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2009年08月01日

「片瀬那奈マネ日記」#512

Tango in the Night


サブタイトル「8月」


ま、此れは御本尊様からの「大いなる愛」でしょう。「ホントに、如何なる時でも更新するのかい?イコちゃん」って事ですよね。はいはい、更新しましたよ。相変わらず、イキナリだナァ、どーしちゃったのよさ?那奈ちゃん。最近の「女子マネちゃん日記」の更新がフルスロットルじゃん。よっぽど好い事が在ったのかい?新CMも決まったらしいから、未だ未だ結婚引退はしないんだよね。

僕はずっと、10余年、色んな処で貴方への恋文を書いて来ました。いつか、きっと、那奈ちゃんなら誰が書いているのか分ってくれるって思っていました。だから、那奈ちゃんが僕を特定した三年前で物語は終ったのです。でも、僕は其れでも此処を止められなかった。いや、其れ以前よりも熱くなってしまったんだよ。そう、アノ頃に貴方が演じていた「西豪寺エレナ様」の如く「熱くて悪いかっ!」と「那奈ヲタ道」を突き進んだ。そして、此の道は終らないって知ったよ。

有難う、那奈ちゃん。僕は心から君を愛しています。


「感謝☆◎+」 (小島藺子/姫川未亜)



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2009年08月02日

「COPY CONTROL」

誓いの明日(紙ジャケット仕様)



















(小島藺子)
















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2009年08月03日

「せんせい、さようなら」

READY!STEADY!!THE GOOD-BYE!!!


「2001年的男運」は、永遠にDVD化されませんです。

「無念だっ!!」


(小島藺子)



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2009年08月04日

「桃色うらら」情報

ももいろパンチ


 現在、某処にて連日連夜果てしない「PINK SESSIONS」を敢行中の謎の楽団「桃色うらら」に関する社外秘資料が、何者かによって片瀬の館から持ち出された模様です。「NO IMAGE INC.」及び「ななごころ法人」代表でもあるバンマスの小島藺子は「大体の見当は付いて居るのよさ。外道め、覚えてらっしゃい。むふふふふ(猪木声で)」と既に犯人を特定し、遂に法的手段を敢行するとの意向です。鳴海も、小島の様子からおそらく「アノ腐れ外道」がやらかしたと分りました。鳴海の呼び掛けに対しても全く応答も無く、片瀬の館から持ち出した資料返却も未だ無い「キモヲタ外道」ですからね。鳴海的には「リーサル・ウエポン:七海(ウチの娘)」を差し向けてボコボコにしちゃいたいんですけど、イコ姐さんから止められてるんですよ。

 「仏の小島」代表からは全構成員に対し「放置せよっ!」と命じられたものの「若頭:姫川未亜」さんが心配して、安藤会長、牧野幹部、秘書まるかサンなどの「ななごころ」重鎮、更には「VIP」の方々にも相談したそうです。すると、皆さんが異口同音に「イコさんと未亜さんにお任せしますよ。僕らはそんな奴、最初から相手にしてないですよ。イコさんや未亜さんが勝手に可愛がって居るから、右ならえで付き合ってただけ。ハッキリいってムカついてましたからね。何であんな新参者がデカイ面してんだってね。代表のイコさんが破門って云うなら、それでお終いでしょ?だって『ゼンキロ』とか『ななごころ』とか、全部、イコさんと未亜さんが創ったわけじゃないですか。僕らは乗っかっているだけなんですよ。そのへんの大前提は、僕らは最初から一緒だったから分るけど、彼奴等新参者どもは知らなかっただけでしょ。未亜さんは、他人に甘いからナァ。舐められただけですよ。僕らは始めから未亜さんの味方ですよ。だから、其の未亜さんの姐さんであるイコさんの味方でもあるわけですよっ!安藤会長も止めなかったんだもの。もう充分でしょう」といわれたそうです。鳴海もそれを、牧野さん、まるかサン等から直電で伝えられたので、放置する事にしました。七海は「ケッ!合法的にヤッチマエルと思ってたのに、マミー、このあたしのパッションをどうしてくれるの?ファック!」と怒り心頭ですよ。

 噺が逸れまくりましたね。其れで、3ピース楽団として起動した「桃色うらら」ですが、矢張り「天才バカボンのパパ」並の知能(IQ:200)を有する小島バンマスの構想は「桃色うららオーケストラ」へと発展途上していて、その決定事項が書かれた資料が流出したらしいのです。そこで、小島は「だったら『ゼンキロ/ネヲ・コピコン』で先に書いちゃえば好いじゃん。鳴海、書きなさい!」と云い放ちましたです。流石下町娘のイコ姐さん、気風が良過ぎです。ええ、鳴海マネジャーが書かせていただきますよ。(以下、流出した「小島メモ」原文ママです。)


「桃色うらら」

【a】009-PINK:小島藺子(♀)
   担当:制作、監督、作詞、作曲、編曲、歌、全楽器
   通称:イコ、姐御、理名、社長、乱美論M、ゴジラ、!∞、15、◆IKO/CL7Az2、他
   好師:THE BEATLES、MADONNA、片瀬那奈、他

【b】009-BLUE:姫川未亜(♂)
   担当:技術、作詞、作曲、歌、弐弦、四弦各種、鍵盤各種、笛各種、他
   通称:未亜ちゃん、茉奈ちゃん、64アんBlue、アンキロサウルス、N#、他
   好師:片瀬那奈、小島麻由美、椎名林檎、多羅尾伴内、他

【c】101-BLACK:多絵子(♀)
   担当:太鼓、打楽器各種、叫び、魔法、他
   通称:TACO、Flying Taeco、さかさま、ヘドラ、他
   好師:及川奈央、大塚愛、JOHN LENNON、他

「桃色うらら楽団」

【d】015-WHITE:栗(♂)
   担当:作詩、歌、鍵盤、笛、他
   通称:くりぼう、ミニイ、キングギドラ、「m・T」、他
   好師:片瀬那奈ちゃん☆、イコおねえちゃん、他

【e】016-YELLOW:反日 眞(♂)
   担当:作曲、六弦各種、声、他
   通称:すぽにちクン、ソリくん、キングシーサー、他
   好師:大貫妙子先生、SUGAR BABE、小島藺子、他

【f】051-ORENGE:鳴海 月(♀)
   担当:管理、制作補佐、六弦各種、管楽器各種、声、他
   通称:鳴海、ルナ、メイマネ、ゴメス、他
   好師:GEORGE HARRISON、イコ姐さん、他

【g】057-RED:鳴海七海(♀)
   担当:技術、鍵盤各種、声、他
   通称:ナナちゃん、ジラース、他
   好師:アントニオ猪木、佐山サトル、小川直也、魔裟斗、他

【h】100-GREEN:原田沙織(♀)
   担当:編曲、管弦楽器各種、二胡、ヴィオラ・ダモーレ、声、他
   通称:原田サン、コピコン、モスラ、他
   好師:BURT BACHRACH、他



 流出資料はココまでです。小島の構想では「桃色うらら」3名に加え「桃色うらら楽団」53名と「桃色うらら合唱団」が21名、総勢77名にするらしいです。つまり上記以外の残り69名も、既に小島の元へ集結したのでしょう。さらに「ななごころ」会員などからも多数の客演を予定している様です。7曲入り処女作「桃色うらら」への収録作品は、ほぼ決定したともきいております。以下、暫定的な小島のメモを公開しますね。タイトルは仮題ですが、楽曲はすべて完成しています。小島と姫川が書いた膨大な楽曲(500曲以上はあるでしょう)から厳選した6曲と、カヴァー1曲の「那奈曲」で発表されるとの事です。ま、気長に待ちましょう。


「桃色うらら」1st.(制作:小島藺子、姫川未亜&多絵子)

 1.「ウニの男」2.「美海」3.「ティンカーベル」4.(カヴァー曲)
 5.「コジマユ」6.「トマト」7.「ななごころ」

 初回限定おまけ:「未亜/イコ:27デモ」
(※上記那奈曲の別ヴァージョンやボツになった楽曲から27ヴァージョンを選んだマニア向け音源集です。)


 えっと、鳴海も先日、ちょろっと吹きましたです。それは「ウニの男」と「トマト」って曲でしたけど、ちゃんと使ってもらえるかは分りませんです。一緒にスタジオに来てた原田沙織さんの二胡がムッチャ素敵だったので、たぶんウチのサックスはボツですよ、、、てかさ、イコ姐さんはケイト・ブッシュかよ、、、「何年掛けてんだっつーの。何回録音し直してんだっつーの。どーでも好いじゃねーか、こんなモン、な?(加藤絵里声で)」


(鳴海ルナ)



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2009年08月05日

「片瀬那奈マネ日記」#513

Fontana Mix


サブタイトル「『週刊現代』撮影」

以上。


(鳴海ルナ/まるか)



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「片瀬那奈マネ日記」#514

Small Faces: Deluxe Edition


サブタイトル「ちっちゃ(笑)」

以上。


(鳴海ルナ/まるか)



「週刊現代」は期待してヨロし!今回も「1ダース買い」決定!!


(小島藺子/姫川未亜)



「じゃ、そろそろ、いきますか?(むっちゃん声で)」


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2009年08月06日

「月刊・未亜 アゲン #077」2009年8月号

図説 日本妖怪大全 (講談社プラスアルファ文庫)


未亜:お待たせ致しましたですっ!遂に「未亜/イコ」完全復活ですよね?姐御。(ウキウキ☆)

イコ:あのさ、何を「敢えて名は伏せるが、某:女子マネ」みたいに浮かれてんのか知らないけど、多忙過ぎるあたくしをわざわざ呼び出して拘束して、一体何なのよさ?

