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2009年08月18日

「夢みる歌謡曲」第那奈章: 片瀬那奈がきこえる
#004:「TELEPATHY」プロモ・カセット Version

GALAXY/TELEPATHY (CCCD)


 Lyrics:NANA KATASE
 Music:Patric Johansson & Linus Norden
 Arrangement:YASUO KIMOTO
 Mix:Dave Ford

 (Time:3'57'')intro 0'15''

 品番:不明

 発表日:2002年秋


音源的には「GALAXY」同様に、プロモCCCDと同一のラフ・ミックスです。さて、此処で「プロモ盤」と「サンプル盤」の違いを御説明しましょう。片瀬音源に限らずレコードには大きく分けて「プロモ盤」と「サンプル盤」そして「正規盤」の三種が存在します。「正規盤」は、皆さんがCD屋さんで普通に買える音盤ですが、問題は市販されない音源で、其れが「プロモ盤」と「サンプル盤」です。

よく此の二種は混同されますが、「サンプル盤」とは其の名の通り「見本」で在り、仕様も音源も正規盤と同一です。関係者やラヂヲ局等に無料で配布(名目上はレンタル)し宣伝に利用されますので、中古市場では基本的には売買を禁止されている代物です。音源やジャケット等は市販盤と全く同じですので、あたくしの様なコアな那奈ヲタ以外には蒐集欲が湧かない音盤と云えるでしょう。ちなみに当然ですが、あたくしは片瀬音源の全サンプル盤は(ピクチャー・レーベル違いを別にすれば)、ジャケット違いまでの16種類を「コンプリちゃん」しております。「だから、どーした?」って云われたなら「単なる自己満足と、自慢です」って即答しましょう。

対して「プロモ盤」は「白盤」とも云われておりまして、正にレア中のレア音盤です。合法的に此れらを入手する為に、あたくしは「古物商免許」を取得しました。一般的には、此れらを売買するのは「完全に非合法」です。東京都公安委員会許可の「道具商」で在るあたくしですから何とか入手出来ますが、其れを何人にも売る事は出来ません。「サンプル盤」や「プロモ盤」の売買は「コピー商品」同様に「違法」で在り「犯罪」ですよっ。

「白盤」は、「正規盤」として完成する以前に出回る音盤で、つまり「音源的にもラフミックス状態」で在る場合も多く「一般的には公開されない未完成品」です。THE BEATLES の時代なら、其れは「アセテート盤」として存在しました。現在では「白盤」として制作中や最終的な商品化に先駆けて関係者に「今度はこんな曲をリリースしますよ」と予告編的に譲渡されます。滅多な事では其れらが公表される事は在りません。「白盤」と云われるのは、未だジャケットやレーベル等も制作されていない段階で作られる為、レコードもCDもジャケットも無くレーベルも白地に文字のみの状態が多いからです。ゆえに、片瀬音源の市販盤及びサンプル盤はCCCDもしくはCDしか存在しません。その他の形態で存在するのは、全て「完成前のプロモ盤」です。

さて、プロモ・カセットは当然ながら片面に壱曲ずつ収録されています。通常はAB面で在り、こちらはB面のはずですが、其の辺も「片瀬・でかいっ!・那奈・音源」は規格外です。後述するアナログ盤もそうですが、「カタセカイ」には「B面」の概念が(少なくとも此のデビュー盤時には)なかった様です。其れが、決して片瀬がCD世代で在るがゆえでは無い事も、既に歌手デビュー以前からターンテーブルを所有しアナログも愛聴し趣味で「DJ」もやっていた事実から解ります。

片瀬那奈のデビュー盤『GALAXY / TELEPATHY / FANTASY』は、トリプルA面作品です。A面が参曲って、異次元じゃん。あのさ「レコード盤、ひっくり返せばB面へ」ってゆーじゃん。レコもカセットも二面しかないのだから、三曲も入らないじゃんっ。ゆえに此のカセット・プロモ版は「GALAXY / TELEPATHY」の2曲入りで、両A面なのです。「FANTASY」は物理的に収録不可能だったのです。其れに準じて、同一音源で在る前述のプロモCCCD盤も二曲入りになったと考えられます。

かつて、英国の著名なる音楽集団のボス:ジョニーが「俺の曲もお前の曲も好いからさ、今回は両方共A面にしちゃおうぜ。両A面なんて新しいじゃん!がっはっはっは」と規格外のシングルを制作し、二曲共にナンバー・ワン・ヒットにしてしまった事が在りました。其れでも、流石の彼等も「三面A面」なんて奇想天外な地点までは行けませんでした。

ひとことだけ、愛しの那奈ちゃんに云わしてもらいたい。

「君は、THE BEATLES を超える気だったのか?」


(小島藺子/姫川未亜)

初出「LISTEN NOW ! 片瀬那奈が聞こえる」2007年9月11日を全面改稿
RE-MIX:小島藺子



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「片瀬那奈マネ日記」#523

一休さん~母上さまシリーズ~第5巻 [DVD]


サブタイトル「一休さんのその後」

以上。


(鳴海ルナ/まるか)



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2009年08月19日

「夢みる歌謡曲」第那奈章: 片瀬那奈がきこえる
#005:「GALAXY」TV Version

逮捕しちゃうぞ DVD-BOX


 Lyrics:kenko-p
 Music:Marcus Granberg & Patric Sarin
 Arrangement:Ta
 Mix:Dave Ford

