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2009年06月01日

FAB4-067:I DON'T WANT TO SPOIL THE PARTY
(パーティーはそのままに)

Retrospective 1979-1989 idwsps.gif


 w & m:LENNON / McCARTNEY

 P:ジョージ・マーティン
 E:ノーマン・スミス
 2E:ケン・スコット(9/29)、マイク・ストーン(9/29、11/4)、トニー・クラーク(10/26)
 録音:1964年9月29日(take 19)
 MONO MIX:1964年10月26日
 STEREO MIX:1964年11月4日

 1964年12月4日 アルバム発売(「BEATLES FOR SALE」 B-5)
 パーロフォン PMC 1240(モノ)、PCS 3062(ステレオ)


1964年9月29日、過密スケジュールをこなし、約一ヶ月半振り(同年8月14日以来!)アビイロード・スタジオで「BEATLES FOR SALE」の録音に臨めた彼等は、未だ前作同様に「全曲オリジナル作品で!」と強く望んでいたと思われます。其の証拠に、此の日録音されたのはB面で仲良く並ぶ三曲「EVERY LITTLE THING」、「I DON'T WANT TO SPOIL THE PARTY」そして「WHAT YOU ARE DOING」の「レノマカ新作!」でした。しかも御丁寧にアルバムの曲順通りに進められており、時間的余裕の無さが明らかに感じられます。

結局、19テイクにも及んだ此のジョン・レノン作だけが何とか完成し、「EVERY LITTLE THING」は前出の通り翌日に手を加えられ、「WHAT YOU ARE DOING」に至っては、なな、なんとアルバムのモノラル・ミックスが行われた10月26日に「リンゴのうた」と同様にギリギリで最録音されます。其れに関しては、次項で大いに書き倒しましょう。如何にも此の時期のジョンらしい斜に構えた作風です。路線はA面での「負け犬宣言!新生ジョン・レノン」です。19テイクも重ねたものの、未だ未だジョンは納得がいかなかったでしょう。此のジョン・レノン作品には、原石状態で放り出された様な感も在ります。一寸デモっぽいって云うのか、裸なジョンが感じられます。されど「LOST LENNON TAPES」が魅力的な様に、ジョン・レノンには「未完成」をも「作品」にしてしまう「天賦の才能」が在ります。

此のアルバム用に、ジョージが「YOU KNOW WHAT TO DO」と云うオリジナルを書きデモを録音した事実は、現在では「アンソロジー 1」で容易に聴けます。当時のジョージは「WITH THE BEATLES」収録の「忘れたい過去」の駄曲「DON'T BOTHER ME」での屈辱からか自作は其れっきりになり、得意のカヴァー曲や兄貴:ジョニー作品で逃げていました。でも、追っかけジョージは懸命にジョンに学び習作を続けてもいました。次作アルバム「HELP !」では、満を持してジョージ作品が二曲も採用されます。其れが、ジョンが教え手助けをした成果だった事が現在では知られています。ジョンはジョージを可愛がっていました。実際、解散間際でも「ジョージの曲が俺やお前の書いた曲より採用率が低いのは問題だろ?」と相棒ポールに詰め寄るジョン発言が遺されています。

「I NEED YOU」「YOU LIKE ME TOO MUCH」がアルバム「HELP !」に採用されますが、其の中のひとつで在る「YOU LIKE ME TOO MUCH」が、此の「I DON'T WANT TO SPOIL THE PARTY」にとても良く似ています。「I DON'T WANT TO SPOIL THE PARTY」でも、ジョージがジョンに寄り添うように歌っており、「YOU LIKE ME TOO MUCH」でジョンはエレクトリック・ピアノでアシストしています。未完成で放り出した「パーティー」を「そのまま」に出来ず、ふたたびジョージ作品として焼き直したのではないのかしら?と思えてなりません。其れが「ジョンらしいリベンジ」だったと思えるのです。


(小島藺子)



posted by 栗 at 16:28| FAB4 | 更新情報をチェックする

「那奈への扉」改訂版 肆

Shine/REVENGE~未来(あす)への誓い~(CCCD)