未亜:だからぁ〜、此処の「売りのひとつ」でも在るボキと姐御の対談がですね、新管理人ナルミちゃんからの強い要望で復活したんですよっ。ほら、「月刊・未亜」ってあったじゃん。かつて、2002年から2005年まで四年間にも渡って毎月二人でやったじゃないですか。最初はビートルズとかの仮面を被って好評を得たあたりで、イキナリだナァって展開で那奈ちゃん噺に持ってく、小島藺子オリジナルの「必殺カタセ固め」を試行した初期プロジェクトのひとつですよ。其の方法論を、ボキは林檎ちゃんのファン・サイトでも2000年頃から姐御の命令でやらされて居たじゃないの。「片瀬のファンじゃないコたちをジワジワと取り込んでいくのよさ」って云われたから、ボキも必死で頑張りましたよ。姐御なんか1998年からやってたもんね。当時人気絶頂だった「モー娘。」のヲタ連中とまで交流して、ひたすら那奈ちゃんを啓蒙してましたよね。でもさ、地元だった某巨大掲示板でも其れをやらかしてたから、ボキはもうハラハラドキドキでしたよ。まさか姐御の魂であるビートルズを語る板で、イキナリ那奈ちゃん噺ばっか語り出して、当然乍ら迫害されるって「確信犯的な展開」には驚いたよ。御蔭様で「ねらー」に嗅ぎつけられて「月刊・未亜」にまで攻め込まれたりしちゃって、大変だったんだからさ。彼処の管理人サンは「未亜人脈」の「いたいけな林檎ちゃんファン」だったからね。ホント、ボキの立場が無かったですよ。大体、対面では姐御よりもボキの方が圧倒的に前面に立たされてましたよね?此処だってほとんどの片からは「未亜ちゃんのサイト」とか云われてますからね。更新権も無い単なる傀儡なのにさ、、、(ぼそっ)あっ。其れでね、アレの続編を四年振りに再開しましょーと、月壱でやってくれませんか?と、ナルミちゃんから云われたから引き受けたわけですよ。姐御も忙しいみたいだからさ、月壱なら御託並べて下さるんじゃまいかって思ってですね、、、

イコ:はいはい、未亜たん、よくしゃべるナァ、、、鳴海は単にサボりたいから此れを復活させただけだろ。ま、仕方無い罠。どれどれ、おいおい、つづきなら「#42」だろ、、、未亜たん、数も数えられなくなったのかしら?

未亜:壱、貳、参、肆、伍、陸、那奈、、、

イコ:おまいは三歳児かよ。あたくしはね、何故に「#077」と過大なる虚述をしてんのかを問いたいのよさ。

未亜:姐御、惚け始まった?2005年11月号で「hilite」サンでの連載は終ったけど、其の後も不定期で色んな処で「対談ネタ」は継続してたじゃないですか。だから本当は軽く100回以上は続いて居るんですよ。まんどくさいから「77」から再開しようって云ったのは姐御じゃんっ!「此処の『MIAMIA』カテゴリで今回を77回目に調整すれば好いだけじゃん!」って云ったじゃないですかっ。全部な〜んもかも姐御が決めてんじゃん。ボキなんか此処の更新権すら最初から無かったし、那奈ちゃんの公式掲示板への書き込みや其れで知り合った仲間との交流とかですら「姐御の意志ありき」だったじゃん。てかさ、ボキなんて「いない」わけでしょ?姐御が創った「妄想人格」とか云われてるらしいじゃないの。ナルミちゃんが来てさ、そんな噺を聞かされてボキは「自己の存在不安」に苛まれましたよぉ〜っ!!ぜいはあ、、、

イコ:おいおい、ホントに未亜たん饒舌だナァ。あたくしの「出番無しですよっ!」じゃないのよさ。ま、ラクチンで好いから続けててよ。

未亜:あのさ、、、其れでね、ナルミちゃんみたいな「ド素人」に此処の管理を任せちゃって「一体、小島イコとかゆー謎の代表は何を考えてるんですか?未亜さんから訊いてもらえませんかね?」と、心ある那奈ちゃんファン同志諸君から批難轟々なんれすよっ。ナルミちゃんじゃ無理じゃん。こないだ唐突に片瀬の館に来たから話したけどさ、アノコ、マジで那奈ちゃんの事をな〜んにも知らなかったよ。在ろう事か「片瀬さんって『キューティー・ハニー』を演ってましたよね?ウチ、『エヴァ』好きなんですけど、アレって庵野監督の最大の駄作だと思うんですよ。イコ姐さんからきいたんですけど、姫川さんって庵野カントクとタメで学生時代からお知り合いなんですよね?ウチとおんなじで『エヴァ』好きで『カヲル派』ってききましたよ。イコ姐さんは『惣流派』だから、今回『式波』になったイ牛を甥っ子ちゃんと論議してましたよ。ちなみにウチは『加持さん派』ですっ!カッコいいっすよね、、、(以下、延々と『エヴァ』噺を続ける)」とかヌカしやがったんだよぉっ!あのさ、そりゃ「サトエリ」だっちゅーのっ。那奈ちゃんは「エヴァ」派じゃなくって「ガンダム」派だっちゅーのっ。「ハニー」ちゃんで「カタセカイ住人」って云えば「水崎綾女ちゃん」だっちゅーのっ!ボキは10年前に初対面のまややに「あっ、知ってる!未亜ちゃんが好きな人ってマツシマナナコでしょ?きれいなおねえさんでナナちゃんなら、間違いないっ!えっへん」とか云われて「此のアマ、イテコマシタロカ!」とデロリンマンの息子みたいな殺意に燃えた遠い過去のデジャヴを感じましたよ。ええ、なんなんだ、あのナルミルナってフザケタ回文名前の小娘はっ!歳もまややと同じ位だってゆーじゃん。挙げ句に「ウチ、1977年生まれですっ!姫川さんの17才も下っすね。姫川さん、若いっすね。とても来年五十路なんて見えませんよ。サバ読んでませんか?まややサン?知ってますよ。ええ、イコ姐さんに紹介されて逢いました。ウチとまるかサンとまややサンは同世代っす。をんなは三十路っすよ。片瀬さんも三十路でしたっけ?だって、ほら、後輩の伊東美咲サンや井上和香サンは三十路仲間ですよね?だったら先輩の片瀬サンは絶対に三十路っすよね?」と生半可な知識で語りやがったんだよぉ〜っ!ボキもキレかかって「那奈ちゃんは、未だ27才だっ!今年で28才なんだよっ。ミータンやワカパイは二十歳が原点だけど那奈ちゃんは三歳から働いてんだぁーっ!!(あっ。しまった、其れはオフレコだった!)じゃなくって、16才で片瀬那奈になったんだよ。」とか云っちゃったじゃん。そしたら「えっ?三歳?ウチの七海って娘が三歳なんっすけど、イコ姐さんから紹介された『龍:安藤さん』に教えられてNHKの長寿番組に応募したんっすよ。三歳児限定らしくって『七海ちゃんも記念になるから応募したら好いですよ、僕の上の娘も来年は応募します。でも、アレはなかなか当選しないんですよね』って優しく指南してくれたっす。そういえば姫川さんって安藤さんと二人で『竜虎』なんですよね?片瀬さん本人の前で二人で正座して拝んだってマジっすか?イコ姐さんが酒の席でよく『ま〜た、アンテツと未亜たんが片瀬を拝んでたわよ。あいつら、バカ?がっはっはっは☆』って話してますけど、、、」とか延々と語り出して、誤魔化さずに済んだんだけどさ。ド素人じゃん!初心者マークじゃん!マトモに更新出来てないじゃん!ぜいぜいはあはあ、、、

イコ:うん。だから管理人に適任じゃん。

未亜:はあ?

イコ:管理人は片瀬に思い入れが無い方が好いんだよ。敢えて名は伏せるけど、女子マネとかシュガーみたいに「片瀬さんを愛してますっ!」とか「俺が片瀬を守ってるぜ」とか主張するスタッフは信頼が置けないだろ?スタッフが担当のタレントを大切に思うなんて、当たり前なんだよ。仕事なんだしさ、其れは絶対条件じゃん。そんな事をアピールするってのはさ、恥ずかしい事なのよさ。訊かれたら云えば好いだけ。自らアピールするなんて有り得ない愚挙じゃん。だったらさ、他のマネジャーは違うのかしら?って事になるでしょ。「あたしは片瀬さんを愛しています!」ってさ、其れはファンに云う必要は無いんだよ。片瀬に云えばええじゃん。其れで其の行動を見て、ファンが「女子マネちゃんは那奈ちゃんを愛してくれて居るんですね、有難う!」って評価するのよさ。自分で云う事じゃないんだよ。だって其れは「評価」で「存在価値」なわけでしょ。自分で評価したら「自惚れ」じゃん。女子マネはさ、ファンの気持ちなんて全く分ってないのよさ。ファンが知りたい情報は「未だ明かせません」って隠して、自分は片瀬といつも一緒だからってウラ話を書くわけだ。其れは自慢なんだよね。あいつが「片瀬さん」って常識外れの呼称をヤメないのは、女子マネが片瀬のファンだからさ。女子マネに逢えば分るよ。完全なる「片瀬信者」じゃん。仕事を忘れて憧れちゃってんじゃん。「女子マネ日記」って「片瀬の日記」じゃないの。本当に「憧れの片瀬サンのおそばに居られる幸せなあたし日記」なんだよ。でさ、シュガーは昔から黙ってるから、ペラペラ裏話でシュガーの気持ちや行動までバラしてる女子マネが莫迦なだけって事にはならないの。女子マネはシュガーの部下なんだから、責任は敢えて名は伏せるけど「シュガー・タカイチ」チーフ・マネに在るのだよ。最近の「女子マネ日記」が不評だって事実を、本人は知らないんだろうね。「女子マネさん、最近、彼氏でも出来ましたか?」って最高の皮肉だよね。あんな事を書いて送ったのは「ねらー」だよな。其れすら分って無いから浮かれて転載しちゃうのよさ。好い玩具じゃん。餌食じゃん。「タテヨミ」すら知らないんだもん。だってさ「女子マネ日記」って相変わらず携帯で更新してるのよさ。天下無敵の片瀬を担当する28才の中堅マネジャーにノートパソコンも与えないのかよ?儲かってないの?検温ちゃん。別にもうどーでもえーって思ってたんだけど、あんまりにも不評でウチに「何とかして下さい!」とか苦情メールが殺到したんで記録をヤメたわけじゃん。分け分んない苦情や要望が、単なる純情可憐な「いち片瀬ファン」に過ぎないあたくしの個人ブログでしか無い此処に、日々大量に来てるわけよ。