 品番:AVBD-91267〜8(DVD)、ほか(未CD化)

 発表日:2002年10月17日


「逮捕しちゃうぞ - YOU'RE UNDER ARREST -」オープニングテーマとしてオンエアされた「1コーラスのみでフェイドアウトする」ヴァージョン。単にフェイドアウトするだけなので、市販ヴァージョンで手動でも簡単に作れてしまうわけで、音源的な面白味は全く無いかと云えば、なかなかそう簡単には行かないのが「片瀬音源」です。先ず持って、此れは基本的には「モノラル・ミックス」です。其れは、正式な音盤として遺されなかった為に起きました。TV版及びDVD版で聴ける其れは、モノラル音源なのです。劇中でも印象的に何度も流れ、それぞれの編集は異なっています。更に、スローなアコースティック・ギターでのインスト版もドラマでは聴く事が出来ます。

覆面歌手として世に出た片瀬ですが、TVドラマ放映開始と同時にプロモーション・ヴィデオが衛星放送などを中心にヘビーローテーションされる様になり、最早「此れを歌っているのは、敢えて名を伏せるが『片瀬那奈』で在る」 状態となっていました。実は、其れ以前、2002年秋に某「パラノイア東京支部呑み会」にて、既に有線等で「GALAXY」を偶然にも耳にしていた「未亜(当時、那奈理名ヲタ)」は「最近、カイリーを日本語でモロパクしたみたいな歌を聴いたんだけど、どーなんですかね?あーゆーのって、ええの?どーせ、エイベックスあたりがやってんだろーけどさ」と神をも畏れぬ問題発言をぶちかましたのですが、幸いにも其れは「椎名林檎ちゃんファンの集い」から始まったサークルでの出来事だったので、洋楽ならオルタナ系やせいぜいブラック・ミュージックにしか興味が無い当時は20代前半の音楽仲間ばかりで、ひとりだけいたテクノ系に強い奴も不在だった為、誰も「カイリー・ミノーグの2000年代になってからの新路線すら知らなかった」ので事無きを得ました。幾ら当時其の歌手が「愛しの片瀬那奈」だとは確定出来なかったとは云え「もしも、話した相手が那奈ヲタだったら?(特に、当時は未だ知り合ってなかったけど「電気式」にも精通する「龍:アンテツあにい」だったら?)」と思うと、未だに「背筋が凍るエピソード」です。

多くの古くからのファンは片瀬本人がドラマにも客演することを望んでいましたが、頑固者の片瀬は「歌手活動専念」を決めており「歌手&女優:片瀬那奈」実現の夢は、此の時点では叶わなかったのです。主演は御存知の通り「先輩:原さっちん」と「後輩:みーたん」でした。片瀬の「婦人警官コスプレ」をも期待した那奈ヲタの願いは、当時は無念にも叶わなかったのです。但し、オープニング・テーマ担当歌手として次回予告篇時に登場し、プロモ type A(片瀬のアップ画像中心で、1コーラスのみで終わるヴァージョン)を背景にデビュー・シングルの宣伝をした事がありました。あたくしは思わずTV画面に向かって「あっ。動く那奈ちゃんだっ!」と叫んでしまった程に感激しました。其れ程に「片瀬那奈はTVから消えていた」との印象が在ったのです。涙が出る程に感動し「(当時は皆無だった)片瀬那奈のDVDが在れば、他には何もいらないっ!」と宣言したから、さあ大変。音楽仲間やプロレス者達から「未亜ちゃん、狂ったっ!」とマジで心配される様になったのでした。

ちなみに同ドラマのエンディング・テーマ(主題歌)を担当していたのは、天下のディーバ(笑う処)「マライア・キャリー」です。片瀬那奈ちゃんはデビュー時に「既に、マライア程度となら、同格」だったのです。いや、マジで。


(小島藺子/姫川未亜)

初出「LISTEN NOW ! 片瀬那奈が聞こえる」2007年9月11日を全面改稿
RE-MIX:小島藺子



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「片瀬那奈マネ日記」#524

In the Court of the Crimson King: 40th Anniversary Series (Wdva)


サブタイトル『ザ!世界仰天ニュース』

以上。


(鳴海ルナ/まるか)