やあ。「小島ファミリー」の「小島藺子(こじまいこ)」です。

此処も「沢山のサイトを統合したカタチ」になりましたので、カテゴリ紹介が必要だと思いましてですね、やりますです。

「読みたいトコだけ、読んで、、、」(福田沙紀ちゃん声で)


01.「ACTRESS」

「片瀬那奈ちゃんの女優活動を記録して居るカテゴリ」です。当然乍ら、此れらの作品は、全て「片瀬の館」に保存されて居ります。2009年現在、片瀬那奈ちゃんの肩書きは「女優」です。元々、僕は「女優としての彼女に魅了され、彼女のファンになった」んです。具体的には「GTOドラマスペシャル(1999)」でした。「美少女H2(1999)」も当然、リアルタイムで観て居りますし、其れ以前のモデル時代(1998年)で「東スポ」を飾った時から好きでした。でも「内山理名ちゃんヲタに成り掛かって居た1999年の僕」を「完全無欠の片瀬那奈ヲタ」にしたのは「山口梨香」でした。あたくしが銀河系で最も敬愛する「全能の人」は「片瀬那奈ちゃん」ですが、多彩な彼女のメインは矢張り「女優」です。だからこそ、昨年(2008年)に彼女が初座長を務めた「舞台:フラガール」を、僕は命懸けで追いました。赤坂(東京)23公演は、全て行きましたし、制作発表にも参加させて戴きました。つづく全国公演は、残念乍ら四公演しか参加出来なかったけれど、全36公演中27公演に参加する事が出来ました。2007年に彼女が初舞台を踏んだ「僕たちの好きだった革命」は、東京8公演、千秋楽の大阪と計9公演しか観劇出来なかったのですが、其の初日、初めて目の前で演じる「女優:片瀬那奈」を観て、僕は泣いた。其れは「僕と那奈ちゃん」の歴史だったのです。昨年の「フラガール」では、最前列ど真ん中で観劇した夜(8/5)、僕は「腰が抜けて」居ました。其れ程に、生で観る「演技者:片瀬那奈」は圧倒的だったのです。其れまで「歌手」や「舞台挨拶」や「トークショー」等で、何度も逢って居たのに、全く違う感動が沸き上がったのです。故に、トップは此のカテゴリになりました。


02.「MUSIC」

「片瀬那奈ちゃんの音楽活動を記録して居るカテゴリ」です。あたくしは、自他共に認める「銀河系壱の片瀬那奈音源コレクター」としても一部で有名で、生業のひとつで在る「道具商(東京都公安許可古物商許可証所有)」は、単に「那奈ちゃんのプロモ盤やサンプル盤を合法的に入手する為に取った」と揶揄されて居りますです。那奈ちゃん本人は「シングル6枚、アルバム3枚、計9枚出しました(はーと☆」なんぞとヌカして居りますが、「片瀬の館」には既に「那奈拾種類もの作品が補完」されて居ります。更に云えば、歌手時代の片瀬那奈が存在したからこそ、僕らは集った。其れまで、僕は「片瀬那奈ちゃんには生涯、逢えないだろう」と思って居ました。事実、歌手になるまで彼女はファンと接するイベントを、ほとんど行って居なかったんです。モデル時代を除けば、東京では唯一の機会だった「ナナノナツ」の時(2001年)に、仕事で行けなかった事で、絶望して居ました。ところが、翌2002年末から、正に「一週間に十日来い!」状態だった「夢の日々」が在った!そして僕らは、只「片瀬那奈」の名の元に集い「生涯の友」になったのです。だからこそ、昨年(2008年)、たった壱曲だったけど復活した「歌手:片瀬那奈」に、僕らは歓喜した。「DJ:NANA」も含め、彼女の音楽活動は終わってはいません。信じられないでしょうけど、かつて「歌手:片瀬那奈」は、ファンの前に何度も降臨しました。歌い踊るだけではなく「DJ:NANA」として皿まで回したのです。其のほとんどに参加させて戴いた者として「記録せねばならないっ!」と突き動かされて始めたのが「COPY CONTROL(2004-8〜2009-3)」でした。其の最初の記事を観て戴けば、一目瞭然です。「コピコン」は「NANA KATASE 777 完全セットリスト」と云う記事から「2004年8月8日」に、いきなり出現しました。「コピコン」とは、初めから「ゼンキロ」だったのです。

