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2009年05月24日

「僕たちの好きだった革命(改)」六日目(8/35)

Band on the Run, 25th Anniversary Edition


12:30開場、 13:00開演 東京芸術劇場 中ホール


BAND ON THE RUN



KOKAMI @ network vol.10『僕たちの好きだった革命』


本日は「盟友、暴走戦士:うっぴー☆」が参戦しますので、レポ宜しくです。

「うっぴー☆のレポ」

本日は「僕たちの好きだった革命」再演で初めての雨模様。

今回はB列10番台左側からの観劇となります。

前回がB列中央でしたので舞台全体の状況が良く掴めましたが、今回の場所はシーンが変わる幕と幕の間が見れて、裏方での那奈ちゃんの動きが見えたりして、これはこれでアリだと思いました。

「フラガール」の時もそうでしたが、何度も同じ舞台を観て、台詞やシーンを前回よりも覚えているにもかかわらず、観るたびにさらに泣けてくるのは何故なんだろう?

今日も初日より早く涙が溢れてしまいました。


さてさて、終演後のトークショーですが、ホストの鴻上さんに大高さん、田鍋さん、レオちゃん(澤田育子)、むっちゃん(武藤晃子)という脇を固める革命になくてはならない個性派4人です。

鴻上さんはそれぞれを「大高先生」「田鍋っち、たな謙」「レオちゃん」「むっちゃん」と呼んでいて、和気藹々とした爆笑のトークショーを繰り広げてくれました。

お客さんの中には、田鍋さんとむっちゃんの「一人三、四役」が分からず、鴻上さんが「○○と○○」と言うと「へぇ〜」という歓声も。
それを聞いたレオちゃんが「いいなぁ〜、そういうメリットもあるのか」と。

大高さんは「明日、声の仕事があるもんで」と枯れている喉を労わろうとしますが、そんなことはおかまいなしの鴻上さん。楽屋では安原さんとオヤジエロトークばかりしてるそうです。

むっちゃんはフリートークが苦手と言ってたけど、トークショーでは最後に大爆笑を誘ってました。


自分としては那奈ちゃんが出るトークショー以外では一番見たかったトークショーです。「このメンバーでお客さんが残ってくれるか心配だった」という鴻上さんの言葉とは裏腹に、ほとんどのお客さんが舞台とトークショーを楽しんだと思いますよ。


(うっぴー☆)



やあ、盟友:うっぴー☆有難う。じゃ、アジるぜ。

僕たち「那奈ヲタ」は「正義」だ。佐藤チーフマネさんは正に「鬼の兵基地外」だし、女子マネちゃんは言わば「中川生徒会長:ゲバルト・ローザ」なのよさ。人として間違った事をやらかし続けて居るのは「権力者=スタッフ=チーム片瀬」です。貴方達は、商品で在る「片瀬那奈」を売って生活して居るわけじゃん。其れを買って居るのは僕たちファンなんだよ。つまりだ、僕らがおまいらを養ってんだよ。何様なんだよ、佐藤くん。俺はさ、おまいだけは絶対に許さないぞ。例え俺が孤立しても、アンタのやらかして来たファンに対する不遜な行為は徹底的に糾弾するよ。確かに、君は那奈ちゃんを守った。たった一人で常に那奈ちゃんを守り通した。其れは認めるし、感謝して居ます。でもさ、やり過ぎなんだよ。過剰防衛なんだよ。俺も君の立場なら「純真無垢な片瀬那奈」を君と同じ様に守るだろう。されど、ファンの挨拶を無視したりはしない。おまい以外にそんな莫迦な事をやらかす関係者は、皆無なんだよ。おまいがそんなんだから「赤うにょちゃん」も「女子マネちゃん」も間違っちゃったわけじゃん。佐藤クンの思考はさ、簡単に云えば「俺は片瀬にとって必要だ。俺が片瀬を守って来た。あいつらは居なくても片瀬は困らないが、俺が居なきゃ片瀬は困るんだ。だから、あんな奴らは見下してやる!」なのよさ。どーだい?其の通りだろ?だから此れまでずっと酷い態度を取り続けて来て、其れが「正義」だと思ってたんだろ?権力にヘコヘコして、長いものに巻かれて、「ファンなんて屑だ!」って見下して、此の世界の本質を見失ってしまったわけだ。可哀想だよ、シュガーちゃん。だから、俺が命懸けで、おまいを救ってやる。哀れでみてらんないのよさ。御本尊様の壱番近くに居るのに、莫迦じゃないの?恥ずかしくないの?