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「ザ!世界仰天ニュース」ゲスト出演みたび

英吉利の薔薇(紙ジャケット仕様)【2012年1月23日・再プレス盤】


日本テレビ/読売テレビ 20:54〜21:54

「なぜ?なぜ?スペシャル」

司会/笑福亭鶴瓶、中居正広

ゲスト/片瀬那奈、藤本美貴、宮迫博之、U字工事


ま、基本的には「小窓ちゃん」です。実は、以前、盟友・牧野がお得意の「フライング(彼は別名「暴走戦士」ですが、レスラー的には「長州力」タイプです。他の著名な那奈ヲタでは「アンテツ」が三沢タイプですね。「おいおい、もう死んでるよ・・・」ボキ?そりゃ、猪木タイプですよ。がっはっはっはっは☆)」で、フライング牧野が「単独抜け駆け出待ちを敢行」した際に、御本尊様の口から「明日放送の「なんとか」は、結構、あたしが前に出てるから観てね。今日の「なんちゃら(出待ちした時間とバッティングしていた番組、ボキは「片瀬の館」で其れを観て此処を更新しておりました、、、)」?ああ、アレは基本『小窓』だから、帰ってから録画で観ればいいよ」と云われ、あたくしに「那奈ちゃんと一対一で話しちゃいましたよぉ、でへへへへ。いざとなるとコトノハが出なくって気まずい沈黙が続いたりしちゃいましたよぉ、うっぴっぴー☆」なんぞと自慢の電話を寄越しやがり乍らも「『小窓ちゃん』って未亜さんの造語だし、他にも『未亜さん言語』を普通に使ってましたから、やっぱり那奈ちゃんも結構マメに『ゼンキロ』を読んでるんだナァって思いましたよ、未亜さん、好かったじゃないですか?うきゃきゃのきゃ☆」とか云われて、あたくしもなんとなく嬉しくなったのでした。うっぴー☆は、運転だけじゃなくフォローも上手いよね。

ちなみに、僕ら「流星☆ブラッドベリーズ」は、二人で行動する機会が多くて「TV」にも何度か映ってしまったのですが、アンテツあにい曰く「いやぁ、TVで観ると格別に分るんですけど、未亜さんとうっぴー☆のコムビは目立つわ。アレじゃ、那奈ちゃんも見つけやすいですよ。那奈キャップとかの目印なんか要らないって。だって、おんなじ人間とは思えない位に体型が違いますからね。確かに「LADY'S M」と「XL」なんだもん。アンナのが二人でツルんでいたんじゃ、そりゃ分ります。生で三人で一緒にいたんじゃ分んなかったけど、TVで客観的に観て凄く納得しましたよっ。」確かに、自分らで観ても「ものすぎょいコントラスト」でした。レジー・ベネット(だだーんっ!のCMで有名だった100キロを軽く超えた巨漢外人女子レスラー)とコマンド・ボリショイ(身長が150センチにも満たない日本で一番小さく軽量な覆面女子レスラー)が並んでいるみたいでしたよ。(ちなみに、かつて「JWP」後楽園大会で「レジー vs ボリショイ」を特リンで観戦した僕は、レジーのフライング・ボディ・プレスを正面から受けたボリショイが「本当に死んだ」と思い、「ボリショイ!死ぬなっ!!」と涙目で絶叫しました。場内からも「ヤマモ、もうヤメさせろっ!」とか「ボリショイを殺す気かっ!」とか怒号が飛び交う、凄惨な光景でした。無惨にも敗れたボリショイに手を貸さず「立て!」と云い放ったダイナマイト関西の叱咤激励を受け、ボロボロになったボリショイが自力で立ち上がった時に、後楽園ホールは感動と賞賛の拍手で揺れました。いやぁ〜、プロレスって、本当に好いもんですね。)あにいとのタッグだと身体的な差異はさほど無くって目立たないはずなんだけど、必ず同時に「拝む」から壱番目立つよね。結局、いつもいつだってボキが目立ってんじゃん!

「ふふふふふ、流石は未亜サン、策士ですね」
(「アンテツ、うっぴー☆」声で)

さて、今宵の那奈ちゃんはパパーミント・ブルーの夏らしいミニで、大人っぽい感じで落ち着いています。共演ゲストのミキティや宮迫サンが序盤から前に出ていますし、司会の二人もグイグイと引っぱるタイプですから、「バラエティでは、相手やまわりの出方を見て立ち位置を決め、受ける」聡明な那奈ちゃんは、静かにしてて要所要所で爆笑してる役どころの「引きの美学」で通しました。てか、声が枯れてますね。確かに多忙ですけど、相変わらず「寝ないで遊んで」ますね?御本尊様。其れと、やっぱ大人っぽくなったナァ。てか、益々「似てらっしゃる!」になって来たですよ。「当たり前田のフライング・ニールキック」ですけど、本当に「そっくり」です。双子みたいになって来てますよ。きっと、那奈ちゃんの未来を、僕らはもう知っているんでしょう。

リアルタイムの那奈ちゃんは、女子マネちゃんに依れば既に新ドラマの撮影に入られた様で、其れが「10月クールの連ドラ」で在れば嬉しいのですけど、僕らにとっては其の前に今週から来週に掛けてが「那奈ちゃん、TV&映画週間」となります。TVでは今宵を皮切りに、映画「20世紀少年」関連番組や「こち亀」などが目白押しで、月末にはいよいよ「敷島ミカちゃん」が化けます。昨年の「TV初放映」では無惨にもカットされた場面も、完結篇への重要な伏線ですから「今週の放映」では復活を期待出来ます。新たなるCMの不確定情報なども多々在りますが、未だ観ぬ那奈ちゃんが僕らには多く、其れが公開されるのは此れからなのです。残念乍ら、僕らは女子マネちゃんとおんなじ時を生きてはいません。でも、ファンとスタッフと云う違いこそ在れ、僕らと女子マネちゃんの「那奈ちゃんへの想い」は等価だと信じています。

先行情報を知らされ、一般公開を待ちに待っていた「僕ら那奈ちゃんファン」にとっては、とっても嬉しい「夏の終わり」となるでしょう。


過去の出演:
 2007年11月07日
 2009年5月6日


(姫川未亜)



