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2009年06月09日

「僕たちの好きだった革命(改)」滝川公演(22/35)

僕たちの好きだった革命 Revolution 〜私たちの望むものは〜 word music 2


18:30開場、 19:00開演 たきかわ文化センター


I KNOW(I know)



KOKAMI @ network vol.10『僕たちの好きだった革命』


「こんな事は初めてだったんだっ!」と叫ぶ悩める主人公に、老賢者が「物事には、必ず始まりが在るものさ」なんて云う展開が映画なんかにはよく出て来る。つまり「終わりも在る」のです。

此処は、いつ何時でも、僕が「ヤ〜メタ」って云えば「ワンクリック」で消滅します。誰も協力なんかしてくれなかった。誰もね。そして、其れは当然だ。何故なら、此処は「個人ブログ」だからさ。過度の期待は、もう沢山だ。只見てるだけじゃないか。何を文句を云ってんのよさ?頭、平気かい?僕は、ボランティアじゃない。君たちの代弁者でもない。

僕は「個」だ。指図するなよ。あたくしは、お前の部下じゃない。


(小島藺子)



【革命同志リンク集】
「中村雅俊マイホームページ」
「塩谷 瞬『Shun Shioya official site』」
「GAKU-MC 『ガク問ノススメ』」
「GAKU-MC ナラデワ」
「武藤晃子の六畳一間」
「澤田育子の食べる前に撮るッ!!!」


posted by 栗 at 22:07| ACTRESS | 更新情報をチェックする

FAB4-075:THE NIGHT BEFORE

Steelin' the Beatles HELP! - 4人はアイドル


 w & m:LENNON / McCARTNEY

 P:ジョージ・マーティン
 E:ノーマン・スミス
 2E:ケン・スコット(2/17、2/18)、マルコム・デイヴィス(2/23)、フィル・マクドナルド(4/18)
 録音:1965年2月17日(take 2)
 MONO MIX:1965年2月18日
 STEREO MIX:1965年2月23日(1)、4月18日(2:未使用)

 1965年8月6日 アルバム発売 (「HELP !」 A-2)
 パーロフォン PMC 1255(モノ)、PCS 3071(ステレオ)


さて、先行シングルでの曲が先に出ちゃってますけど、アルバム「HELP !」の登場です。邦題は映画のタイトルに合わせ「HELP ! 4人はアイドル」です。前作映画同様、水野先生のセンス、すぎょすぎです。つまり、彼等の主演第二作映画のサントラ盤としての側面を持つのですが、前作映画と同じく「A面にサントラ用の新曲、B面は其れ以外の新曲」ってカラクリになっており、サービス満点です。米国では、キャピトルによって無茶苦茶に解体され、収録曲は四枚のアルバムに分散されます。唯一の救いは、其の内の壱枚が純粋なサントラ盤だった事でしょう。

アルバム冒頭は当然、先行シングル第二弾として大ヒット中で映画の主題歌「HELP !」です。そして、二曲目に此のポール・マッカートニー作のやっつけ仕事が出て来ます。アルバム「HELP !」は、見事に「レノマカ」+α=「ビートルズ」が均等に配分されています。全14曲でリード・ヴォーカルは「ジョン:6、ポール:5、ジョージ:2、リンゴ:1」です。然し乍ら、未だ未だジョンに分が在ったと云わねばならないのは「A面でのポール駄作」の存在ゆえです。此の「THE NIGHT BEFORE」や「ANOTHER GIRL」更にはボツになった「THAT MEANS A LOT」を聴くと、未だポールは完全には覚醒しておりません。此れらはアルバム「HELP !」セッションの始めの時期(2月〜3月)に録音された楽曲です。確かに、セッション最初のジョン・レノン作「TICKET TO RIDE(涙の乗車券)」で、ポールは「編曲家&演奏家」としては化けました。でも、未だ「自作自演歌手」としては「寝ぼけた侭」だった様子です。

たったの2テイクで、一発録りに限りなく近いラフな演奏で流す上に乗せた「ポールの過剰なダブルトラック声」は、かつての「HOLD ME TIGHT」「WHAT YOU ARE DOING」の悪夢を想起させます。実際に「THAT MEANS A LOT」が三度目の悪夢でした。アルバム「HELP !」でジョンが導入したエレピも、此の曲では余り好い効果を上げてはいません。後述する「ANOTHER GIRL」も同じ印象です。セッションは一旦、1965年3月30日の「THAT MEANS A LOT」リメイク(ポールは三たび、駄曲に他の連中を、なな、なんと「24テイク(実際には那奈テイクですけど、五十歩百歩です)」も付き合わせ、結局ボツになるのでした。)を最後に中断し、4月13日にジョン作(ポールが合作だと云っているし、完成版を聴けば其の通りなのだけど、どー考えても基本的にはジョンの曲じゃん!)の主題歌「HELP !」を録音し再び中断、5月10日にはジョンのカヴァー2曲をやって、運命の6月14日が来るのです。僅か三ヶ月後に別人の様な「世紀のメロディーメイカー」が現れます。一体、1965年の春、ポールに何が起こったのでしょう?また死んで蘇ったのかしらん。ポールって、何人いるのよさ。


(小島藺子)



posted by 栗 at 00:07| FAB4 | 更新情報をチェックする