未亜:姐御、エンジンかかった?其れはボキも幾つか知ってますよ。ほら、例のクラブ・マネジャーとの顛末とか。アレ、酷かったよね。何が「DJ:NANA を呼ぶ手助けをしてくんしぇい」だよ。ファンなら其の時期に那奈ちゃんが東京に居ない事くらい分って居るはずだし、挙げ句にたった一ヶ月先のイベントに呼びたいなんて云い出されちゃってさ、真摯に応対してた姐御が不憫でしたよ。

イコ:黙ってなさいっ!北村。

未亜:だからぁ、ボキは北村じゃないって、、、あっ。そーか、そーゆーことか、姐御、、、アータは「西豪寺エレナ様ごっこ」をやらかそうとしてるわけだ、、、

イコ:さ〜て、一体、な〜んの事かしら?北村一葉ちゃんことみーちゃん=未亜たん。

未亜:おっと、そー来ましたか。謎は深まるばかりですね、姐御。

イコ:逃げるなよ、未亜たん。

未亜:(阿吽の呼吸で)逃げちゃダメだ、禿げたカト茶、片瀬那奈茶、葉の茶葉の茶、、、

イコ:(遮って)つまんないから「エヴァ落ち」は、ボツっ!!

未亜:ええぇえ〜〜っ!!(ミクロちゃん声で)じゃあ、どーやって落とすんでしゅかぁ?

イコ:落ちは無いのよさ。僕らはもう、二度と堕ちない。訊けっ!那奈ヲタ諸君。登るんだよ。ひたすら、登ろう。時には転げ落ちる事も在るけど、立ち上がってまた登れば好いだけだ。片瀬山は険しいぞ。でも、だからこそ、魅力的じゃまいか。銀河系に告ぐ。片瀬那奈に登れ。片瀬の頂を目指せ。其れは、永遠に辿りつけない至高だ。何故なら片瀬自身もまた未知なる頂を求め日々精進して居るからだ。僕らは決して片瀬那奈の先までは行けない。並ぶ事すら不可能だろう。でも、其れがファンだ。僕らは、片瀬那奈と云う虚構に魅せられた。片瀬那奈を追わずには居られなくなった。片瀬那奈に逢いたくて仕方無くなった。そして、逢った。其れは、想像を遥かに超えた圧倒的な存在だった。あたくしにとっては、ハッキリ云ってしまえば、遂に辿り着いた「神」に等しい存在だ。初めて逢った片瀬那奈は、いきなり降臨し「Shine」を歌った。僕らは光に目が眩んだんだ。其れはステージ・ライトのせいじゃなかった。片瀬那奈には、後光が射して居たんだよ、本当さ。「きれいなおねえさん」だから好きになったんじゃない。僕らが好きになったのは「女の子にも男の子にもみんなに好きになってもらえる人になりたいです」と確信を持って云い放った16才の少女だった。恐るべき可能性を感じた。いや、簡単に云おう。僕らは単純に16才の片瀬那奈に恋をしたんだ。其れからの10余年は、どんな事が在っても挫けなかったはずだ。だって、僕らには片瀬那奈が居る。片瀬那奈を想えば、如何なる苦境だって屁の河童になった。ま、其れはあたくしの噺に過ぎないのかもしれない。何人も、他者を完全に知る事なんて出来ない。他人を変えるなんて不可能だ。でも、自分は変えられる。そして、自分を変えられるのは自分しか居ないんだよ。確かに、片瀬那奈に出逢って、僕らは変わった。でも、其れは君が片瀬那奈に影響されて、片瀬那奈みたいになりたくって、君自身が自分で変えたんだ。片瀬那奈は、残念乍ら、僕らを永遠に変えられない。僕らが愛する片瀬那奈は、ファンですら自由に出来ないのだから、世界なんて絶望的に変えられないんだ。でも、其れでも片瀬那奈は野望を諦めない。「まわりを幸福で溢れさせたい」って夢の様な世迷い言を繰り返し、芸術活動を止めない。だからこそ、僕らは片瀬那奈を愛す。確かに、僕らの世界は片瀬に出逢ってから変わった。此れからも、片瀬那奈と名乗る一寸背の高い女の子に日々励まされて生きてゆく。片瀬那奈が居たからこそ起こった出来事が、僕らの心を動かした。そして自分を変えた。簡単な事だ。世界はこうして変えるんだよ。「無血革命」を、片瀬那奈は日々実践して居るんだ。僕らは其れに共鳴した同志だ。片瀬那奈に出逢い、愛して、此の世界を守りたいって思ったんだよ。だって、此の世界は、こんなにも綺麗じゃないか。此の世に居られるのは僅かな時間だけど、僕らは素晴らしい体験をして居るんだよ。だって、片瀬那奈に逢えた。言葉に出来ないくらいに好きになった。片瀬那奈が居たから、今が在る。其れだけでも、僕らは生まれて来た意味が在るんだよ。僕らが片瀬那奈を好きになって出逢ったのは偶然なんかじゃない。僕らが集ったのは運命だ。だから、きっと、使命も在るんだよ。僕は知って居る。何故、僕が存在して居るのかを知って居るよ。だから、此処に居る。こうして呼び掛けて居る。笛を吹き続けて居るんだ。だって、片瀬那奈が云うのは「理想」なんだもの。其れは実現不可能だって云われて居る事なのに、御本尊様は「やってみなきゃわかんないじゃん!」って云ったんだ。そして、マジで挑んで居る。恐るべき夢想家だ。レノンも吃驚仰天の先導者だ。いや、煽動者かもしれないナ。つまりぃ〜、片瀬那奈とわぁ〜、、、

未亜:(堪らず腰を折って)姐御、一体誰に何を云ってんの?

イコ:此の世界に、本気で、プロポーズしたんだよ。未亜たん、やろうぜ。

未亜:姐御、、、目が銀色になってますけど、、、

イコ:黙ってろって。で、あたしは芸術活動するからな。未亜たんは、労働担当ね。どっちもは疲れちゃうんだもん。

未亜:ひ、酷いよ姐御、、、

イコ:原田サンに任せればええじゃん。

未亜:あっ。そーか、原田サンが居ましたネ、あの人は完璧な「労働ロボット」だもんな。てかさ、原田サン戻って来たの?

イコ:未亜たん、な〜んも知らないんだな。あたくしが世界中を渡って、全員探して連れて還って来たのよさ。

未亜:(絶句)

イコ:おい、何か云えよ。対談になんないだろ?

未亜:え、えっと、あの全員って「元・Blue Wind Project」13名って事ですよね、、、無茶苦茶じゃん、、、TACO一匹だって始末に置けないのに、姐御、アノ時二人でどんだけ苦労して閉じ込めたか忘れたの?比較的マトモなのって姐御とボキとくりぼうと原田サン位しか居ないじゃん。残りの9匹はボキは認めませんよっ。

イコ:ん?安心しろよ。77名に増えてたからさ。

未亜:那奈ジュー那奈メイちゃん?化物が77体でつかっ!!酷過ぎですよっ。有り得ません!

イコ:あのさ、未亜たん、おまいも其の一人だぜ。

未亜:あっ。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 01:44| MIAMIA | 更新情報をチェックする

「片瀬那奈マネ日記」#515

更級日記 (岩波文庫)


サブタイトル「雑誌の撮影」

以上。


(鳴海ルナ/まるか)



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2009年08月07日

「片瀬那奈マネ日記」#516

蜻蛉日記 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)


サブタイトル「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」

以上。


(鳴海ルナ/まるか)



でさ、「朝食亭」が昨日また放映されて居たらしいのだけど、、、

「告知」在りませんでしたね、女子マネちゃん☆


(「あたしらは、ピン子か?」:小島藺子&秘書◎+)



posted by 栗 at 20:15| pre-UNYO | 更新情報をチェックする

「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」

所ジョージ ゴールデン☆ベスト


テレビ東京 21:00〜21:54

基本的には、「小窓ちゃん」ですね。アップになったら、ひたすら喰いまくってるって「ゆる〜い」番組でした。

「やっぱ、疲れたら、那奈ちゃん!」だよね☆

清水のミッちゃん(【注】ミッちゃんは、かつて大貫妙子先生の実演に行ったら、何故か高田文夫さん&こぶ平と三人で観に来て居てすれ違った事があります。大貫先生ことターボーの実演では、他にも竹中直人夫妻とか渋谷陽一とロケノン社員とかにも逢いました。あたくしはコアな芸能人や文化人とよく出くわします。近年、偶然に見掛けたのは、タモさんと女子アナ、水道橋博士と息子さん、テリー伊東と女の人、やくみつる夫妻、等です。まひるサンとかミサミサ、エリカ様、しょこたん、等の綺麗どころは、那奈ちゃんの追っかけでのオマケでしか逢えませんです。其の点、「龍:アンテツあにい」は偶然に「りこりこ」とか「あみーご」とか、いや、何よりも那奈ちゃん本人とかに逢っちゃえるわけで、虎は敵わんよ、なのだ。)が「デッカイなぁ」って云ったら、ゲストの那奈ちゃんをピンで紹介ってツカミは、テレ東ならではの王道です。

あたくし、諸事情が在りまして、「革命」池袋最終日以来、「生・御本尊様」に二ヶ月以上もお逢いして居りませんですっ!本来なら、先月も先々月も逢えたのにナァ。

其れでね、先日わざわざ訪問してくれて、貴重な「あらあらかしこ」を見せてくれた「盟友:牧野うっぴー☆」にも思わず云いましたけど、一寸見ない内に、、、

「那奈ちゃん、大人っぽくなったナァ」(アンテツ声で)

と、しみじみみあみあ、思いましたよ。嗚呼、早く那奈ちゃんにお逢いしたいナァ。


(姫川未亜)



「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」テレビ東京公式サイト


posted by 栗 at 23:42| TV | 更新情報をチェックする

2009年08月08日

「黒い!未亜イコ対談(緊急短縮版)」

White Album (Dig)


未亜:ナナノナツだよっ!もう本編目白押しっ!!ミカちゃん、さいこーっ!!!”

