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2009年09月02日

「週刊現代」2009年9月12日号

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発行/講談社

「表紙」及び「表紙の彼女」に登場。
カラー1頁(表紙)、モノクロ1/4頁(P157)

 モデル・片瀬那奈
 撮影・舞山秀一
 ヘアメイク・村端ジン
 スタイリスト・大沼こずえ
 衣装協力・ヴィヴィアン タム


政権交代記念特大号で、通常の発売日を早めた「週刊現代」の表紙を「選挙、大興奮」の片瀬クンが飾りました。デビュウ当時(1998年)と昨年(2008年)に続き三度目の登場です。

一般誌の表紙で、しかも注目を集める「選挙特集号」ですので、毎日頻繁にオンエアされあたくしも知人達から「那奈ちゃんのジョージア、好いね」と声を掛けられる機会が増えたCMと共に世間に「片瀬那奈」の存在を大いに喧伝する効果は抜群でしょう。ま、プロフィールに最新作として「20世紀少年〜最終章〜」が載って居るのは御愛嬌。。。

僕が此の「ゼンキロ」を始めた時にやりたかった事のひとつに「片瀬那奈ちゃんの掲載誌での、ヘアメイクさんとスタイリストさんを記録したい」ってのが在りました。グラビア等では、大抵はモデルとカメラマンだけが大きく取り上げられて居て、裏方で在る「ヘアメイク」や「スタイリスト」の仕事は表に出ません。でも、片瀬クン自身が「ヘアメイク志望」だった事も在り、僕はデビュウ当時から「今回のスタイリングとヘアメイクは誰かしら?」とクレジットをチェックする習慣が在りました。其れで「大沼こずえって人と村端ジンって人が関わった写真が好いナァ」とか個人的に楽しんで居たわけです。

其れは、洋楽を好きになった頃の楽しみ方とおんなじでした。アーティストでは無く、楽曲の作家やプロデューサーやエンジニア等のクレジットを調べると、一見全く関係が無いと思えた音楽が全て繋がったのです。10代半ばでリアルタイムでパンクの洗礼を受けた僕は、其れでもビートルズも好きだったんです。でもクレジットを見たら「へぇ〜、ピストルズをプロデュースしたクリス・トーマスって、ビートルズのホワイト・アルバムでジョンのロケンロールを一緒にやった奴だったのか。何だ、おんなじじゃん!」とか分ったわけですよ。

そんなわけで、僕は「こずえ&ジンコ」の仕事は「クレジットを見なくとも分る様になった」のでした。


(小島藺子/姫川未亜)



週刊現代 online
posted by 栗 at 23:07| MAGAZINE | 更新情報をチェックする

「参拾那奈萬を超えて」

ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃 [DVD]


いつの間にか、370,000アクセスですって。ま、全部、片瀬那奈ちゃんのパワーです。

あたくしは、な〜んもしておりません。


(小島藺子)



posted by 栗 at 01:17| LOOK UP THE # | 更新情報をチェックする

「夢みる歌謡曲」第那奈章: 片瀬那奈がきこえる
#015:「GALAXY」Groovediggerz Remix (CCCD版)

GALAXY/TELEPATHY (CCCD)


 Lyrics:kenko-p
 Music:Marcus Granberg & Patric Sarin
 Arrangement:Ta
 Remix:K. Muto

 品番:AVCD-30408

 発売日:2002年12月4日


デビュー盤の最後を飾るのは、「TELEPATHY ep.」の「AA」面に収録されて居た「GALAXY」のリミックスです。音源的には同じですが、公式盤では此のデビュー盤でしか聴けません。最初と最後が「GALAXY」で在る事から、公式デビュー・シングル盤でのメインは「GALAXY」として意図されたと考えられます。

