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2009年09月03日

「ワールドサッカーダイジェスト」No.299
(2009年9月17日号)

WORLD SOCCER DIGEST (ワールドサッカーダイジェスト) 2009年 9/17号 [雑誌]


発行/(株)日本スポーツ企画出版社

「新連載 超私的&古今東西
 わたしのドリームイレブン vol.2
 片瀬那奈選出
 『ピンクのシャツが似合う選手』」
に登場。
カラー1頁(P82)


 interview by Daichi SHIRATORI / WORLD SOCCER DIGEST
 photographs by Getty Images / AFLO,REUTERS / AFLO


サッカー・ヲタとして「趣味」で小金も稼いでしまう片瀬クンの「ヲタ噺」を楽しめます。

でさ、えっと、「ワールドサッカーダイジェスト」さんに告ぐ。

「片瀬クンを、新連載二回目に抜擢するなんて、度胸あるネ☆」

何せ、片瀬クンと云えば「マガジン・バスター」とか「連載クラッシャー」とか「新商品デストロイヤー」等々の異名を持つ(ま、全部あたくし「イコ命名」なんだけどさ)、

「眞の破壊女王」ですよっ。

いやあ、ジョージアちゃんもそうだけど、「WSD」さんも勇気あるよ。過去の記録を紐解けば、片瀬クンに「新連載」とか「新商品」とか任せたらどーなるか位分るはずなんですけどね。折角あたくしがこうして私財を投げうってまで記録し警告して居るのにナァ、、、

あのさ、片瀬クンが此の10年一寸で何冊の雑誌を休刊させたのか知ってますか?どんだけの連載を潰しちゃったか認識してますか?アノ片瀬クンがにこやかに宣伝した商品は何処へ消えたの?

片瀬クンが連載した雑誌は、十中八九「廃刊」しました。流石に「ヤンサン」まで潰した時には背筋が凍りましたよっ。創刊号の表紙なんかに起用したら、其の瞬間に「絶体絶命」です。「三号雑誌、上等!」と覚悟を決めてからで無いと出来ない「大英断」でしょう。事情通に依れば、休刊号が近くなると「こうなったら片瀬を起用してしまえっ!」と禁断の手を打つ編集長も居ると云われて居ります。事実、片瀬クンをメインで起用し「左様なら」って雑誌も多いのです。「どうせ潰れるなら、片瀬那奈ちゃんを呼ぼう!」と採算度外視でやらかしてしまう「オヤジの性」でしょう。流石は「オヤジ殺し:片瀬那奈」と呼ばれるだけ在る手練手管ですね。

更には、片瀬クンが宣伝した新商品、特に食品関係(トマト・プリッツ、クリオス、ショコラレザン、ポカリスエット・イオン・ウォーター等々)の末路を御存知ないのですか?最早、広告代理店では「今回の新商品は当たればデカイ!けどさ、売れない可能性が高いんだよナァ」なんて時に「当たればデカイ!か、、、デカイねぇ、、、あっ。おい!こーなったら、デカイ!片瀬を呼ぼうぜ」って「神頼み」ならぬ「カタセ頼み」が奥の手として存在するとすら云われて居ります。

片瀬クンは「破壊と創造を繰り返すミューズ」ですよっ。ま、其の「破壊伝説」を知ってても抗えないのが「片瀬那奈」の魔性なのです。「オヤジ」とは「片瀬那奈に転がされる為に存在する」のだよ。そう、正に「オヤジ」は片瀬にとって「蹴球」なのだ。そうさ、僕らは「サッカーボール」だ。脚長美人の片瀬にリフティングされて、嬉しいだろ?世のオヤジ諸君!片瀬クンが居てくれて、本当に好かったね。片瀬に転がされて「至福」だろ?「もっともっと、誑かしてくんしぇいっ!片瀬様」と恍惚だろ?「片瀬の為なら何でも出来る」って思うだろ?其れで好いのだ。其れが此の世界を幸せに導くのだよ。さあ、オヤジどもよ、もっともっと片瀬の為に転がれ!♪らいかろりんすとーん♪


(小島藺子)



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posted by 栗 at 23:17| MAGAZINE | 更新情報をチェックする

「Look!s」2009 秋 vol.47

Look ! S (ルックス) 2009年 10月号 [雑誌]


