13:00〜14:30 赤坂アプローズスクエア迎賓館
外は生憎の雨でした。でも、約束の12時10分に、雨がやんだのです。
「流石は、晴れ女だぜっ!」生まれて初めて、製作発表に参加しました。壱時間半、もう夢ごこちでした。結婚式場である「赤坂アプローズスクエア迎賓館」へ案内され、ドキドキして13時を待ちました。周りはマスコミや関係者ばかりです。僕ら一般人は、たったの四人しかいません。あっ、シュガーちゃんだ。女子マネちゃんは裏方に徹していたのか見つけられませんでした。いえ、其れは、あたくしが壱時間半、ずっと那奈ちゃんだけを観ていたからでしょう。
TBSの小島アナウンサーの司会で、最初はフラダンサーズによる華やかなフラダンスで幕開けです。つづいて、偉いひとの挨拶が在り、いよいよ出演者の登場ですよっ!登壇したのは、片瀬那奈ちゃん、福田沙紀ちゃん、阿部力くん、今井りかちゃん、根本はるみさん、田山涼成さん、久世星佳さん、そして脚本の羽原大介さんと演出の山田和也さんの計9名でした。女子マネちゃんが伝えて下さった通り、出演者は全員、舞台の役柄をイメージした衣装での登場です。
「まどか先生、派手っす。」カメラマンたちが、一斉にフラッシュをたきまくり撮りまくりです。すぎょい、此れが製作発表と云うものか。極彩色のカラフル過ぎるコートに「ど根性ガエル」の「ひろし」みたいなサングラス、下は勿論、ミニスカですよっ!
カッコいいぜっ、那奈ちゃん最強っ!!那奈ちゃんは、綺麗でした。もう、完全に「まどか先生」になりきっていました。プレスキットを戴いて、始まる前に観たら、其処には「まどか先生」になった那奈ちゃんが載っていました。其れだけで、胸がいっぱいになったのに、本物を観てしまったのです。
まず全員での御挨拶と質疑応答が在って、那奈ちゃんは落ち着いてウイットにとんだ受け答えをします。田山さんの愉快な返答の時には特上の「那奈ちゃんスマイル」を魅せてくれました。他の片が話している時にも、キチンとリアクションをするんです。素敵です。
写真撮影OKだったのですけど、あたくしは直前まで知らず、慌てて「写ルンです」を買ったのでした。27枚は、あっと云う間に撮り切ってしまい、其の後は携帯の写メで撮影しました。ふと横を観たら、チーフマネさんであるシュガーちゃんが、いつの間にか僕のすぐそばにいました。彼が偉いと思うのは、那奈ちゃんが面白い事を云うと誰よりも「受ける」んですよ。アレは那奈ちゃんも安心出来ると思います。佐藤さんの事を、僕はずっと信頼し尊敬していますよ。だからさ、睨まないで下さいナ。僕は、正当な手続きを踏んで参加していたのですよ。片瀬那奈ちゃんが大好きな、只の「ファン」にすぎないんですよ。分ってよ、シュガーちゃん☆
全員でのパートの後は、フォトセッションでした。カメラマンさんたちがワラワラと前に出て、「こっちに目線下さい!」などと叫んでいます。もう、圧倒されました。最後は、囲み取材です。那奈ちゃん、沙紀ちゃん、阿部くんの若手三人が登壇しました。沙紀ちゃんと阿部くんは、今回が初舞台です。始終、那奈ちゃんがリードする展開になりました。特に心に響いたのは、「此の舞台に立てる喜びを、誰に伝えたいですか?」との質疑応答です。那奈ちゃんはこう答えたのです。
「世界中のみんなに伝えたいです」嗚呼、やっぱり那奈ちゃんは素晴らしいひとです。御本尊様です。舞台では映画とは違ったエピソードも在り、何より生で踊るフラダンスが見どころだそうです。全スケジュールも公表されました。最終公演は名古屋です。未だ、コーフンが冷めません。先程「イブニング・ファイブ」で速報で映像が流れていました。当然、録画しましたよ。
関係者しか観れない製作発表に参加出来るなんて、一生に一度の事だと思います。隣に座っていた記者さんは、ノートパソコンでリアルタイムで原稿を打ち込んでいました。会場にいた全員が、本当に真剣でした。滅多に体験出来ない貴重な時でした。でも、でも、僕はやっぱり、ずっと那奈ちゃんを観ていた。僕は「フラガール」東京公演全23回のすべてを観劇します。其れが最高の時になることは、確定しました。此の夏は此れです。同志諸君!そして世界中のみんなに告ぐ。
今年の夏は「フラガール」を観ようぜ!(小島藺子/姫川未亜)