ずっと「FAB4(THE BEATLES 全曲解説)」を中断して居ますけど、其の間に、うっかりトンデモな事になってしまいましたね。
ええ、聴いて居りますです「THE BEATLES 2009 REMASTER 16枚」、、、此れは、すぎょいっ!!最早、20年以上前のCDはゴミです。当時「CD化されてアナログでは聴こえなかった音が聴こえます!」なんぞとヌカした輩は「ホウイチ」だったな。1987年では、CDで此の音を再現するのは無理だったのです。今回の最新リマスターも、結論から云えばアナログ音源には敵いません。でも、よくぞ此処までやらかしたもんだと思います。とりあえず、全曲を iTunes に入れてCDRに焼いたら半分の八枚になっちゃったじゃまいか。「流石はコンパクト・ディスクだぜ」
アナログ盤とも違う印象を受ける部分も多々在ります。あくまでもリマスターなのですけど、正直、ギリギリのラインで「リミックス」に近い事もやらかしてしまったと思われます。ズバリ云えば「THE BEATLES(ホワイト・アルバム)」までは「モノとステレオの 2 on 1」でとも期待して居ました。結局は、映像のおまけは付いて居るものの、音源的には全て「オリジナル・フォーマット通り」での発売になり、通常盤はステレオを中心にしたカタチになりました。
アレレ?、最初の四枚も普通にステレオじゃん。20余年前にマーティンはサボりやがったんだナァ。確か「我々がスタジオで聴いたのは、初期四枚までは此のモノラル音源なのだっ!」と尤もらしい御託をヌカして居ったはずだけど、ステレオで出しちゃったじゃん。マーティンさん、本当は「時間が無くてモノにした」んだろ?いえ、あたくし、モノラルの方が好きなんですけど、其れも限定の箱でキチンと発売されました。おいおい「二度売りかよっ!」
映像の方も小出しにしてますけど、明らかにまたまた画質が異常に向上してますですよ。「LET IT BE」のDVD化も近いのでしょう。ルーフトップは完全版が観たいです。いや、遺って居る「ゲバ」映像は全部出してしまえっ!!「ゲバ」好きのあたくしに云わせればですね、彼等の録音現場がアレだけ大量に映像と音声で遺って居るってのは奇跡なんですよ。「鼻唄」でもええじゃん。だって、其れは「THE BEATLES の鼻唄」なんですよっ。お宝じゃん。
何にせよ、此れでまた最低でも20年は楽しめると思われます。こんなのが出ちゃったので、「FAB4」の再開はもう少しだけ延びます。ん?「おまいは『片瀬那奈全曲解説』を優先させたいだけなんだろ?」ですってぇ?!
「全く以て、其の通りっ!」
ま、世の中「ビートルズ・リマスター祭り」になって居るみたいなので、
「片瀬那奈ちゃんは、此処が独占させていただきます」
(馬場さん声で)
(小島藺子/姫川未亜)