フジテレビ 15:00〜16:56
第八話「大迷惑!!空気読めない男」
第九話「大逆転!!波乱のXマス会」
片瀬那奈 as 花輪倫子
本放送:
2007年12月4日
2007年12月11日
「花輪倫子ママの大逆襲!!」
此の「暴ママ」での「佳境!」が、一挙に連続放映されている本日は、あたくしの公休日(火曜日)でした。♪神様、ありがとう!僕に「倫子ママ」をくれぇ〜てぇ〜♪(←大輝クンが本気にして泣いちゃうから、そーゆー「ハーフ・シリアス」はヤメなさいっ!)
当然、リアルタイムで堪能ですよっ!!倫子ママの下克上!すぎょいっ。此れだ、此れが「片瀬那奈」の真骨頂なのです。「豹変」と書いて「ジャガー・チェンジ」する難役を、那奈ちゃんはデビュー当時から得意としております。連ドラ初出演作「天国のKiss(1999 EX)」での「掟破りの逆土下座」が、時を経て「西豪寺エレナ様物語(2006 TBS)」へと受け継がれました。那奈ちゃんは「女優界の(全盛期の)藤波」でも在ります。
そして、「高田清美」役(2006)で魅せた「下克上魂」を発展させたのが「花輪倫子」役(2007)でした。「宝生小百合」役(2008)も、其の流れで実現しました。たった四話にしか出なかったけれど、其の遺したインパクトは強烈です。其れは、現在絶賛公開中の「20世紀少年」で、更にパワーアップするでしょう。那奈ちゃんは「U」です。佐山でも在り、前田でも在るのです。つまり、彼女こそが「正当なる猪木イズムの後継者」なのです。
常に進化する、運動体としての「名演技派助演女優」として、「女優:片瀬那奈」は確固たる地位を築き上げました。僕は、元々、主役よりも悪役や脇役が好きです。ハッキリ云って、連ドラの主演なんて大根でも出来ます。バイプレイヤーがいなければ、ドラマは成り立たない。そして、那奈ちゃんみたいに華が在る(本来なら主演を張るべき)美人女優で「演技派」って存在は稀有なのですよぉっ!!(ぜいはぁ、、、)
「一体、おまえは何を語っているのだ?」と思う片は、嗤っておくれ。でもね、アンテツあにいなら、理解出来るはずだ。なぁ、あにい、僕らが愛する全ては「片瀬那奈」の名の元に統合されるんだよ。人は、全く違うモノなんかには惹かれない。僕らが那奈ちゃんを「絶対」と認めざる得ないのは、彼女に僕らの「自分史」が全部詰まっているからなのだ。
(姫川未亜/小島藺子)