nana.812.png

2009年05月01日

FAB4-041:SLOW DOWN

At His Finest: The Specialty Rock 'N' Roll Years ロックン・ロール


 w & m:LARRY WILLIAMS

 P:ジョージ・マーティン
 E:ノーマン・スミス
 2E:ケン・スコット(6/1)、リチャード・ランガム(6/4)、ジェフ・エマリック(6/22)
 録音:1964年6月1日、4日
 MONO MIX:1964年6月4日
 STEREO MIX:1964年6月22日

 1964年6月19日 EP発売(「LONG TALL SALLY」B-1)、パーロフォン GEP 8913(モノ)


EPのタイトル曲はポールに譲ったものの、主役は矢張りジョンでした。残りの三曲は、ジョンのオリジナルと此の最高にカッコいいカヴァー、そしてもう壱曲の「MATCHBOX」もリンゴが歌っているけれど元々はジョンが歌っていたナムバーです。何度も繰り返し云いますが、もう此の頃のジョン・レノンには手がつけられません。「兎に角、凄過ぎるのですっ!」

オリジナルは、ラリー・ウイリアムスの1958年の作品です。ジョンは、ラリーが相当にお気に入りだった様で、ビートルズ時代の公式カヴァーだけでも此の「SLOW DOWN」を始め「BAD BOY」「DIZZY MISS LIZZY」と三曲も録音しています。彼らの公式カヴァーは24曲ですから、其の頻度はかなり高く、すべてジョンが絶叫しております。更には、ソロ時代の名作カヴァー集「ROCK'N'ROLL(1975)」でも「BONY MARONIE」を取り上げていますし、感動的な「JUST BECAUSE」もオリジナルのロイド・プライス盤ではなくラリーのヴァージョンを参考にしたと思われます。

ジョンのダブルトラックによる歌が、素晴らし過ぎます。特にブレイクの時に「ぎゃーっ!」とか「ぶるるるるっ!」とか毎回変えて叫ぶところに「天才歌手:ジョン・レノン」此処にありっ!を感じさせます。本来なら、EPのタイトル曲はこっちでも好かったでしょう。しかし、レノンは我を捨て、ポールの熱唱「LONG TALL SALLY(のっぽのサリー)」を推したのでした。ちなみに元「ザ・タイガース」のリーダーで「PYG」や「井上堯之バンド」の名ベーシスト:岸部おさみサン(現、名優「岸部一徳」サン)のニックネームは「サリー」ですが、背が高いから(「のっぽのサリー」だから)そう呼ばれた様です。

何度でも繰り返すけど、ジョンにはリーダーの資質が在りました。だからこそ、ビートルズは、下積み時代を加えて「15年近く(1957年〜1970年)」も保ったのです。確かに、一般人をも巻き込む「音楽的才能」なら、ポールの方に分が在ったでしょう。されど、ポールは「WINGS」で「THE BEATLES」とおんなじ夢を見ようとしたけれど、果たせませんでした。彼は、同一メムバアで壱枚しかアルバムを遺せなかったっ!ジョンもジョージも、ビートルズ以後に、如何なるバンドも結成しませんでした。ジョンの「プラスティック・オノ・バンド」は、バンドではなくユニットですし、ビートルズ在籍中から名乗っていた「変名」にすぎません。亡くなるまで「元・ビートルズ」の重責を背負い続けたんです。いや、あたくしは、現在「ひとりぽっち」で(だから、リンゴの立場は、、、)「THE BEATLES」の看板を守り続けて居るポールこそが偉大だと思っていますよ。でもね、ポールは自分勝手だ。何でも出来ちゃうから、組織の長にはなれません。「ワンマン社長」なんですよ。

さて、此処で「ビートルズ物語」に新たな重要人物が加わります。其の名は「ケン・スコット」当時若干17才です。ジョージ・マーティンとビートルズの元でエンジニアを経験した方々は、ノーマン・スミス、ジェフ・エマリック、クリス・トーマス、グリン・ジョンズ、などなど、すべて後に有名プロデューサーに成長しロック史に残る名盤を残して行く事になります。ケン・スコットも、其の中のひとりです。「すべては、ザ・ビートルズから始まった」と云われるのは、そうした周辺の人々の成長物語をも含めての事なのです。確かに、其処にビートルズがいなかったなら、「ロック史」は大きく変わったでしょう。いや、「ロケンロール」は「ロック」にはならなかったかもしれません。


(小島藺子)


初出:「COPY CONTROL AGAIN」2008-7-9
REMIX-1:「COPY CONTROL」2008-10-9

(and this is REMIX-2 by 小島藺子)



posted by 栗 at 07:05| FAB4 | 更新情報をチェックする

「片瀬那奈マネ日記」#447

夢 [DVD]


サブタイトル「夢」

以上。

「マガジン破壊神」と呼ばれて久しい「僕らの片瀬那奈ちゃん」ですが、最近は雑誌以外にも其の「バスター」振りを披露して居る御様子です。「芸人殺し:徹子」の域まで到達してしまうのでせうか?

「夢の出来事」とは云え「演出家の死」を見てしまったのは、未だ好い。其れを「鴻上サン」本人に「あたしの夢で鴻上サンが死にましたよ」って云っちゃうのが、すぎょいです。挙げ句に、驚愕する鴻上サンに「でも、死ぬ夢はいい夢なんで、きっといい事ありますよ」って云い放ったわけだ。あのね、うんとね、、、

「御本尊様、唯我独尊じゃん!貴女は、最高です。」


(「いつもありがとう!まるかちゃん」:小島藺子)



posted by 栗 at 18:46| pre-UNYO | 更新情報をチェックする

2009年05月02日

FAB4-042:MATCHBOX

スーパースター・ロカビリー・セッション [DVD] ザ・ビートルズ・ライヴ!! アット・ザ・BBC(期間限定)


 w & m:CARL PERKINS

 P:ジョージ・マーティン
 E:ノーマン・スミス
 2E:ケン・スコット(6/1)、リチャード・ランガム(6/4)、ジェフ・エマリック(6/22)
 録音:1964年6月1日
 MONO MIX:1964年6月4日
 STEREO MIX:1964年6月22日

 1964年6月19日 EP発売(「LONG TALL SALLY」B-2)、パーロフォン GEP 8913(モノ)


カール・パーキンスのカヴァー曲で、当時英国ツアー中だったカール本人がレコーディングを見学しています。残念ながら、其の時には共演していませんが、後に(ジョンの他界後)ポール:「GET IT(1982、アルバム「TUG OF WAR」収録)」、ジョージとリンゴ:「BLUE SUEDE SHOES / ROCKABILLY SESSION WITH CARL PERKINS AND FRIENDS(1996)」の三人は尊敬する偉大なロケンローラーとの共演を果たす事となります。

ビートルズは、此の曲を正式録音した後も「HONEY DON'T」「EVERYBODY TRYING TO BE MY BABY(みんないい子)」とカヴァーし、「BBC LIVE」や「アンソロジー」などで聴ける様に「BLUE SUEDE SHOES」「LEND ME YOUR COMB」「SURE TO FALL(IN LOVE WITH YOU)」「TENNESSEE」「GONE GONE GONE」「YOUR TRUE LOVE」などなど多くの曲を取り上げました。

メムバー四人全員がリード・ヴォーカルを担当したカヴァー曲のオリジナル・アーティストは、おそらくカール・パーキンスだけだと思います。彼の楽曲を好んで演奏していたのは未だ無名だったハンブルグ時代からの事で、メジャー・デビュー直後にカールの英国公演で知り合い親交を深めた「自分の弟子」で在るビートルズをカールも可愛がっていたのでしょう。其れが、此の曲の録音を「わざわざ見学する」と云う行動に出た理由だと思われます。ビートルズは、どんなに有名になり売れても「先達を尊敬する気持ち」を忘れませんでした。

元々は後の「HONEY DON'T」同様に、ジョン・レノンが得意とし歌っていた曲です。リーダー:ジョンは、自分の十八番をリンゴに譲ったのです。やっぱ、偉いよナァ。だってさ、そんな事をしたのは、ジョンだけなのよさ。ポールは自分の十八番を「ビートルズ現役時代」には、ジョージやリンゴには歌わせなかった。ジョンは「眞のビートルズのリード・シンガー」だったので、レパートリーが豊富でした。だから「此れなら、リンゴでも歌えるナ」って思った楽曲を譲ったのです。

「偉いぞっ!ジョン・レノン」

アルバム「A HARD DAY'S NIGHT」には、リンゴが歌う曲が収録されていません。此れは「リンゴにも壱曲は歌わせる」と云う暗黙の掟に反する事で、結果的には「A HARD DAY'S NIGHT」を初期の最高傑作にした要因にもなりました。(おいおい、リッチーの立場って、一体、、、)でも、ちゃんと壱曲は歌わせていたわけです。「A HARD DAY'S NIGHT」はオリジナルだけで勝負する事に決めたので、リンゴの歌はEP盤に回されただけです。アルバム「A HARD DAY'S NIGHT」とEP盤「LONG TALL SALLY」は同時進行だったので、合計17曲で「A HARD DAY'S NIGHT」セッションと考えるのが妥当だと思います。(まあ、「CAN'T BUY ME LOVE」と同日録音の「ドイツ語接待版二曲」も入るのかもしれませんが。)

