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2009年05月22日

チャンネルα「暴れん坊ママ(再々)
#2『突撃!!園ママデビュー戦』」

暴れん坊ママ DVD-BOX


フジテレビ 15:00〜15:57

助演:花輪倫子 役


昨日から始まった「倫子ママ」の再々放送は、主演のウエッティーちゃんが大苦戦中の月9ドラマの梃入れなのでしょう。上戸ちゃんは、正直に云いまして好きです。那奈ヲタになる以前、バリバリの「DD」だった時代に、あたくしは「稲森いずみヲタ」か「内山理名ヲタ」か「上戸彩ヲタ」になるだろうと云われて居りました。突然、当時(2000年頃)はほとんど無名(「三代目」就任前ですからね。ええ、アンテツ会長が奇跡の体験をした当時ですよっ!)だった「片瀬那奈」ヲタ宣言をぶちかました時に、ある友人(椎名林檎ちゃんのファンサイトで知り合った仲間で、あたくしは其のナウでヤングな那奈ちゃん世代の音楽仲間に「アイドル好きな女の子みたいなオヤジ」って事だけで白眼視されて居たのです。ま、確かにそんな輩は滅多に出逢えませんから致し方ないでしょう。)は、個人サイトで大きな文字でこう云った。

「未亜、上戸彩は、もういいの?」

だったらさ、あたくしもアンテツ会長に云っちゃうよっ!(森田ちゃん声で)

「あにい、ともさかりえ様は、もういいの?」

大丈夫。結局さ、あたくし達の「DD時代」の推しは、ぜ〜んぶ「カタセカイ」の住人になったじゃまいか。那奈ちゃんは横綱です。全くの別次元。正に「別格」なんだよ。

これでいいのだ。


本放送:2007年10月23日
再放送:2008年11月13日


「アイドル大好き☆」 (姫川未亜)



posted by 栗 at 15:57| ACTRESS | 更新情報をチェックする

FAB4-057:I'M A LOSER

Marianne Faithfull BeatlesBfS.jpg


 w & m:LENNON / McCARTNEY

 P:ジョージ・マーティン
 E:ノーマン・スミス
 2E:ロン・ベンダー(8/14)、トニー・クラーク(10/26)、マイク・ストーン(11/4)
 録音:1964年8月14日(take 8)
 MONO MIX:1964年8月14日(ラフ・ミックス)、10月26日
 STEREO MIX:1964年11月4日

 1964年12月4日 アルバム発売(「BEATLES FOR SALE」 A-2)
 パーロフォン PMC 1240(モノ)、PCS 3062(ステレオ)


一曲目の「NO REPLY」に続いて、ジョンの傑作が登場です。前曲の「NO REPLY」は「アンソロジー1」にも収録された「リハーサル・テイク」を聴くと、かなり明るい楽曲だった事が判明します。アレンジは其れ以前の「I WANT TO HOLD YOUR HAND(抱きしめたい)」の様なスタイルで、最後は大笑いして途中でヤメてしまうのでした。其れは、矢張り当初はトミー用に書いた提供曲だったからなのでしょう。テキトーなガイドとして録音されたのだと思います。所謂ひとつのブートでも、「NO REPLY」は其のテイクが有名です。しかし、最初から自分たちで演奏する楽曲として作られた「I'M A LOSER」は8テイクの全てを聴く事が可能です。其処には、真剣を持ったジョン・レノンが居ます。

続けざまに8テイクを録音するのですが、ジョンが殺気立っているのがハッキリと分ります。エンジニアに怒鳴り散らし、ジョージ・ハリスンに駄目出しをする「絶対支配者:ジョン・レノン様」が、音を聴いただけで目に浮かびます。ジョンはアコギをかき鳴らしハモニカを吹きながら、枯れた声で力強く歌います。明らかにボブ・ディランから影響を受けたスタイルなのですが、最早「ディラン」では無い「何か」になってしまいました。と云うのも、此の「BEATLES FOR SALE」と云う作品が、ディランだけでは無く「全米への敬愛」から作られたからです。サウンド的には、ディランと云うよりも「ロカビリー」です。ジョージのギターなんて、丸っきり、そうです。つまり、とても「チグハグ」なんです。全体的にカントリー&ウエスタンの風味も在る「BEATLES FOR SALE」ですが、当時「C&W」に精通していたのはリンゴ・スターだけでした。根っからの「カントリー好き」だったリンゴの貢献も大きいと云えるでしょう。「あっ。珍しく褒めちゃったよ!」

衝撃的なのは、当時人気絶頂の世界一のアイドル・バンドの絶対リーダーが書いたのが此れだったと云う事実です。ジョンは夢を叶え、世界制覇を成し遂げました。でも待っていたのは「勝利の美酒」ではなかった。「ほろ苦い虚しい薬」しか無かった。ジョン・レノンと云う「莫迦正直者」が正しかったのは、其の心境を楽曲にして全世界に配信した事です。此の世界観は、実は既に前作から始まっていました。父親への複雑な愛憎を歌った「I'LL BE BACK」で終わったソロ作品集「A HARD DAY'S NIGHT」の次作だった「BEATLES FOR SALE」の冒頭の二曲である「NO REPLY」と「I'M A LOSER」は、完全なる続編です。

「BEATLES FOR SALE」は、過密スケジュールゆえ、オリジナルは8曲しか用意出来ませんでした。其の内訳は、「ジョン:3」「ポール:3」「レノマカ:2」です。一見、遂に「レノマカ覚醒」と思わせる割合ですが、正直に云えば未だ「レノン=那奈ちゃん(7):マカ=みーちゃん(3)」位なのです。大体やね、ポールが此の時に単独で書いたのは「EVERY LITTLE THING」「WHAT YOU'RE DOING」だけじゃん。「EVERY LITTLE THING」はジョンが歌っているし、もう壱曲の「I'LL FOLLOW THE SUN」は五年前に書いた作品の焼き直しです。更には6曲収録されたカヴァー曲での主役も、当然ジョンです。1964年とは「THE BEATLES が世界制覇した年」では無く、「JOHN LENNON の時代」でした。

其の「世界の王者」が、「俺は負け犬」と歌ったのです。


(小島藺子/姫川未亜)


初出:「COPY CONTROL」2008-12-2

(REMIX by 小島藺子)



posted by 栗 at 23:03| FAB4 | 更新情報をチェックする

「僕たちの好きだった革命(改)」四日目(4/35&5/35)

Imagine


昼の部/13:30開場、 14:00開演
夜の部/18:30開場、 19:00開演 
東京芸術劇場 中ホール


IT'S SO HARD



KOKAMI @ network vol.10『僕たちの好きだった革命』


再演の過酷な日々が続きます。本日と明日は昼夜公演が敢行され、明後日の昼まで伍公演が連発されます。演劇の壱日二回ってのは、一昨年の「革命」初演や昨年の「フラガール」で何度も体験しましたが、観劇する立場でもキツいです。遠征し昼夜を観た「フラガール」いわき公演の昼では、白状しますが、あたくしも盟友うっぴーも一瞬だけ落ちました。二人とも那奈ちゃんが登場しない場面(具体的には紀美子&早苗の二人芝居)で、記憶が飛んだのです。寝てしまったわけだ。人間の集中力には限界が在ります。

観客ですらハードなのですから、演技者にとってはより過酷です。僕は、今回の再演の昼夜公演の日は敢えて外しました。現に本日、19時過ぎに僕は池袋に仕事で居たのです。会社とのミーティングが終わったのは20時過ぎでした。充分に「出待ち」も可能だし、当日券が在れば「第二幕」には間に合ったのです。でも、僕は片瀬の街へ帰りました。東京芸術劇場へも、すぐそばなのに行かなかった。只、同じ池袋で、片瀬那奈が仕事をして居る時間に偶然にも僕も仕事をして居たって事実に感謝しました。

「仕事と那奈ヲタ活動は、混同しませんです。」


(小島藺子)



posted by 栗 at 23:07| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「片瀬那奈あげまん伝説」

あげまん<Blu-ray>


井上和香と戸次重幸がブログで交際報告(エルザ 5/22)

あわわわわ、片瀬クンの年上の後輩である「和香ちゃん」と、美月うらら様の相手役だった「王子」が、、、あれま、こりゃまた片瀬クンが「うっかりキューピット」ですか。ホントにさ、御本尊様ってさ、みんなの幸せばっか考えて居るのね。すぎょいよ。敬愛して止みません。片瀬那奈は「真実の人」です。人生を捧げる価値が在る稀人です。僕たちは間違って無いんだよ。同志諸君、片瀬那奈は「正義」だ。アジるぜ。シュリンプコールするぜ。

片瀬を信じよっ!
那奈ちゃんこそはすべてだっ!!
集え、那奈ヲタ!!!