「ザ!世界仰天ニュース」日本テレビ公式サイト


posted by 栗 at 21:07| TV | 更新情報をチェックする

2009年08月20日

「夢みる歌謡曲」第那奈章: 片瀬那奈がきこえる
#006:「FANTASY」TV Version

完全予約生産限定 DVD-BOX 「ヒカルの碁」全集


 Lyrics:NANA KATASE
 Music:Seikou Nagaoka
 Arrangement:Seikou Nagaoka

 (Time:2'00'')

 品番:AVCA-14876〜8

 発売日:2003年12月17日


「ヒカルの碁」(テレビ東京系、2001年10月10日〜2003年3月26日)のオープニング・テーマとして後半(第六十一局〜第七十五局=最終回)オンエアされた短縮ヴァージョン。作詞は片瀬那奈自身が担当。

片瀬那奈のデビュー・トリプルA面盤『GALAXY / TELEPATHY / FANTASY』の中では、最も「普通のポップス」風に作られた作品で、他の2曲や其のリミックス音源に挟まれ、特にアレンジ面で少々違和感がありました。後のアルバム「TELEPATHY」では、より統一性を出す為か別ヴァージョンが採用されています。其れは、此の楽曲が当初はあくまでも「TVアニメ作品」の主題歌用に制作された為でしょう。片瀬本人としてもお気に入りの1曲の様でライヴで頻繁に披露され、ファンの人気も高く、老若男女みんなで振り付きで盛り上がったものでした、、、(遠い目)

此の所謂「TV SIZE Version」は基本的にはシングルに近いアレンジですが、エンディングがシングルともアルバムとも全く違います。通常ならアニメ作品のDVDなどでしか遺されないレア・ヴァージョンですが、「SINGLE HITS COLLECTION 〜Best Of avex anime〜」 [初回受注生産限定盤] のボーナス・ディスクに収録されCCCD化されました。片瀬作品にはタイアップが多く、TV SIZE が存在するモノが多いのですが、キチンと音盤化されたのは誠に遺憾乍ら2009年の現在に至っても此の「FANTASY」のみです。但し、僕らには「LOST KATASE TAPES」が在る。ま、あたくしが作ってんだけどさ。(にやり)

ちなみに「ヒカルの碁」の原作画者で在る小畑健サンは、後に片瀬が出演した「デスノート」の原作画者になるのでした。正に、片瀬が高らかに歌う通りに「未来はつながってゆく」のです。


(小島藺子/姫川未亜)

初出「LISTEN NOW ! 片瀬那奈が聞こえる」2007年9月11日を全面改稿
RE-MIX:小島藺子



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「片瀬那奈マネ日記」#525

Let It Rock: Best of


サブタイトル「『ジョージア』CM決定」

以上。


(鳴海ルナ/まるか)



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2009年08月21日

「夢みる歌謡曲」第那奈章: 片瀬那奈がきこえる
#007:「TELEPATHY」Groovediggerz Remix

GALAXY/TELEPATHY (CCCD)


 Lyrics:NANA KATASE
 Music:Patric Johansson & Linus Norden
 Arrangement:YASUO KIMOTO
 Remix:K. Muto

 品番:AVJT-2581(通称「TELEPATHY ep.」A-1 収録)

 発表日:2002年秋


デビュー・シングル『GALAXY / TELEPATHY / FANTASY』は、プロモCCCD、プロモ・カセットにつづき、片瀬那奈音源で唯一のアナログ盤も制作されました。アナログ盤は12インチの両A面仕様ですが、タイトルが「TELEPATHY ep.」となっていて「TELEPATHY」サイドが「A」、「GALAXY」サイドが「AA」と表記されているので、実質的なメインは「TELEPATHY」サイドでしょう。そして、冒頭を飾る「TELEPATHY」Groovediggerz Remix は、此のアナログ盤でしか聴くことが出来ない貴重な音源です。

アナログ盤は、所謂DJ仕様でジャケットは真っ白でレーベル部分が丸く切り取られている素っ気ないモノで、片瀬のカラーコピー(赤いレザー姿の写真で、アナログ盤のみに使用された画像)入りの「かつてのCDシングル大のジャケット」の「仮ジャケット?」を貼付けられたシリアル・ナンバー入りと、何もないホワイトジャケットの二種類を所有しています。双方共に音盤は同一で、「TELEPATHY」サイドはレーベルがオレンジの二曲入りです。

此のアナログ限定リミックスは、冒頭から「ララララララ」のコーラスがループされ、いきなりサビの部分へ繋がったあと、Aメロから歌い出されるが、アレンジはドラムンベースを中心にした完全なるクラブ用のもので、オリジナルを聴き慣れた者にはかなり刺激的に聴こえるはずです。アナログ音源ならではの重低音を強調したミックスは、CD、ましてやCCCDなんぞでは「到底再生不能な世界」です。

なかなか入手困難な壱枚ですが、ファンなら是非手元に置きたいアイテムと云えます。未だにレコードを中心に購入し聴いている「アナログ派」のあたくしとしては、切に、全片瀬音源のアナログ盤再発を望みます。片瀬那奈は悪名高き「COPY CONTROL」全盛時代(僅かな期間だったのにドンズバでおんなじ期間に当たってしまったのだよっ!其れで怒りに震えたあたくしは自分のサイトを「COPY CONTROL」と命名したのです)に歌手活動をした為に、其の音源は2005年に発売されたシングル集「Reloaded」と2008年の「bash」以外の全て、つまり「第一期歌手時代現役作品の全て」が未だに公式では「CCCD」でしか遺されていません。何と云う愚挙!アナログ再発が無理なら、せめて「CCCD」のみで発売した侭に放置している貴重な片瀬音源をさっさと「CD化」してくんしぇいっ!

