すべての猪木信者に告ぐ。
「Gスピリッツ Vol.6 (DVD付き)」 (タツミムック)を読みましょう。
「検証ーアントニオ猪木は本当に強かったのか?」
そんな刺激的な謳い文句に、わくわくしながら読めば、其処には「高坂剛」「鈴木みのる」「北沢幹之」そして「ビル・ロビンソン」による証言が掲載されていたのです。
暴露本を書いてしまった「ミスター高橋」ですら、「猪木さんは、本当に強かった!」と書かざるをえなかった。そして、「世界のTK」も「パンクラスの創始者」も「リングスのレフェリー」も、さらには「人間風車」さえも、全員が証言しています。
「アントニオ猪木は、本当に強かった」と。
残念ながら、過去形になってしまいますが、其れは致し方在りません。現在の猪木は、65歳なのです。其れなのに、引退して10年も経つのに、やはり猪木なのです。こんなテーマのムック本が成立してしまうのです。
猪木のDVDを、あたくしは未だ観続けています。強い!上手い!面白い!(牛丼か?)
人間風車の発言は、大瀧師匠とおんなじことを云っています。曰く、
「格闘技は、古いモンの方が完成されていたんだよ。」
で、みんな猪木を絶賛しているわけですけど、やっぱ馬場さんの事は、強さに於いては全く評価していないのよさ。弟子のジャンボまでけしょんけしょんなのですよ。ロビンソン証言だと「猪木(世界レベル)>豊登(日本最強レベル)>ジャンボ(素材は好かった=「宝の持ち腐れ」)」なのですよ。つまり、三団体すべてを経験した彼が、はっきりと云ってしまったんです。
「新日>国際>(永遠に超えられない壁)>全日」と!
すげぇ、、、ビル・ロビンソンは漢だっ!!
でも、やっぱ、先に死んだ奴って、損だ。
初出:「COPY CONTROL AGAIN」 (小島藺子)