCD)


 Lyrics:Makoto Atozi
 Music:Hiroko Shigezumi
 Arrangement:k-muto

 Mix:Tuyoshi Inoue(I to I communications, inc.)

 Programming:k-muto
 Chorus:Junko Hirotani

 品番:AVCD-17291/B、AVCD-17292(アルバム「TELEPATHY」11)

 発売日:2003年6月25日(オリコン最高位17位)

 テレビ東京系TVアニメ「人間交差点」オープニング・テーマ


アルバム「TELEPATHY」の本編ラストを飾るのが「REVENGE〜未来への誓い〜」です。片瀬本人も解説で「寝る前に聴いて、リセットして生まれ変わって」と語っておりますので、あたくしは持論に大いなる自信を持っておりますよっ。収録されたのは、シングルと完全なる同一音源だと考えられます。僅か乍らも時間差が確認出来る他のシングル既発楽曲とは違い、此の曲はシングルもアルバムも「5'10''」です。ちなみに、シングルにカップリングされたインストは「5'08''」で、なな、なんと後の「Reloaded」収録は「5'09''」なのです。本当に那奈ちゃんが好きなら、是非、此の辺の「ビミョーな違いを楽しんで下さいね☆」(小野未来声で)

ところで、此のアルバムの解説で何かと例えに出している「ジョンの魂」をアナログ盤で今聴き乍ら書いています。僕が此の作品を初めて聴いたのは、中学生で14才の頃でした。勿論、未だジョンは生きているどころか、隠居前の最新作「心の壁、愛の橋」が出た頃で現役バリバリだったのです。「真夜中を突っ走れ」や「夢の夢」がヒットしていました。いや、でも其れは異国の話で、洋楽を聴いてる子供なんて珍しかった時代です。学内でも数少なかった「ビートルズ好き(クラスに一人か多くて二人でした)」でレコードを貸し借りしてて(1970年代中頃にはレンタル店なんてなかったのだよ)、在る時に小学生の時から洋楽を聴いていた「K」クンが「コレもビートルズなんだから聴いてみろよ」と、メアリー・ホプキンのシングル盤「グッドバイ」と一緒に貸してくれたのが「ジョンの魂」でした。

14才だった僕は、吃驚した。まず、英語なのに「何を歌っているのかが分った」のです。田舎の中学生の英語力で意味が分ったのです。其れまでは、英語ってよく分らなかったけど、一気に理解出来る様になりました。だってさ「MAMA DON'T GO ! DADDY COME HOME」で「LOVE IS REAL REAL IS LOVE」ですよ。分るじゃん。分るって、面白いんだよ。きっと、僕が後に英米文学科に進んだ未来を決めた瞬間だったと思います。其れに楽器の編成が基本的に単純な「ギター、ベース、ドラム」の三人で、僕は初めてバンドをやろうとも思ったのでした。

でも、何よりも僕は最初に「こんな気持ち悪い音楽を初めて聴いた」と思ったのです。特にシャウトする「I FOUND OUT」とか「WELL WELL WELL」とかに強烈な嫌悪感を感じました。ビートルズの曲でも、初めて聴いた時にはサイケなジョンの曲はコワかったんです。気持ち悪かった。でも、其れ以上に「裸のレノン」は不気味でした。もう当然乍ら当時大流行のハードロックだって聴いていたんです。なのに「ジョンの魂」ほどの衝撃は受けなかった。後のパンクですら、此処までは驚かなかった。「何故にこんなに叫ぶのか?一転して優しく歌うのか?単純な3ピースなのに、どうしてこんなにも心を打つのか?」クラシック少年だった僕は、只只、驚いた。今、僕はまたしても驚いている。「あれれ、『ジョンの魂』って、結構遊び心も満載な優れたポップ作品じゃん!構造的に『SGT. PEPPERS』とおんなじ事をやらかしてんじゃん!流石、レノン、役者だナァ」なんて余裕も在るけど、「演技者・レノン」の叫びは「真実」でも在り続けるのです。レノンはシリアスを演じていたのだけど、其処には確かな「生身のジョン」がいたのです。永遠に他者の心を打つ魂の叫びが込められた眞の芸術作品です。此れが「虚構」だ。凄いよ、やっぱり。