新たなる別ジャケットでピクチャー・レーベル那奈種封入り仕様とかで再発したら、儲かりまっせっ!エイベックスちゃん。那奈ヲタは、そんな「子供ダマしなる当てクジ商法」すらも含めて、アノ時代を愛しているんだよ。青木サン、今こそ立てっ!時代が片瀬那奈を求めているのよさ。


(小島藺子/姫川未亜)

初出「LISTEN NOW ! 片瀬那奈が聞こえる」2007年12月2日を全面改稿
RE-MIX:小島藺子



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「片瀬那奈マネ日記」#526

映画「20世紀少年」オリジナル・サウンドトラック


サブタイトル「『20世紀少年』スペシャル番組」

以上。


(鳴海ルナ/まるか)



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「20世紀少年 第1章 終わりの始まり」放映!!

20世紀少年 第1章 終わりの始まり 豪華版(生産限定) [DVD]


日本テレビ/読売テレビ 20:00〜22:54

片瀬那奈 as 敷島ミカ

(2008年8月30日公開)


以前放映された「もうひとつの第一章」では無惨にも完全にカットされた「敷島ミカちゃん」も復活した「ほぼ、劇場公開時に近い(其れでも五分程カットされています)」カタチで地上波初放映されました。

オリジナルが「142分」で、今回が超拡大版ですが「137分」です。DVD化もされたので、本来なら録画する必要など無いのですが、実は「五分間のカット」以外にも「劇場公開時版やDVD版(其れらも実は同じでは在りません)」とTV放映版には違いが在ります。

「片瀬那奈全記録」と銘打つ此処では、片瀬那奈ちゃんが関わった作品に関しては「ドラマ再放送」も「映画のTV放映」も全て補完し再検証しております。盟友・牧野に聞いた噺では「女子マネが全く告知していなかった某バラエティ番組の未公開版を偶然に捕獲しましたよっ」なるトンデモ情報まで在るわけです。

新たなるCM(ジョージア)も、敢えて明かしていませんが当然乍ら大手スポンサー・サイドから漏洩し「8/26」より放映開始で既に画像まで公開されていたわけですし、新ドラマも同じく情報は漏れております。でも、何度でも云いますが、此処は「いちファンによる記録」ですので、完全確定情報でも研音サイドよりも事前に「未来予報」するのは本意では在りません。

僕がやっているのは「片瀬那奈ちゃんの歴史を記録し、検証する事」です。勿論、いつもいつだって僕らが好きなのは「今、現在の那奈ちゃん」だったし、此れからもそうでしょう。「あしたの那奈ちゃん」に期待するのも当然です。でも、僕が知るのは「過去の那奈ちゃん」だけです。永遠に、僕たちファンは那奈ちゃんと同じ時間にはいません。どんなに生で実演を観ても、イベントに参加しても、全公演を観劇しても、直接逢って話しても、其れは叶わなかった。

僕がずっと愛して来たのは「少し前の那奈ちゃん」や「ずっと昔の那奈ちゃん作品」です。此れからも、其の距離間は永遠に変わらないでしょう。すぐにでも手が届きそうなのに、永遠に捕まえられないのが「片瀬那奈ちゃん」です。

僕が愛するのは「虚構」や「芸術」です。半世紀近く生きて来て、僕にとっての最高の其れは「片瀬那奈」です。僕は「片瀬那奈」さえ存在すれば、他の如何なる芸術作品も要りません。何故なら「片瀬那奈」には、僕が愛した全てが在るからです。そんな存在に出逢えたのだから、僕は生まれて来て好かったのでしょう。そして、己の存在証明として其の「今を生きる現在進行形の芸術」を追っています。

僕は、其れを此処で延々と書いています。「愛」とは、理にかなった事なんです。僕は「何故、片瀬那奈じゃなきゃダメ」なのかを理論化出来ました。其れでも、いつも「次の那奈ちゃん」に「トキメク」のだ。常に「理論」を超えちゃうんだよ。其れが「片瀬那奈」です。僕にとって生まれて初めて出逢った圧倒的な「存在」です。君の思想は、全く以て、危険がアブナイよ。「ともだち」なんか、目じゃないぜ。


(小島藺子/姫川未亜)



映画「20世紀少年」公式サイト


posted by 栗 at 22:57| ACTRESS | 更新情報をチェックする

2009年08月22日

「夢みる歌謡曲」第那奈章: 片瀬那奈がきこえる
#008:「TELEPATHY」Original mix

GALAXY/TELEPATHY (CCCD)


 Lyrics:NANA KATASE
 Music:Patric Johansson & Linus Norden
 Arrangement:YASUO KIMOTO
 Mix:Dave Ford

 品番:AVJT-2581(通称「TELEPATHY ep.」A-2 収録)

 発表日:2002年秋


アナログ盤での「TELEPATHY」は、後に2002年12月に正式発売されるシングルに収録されたものと同一音源ですが、アナログで聴くとCCCD盤とは印象が全く変わってしまうのです。