此れまではさ、アンタは俺とそっくりだって思って居たんだよ。残念だよ。アンタは間違って居る。其れに従う女子マネくんも暴走して居る。僕たちが信じるのは「片瀬那奈」だけだ。僕たちが愛するのは「那奈ちゃん」だけなんだよ。其の那奈ちゃんが悲しむのは嫌だから、みんな黙って居るんだ。でも、俺は糾弾する。おまいらの「営利的なる愛情」と俺たちの「無償の愛」とでは、そもそも勝負にならないんだぜ。猛省せよ、チーム片瀬!こんなんじゃ、懸命に頑張って居る那奈ちゃんが報われないじゃん。何故、俺たちを排除したいのか応えたまえ。野崎さんに訊けば好いのかい?

シュガーちゃん&女子マネちゃんに告ぐ。
今度逢ったら、直接、正々堂々と訊くから、
キチンと応えて頂戴ね☆お願い!



(「有難う、002:JET !」:009/小島藺子)



posted by 栗 at 17:07| ACTRESS | 更新情報をチェックする

FAB4-059:ROCK AND ROLL MUSIC

Chuck Berry: The Autobiography ヘイル!ヘイル!ロックンロール(完全限定版 4枚組コレクターズ・エディション) [DVD] rms.gif


 w & m:CHUCK BERRY

 P:ジョージ・マーティン
 E:ノーマン・スミス
 2E:ジェフ・エマリック(10/18)、トニー・クラーク(10/26)、マイク・ストーン(11/4)
 録音:1964年10月18日(take 1)
 MONO MIX:1964年10月26日
 STEREO MIX:1964年11月4日

 1964年12月4日 アルバム発売(「BEATLES FOR SALE」 A-4)
 パーロフォン PMC 1240(モノ)、PCS 3062(ステレオ)


1964年10月18日、ビートルズは追い詰められていました。8月11日に「BABY'S IN BLACK」で始まったセッションは、続いて8月14日の「I'M A LOSER」「MR. MOONLIGHT」、「LEAVE MY KITTEN ALONE」と、明らかに「ジョン・レノン劇場」として進みます。然し乍ら、1964年の彼等は余りにも多忙でした。次に彼等がアルバム録音を敢行出来たのは、9月末です。10月に入っても全英ツアーが始まり、最早オリジナルを中心とした新作をクリスマスまで間に合わせるのは不可能となります。既に、オリジナル楽曲は10曲が録音終了していましたが、半数は未だ未完成の状態でした。しかも例によって「I FEEL FINE」「SHE'S A WOMAN」はシングル化するのでアルバムには収録しない事になったのです。傑作カヴァー「LEAVE MY KITTEN ALONE」もボツになりました。時間が無い!!レノンは、決めた。「カヴァーだ、残りはカヴァーでやろう!」と。

そして、彼は「英雄:チャック・ベリー」の其の名も「ロケンロール音楽」を、正真正銘のスタジオ実演一発録りで決めました。此の日は後述しますが、ポールにもジョージにも基本的には一発録りをさせました。此のカヴァーは、ビートルズの四人にピアノ担当のマーティンを加えたの五人でライヴ録音されたのです。オーバー・ダビングなど全く無く、生演奏そのまんまが記録されました。オリジナルのチャック・ベリーを聴いた事が在るのなら、此のジョン・レノン主導による「1964年のビートルズ」のカヴァーが如何に凄いのかがお分かりでしょう。確かに、此の世界に「ロケンロール」を創造したのはチャック・ベリーです。3コードの其れを演れば、所詮はチャック・ベリーの模倣に過ぎません。チャック・ベリーこそが「ロケンロール」を発明した創始者です。だからこそ、レノンは後に「マイ・ヒーロー!」と紹介し、只のファンになってしまい、「お前の歌だぜ!」と云われて一緒に歌った「JOHNNY B GOOD」で涙目になってしまいました。

されど、レノンは間違いなく「英雄」を超えました。此の楽曲は多くのレノンによるカヴァー同様に「ビートルズのオリジナル作品」と思われている人も多く存在するでしょう。来日公演の一曲目も此れでした。「世紀の天才歌手:ジョン・レノン」の才気を見せ付ける美しい奇跡の名唱です。「BEATLES FOR SALE」は、奇妙な作品集になりました。オリジナルでは基本的には暗い内省的な「ジョン・レノン劇場」で在り、カヴァーでは溌剌としたみんなのアイドル「ジョニー」が居ます。何にせよ、ジョニーは絶対的な王者でした。最早、彼の類い稀なる声だけで音楽になってしまった。此の時代に多くのビートルマニアが熱狂したのは「ジョン・レノンの声」です。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 01:13| FAB4 | 更新情報をチェックする