此の楽曲は、先に述べた通り元々はジョンが歌い、レコードでリンゴが歌いました。更には1989年からの世界ツアーでポールも歌いました。全てCDで容易に聴けますので、ジョン、ポール、そしてリンゴによる歌を聴き比べられる絶好の楽曲です。そんな珍しい曲は、他にはないと思います。おそらく、ジョージの歌唱も在るでしょう。だって、全員がカールを敬愛しているのだもの。結論から云えば「ジョン・レノンの圧勝」ですが、是非、皆さんも聴き比べてみて下さい。「百聞は一見に如かず」です。何故、あたくしが「ジョンは天才歌手」と断言するかが、はっきりと分るでしょう。


(小島藺子)


初出:「COPY CONTROL AGAIN」2008-7-10
REMIX-1:「COPY CONTROL」2008-10-10

(and this is REMIX-2 by 小島藺子)



posted by 栗 at 00:07| FAB4 | 更新情報をチェックする

「片瀬那奈マネ日記」#448

必殺仕事人IV / 必殺仕事人V / 必殺橋掛人  ― オリジナル・サウンドトラック全集 15


サブタイトル「番宣隊長、出陣!」

以上。

えっとですね、あたくしは「GWなんて無しですよっ!」予定だったのですが、恥ずかしながら倒れてしまいましたです。御蔭様で壱週間の休暇になりましたが、どっかに出掛けるって云えば「病院」のみで御座居ますです。「絶対安静!一週間の自宅療養」を医師に命ぜられてしまったのです。トホホ、、、だよ。

ま、働き杉でした。明らかな過労と睡眠不足及び栄養失調で、カラダはボロボロなんだそーですよ。あはははは。「イコ、いい気味じゃん!」って思われてるだろーなー。がっはっはっはっは。あたくしはね、

「片瀬クンの為に死ねるなら、本望だよ」

ま、あたくしは「殺しても死なない様な化け物」ですからね。ぶっ倒れるまでやっちゃうからさぁ。莫迦ですよ。大バカです。でも、那奈ちゃんはもっと頑張ってます。

「負けてらんないのよぉっ!」(アスカ声で)

あっ。こんな事云うと「エヴァ・シリーズ」に惨殺されちゃうかしら?ケケケ、そしたら「殺してやる〜、殺してやる〜、殺してやる〜」って云ってあげるわよ。ぎゃははははっ!

「俺は、不死身なんだよ」(ぼそっ。)


(「有難う☆まるかちゃん」:小島藺子/姫川未亜)



PS. でさ「革命」の観劇予定なんだけど、一寸変更しますです。

「5/28(金)」も、行きますです。

理由は、云わずもがなでしょう。



(「やっぱ、今回も人生賭けました」:小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 15:07| pre-UNYO | 更新情報をチェックする

「天才!志村どうぶつ園」ゲスト出演

Bookends


日本テレビ 19:00〜19:56


ま、何処にも行けなくって寝ながらTVを観る位しかやれる事は無いんだけどさ。本当に寝ちゃうんですよ。正に「寝込んで居る」わけです。気付いたら壱日飛んでるかもしれないしね。あたくしの連続睡眠記録は「丸四日間」ですから。ずっと起きても居られるけど、反動で「永眠状態」や「冬眠状態」にもなるのです。熊かよ、自分。

で、寝ようと思ったら「DJ:NANA」に関する「嬉しい質問メール」が届いて居て、病床から返信して居たら、始まっちゃったんですよ、番組が。で、観てから寝ます。

動物にフニャフニャになって、

「全ての行動が可愛いですね☆目が綺麗!」

と発言した「僕らの那奈ちゃん」を目撃した全国那奈千万の那奈ヲタ同志諸君の気持ちを、あたくしが代弁しようじゃないかっ。

「何もかんもぜ〜んぶ可愛く、目がキラキラしてるのは、那奈ちゃん、君だよっ!キミ、きみっ!!」

でさ、女子マネちゃん、此の収録って「片瀬クン、中抜けしたでしょ?」分り易いよ。出て無いんだもん。基本的に「小窓ちゃん」なんだけどさ、「サル関係」のパートだと全く映らないじゃん。編集し易くって、大助かりですけどね。特に、、、(以下、自主規制)

「那奈ちゃん、働き杉ですよっ。」


(「那奈ちゃんが壱番の良薬なり」:小島藺子/姫川未亜)



「天才!志村どうぶつ園」日本テレビ公式サイト


posted by 栗 at 19:57| TV | 更新情報をチェックする

「僕の好きなキヨシちゃんへ」

夢助


訃報:忌野清志郎さん58歳=ロック歌手 がん治療続け(毎日新聞 5/2)

キヨシちゃん、ありがとう。

がんばったよ。忘れないよ。

言葉にできないよ。本当にたくさん、ありがとう。合掌。


(小島藺子/姫川未亜)



妹が「キヨシちゃんの古くからのファン」だったので、僕も「シングルマン」あたりからはリアルタイムでしっかりと聴いてた。何よりもキヨシちゃんが「ROCKが生まれた日」でウクレレを奏でる姿を観て、僕はウクレレを始めたんだよ。本当に素晴らしい先達です。ありがとう、キヨシちゃん。僕は生きるよ。頑張るよ。


posted by 栗 at 23:45| ONDO | 更新情報をチェックする

2009年05月03日

FAB4-043:A HARD DAY'S NIGHT
(ビートルズがやって来る ヤア!ヤア!ヤア!)

A Hard Day's Night − ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ! ハード・デイズ・ナイト [DVD] エキゾチック・ビートルズ 其の弐


 w & m:LENNON / McCARTNEY

 P:ジョージ・マーティン
 E:ノーマン・スミス
 2E:ジェフ・エマリック(4/16、6/22)、A.B.リンカーン(4/20)、
   デヴィッド・ロイド(4/23)、ケン・スコット(6/9)
 録音:1964年4月16日
 MONO MIX:1964年4月20日、23日、6月9日
 STEREO MIX:1964年6月22日

 1964年7月10日 シングル発売(最高位英米1位)
 パーロフォン R 5160(モノ)

 1964年7月10日 アルバム発売(「A HARD DAY'S NIGHT」 A-1)
 パーロフォン PMC 1230(モノ)、PCS 3058(ステレオ)


ビートルズのオリジナル・アルバムはすべて大好きです。でも其の中でも此のシングル曲で始まる「A HARD DAY'S NIGHT」は、格別に好きなんです。此の連載を始めて、駆け足で此処まで来て、いよいよ「A HARD DAY'S NIGHT」に関して書く事になり、絶句してしまいました。余りにも好き過ぎて、何を書けばいいのか分らなくなってしまった。英国盤のモノとステレオ、米国盤のサントラ、そして「SOMETHING NEW」などの関連アルバムを繰り返して聴き、映画を観ていたら「もう言葉なんかいらない」と思いました。そう、アルバムを聴いて、映画を観てもらえば好いだけなんです。アルバムの英国オリジナル盤には、A面が映画に使われた曲で、B面は他の新曲が入っています。両面通して聴いても30分一寸で終わってしまうので、何度も繰り返して聴くのです。45年近く前の音楽だけど、全然飽きない。

最初に其のアルバムを聴いたのは中学時代で、女友達からレコード(確か、日本盤のジョージが真ん中に映っているジャケのモノでした。女子はみんな「ジョージが好き」だったからネ)を借りてテープにダビングして、あんまりにも好きなのでいつも持ち歩いていました。当時(1970年代前半)の中学生は全作品なんかとても個人じゃ買えないから、全校でも数少ない「ビートルズ仲間の同級生や先輩、後輩(各クラスに一人位しか居なかった)」を探して、お互いにトレードしてダビングするのが普通でした。レンタル店なんてなかったんですよ。在る日、確か「マリリン・モンローの三本立て映画」を市民会館で上映するので、部活帰りにうっかり学生カバンを自転車のカゴに入れたまんまで観て戻ったら、置き引きされていました。カバンはゴミ箱に捨てられていたのですぐに帰って来たけど、此のアルバムのテープとかギターのストラップなどは盗まれていました。其れで、悔しくってお金を貯めてレコードを買ったのです。アノ時のテープは、一体どんな運命を辿ったのでしょう?もしも盗んだ人が聴いて気に入ってビートルズのファンになっていたりしたなら、其れは其れで、「素敵な話じゃないか」(セックル王子声で)

ジョン・レノンが爆発しています。

英国公式アルバムに於いて、全曲レノン・マッカートニーによる新作書き下ろし13曲中、ジョンは9曲で歌い、10曲を単独で書き、1曲はポールとの共作です。ポールの単独作はたったの2曲です。此れは「ジョン・レノンのソロ作品集」と云ってしまって好いでしょう。映画でも、一見リンゴの出番が多いので彼が主役に観えますが、一番輝いているのはジョンです。此の「A HARD DAY'S NIGHT」と云う一連のプロダクションは、正に「才気溢れるジョン・レノン当時若干23才の若者の為に在った」のだ。勿論、なかなか決まらなかった初主演映画のタイトルを発案したのはリンゴです。でも、其の文法を無視したセンスを採用し「先に題名が決まっている曲」を難なく書いて来たのはジョンでした。もしも、リンゴの何気ない言葉に「チーフ・ビートル」であるジョンが飛びつかなければ、初主演映画の題名は「ビートルマニア」になっていたんですねぇ、其れでね、「ビートルズがやって来る ヤア!ヤア!ヤア!」ってトンデモ邦題を付けたのは、「故・水野晴郎先生」なんですよ!「ヘルプ!4人はアイドル」も、そうなんですよ!「いやぁ、ビートルズって、本当に好いもんですね!」(山下奉文大将声で)

印象的過ぎるイントロとエンディングでの12弦ギターを弾くのはジョージです。書いたジョンがキーが高くて歌えなかったミドル部分を歌うのはポールです。此のミドル部分が、実はポール作なのでは?との説も在ります。彼らには「書いた奴が歌う」との暗黙の了解が在りましたし、譜面が書けないジョンが「自分が高くて歌えないライン」をどうやって書いたのか?との疑問も在るからでしょう。されど、此れは「200%、ジョンの単独作品」です。何の事は無い、ジョンはミドル部分を「裏声」で歌って書いただけです。其れは、ポールとの二重唱で在る「IF I FELL(恋におちたら)」のデモを聴けば、容易に導き出される結論です。確かに、四人が一丸となって弾けています。でも、其れでも、

此の時代のビートルズはジョンの為に在った!