イコ:なんだ?お塩せんせいにのりぴー夫妻でアレか?本丸は、、、

未亜:何云ってんですかっ!「20世紀少年」祭りですよっ!!遂に、眞の主役である「敷島ミカちゃん」がポスターにも登場だっ!!!すぎょいよっ。カワルワヨっ☆

イコ:やっぱ、片瀬がハニーちゃんだったのか?鳴海は間違って無いじゃん。

未亜:違うぅ〜〜〜っ!!(ミクロちゃん声で)映画ですよっ!那奈ちゃんが主演の「20世紀少年」がね、、、

イコ:だからさ、アレの主演はキャラじゃん。ヒロインはミニラちゃんじゃん。ま〜た、未亜たんの妄想で勝手に「片瀬主演」にしてんじゃないわよ。片瀬なんか、エキストラ参加のおまいやあたくしよりも出番が少なかっただろ?

未亜:うんにゃっ!最終章では、此れまでのボキら那奈ヲタの鬱憤を晴らしてくれますよっ。アレはね、原作でも映画でも、那奈ちゃんが演じる敷島ミカちゃんが主演ですっ。

イコ:ま、一生そうして生きてなさい。未亜たんは其れでええよ。でもね、あたくしは「8月13日(木) 14:30〜16:53 フジテレビ」こそが目玉だと思うズラ、けけけ。

未亜:そんなの、女子マネちゃんも告知してませんよっ。一体、何が、、、あっ!!

イコ:な、此れはすぎょいだろ?

未亜:黒歴史、解禁でつか、、、

イコ:おい、女子マネ!告知しろよ。片瀬の眞なるスクリーン・デビュウ作じゃん。

未亜:でもさ、一瞬しか映んないし、下手すればカットされちゃうんじゃまいか?

イコ:あたくしはタコちゃんねるを信じるよ。絶対に映ってます。

未亜:じゃ、録画予約しなきゃ、、、あっ。もうされてるし、、、流石、姐御。

イコ:まあね。みんなも録画しましょうネ☆


(小島藺子/姫川未亜)



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2009年08月09日

「続・黒い!未亜イコ対談(廃盤篇)」

ブラック・アルバム


(前回のつづき)

イコ:ま、ホントの目玉は「ほんとにあった怖い話」の再放送だったんだけどさ。那奈ヲタなら、映画を予約した時に気付くと思って内緒にしてたのよさ。ビッグ・サプライズを演出したんだけどナァ。

未亜:ええっえぇ〜〜〜っ!!(ミクロちゃん声で)

イコ:あたくし達「那奈ヲタ」は、「冷静と情熱のアイハラ」みたいに簡単にDVDで観れる作品よりも、未商品化作品を求めて居るわけじゃん。

未亜:姐御っ!!遂に「遠い夏」まで解禁なんれすか?!其れは「大事件」ですよっ!!「遠い夏」は、数在る那奈ちゃんドラマの中でも、最も入手困難な「レア中のレア」ですからねっ。

イコ:確かに「大事件」だ罠。騒ぎ過ぎって気もするけど、つくづく男運が無いコだよね。

未亜:「おとこ運」?そうですよっ、此の際、何故か商品化されなかった名作「2001年のおとこ運」も再放送しちゃいましょうっ!あっ。「FLY」もネ☆那奈ちゃん祭りだ、わしょーいっ!!(うきうきわくわく)

イコ:未亜たん、何もかんもぜ〜んぶ分ってて、無理してはしゃいでないか?

未亜:(突然、号泣)酷いよ、何でなんだよっ。那奈ちゃんの貴重な歴史遺産が、三作品も永久に封印されるなんて有り得ないよっ。

イコ:いや、未だ「FLY」は無事だから。天下無敵の日本放送協会のアーカイヴスに遺ってるからさ。

未亜:おいっ!御屋形日の丸弁当野郎、さっさとDVD化しろよっ。危うい連中ばっか出てんだろ。「猟犬」の名称権利なんてどっちにもねーよっ、エルヴィスに決まってんだろーがっ。其れどころか、もう人が死んでんだぞっ。追悼しろよっ!東西線の運転手になって「アイちゃんが好きだぁあぁあああっ!!」って叫んじゃうぞ、ぜいはあ、、、きっと「幽霊友人」も闇に葬る気に決まってますよっ!

イコ:彼処は遺してるから平気だよ。其れより他の民放二作品だナ。此れはもう、完全なる「黒歴史」確定だろう。よりによって、どっちも犯罪者絡みだもんな。片瀬も災難だよな。「2001年のおとこ運」は補完して在るけど、「遠い夏」は遂に永遠に遠くへ消えたナァ。でもさ、作品は遺すべきなんだよ。敢えて、此のタイミングで流したら数字だって取れるだろ?「エヴァ」を日テレちゃんに売っちゃったテレ東が買って流しちゃうとか有り得なくも無いぞ。のりぴーは、旬じゃん。今なら数字持ってるぞ。どーだい?テレビ東京さん。

未亜:嗚呼、、、(泣き崩れる)ボキの「柚木さくら」ちゃんを返してくんしぇいっ!!ソルトせんせいのばかやろーーーっ!!ついでにシュガーも、キライ、キライ、大っ嫌いっ!!(アスカ声で)

イコ:未亜たん、「2001年的男運」を北京語字幕付きVCDで呑気に観賞しながらの「お得意の嘘泣き」はヤメなさい。

未亜:てへ。ばけらった。でも、「遠い夏」だけは「永遠の幻」になりましたよ。どーしたら好いのでしょう?台湾とかなら出てそうですよね?サカイさん、人気在るらしいじゃん。で、此の「ドラちゃん連鎖」は、一体何処まで続くのですか?

イコ:片瀬のまわりが「ラリパッパ」だらけだっただけだろ?ゲーノーカイだもの、未成年が煙草や酒に手を出す感覚でやらかしてる連中なんてゴロゴロしてる世界なのよさ。片瀬なんか「喫煙」いやさ「口契火亜」位でしか叩かれないから、稀有な存在だよな。アレ程の交友関係が在って「ラリパッパー人脈」ともうっかり繋がって居るのに、叩いても埃が出ないんだから偉いよ。ホントなら、片瀬は「理想を現実化する」って「危険思想家」なんだから、個人で「ラリパッパー」になってるよりも、遥かに「デンジャラス」なんだけどさ。だって、他人に多大な影響を与えて居るわけだからね。個人や仲間内で「ラリラリパラッパパッパー」なんて、此の世界に何の影響も無いのよさ。片瀬みたいに芸術活動で他者に影響を与える方が「罪」だぜ。芸術は最大なる犯罪なんだけど、法では取り締まれないじゃん。あたくしは「クスリ」なんて要らないもん。「芸術」こそが我が命なのよさ、、、

未亜:(遮って)姐御の夢想噺は置いといてですね、現実的なる「遠い夏」完全封印確定問題を解決してよっ!「マンモス、くやピー☆」なるボキの想いは何処へ?

イコ:ドラゴン・ボールでも集めれば、きっと観れるさ。

未亜:そんなの漫画じゃんっ、、、「龍」なんて、現実世界では居ない空想怪獣じゃんっ!ん?いや、何か居た気が、、、あっ。アンテツあにい、、、

イコ:ま、そーゆーことですよ。「虎」に無ければ、「龍」に在るのよさ。誰も遺さないと思ったから、アノ頃から「竜虎」で遺し始めただけ。片瀬の芸術は、あたくし小島藺子と安藤会長、そして愉快な仲間たちが永遠に遺すよ。ハッキリ云うけどさ、あたくしは絶対に片瀬よりも先には逝かない。片瀬が存在する限り、死ねないよ。例え、片瀬を守って刺されたって平気だ。誰もあたくしを殺めるなんて不可能なのよさ。だって、あたくしは「片瀬の為なら、生きる!」って正々堂々と云えるからね。片瀬にもらった命じゃん。片瀬が居なきゃ、とっくに僕らは死んでたんだからさ。片瀬に逢えなかったなら、此の10余年は、絶対に此れ程までに楽しく愉快ではなかったはずなんだ。僕らは日々、片瀬から生きる糧を受け取って居るんだよ。片瀬が居て、僕らが居て、世界は回って居る。其れこそが、其の日常こそが「幸福」なんだぜ。今、此の時も、僕らはおんなじ時に居る。片瀬と一緒に生きて居るんだ。素敵じゃないか。素晴らしい事だよ。あっ。しまった、ついつい本当の事を語り過ぎたナ。一応、あたくしは「毒舌」が売りだから、片瀬絶賛は慎まなきゃイカンぜよ。洋楽者とかプロレス者とかの仮面を被って、じわりじわりと「カタセカイ」を啓蒙するのが「イコちゃん流」じゃけんのぉ。ケケケ

未亜:あ、姐御、、、(感涙にむせび泣く)


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 15:55| MIAMIA | 更新情報をチェックする

2009年08月10日

「続々・黒い!未亜イコ対談(独立独歩篇)」

White Light White Heat


(更に、つづき)

未亜:アノですね、姐御、、、未だ続けるんでつか?最早「日刊・未亜イコ対談」になっちゃってるんですけど、、、

イコ:(馬耳東風で)合掌!「遠い夏」&「2001年のおとこ運」。例えタコちゃんねるが二度と再放送せず黒歴史化しようと試みても、確かに其れは在ったのだ。僕らには「LOST KATASE TAPES」が在るじゃまいかっ。「竜虎&糸氏」の三人寄ればパーフェクト、完全なる「片瀬博物館」が完成だっ。どんなに「小早川妙子」の暴走を闇に葬ろうとしても無駄なのだ。「香港バタフライ」が幻では無かった事を、僕らは知って居る。例え、永遠に「舞台 フラガール」が映像作品化されなくとも、まどか先生の記憶は絶対に消えない。過去は在ったのだ。そして、僕らは常に片瀬を追ったのだ。いつもいつだって、片瀬と一緒に生きて来たのだ。此れからも、其れは続くのだっ。

未亜:あのさ、姐御、其れって本来ならボキが演説する役どころなんじゃまいか?