「ジョンの魂」は、ジョン・レノンが「ビートルズを創り常に中心に居た存在だった」からこそ成立しています。リンゴが「僕はビートルズを信じない」と歌っても「あ、そう。そりゃ、そうだよね」でお終いですけど、レノンが云ったからこそ「おいおい、そりゃないぜ!」となるわけです。創始者でリーダーだった「ビートルズ時代」や其れ以前の幼少期まで遡った自分史を全て明かせる彼自身にしか絶対に創れない作品だからこそ、当時のチャート位置(英国13位、米国6位、と元・ビートルズの解散後初ソロ作では最悪の成績)などを超えて「永遠の名作」となったのです。其の真摯な姿勢は、正に片瀬那奈の音楽活動にリンクします。アルバム「TELEPATHY」は、片瀬那奈が自分史を込めた作品でした。彼女以外には、絶対に創れない作品です。其れをパーソナルなモノに留まらせずに、万人の共感を得ようと試み成果を得たのですから、独自の素晴らしい芸術作品と断じて好いでしょう。

片瀬那奈が歌う「REVENGE〜未来への誓い〜」に、僕が涙しない理由など無いのです。僕も今では確かに未来を信じている。だって、其れを作るのは僕たち自身だからさ。僕は、片瀬那奈ちゃんに出逢うまでは、そんな簡単な事すら知らなかったんだ。那奈ちゃんが僕たちに与えて続けているのは「愛」です。僕たちは、那奈ちゃんに愛されている。そんな絵空事みたいな不思議な気持ちにさせてくれる「虚構」は、なかなか居ない。洋楽とかマンガとか映画とかでしか、僕は知らなかった。片瀬那奈ちゃんに出逢うまでは、何にも分かっていなかった。


(小島藺子/姫川未亜)



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2009年10月21日

「夢みる歌謡曲」第那奈章: 片瀬那奈がきこえる
#049:「FANTASY」Album Mix

TELEPATHY(初回)(CCCD)(DVD付) TELEPATHY (CCCD)


 Lyrics:NANA KATASE
 Music:Seikou Nagaoka
 Arrangement:Seikou Nagaoka

 Mix:Dave Ford

 Programming:Seikou Nagaoka
 Chorus:Junko Hirotani

 品番:AVCD-17291/B、AVCD-17292(アルバム「TELEPATHY」12)

 発売日:2003年6月25日(オリコン最高位17位)

 テレビ東京系アニメ「ヒカルの碁」オープニング・テーマ
 (第六十一局〜第七十五局=最終回)


「REVENGE〜未来への誓い〜」でアルバムは完結します。最後の二曲は既発シングル曲の別ミックスで、アンコールです。アンコールの最初は「FANTASY」の別ミックスで、シングル『GALAXY TELEPATHY FANTASY』では全体の流れから少し浮いた感じでしたが、此処では Dave Ford によるミックスに代えられ統一感のある音色になりました。シングルよりも一分近く長いミックスは、イントロにエコーが掛かったコーラスが加わり、エンディングもなかなか終らない「名残惜しいヴァージョン」となりました。

「アニメの主題歌だったからダイレクトに前向きな詩を書いて、子供から大人までみんな好きになってくれてあたしも好き」と片瀬自身が解説する「FANTASY」は、実演でも定番曲として披露され、しゃがみこんで子供目線で歌われた事もあり、未来の「美月うらら姫」を予感させる様な「歌のおねえさん」振りを魅せたファンにも人気が高い楽曲です。

先行シングル曲から此の曲だけがシングル・ヴァージョンを収録されなかったのは、シングル・ヴァージョンがアニメ「ヒカルの碁」の主題歌として制作されたからです。「ヒカルの碁」の主題歌は、前述の其れを集めたコンピレーション盤が発売された様に同一のスタッフによって制作されていたシリーズ音源でした。其のアレンジやミックスはアルバムに其の侭収めるには異質です。現にシングル『GALAXY TELEPATHY FANTASY』では明らかに「FANTASY」が流れを切ってしまいました。然し乍ら、TVで流れているアレンジではない「FANTASY」をシングル化するわけにもいきません。其処で、二種のミックスが制作され、アルバムには統一感のあるより「片瀬式」な音源が収められたのでしょう。

尚、シングル・ヴァージョンの「FANTASY」は後に「Reloaded」で初めてアルバム収録されますが、其れは実際のシングル・ヴァージョンよりも「2秒も短い」ミックスです。ゆえに、純然たる「FANTASY」のシングル・ヴァージョンは「ヒカルの碁 主題歌全集〜ベスト オブ ヒカルの碁」と「SINGLE HITS COLLECTION 〜Best Of avex anime〜」のアニメ企画盤に再録された以外にはシングルでしか聴けません。つまり片瀬那奈名儀の作品では「シングル盤でしか発売されていない貴重な音源」です。