相方のポールは、敗北感しかなかったでしょう。いや、ジョンに申し訳なくって仕方無かったでしょう。だって、共作とされた13曲の内、自分が書けたのは「たったの2曲」だったのですからね。ポールは3曲でリード・ヴォーカルを担当していますが、其の中で最も素晴らしいのは「AND I LOVE HER」です。アルバムに必ず一曲は在る「ポール節、炸裂!」の名曲です。そして其れは、ジョンとの合作なのだ。「ジョン、正直すまんかった。俺だって、いつかきっと!」ポールはそう誓いました。ジョンよりふたつ下の彼が23才になった時に、出逢った時からジョンも待ち望んでいた「約束の日」はやって来ます。そして、其れはビートルズと云うバンド内の「パワー・バランス」を、根底から覆す程の出来事になるのでした。只、其れは、もう少し後のお話です。

「I WANT TO HOLD YOUR HAND(抱きしめたい)」で始まった「4トラック時代」の最初に作られたのが、アルバム「A HARD DAY'S NIGHT」です。当時の彼らは其れでもステレオよりもモノラルを重視していました。其れはデータを見れば一目瞭然です。厄介な(いや、在る意味、サイコーな)米国キャピトルとユニバーサルでの編集盤やジャケット違いの各国盤も登場し、更には映画版まで在る為、いよいよ「泥沼のミックス違い道」探究者(ま、只のビーヲタなわけだが)にとっては堪らない時代に突入しました。此の曲でも「エンディングの長さが違うぞっ!」なんて些細な事に気付いては「鬼の首でも取ったかの様にはしゃぎまくる莫迦野郎ども」がいるわけですよ。ま、其れはあたくしもおんなじです。だってさ、楽しいんだよ。みんなも、本での知識じゃなくって、実際に聴き比べて発見して下さいね。絶対にハマります。

其れにしてもだ、イントロの印象的過ぎる「ジャーンッ!」って「G7sus4/D」を、12弦で格好良くキメてくれるジョージに憧れたあたくしに、「ウルトラ・レア・トラックス」は残酷でした。現在の若人は「アンソロジー」なんて公式海賊盤で「無様なジョージ」を簡単に聴けちゃうんだもんナァ。最初から何でも在るって、不幸だよ。其れで、オリジナルの英国盤は当然好きだけど、米国盤の赤いジャケットも相当好きです。映画の正真正銘のサントラ盤で、キャピトルではなく映画を製作した「United Artists」から当初は発売されたので日本盤が出ていません。だから幻のレコードのひとつでも在りまして、最初に入手して聴いた時には感動しました。普通は「幻の〜」ってのは、実際に聴いてしまうと「嗚呼、幻は幻の侭で好かったんだ、、、」って事になる場合が多いのですが、アルバム「A HARD DAY'S NIGHT」の米国盤は、数少ない例外でした。キャピトルではなかった為か、ジャケット・デザインも米国盤ではピカイチ!です。


(小島藺子/姫川未亜)


初出:「COPY CONTROL AGAIN」2008-7-13
REMIX-1:「COPY CONTROL」2008-10-11

(and this is REMIX-2 by 小島藺子)



posted by 栗 at 00:15| FAB4 | 更新情報をチェックする

「言論の自由」

初期のRCサクセション


日曜の朝だけど療養中で昨日も寝てばかりだったので、早く起きた。子供番組を流して、ぼんやりして居たんだけど、ウクレレを手に取ってしまった。「AND I LOVE HER」をソロで弾いた。歌えなかった。昔、ドラマでキヨシちゃんがアコギで弾き語りしてたからさ。其れで「DAYDREAM BELIEVER」を英語で弾き語りしたんだけど、サビのトコで「日本語のうた」を思い出して絶句してしまった。THE BEATLES やマージービートを立て続けに何曲も叫んだ。

何かしなきゃって思った。キヨシちゃんに教えてもらった事を、何かやんなきゃ。病床の僕は、此処を更新する位しか出来ないって思った。其れで、「ONDO」カテゴリをリマスターした。丸一日掛かった。キヨシちゃんの話はそんなに出て来ないけど、此れは全部キヨシちゃんの話でも在るんだ。

以前、友人から「イコは『日本語で歌ったら全部、歌謡だ』って書いてたけど、キヨシローはロックだと俺は思うぞ」と云われた。僕は「うん、キヨシちゃんは、数少ない例外だね」と応えた。「一度裏切った奴は二度と信用しねえ」や「大人だろ?勇気を出せよ」なんてコトノハに何度もチカラをもらった。此れからも、そうだろう。あんな大人にだったら、なりたいと思う。本当に、そう思う。


(小島藺子)



posted by 栗 at 21:15| ONDO | 更新情報をチェックする

2009年05月04日

FAB4-044:THINGS WE SAID TODAY(今日の誓い)

The Very Best of Larry Carlton Tripping the Live Fantastic ミーツ・ザ・ビートルズ


 w & m:LENNON / McCARTNEY

 P:ジョージ・マーティン
 E:ノーマン・スミス
 2E:ケン・スコット(6/2、9)ジェフ・エマリック(6/22)
 録音:1964年6月2日
 MONO MIX:1964年6月9日
 STEREO MIX:1964年6月22日

 1964年7月10日 シングル発売
 パーロフォン R 5160(モノ)

 1964年7月10日 アルバム発売(「A HARD DAY'S NIGHT」 B-3)
 パーロフォン PMC 1230(モノ)、PCS 3058(ステレオ)


ポールは「昨日」とか「今日」とか「明日」とかが好きです。此の曲の邦題が「今日の誓い」だったので、約30年後に発表された「HOPES OF DELIVERANCE」(名曲!)の邦題は「明日への誓い」になりました。でも、何だかリンゴの大ヒット曲「明日への願い」(1971、原題:IT DON'T COME EASY)の二番煎じみたいで「トホホ」です。ちなみに「明日への願い」の作者はリンゴって事になっていますが、ジョージのガイド・ヴォーカル入りのデモが存在しますので「間違いなく、ジョージが書いた曲です!」(断言)おっと、いきなり脱線しちゃったナ。ま、あたくし「ジョージ、愛してる」ですので。

さてさて、此の頃からの英国オリジナル・シングル盤は、両面をジョンとポールが競い合い、出来の良い方がA面になります。其れが余りにも拮抗しちゃった時期には「両A面」って事にもなるのです。1964年前半のジョンには、其の点では「余裕」がありました。三枚目で、初めて全曲オリジナル作品で固めるアルバムで圧倒的優位に立ってしまうレノンは、先行シングル(「CAN'T BUY ME LOVE」)ではポール作品にA面を譲り、EP盤(「LONG TALL SALLY」)でも、ポール歌唱のカヴァー曲をタイトルに掲げました。

しかしだ、いよいよ映画と連動した元祖メディア・ミックスな「A HARD DAY'S NIGHT」で、ジョンは牙を剥いたのです。此の当時のポールは、未だ後の多作な彼では在りません。純粋なる新曲は、ほとんど書けてはいなかった。次作で発表する名曲「I'LL FOLLOW THE SUN」が実は随分と昔(なんと16才の頃!)に書かれた曲で在った事は有名ですが、初期のポールは過去の引出しから発表するのが精一杯だったみたいです。いや、「ジョン・レノンの創作意欲が桁違いだった」と云うべきでしょう。

ジョンの曲がA面なので、ポールはB面になりました。アルバム「A HARD DAY'S NIGHT」にポールが単独で書いた2曲は、目出度く両方ともシングルになったわけです。何度も云いますけど、きっとポールは嬉しくも何ともなかったばかりか、屈辱感に苛まれていたと思います。きっと、ジョンは余裕をぶっこいて、こんな風に言い放ったでしょう。「映画の二枚目のシングルも片面はお前の曲だぞ。えっと、ああ、あと1曲しか録音してなかったっけ?じゃあ選ぶ手間が省けて好かったじゃん。ケケケ」しかも、此のポール作品を際立たせているのは、ジョンがイントロから高らかに奏でるアコギなのです。

「1964年のジョン・レノン、おそるべしっ!!」

ところで、此れは「名曲」です。確かにポールは「A HARD DAY'S NIGHT」に合作を含めても、たった三曲しか貢献していません。されど、其の彼が歌った三曲(「CAN'T BUY ME LOVE」、「AND I LOVE HER」そして此の「今日の誓い」)は、すべてスタンダート化した「ビートルズの代表曲」です。此の曲なんかB面なのに、日本のGS「ジャガーズ」の代表曲「マドモアゼル・ブルース」にモロパクされています。作曲は、御存知「筒美京平」大先生!挙句にB面は「哀れなジョン」なのだ。おいおい、、、。ポールには「駄曲」も多いってのは、彼が「書の人」だからです。下書き無しで描いてしまうわけですよ。そんな「やっつけ仕事」で曲を書いてしまうポールの楽曲が、たとえ13曲中で「たったの三曲」だったとしても、全部好いってのは奇跡的な事です。

