テレビ朝日 23:15〜24:10
■ キャスト
大野 智:矢野 健太
木村 佳乃:真鍋 杏子
戸次 重幸:氷室 洋一
片瀬 那奈:美月 うらら
滝沢 沙織:清水 さやか
丸山 隆平:斉藤 守
吹越 満:安斉 遼二
須藤 理彩:矢野 さくら
小野 武彦:矢野 光雄
、ほか。
■ スタッフ
脚本のおねえさん:永田 優子
演出のおにいさんたち:長江 俊和、高橋 伸之、梶山 貴弘
チーフプロデューサーのおにいさん:桑田 潔(テレビ朝日)
プロデューサーのおにいさんたち:川西 琢(テレビ朝日)、壁谷 梯之(泉放送制作)
企画担当のおにいさん:大川 武広(テレビ朝日)
音楽のおにいさん:辻 陽
主題歌のおにいさん:矢野 健太「曇りのち、快晴」(ジェイ・ストーム)
制作:テレビ朝日、泉放送制作
だからさぁ、もうさぁ、、、、
「歌のおねえさん」と改題してくんしぇいっ!
「片瀬那奈ヲタ歴10余年」のあたくしを、信じなさいっ!片瀬クンはさ、「舞台荒らし」なのよさ。「小早川妙子」や「西豪寺エレナ様」を想起せよ。其れ以前から、片瀬那奈は脇役なのに「目立つ」のよさ。
「主役を喰っちゃう」のよさっ!
其れはさ、片瀬那奈が真摯だからなのよさ。当たり前の事なんだけど、其れを一所懸命に継続するって大変なのよさ。
つまり、「美月うらら」には、女優生活10周年の「片瀬那奈のすべて」が込められているのです。此の感動は、一昨年に彼女が初舞台を踏んだ「僕たちの好きだった革命」初演の初日を観劇した時にも感じました。初舞台の片瀬那奈は、其れまでのコラージュだった。初めて観た水着ショーからの目くるめくデジャヴと、目の前に立つ当時25才の「大人の女宣言」をした片瀬那奈の存在感に、僕は泣いた。片瀬那奈は、自分の歴史の上に燦然と立っていました。16才の彼女にひと目惚れし、ずっと愛して来て、本当に好かったと心の底から思い、人目も憚らず流れる泪を止められなかった。
でも、其れは未だ通過点だったのです。舞台でも映画でも確かに片瀬那奈は評価を得ました。されど、大衆が知る彼女は「TV」なんです。那奈ちゃんは、未だに「きれいなおねえさん」と紹介されます。2000年から2002年まで、僅か二年間しか流されなかったアノCMを大衆は決して忘れません。何故なら、多くの大衆は「三代目きれいなおねえさん」として彼女を認知したからです。其れは、例えばポールが今でも「YESTERDAY」を歌うのとおんなじなのです。手塚先生が生涯「アトム」の作家と認知されたのと変わらないのです。
其の呪縛を、TVタレントで在る事実を、片瀬那奈は超えました。
「美月うらら」には、彼女の10年に及ぶ芸能生活ばかりか、27年間の人生の全てが内包されています。其れを証明するのは、簡単です。此処に、僕が遺して来たよ。那奈ちゃん、有難う。僕は、本当に嬉しいよ。君は素敵だ。もっともっと、僕らを裏切って下さい。高らかに云おう。
「片瀬那奈は、ROCK だ。」
第四話視聴率「10.2 %」
(小島藺子/姫川未亜)
金曜ナイトドラマ「歌のおにいさん」テレビ朝日公式サイト
「うらら対みちる」