(小島藺子)



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「水曜劇場 浅見光彦〜最終章〜ナビ」

浅見光彦 ~最終章~  (沢村一樹 主演) [DVD]


TBS 10:05〜11:00


第壱話のロケ風景、マドンナ役の片瀬那奈ちゃんが本編では残念乍ら披露出来なかったお得意の「津軽弁」も交えてのインタビュー、ウニと戯れる片瀬クン等の撮影現場でのオフショットと、レアな映像も満載な直前ナビ番組でした。

シリアスなドラマ本編とは違い、馴染み深い田舎で屈託のない笑顔で楽しそうに撮影に臨んで居た那奈ちゃんを観れて、とても好かったです。


(姫川未亜)



「水曜劇場 浅見光彦〜最終章〜」TBS公式サイト

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「水曜劇場 浅見光彦〜最終章〜」第壱話

藤波辰爾自伝 未完のレジェンド


TBS 21:00〜22:48

「恐山・十和田・弘前 編」

片瀬那奈 as 藤波紹子


 出演:沢村一樹、風間杜夫、黒田知永子、原沙知絵、田中幸太朗、
    片瀬那奈、山本學、前田吟、ベンガル、ダンカン、
    中山仁、市川勇、大和田伸也、越智静香、端木健太郎、
    上杉陽一、秦由香里、ひがし由貴、佐久間良子、ほか

 原作:内田康夫
 脚本:石原武龍
 演出:佐々木章光、村上牧人


28作も続いた大人気二時間ドラマ「浅見光彦シリーズ」が、満を持して連続ドラマになりました。初回は二時間スペシャルで、ゲストでマドンナ役として片瀬那奈ちゃんが登場しました。

主演の「エロ男爵」こと沢村一樹さんは、片瀬那奈ちゃんが中学校時代からの「憧れの人」で在り、事務所の先輩でも在り、女子マネちゃんの「片瀬さん前任担当タレント」でも在る「縁の深い片」です。此れまでも、「できちゃった結婚(2001 CX)」「地獄の沙汰はヨメ次第(2007 TBS)」「サラリーマンNEO / セクスィー部長(2007 NHK)」等で共演し、「那奈色のアフリカ(2005)」ではナレーターを担当して頂き、「笑っていいとも / テレフォン・ショッキング」二度目の出演時(2007)でも「ともだち」として紹介する等、大変お世話になっております。此れまではコメディー路線での共演でしたが、今回は本格的なミステリーでシリアスな演技でのガチンコ勝負となりました。仲の好い「原さっちん」との共演も嬉しいですね。

共演者も豪華で、見応え充分な作品です。個人的には、圧倒的に「コメディエンヌ」としての那奈ちゃんが好きですけど、こうしたシリアス路線でも那奈ちゃんの演技は実に上手いです。本当に、幅広くどんな役柄でも演じられる素晴らしい女優さんに成長しました。重厚なベテラン俳優陣に囲まれても、全く見劣りしません。ファン冥利に尽きます。


(姫川未亜)



「唐突ですが、未亜イコ対談」

イコ:あのさ、未亜たん。此処は「ゼンキロ」だぞ。「公式BBS」みたいな「提灯記事」を書いてどーすんのよさ?

未亜:ボキは、正直な気持ちを書いただけですよぉっ!

イコ:ぼけっ!大体さ、此れのドコがシリアスなのよさ。ギャグ満載の大爆笑ドラマだったじゃん。やっぱ「芸人・片瀬クン」は最高だよ。

未亜:な、那奈ちゃんを愚弄する輩は、例え姐御でも許しませんよっ!涙無くしては観れない素晴らしい旅情溢れるサスペンスだったじゃないですかっ!料理人の那奈ちゃん、いやさ藤波紹子ちゃんも観れたし、大体ね、2ショットで歩く時にエロ男爵の方が背が高いのに那奈ちゃんの方が脚長だったんですよっ!!ぼかぁ「熟年離婚」での団長との2ショットを思い出しましたよっ。

イコ:お前さんは阿呆か?だからさ、其の「料理人」って時点でギャグじゃん。「TBS」で「料理人」で「片瀬クン」って云えば「鉄板少女アカネ!!」だろ?西豪寺エレナを想起するだろ?つまり、此れは「エレナが探し求めたミクロちゃんを見つけられず、神楽坂で修行して自ら料理人になった」って話なんだよ。アカネの苗字は何だ?「神楽坂」の「神楽」だよな?あたくしは「神楽坂で修行して参りました」って科白で大爆笑したわよ。此れは「幻の鉄板少女アカネ!!完結篇」じゃん。大体さ、エロスと片瀬クンが絡んだらギャグしか無いだろ?「2トップ」だぞ。二人並んだ図を観ただけで笑っちゃうだろ?二人揃って眉間に皺寄せて真面目な顔しちゃってさ、爆笑モンじゃん!