イコ:コノすっとこどっこい!日比野は黙ってろっ。おまいなんぞ、ず〜っと、公式で提灯記事しか書いてねーじゃん。「那奈ちゃん、可愛い」とか「那奈ちゃん、大好き」とか、女子マネと何ら変わらんラベルだろーがっ。山崎クン役はあたくしに決まってんだろ。あたくしはね、いよいよ危機感が在るから、本性を少しだけ現してんのよさ。如何に片瀬が素晴らしいのかを、論理的に説明し啓蒙してんじゃまいかっ。此のまんまじゃ、折角、御本尊様が精進を重ねて来られたのに、回りのラリパッパー人脈のボケナスどもの飛ばっ散りを喰って台無しだろ。那奈ヲタでも無い友人たちからまで「共演者がぞくぞく逮捕されて、那奈ちゃんは大丈夫なんですか?」とか心配されちゃったじゃん。

未亜:いえ、あの、其れはきっと皆さんが此処を読んでるからだと思いますけど。じゃなきゃ「2001年のおとこ運」とか「遠い夏」なんて大昔のマイナー作品は、誰も知らないですよ。

イコ:ほぉ、そんな事云ってええの?未亜たん。片瀬信者のおまいがそんなネガティヴ発言をしてしまったら、お終いじゃん。「其れを云っちゃーお終いよっ!(寅さん声で)」じゃん。

未亜:だって、那奈ちゃんは結構マイナーだもん。いや、相対的に云えば「うっかり、メジャー」なんだけど、いまいちってポジションでずっと来てるわけで、僕ら那奈ヲタ如きとも真摯に仲良くしてくれるのは「大メジャーVIP級」だったら有り得ないわけですよ。那奈ちゃん本人はアノ気さく過ぎる性格ですから、どんなにメジャー化してもファンを大切にしてくれるでしょうけど、セキュリティーが厳しくなるわけですよ。後輩のみーたんなんか、そーだったじゃん。本人は那奈ちゃん同様に気さくで、ボキの友人なんかハワイで「トマト時代(2002年)のみーたん」にハーゲンダッツを買ってもらったんですからね。お店で英語が話せなくって困ってたら「英語話せないの?何が欲しいの?あたしが伝えてあげるよ」っていきなり近くに居た日本人の綺麗なおねえさんに云われて、通訳してもらって「ありがとう」って云って顔を見たら「トマト=伊東美咲」だったのですよっ。其の話をきいて、ボキなんか危うく「みーたんヲタ」に転びそうになりましたからねっ。当時の那奈ちゃんは雲隠れされてましたから、其れでみーたん初主演のドラマを観たら♪だんだんだんどぅでぃどぅでぃだんだん♪って聴き間違えっこ無い声が流れて、、、(そろそろイコがツッコミを入れてくれると思い「一拍おく」ものの、全く反応が無いのでボケを再開する。)なのに「エルメス以後(2004年以降)」はスタッフのガードが固くなって近寄れなくなっちゃったじゃん。那奈ちゃんに関してだって、シュガー・チーフは僕らをずっと敵視してるわけですよ。タカイチくんも此処まで長く其のスタンスで来たから、もう永遠に仲良くなんか出来ないですよね。もう、彼は、退けないわけでしょ?此処の批判を逆手に取って益々敵愾心に燃えちゃったかもしれませんよ。こっちは元々そんな気は無いのに、単純にシュガーなんかよりも前から那奈ちゃんを応援して来たのに、謂れも無く散々敵視され続けた挙げ句に、正面から挨拶して居るのに無視されたから「流石に、其れは人間として、どーよ?」と怒っただけなのにさ。どっちが間違って居るのかなんて、幼稚園児でも理解しますよ。そーなったらさ、こっちだって「おまいを喰わせてんのは誰なのよさ?」って激怒しちゃうって噺じゃないですか。一方的にずぅ〜っと喧嘩を売って来たのは「シュガー」なんだもん。買ってあげましょうかしらって事じゃん。あいつはさ、「ファン=顧客」なんだって「当たり前田の裏アキレス腱固め」なる基本的な認識すら無いから、10年以上も僕らを敵視して居るわけでしょ?其れはつまり「彼自身が己の存在を否定しちゃってる」って事なのにさ。いや、たぶん気持ちを素直に現せない「可愛いコ」なのかもしれないけど、今やチーフじゃん。立派な大人じゃん。ボキは認めませんよっ。ハッキリ云えば、僕らは名誉毀損で訴えても平気な立場なんですからね。其れ位に酷い扱いを受けて居るけど、那奈ちゃんの為に耐え続けて居るだけなんですよ。ま、其の見返りで「姐御が女子マネちゃんを橋田壽賀子ドラマの姑みたいにイビりまくる」って此処の「新ネタ」が出来たわけですけどね。アレって結構受けてて「イコさん、もっともっと女子マネを苛めてくんしぇいっ!いつもいつだって、スカッと爽やかな気分になりますよっ☆」ってメールが殺到したんで「ニーズが在るならイビリましょ」って「女子マネ日記」の記録も再開したわけじゃん。ま、女子マネちゃんって完全なる「苛めてちゃんキャラ」ですからね。本人も案外、姐御の復活を歓迎してたりしてね。毎回、現場で姐御を見つけた時の「蛇に睨まれた蛙ちゃん」みたいな怯え切った表情が可愛いよね。姐御は女の子には優しいから平気なのにね。むふふふふ(猪木声で)

イコ:未亜たん、よくしゃべるナァ。でもさ、全く質問の回答になってないわよ。

未亜:だからぁ、確かに、僕のまわりの方々はみんな那奈ちゃんを知ってますよ。でも、其れは僕が「那奈ちゃんのファン」だからなんですよ。「未亜ちゃんが好きな那奈ちゃん」って認識して居るんですよ。「片瀬の街」の近所の片ですら、いや聖母様とは那奈ちゃんがデビュウする以前からの知人で在る「ティンカーベル姐御」ですら、僕に逢ってやっと「あっ。アノコが片瀬那奈だったのね」って分ったんですよっ。なんで知らないの?信じられませんよっ。だからさ、那奈ちゃんが表紙の雑誌は、毎回1ダース買いしてですね、近所の病院の待ち合い室とか食堂とかに置いてもらってるんですよ。それで「あら、コノコ可愛いわね」なんて云われたらこっちのモンですよっ。如何に那奈ちゃんが素晴らしいのかを語りましてですね、DVDとかあげちゃったりしてですね、すると「面白かったわよ」なんて云ってもらえて嬉しいんですよっ。ぜいぜいはあはあ、、、

イコ:へぇ〜、そうなんだ。未亜たん、何気に「草の根運動」もしてたんだ。

未亜:いえ、ボキは単純に那奈ちゃんの噺をしてただけですよ。オリジナルの姐御ほど巧みには出来ませんけど、ボキも「必殺・カタセ固め」の使い手ですからね。いつの間にか話題を那奈ちゃんに持っていくわけですよ。そしたら、何か変な事になっちゃったんだよね。近所のみんなが「コノコ、たぶん、知ってるよ」とか云い出したわけですよ。其れで、ボキはアノ日夢で逢って此処へ引っ越せと告げたのが那奈ちゃんだったんだって確信したわけですよっ。そんでもって、当時は「理名ちゃんにゾッコンLOVE」だった事すら、全てが「那奈ちゃんへの道」だったのだと解ってしまったんですよっ。だから、理名ちゃんと那奈ちゃんが出逢ってくれた時は、本当に嬉しかったんですよ。正に「大願成就じゃ!」と先日御亡くなりになられた大原麗子さんが演じた「春日局」の如く、奇跡の出逢いを見守ったわけです。(さめざめと泣き崩れる)

イコ:おいおい、ま〜た嘘泣きかよ。あのさ、其の噺ってマジなの?確かにあたくしもおんなじ夢を一緒に見たけどさ、1997年12月の終わりだろ?入谷のマンションで見た夢だろ?もう神保町に部屋を仮契約まで済ましてたのに、破棄して、1998年の正月明けに此処に越したんだよね。何で夢を見た位でそんな事しちゃったのかしらね。でも、やけにリアルな夢だったよね。あたくし的には、アレだけ現実感が在った夢って二度目だったよ。ジョンが撃たれる数日前に見たアレ以来の事だったんだよね。

未亜:そうですよ。知らない一寸背の高い女の子が「109か若竹で待ってるわ」って云ったんですよ。

イコ:ああ、そうだ。思い出したわよ。でさ、なんで「109」方面じゃなく「若竹」方面に越したんだっけ?どっちかと云えば、渋谷へ行くって思うのよさ。だって、1990年代は間違いなく「渋谷」があたくしたちのテリトリーのひとつだったじゃん。宇田川町に毎週行ってレコードを買ってたよね?其れなのに、なんでこっちへ来ちゃったんだっけ?下町レコを見つけるまではレコ屋すらなかった場所だよ。其の二者択一のイ牛がさ、思い出せないのよさ。

未亜:う〜ん、なんでだったのかナァ。確かに、引っ越したらな〜んも無い「下町」で吃驚しましたからね。レコードも本も地元じゃ売ってなくって買えなかったし、お団子とかもんじゃ焼きとかを普通に売ってて「おいおい、毎日がお祭りじゃねーんだから」ってトコでした。以前に那奈年程住んで居た浦安の方が便利でしたよね。ホントに此処って東京かよ?って思ったもんナァ。だって10年以上も住んでるとさ、今や隣近所の人で知らない人が居ないんだもんね。田舎でも考えられないコアなコミュニティですよね。