(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 23:26| SEXY | 更新情報をチェックする

2009年05月23日

「チーム片瀬を糾弾する」

ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃 [DVD]


チーフマネの不遜な態度は目に余るし、女子マネもヲタヲタするだけで、全く以てお話になりません。

あたくしは、本気で怒ったよ。チーフマネさんに告ぐ。挨拶した古参ファンを無視するのは何故なのか、応えたまえ。睨みつけて来たのは何故なのか、説明して下さいナ。こっちは必死で仕事を休んで駆けつけた現場で、毎度の事だけどチーフマネさんは俺たちを敵視した。「何で来やがったんだよ?」って顔で無視した。公的には「片瀬の晴れ姿を是非観に来て下さい!」とか云っといて、其れを信じた「那奈ヲタ」を排除しようとした。ファン在っての商売じゃないの?僕たちは、ずっと片瀬那奈ちゃんを応援して来ただけだ。片瀬那奈ちゃんを信じただけだ。其の何が悪い?キモヲタからだって守ったじゃないか。公的な逢える時にしか行かないじゃん。オフレコは明かして無いじゃん。チーフマネさん、昨日今日の付き合いじゃないだろ?反町さん担当時代からのメムバーだって居るんだぜ。

女子マネくんが片瀬クンが喜ぶのは「ファンレター」って書いた。だったらさ、此処は其れじゃん。好いよ、もう「チーム片瀬」なんか信じない。何度も云って来たけど、僕たちファンと君らスタッフは「永遠に分り合えない」んだよ。僕らは愛する那奈ちゃんに「無償の愛」を捧げて来た。如何なる営利も求めなかった。只、那奈ちゃんを愛し貢いだだけだ。チーフマネさんは「商品」としての「片瀬那奈」を守って居るだけだ。僕らが見守るのは、そうじゃない。

「虚構:片瀬那奈」を、僕らは単純に愛して居るんだよ。

結局さ、シュガー、ファンが怖いんだろ?ガクブルなんだろ?ケケケ


(小島藺子)



posted by 栗 at 01:13| IKO | 更新情報をチェックする

FAB4-058:BABY'S IN BLACK

アストリット・キルヒヘア ビートルズが愛した女 Beatle Country


 w & m:LENNON / McCARTNEY

 P:ジョージ・マーティン
 E:ノーマン・スミス
 2E:ロン・ベンダー(8/11、14)、トニー・クラーク(10/26)、マイク・ストーン(11/4)
 録音:1964年8月11日(take 14)
 MONO MIX:1964年8月14日(ラフ・ミックス)、10月26日
 STEREO MIX:1964年11月4日

 1964年12月4日 アルバム発売(「BEATLES FOR SALE」 A-3)
 パーロフォン PMC 1240(モノ)、PCS 3062(ステレオ)


アルバム「BEATLES FOR SALE」は1964年8月11日に此の楽曲から録音が開始されました。正真正銘の「レノン・マッカートニー」作品です。ライヴでも御馴染みの、レノマカの「エバリー風二重唱」が存分に楽しめる曲を、ジョンとポールは過酷なツアーのホテルで書いたと云われております。絶対主導者:レノンは、ツアー中のホテルで相棒ポールとの二人部屋を要求し実行していました。世界中の憧れだったジョン・レノンと、ポール・マッカートニーだけが一緒だったのです。其の場所を得る為に、ポールは14才の時から努力を重ね、時には非情な手段まで使い、遂にはレノンに「俺と同室はポールだ。ジョージとリッチーは他の部屋にしろよな。」と云わせたのです。レノンの楽曲が二曲続き、此の「レノマカ」楽曲に繋がります。ワルツ風で、ポールによる高音のハモりが印象的ですが、おそらく詩はレノンでしょう。

「BABY'S IN BLACK」は、ビートルズのメムバーでジョンの親友であるスチュアート・サトクリフの婚約者アストリッド・キルヒヘアを歌った曲と云われています。スチュが夭折したショックから立ち直れないアストリッドを見て、ジョンは辛かったのでしょう。「自分が無理矢理スチュをバンドに入れなければ、もしかしたらスチュは21歳の若さで死ぬこともなく、芸術家夫婦としてアストリッドと幸せな人生を送れたのではないか?」と悔やんだのかもしれません。此の暗い世界観こそが当時のジョン・レノンでした。「NO REPLY」(アノコから返事がないから死にたい)、「I'M A LOSER」(俺は負け犬)と来て、トドメが此の「BABY'S IN BLACK」(アノコが喪服を着ている、どうしたらいいんだ?)です。世界制覇を成し遂げた楽団の王様:ジョン・レノンは「俺は裸の王様だ」と自ら宣言したのです。

暗く疲れ切った表情を晒したジャケットに象徴される様に、ビートルズは変わってしまいました。時間的な制約からカヴァーを6曲入れてお茶を濁したのだけど、オリジナル8曲だけを並べれば余りにも暗く落ち込んだ楽曲が連なっています。1964年のジョンは、悟ってしまったのです。「此れは嘘だ!」と「成功を手にして待っていたのは、絶望だった!」と、正直に吐露したのです。其れが遂に次作で「HELP !」と云う叫びになります。ジョン・レノンは真摯です。彼は生涯、真実を歌った。だからこそ、僕たちは彼が創った楽団を愛したのです。四時間にも及んだアルバム「BEATLES FOR SALE」セッションの初日は、結局、此の楽曲の14テイクに費やされました。しかも、完奏出来たのはたったの5回でした。其の原因は、追っかけジョージのリード・ギターがへっぽこだったからです。海賊盤で聴ける録音風景では、絶対王者ジョニーが「弟分ジョージ・ハリスンに駄目出しをする鉄拳制裁発言」が聴けます。其れを受けたジョージ・マーティンまでもが、ジョンに従うのです。ジョン・レノンは、最早「プロデューサー」でも在ったのでした。


(小島藺子)



posted by 栗 at 20:40| FAB4 | 更新情報をチェックする

「僕たちの好きだった革命(改)」五日目(6/35&7/35)

Mccartney


昼の部/12:30開場、 13:00開演
夜の部/17:30開場、 18:00開演 
東京芸術劇場 中ホール


MAYBE I'M AMAZED



KOKAMI @ network vol.10『僕たちの好きだった革命』


昨日に続き、本日も昼夜公演が敢行されました。二日連続での昼夜公演って、、、

二幕構成で、二時間半以上にも及ぶ舞台です。「シーン零(最早御馴染みでしょうが、此の作品は観客が入場した瞬間から物語が始まってしまいます。)」と「カーテンコール」を含めれば三時間を超える公演なのです。其れを壱日に二回も行うと那奈時間近い緊張状態が求められます。単純に考えても、12時間近く東京芸術劇場に僕らの片瀬那奈ちゃん達は拘束されて居るのです。

かつて、桂由美せんせいのウエディング・ショーに登場した片瀬那奈は、なな、なんと壱日に三公演の主役を務めました。ファッション・ショーなど、生まれて初めて参加した僕たち那奈ヲタ(具体的に云えば、アンテツ、未亜/イコ、うっぴー☆の「三莫迦トリオ」である。)は、わざわざ平日に有給を取って駆けつけたのですが、敢えて名は伏せますが「片瀬の晴れ姿を是非観に来てやって下さい!」とアジッた「佐藤チーフマネさん」に睨みつけられたのです。「何でお前らが来てんだよ?」と、ハッキリと顔に書いて在りました。余りの理不尽な仕打ちに、初回だけで御暇した三人でしたが、「暴走する那奈ヲタ:うっぴー☆」は納得がいかず、再び現場に駆けつけたのでした。其処で彼が目撃したのは、壱回が二時間にも及ぶショーを三回も務めた疲れ切った「僕らの片瀬那奈ちゃん」でした。アノ、ファンを大切にする彼女が放ったのは「疲れた、、、」と云うひとことだけだったそうです。其の余りにも悲惨な彼女が、其れでもキチンと応えてくれた事に、盟友は「那奈ちゃん、綺麗だったよ、、、」と云うしか無かった。僕は其の噺を聴いて、盟友の暴走を糾弾したけれど、気持ちは分ったよ。何より、那奈ちゃんが素晴らしいと思った。