未亜:其れは過去のドラマとかで、アノソノ、此れは新たなるシリアスなミステリーで、、、

イコ:あたくしなんか、役名が「藤波」ってだけで笑っちゃったもん。伯父さん役が前田吟サンってトコでも「おいおい、じゃあ片瀬クンは、寅さんとも縁故があるわけ?」とか思って観てたらさ、ダンカンとかベンガルとかが刑事だろ?コントじゃん。取り調べ室での大仰に目を見開いた演技なんか爆笑しちゃったわよ。其れに浅見兄貴を演じてんのが「怪優・風間杜夫」だぞ。「長官」で「銀ちゃん」じゃん。何だ?アノ電話のやり取りは?「スネークマン・ショー」かと思ったわよ。ありゃ、完全にふざけてるぞ。未亜たんだって、笑っただろ?

未亜:いえ、あの、あんまりベタなんで、、、てかミステリーじゃないですかっ!「卍」ですよぉっ!!

イコ:あのさ、其処が最大のギャグじゃん。「卍」って云えば「アントニオ猪木」だろ?そんで、片瀬クンの役名は何?

未亜:あっ。

イコ:あたくしはさ、「卍」で「藤波」って連呼されるだけで爆笑しちゃったわよ。藤波の「掟破りの逆卍固め」は格好悪いんだよね。猪木はちゃんと「卍」の型になるのにさ、ドラちゃんとか長州とか天龍とかはなんないのよさ。三沢だってかなり完璧だったけど「いまいち」だったぞ。「藤波しょこたん」なんて役名で、ミクロちゃんみたいな事やって、共演がエロ男爵で、「笑うな!」って云われたら拷問だぞ。

未亜:嗚呼、確かに今や、那奈ちゃんは凄いモンを背負い過ぎてますね。

イコ:本人も自覚してんじゃん。そーゆー科白もあっただろ?片瀬クンは「笑い取ってナンボ」なのよさ。もうシリアス路線は永遠に不可能だナ。

未亜:確かに!って、あのさ、姐御、、、そーじゃなくって、此れはミステリーでシリアスで、あのですね、違うでしょっ!好い演技だったじゃんっ!!那奈ちゃん、サイコーっ!!可愛い、綺麗、カッコいい、面白い、エロ男爵より脚長だっ!!ボキはね、那奈ちゃんさえ出てれば好いんだよっ!那奈ちゃんが出ればもう平均点以上クリアなのっ。悪いか?那奈ちゃんが大好きでイケナイんですかっ?ぜいはあ、、、。

イコ:「そうですね、そうかもしれません、、、」(藤波紹子声で)

未亜:そう来たか、、、参りました。姐御、ちゃんと観てるわ。


(小島藺子/姫川未亜)



「水曜劇場 浅見光彦〜最終章〜」TBS公式サイト


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新生「グータンヌーボ」# 002(#162)

ピース―鈴木杏写真集


関西テレビ 23:00〜23:30

新MC片瀬那奈がロケに初挑戦!
ゲストはBENIと鈴木杏!
BENIは「腹筋マシーンと背筋マシーンの一目惚れ」を告白!?
小学生から芸能活動を始め、今まで実家でしか暮らしたことがないという鈴木杏の恋愛は意外にも…!?
スタジオゲストは小出恵介!
「女の人はこっちが乗り気になると遠ざかっていく」のが悩みなのだとか



ナンダカンダ云って、かなりキンチョーして視聴しました。

片瀬那奈ちゃんが「プライベートでどんな恋愛をしようが別に構わない」のですけど、彼女の場合「結婚引退」を公言して居りますので、気になるわけです。那奈ちゃんに幸せになって欲しいけど、其れで引退されちゃうのは淋しいのだよ。

で、ドキドキして観たんだけどさ、、、

「おいおい、こりゃ?腕白番長じゃないか!」(石井元館長声で)