正直に云いますと、中学生の時に初めてアルバムを聴いた時には「つまんない捨て曲だな」と思っていました。其れが数年後には「素晴らしい楽曲だ!」と評価が一変してしまったのです。此の時、ジョンもポールも、いやさ「レノン・マッカートニー」は「ほろ苦い大人の世界」に足を踏み入れていました。もう、既に「SHE LOVES YOU」でも「I WANT TO HOLD YOUR HAND(抱きしめたい)」でも無くなって、たった数ヶ月前と、明らかに変わっていました。だから、ビートルズは面白いんだよ。おんなじモンなんか作らないんです。二番煎じをやりません。常に、先しか見てなかったんです。美しいよ。芸術だよ。初めて観たポールが此の曲を歌った時には、涙ぐんでしまいました。よくぞ、歌ってくれたと、感謝しました。「CAN'T BUY ME LOVE」も歌ってくれたけど、「今日の誓い」の方に軍配を上げた。此れは、名曲です。「最初はつまんないと思っても、何度も聴くうちに、深みが増して好きになってしまう」、ビートルズの楽曲には、そんな不可思議な魅力があります。


(小島藺子/姫川未亜)


初出:「COPY CONTROL AGAIN」2008-7-16
REMIX-1:「COPY CONTROL」2008-10-12

(and this is REMIX-2 by 小島藺子)



posted by 栗 at 02:00| FAB4 | 更新情報をチェックする

「片瀬那奈マネ日記」#449

レザー・シャープ


サブタイトル「イケタク」

以上。

>GWも中盤に差し掛かりましたね。

ああ、そうなんですか。全然知らなかったです。「盟友:うっぴー☆」から、メールが届きました。曰く、

「28日の那奈ちゃんのトークショーをご存知なかったなんて、ある意味驚きました。かなり調子が悪いのですね。お大事に。」

どうも、有難う。「大した事ないよ!」と強がりますです。心配いらないよ。キヨシちゃんに申し訳無いからね。

「女子マネくん、待っててネ(はーと」

此処的には「イケタク」放送日は「5/5〜5/8」です。あたくしは「ギョーカイ歴30余年」なのですけど「ギョーカイ時間」が苦手です。子供の頃から「a day in the life」は「0:00〜23:59」です。


(「THANX ! 002 & 010」:小島藺子)



posted by 栗 at 20:40| pre-UNYO | 更新情報をチェックする

2009年05月05日

FAB4-045:I SHOULD HAVE KNOWN BETTER
(恋する二人)

Party! (Stereo & Mono) AHardDaysNightUSalbumcover.jpg


 w & m:LENNON / McCARTNEY

 P:ジョージ・マーティン
 E:ノーマン・スミス
 2E:リチャード・ランガム(2/25、26)、A.B.リンカーン(3/3)、ジェフ・エマリック(6/22)
 録音:1964年2月25日、26日
 MONO MIX:1964年3月3日
 STEREO MIX:1964年6月22日

 1964年7月10日 アルバム発売(「A HARD DAY'S NIGHT」 A-2)
 パーロフォン PMC 1230(モノ)、PCS 3058(ステレオ)


大昔に、NHK-FM で「山下達郎のサウンド・ストリート」と云う番組が在りました。彼だけではなく、月曜日から金曜日まで其のプログラムは放送されていて、あたくしにとって「音楽の先生」と云える存在でした。何せ、1980年代前半には、あれほどに多様な音楽を聴かせてくれる番組はなかったのです。未だ「タワーレコード」も「HMV」も無かったのです。レコードは高価で、レンタル店も未だ存在していなかった1970年代から1980年代前半に、頼れるのは「ラジオ」だけでした。其のラジオ番組でも、AMやFMで洋楽を流してくれるのは稀有な存在でした。だから中学生時代から「FEN」ばっか聴いていました。洋楽を聴いている友人とも話が合わなくなって行きました。現在とは違い、当時の洋楽はかなりのタイムラグが在って日本で発売されていたからです。あたくしはリアルタイムで「最新ビルボード・チャート」を追っかけていたのです。ずっと「FEN」ばっか聴いていたら、いつの間にか「ニュース」や「スポーツ実況」も楽しく聴ける様になっていました。英語が、日常言語になってしまったのです。

そんな10代に聴いていた「日本のラジオ番組」は、「オールナイト・ニッポン」、「ヤング・ジョッキー」、「日立ミュージック・イン・ハイフォニック」、「GO! GO! ナイアガラ」ってなモンでした。単純に、洋楽を流してくれるから、聴いていました。其の流れで「サウンド・ストリート」に繋がり、タツローの日は全部エアチェックして気に入った曲だけ編集し、何度も繰り返し聴きました。当時は手に入らない楽曲を、タツローは惜しげも無く嬉々として流してくれました。リクエストも読んでもらいました。正に、「山下達郎」サンは「洋楽の先生」でした。でも、彼にも師匠がいたのです。御存知、大瀧詠一大先生です。其の師弟が、現在も「新春放談」を継続しているわけですが、其の始まりが「サウンド・ストリート」だったのです。

「長い枕だにゃあ。」(長万部キャッツ声で)

其の時、二人の先生が「エヴァリー・ブラザーズ」を弾き語りしました。其の音源は、今では「ようつべ」などで容易に聴けます。其の中で「キャシーズ・クラウン」を演奏した時に、大瀧師匠がギターを弾きながら「音楽の魔法を解説」しやがったのよさ。

「コレさ、ジョンの『恋する二人』の元ネタなんだよね」と。

実際に、頭からコード進行がおんなじである事を、歌いながら明かしてくれたのですよ。

師匠に告ぐ。「途轍も無い衝撃でした!」

ジョンは当時、締め切りに追われて、半ばイヤイヤながらに楽曲を量産していました。其れでもクオリティが高かったのです。相方のポールが未だ発展途上だった為、全ては「チーフ・ビートル」で「ボス」で「リーダー」で在る「ジョン・レノン」の肩に重くのしかかっていました。「1964年の俺は、三文ライターだったんだ。下らない曲を書き飛ばし、下らない映画にまで出たんだよ」とレノンは述懐しました。されど、ジョン・レノンの才気が其れを「永遠の美」にしたのです。

此の曲がエヴァリーを元ネタにしている様に、ジョンの曲には「原型」が在るモノが多いのです。ソロ時代の代表曲になってしまった「イマジン」が、ベルベッツの「バナナ」から戴いたってのは、かなり有名な噺ですし、「THE BALLAD OF JOHN AND YOKO(ジョンとヨーコのバラード)」なんてリード・ギターまで完コピで原曲(しかも、BBCライヴでカヴァーした楽曲)のマネをしまくっています。殺される前に最後に書いてデモを録音したと云われる「DEAR JOHN」では、途中で♪セプテンバー、ノベンバー♪と「元ネタ曲」をそのまんま歌っています。「COME TOGETHER」の盗作問題もありました。でもね、音楽なんてもんは「全て先達の偉大なる遺産の上に成り立っている」のです。其れは、遠い神代の昔からの決まりなのです。何にも無いトコから突然に何かは生まれません。では「パクリ」とか「盗作」と「オリジナル」の境界線は何処に在るのか?って事になりますね。其れは、此の楽曲なんかが好い例でしょう。此れがエヴァリーだって事実を云われなきゃ分らないんですよ。ジョンとポールが大のエヴァリー好きって知っていたのに、大瀧師匠に種明かしされるまで、少なくともあたくしは気付かなかった!

大好きな曲です。理屈抜きに楽しくなっちゃう。在る意味、コレこそが「1964年のビートルズ」でしょう。生き生きしていて、ジョンの「あはは〜ん♪」に萌えます。映画ではポールも歌っているのだけど、声は聞こえません。其れは「口パク」ではなく「逆口パク」なのです。確かに、ポールも歌っています。でも、音声が「レコード版」なだけです。

「嗚呼、ポール、哀れなりっ!」


(小島藺子/姫川未亜)


初出:「COPY CONTROL AGAIN」2008-8-5
REMIX-1:「COPY CONTROL」2008-10-13

(and this is REMIX-2 by 小島藺子)



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「ジョーデキ ! ! 芸能人こだわり王講座 イケタク」#1

不思議の国のアリス (角川文庫)


フジテレビ 0:50〜1:00


えっと、あたくしは「元祖おたく」って呼ばれ迫害を受けた世代の人間ですので、正直「イケてるヲタク」みたいな括りで「差別」されて居る昨今の「ヲタ界」の現状は「いい気なもんだな」としか思えません。

自らも「那奈ヲタ」等と名乗っては居りますが、其れは「自虐的な呼称」です。僕らは、只、子供の頃に愛した宝物を追い続けただけです。小さい頃に「怪獣博士」とか呼ばれ、思春期には「洋楽マニア」とか「映画通」とか云われて居たのですが、大学生の頃から「おたく」と呼ばれ始めました。完全なる「蔑称」でした。

だから、此の番組のコンセプト自体に「あんまりノレないナァ」って気持ちで観ました。那奈ちゃんは可愛らしかったけど、此れは四回を通して視聴しなければ判断がつかない番組です。