僕は「出待ち」を積極的にはしない。ショーが余りにも素晴らしかった時や、逆に納得出来なかった時とかに、僕は出待ちをします。僕は身銭を切って、片瀬那奈が踊るステージを只観て居るだけだ。此れまでも此れからも、僕は単純明快な「片瀬那奈ちゃんのファン」で「片瀬那奈ちゃんの観客」です。初演の時に、主演の中村雅俊さんが「兎に角、俺のファンの方々は、俺が存在しなきゃ生きて行けないって云ってくれて居るんだよ。俺には責任が在るんだ。」と云いました。確かに、まーくんのファンが命懸けだって事実は、劇場に行けば分るよ。でも、僕たち「那奈ヲタ」も、おんなじなんです。片瀬那奈が居ない世界は考えられない。僕たちは、10余年、真摯に片瀬那奈を追った。此れからも、追う。其れが「僕たちの生きる道」です。少なくとも俺は、自分の人生を彼女に捧げました。彼女が居たからこそ、僕が居るんです。

片瀬那奈には、其れだけの価値が在る。本当さ。俺が、証明してみせるよ。此の物語の結末は、もう解って居る。其れは「自分」か「片瀬那奈」の、どちらを選ぶかって事さ。俺は究極の選択に追い詰められたなら、迷わず「片瀬那奈」を選ぶよ。我が身を捨てて彼女を守るよ。銀河系中に誓う。

俺は、正気だし、本気だ。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 22:07| ACTRESS | 更新情報をチェックする

2009年05月24日

FAB4-059:ROCK AND ROLL MUSIC

Chuck Berry: The Autobiography ヘイル!ヘイル!ロックンロール(完全限定版 4枚組コレクターズ・エディション) [DVD] rms.gif


 w & m:CHUCK BERRY

 P:ジョージ・マーティン
 E:ノーマン・スミス
 2E:ジェフ・エマリック(10/18)、トニー・クラーク(10/26)、マイク・ストーン(11/4)
 録音:1964年10月18日(take 1)
 MONO MIX:1964年10月26日
 STEREO MIX:1964年11月4日

 1964年12月4日 アルバム発売(「BEATLES FOR SALE」 A-4)
 パーロフォン PMC 1240(モノ)、PCS 3062(ステレオ)


1964年10月18日、ビートルズは追い詰められていました。8月11日に「BABY'S IN BLACK」で始まったセッションは、続いて8月14日の「I'M A LOSER」「MR. MOONLIGHT」、「LEAVE MY KITTEN ALONE」と、明らかに「ジョン・レノン劇場」として進みます。然し乍ら、1964年の彼等は余りにも多忙でした。次に彼等がアルバム録音を敢行出来たのは、9月末です。10月に入っても全英ツアーが始まり、最早オリジナルを中心とした新作をクリスマスまで間に合わせるのは不可能となります。既に、オリジナル楽曲は10曲が録音終了していましたが、半数は未だ未完成の状態でした。しかも例によって「I FEEL FINE」「SHE'S A WOMAN」はシングル化するのでアルバムには収録しない事になったのです。傑作カヴァー「LEAVE MY KITTEN ALONE」もボツになりました。時間が無い!!レノンは、決めた。「カヴァーだ、残りはカヴァーでやろう!」と。

そして、彼は「英雄:チャック・ベリー」の其の名も「ロケンロール音楽」を、正真正銘のスタジオ実演一発録りで決めました。此の日は後述しますが、ポールにもジョージにも基本的には一発録りをさせました。此のカヴァーは、ビートルズの四人にピアノ担当のマーティンを加えたの五人でライヴ録音されたのです。オーバー・ダビングなど全く無く、生演奏そのまんまが記録されました。オリジナルのチャック・ベリーを聴いた事が在るのなら、此のジョン・レノン主導による「1964年のビートルズ」のカヴァーが如何に凄いのかがお分かりでしょう。確かに、此の世界に「ロケンロール」を創造したのはチャック・ベリーです。3コードの其れを演れば、所詮はチャック・ベリーの模倣に過ぎません。チャック・ベリーこそが「ロケンロール」を発明した創始者です。だからこそ、レノンは後に「マイ・ヒーロー!」と紹介し、只のファンになってしまい、「お前の歌だぜ!」と云われて一緒に歌った「JOHNNY B GOOD」で涙目になってしまいました。

されど、レノンは間違いなく「英雄」を超えました。此の楽曲は多くのレノンによるカヴァー同様に「ビートルズのオリジナル作品」と思われている人も多く存在するでしょう。来日公演の一曲目も此れでした。「世紀の天才歌手:ジョン・レノン」の才気を見せ付ける美しい奇跡の名唱です。「BEATLES FOR SALE」は、奇妙な作品集になりました。オリジナルでは基本的には暗い内省的な「ジョン・レノン劇場」で在り、カヴァーでは溌剌としたみんなのアイドル「ジョニー」が居ます。何にせよ、ジョニーは絶対的な王者でした。最早、彼の類い稀なる声だけで音楽になってしまった。此の時代に多くのビートルマニアが熱狂したのは「ジョン・レノンの声」です。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 01:13| FAB4 | 更新情報をチェックする

「僕たちの好きだった革命(改)」六日目(8/35)

Band on the Run, 25th Anniversary Edition


12:30開場、 13:00開演 東京芸術劇場 中ホール


BAND ON THE RUN



KOKAMI @ network vol.10『僕たちの好きだった革命』


本日は「盟友、暴走戦士:うっぴー☆」が参戦しますので、レポ宜しくです。

「うっぴー☆のレポ」

本日は「僕たちの好きだった革命」再演で初めての雨模様。

今回はB列10番台左側からの観劇となります。

前回がB列中央でしたので舞台全体の状況が良く掴めましたが、今回の場所はシーンが変わる幕と幕の間が見れて、裏方での那奈ちゃんの動きが見えたりして、これはこれでアリだと思いました。

「フラガール」の時もそうでしたが、何度も同じ舞台を観て、台詞やシーンを前回よりも覚えているにもかかわらず、観るたびにさらに泣けてくるのは何故なんだろう?

今日も初日より早く涙が溢れてしまいました。


さてさて、終演後のトークショーですが、ホストの鴻上さんに大高さん、田鍋さん、レオちゃん(澤田育子)、むっちゃん(武藤晃子)という脇を固める革命になくてはならない個性派4人です。

鴻上さんはそれぞれを「大高先生」「田鍋っち、たな謙」「レオちゃん」「むっちゃん」と呼んでいて、和気藹々とした爆笑のトークショーを繰り広げてくれました。

お客さんの中には、田鍋さんとむっちゃんの「一人三、四役」が分からず、鴻上さんが「○○と○○」と言うと「へぇ〜」という歓声も。
それを聞いたレオちゃんが「いいなぁ〜、そういうメリットもあるのか」と。

大高さんは「明日、声の仕事があるもんで」と枯れている喉を労わろうとしますが、そんなことはおかまいなしの鴻上さん。楽屋では安原さんとオヤジエロトークばかりしてるそうです。

むっちゃんはフリートークが苦手と言ってたけど、トークショーでは最後に大爆笑を誘ってました。


自分としては那奈ちゃんが出るトークショー以外では一番見たかったトークショーです。「このメンバーでお客さんが残ってくれるか心配だった」という鴻上さんの言葉とは裏腹に、ほとんどのお客さんが舞台とトークショーを楽しんだと思いますよ。


(うっぴー☆)