発行/スタイライフ(株)

「買わずにいられない!大人気ブランドBEST HIT GUIDE
 Part1 トレンドセッターが着こなす Autum Hit Collection」
『片瀬那奈 X Cool Rock』に登場。
カラー2頁(P76〜P77)

Photo / Katsuyuki Masuda(SIGNO)(model)
Styling / Kozue Ohnuma(kind)
Hair&Make-up / Jin Murahata(nude.)
Model / Nana Katase

Photo / Yutaka Tada(REV INC.)(goods)
Edit / Sino Hagiwara


先行発売された「snidel book」2009-10 A/W Collection(Look's 9月号増刊)と同時に撮影されたと思われる続編で、前回は「Girls Rock」で今回が「Cool Rock」となって居ります。

おしゃれサンの那奈ちゃんですから、当然乍ら「Girls Rock」での4スタイルとは別の2スタイルを披露し、タイトル通りにクールな表情で決めて居ます。同一スタッフでおんなじ現場(背景のフローリングや壁が全く一緒です)で確実に同じ日に撮影されたのに「Girls Rock」と「Cool Rock」では佇まいも表情も瞬時に切り替えて臨んだと察せられます。流石、女優です。是非、二誌共に購入して見比べて下さいね。

さて、那奈ちゃんが「衣装と間違えられるくらいプライベートは派手服ばかり(笑)」と語って居ますが、ハッキリ云いますけど、、、

「那奈ちゃんは私服の方が衣装より派手!だし、
 似合って居るし、バリ格好いいですよっ!!」


いや、マジで。


(姫川未亜)



Look!s the NET

posted by 栗 at 23:07| MAGAZINE | 更新情報をチェックする

「夢みる歌謡曲」第那奈章: 片瀬那奈がきこえる
#016:「Dangerous To Me」Ladybird

デンジャラス・トゥー・ミー


 Lyrics:Marcus Granberg & Patric Sarin
 Music:Marcus Granberg & Patric Sarin



片瀬那奈のデビュー曲として認識された「GALAXY」は、2002年12月4日にトリプルA面曲の冒頭曲として発売され、彼女のシングルとしては現時点で最もヒット(オリコン最高13位)した作品です。其の理由として、それが今や大女優となった「みーたん」(笑うトコ)主演ドラマ「逮捕しちゃうぞ」のテーマ曲であり、当初片瀬が覆面歌手扱いだったことも挙げられます。ファン以外にも「楽曲」だけで浸透出来た唯一の作品でした。片瀬の知名度は、本人が認識している以上に「歌手転向」の足枷となります。

一般的にも片瀬のオリジナルとして知られた楽曲だったけれど、看過出来ない謎を持つことは以前(此のサイトを開始した2004年8月)に詳しく書いた通りです。その謎とは、此の楽曲には北京語と英語の異名同曲が存在し、本来ならオリジナルであるはずの「Dangerous To Me」が何故か三種の中で最も遅く世に出た事実ゆえ生じました。北京語と日本語によるカヴァー・ヴァージョンが先に認知されたのではなく、本当に英語盤が最後に発表されたのだからややこしい。其れではオリジナルとは呼べないじゃないか。只、最初に発売された北京語盤「DUN DUN DUN」の楽曲クレジットにも「O.T.(原題):Dangerous To Me」と明記されているのです。但し、片瀬による日本語盤では其の事実は明かされていません。

其のオリジナルと称される楽曲を歌ったのは「Ladybird」と云うラトヴィアの新人歌手で、日本盤では当時は2003年1月に発売されたダンス・コンピ盤でしか聴くことが出来なかったのです。其れもノンストップのセコい企画盤で曲数を稼ぐ為にとりあえず入れといたって扱いで、一般的には全く存在を認識されていなかったと思われます。既に片瀬盤がヒットしていたのにも拘らず、其の楽曲解説では「GALAXY」に関する事は完全に無視されていました。北京盤を検索し、其処から判明した「Ladybird」の公式サイトを発見した時の衝撃が此処の前身で在る「COPY CONTROL」発祥の一因にもなった事は、当時の記事に明白に遺されています。北京語盤の存在は在る程度知られていましたが、英語盤はオリジナルのはずなのに最もレアで其れを指摘する論も当時は探せなかったのです。「じゃ、イコちゃんが書いちゃって好いのかナ?」って始めたわけだ。まさか、其れから五年以上も延々と「片瀬噺」を書き続けるなんて思ってなかったわよ。