ひと言だけ云えば、何気ない表情の「片瀬那奈」に「無垢なる美」を感じる自分が居ます。子供の様に、少女の様に、少年の様に、更には動物みたいに、那奈ちゃんの表情は「かわいい」んです。そして、最近の彼女は其処に「大人のをんな」を飛び越えて「母性的な表情」が加わったと思います。


(小島藺子/姫川未亜)



「ジョーデキ ! ! 芸能人こだわり王講座 イケタク」


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「Discography of SYREETA #1」2009


Discography of SYREETA #1


【 THE ORIGINAL ALBUMS 】


1st 『Syreeta』 (MoWest 1972)

シリータ

 01. I Love Every Little Thing About You (Stevie Wonder)
 02. Black Maybe (Stevie Wonder)
 03. Keep Him Like He Is (Syreeta Wright / Stevie Wonder)
 04. Happiness (Syreeta Wright)
 
 05. She's Leaving Home (Lennon / McCartney)
 06. What Love Has Joined Together (W. Robinson / R. Rogers)
 07. How Many Days (Stevie Wonder)
 08. Baby Don't You Let Me Lose This (Syreeta Wright / Stevie Wonder)
 09. To Know You Is To Love You (Syreeta Wright / Stevie Wonder)

Backing Vocals - Gloria Barley (A1, A3, B2) , James Gilstrap (A1, A3, B2) , Lani Groves (A1, A3, B2) , Linda Tucker (A1, A3, B2)
Bass - Scott Edwards (A1 to A4, B2 to B5)
Drums - Keith Copeland (A1 to A4, B2 to B5)
Guitar - Buzzy Feiton (A1 to A4, B2 to B5)
Percussion [Bell Tree] - Trevor Lawrence (A3)
Co-producer - Malcolm Cecil , Robert Margouleff

Producer - Stevie Wonder
Strings - Julian Gaillard Orchestra

All other instruments by Stevie Wonder



2nd 『Stevie Wonder Presents Syreeta』 (Motown 1974)

Stevie Wonder Presents Syreeta

 01. I'm Goin' Left (Stevie Wonder / Syreeta Wright)
 02. Spinnin' And Spinnin' (Stevie Wonder / Syreeta Wright)
 03. Your Kiss Is Sweet (Stevie Wonder / Syreeta Wright)
 04. Come And Get This Stuff (Stevie Wonder)
 05. Heavy Day (Stevie Wonder / Syreeta Wright)
 
 06. Cause We've Ended As Lovers (Stevie Wonder)
 07. Just A Little Piece Of You (Stevie Wonder / Syreeta Wright)
 08. Waitin' For The Postman (Stevie Wonder)
 09. When Your Daddy's Not Around (Stevie Wonder)
 10. I Wanna Be By Your Side (Stevie Wonder)
 11. Universal Sound Of The World (Your Kiss Is Sweet)
  (Stevie Wonder / Syreeta Wright)

Backing Vocals - Anita Sherman , Deniece Williams , Lani Groves , Minnie Riperton ,Shirley Brewer
Drums - Ollie Brown
Bass - Reggie McBride
Guitar - Marlo Henderson

Guitar - Michael Sembello (B-1)
Vocals - Dennis Morrison (B-4)
Vocals - G.C. Cameron (B-5)

Producer - Stevie Wonder

Saxophone [Tenor] - Dennis Morouse
Trumpet - Steven Madaio



3rd 『One To One』  (Tamla 1977)

ワン・トゥ・ワン

 01. One To One (Syreeta Wright / Curtis Robertson Jr.)
 02. I Don't Know (Syreeta Wright / Leon Ware)
 03. Rest Yourself (Syreeta Wright / Curtis Robertson Jr.)
 04. I Too Am Wanting(Syreeta Wright / Leon Ware / Curtis Robertson Jr.)
 
 05. Tiki Tiki Donga(Leon Ware / Curtis Robertson Jr.)
 06. Don't Cry(Syreeta Wright / Curtis Robertson Jr.)
 07. Harmour Love (Stevie Wonder)
 08. One To One (Reprise)(Syreeta Wright / Curtis Robertson Jr.)

Acoustic Bass - Curtis Robertson Jr.
Bass - Chuck Rainey , Curtis Robertson Jr.
Drums - James Gadson , Alvin Taylar , Haward King
Purcussion - Eddie “Bongo” Brown , Mayuto
Keyboard - Sonny Bunke , Gregory Philliganes , John Barnes
Guitars - David T. Warker , Greg Poree , Steve Beckmeier , Ray Parker , Curtis Robertson Jr. , Marc Siluerman , Michael Sembello
Backing Vocals - Syreeta , Leon Ware , Marietta Araiza , Jim Gilstrap

Saxophone - Gary Bartz (02,06)

Arranger - Dave Blumberg

Producer - Leon Ware
Co-producer - Syreeta Wright & Curtis Robertson Jr.
Except “Harmour Love” produced and arranged by Stevie Wonder



4th 『Syreeta』 (Tamla 1980) 未CD化

 A1. Blame It On The Sun (Syreeta Wright / Stevie Wonder)
 A2. Let Me Be The One (Bill Withers / Skip Scarborough)
 A3. You Bring Out The Love In Me (Ken Peterson)
 A4. Please Stay (David Shire / Carol Connors)
 A5. He's Gone (George Goldner / Arlene Smith / Richard Barrett)

 B1. Love Fire (Michele Aller / Bob Esty)
 B2. Here's My Love (Keith Ecohols / Anthony Miller)
 B3. Signed, Sealed, Delivered I'm Yours
  (Syreeta Wright / Stevie Wonder / Lee Garrett / Lula Mae Hardaway)
 B4. Dance For Me Children
  (Syreeta Wright / Curtis Robertson Jr. / Sheree Broun)
 B5. One More Time For Love (Jerry Peters)
 B6. One More Time For Love (Reprise) (Jerry Peters)

Producer - Jerry Peters (A1, B2, B5, B6) , Richard Perry (A2, A3, A5, B1) , Billy Preston & David Shire (A4) , Hal Davis (B3,B4)

Associate Producer: Russ Terrana
Executive Producers: Suzanne de Passe Le Mat & Tony Jones

Musicians -
Michael Baird , Ollie E. Brown , David Campbell , Leonard Castro , Paulinho DaCosta , Scott Edwards , Bob Esty , Jay Graydon , Steven Lukather , Greg Mathieson , Ray E. Parker Jr. , Ken Peterson , Lee Ritenour , Richard Tee , Trevor Veitch , Daniel Wyman , “Ready” Freddie Washinton (A2,A3,A5,B1)
Dorothy Ashby , Josef Blocker , Leon “Ndugu” Chancler , Scott Edwards , Paul M. Jackson Jr. , Harvey Mason , Tim May , Jerry Peters , Greg Paree , David T. Warker , Eddie Watkins , “Ready” Freddie Washinton (A1,B2,B5)
Ollie E. Brown , Reginald “Sonny” Burke , James Gadson , David Shields , Melvin Webb , Art Wright (B3,B4)
Ollie E. Brown , Dennis Budmir , Gary Coleman , Reggie McBride , David Shire , David T. Warker (A4)

Billy Preston - Fender Rhodes(A2,A3) , Clavinet(A3,B1), Piano(A5), Vocals(A4,B5)

Background Vocals - Syreeta(A1,A2,A3,B2,B3,B4,B5) , Jerry Peters(A1), Sheree Brown(A2,A3,B2,B4,B5), Becky Lopez , Sheriles Matthews & Venetta Fields(A5), Francine Howard , Vanciele Faggett & Alphanette Silas(B1), Oma Drake , Terry Young & Monalisa Young(B3,B4),Billy Preston(B5)



5th 『Set My Love In Motion』  (Tamla 1981) 未CD化

 A1. Quick Slick (Norma Helms / Mitch Botter / Hal Davis)
 A2. Move It, Do It (William Weatherspoon / Angelo Bond / Todd Cochran)
 A3. You Set My Love In Motion (Maureen Bailey / David “Cat” Cohen)
 A4. There's Nothing Like A Woman (Gloria Sklerov / Brian Short)
 A5. Can't Shake Your Love (Norma Helms / Mitch Botter / Hal Davis)

 B1. I Must Be In Love (Ken Hirsch / Mark Mueller)
 B2. Wish upon A Star (Syreeta Wright)
 B3. Out The Box (Ollie E. Brown / Syreeta Wright / Paul M. Jackson Jr.)
 B4. I Know The Way To Your Heart(Joe Blocker / L. Marlo Henderson)
 B5. I Love You (Syreeta Wright / James Stewart)

Producer - Ollie E. Brown for BROWN SUGAR PRODUCTIONS (A4, B1-B5) , Hal Davis (A3) , Hal Davis and STIX & STONE PRODUCTIONS (A1, A5) , William Weatherspoon & Angelo Bond (A2)
Executive Producer - Berry Gordy

Drums - Ollie E. Brown , James Gadson , Eddie “Klunis” Summers , Kenneth Elliot
Purcussion - Ollie E. Brown , Melvin “Melmel” Webb , Paulinho Da Costa
Guitars - Paul M. Jackson Jr. , Carlos Rios , Marlo Henderson , David T. Warker , Robert Palmer , Barry Finnerty
Bass - Nathan LaMar Watts , Romeo J. Williams
Electric Sitar - Marlo Henderson
Moog Bass , Clavinet , Piano , Electric Claps , Synthesizer - William Bryant Jr. , Wayne Stailing
Keyboards - John Barnes , Clarence McDonald , Sylvester Rivers , Todd Cochran
Synthesizer - Michael Boodicker , Paul M. Jackson Jr. , Todd Cochran
Vibes - Gary Coleman
Saxophone - Gary Herbig , Geraid “Wonderfunk” Albright