片瀬那奈ちゃんの音源で公式にアナログ盤が存在するのは、通称「TELEPATHY ep.」だけです。つまり、僕たちがアナログ盤でも聴けるCCCDやCDとの同一音源は、此の「TELEPATHY」Original mix と「GALAXY」Groovediggerz Remix の二曲のみです。聴き比べれば、特に低音の響きが全く違っている事に気付くでしょう。やはりレコードの音は「太い」です。片瀬那奈ちゃんの全音源を、アナログでも出して欲しかったと、切に願います。其れは、決して不可能な事ではなかったはずです。

「百聞は一見に如かず」、是非、此の同一比較検証可能音源を入手し、市販盤CCCD音源と聴き比べてみましょう。レア・アイテムとしてだけでは無く、「TELEPATHY ep.」とは、ズバリ云って「聴く為に存在」します。其れが、レコードです。其れに、僕たちはアノ頃に確かに此の音源をクラブで聴いたんだよ。アノ日、只只、片瀬那奈ちゃんに逢いたいって気持ちだけで足を踏み入れてしまった異空間で聴いた「TELEPATHY」は、決してCCCD音源じゃなかった。其れは、此れだったんだよ。


(小島藺子/姫川未亜)

初出「LISTEN NOW ! 片瀬那奈が聞こえる」2007年12月2日を全面改稿
RE-MIX:小島藺子



posted by 栗 at 00:15| YUMEKAYO | 更新情報をチェックする

「片瀬那奈マネ日記」#527

Blast From Your Past


サブタイトル「ブレてます」

以上。


(鳴海ルナ/まるか)



「検温ちゃん、女子マネにノートパソコンとデジカメくらい買ってあげてよ。」

(小島藺子)



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「いかすぜ!山ちゃん」

山崎一夫流自分でできる整体術


久しぶりに、録画した「ワールドプロレスリング(8/16放映)」での現在進行形の試合を消去せずに編集し、遺す事にしました。其れは愛知での「2009年 G1 公式戦:TAJIRI vs 太陽の天才児」戦です。現在の「IWGP王者」が(他に誰もいないからなのか)何故か「太陽の天才児」で在るが為、彼の試合がメインで放映される事が多く、「学生プロレス時代から彼を全く評価していない(特に、女性に対しての不遜な行動に大いなる不快感が在る)」あたくしは壱回観て「ツマンネ!」と「恰も彼がやり捨てた女の如く」消去してしまうのでした。女癖の悪さでは「太陽の天才児」と双璧な「野人・中西 学(「ランニング中にムラムラして近くにいたねえちゃんを!ってな噂」まで在る、性欲ならば「ピクル」並の「本物の野人」ですが、おんなじ『女好き』でも、あたくしはナカニシは嫌いではないのですよ。ま、ホントにソッチは「ピクル」だからさぁ、、、)」が己のパワーのみで何にも考えずに初戴冠した試合はとっても感動し、よっぽど遺そうかとも思ったのだけど、即座に「リターン・マッチ」が決まってシラケてしまいました。

「野人、三日天下かよ、、、」と幼稚園児でも予想可能な結末で、再び「太陽の天才児」がベルトを巻いてしまったのです。そして予定調和な「ノア・杉浦(好きなレスラーです)」との防衛戦に、アノ田尻いや TAJIRI がやって来ました。わざわざ北海道まで次の刺客が馳せ参じてリングサイドにいる時点で、「贔屓:杉浦の敗北は確定」です。もう、ドッ白けですよっ。かつて「WWE」から帰国する際には「ハッスル」「ノア」「新日」等を天秤に掛けて、結局「ハッスル」へ行ってしまった「TAJIRI」が、ようやく「新日」へ上がるって事になったから「ノコノコとやって来た」わけです。かなりの好条件で、菅林社長自ら「へこへこと頭を下げて来てもらった」と推測されます。TAJIRI も好きなレスラーのひとりで在るあたくしは、毒霧で「太陽の天才児(以後、長いので『タナ』と略します)」の下らないパフォーマンス(「御当地の皆さん、愛してま〜すっ!」ってアレ。あんな事やるのが「ストロング・スタイル」なんですかぁ?)をぶち壊した札幌での乱入には胸のすく思いだったのですが、其れでも遺そうとは思いませんでした。だって、只の乱入じゃん。乱入が「最高の見せ場」だったのですよ。杉浦の立場って、何だ?もう、新日は三沢の恩を忘れたのですか?てか当然の展開で TAJIRI の参加も発表された「G1」会見での「菅林・新日社長への毒霧がメインだった様に見えた」ぞ、何だかナァ。猪木が完全撤退しても尚「新日イズム」は健在でした。