イコ:思い出したわよ。昨年まで永年勤務して居た中央区に在った会社に近かったんだよ。どっちも地下鉄で一本だったんだけど、半蔵門線よりも東西線の方が所要時間が短かったし、此処だと自転車や最悪なら徒歩でも会社まで通えたんだよ。単純に其れだけの理由だよ。挙げ句に、後に会社が江東区に移転したから結果オーライだったわけじゃん。渋谷近辺に越してたら、遠くなってたもんね。

未亜:ま、結果的にはどっちでも好かったわけですけどね。どっちも「片瀬の街」だったわけですから。でもさ、ホントに不思議だよナァ。俄には信じてもらえない噺なんだけど、本当に全部な〜んもかも始まりは偶然だったんですよね。あっちに引っ越してたら、其れは其れで愉快な10余年になってたのかナァ。

イコ:うんにゃ、やっぱ、絶対に此処じゃなきゃダメだったよ。温故知新じゃん。あっちじゃ、単なる「合法的なストーカー」で終ってるか、せいぜい「仕事絡みの友人」になっちゃってたかだろ?そしたら「ゼンキロ」なんて無いじゃん。此処に来たから「那奈ヲタ」になれたのよさ。

未亜:御意。

イコ:あっ。未亜たん、ひとりぽっちになって最初のお誕生日おめでとう。大丈夫、あたくしが居るし、片瀬もみんなも居るんだからさ。

未亜:えっ?あ、そっか、ありがとう。なんか、姐御が優しいと気持ち悪いナァ。

イコ:はぁ?あたくしはいつもいつだって優しいわよっ。何ヌカしとんじゃ、此のアンギラス小僧がっ。

未亜:すいません、先輩、すいません。穴掘って潜るズラ。オラ、もう何もしゃべらないズラ。

イコ:あのさ、其の「オラ、もう何もしゃべらない」ってネタを最近よく使うけど、分る奴居ないだろ?

未亜:元ネタなんて知らなくたって好いじゃん。「何もしゃべらない」って事を「しゃべってる」から矛盾してるって普遍的なネタじゃん。不条理じゃん。アンビバレンツじゃん。ちなみに元ネタは吾妻ひでお先生の漫画ですよっ。ボキの名前の由来のひとつは「猫山美亜」ですからね。

イコ:そっか、じゃ吾妻サン繋がりで、そろそろ、8ビートで始めようぜ。あいんすぱいん、ひこ、ひこーっ♪

(そして、TACOが「太鼓:アイちゃん」を叩く!)

イコ:やあ、僕らが「桃色うらら」だ。未亜たん、カモニン!

(未亜が「ベース:まゆみ」を奏で、イコが「電気式六弦ウクレレ:まやや」でカッティングする、、、)


(つづきは、レコードで聴いて下さい)


(「小島藺子/姫川未亜/多絵子」=「桃色うらら」)



posted by 栗 at 22:07| MIAMIA | 更新情報をチェックする

2009年08月11日

「片瀬音楽待望論」ユメカヨ・特別篇

TELEPATHY(初回)(CCCD)(DVD付)


二週間位前に、僕は生まれて初めて「携帯mp3プレイヤー」を購入しました。昔はウォークマンやディスクマンを持っていたのだけど、そもそも「音楽を聴くのは実演か部屋で、向き合ってガチンコで」って古い嗜好性なものですから、iPod等で持ち歩いて外界の音を遮断するってのが苦手です。僕は日常生活では会社も近くなので電車にはほとんど乗らず「片瀬の街」近隣を徒歩か自転車で移動していますので、特に自転車に乗っている時に通行人や自転車、バイク、下手すれば自動車を運転しながらヘッドフォンをしている方々を見ると「此の人たちは、死にたいのかしら?危険がアブナイなぁ」と思わずにおれないのです。携帯を持たないのもおんなじで、他人が歩き乍らとか運転し乍ら電話したり画面を見ているのを見て「おいおい、事故が起きても文句云えないじゃん」と思うからなのです。犬や猫の方が、よっぽどまわりを見ていますよ。

其れに遠足に行く時にはノートパソコンを必ず持参するので、iTunesで音楽は聴けるしDVDも観れますから、携帯もmp3プレイヤーも要らなかったのです。なのに買ってしまったのは、税込み980円って価格だったからでした。其れでも、250曲も入ってしまうのですから携帯音源としては充分杉です。面白がって色々と入れてみたのだけど、安物なので「ランダム再生」しか出来ない機種なのでした。其れで、結局「片瀬那奈ちゃん音源」を77曲入れてランダム再生して毎日の通勤時間や休み時間なんかに聴いています。ん?那奈ちゃん音源が「77曲」も在るのかって?在るんだナァ、此れが。だって、僕のiTunesの「片瀬那奈ちゃんファイル」には100曲近く入ってますからね。一応「銀河系一の片瀬音源コレクター」ですので、宜しく。何故、那奈ちゃんだけになったのかと云うと、最初は他のビートルズとかビーチ・ボーイズとか洋楽も入れてたんだけど、ランダムで再生して居て折角「Babe」とか聴いてシアワセな気分でいたら次に「Surf's Up」とかが始まっちゃって「おいおい、暗いよ、次は普通に『bash』だろ?」とか思っちゃったわけで、つまり持ち歩きたい音楽って「片瀬那奈」だけだったって解ってしまったのですよ。此れでも洋楽者かよ、、、。

ま、そんだけ「歌手」いや「音楽家」としても「片瀬那奈」は、あたくしにとって重要だって事です。帰宅時には「あら、もう部屋に着いちゃったの?一曲しかマトモに聴けなかったじゃん。」とか思ってガッカリしちゃう位に「深夜の片瀬音楽は沁みる」の。もう、完全に「Shine」は「LET IT BE」を超えたよ。やっぱ「なすがままに〜」とかじゃ、何も解決しないじゃん。「想像してみろよ」とかじゃ本人も云う通り「只の夢想家」じゃん。レノマカは「夢」ばっか歌う。ジョージも「愛」だの「神」だの「理想」を語る。其れは「永遠の魔法」だけど、片瀬は「リアル」だ。もう、僕は「ビートルズの夢」だけじゃ、生きてゆけないんだよ。必要なのは「現実に立ち向かうパワー」なんだ。其れを僕に与えてくれるのは片瀬那奈だけって、単純明快な噺なのよさ。例えば、僕は「スパイラル・テープ」を愛用しているけど、何故其れが効くのかは説明出来ない。でも、確かにテープを貼っただけで治っちゃうんだから、其れで好いのさ。「何故、片瀬那奈なのか?」なんて、こっちが訊きたいよ。「片瀬那奈は効く」からってしか云えないよ。「片瀬那奈じゃなきゃダメなんだ」ってしか申し上げられませんです。

そんでもってだ、日常的にヘッドフォンで片瀬ばっか聴いていると、何故アノ頃「片瀬はライヴやTVでクチパクしてんじゃまいかっ!」とか批難された原因が、より簡単に分ります。ま、批判した連中は片瀬の実演を生で観た事が無いか、もしくは「ホウイチ」に過ぎないのですけどね。結論から云えば、「歌手:片瀬那奈」の楽曲を実演で再現するには、リード・ヴォーカルだけでも最低三人は必要なんですよ。

あたくしは「大いなる自慢」なんだけど、片瀬の実演を何十回と経験し、其のほとんどが最前列ど真ん中でした。ズルをしたら確実に解る場所から「一瞬も見逃すまいぞっ!」と、片瀬を観ていたのです。其のあたくしが断言しますが、片瀬那奈は実演で「リップ・シンクロ(所謂ひとつのクチパク)」をやらかした事は、少なくともあたくしが参加した現場では、一度も在りません。常に、片瀬のマイクは「ON」でした。片瀬は実際にリードヴォーカルを生で歌っていたのです。では何故謂れの無い批判を受けたのかと云えば、演奏は打ち込み音源(但し、実演仕様に再構築された音源なのでCD版のカラオケ流用では無い)なので演奏者が舞台に誰もいなかった事と、其の打ち込み音源に予め録音された「片瀬那奈の声」も含まれていたからでしょう。其れはTV出演時も同じで「ミュージック・ステーション」や「うたばん」等に出演した録画映像(「片瀬の館」には歌手時代のTV出演映像のほとんど全てが補完されています)を検証しても、矢張り「片瀬のマイクはON」で、同じ様に「予め録音された別の片瀬による声」と重ねられています。

片瀬のレコードで、彼女は大抵は「トリプル・トラック」で歌っています。主旋律を高音で、ハーモニーを低音で、そしてラップの様に囁き声で、三回は声を重ねているのです。例えば「Babe」にカップリングされた名曲「for you」をヘッドフォンで聴けば、とても分り易く「三人の片瀬」による三重唱を聴き分けて楽しむ事が出来ます。他の楽曲でも、基本的に片瀬那奈は三人います。正に、早過ぎた「一人パフュ」状態なのですよ。其れで、実演では其の中のひとつしか生で歌えなかっただけです。もしも、片瀬がクチパクで歌わずに踊っていただけなら、何故あたくしが最初に逢った時に彼女は「Shine」を同時に違う歌詞で歌えたり、原曲を知らず苦手にしていたカヴァー曲「禁断のテレパシー」で必ず絶句しコーラスパートのみが流れてしまったりした「実演での不可解な事実」が説明出来ません。ちなみに、「禁断のテレパシー」のオリジナル(工藤静香のソロ・デビュー曲)を本当に片瀬は聴いた事がなかった様で、事実、歌詞に登場する「プール・バー」と云う1980年代に流行った「死語」の意味すら知らなかったのです。「Extended」に収録された那奈曲は『片瀬のお気に入りの楽曲』と『スタッフ・サイドの選曲』から選ばれている為、片瀬としては「原曲を初めて聴いてカヴァーした楽曲」も何曲か在った様です。原曲の歌唱を忠実になぞった様な「物マネじゃん!」的なる印象を受ける楽曲が、おそらく其れでしょう。