Rhythm Arrangements by Ollie E. Brown & Sylvester Rivers , except “OUT THE BOX” by Ollie E. Brown
Strings Arrangements by Gene Page
Horn Arrangements by Jerry Hey

Background Vocals - Syreeta , Pattie Brooks , Suzanne Coston , Lynn Davis , Jim Gilstrap , Jeannett Hawes , Marti McCall , Andrea Robinson



6th 『The Spell』  (Tamla 1983) 未CD化

 A1. Forever Is Not Enough (Syreeta Wright)
 A2. (Your Are) The Spell (Syreeta Wright / Harold Barney)
 A3. Freedom (Syreeta Wright / Greg Poree / Michael Scott Henderson)
 A4. To Know
  (THE CORPORATION (Fonce Mizell / Deke Richards / Freddie Perzen / Berry Gordy)

 B1. Freddie Um Ready (Jermaine Jackson / Syreeta Wright)
 B2. Once Love Touches Your Life (Jermaine Jackson / Elliot Willensky)
 B3. Fall Apart (Syreeta Wright / Curtis Robertson Jr. / Harold Barney)
 B4. The Other Me (Elliot Willensky)

Producer - Jermaine Jackson

Keyboards - Harold Barney(A1,A2,A3,B3), Jerry Peters(A3), Denzil A. Miller Jr.(B1,B2), Steve Porcaro(B2)
Guitars - Paul M. Jackson Jr.(A1〜B4), Greg Poree(A3,A4)
Bass - Mike Porcaro(A3,A4,B1,B2,B3), Nathan East(B4)
Congas - Eddie “Bongo” Brown(A2)
Drums - Leon “Ndugu” Chancler(A3,A4), Jeff Porcaro(B1,B2,B3), Ollie E. Brown(B4)
Fender Rhodes - Jerry Peters(A4), Sylvester Rivers(B4)
Synthesizer - Harold Barney(A4)
Acoustic Piano - Elliot Willensky(B4)

Rhythm Arrangement - Harold Barney(A1,A2,B3), Jermaine Jackson(A3,B1,B2), Paul M. Jackson Jr.(A3,A4,B1,B2,B3), Gene Page(B4)
Strings Arrangement - Gene Page(A4,B2,B4)

Lead & Background Vocals - SYREETA(A1〜B4) , Jermaine Jackson(A4,B2)



【 THE COLLABORATE ALBUMS 】


『Rich Love, Poor Love』 (with G. C. Cameron) (Motown 1977)

リッチ・ラヴ、プア・ラヴ

 01. Rich Love, Poor Love Theme / You Need A Change
 02. I'll Try Love Again
 03. Let's Make A Deal
 04. Station Break For Love
 
 05. Made From Love
 06. Love To The Rescue
 07. All Things Happen For A Reason
 08. Rich Love, Poor Love


『Billy Prestton and Syreeta』 (with Billy Preston) (Motown 1981) 未CD化

 A1. Someone Special
 A2. Searchin'
 A3. Just For You
 A4. It's So Easy
 A5. Long & Lasting Love

 B1. Love
 B2. One More Try
 B3. Hey You
 B4. New Way To Say I Love You
 B5. What We Did For Love


【 THE BEST ALBUMS 】


『Best of Syreeta』 (Motown 19??)

 01. With You I'm Born Again (with Billy Preston)
 02. He's Gone
 03. To Know You Is To Love You
 04. Go For It (with Billy Preston) (from 12' single)
 05. Just A Little Piece Of You
 06. I Can't Give Back The Love
 07. One More Time for Love
 08. Something On My Mind
 09. Harmour Love
 10. Spinnin' And Spinnin'
 11. Your Kiss Is Sweet
 12. Let's Make a Deal (with G. C. Cameron)
 13. Love Fire
 14. She's Leaving Home
 15. Keep Him Like He Is
 16. I Love Every Little Thing About You
 17. I'm Going Left
 18. It Will Come In Time


『Essential Syreeta』 (Motown 2001)

The Essential Syreeta

 01. Spinnin' And Spinnin' (edit version)
 02. Your Kiss Is Sweet (edit version)
 03. Harmour Love
 04. Come And Get This Stuff (edit version)
 05. Heavy Day
 06. To Know You Is To Love You (edit version)
 07. I Love Every Little Thing About You (edit version)
 08. I'm Goin' Left (edit version)
 09. He's Gone
 10. One To One
 11. Quick Slick
 12. Forever Is Not Enough
 13. Signed Sealed Delivered I'm Yours
 14. With You I'm Born Again (with Billy Preston) (from O.S.T.)
 15. Let's Make A Deal (with G. C. Cameron)
 16. First Time On A Ferris Wheel (Love Theme) (with Smokey Robinson)
   (from O.S.T.)
 17. I Can't Give Back The Love I Feel For You (as Rita Wright) (from single)
 18. Something On My Mind (as Rita Wright) (from single)


おまけ【 Written by Syreeta Wright #1 】(提供曲リスト)

1970

・It's A Shame / Spinners(Stevie Wonder / Lee Garrett / Syreeta Wright)
・Signed, Sealed And Delivered I'm Yours / Stevie Wonder
 (Stevie Wonder / Lee Garrett / Syreeta Wright / Lula Mae Hardaway)
・Let Me Fall In Love With You / Martha Reeves & The Vandellas
 (Stevie Wonder / Syreeta Wright)Unreleased until 2005

1971

・We'll Have It Made / Spinners (Stevie Wonder / Syreeta Wright)
・Look Around / Stevie Wonder (Stevie Wonder / Syreeta Wright)
・Do Yourself A Favor / Stevie Wonder (Stevie Wonder / Syreeta Wright)
・Think Of Me As Your Soldier / Stevie Wonder (Stevie Wonder / Syreeta Wright)
・Something Out Of The Blue / Stevie Wonder (Stevie Wonder / Syreeta Wright)
・If You Really Love Me / Stevie Wonder (Stevie Wonder / Syreeta Wright)
・I Wanna Talk To You / Stevie Wonder (Stevie Wonder / Syreeta Wright)
・Take Up A Course In Happiness / Stevie Wonder
 (Stevie Wonder / Syreeta Wright)
・Never Dreamed You'd Leave In Summer / Stevie Wonder
 (Stevie Wonder / Syreeta Wright)
・Sunshine In Their Eyes / Stevie Wonder (Stevie Wonder / Syreeta Wright)

1972

・We Had A Love So Strong / Smokey Robinson & The Miracles
 (Stevie Wonder / Syreeta Wright)
・It Will Be Alright / Smokey Robinson & The Miracles
  (Stevie Wonder / Syreeta Wright)
・Keep Him Like He Is / Syreeta (Syreeta Wright / Stevie Wonder)
・Happiness / Syreeta (Syreeta Wright)
・Baby Don't You Let Me Lose This / Syreeta (Syreeta Wright / Stevie Wonder)
・To Know You Is To Love You / Syreeta (Syreeta Wright / Stevie Wonder)
・Love Having You Around / Stevie Wonder (Stevie Wonder / Syreeta Wright)
・Blame It On The Sun / Stevie Wonder (Syreeta Wright / Stevie Wonder)
・Lookin' For Another Pure Love / Stevie Wonder
 (Syreeta Wright / Stevie Wonder)

1974

・I'm Goin Left / Syreeta (Syreeta Wright / Stevie Wonder)
・Spinnin' And Spinnin' / Syreeta (Syreeta Wright / Stevie Wonder)
・Your Kiss Is Sweet / Syreeta (Syreeta Wright / Stevie Wonder)
・Heavy Day / Syreeta (Syreeta Wright / Stevie Wonder)
・Just A Little Piece Of You / Syreeta (Syreeta Wright / Stevie Wonder)
・I Wanna Be By Your Side / Syreeta (Syreeta Wright / Stevie Wonder)
・Universal Sound Of The World (Your Kiss Is Sweet) / Syreeta
 (Syreeta Wright / Stevie Wonder)

1975

・Fancy Lady / Billy Preston feat. Syreeta(Syreeta Wright / Billy Preston)

1977

・One To One / Syreeta (Syreeta Wright / Curtis Robertson Jr.)
・I Don't Know / Syreeta (Syreeta Wright / Leon Ware)
・Rest Yourself / Syreeta (Syreeta Wright / Curtis Robertson Jr.)
・I Too Am Waiting / Syreeta (Syreeta Wright / Leon Ware / Curtis Robertson Jr.)
・Don't Cry / Syreeta (Syreeta Wright / Curtis Robertson Jr.)