すっげぇ〜、取り越し苦労、、、「江角サンの代打で期間限定MC」だって公表された位しか「新情報無しですよっ。」えっと、アノ、過去の恋愛バナは何処へ?カットですか?誤報ですか?「できちゃった結婚しない!」って云っといて「同棲したい!」とか云い出す片瀬那奈ちゃんの発言は、矢張り「ハーフ・シリアス」なんですね。

でも、やっぱ、那奈ちゃんってカッコいいよ。姐御振りが見事でした。相変わらず「甘いモノは余り好きじゃない」けど食いっぷりは豪快で、お酒も強くなったんですね。益々「オッサン化」が進行してんじゃまいか、、、此れじゃ嫁に行けんぞ、、、


(姫川未亜)



「グータンヌーボ」関西テレビ公式サイト

posted by 栗 at 23:37| TV | 更新情報をチェックする

2009年10月22日

「夢みる歌謡曲」第那奈章: 片瀬那奈がきこえる
#050:「Shine」MAD FAT PAD MIX

TELEPATHY(初回)(CCCD)(DVD付) TELEPATHY (CCCD)


 Lyrics:NANA KATASE、Satomi & rom△ntic high
 Music:Ryouki Matsumoto
 Arrangement:Manao Dai
 Strings Arrangement:Yasuaki Maejima

 Remix:Eiji Isomura & Yasuaki Maejima

 Programming:Manao Dai
 Chorus:Junko Hirotani
 Strings:Kuwano Strings

 品番:AVCD-17291/B、AVCD-17292(アルバム「TELEPATHY」13)

 発売日:2003年6月25日(オリコン最高位17位)

 TBS系ドラマ「こちら本池上署」主題歌


アルバムの最後はアンコール二曲目で「2ステップ・ミックス」に生まれ変わった名曲「Shine」がふたたび登場します。「Shine」と云う楽曲がアルバムの中間と最後に収録された事で、全体が一貫したテーマで彩られたと、より強く印象付けられました。正調のバラード版とは大きく変わったリミックスで、其れは正にアルバムの終わりに相応しい爽やかな余韻を残してフェイドアウトして消えます。

後に生演奏のアンプラグドでも披露された「Shine」は、片瀬楽曲で違うアレンジで三種も提示された楽曲です。其の大きく違う三つのカタチは何れもが甲乙付け難く、其れを成立させたのは楽曲の力です。優れた曲は、どんなアレンジを施しても本来の美しさを失わないのです。

僕は何度も云いますが、此の曲が壱番好きです。其れは、那奈ちゃんが「無心で歌った」と語った歌唱にも強く惹かれるからです。那奈ちゃんは、上手い歌手では在りません。そもそも、歌が過剰に上手い事に意味は無いと思います。僕は実演で例えばマライア・キャリーとかメアリー・J・ブライジとかアリシア・キーズとか「歌が上手い!」と云われる方々も何度も聴きました。でもね、歌が上手いって「ギャグ」みたいなんですよ。「そんなに上手くて、だから何?」と呆れてしまうんです。マライアは高音を超音波みたいに出すと客席を観て「どうよ?」みたいに勝ち誇るんだけど、こっちは「なんだかナァ」と笑っちゃうわけよ。メアリーはファーギーちゃんとキャロル・キング姐御との不可思議なジョイントだったんだけど、キャロル姐御の名曲を三人で歌った時まで「俺が俺が!」って感じで真ん中で声を張り上げて張り切っちゃって爆笑モンだったもんです。静かに歌ったキャロル姐御のしわがれた声の方が心を打つのです。アリシアは本人も上手いんだけど、前座のバック・シンガー二人が無駄に上手過ぎて、男性なんか「パープル・レイン」とかをいきなり歌い上げちゃうから、もうお腹いっぱいになっちゃうわ、笑いが止まんないわで困っちゃったよね?まやや。

心を打つ歌唱って、決して「上手い歌」だけでは無いと思うのです。那奈ちゃんの歌には気持ちが込もっているから、僕は感動するのでしょう。「Shine」では「あれからいくつの夜をこえてきたのだろう」ってBメロの「だろう」って部分の言葉で表せない「情感」が堪らなく好きで、泣けてしまうんです。「だろう」で泣いてどーする?って話ですけど、聴く度に泣けるんですよ。おそらく「あれからいくつの夜をこえてきたの」と意味が在る部分を訴える為に「だろう」の部分に強く情感が篭った歌い回しになっているのでしょうけど、其れは後付けでの考察です。僕は単純に「だろう」で泣いたわけだ。語尾の歌い回しで涙が出たなんて、片瀬那奈ちゃん以外に在りません。例えるならジョン・レノンの歌唱で「Yah !」とか「Ah !」とかの無意味な言葉を発する部分に萌えてしまうみたいな感じかナァ。「言葉を超えた感動」を伝えるのが「音楽」だとしたら、片瀬那奈ちゃんの音楽は本質を突いているのだと、僕は強く思います。