今回の試合を何度も観る為に遺そうと思ったのは、勿論「TAJIRI」があらゆる面で完璧に「タナ」に勝ったからでも在ります。タナ、弱過ぎ。かつて「野獣:藤田」に問題外にされた頃よりも、下手すりゃ弱くなってんじゃまいか?でも、此の試合を永遠に遺したくなった理由は「山ちゃん乱入」に尽きます。入場し、花束を受け取った TAJIRI は、タナなんぞには見向きもせず、自己顕示欲旺盛過ぎる実況アナ(「TAJIRI は私を狙っていますっ!言論の自由を掛けて、覚悟を決めた私はっ、、、」なんぞと絶叫!「おまえは、莫迦か?」)をも完全に無視し、隣にいた「もの静かな解説者:山崎一夫」へ向けてドンズバで其れを投げつけたのです。実況アナは其れでも「おそらく私を狙ったと思うのですが、、、」なんぞと叫びますが、TAJIRI は確信犯的に山ちゃん目掛けて投げたのです。「U」の良心へ、堂々の「宣戦布告」です。「猪木からフォールを取った数少ない直系の弟子のひとり」で「初代タイガー:佐山の壱番弟子」でも在る「栄光の正統派新日イズムの権化:山ちゃん」の行動は早かった。実況アナを突き飛ばし、マッハの速度でリングへ駆け上がります。現役引退以来、観客の目前では初めて臨戦態勢でリングに足を踏み入れ、在ろう事か TAJIRI に対峙し牽制のキックまで披露したのでした。「山ちゃん、カッコイーっ!!」と思わずテレビ桟敷で興奮してしまいましたよっ。痛々しくも足を引きずり乍らも、山ちゃんの目は本気でした。

其の場は気を鎮め実況席へ戻り「もう今はね、タナハシに任せますよ」と静かに云い切った山ちゃんの目前で、無惨にも TAJIRI に敗れ去ったタナ。「女の敵めっ、ざまーみろっ!」と、心底、胸がスッとしましたよっ。最高ですよっ。TAJIRI は更にタナをおちょくり「ナゴヤのミナサン、愛してま〜すっ!げへへへ」とやらかし、激高しリングサイドに駆け上がった「新日・菅林社長」にまで再び「お約束の毒霧(菅林社長は素人だから、毒霧を受ける時に待ち構えて目をつぶっちゃうのよさ、、、アレはもう一寸リハーサルをやんないと失笑されちゃいますです。「ハッスル」でも観戦して、しっかりと学びましょうね☆)」を放ち、意気揚々と引き上げました。「TAJIRI ちゃん、サイコーっ!!」

正直に云って、何回見返しても冒頭の山ちゃん乱入がクライマックスで、其の後の試合は「オマケ」です。「丸っきりやる気の無いタナ」に、解説の柴田サンや金澤サンも「タナハシは波状攻撃をしないと、、、」とか「ええ、攻めが単発で続きませんね、此の辺で不用意に行かない方がいいですよっ(そのうちに毒霧が来ますよっ)」と敗北を前提にした苦言を呈する程です。真面目な山ちゃんは、かつての「小島 vs 天山」同様に、完全に呆れ返ってしまいました。山ちゃんは、「タナの負け」は当然乍ら知っていて、盛り上げる為に「前振りでの乱入」までやったのです。其れなのに「タナ」は「負け役」だから、完全に投げているんですよ。此れじゃお話にならないんです。大体、今時、あんなに下手くそな「ジュース」は無いだろ?試合序盤で TAJIRI に鉄柱に打ち付けられたタナが流血するわけですけど、思いっきり自分で額を切ってるトコがTV画面でもバッチリ映ってんじゃん。あんな無様な「ジュース」を地上波で流してええのか?出来ないなら、セコンドかレフェリーにやってもらえよ。こうした「負け試合」での「ジョブ」こそ、僕らは見ている。タナが物語的に此処で負ける事なんか分っているんだから、問題は「如何に負けるか?」なのよさ。

ハッキリ云えば、あたくしがプロレスラーを最も評価するのは、其の「負け方」なんですよ。どっちかが負けなきゃ下手すりゃいつまでも終んないんだし、基本的に其れは決まっているわけじゃん。だからって、かつての「全女」みたいにガチでピンフォール合戦なんかやらかされても困っちゃうのよさ。ガチってさ、退屈なんだもん。僕らは「アマレス」が観たいんじゃないのよさ。「プロレス」が好きで観に来てるのよさ。説得力充分の必殺技を敢えて受けて負けるレスラーの「負けの美学」を求めているのだよ。猪木の負け方なんて、いつもいつだって予想を超えてて、やっぱり凄かったぞ。猪木の凄さは「負け役」もいざとなったらやれた事なのよさ。しかも、負けても光るのは猪木だったのですよ。其れは「社長」だったから出来たんじゃないの。そんな猪木だから「社長」だったんですよ。藤原組長だって前座時代は負け続けたけど「フジワラは強いナァ」って思ったもんですよ。世代抗争時代に何故か「顔が老けているから」って理由で猪木側の「ナウ・リーダー」に入って本来なら同世代の当時「ニュウ・リーダー」の長州とシングルで闘い、リキ・ラリアットを真っ向から受けて場外に吹っ飛んで負けた時の組長は最高でした。本人も大満足してて「いやぁ、何やっても、地味な関節技とかの返しでも、お客さんが湧いて受けるんだから最高だよ。此の俺がメインで天下の長州力とやって、お客さんが喜んでくれて、レスラー冥利に尽きるね。社長(猪木)に感謝します。」と云いました。