楽曲が「GALAXY」と同一だけで無く、其のスタイリングも酷似していました。真っ赤なレザーを着て、前髪をつくったロング・ヘアでまっすぐにカメラをみつめるラトヴィアの歌姫は、片瀬ファンにとっては「悪い冗談だろ?」とさえ思える程に「モノマネ」に見えたのです。明確な本国でのデビュー日は確認出来なかったものの、其れは「2002年12月」で在り、片瀬の公式デビュー日「2002年12月4日」とほぼ同時だったと考えられます。単純に考えれば三カ国語による「競作」だったのでしょう。されど、少なくとも片瀬那奈のプロモーションに於いては、そんな事実は2009年の現在に至っても未だ明かされていません。「GALAXY」は、片瀬那奈の為に書かれたオリジナル楽曲と云うのが定説です。でも、そうじゃなかった。一部で、其のオリジナルは北京語だと思われたものの、其れも違ったのです。

2005年3月のシングル集で、片瀬は第一期歌手活動を完全休止してたと云って良いのでしょう。そうした状況になってしまった半年後の2005年9月に、唐突に「Ladybird」が日本デビューしました。本国でのデビューから三年近く経て、一体何故?と思わずにいられません。いや、つまり「此れからやっと日本では此の音が来ますよっ」って事だったのでしょう。現実に、2009年にはそうなっています。でも、「Ladybird」もタイミングを逸したと云えますね。2005年10月には来日して地味にプロモーションしていた様です。片瀬がかつてゲリラ・ライヴ等で席巻し「GALAXY」を歌った渋谷で、三年後に漸く「Ladybird」が「Dangerous To Me」を歌ったのです。おいおい、遅いよ、遅過ぎるよ。なんで片瀬が歌手時代に呼んで共演させなかったの?遅まき乍ら2005年11月に履歴で「Ladybird」の日本公式サイトからのアクセスを発見し、逆引きし日本盤を中古で購入しました。

日本独自編集のデビュー盤での聴きどころとしては、以前のコンピ盤でノンストップ状態だった「Dangerous To Me」がフル・サイズで聴けることに尽きるのですけど、それ以外にも興味深いトコがありました。ボーナス・トラックで「Dangerous To Me」の別ミックスが収録されていて、此れが「GALAXY」を意識した構成に変えられています。オリジナルとされる「Dangerous To Me」も其の北京語版も、普通にAメロから始まりますが、新たなミックスでは「ダンダンダン!」ってサビから入ります。此れは明らかに片瀬ヴァージョンを参考にしたリミックスであって、もうどっちがオリジナルなのか分りません。また、MADONNA様の「VOGUE」のカヴァーも入っています。それは、はっきり云って「カヴァー」ではなく「コピー」でした。

公式ライナーで初めて、片瀬の「GALAXY」は「Dangerous To Me」のカヴァーであると明記された点だけでも大いにコレクター心を動かすアイテムではありますが、只それだけのことです。何故なら、オリジナルとされる「Dangerous To Me」よりも圧倒的に「GALAXY」の完成度の方が高いからです。普通、カヴァーはオリジナルを超えないのですが、片瀬は其の定説すらも既にデビュー曲で軽やかに覆していました。其れ故に、逆に後のカヴァー企画「Extended」での迷走が解せません。

片瀬がデビュー当時に揶揄された「カイリー・ミノーグのパチモン」なる批判が成立しない単純明快な証拠として、此の英語盤は存在します。其れどころか、「カイリー・ミノーグのパチモン楽曲」をカヴァーし、オリジナルに昇華したのが片瀬那奈の「GALAXY」だった!と云う「歴史的事実」が浮かび上がるのです。どーだ、参ったか?

でも、こんなもんじゃ終んないのよさ。未だ、序の口だ。だって、未だデビュー・シングルの途中なんだぜ、ベイブ☆


(小島藺子/姫川未亜)
初出「COPY CONTROL」2005年12月19日を全面改稿
RE-MIX:小島藺子



posted by 栗 at 00:07| YUMEKAYO | 更新情報をチェックする