(姫川未亜)



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2009年10月23日

「夢みる歌謡曲」第那奈章: 片瀬那奈がきこえる
#051:「TELEPATHY WITH YOU」

TELEPATHY(初回)(CCCD)(DVD付) TELEPATHY (CCCD)


1st Album「TELEPATHY」発売記念イベント「TELEPATHY WITH YOU」

 2003年7月05日:東京 @ 六本木Velfarre
 2003年7月12日:京都 @ 京都駅ビル室町小路広場
 2003年7月19日:福岡 @ CANAL CITY HAKATA
 2003年7月21日:札幌 @ PASEO水の広場
 2003年7月27日:名古屋 @ ManaHouse


セットリスト(六本木Velfarre )

 01. Change this World (銀のレザー)
 02. TELEPATHY
 03. GALAXY
 04. Babe -Huge remix-(ダンサーズ・コーナー、当時は男性2名女性2名の編成)
 05. The Wings (ピンクのつなぎ)
 06. FANTASY
 07. Babe
 08. Deep Forest (PV初期ヴァージョン、屋久島の映像が流れる)
 09. Shine (正調版、グリーンのロングドレス)


アルバム発売直後の2003年那奈月に、全国五都市でアルバム「TELEPATHY」発売記念イベント「TELEPATHY WITH YOU」が開催されました。僕が参加したのは、2003年7月5日の六本木Velfarre です。初めて片瀬那奈ちゃんに逢って、僅か二週間後に再び逢える日がやって来ました、だんだんだん!

開場2時間前に六本木Velfarre前に着いたら未だ20人位しか並んでなくて「此れは最前列ゲット!だぜ」と確信しました。「一寸遅かったナ、やっぱ三時間前とか、いや朝から並ばなきゃダメなのかナァ」とか思いつつ、ふと目の前に並ぶのは誰か?と見れば、どう見ても「中学生の女の子」でした。真っ白なゴスロリ系のファッションで色白の美少女だったので「へぇ〜、那奈ちゃんってファン層が広いんだナァ」と思ったものです。其の子は、約一ヶ月後の「僕の誕生日」に行われた写真集「N」のイベントでも再び見掛け、其の経緯を書いた文章で僕は「片瀬那奈公式BBS」に出現するのでした。

待つ事2時間、複雑な経路で向かう六本木Velfarre の会場ですけど、僕は一応「洋楽者」で「クラブ慣れ」もしてましたのでスムーズに最前列にへばりつきました。流石にど真ん中ではなく左最前列だったのだけど、柵も無く直接ステージの真下に居るわけで、目の前のステージ床を見たら「バミ」のテープが貼って在ったのです。20代を放送業界のADで過ごした僕は「げげっ!此処って、那奈ちゃんの立ち位置じゃん!!」と即座に思い、ドキドキが止まらなくなってしまいました。

果たして、オープニング映像に続いて「Change this World」で登場した那奈ちゃんは、最初は当然乍ら舞台中央に立ったのですが、すぐに向かって左側前方のステージ前ギリギリの位置へ移動したのです。其れは、正に僕の目の前でした。銀のレザー姿の片瀬那奈ちゃんの勇姿を真下から僕は見上げていました。息づかいすら聴こえる程に間近でした。美しかった。僕は、思わず涙が溢れた。「なんて綺麗なんだ!」と、もう夢心地でした。そんな至近距離から観て聴いた僕が断言しますけど、此の日も那奈ちゃんのマイクはオンでした。決して口パクなんかじゃなかった。ちゃんと、BGMの「Babe -Huge remix-」と「Deep Forest」以外の全曲を、しっかりと生で歌っていましたよっ。ぜいはあ、、、