1979

・Come Back As A Flower / Stevie Wonder feat. Syreeta
 (Stevie Wonder / Syreeta Wright)
・I'll Get What Is Mine / 中本マリ(Syreeta Wright / Stevie Wonder)

1980

・ Dance For Me Children / Syreeta
 (Syreeta Wright / Curtis Robertson Jr. / Sheree Broun)

1981

・Just For You / Billy Preston & Syreeta
 (M. McGloiry / O. E. Brown / Syreeta Wright / Billy Preston)
・Wish upon A Star / Syreeta (Syreeta Wright)
・Out The Box / Syreeta
 (Ollie E. Brown / Syreeta Wright / Paul M. Jackson Jr.)
・ I Love You / Syreeta (Syreeta Wright / James Stewart)

1982

・I Was Made To Love You / Maria Muldaur (Stevie Wonder / Syreeta Wright)

1983

・ Forever Is Not Enough / Syreeta (Syreeta Wright)
・ (Your Are) The Spell / Syreeta (Syreeta Wright / Harold Barney)
・ Freedom / Syreeta
 (Syreeta Wright / Greg Poree / Michael Scott Henderson)
・ Freddie Um Ready / Syreeta (Jermaine Jackson / Syreeta Wright)

1985

・I Do Love You / The Beach Boys (Stevie Wonder / Syreeta Wright)


(制作:小島藺子/姫川未亜 2006-4-13、17〜18、5-5)
初出「COPY CONTROL」2006-4-13、4-18、5-5



主要参考サイト
Stevie Wonder's Songs For Other Artists(Carl Magnus Palm.com)
Syreeta(discogs.com)


posted by 栗 at 11:54| FUNKY | 更新情報をチェックする

「24歳」

中川翔子 コンサートツアー2008〜貪欲☆まつり〜 [Blu-ray]


しょこたん24歳「セクシィに前向きに」(ニッカン 5/5)

「同志:しょこたん」に告ぐ。

「御誕生日、おめでとーーっ!なのよさ☆」


やっぱ、戦隊モノの女の子は「ピンク」だよね。流石だ、解ってらっしゃる。君のパパの事を、僕は知ってる。君はパパを超えたよ。そして、僕らの片瀬那奈ちゃんに「大好きなんです!ファンなんです!逢いたかったんです!切り抜きとか集めてるんです!」と「那奈ヲタ魂爆裂☆」発言を直接伝えてしまった君を、僕らは愛して止まないよ。

此れからも「ななごころ」は、しょこたんを応援させて戴きます。


そして、明日は「みあみあ」の「心のバースデイ」です。有難う、みあみあ☆


(「ななごころ」代表:小島藺子/姫川未亜)


posted by 栗 at 14:21| SEXY | 更新情報をチェックする

「片瀬那奈マネ日記」#450

不思議の国のアリス ― オリジナル・サウンドトラック (デジタル・リマスター盤)


サブタイトル「舞台後のトークショーのお知らせ」

以上。

女子マネちゃん、告知、有難う御座居ます!!よーし、テケツ買っちゃうぞっ。何々、

>片瀬サンは、21日と28日に登場予定(^O^)/

あれぇ?不思議だナァ。もう持ってるじゃん。

突然、話は変わりますが、

「琴欧州関、婚約おめでとーっ!」

「片瀬クン、また先を越されましたよっ」(ぼそっ。)


(「有難う、◎+」:小島藺子)



posted by 栗 at 18:46| pre-UNYO | 更新情報をチェックする

2009年05月06日

FAB4-046:IF I FELL(恋におちたら)

Woman/Lady Godiva To Dream the World


 w & m:LENNON / McCARTNEY

 P:ジョージ・マーティン
 E:ノーマン・スミス
 2E:リチャード・ランガム(2/27)、A.B.リンカーン(3/3)、ジェフ・エマリック(6/22)
 録音:1964年2月27日
 MONO MIX:1964年3月3日
 STEREO MIX:1964年6月22日

 1964年7月10日 アルバム発売(「A HARD DAY'S NIGHT」 A-3)
 パーロフォン PMC 1230(モノ)、PCS 3058(ステレオ)


ジョンとポールが仲良くハモっている初期の名曲のひとつですが、作者はジョン・レノンです。此の楽曲で、ジョンは恐ろしいまでの音域を使いコーラスを作りました。実際に、此の曲も作曲段階のデモが残されていて、其処でジョンがファルセットでポールの歌うパートを作曲している様子が聴けます。其の上作曲段階では、前出の「I SHOULD HAVE KNOWN BETTER(恋する二人)」と此の楽曲が合体していたと分ります。「恋する二人」と「恋におちたら」は、ジョンの初期構想では「ひとつ」だったのです。余りにも複雑な展開になってしまい、二つに分けたってわけだ。此の「レノン流」な作曲法は、クラシック的な考え方から云えば「出鱈目」とも云えます。自由奔放なんだよね。つまり、完成した「恋におちたら」でも充分に複雑な展開の曲なのに、当初は「更に難しい曲を作ろうとしていた」のでした。

で、ポールは、結構「音痴」です。

特に「A HARD DAY'S NIGHT」セッションでの彼は、酷い。いや、此の曲に関しては、余りにも音域が広く高音域まで到達してしまう為に「歌えない」のです。リトル・リチャードを完璧にマネ出来たポールの高音すらをも超えた音域まで、レノンは書いたのです。ジョンのソロで静かに始まり、ポールが絡んで来て二重唱になってから、メロディーがドンドンと上昇して行き、遂にはポールさえも歌えない音域へまで上がり切ってしまうのですよ。摩訶不思議な「ジョン・レノンにしか書けない」名曲です。此れが、レノン流です。我流だからこそ、こんな展開の楽曲を彼は書けました。しかも、其れが「ちゃんとした美しいメロディーを持つ大衆音楽」として成立しているのです。「IF I FELL」って綺麗な曲だから、自分でも歌ってみよう、なんて軽く考えてコピーしてみて吃驚仰天ってな経験を持つ「ビーヲタ同志」は少なくないでしょう。

ジョンは、常に「実験」を試みる人でした。「A HARD DAY'S NIGHT」では、全13曲中10曲を書き、さらに「AND I LOVE HER」も合作していますので、10.5曲がレノン作品です。更に云えば、EP盤「LONG TALL SALLY」収録の4曲も「A HARD DAY'S NIGHT」セッションと云えます。其処には、カヴァー3曲とオリジナル1曲が収録され、唯一のオリジナルがレノン作品なのです。つまり、オリジナル14曲中で、「11曲と半分」を書いたのが「ジョン・レノン」だったのだよっ。「レノマカ」ってクレジットされてるのに、ポールが書いたのは14曲中で「2曲と半分」なのよさ。

「11.5 対 2.5」!絶望的な格差です。

そんな「絶対王者」ジョン・レノンが書いた作品のほとんどが、アルバムの大半を占める楽曲群が、なな、なんと「G」を基調に書かれています。故に、トータルなアルバム単位でひとつの世界観が在るのです。後の「REVOLVER」などでも、頑なに同様のコード進行ばかりで全ての収録曲を書こうと云う「縛り」を作り実行しています。其れが「単一コードでの音階無し」まで発展して行きます。ジョンは、常に、同じ様な曲は二度と書きたくなかった。同じコードの縛りを自ら強いても、多彩な楽曲を生み出します。だからこそ、ビートルズは常に変化して行きました。

映画「A HARD DAY'S NIGHT」で、不機嫌な太鼓叩き「リンゴ」の機嫌を直そうと、ジョンが此の曲を歌いながらリンゴの回りをウロチョロして、渋々ドラムを叩き出したリンゴが「太鼓を叩けば幸せさ」とばかりに笑顔になる名場面が在ります。彼らの当時の日常を映画化したとされる「A HARD DAY'S NIGHT」の、そんな場面を観る時、僕らは「ジョン・レノンと云うボスの、懐の深さ」を痛感します。ジョンこそが、リーダーでした。だから、彼が不幸な最期を迎えた時に、世界は「ビートルズが逝った」と認識したのです。そして、何故「ポールがフラットしまくっている」のかの謎は、「ポールが実は音痴だから」って事ではありません。此の曲は、ジョンとポールの要望で、4チャンネルなのにも関わらず、「二人の二重唱を、一本のマイクで録音した!」のでした。ポールは愛するジョンと、彼の合意で、彼の野心作を、たった二人きりで、たったひとつのマイクに向かい合わせて歌ったのです。

「そりゃ、のぼせ上がって、フラットするっしょ?」

ライヴでは二人のどちらかが笑い出して二人で大笑いしちゃって、滅茶苦茶になっちゃうテイクも海賊盤で聴きました。ジョンとポールって、仲が好いんですよ。子供なんだもん。少年二人がじゃれ合ってるみたいなんだよ。其れが「レノマカ」の正体です。彼らは「トムとハックルベリー」でした。


(小島藺子/姫川未亜)


初出:「COPY CONTROL」2008-10-14

(REMIX by 小島藺子)



posted by 栗 at 00:07| FAB4 | 更新情報をチェックする

「ジョーデキ ! ! 芸能人こだわり王講座 イケタク」#2

やめる!―年収崩壊時代を勝ち抜く方法


フジテレビ 0:35〜0:45


昨日のつづき。主役は、無論、「森永卓郎さん」です。

えっと、あたくしは「森永さん」を好きでも嫌いでも無いのだけど、もしも彼が「イケタク」ならば、あたくしは生涯「イケタク」にはなりたくないです。単なる趣味でしょ?安定した職業に就いて、妻子も在って、好き放題やって居るだけじゃん。そんなの「ヲタ」じゃないよ。普通の趣味ですよ。僕は、「命を削っても何かにのめり込む」って姿にこそ「ヲタ魂」を感じます。「森永さん」は、全然、普通です。面白くも何とも無いよ。