やあ、盟友:うっぴー☆有難う。じゃ、アジるぜ。

僕たち「那奈ヲタ」は「正義」だ。佐藤チーフマネさんは正に「鬼の兵基地外」だし、女子マネちゃんは言わば「中川生徒会長:ゲバルト・ローザ」なのよさ。人として間違った事をやらかし続けて居るのは「権力者=スタッフ=チーム片瀬」です。貴方達は、商品で在る「片瀬那奈」を売って生活して居るわけじゃん。其れを買って居るのは僕たちファンなんだよ。つまりだ、僕らがおまいらを養ってんだよ。何様なんだよ、佐藤くん。俺はさ、おまいだけは絶対に許さないぞ。例え俺が孤立しても、アンタのやらかして来たファンに対する不遜な行為は徹底的に糾弾するよ。確かに、君は那奈ちゃんを守った。たった一人で常に那奈ちゃんを守り通した。其れは認めるし、感謝して居ます。でもさ、やり過ぎなんだよ。過剰防衛なんだよ。俺も君の立場なら「純真無垢な片瀬那奈」を君と同じ様に守るだろう。されど、ファンの挨拶を無視したりはしない。おまい以外にそんな莫迦な事をやらかす関係者は、皆無なんだよ。おまいがそんなんだから「赤うにょちゃん」も「女子マネちゃん」も間違っちゃったわけじゃん。佐藤クンの思考はさ、簡単に云えば「俺は片瀬にとって必要だ。俺が片瀬を守って来た。あいつらは居なくても片瀬は困らないが、俺が居なきゃ片瀬は困るんだ。だから、あんな奴らは見下してやる!」なのよさ。どーだい?其の通りだろ?だから此れまでずっと酷い態度を取り続けて来て、其れが「正義」だと思ってたんだろ?権力にヘコヘコして、長いものに巻かれて、「ファンなんて屑だ!」って見下して、此の世界の本質を見失ってしまったわけだ。可哀想だよ、シュガーちゃん。だから、俺が命懸けで、おまいを救ってやる。哀れでみてらんないのよさ。御本尊様の壱番近くに居るのに、莫迦じゃないの?恥ずかしくないの?

此れまではさ、アンタは俺とそっくりだって思って居たんだよ。残念だよ。アンタは間違って居る。其れに従う女子マネくんも暴走して居る。僕たちが信じるのは「片瀬那奈」だけだ。僕たちが愛するのは「那奈ちゃん」だけなんだよ。其の那奈ちゃんが悲しむのは嫌だから、みんな黙って居るんだ。でも、俺は糾弾する。おまいらの「営利的なる愛情」と俺たちの「無償の愛」とでは、そもそも勝負にならないんだぜ。猛省せよ、チーム片瀬!こんなんじゃ、懸命に頑張って居る那奈ちゃんが報われないじゃん。何故、俺たちを排除したいのか応えたまえ。野崎さんに訊けば好いのかい?

シュガーちゃん&女子マネちゃんに告ぐ。
今度逢ったら、直接、正々堂々と訊くから、
キチンと応えて頂戴ね☆お願い!



(「有難う、002:JET !」:009/小島藺子)



posted by 栗 at 17:07| ACTRESS | 更新情報をチェックする

2009年05月25日

FAB4-060:I'LL FOLLOW THE SUN

All You Need Is Covers Led Zeppelin Heartsounds


 w & m:LENNON / McCARTNEY

 P:ジョージ・マーティン
 E:ノーマン・スミス
 2E:ジェフ・エマリック(10/18)、ロン・ベンダー(10/21)、マイク・ストーン(11/4)
 録音:1964年10月18日(take 8)
 MONO MIX:1964年10月21日
 STEREO MIX:1964年11月4日

 1964年12月4日 アルバム発売(「BEATLES FOR SALE」 A-5)
 パーロフォン PMC 1240(モノ)、PCS 3062(ステレオ)


さて、ようやくポールの出番が来ました。名曲の誉れ高い「僕は那奈ちゃんを追う」こと「I'LL FOLLOW THE SUN」は、基本的にはポールの単独作品です。然し乍ら、此れは旧作の焼き直しだったのです。ポールが此の曲を書いたのは録音される五年も前で、彼が未だ16才だった頃の習作でした。でも、流石は後に「20世紀最大のメロディー・メイカー」と賞賛されるポール・マッカートニーです。若干16才で名曲を書きました。ボス:ジョニーも「好い曲じゃん!」と認め、無名時代から実演で演奏していました。されど、此のフォーク・バラードは、なかなか発表されなかった。データでお分かりの様に、此の曲は追い詰められた彼等が何とかしてアルバムを埋める為にカヴァーに逃げた「1964年10月18日」に録音されたました。つまり、ポールは旧作を引っぱり出して来たわけです。

「BEATLES FOR SALE」のセッション用にポールが書けた新曲は、シングルB面で発表された「SHE'S A WOMAN」(インスト曲「CROSS FIRE」の盗作です!)と「EVERY LITTLE THING」(ジョンがリード・ヴォーカルを担当!)と「WHAT YOU'RE DOING」(全曲カヴァーで最後に見つかった程の駄曲です!)の、たったの三曲でした。ジョンとの共作も二曲(「BABY'S IN BLACK」「EIGHT DAYS A WEEK」)在りますが、貢献度は未だ未だ低かった。ジョンにオンブに抱っこ状態での「レノマカ」でした。もたもたしていると、何やらチャッカリと「YOU KNOW WHAT TO DO」なんて曲を書いていたジョージ・ハリスン如きに負けてしまうかもしれない!との危機感もあったでしょう。

此の楽曲も、苦肉の策で録音されたと思われます。しかも、以前から演奏されていたポール作の其れとは明らかに違っています。其れは、レノンのハーモニーです。かつては「ポールによるダブルトラック」なんて出鱈目が罷り通っていた程に息の在った「レノマカ」の二重唱が、此の楽曲を光らせました。おそらく、ジョンが大いに手伝って完成版へ向ったのでしょう。そして、ジョージが奏でるギターも好いです。苦楽を共にした三人が10代から演奏して来た楽曲をほろ苦い20代前半にリメイクした佳曲です。何とも愛らしいのは、元々が10代の感性で書かれたからです。「明日は雨かもしれない、だから僕は太陽を追う」と云う「意味不明」な歌詞が逆に切ないのです。更に、既に大人になってしまった三人がリメイクした事で何とも云い難い「苦み」が加わりました。此の楽曲で「リンゴの立場は、在りません。(キッパリ!)」クオリーメン時代から一緒だった三人だからこそ出せた味です。美しい。傑作です。いえね、リンゴだってちゃんと参加してはいるんですよ。太鼓じゃなく、脚を叩いてます。ま、アンプラグドですからね。

さて、此の楽曲を当時カヴァーした三流歌手がいます。其の名は「Glyn Johns」。ええ、そうです。後の「ビートルズ物語」で重要な役割を果たしますし、Led Zeppelin なる集団のデビュー盤でエンジニアも務め、有名なプロデューサーへと成長して行く「グリン・ジョンズ」其の人です。凡庸な唄い手にすぎなかった彼ですが「太陽を追う志」は、本物でした。ビートルズに関わってしまった方々は、みんな何かを成し遂げて行く事になります。彼らにとっては、ビートルズこそが「太陽」でした。其れにしても、16才の少年が作ったとは思えない程に「暗い世界観」が描かれています。ジョンが用意した新曲ともリンクします。おそらく、此処で歌われる「太陽」とは、ポールの母親でしょう。ジョンとポールには、決定的な共通点が在りました。其れは、お互いに10代で母親と死別した事実です。其の二人が歌う「慕情」に、僕たちは感動するしか在りません。此れは「女性賛歌」です。「1964年の太陽」が「そうじゃないんだ、本当の太陽は、女の子さ」と歌ったのです。


(小島藺子/姫川未亜)



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チャンネルα「暴れん坊ママ(再々)
#3『オヤジ襲来!!退園の危機』
#4『見た!!園ママ社会のウソ』」

暴れん坊ママ DVD-BOX


フジテレビ 15:00〜16:53

助演:花輪倫子 役

再々放送のイ牛は、過去記事でどうぞ。其れよりもだ。

「シュリンプコール、しちゃうよっ!」(森田ちゃん声で)