片瀬音源には優れたリミックスも多く、其れらには「解体されたテレパシー・ヴォイスの元」が其の侭の状態で放り込まれていたりもします。夭折した天才:Hugeによる「Babe」のリミックスは彼と同世代の片瀬もお気に入りだった様で、実演ではバック・ダンサーズ(片瀬を含めて「テバサキ5」と、片瀬サン命名)のパート(其れは即ち片瀬の衣装替えタイムでも在った)で必ず流される定番曲でしたが、其処での片瀬によるヴォーカルは低音のハーモニー・パートを中心にした大胆な選択となっています。レギュラー版では隠れていた旋律が表に出ているので、全く別のメロディーをも片瀬は歌っている事実がハッキリと分ります。また、DVDにも収録された「カタセ日和」で録音風景を観る事も可能です。其処では、片瀬が「GALAXY」の「ウイスパー・ヴォイス・ラップ」を延々と繰り返す模様が映し出されています。レコードで、歌手:片瀬那奈は三人組だったのです。分身の術を使って「忍者影丸」状態で「テレパシー・ヴォイス」を構築していたのでした。結構、簡単に、例えば「ウイスパー・ラップ」だけをミックスする事も、現在では僕らでも可能です。個人で楽しむ範囲ではリミックスは合法ですから、お試しになってみるのも一興ですよ。CDJが無くとも、パソコンでフリー・ソフトをダウソすれば容易に出来ますからね。「777」では「DJ:NANA」による「ミ・アモーレ DJ:NANA リミックス」が披露された事も在りました。「DJ:NANA」によるリミックス盤のリリース等も、大いに期待させられたものです。

其れにしても、発売されてから六年も経過した片瀬那奈の唯一のオリジナル・アルバムで在る「TELEPATHY(其れまでのシングルA面曲も全て収録)」と其れに続いた両A面シングル「Necessary / EVERY***」の完成度は、2009年の現在でも不滅です。全く捨て曲無しで、モデル兼女優の余技など遥かに超えた「永遠のマスターピース」だと思います。片瀬のオリジナル楽曲に関わったスタッフも、UAとの仕事等で著名だった朝本さん(「Deep Forest」を作編曲演奏、作詩は片瀬)は別格として、他は当時の片瀬と同世代の新鋭(例えば「A・I・O」を作編曲制作したRAM RIDERは、其れが初めて制作した歌入りの楽曲で、本人も別タイトルでセルフ・カヴァーしている。ちなみに「A・I・O」も作詩は片瀬。)を多く起用しましたが、現在ではみんな第一線で活躍しています。前出楽曲の様に、片瀬はオリジナル楽曲の多くで作詩も担当していましたので、コトノハに説得力が在ります。僕は一貫して「Extended(2004年)」は失敗作だと云い続けていますが、其れは「2003年のオリジナル作品群が素晴らし過ぎた」からでも在るのです。片瀬那奈の歌手時代は、CDリリースでは「2002年12月〜2005年3月」ですが、事実上は2003年のみが本人が誓った「音楽に専念する」期間だったと思います。そして、其の一年間に行った活動は、レコード作品も実演活動も全てが素晴らしかったのです。何故、2004年にカヴァーに逃げる必要が在ったのでしょう?同時に始まった「777」と指向性が矛盾していました。分けが分からない侭に、片瀬那奈は2004年秋には「女優復帰=事実上の音楽活動休止」へと向かいました。チャートの成績でも、シングルもアルバムもオリジナル作品の方が上だったのです。カヴァー路線は、完全なる迷走だったと云えるでしょう。

「Necessary / EVERY***」から繋がるはずだった「幻のセカンド・アルバム」を心待ちにしていた僕は「Extended」を聴いて心底ガッカリしました。当時の公式BBSに於ける「未亜」による投稿を読み返しても「無理矢理褒めようとしている感じ」が痛々しいです。「Extended」で僕が評価しているのは、実演でのパフォーマンスだけです。アレは確かに素晴らしかった。でも、「Extended」時代の実演でも、僕はヤッパリ「MY LIFE」で地団駄を踏む片瀬の方を評価していました。オリジナルを聴きたかったんです。僕らは「TELEPATHY」の続きを待っていたのです。当時、確かに多くの那奈ちゃんファンは「片瀬那奈の音楽」に戸惑っていました。其れは「777」で登場した「DJ:NANA」に対する大いなる困惑に、顕著に出ていました。アノ頃、未だ、みんなはどうしていいのか分らなかったんです。クラブや洋楽を理解していた僕ですら「片瀬は、早過ぎた」としか云えませんでした。でもね、那奈ちゃん、時は君に追いついたんだよ。

昨年(2008年)、突如として一曲限定で復活した「歌手:片瀬那奈」の「bash」は掛け値無しの名曲です。僕らはアノ時、「Necessary / EVERY***」の次に此の世界を待っていたんだよ。どんなに時間が掛かっても構わない。那奈ちゃん、アルバム第二弾を待っていますよ。君の音楽は、オリジナルだ。当時から洋楽との類似を指摘されたけれど、其の揶揄は間違っている。どんな作品にだって、影響を受けた元ネタは在る。例えば、カイリー作品との共通点を云われたけれど、カイリーと片瀬は別だ。僕はカイリーも好きで大昔から聴いているけれど、おんなじだなんて一度も聴こえた事が無いよ。少なくとも、片瀬那奈以前に「日本語キュート・ハウス」なんて存在しなかった。片瀬那奈は、パイオニアだ。来るべきセカンドでは、ファーストでは冒険出来なかった「片瀬の眞なる音楽嗜好」も交えて欲しいと思います。

那奈ちゃん、のんびりと待っているよ。未だ、僕には「2003年音源」だけでも充分みたいだ。いや、アノ頃以上に聴いていて「切なく」なるんだよ。不思議だね。でも、其れが音楽だ。確かに、2003年の片瀬那奈は「エヴァー・グリーン」を創ったんだ。僕は生涯、此の音楽を愛すると思うよ。那奈ちゃん、有難う。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 23:15| YUMEKAYO | 更新情報をチェックする

2009年08月12日

「片瀬那奈マネ日記」#517

スポーツマン金太郎〔完全版〕 第一章【上】 (マンガショップシリーズ 294)


サブタイトル「『Number』に出れる!」

以上。


(鳴海ルナ/まるか)



女子マネちゃん、諸々告知ありがとう☆でさ、前から気になってたんだけど、

「君も此処を読んでるの?」

あたくしは、たぶん「片瀬クンが読んで居るから、内容を君に伝えて居る」のだと思って居るのよさ。でもさ、もし君自身が読んで居るのなら傷つかないでね。あたくしが君を批判するのは「愛」だからさ。君は「同志」だよ。仲間だと思って居るから叩くんだよ。


(小島藺子)



posted by 栗 at 23:55| pre-UNYO | 更新情報をチェックする

2009年08月13日

「黒歴史」解禁!!

冷静と情熱のあいだ(通常版) [DVD]


遂に検温ちゃんサイドも告知した「片瀬那奈ちゃんの銀幕初登場作品」で在る「冷静と情熱のあいだ」こと、

「冷静と情熱のアイハラ」

が、本日、フジテレビにて、14時半より放映されますよっ。

「観るしか無いっ。片瀬を見逃すなっ!」



(小島藺子)



posted by 栗 at 00:17| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「片瀬那奈マネ日記」#518

冷静と情熱のあいだ(通常版) [DVD]


サブタイトル『冷静と情熱のあいだ』

以上。


(鳴海ルナ/まるか)



>私はこの作品が好きで、何度か見ていますが、片瀬サンの担当になるまで出演していることに全く気付きませんでしたf^_^;

女子マネちゃん、正直で好いんだけどさぁ、、、

「苛めて欲しいの?」


(小島藺子)


posted by 栗 at 13:07| pre-UNYO | 更新情報をチェックする

「片瀬那奈マネ日記」#519

まるごとおいしい鶏肉レシピ


サブタイトル「ささみ」

以上。


(鳴海ルナ/まるか)



片瀬クンは経験を無駄にしないし、創意工夫するよね。


(小島藺子)



posted by 栗 at 17:36| pre-UNYO | 更新情報をチェックする

「冷静と情熱のあいだ」放映!!

冷静と情熱のあいだ Blu [DVD]


フジテレビ 14:30〜16:53


未亜:ちゃんと映りましたよっ!科白もカット無しですよっ!!

イコ:担当女子マネすら気付かない端役をおまいらはよく見つけるよな、感心するぞ。

未亜:今回だって見つけたのは姐御じゃん!「ほんとにあった怖い話」まで一応録画してたじゃん。

イコ:しかし、よくカットせずに流したよな。アノ場面って必要なのか?