03.「EVENT」

「片瀬那奈ちゃんの講演活動を記録して居るカテゴリ」です。僕らは、いつも何時だって、那奈ちゃんが「来てね☆」と云えば、行きます。そして、其れは「幸せな時間」になると決まって居ます。那奈ちゃんに逢えば、みんな、きっと彼女を好きになります。「あんな人、他に居ないっ!」「片瀬サンって、本当に素晴らしい人ですね」「やっぱり、那奈ちゃんだっ!」そんな賞賛が、自然と起きるのです。老若男女、みんなが那奈ちゃんの虜になります。
「迷わず逢えよ、逢えば分るさ。」


04.「TV」

「片瀬那奈ちゃんのTV出演活動を記録して居るカテゴリ」です。那奈ちゃんは多彩なので、女優や歌手以外でも沢山のTV出演が在ります。此処では其れを、知り得る限り記録して居ります。主に「バラエティ番組」のゲスト出演が中心です。女優や歌手での出演記録は、それぞれのカテゴリに記して居ります。


05.「RADIO」

「片瀬那奈ちゃんのラヂヲ出演活動を記録して居るカテゴリ」です。那奈ちゃんは「那奈色の声」を持って居ます。そして「大人のファン」中心の「ななごころ」会員世代は「ラヂヲ好き」が多いのです。「那奈ちゃん、またラヂヲ番組もやって頂戴、お願い☆」


06.「CM」

「片瀬那奈ちゃんのCM出演活動を記録して居るカテゴリ」です。片瀬那奈ちゃんは未だに「きれいなおねえさん」と紹介される事が多い程に、TVCFの世間への影響力は絶大です。確かに、CMタレントとしての彼女(あたくしの場合は「MIU」でした。)に魅了されて、より「那奈ヲタ偏差値を上げた同志も多いでしょう。


07.「MAGAZINE」

「片瀬那奈ちゃんが掲載された雑誌を記録して居るカテゴリ」です。此れは、「マガジン・バスター(那奈ちゃんが連載した雑誌は、何故か尽く休刊してしまいます。)」の異名を持つ片瀬クンの、「破壊と創造」=「芸術」の、麗しき足跡でも在ります。


08.「PRODUCE」

「片瀬那奈ちゃんのブランド『So close, 7』での活動を記録して居るカテゴリ」です。デザイナーとしての彼女は、結婚引退しても続きます。今の処、此の活動だけは生涯続くと確信出来るのです。片瀬那奈は「表現者」です。彼女が表現活動をヤメられるわけが無いんです。だから、どんなカタチでも構わない。僕らの前から、消えないでね、那奈ちゃん。貴女が居なきゃ、貴女じゃなきゃ、ダメだってバカボンが、貴女が積み上げた10余年で、沢山存在するんですよ。那奈ちゃんにはさ、僕らを魅了しちゃった責任が在るんだよ。もう僕らは、那奈ちゃんじゃなきゃ、ダメなんだよ。ずっと、追っかけさせて下さい。お願い☆


09.「7D」

「NANA DIARY」=「本物の片瀬那奈ちゃん本人が書いた日記(古参ファンが笑うフレーズ)」を記録して居るカテゴリです。僕らは「其のコトノハ」に、何度も勇気づけられた。那奈ちゃん、有難う!


10.「YUMEKAYO」

「夢みる歌謡曲」と云う名の「歌謡曲論」って仮面を被った「歌手:片瀬那奈試論」を試みて居る長期シリーズです。現在、最終章「片瀬那奈がきこえる」絶賛連載中!書籍化決定か!?