「片瀬那奈ちゃんは誰のモノだ?スタッフのモノか?違う!誰のモノでも無い!されど、僕たちが愛する那奈ちゃんは、ファンみんなの為に存在して居るのだっ!」

莫迦だと云われても好い。何と罵倒されようが厭わない。全てを台無しにしちゃったのは決して僕たちファンじゃない。沈黙は金だ。上手い逃げ口上だよ。でもさ、雄弁は銀なんだぜ。おい、シュガーちゃん、もう逃がさないぜ。説明したまえ。何故、僕たちを睨む?何故、敵視する?ファンが嫌いなのかい?女子マネちゃん、言動不一致過ぎだろ?シュガーちゃんの命令かい?全部明かしても宜しいわけですか?どれだけ、酷い扱いを受け続けたのかを、俺は野崎さんに直訴するよ。

僕たちは、永遠に「片瀬那奈」を愛す。其の為には、闘うしか無いんだよ。何にも出来ないって思ってたんだろ?だから平気で非常識な態度で居られたわけじゃん。絶対に認めないからな。今の「チーム片瀬」はさ、人として有り得ないのよさ。其れで守って居るつもりかい?「片瀬那奈」は、おまいなんかのモノじゃないんだぜ。

此れは、俺の「個人闘争」だ。那奈年にも及んだ仕打ちが、腹に据えかねただけだ。他の連中は無関係だ。シュガーちゃん&女子マネちゃん、応えなさい。俺たちが、一体何をした?何故、大好きな那奈ちゃんに逢いに行って疎まれるんだ?とっても幸せな気分になって居るのに、君たちの不遜な態度で台無しなんだよ。来て欲しく無いなら、二度と誘うなよ。莫迦みたいじゃん。「来て下さい!」って云われて、時間と金を掛けて全国行脚して、其れで「何で来てんだよ?」って敵視されてさ。みんなの那奈ちゃんじゃないの?君らの那奈ちゃんなの?

ねえ、シュガーちゃん&女子マネちゃん、教えてよ。

全く以て、理解不能なのよさ。何故、僕たち「那奈ちゃんファン」は、佐藤クンに虐げられるのですか?応援しちゃ、イケナイの?ファンが、大嫌いなの?どーゆー事なの?全部「嘘」じゃん。何もかもが、出鱈目じゃん。其れで好いの?其れが佐藤くんの望みなの?ファンを排除して、一体どーやって生きてゆく気なの?応えて欲しいよ。本当に、全く理解不能なのよさ。莫迦なあたくしに、キチンと説明して下さいね☆宜しく御願い致します。

あっ。本当に、此れはあたくし「個人の意見」ですので、
他のコたちは全く関係在りませんので、
差しで勝負させて頂きますよ、シュガーちゃん。


那奈ヲタ諸君!僕たちが主体的に片瀬那奈を愛した事を恥じる事など無いのだっ!権力で在る関係者に媚諂い、我々ファンを蔑ろにして来た「チーム片瀬」は間違って居る。我々は、自分が信じた片瀬那奈だけを信じようじゃないか。那奈ちゃんだけを愛し続けて来た此の十余年の何が悪いと云うのか?既に家庭を持った者も多く、当然乍ら定職に就き乍ら、必死で有給を取ってまで駆けつけた事の何処が間違って居たと云うのか?我々は、断固として認めない。過剰防衛を続け、僕らの那奈ちゃんを「商品」としてしか認識しない「スタッフの姿勢」を、徹底的に糾弾する!!


本放送:
2007年10月30日
2007年11月6日
再放送:
2008年11月13日
2008年11月14日


(「ゲバルト・イコちゃん」:小島藺子)





posted by 栗 at 17:07| ACTRESS | 更新情報をチェックする

2009年05月26日

FAB4-061:MR. MOONLIGHT

DR.FEELGOOD & THE INTERNS.jpg mms.gif


 w & m:ROY LEE JOHNSON

 P:ジョージ・マーティン
 E:ノーマン・スミス
 2E:ロン・ベンダー(8/14)、ジェフ・エマリック(10/18)、
   ケン・スコット(10/27)、マイク・ストーン(11/4)
 録音:1964年8月14日(take 4)、10月18日(リメイク、take 8)
 MONO MIX:1964年10月27日(take 4&8を編集し、2種制作)
 STEREO MIX:1964年11月4日(take 4&8を編集し、2種制作)

 1964年12月4日 アルバム発売(「BEATLES FOR SALE」 A-6)
 パーロフォン PMC 1240(モノ)、PCS 3062(ステレオ)


ポールの「太陽女性賛歌」に続くのは、ジョンのカヴァー「月男よ今夜もありがとう」と来るのが「レノマカ」の絶妙なコムビネーションです。されど、此の楽曲の評価は欧米と日本では全く違っております。多くの欧米での研究家は「ビートルズ史上、最も凡庸なカヴァー作で、駄作である」と云います。アルバムの穴埋めに、「PIANO RED」が変名の「DR.FEELGOOD & THE INTERNS」で1962年に発表したオリジナルを模倣しただけだと断じます。確かに、彼等にとっては急場しのぎのカヴァーに逃げるしか無かった事情ゆえに録音された楽曲だったのでしょう。他のカヴァー曲が「基本的には一発録りで決められた」のに、此の曲は出来が悪くリメイクまでして、二つのテイクを繋いでミックスされました。

ところが、日本では「此れぞ初期ビートルズの傑作だっ!」と讃える人が多いのです。其の理由を、あたくしは1970年代末に「たった壱度だけの再放送!」と謳われ日本テレビが放映した(実際にはライヴ部分は再放送では無く、本邦初公開映像だったのですが、、、)「1966年の来日公演映像」を観て納得しました。彼等が来日し羽田空港からパトカーに先導される場面で、サイレンを打ち破るかの如くジョン・レノンの絶唱「みすたぁぁあ、むーんらい!」が流れるのです。余りにもカッコいい演出でした。ゆえに、日本でのみシングル化もされてヒットしたのでしょう。いや、何故か本国では一曲もシングル・カットされていない「BEATLES FOR SALE」から、日本では14曲中10曲もシングル化され、更にもう2曲も視聴盤まで出来ていました。おいおい、14曲中12曲をシングル・カットするって、何じゃそりゃ?

オリジナルは、なかなか入手困難な物件です。昨年に待望のCD化が告知されたものの、発売延期になってしまいました。あたくしが此の曲の原曲を最初に聴けたのは、兄弟子「山下達郎さん」が惜しげも無くNHK-FMで流してくれたからです。ゲストで出演して居た大瀧師匠は「山下クンは優しいねぇ、僕もコレは持っているんだけど、かけた事ないよ」と云い、クマは「流石、大瀧さんだナァ」と呆れ返りました。何せ、大瀧師匠はかつてお逢い出来た時(もう30年前の出来事です)「ロネッツのレコードが欲しいんですけど、、、」と訊いたら「君ね、そんなもんはさ、もう無いよ。入手出来ない!」と云い放ったのです。其れで「いえ、何とかテープを手に入れて聴いているんですけど、やっぱりレコードが欲しいんで、、、」と返したら、こう云ったのです。「何だ、持ってんのかよ!だったら其れで満足しなよ。聴けるんじゃん。持って無いのかと思ったら、持ってんのかよ。君ね、其れはさ、贅沢だよ。みんな持って無いんだからさ。な〜んだ、ロネッツ持ってんのか、ふ〜ん、、、」とね。そして「多羅尾伴内」名義のサインをしてくれました。悔しくってさ、鬼の様にロネッツのレコードを探しましたよ。其れで、壱年後に見つけた時は、本当に嬉しかったナァ。多羅尾伴内師匠は、生意気な田舎の一回りも年下のファンに「自分で求めて探して身銭を切って手に入れなきゃダメなのだ!」と教えてくれたのです。