未亜:はあ?ボキは昔から那奈ちゃん演ずるアイハラちゃんしか観てないので、未だに此の映画のストーリーは知りませんよ。確か、アンテツあにいもおんなじ事を云ってましたから、僕ら那奈ヲタの常識ですよ。あっ。あにいは篠原サンもチェックしてたとか云ってたナァ。何せ、元「東京パフォーマンス・ドール・命!」だったからさ、、、

イコ:(遮って)はいはい。もう、おまいと映画の噺は金輪際しないわよ。おまいらは「那奈ヲタ」じゃないわよ、「カタセ莫迦一代」と命名します。何なら、「那奈莫迦」でもええよ。

未亜:「ナナバカ」って、、、那奈ちゃんを愚弄する輩は、例え姐御でも許しませんよっ。

イコ:デジャヴ、してるな。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 17:54| ACTRESS | 更新情報をチェックする

2009年08月14日

「夢みる歌謡曲」第6章の4:
月のおんな「歌姫」

歌姫3〜終幕


約壱年半振りの再開です。

中断中に、此の連載の主役で在る「片瀬那奈」は遂に音楽活動を再開しました。いや、正確に云えば「音楽家:片瀬那奈」はずっと活動を続けて居たのです。「DJ:NANA」として非公式乍らサプライズ・ゲストとして降臨した姿は何度も目撃されて居ましたし、ギターも習得し、シンセサイザーも購入した事実も明かされて来ました。2008年の「bash」を聴けば、レコーディング作品としては2004年4月以来、いえ、オリジナル楽曲としてなら2003年10月以来の「五年間に及ぶ沈黙」が、「継続活動を非公開にして居た期間」だったと理解出来ます。「bash」は、五年も休んで居ていきなり発表出来る作品では在りません。明らかに「Babe」を意識した構成の楽曲ですが、其処には五年間の貯めが在りました。「歌手:片瀬那奈」を愛した誰もが「夢のつづき」を確信したはずです。ちなみに「和製カイリー」の称号にも忠実な片瀬は「bash」で同時期のカイリーの最新ヒットだった「WOW」も意識して居ます。最早、此処まで徹底すれば立派です。何人も「カイリーのパクリ」なんて云えません。「和製カイリー」とは「きれいなおねえさん」同様に「片瀬の偉業を讃える愛称」なのです。

更に、女優として大きく成長した片瀬は「助演女優賞」を文句無しに受賞した「歌のおにいさん(EX 2009)」での「美月うらら」役で「歌のおねえさん」を怪演しました。劇中で何曲も歌われた「元・歌劇団出身の過剰なオペラ風童謡」で、此れまでに聴かれなかった「わざとフラットした高音での歌唱」をも披露しました。そして三年連続で舞台女優としても活躍し、将来の「ミュージカル女優」までも夢想させてくれました。片瀬那奈の歴史を探れば、其処には常に「歌」が在ります。「音楽」と共に、片瀬那奈は生きて来ました。

僕が「音楽家:片瀬那奈」の先見性を眞に再認識したのは、2006年の終わりにマドンナを観た時でした。プロモーション来日した彼女は、一夜限りのシークレット・ギグをアゲハで敢行し、僕は幸運にもアリーナ最前列エリアでマドンナを観たのです。隣のコはマドンナの指先に触れて居ました。僕も後、那奈センチ位で届く場所でした。其処で展開されたギグで、僕は強烈なデジャヴを感じたのです。

「此れって、777じゃんっ!」

そう、「2006年のマドンナ」は、「2004年の片瀬那奈」でした。「777」は、余りにも早過ぎたと痛感したのです。たった三回しか公には敢行されなかった「777」の全てに僕は参加しました。其れは、明らかに「片瀬那奈」と其のファンの温度差を感じる空間でした。でも、其れは双方ともに責める事が出来ない「ズレ」だった。那奈ヲタは、其れでも真摯に片瀬を追いました。彼女が好きだと公言する摩訶不思議な電子音楽を聴いて理解しようとしたのです。そして、やっと何となく解って来た時に片瀬那奈は女優に還ってしまいました。片瀬がやりたかった事を理解するには、アノ頃の僕らは幼過ぎたのです。されど、彼女が道を開いた世界が、彼女が志半ばで消えた後に認知されて行きました。「歌謡ハウス」は、現在では普通です。片瀬以後に、例えば「YUKI」等のJ-POP女性アーティストが「片瀬風なヒット曲」を歌い出しました。そして、かつては片瀬の前座だったパフュームが奇跡の大ブレイクを遂げました。何処のドイツがパフュを観て「クチパクだっ!」なんて批難しますか?2008年には「同志:宇多丸」による長期連載(現在も「BUBKA」誌上で好評連載継続中)も遂に書籍化され、其処での主役が「片瀬那奈」で在る歴史的な事実も世間に届きました。かつて宇多丸が預言した通りに、2009年の現在でも「片瀬那奈の曲は、ヤバイ」とみんなの記憶から消えてはくれないのです。

さて、枕と云う名の本音語りが長くなりましたが、第6章を予告通りに今回で終了させなければなりません。此の章のヒロイン「中森明菜」は、たった那奈曲しか収録されない「新生・片瀬那奈」のミニ・カヴァー・アルバム「Extended(2004)」で唯一2曲も選ばれたオリジナル歌手です。片瀬による先行シングルも、明菜が歌い1985年日本レコード大賞を文句無しに受賞した名曲「ミ・アモーレ」でした。

中森明菜は「スター誕生」出身で、何度も予選落ちしたものの遂に合格した際には番組史上最高のプラカードが挙がった逸材でした。結局、彼女が所属した事務所は「研音」で、1980年代に其の事務所が急成長し自社ビルを立てたのは「明菜の御蔭」とまで噂された程です。其の経緯から「恩返し」として、特別に二曲の選択だったのかもしれません。

大スターにスキャンダルは付き物ですが、同じく1980年代を代表するアイドルで現在でも活躍中の松田聖子や小泉今日子とは違い、明菜の其れは「転落」を意味します。全ての醜聞すら自己プロモーション化し怪物化した聖子や、「なんてったって、アイドル」とか「見逃してくれよ!」等と自虐的な開き直りで慰安の道を進んだキョンキョンの様には、明菜は生きれなかった。醜聞の度に、中森明菜は堕ちてゆきました。其れでも、明菜は死ななかった。彼女は、美空ひばり、山口百恵と云った過去のスターと構造的にはおんなじ道を歩んで居ます。聖子や小泉は、アンチテーゼとして「別の何か」を提示するだけで好かったのです。過去とは反対の事をやっていけば好いのですから、ネタには困らない。でも、明菜は同じ事を強いられます。彼女にはセルフ・カヴァー盤が異常に多く存在します。其れは楽曲への愛着で在り、自身の歌唱に対する絶対的な自信ゆえでしょう。「歌姫」と題されたカヴァー盤企画は、数多在るカヴァー企画の中でも別格の存在として遺りました。其れも「明菜が歌う」から意味が在ったのでしょう。

明菜が全盛期に発表したアルバム「クリムゾン」に竹内まりやが提供した楽曲「駅」が在ります。其れをまりやがセルフ・カヴァーし、後にベスト盤に収録された際に、彼女の夫でプロデューサーでも在る「山下達郎」が解説まで書きやがりました。其処でタツローは、感情的に明菜の歌唱を批難して居ます。「某女性アイドル歌手の楽曲解釈に憤りを感じ、楽曲を本来の姿に戻す様に編曲した」と云う様な事を公にしたのです。「ハイティーン・ブギ」の印税で結婚したのだから、マッチに媚を売ったのか?と云うのは冗談で、あたくしにとっては「兄弟子」で在るタツローが其処まで云ってしまうのは、其れだけ「明菜の歌唱が許せない」からでしょう。つまり、タツローは「明菜を歌手として認めた」のです。どーでもいいなら批判なんてしないんですよ。「俺のカミサンの名曲を、こんな風に歌いやがって、バカヤローっ!」とキレてしまったわけです。明菜の歌唱には、其れだけの力が込もって居るのです。そんな情念を込め、現役としても本人が歌い継いで居る楽曲を二曲も選択した時点で「Extended」の失敗は確約されました。

確かに、片瀬那奈の地声により近い「アルト・ヴォイス」で「ミ・アモーレ」が初披露された2004年2月の深夜に、僕らは興奮しました。終っても冷めず、夜明けまで六本木で語り合いました。「那奈ちゃんが、あんな低い声でも歌えるなんて吃驚したよ!」と「DJ の時は、僕らは踊るべきなのかナ?」と「兎に角、此れからはずっと毎月始めの金曜日には那奈ちゃんに逢えるんだよねっ」と、明るい未来を確信したのです。でも、本当はみんなが思って居た。「那奈ちゃんの新曲は、いつ出るのかナァ」と。僕らは、其れから五年も待ったんだ。そして、やっぱり、アノ日に那奈ちゃんが云ったコトノハは真実だったと知ったよ。

「Extended」は、片瀬那奈の音楽作品としてなら失敗作です。されど、片瀬がかつての名曲を歌った事で「歌手:片瀬那奈」の認知度は上がりました。其れは決して好意的な評価だけではなかったけれど、片瀬が始めた「新たなる音楽」を世間に認知させる為には「オリジナル楽曲では浸透しない」と判断されたのは致し方ない事です。時は未だ、2004年でした。何度でも繰り返しましょう。片瀬那奈は、早過ぎただけです。さあ、今こそ片瀬那奈を聴こう。君のCD棚に眠った侭の其れを再生した時、きっと君は驚愕するはずだ。アノ頃は「那奈ちゃんが歌うから聴いた」楽曲群が、全く違った印象で耳に届く。片瀬那奈の曲は、永遠だ。待たせたな、諸君、此の長い噺の本題に、ようやく入る時が来たよ。


(第6章、STOP,)


「夢みる歌謡曲」第6章:月のおんな(2008-2-28、3-13〜14、2009-8-13)

 取材・文:姫川未亜
 語りまくり:小島藺子

(文中、敬称略)


【予告】

いよいよ、次回より最終章に入ります。2006年6月に連載を開始して、なな、なんと3年以上も掛かって辿り着いたわけですが、其れはかつての予告(全那奈回)を遥かに超えた長編となります。「すべてをゼンキロへ統合する」と云う「片瀬那奈補完計画」の一環として、最終章のタイトルは「片瀬那奈がきこえる」と決定しました。

最終章は「片瀬那奈 全曲解説」となります。「LISTEN NOW ! 片瀬那奈が聞こえる」と云う別サイトで2007年に試行したものの「まずは原点で在る THE BEATLES 全曲解説でプリプロダクションをやって雛形を作ってから再開しよう」と考え直し「FAB4」を始めたのです。御蔭様で「FAB4」も中間地点まで書き終え、片瀬那奈の音楽活動再開も公にされ、機は熟したと判断しました。

「天下無敵のビートルズも、片瀬の前座に過ぎなかったのかよ?」とお嘆きになられる「コピコン派」諸君に告ぐ。此処はいつもいつだって「片瀬が主役」だ。「ALL FOR NANA KATASE」って明記してるじゃん。好い事を教えてあげよう。

此れが「必殺・カタセ固め」って技なんだよ。

では、お楽しみに☆


(「いつもいつだって確信犯」:小島藺子/姫川未亜)



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