終演後、「Shine」の衣装を着た侭で、ファン全員にポストカード・セットを那奈ちゃん本人が手渡ししました。参加券はアルバムを買った数だけみんな持っていて、関係者の粋な計らいで「壱度に全部出して枚数分だけのカード・セットを貰うも良し、枚数分だけ何度も並び直して何回も片瀬と逢うのもアリです」とアナウンスされました。僕も三枚持っていたのだけど、壱回で全部出してしまいました。えっと、実は其の後に新宿タワレコでジェシー・ハリス(ノラ・ジョーンズの「Don't Know Why」の作者で、グラミー楽曲賞を取った米国シンガーソングライター)のインストア実演が在って、梯子したんです。壱回で三枚出したので那奈ちゃんが握手してくれました。初めて那奈ちゃんと握手しました。

でも、痛かった。那奈ちゃんは「Shine」のスタイリングの侭だったので長い付け爪をしていて、其れが僕の右手に「グサッ!」と突き刺さったんです。思わず声が出そうな位に、強烈に刺さりました。付け爪だから、那奈ちゃんには刺した感覚は無いみたいで、ニコニコしてます。間近で手を握られて「痛いよっ!那奈ちゃん」とか云えるわけも無く「あ、有難う御座居ます、あの、応援してます、へどもど、、、」とか云って、足早に外へ出て見たら、血が滲んでました。いえ、怒ってるんじゃなくって、此れは「自慢」ですよっ。今でも、僕の右手のひらには「其の時の傷あとが残っている」んですからね。ボキは、「片瀬那奈に付けられた傷を持つ虎」なのよさ、えっへん!(こんな事を嬉々として自慢するから「未亜ちゃんって、真性マゾだよね」とか云われるのだナ、、、)

更に、名残惜しくも六本木Velfarreから新宿タワレコへ移動した僕は、最前列ど真ん中でジェシー・ハリスを観て、終演後に彼とも握手してもらったのです。ええ、そうです。僕は、那奈ちゃんとジェシーを間接握手させた、おそらく銀河系で唯一の莫迦野郎になったのでした。


(姫川未亜)



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「夢みる歌謡曲」第那奈章: 片瀬那奈がきこえる
#052:「REVENGE〜未来への誓い〜」S.T. version

人間交差点 Human Scramble オリジナル・サウンドトラック(CCCD)


 Lyrics:Makoto Atozi
 Music:Hiroko Shigezumi
 Arrangement:k-muto

 Mix:Tuyoshi Inoue(I to I communications, inc.)

 Programming:k-muto
 Chorus:Junko Hirotani

 品番:IOCD-11041

 発売日:2003年7月16日

 テレビ東京系TVアニメ「人間交差点」オープニング・テーマ


「人間交差点 Human Scramble オリジナル・サウンドトラック」の一曲目に再録された主題歌「REVENGE〜未来(あす)への誓い〜」は、シングル及びアルバム「TELEPATHY」と同一音源です。此の楽曲の「TV version」はCD化されていません。


(小島藺子)



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「夢みる歌謡曲」第那奈章: 片瀬那奈がきこえる
#053:「GALAXY」NON STOP MIX

15年150曲 J-POP 50Hit Tracks vol.2(CCCD) 15年150曲 COMPLETE BOX(CCCD)


 Lyrics:kenko-p
 Music:Marcus Granberg & Patric Sarin
 Arrangement:Ta

 Mix:Dave Ford

 Programming:Ta
 Chorus:Junko Hirotani
 Special Arrangement:Shin-ya Sumida

 品番:AVCD-17333、AVCD-17335

 発売日:2003年7月30日

 テレビ朝日系ドラマ「逮捕しちゃうぞ - YOU'RE UNDER ARREST -」オープニングテーマ


avex で15年間に発売されたJ-POPから150曲を選び、三枚のCDに壱枚50曲ずつノンストップ・メドレーで収録した企画盤に「GALAXY」も選曲されました。単品では「15年 150曲 J-POP 50 Hits Tracks Vol.2」、限定盤の三枚組では「15年 150曲 Complete Box」二枚目の41曲目に登場します。当然乍ら抜粋ですので、余程のコアな片瀬音源ファンや「avex 命!」な片以外にはオススメ出来ない音源です。


(小島藺子)


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2009年10月24日

「夢みる歌謡曲」第那奈章: 片瀬那奈がきこえる
#054:「2003年8月1日の六本木Velfarre」

TELEPATHY(初回)(CCCD)(DVD付) TELEPATHY (CCCD)


PIA SUPER LIVE GROOVE VOL.9 @ 六本木Velfarre
出演(朝比奈亜希/Asuka/イクタ☆アイコ/片瀬那奈)