「師匠、有難う!」


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 00:07| FAB4 | 更新情報をチェックする

チャンネルα「暴れん坊ママ(再々)
#5『衝撃!本当のママの秘密』
#6『初恋!!(秘)ヒヒーン作戦!?』 」

暴れん坊ママ DVD-BOX


フジテレビ 15:00〜16:53

助演:花輪倫子 役


えっと、CX主催の「革命再演」期間中に片瀬クンの旧作を流して下さるのは、誠に嬉しい限りなのですが、、、

「公演とバッティングしてるじゃん!」

ま、此れが木曜日には終わって、金曜日からは「アテンション・プリーズ♪」が始まるわけでして、もうCX様は「上戸ちゃん推し」で必死なのですよ。何やら「最早、デジタル機器で録画視聴するのが一般的な時代に、リアルタイム視聴率に意味は在るのか?」なんて記事まで書かせちゃってさ、いや、其れは正論なんだけど「リアルタイム視聴率」に踊らされてんのはマスコミじゃん。俺たちは「数字が良いから素晴らしいドラマ」なんて考えた事は無いのよさ。自分の審美眼で選んだモノだけを信じて居るのよさ。ギョーカイってさ、本当に下らないんだよ。俺も30年近く生業にして居るから、あんまり云うのってアレなんだけどさ。「スポンサーとかにだけヘコヘコしてファンを見下す」なんて莫迦な事だけはして来なかったからさ。ま、此のネタも飽きたよ。もう、俺はおまいを見放したよ。

大丈夫、な〜んもしないからさ。大体さ、研音様って音楽部門を辞めちゃう気なんでしょ?そしたらさ、あたくしの生業とは距離が出来るよ。好かっただろ?シュガーちゃん。同志諸君から「☆クンのイ牛は、何故書かないの?」とか要望が殺到したんだけどさ、「此処は片瀬那奈ちゃんのサイトだし、ネガティブな話題は避けてるのよさ。書きたけりゃ☆クンのサイトでも作ればいいじゃん!」と応えましたよ。投稿が在れば、載せるけどさ。未だよく解んないのよさ。申し訳ないんですけど、あたくしは那奈ちゃんだけで精一杯なのよさ。怒るのって、凄いエナジーが必要なの。ハッキリ云って、怒った方が疲れちゃうだけなのよさ。俺はさ、どーでもいい輩には、な〜んにもしないの。那奈年も信じて怒って損したよ。もう二度と挨拶なんかしないよ。那奈ちゃんのマネジャーじゃなけりゃ、生涯逢う事も無かったんだぜ。俺は那奈ちゃんみたいに心が広く無いのよさ。僕たちは、自分からは決して手は出さない。殴られても黙って耐える様な性格です。そんな奴らだからこそ、片瀬那奈ちゃんを愛して居るんだよ。おそらく、君には永遠に理解出来ないだろう。

左様なら、シュガーちゃん。無視されたかったんだろ?そうするよ。

ファンを敵に回したのは、君の罪だ。


本放送:
2007年11月13日
2007年11月20日
再放送:
2008年11月14日
2008年11月15日


(小島藺子)




posted by 栗 at 16:57| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「僕たちの好きだった革命(改)」那奈日目(9/35)

ギミ・サム・トゥルース メイキング・オブ・ジョン・レノンズ・イマジン・アルバム [DVD]


13:30開場、 14:00開演 東京芸術劇場 中ホール


GIVE ME SOME TRUTH



KOKAMI @ network vol.10『僕たちの好きだった革命』


今回の池袋公演は、結局は、事前にテケツを購入して居た「初日(5/19)」と「那奈ちゃんのトークショーが在る日(5/21、5/28)」と「最終日(5/31)」の「四公演」のみの観劇になりそうです。もっと観る予定でしたけど、やる気がなくなっちゃったのよさ。理由は色々在りますけど、最大の要因は、ま、もう云わなくともお分かりでしょう。

本日は、トークショーに「堤カントク」が現れるって事で、狙ってました。でもさ、僕は池袋には行かなかった。地元で、ウチの最高顧問「000」様に逢いにゆきました。彼女を僕に紹介してくれた姉貴「029:ティンカーベル」と一緒に、楽しい時を過ごしたよ。

僕は、そんな日常が好きです。那奈ちゃんが居て、僕たちも居て、いつも一緒には居られないけれど、逢える時には駆けつけて、みんなで「那奈ちゃんって、最高だね!」って夜通し語り合って、また逢おうねって云って、約束なんか無いのに「片瀬那奈」の名の元に集って、いつもいつだって那奈ちゃんが好き同志で集って、那奈ちゃんが笑って、僕らも笑って来ました。那奈ちゃんのコトノハに、那奈ちゃんの演技に、那奈ちゃんの歌声に、日々励まされて生きて居ます。

もう十余年、僕たちにとって、那奈ちゃんこそが太陽で明星でした。此れからも、其れは永遠に続きます。ずっとずっと、もう、片瀬那奈ちゃんしか有り得ないんです。十余年も那奈ちゃんだけを愛した僕たちには、他の誰かを最初から追うなんて事は不可能です。第一、僕らの誰もがこんなに長い時間応援し続けて居る存在は「片瀬那奈」しか居ません。あたくしも含めて、同志諸君には「那奈ちゃんに出逢って、初めて追っかけをした」って仲間も多いのです。僕たちは、素人集団なんです。那奈ちゃんしか、追えなかったんです。何も解らずに、追っかけて来たんです。

僕たちは、片瀬那奈ちゃんが好きです。大好きです。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 18:07| ACTRESS | 更新情報をチェックする

2009年05月27日

FAB4-062:KANSAS CITY 〜 HEY,HEY,HEY,HEY

The Essential kcs.gif


 w & m:JERRY LIEBER / MIKE STOLLER / RICHARD PENNIMAN

 P:ジョージ・マーティン
 E:ノーマン・スミス
 2E:ジェフ・エマリック(10/18)、トニー・クラーク(10/26)
 録音:10月18日(take 1)
 MONO MIX:1964年10月26日
 STEREO MIX:1964年10月26日

 1964年12月4日 アルバム発売(「BEATLES FOR SALE」 A-7)
 パーロフォン PMC 1240(モノ)、PCS 3062(ステレオ)


「BEATLES FOR SALE」のA面を締めるのは、ポール・マッカートニーの絶唱です。かつて、此のカヴァー曲は単に「カンサス・シティー」と表記されていましたが、ポールが参考にしたのはオリジナルでは無く、敬愛するリトル・リチャードが改変したカヴァーでした。言わば、此れはジョン・レノンによる「TWIST AND SHOUT」と同じ図式で、ビートルズがやらかしたのは「カヴァーのカヴァー」だったのです。二番煎じでは無く、出涸らしの参番茶を出したわけだ。

ところが、其れは魔法のお茶でした。急場しのぎでのカヴァーで逃げるしか無かった状況での「1964年10月18日」に、ジョンは「御馴染みのカヴァーを、一発録りしちゃおうぜっ!」と決めた。其れに、相棒ポールは応えた。此のカヴァーは実際には「2テイク」録音されましたが、初回の方が圧倒的に勝っていた為、音盤化されたのは「一発録り!」になりました。勿論、完全なる実況録音です。ビートルズの四人と、鍵盤担当の制作者で五人目のビートルと云われた「ジョージ・マーティン」を加えた「五人」による正真正銘の実演です。如何なるオーヴァー・ダビングもされていません。凄い!最近の若い人には「ビートルズって、ライヴが駄目じゃん、下手じゃん」とかヌカす可哀想な御仁もおられる様ですが、云っちゃうけどさ、聴いて無いだろ?もしも聴いて云ってんのならさ、おまいらは「ホウイチ」じゃん。此の頃のカヴァーってさ、ほとんどが「スタジオ・ライヴ」の一発録りだったのよさ。何処が下手なの?ポールが「ロックじゃない」なんて云えますかぁ?