そんな藤原が負けて土下座し、猪木も正座し、お互いに泣き崩れ抱き合った「最後のシングル戦」は、未だに涙無くしては観れません。藤原は、最後に猪木を泣かせて勝ったのです。どんなに頑張っても生涯、藤原は試合では猪木には勝てません。でも、師・猪木を泣かせたのです。猪木を泣かせ抱き合えるのは、藤原しかいなかった。観衆の面前で其れをやれるのは、藤原しかいなかったのです。そして、其れを藤原はやり遂げました。其れを見届け、更には佐山ことタイガーキングとの「切な過ぎる遅過ぎたシングル戦」をも生で観てしまって、ようやく現役の猪木と決別出来ました。ルスカ、ウイリー、ベイダー等とも再戦してくれて、更にはゴルドーとまでやらかしてくれたのです。あたくしは「ゴルドーの正拳」や「ベイダーの巨体による月面宙返り体落とし」を真っ正面から敢えて受けた「当時、五十路のアントニオ猪木」を観て、もう充分過ぎました。「もう分ったよっ!猪木」と叫びたかった。だから、最後の引退興行には行かなかったんです。「この上、小川もしくはドン・フライと闘って、何になるんだ?」って事です。確かに、猪木なら魅せてしまう。実際、TV観戦した引退興行は、最後の挨拶を完璧に暗記しちゃっている程に感動しました。ま、其の後も御存知の通り「猪木」は大活躍中ですけどね、、、おやおや、ついつい「猪木信者」だった本性が出てしまいますたね、げへへへへ(TAJIRI声で)

山ちゃんも「Uインター時代」は高田を守立てる「ナンバー2」って立場から、オブライトや北尾、そして当時は無名だった高山にまで負けて魅せた。だから「猪木、高田 vs 藤原、山崎」と云う奇想天外なタッグ・マッチを観る為に1996年の終わりに、わざわざ大阪へ行ったんだ。其の時、タッグで三本勝負とは云え、山崎一夫はハイキック一発でアントニオ猪木からフォールを奪ったのです。僕らは歓喜し「山ちゃーんっ!!」と絶叫した。「U系」で猪木からフォールを奪ったのは、佐山でも前田でも藤原でも木戸でも無く、ましてや「泣き虫:高田」で在るわけもなく(ヒクソンに高田が惨敗した時に、猪木は「プロレス界で一番弱い奴が出てしまった」と吐き捨てました)、其れは「山崎一夫だけ」です。此れは「歴史的な事実」なのだよ。別に、三本勝負を盛り上げる為に猪木組が一回は負けなければならないのなら、高田がやられれば済んだ。藤原のサブミッションでギブすりゃええだけの噺です。いや、山ちゃんが蹴り倒したかったのは高田の方だったはずです。なのに、猪木は敢えて「山ちゃんのキックで負けた」のです。アノ猪木が、其の道を選択したのです。己の冠イベント「突然卍固め」で、「山崎一夫のキックでなら、俺は負けるよ。こんな美味しい役を高田には渡さんぞ。お客さんも其れを最高に喜んでくれるはずだ」と考え「山崎一夫を認めた」のですよ。此れは、物凄い事なのです。そんな創始者・猪木の惨敗を観て来た「昭和プロレス者」には「現在の新日なら、真壁にこそベルトを!」と思えてなりません。ま、とりあえず「タナ以外なら誰でもええ」や。なんならかつてのライバル「HG」でも好いよ。たぶん「HG」の方が強いもん。

今後の物語としては「タナの復讐劇」なのでしょうが、「ワールドプロレスリング」のスタッフも解っているのではないでしょうか。完全に山ちゃんが主役のオープニングが、其れを示唆していました。短い30分の中継で「山ちゃん乱入場面だけが冒頭と本編でリピートされた」のです。こんな展開になったら、僕らが観たいのは「山ちゃん vs TAJIRI」です。かつてのライバルで盟友だった「高田総統」だって「エスペランサー」してたじゃん。確かに、山ちゃんは身体を壊して引退した。整体医院も解説業もコーチとしても順調で、無理して現役復帰なんてしなくたっていいんだ。でも、TAJIRI に向かって行った山ちゃんを見たら、僕らは期待しちゃうんだよ。もう、カラダは治ったんじゃまいか?いや、かつての様に闘える状態で無い事は分っています。でもさ、気迫だけで充分やれるんじゃないの?「ハッスル」なら、やれそうじゃん。血が騒いじゃったんじゃないの?本音は「タナハシ如きには任せて置けないっ!」だからこそ、上がっちゃったんでしょ?ねえ、ねえ、リングに入っちゃったんだからさぁ。未だやれるよ、山ちゃん。(ま、「ハッスル」も最早ハッスル出来なくなったから、TAJIRIも来たわけだが、、、)


PS.そしてあたくしの願いが叶って、真壁が表紙を飾った「週プロ」を、何年か振りに即買いしました。今夜のTVは必見ですね。むふふふふ(猪木声で)


(小島藺子)



posted by 栗 at 16:45| KINASAI | 更新情報をチェックする

「NANA DIARY」モバイル版 #068

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「まぁ、楽しみに待っててちょ♪ 篇」



御本尊様、大活躍です。未亜は嬉しいです。

「いつまでも、待ちますです!」


「感謝!まるかちゃん」 (姫川未亜)



posted by 栗 at 17:52| 7D | 更新情報をチェックする

「片瀬那奈マネ日記」#528

Discovery


サブタイトル「ただいま発見!!」

以上。


(鳴海ルナ/まるか)



posted by 栗 at 17:56| pre-UNYO | 更新情報をチェックする