此れって、「四回分をまとめて撮って、テキトーに分けて、ダラダラと編集して流して居る」番組なんですね。女子マネちゃんが「片瀬サンは、この収録後から、森永さんのことが気になってしょうがないらしいです(笑)この番組を見れば、その理由もわかっていただけると思います。」と告知して下さったけど、「収録を全部リアルタイムで観て居た女子マネちゃん」と「細切れで毎日10分(実際には5分)を、四日掛けて観なければならないファン」とでは、「絶望的な感性の差」が在ります。残念乍ら、僕らは「担当マネジャー」と同じ感性で「片瀬那奈ちゃん」に対峙するのは「永遠に不可能」なのです。

でも、其れを可能にしたいって本気で思って居る「夢想家」が居る。

断片だから、僕は今宵も其の「誇大妄想狂」の表情を追って居た。

そして、彼女が爆笑した瞬間、確かに、僕は「幸福」に包まれた。


(小島藺子/姫川未亜)



「ジョーデキ ! ! 芸能人こだわり王講座 イケタク」


posted by 栗 at 00:47| TV | 更新情報をチェックする

「ザ!世界仰天ニュース」ゲスト出演ふたたび

Mr Wonderful


日本テレビ 21:00〜21:54

 司会/笑福亭鶴瓶、中居正広、鈴江奈々アナ
 ゲスト/草野満代、片瀬那奈、鳥居みゆき、アンタッチャブル

げげっ!27時間TV丸出しコムビ司会でつかっ!で、アンタッチャブルと一緒かよっ。「ヤマザキ、またやらかしたら、以下(ry」

ま、基本的には「小窓ちゃん」なので、編集し易いかどーか、が観点のひとつです。此れは合格!実に「編集しやすいっ!」日テレちゃん、解ってらっしゃる。然し乍ら「小窓ちっちゃ!」こっちとら「小窓の那奈ちゃん」しか観てないのですから、此のサイズは「NG !」だよ。

其れでも「小窓」が侮れないのは、其処に「那奈ちゃんの猫の目の様に変化する表情」が在るからなのです。正に「顔のみを抜く其れ」は「コアなる那奈ヲタ」にとって、絶対的に押さえなければならない宝庫です。

眩しい黄色のミニ・ワンピを纏う那奈ちゃんの全身座姿は当然、麗しい。だが、向かって左肩越しに映り込む「全世界那奈億人の片瀬那奈ちゃんファンを敵に回した輩:アンタッチャブル・山崎」が邪魔だ。我々「那奈ヲタ」は、「芸能人の那奈ちゃん好き男子お笑いサン」に対しても、かなり好意的です。「ラビちゃん(関根勤サン)」「浜ちゃん」「紳助サン」「鶴瓶師匠」「キャイ〜ン」「ツッチー(土田さん)」「川島くん(ひとり)」等々、多くの「那奈ちゃんを愛する方々」を「同志」と認識し応援して居ます。だから、我々に不快感を与えた輩って、なかなか居ないんですよ。

其れ程までに「美しき青木・ド・ナウ(「御冠」後編、テレビ朝日 2009年2月3日放送)」での「山崎の暴走」は酷かった。全然、笑えないし、アレじゃ「イベントに一人は出没するキモヲタ」じゃん。其れどころか、素人のキモヲタはセッキュリティーで守れるけど、仕事の現場でアンナ「セクハラ」をやられたら、抵抗出来ないんですよ。最低最悪です。だから、アノ番組以来、僕は「アンタッチャブル」がTVに映った瞬間にチャンネルを変える様になりました。今回は、那奈ちゃんが出て居るから仕方無く観てしまって居るのです。其れなのに、あの日青木サンに叱責されたのに、本人は全く反省して居りません。草野サンにまで同様の「セクハラ」を仕掛けて居ます。「芸風」では済まされないです。女の子が嫌がる事をする奴は、サイテーですよっ!(ぜいはあ)

平静に戻って、草野サン、那奈ちゃん、鳥居みゆき嬢の「3ショット」は、すぎょかった。

「目力、在り過ぎっ!」

こんな「六つの目の三人娘」に見つめられたなら、卒倒するでしょう。在る意味「オカルト」です。「世界仰天ニュース」よりも、ずっと怖かったです。あっ。那奈ちゃん、御免。でも「小早川妙子」とか「朝食亭」とか、マジで怖いです。すいません、御本尊様、すいません。

ん?番組内容はどーしたってぇ?此処は「片瀬那奈ちゃんを記録し語る処」です。


(小島藺子/姫川未亜)



「ザ!世界仰天ニュース」日本テレビ公式サイト


posted by 栗 at 21:57| TV | 更新情報をチェックする

「片瀬那奈マネ日記」#451

Heroes Are Hard to Find


サブタイトル「ザ!世界仰天ニュース」

以上。

那奈ちゃん、稽古、頑張って下さいね。鳥居サンは、まあ、あたくしも注目はしてましたけどね。正直、「ギリギリかナァ」と、まぁ、あんまり「芸風」にして貰っても困るって云うか、つまり、あたくし、彼女を笑った事ないんです。笑えないんです。其れは、きっと、賛同して下さる片も居られる事だと思って居ます。

で、毎度の事ですが、、、

「放送終了後に告知して、どーすんの?女子マネくん」


(「アリガト、まるか」:小島藺子)



posted by 栗 at 22:07| pre-UNYO | 更新情報をチェックする

2009年05月07日

FAB4-047:I'M HAPPY JUST TO DANCE WITH YOU
(すてきなダンス)

ネオン(紙ジャケット仕様) hdnj.jpg


 w & m:LENNON / McCARTNEY

 P:ジョージ・マーティン
 E:ノーマン・スミス
 2E:リチャード・ランガム(3/1)、A.B.リンカーン(3/3)、ジェフ・エマリック(6/22)
 録音:1964年3月1日
 MONO MIX:1964年3月3日
 STEREO MIX:1964年6月22日

 1964年7月10日 アルバム発売(「A HARD DAY'S NIGHT」 A-4)
 パーロフォン PMC 1230(モノ)、PCS 3058(ステレオ)


レノン・マッカートニーは、最早「かわいこちゃんアイドル」では無くなっていました。特に此の当時「絶対的な主導者」で在ったジョン・レノンは、可愛いポップ・ソングだって書けたけれど、もうそんなモンは歌う気がなかったのです。ポールもジョンを追い、寡作ながらマイナー調の「大人のラヴソング」へと進んでいました。ポールは一方、お気楽なジャンクを書き飛ばしていて(「アホみたい」な楽曲です)、出来が悪い其れらは他の後輩にあげて、「レノマカ」の名前だけでヒットさせていました。いや、ホントに酷い曲ばっかですよ。例えば「Tip Of My Tongue」とか「One And One Is Two」とかさ、題名を聴いただけで「とほほ、、、」じゃん。実際に目も当てられない「駄曲」です。でも、売れた。其の点、ジョンには「プロ意識」が在りました。流石はキャロル姐御を尊敬しているだけ在って、他人に提供した楽曲もしっかり練られた名曲ばかりです。

さて、そんなジョンが、当時は未だマトモな曲を書けなかった「弟分:追っかけジョージ」の為に書いたのが「すてきなダンス」でした。「A HARD DAY'S NIGHT」セッションでは、ジョージの為に曲を書き、リンゴには自分の十八番カヴァーを譲る「余裕たっぷり」なボス振りを遺憾なく発揮したわけです。もうすぐ息子(ジュリアン)も生まれる既婚者で「大人」なレノンには、此の曲を歌うモチベーションが湧きませんでした。いや、当初からジョージの為に「職業作家」として書いた曲でしょう。言わば此れは、ジョン・レノン版「ロコモーション」です。キャロル姐御がリトル・エヴァに自信作を提供した様に、レノンはやってみたかったのです。バックに徹したジョンが盛大に盛り上げます。ポールも呼応して、鉄壁な「レノマカ合いの手」を叫びまくります。エンディングまで♪おーお、おーーお、うおーっ!♪とやりたい放題ですよっ!

そして、其れに乗せられた「いたいけジョージ」の若々しく甘い声が「可愛い」のだ。「ジョージ・ハリスン、21才。」思えば、映画「A HARD DAY'S NIGHT」でパティと共演し、二人は「恋におちた」のです。其の共演シーンでジョンとポールが歌っていたのが「I SHOULD HAVE KNOWN BETTER(恋する二人)」なのだ。出来過ぎた様なドラマティック過ぎる出来事でした。其れが「1964年のビートルズ」であり、世界は彼らに跪きました。そして、其の中心に居たのが「ジョン・レノン」です。世界は、ジョンのモノになったのです。其れで好い気になって腑抜けにならなかったのが、ジョンの恐るべき才気でした。彼は、思った。

「おい、此れは、何かおかしいぞ?」と。

其れは、たった数ヶ月後の次作で早くも表面化します。日本盤のジャケットにも使われた映画での演奏シーンは、素晴らしいです。ジョージの活き活きとした歌や軽やかなステップも好いけれど、やはり、作者で在るジョンのギターですよ。ジョンは天才歌手であると同時に、類い稀なる「天才リズム・ギタリスト」でも在りました。圧倒的な存在感です。ジョンのギターだけで、充分に「音楽」になってしまっている!正に「才能」です。完全なる我流なのに、如何なる名手よりも、ジョンのギターは高らかに歌っています。名曲!名演!!大好きです。


(小島藺子/姫川未亜)


初出:「COPY CONTROL」2008-10-15

(REMIX by 小島藺子)



posted by 栗 at 00:03| FAB4 | 更新情報をチェックする