ポール本人が述懐しています。「僕は、無理だと思った。でも、ジョンが『君なら出来るさ!』と励ましてくれたんだ。そして、やったよ!」と。美しいナァ。特に、後半の「HEY,HEY,HEY,HEY」になってからの「ポール対ジョン&ジョージ」の掛け合いが、ゾクゾクさせられます。ポールが有頂天になってアドリブをかまし乍ら高音で絶叫し、ジョン&ジョージが追っかけコーラスを延々と続ける展開は、後の「HEY JUDE」へと繋がって行きます。ポールは、愛するジョンの期待に応えました。励まされて、本当に嬉しかったのでしょう。其れが、永遠に刻まれた音盤にしっかりと遺されています。

「ポール覚醒、間近!」

ジョンは「してやったり!」だったと思います。未だ、レノンは余裕がありました。まさか、自分の予想を超える「眞の怪物を起こした」とは思っていなかった。確かに、レノンは初対面からポールを畏怖していました。「こいつをバンドに入れたら、俺が喰われちゃうかもよ」と予測はしておりました。ましてや、其のポールが連れて来た「子供:ジョージ」なんて眼中に無かったでしょう。ポールもジョージも「ジョニーに認めて欲しい!」と願った。ジョニーを追っかけた。そして、事態はドンドンとトンデモない事になって行くのです。今後のビートルズは「僕たちの好きだった革命」に強引に例えるならば、「山崎クン=ジョン」「未来ちゃん=ポール」「日比野クン=ジョージ」みたいな展開になってしまいます。

ジョン・レノンと云う稀人に憧れたポール・マッカートニー&ジョージ・ハリスンの二人も稀人でした。クオリーメン時代からの三人共が、普通なら「自分がリーダーのバンドを率いても成功する」レベルでした。そんな三人が長い下積みを経験して、万感の想いで絶唱する「HEY,HEY,HEY,HEY」に、心を撃たれるのも致し方ないでしょう。美しいよ。綺麗だ。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 01:23| FAB4 | 更新情報をチェックする

チャンネルα「暴れん坊ママ(再々)
#那奈『息子は天才!?お受験参戦』
#8『大迷惑!!空気読めない男』 」

暴れん坊ママ DVD-BOX


フジテレビ 15:00〜16:53

助演:花輪倫子 役


あたくしの甥っ子は「ミクロちゃん」のファンです。彼をそう仕向けてしまったのは伯父のあたくしの責任かもしれません。2007年の春に、当時「中学お受験」まっただ中の小学6年生だった甥っ子は、小5の時(2006年)には種子島へ「宇宙旅行留学」とかでホームステイして居た事も在り、TVを二年位はマトモに観れなかったのです。あたくしの亡き母(甥っ子にとっては祖母)の法事で再会したあたくしは、妹夫婦には内緒で夜中にノートパソコンで「鉄板少女アカネ!」のDVD箱を甥っ子と観ました。ヘッドフォンをお互いに片方の耳で聴いて、布団に隠れて、西豪寺エレナ様とミクロちゃんを観たのです。

甥っ子は、オレンジレンジのファンで幼少からピアノも習って居るので、最初は劇中にオレンジレンジの歌が弦楽のアレンジで流れた事で興味を持ったみたいでした。其れで、当時本放送して居た「生徒諸君!」をホテルの妹夫婦の部屋でみんなで観たのでした。「伯父さんと一緒だから、特別なのよ」と妹に念を押された甥っ子は、懸命に其れを視聴して居ました。最初は「伯父さん、此れはアカネだよね?ふ〜ん、色んな役が出来るんだね」なんて呑気に観て居た甥っ子ですが、運悪く、其の日の内容は全く救いが無い噺(ミクロちゃん達が前任の教師に山に置き去りにされるエピソード)だったのです。当然、最後には救いが在ると思って観て居た甥っ子は余りにも残酷な展開に「俺、こんなドラマは二度と観たくないよ!」と涙目になって云い放ちました。純真な小学生にとって、トラウマになりかねないドラマでした。

壱年後(昨年)再び法事で再会した甥っ子は無事に進学中学校へ合格して居ましたが、何やら妙な噺をし出したのです。曰く「伯父さん、昔一緒に観た『生徒諸君!』ってさ、録画したの?俺さ、あのドラマを観直してみたいと思ってるんだ。」さらに「こないだ、大阪では『野ブタ』を再放送していて観たんだけど、面白いよね?」そして「『三丁目の夕日』って映画、観た?伯父さん、アレは泣けるよね」

それであたくしは甥っ子に訊いた「あのさ、お前、もしかして堀北真希ちゃんが好きなの?」すると甥っ子は平然として云いました。「うん、俺、堀北のファンだよ。最近、役に恵まれてないけどさ、堀北は好いよ!」

そして現在、「エレナ様命の伯父」と「ミクロちゃん大好きな甥」は、再会する度にアイドル談義に花を咲かせて居ります。甥っ子の鋭い批評に、あたくしもタジタジですよ。(例えば、丁度CMに出て居た在る若手女優を観た甥っ子は云った。「伯父さん、コノコってクラスでも人気が在るんだけどさ、CMでしか駄目なんじゃないのかって思えるんだよ。背が高過ぎて、可愛く無いと思わない?あっ。伯父さんの好きな片瀬サンは背が高いけど綺麗だとは思うよ。演技も上手いし、笑えるよね。一寸、俺のタイプとは違うけどね、俺は堀北みたいな田舎臭い顔が好きなんだよね。でさ、コノコはなんだかフランケンシュタインみたいだと思わない?」其れで、其の「ミクロちゃんと抗争中と噂される某若手女優」は、あたくし達のスラングで「フランケン」と呼ばれる様になったのでした。子供って怖い、、、)


本放送:
2007年11月27日
2007年12月4日
再放送:
2008年11月15日
2008年11月18日


(姫川未亜)


posted by 栗 at 16:57| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「僕たちの好きだった革命(改)」八日目(10/35&11/35)

マインド・ゲームス


昼の部/13:30開場、 14:00開演
夜の部/18:30開場、 19:00開演
東京芸術劇場 中ホール


ONE DAY(At A Time)



KOKAMI @ network vol.10『僕たちの好きだった革命』


「あっ。」(西豪寺エレナ様声で)と云う間に「革命再演@池袋17公演」も中盤を過ぎてしまいました。始まってしまうと、素敵な時は本当に短いのです。残すは明日からの六公演です。三分の二は終わってしまったのですよ。

昨年の「フラガール」赤坂23公演を全て最前列で追った日々は、確かに「至福の時」でした。「嗚呼、あたくしは、此の夏の為に生まれ生きて来たんだナァ。」と、世界に感謝しました。何せ、愛する那奈ちゃんの初主演舞台なのです。

明日、僕は一週間振りに「革命」を観ます。本当は、スタッフなんて、どーでも好いんです。関係者だって、全く問題外なんです。只、面識が在るから、人として御挨拶するだけです。僕が「鬼門」で在る「池袋」へ行くのは、其処に「片瀬那奈」が居るからです。いつも通り、僕は黙って、片瀬那奈の演技を観ます。明日は、其れしか予定して居りません。そうやって、僕は生きて来た。全てを捨てて、片瀬那奈を優先して来ました。此れからも、僕は片瀬那奈を追い記録する為に存在します。本気で誰かを愛した事が在るのなら、こんな事は当たり前だと認識出来るはずです。尊敬する料理人は、僕に云った。「お前が羨ましいよ。そんなにまでナナが好きか?好きにやれよ。お前は間違ってないぞ。誰にも迷惑を掛けて無い。お前の人生だ、トコトン、ナナに捧げろ!大莫迦野郎!!」

ええ、そうさせて頂きます。僕の命なんてもんは「片瀬那奈と云う名の虚構」に出逢わなければ、十二年前に終わって居たんです。御本尊様に生かされた「余生」なんですよ。返さなきゃ、死ねないのよさ。


(小島藺子/姫川未亜)



追伸、研音様。

初日(5/19)を最後に「女子マネちゃん日記」が送信されて居ない模様です。毎日モバイル・サイトでは更新されて居る様子ですが、メールは届いて居りません。別に「女子マネちゃん日記」の記録を放棄したのでは無いのです。「有料でメールするサービスを一週間以上も怠って居る」から、記録出来ないだけです。一体、何を考えて居られるのでしょう?此れは大問題だと思いますよ。