片瀬那奈ちゃんのセット・リスト

 01. Change this World (銀のレザー)
 02. TELEPATHY
 03. Babe -Huge remix-(ダンサーズ・コーナー、男性2名女性2名の編成)
 04. FANTASY(ピンクのつなぎ)
 05. Babe


MXTVシークレット・ライヴ @ 六本木Velfarre

 01. Change This World (銀のレザー)
 02. TELEPATHY
 03. Babe -Huge remix-(ダンサーズ・コーナー)
 04. FANTASY(ピンクのつなぎ)
 05. The Wings
 06. Babe


「TELEPATHY WITH YOU」(2003年7月5日)で二度目の邂逅を果たした僕は、7月13日の渋谷HMVでのトークショーも最前列で参加しました。6月22日に生まれて初めて那奈ちゃんに逢って以来、半月で三回も逢えてしまったわけで、其れで満足したか?と云えば、真逆でした。人間の欲望とは、果てしないのです。僕は「もっと、もっと、那奈ちゃんに逢いたい!」と思い、単身7月27日の名古屋での「TELEPATHY WITH YOU」千秋楽へ行こうと思っていました。

そんな時に、応募していた「PIA SUPER LIVE GROOVE VOL.9」の当選通知が届いたのです。金曜日のイベントでした。会社を休まなければ参加出来ません。僕は名古屋行きを断念し、7/27に休日出勤して代休を貰った8/1に賭けました。其れは「結果オーライ!」となります。名古屋でのイベントは、会場の都合で実演が行われなかったと後に知りました。そして、「2003年8月1日の六本木Velfarre」は片瀬那奈ちゃんのステージが二回も敢行されたスペシャル過ぎる夜となったのです。

「PIA SUPER LIVE GROOVE VOL.9」は、avex 所属の女性歌手のお披露目ライヴと云った趣きで、那奈ちゃんは「オチ」で登場し五曲を披露(内「Babe -Huge remix-」はBGM)し、四曲を生歌で熱唱しました。ところが、最後の「Babe」を歌い終えた那奈ちゃんは「まだ、みんな帰んない方がいいよ!」と云い残して退場したのです。

「那奈ちゃんが帰るなって云ったんだから、何か在るんだな」と思った明らかに那奈ヲタと思しき連中が最前列に集結して参りました。僕?「PIA SUPER LIVE GROOVE VOL.9」の時から最前列ど真ん中に居ましたよっ。MXTVの中継が入ったイベントが引き続き始まり、DJ TIME になりました。DJがカイリー・ミノーグの「Love At First Sight」を流し「さあ!今夜のシークレット・ライヴで登場してくれる片瀬那奈ちゃんを此の曲で迎えよう!」とアジりました。其の確信犯的な演出が、片瀬サイドの思惑だった事は確実です。「那奈ちゃん、カッコいい!」と僕は異常に昂揚しました。

構成的には「PIA SUPER LIVE GROOVE VOL.9」と同じ流れで「The Wings」が加わった六曲に増えた実演ですが、時刻も深夜となり那奈ちゃんも那奈ヲタもテンションが上がっていました。衣装替えして「歌のおねえさん」風なピンクのつなぎ姿で登場する際に、片瀬那奈ちゃんは「ライダーキック」でステージに飛び込んで来たのです。其の余りの勢いの良さに、片方のシューズが脱げて飛んで行ってしまいました。そんなハプニングに片方が裸足で「FANTASY」を歌い出した那奈ちゃんは、間奏で「やりにくいよ!え〜い、脱いじゃえっ」ともう片方も脱ぎ捨て、裸足で歌い出したのです。

其の天真爛漫な姿に那奈ヲタのボルテージは上がりまくりです。「Babe」で終了してもアンコールの絶叫が収まらない。すると片瀬那奈ちゃんは「もう待ってても絶対出ないから、みんな帰っていいよっ!」と云い放ち、「え〜〜〜っ!!」と落胆する那奈ヲタに間髪入れず「え〜?じゃないっ!!」と一喝し、颯爽と裸足で退場したのでした。


(姫川未亜/小島藺子)



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「NANA DIARY」モバイル版 #075

グータンヌーボ 女のセキララ名言集 LOVE


サブタイトル:「こんにちは」

「グータンヌーボ 篇」



「グータン」の評判が好いです。ドキドキしながら水曜深夜を待つ日々が続きますです。

ところで、女子マネちゃんが「グータンヌーボー」って云うのは、何か意味が在るの?


(姫川未亜)



posted by 栗 at 23:07| 7D | 更新情報をチェックする