現在(2009年)の時点で聴いても、此の片瀬那奈によるデビュー・シングル『GALAXY / TELEPATHY / FANTASY』は傑作です。数多在る「女優」もしくは「モデル」が発表した音楽作品の処女作として考えるなら、贔屓目抜きに過去も現在も「此の作品を超えるモノは無い」でしょう。但し、世間もファンも其れ程までに革新的な変化を「アイドル:片瀬那奈」に求めてはいなかったのです。其れが、片瀬サイドの誤算でした。其れを見越しての「覆面歌手」での登場だったのでしょう。されど、其の正体が「片瀬那奈」だと判明した瞬間に「色」が付いてしまいました。「ええっ?アノきれいなおねえさんって、結構、音楽でもやるじゃん!」と云う賞賛よりも、「なんだ、片瀬だったのかよ」って事になってしまったのです。「片瀬の意志」で此れが創られたとは認識されなかったし、「片瀬が歌って居る」事実が其の作品評価を正当に受けない運命を辿る要因となってゆくのでした。

事実、当時、僕の音楽仲間は「未亜ちゃんが好きなアイドルが歌ったから、ミーハー的に夢中になってる」とか「イコは狂った!前は結構マトモな洋楽好きだと思ってたのに、よりによってアイドル・ヲタだったとはナァ、、、」と呆れ返りました。其れは、未だ好い。最もショックだったのは、当時は未だウエブ上でしか知らなかった同志諸君の反応でした。彼等は、明らかに戸惑って居た。片瀬那奈が女優を休業してまで始めた音楽が、理解不能だったのです。そして、其れでも「那奈ちゃんが好き」って思って、生まれて初めてクラブに行って片瀬を観た彼等は更に困惑しました。彼等は一体どうしたら好いのか、全く分らなかったのです。そんな迷える発言を公式BBSで読んで居た僕は、遂に片瀬に逢いたいと思いました。「一体、現場では、何が起こってるんだ?」と、いや「片瀬は、何を考えてるんだ?」と、洋楽者としての、プロレス者としての、当然なる欲求が芽生えたのです。

此のデビュー盤は三曲ものキラー・チューンを擁していたにも関わらず、片瀬は壱度たりとも生で音楽番組に出演しなかったのです。其のTV出演は「プロモーション映像」に限られており、実際に歌う姿を観るには「現場」へ行くしか術が無かった。更に其の登場もサプライズ出演が多く、正直云ってアイドルの追っかけに不慣れな僕は(いえ、勿論かつては大いに追っかけもやってたけど、片瀬に出逢うまでは1990年前後に増田未亜ちゃんに逢いに行って以来、実際に逢いたいとまで思った存在は皆無だったのです。「追っかけ現役引退」から10年近く経っていたのですよ、、、)「一体、どうやったら片瀬に逢えるのだろう?」と模索していました。其れが、2003年3月に、思わぬカタチで知る事になります。「未亜ちゃんが大好きな那奈ちゃんだっけ?アノコ、昨日、タワレコに居たよ。可愛いね」と、ガールフレンドが云ったのです。「はあ?タワレコ?何で?」と、益々分けが分かんなくなってしまいました。デビュー盤で大いなる謎を遺した片瀬は、次作「Babe」へと向かいます。其の歌う姿をTVで観た僕は「片瀬那奈に逢いたい!」と心底、思った。でも其れは「おいっ!片瀬、何やってんだ?女優はどーした?ファンが泣いてるぞっ!」って文句を云いたいからでした。歌手デビューから約半年後に、僕は単身、片瀬を糾弾したくて渋谷に行きました。ま、其れは、もう少し後の話です。

然し乍ら、更にその前にラトヴィアで「謎の新人歌手」がデビューします。彼女の名は「Ladybird」と云い、片瀬と全くおんなじスタイリングの赤いレザーを纏い歌うデビュー曲「Dangerous To Me」は、「GALAXY」と寸分違わぬメロディーを奏でていました。「すわっ!早くも片瀬の楽曲が、英語でカヴァーされたのか?」と思った僕の甘い考えは「Ladybird」の公式サイトを踏んだ瞬間に、無惨にも雪崩れたのです。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 00:07| YUMEKAYO | 更新情報をチェックする