(ななごころ)



posted by 栗 at 23:07| ACTRESS | 更新情報をチェックする

2009年05月28日

FAB4-063:EIGHT DAYS A WEEK

Procol's Ninth Eightdaysaweek.jpg nrs.gif


 w & m:LENNON / McCARTNEY

 P:ジョージ・マーティン
 E:ノーマン・スミス
 2E:ケン・スコット(10/6、12、27)、マイク・ストーン(10/6)、ジェフ・エマリック(10/18)
 録音:10月6日(take 13)、10月18日(take 15)
 MONO MIX:1964年10月12日(#1)、10月27日(#2 & #3)
 STEREO MIX:1964年10月27日(#1 & #2)

 1964年12月4日 アルバム発売(「BEATLES FOR SALE」 B-1)
 パーロフォン PMC 1240(モノ)、PCS 3062(ステレオ)


アナログ盤ではB面の1曲目でした。いえ、今も其れを聴いているのだけど、「ヘイ!ヘイ!ヘイ!ヘイ!」とフェイドアウトして終った「BEATLES FOR SALE」をひっくり返して針を落とせば、なな、なんと、此の素晴らしいレノマカ楽曲が「フェイドイン」して始まります。カッコいい!!こんなの聴いた事なかった。イントロがフェイドインして来るって物凄い発明です。

データでお分かりの様に、此の曲は現在聴けるカタチの前にモノラルでのミックスまで終了し完成しました。其れは、当初は此の楽曲こそがシングル候補だったからでしょう。当時、彼等の主演第二作映画として「EIGHT ARMS TO HOLD YOU」なる仮題が在りました。其の主題歌を想定してポールが骨組みを書き、録音中にジョンの比重が大きくなって、結果的には「レノマカの合作」へと発展したのです。然し乍ら、映画は結局「HELP !」として公開されます。しかも、ジョン主導の野心作「I FEEL FINE」が出来てしまった為に、此れ程にもポップな楽曲が本国英国では「アルバム用」に回されたのです。其れで、完成品に手を加える追加録音されます。此処までの流れを追えば、当然追加された録音でイントロが最録音されたと思われるでしょう。ところがだ、確かに彼等はイントロとアウトロを最録音しますが、結局、編集で繋がれたのはアウトロ部分のみでした。つまり、シングルを想定した段階から「イントロがフェイドインする事は決まっていた」のです!其の発想は、凄過ぎます。

米国では当然の如くシングル化され、首位を獲得します。日本でも、しっかりとシングル盤が出ております。おそらく「本国では壱曲たりともシングル・カットされなかった」アルバムにも関わらず「14曲中の10曲がシングル発売された」なんて国は、此の日本だけでしょう。米国だって、其処までやんなかったよ。其れ程までに日本人は「ビートルズ '65」が好きなんです。そうです、此の作品はタイムラグが在る日本では「ビートルズ '65」として、1965年に発売されたのでした。コンパクト盤も乱発され、リアルタイムの日本では何が何だか分らなかったでしょう。でも、記憶には残った。僕たち赤盤青盤世代の前に、リアルタイムで1964年に彼等に出逢ってしまった数少ないお兄さんやお姉さん(実際に其の世代の方々は皆さん「ビートルズを聴いていたのは、クラスで一人か二人だった」とおっしゃいます)が、「ビートルズ '65」が一番好きだって云っちゃうんですよ。

オリジナル楽曲は暗い傾向に在るアルバムの中で、此の「一週間に十日来い♪トコトン、トコトン♪」は、余りにも明るい。されど其れがシングル用だった経緯を知り、そして実際にシングルになったのが「I FEEL FINE / SHE'S A WOMAN」と云う表面上は「アイドル集団による恋愛賛歌」だったと云う事実から、1964年末の彼等の「戦略」が伺えます。ビートルズの楽曲を聴く時、僕たちは其の絶望感や悲壮感に驚く瞬間が在ります。彼等が歌った楽曲で底抜けな「ハッピー・ソング」を見つける方が困難です。彼等は、常に「此の世界の無常」を歌っていました。だからこそ、底抜けに明るいはずなのに「凡庸にはならなかった」此の楽曲は「永遠の美」になりました。そして、其れを実現したのは「レノマカ」の魔法でしょう。

繰り返しますが、此の曲は明らかにポールが主導で書かれた作品でした。なのに、テイクを重ねて、結局はジョンが主導権を握りリードを取りました。天然ポールの屈託の無い明るい旋律を、毒舌家レノンが歌った時に、何とも云い難い苦みが加わったのです。「レノマカ、此処に在り!」を示す傑作中の傑作です。此れをシングル化しなかったって「志」も、素晴らしい!余りにも、真摯だ。此れこそが「正義」です。彼等は、体制に反抗したのでは無い。新たな世界を築こうとしただけだ。其れを旧体制が畏れ弾圧したから、彼等は反逆児と呼ばれたのです。こんなにも美しい音楽を聴いただけで、不良になるって云われたのです。ビートルズが音楽の教科書に載る世界では「そんな馬鹿げた噺があるもんか?」と思うでしょうけど、本当に起こった事なのです。されど、音楽は力強く残りました。さあ、「BEATLES FOR SALE」B面の世界を、御一緒に楽しみましょう。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 00:07| FAB4 | 更新情報をチェックする

「片瀬那奈マネ日記」#457〜#463

ゴジラ モスラ キングギドラ大怪獣総攻撃 [DVD]


サブタイトル

「『革命』二日目」(5/20)
「『革命』三日目」(5/21)
「『革命』四日目」(5/22)
「『革命』五日目」(5/23)
「『革命』六日目」(5/24)
「『革命』七日目」(5/26)
「『革命』八日目」(5/27)

以上。

♪あきれてものもいえね〜♪


(まるか&小島藺子)



全然関係無いのだけど、「革命」へ行く前に「SMiLE」を聴きつつ、TVで時代劇を流してたら「愛らしい子役」が出て来て「可愛いナァ」と思い、よく観たら、、、

「みーちゃん」でした。

「北村一葉ちゃん」じゃまいか!やっぱ、神の子でした。


(姫川未亜)



posted by 栗 at 11:25| pre-UNYO | 更新情報をチェックする

チャンネルα「暴れん坊ママ(再々)
#9『大逆転!!波乱のXマス会』
#10(最終回)『涙の卒園式…愛しい子よ』」

暴れん坊ママ DVD-BOX


フジテレビ 15:00〜16:53

助演:花輪倫子 役


「倫子ママの下克上を、確と目に焼き付けよっ!」

とアジりたいんだけどさ、ボキは池袋に居りますですよ。

僕は昨日、行きつけの呑み屋へ15時直前に行き食事をし、マスターに「15時からTVを8チャンネルにしてよ」と頼んだ。マスターは「水戸黄門が観たいナァ、何やってんだよ、イコ」って云うから「そりゃ、あたくしが、、、」と云いかけたら「分った、ナナだろ?好いよ、変えてやるよ。お前、莫迦か?」と返し、其の後二時間「暴ママ」が流されたのでした。

マスターは他のお客に「こいつは、此のドラマに出てるなんとかナナとか云う女優の話ばっかする莫迦で、俺なんか全く興味なかったのに色々覚えちゃったんですよ」とニヤニヤしながら語り出しました。其れで、お客さん達は「あっ。カタセナナだっけ?」とか話掛けてくるから、あたくしは「如何に片瀬那奈が素晴らしいのか」を啓蒙しなければならなくなってしまったのです。

楽しい「倫子ママ」の再々放送は、本日で終りました。CX様、「革命」池袋への誘いとしては、絶妙のタイミングでした。されど、全国公演が在るじゃまいか!もっと、もっと、もっと、「片瀬那奈の歴史」を再放送して下さい。確かに、僕たちファンはヴィデオやDVDで補完して居て、何時でも辿れます。僕らは云われなくとも追うんだ。熱を出してまで「革命」を宣伝した那奈ちゃんの真実を、僕らは知って居ます。

其れを広めるのが、貴方達マスコミで在り、スタッフで在り、僕たちファンの務めでは無いのですか?もう、争うのはヤメましょう。「片瀬那奈」を愛する気持ちだけは、どんな立場でも同じだと、僕は信じて居ます。


本放送:
2007年12月11日
2007年12月18日
再放送:
2008年11月18日
2008年11月19日


(姫川未亜)


posted by 栗 at 17:07| ACTRESS | 更新情報をチェックする