11.「ERENA」

「怪優・片瀬那奈・試論」〜「進化論」で、「女優:片瀬那奈」を考察して居る連作です。


12.「LOOK UP THE #」

「キリ番報告」です。


13.「MIAMIA」

此処の原点で在る「COPY CONTROL(2004〜2009)」の、更なる起源のひとつで在った「月刊・未亜(2002〜2005)」の名物企画だった「未亜イコ対談」をまとめたカテゴリです。真面目な芸術サイトで在った「hilite」で、こんな莫迦な展開を許して41回も連載させて下さった「417編集長(現・東京レコード社長)」に、感謝致します。とは云え、「月刊・未亜」を勝手に終了させたと同時に「COPY CONTROL」や「那奈ちゃんねる」「さかさま」そして此処「ゼンキロ」等で、此のスットコドッコイな「妄想対談」は、不定期で続いて居ります。此れってさ、実は「壱番書くのが大変」なのよさ。「下らない事を真面目にやって居る」わけですからね。ま、つまり、
「未亜イコ対談」は、不滅なのよさ。


14.「KINASAI」

「プロレス」を、熱く語る、カテゴリです。片瀬那奈ちゃんに出逢うまで、僕は「プロレスの追っかけ」でした。たまたま、アントニオ猪木さんの現役引退と片瀬那奈ちゃんのデビュウが重なった事で、僕の「追っかけ」歴は「プロレス」から「那奈ちゃん」へ見事にスライドしたのでした。


15.「FAB4」

「THE BEATLES 全曲解説」です。「THE BEATLES」=「片瀬那奈」と云う発想、つまり、「ビートルズを研究する様に那奈ちゃんを考察したって好いじゃん!」って「初期衝動」から、僕は此処を始めました。ゆえに、此処の存在証明として、自己同一性の為に、此の連載をやって居ます。「アゲン」「コピコン」で二回連載が中断し、今度こそ「参度目の正直」です。必ず、最終回まで辿り着きますよっ。


他にも幾つかの隠しカテゴリが存在しますが、余り気にしないで頂戴。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 13:47| INDEX | 更新情報をチェックする

「グッド・バイ・マイ・ラブ」

グッド・バイ・マイ・ラブ


急告!我々「ななごころ」は「片瀬那奈マネ日記」の記録公開を放棄致します。記録活動は継続致しますが、全て非公開で行います。「JMCD」カテゴリを、消します。裏方は裏方です。勘違いし過ぎなのよさ。マネ日記での浮かれ振りにも辟易してたんだけどさ、公式BBSまで私物化しちゃったわけで、もうお終いなのよさ☆古参ファンは全員、匙投げたぞ。左様なら、検温ちゃん。僕たちが愛し続けるのは「片瀬那奈」だけです。今後は出典を「マネ日記」と明記して記事に発展させる事は在るでしょうが、単なるスタッフまでもをのぼせ上がらせる様な記述はヤメます。「女子マネちゃん」なる名称を広めてしまったのは、あたくしにも責任が在るのです。あのさ、最後だから「のっぽのサリー」しとくよ。女子マネくんよ、片瀬くんに学び、片瀬くんを学びなさいナ。担当マネなら、全てを捧げなさい。君はさ、沢山、嘘をついたんだ。最初に最も巧妙で永遠に許されない嘘を云ったんだよ。其れは「私は片瀬さんを愛して居ます!」って事さ。「私は担当する片瀬さんを愛して居るからこそ、ファンの皆様へ紹介出来るんです!」って、君は云ったんだぜ。自分では最高の言い回しって思ったのかもしれないけどさ、少なくともあたくしは「此の新参マネにとって、那奈ちゃんって、商品なの?僕たちって顧客ですか?はあ、トンデモじゃん!」って思いました。最初っから「底が丸見え」だったんだよ。おまいとはさ、永遠に分り合えないです。出しゃばっちゃって見苦しいのよさ。おまいは、裏方なんだよ。身分を弁えなさい。御本尊様に黙って仕えなさい。シュガーはもう手遅れだけど、未だ君は間に合うかもしれない。悔い改めなさい。以上!「あっ。以上は書かなくて好いからね!」


(「ななごころ」代表:小島藺子)






posted by 栗 at 00:11| IKO | 更新情報をチェックする