TBS 23:15〜24:39
【キャスト】
片瀬 那奈:手塚モモコ 塚本 高史:鳥山 充
木下あゆ美、阿部 力、渡辺夏菜、西山繭子、伊藤裕子、鈴木砂羽、ほか
【スタッフ】
製作:ドリマックス・テレビジョン、TBS
脚本:渡辺啓
演出:倉貫健二郎
プロデューサー:加藤章一、上野かおる(ドリマックス・テレビジョン)
撮影:2007年12月12日〜23日
2008年の女優:片瀬那奈、今宵始動!今年、2008年は那奈ちゃんがキャンギャル・デビューして10周年にあたります。但し、女優としてのデビューとなると1999年なので、其の辺どーお祝い事を考えれば好いのかナ。ま、ファンとしては今年も来年も目出度いわけですけどね。
さて、女優としてのキャリアも早9年目となる那奈ちゃんですが、主演作と云うと其れ程多くは在りません。でもね、どんな端役でも一生懸命に演じる彼女が好きなのです。元々、脇役や敵役で登場した那奈ちゃんに主人公よりも魅せられてファンになったのです。
とは云え、矢張り「主役」は嬉しいですね。だって、
「那奈ちゃんがいっぱい出ているんだもん!」「ミラクル」で「手塚」と来れば「ふしぎなメルモ」を連想してしまいます。果たして、モモコもキャンディならぬ錠剤を使って他人のこころの声を聴いてしまえる役柄。ダブル主演は「スウィンタくん」で、スタッフも「アカネ・チーム」です。
「此れは、あたくし好みだわ。」ん?なんかヤバイかしら。だってエレナ様は那奈ちゃんの代表作じゃん。数字?そーんなもん、おぼえてないよーっ!!お名前入りのDVD箱持ってるんだもん。「西豪寺エレナ様物語」は傑作じゃん。(←未だ間違えて覚えているらしい。)
前置き長過ぎでした。さて、直前予告に続いて、始まった!主役だ、主役だ、わしょーいっ!!
てかさ、那奈ちゃんだったらどんなに男心が分らなくとも振ったりしませんけどね。もう初っ端から有り得ないんですけどね。で、BGMが THE BEATLES のへなちょこカヴァー(仏蘭西語ヴァージョンとか、普通使わない罠)って。新春早々、唐突に、
「THE BEATLES vs 片瀬那奈」「やっぱ、あたくし好みのドラマじゃん。」で、此のモモコって、素の那奈ちゃんにかなり近いよナ(ぼそっ。)まずもって、エレナ様とスウィンタくんの絡みが思いの外多かったのが嬉しいです。てかてか、此の役ってさ、
「僕が壱番好きな那奈ちゃん」じゃん。此れだよ、此れ、此れ。此の表情豊かな那奈ちゃんに、9年前に魅せられたのだよ。正に当たり役!流石は「エレナ様」のスタッフだ。壱番好い那奈ちゃんを知っている。へなちょこビートルズ・カヴァーも、思えばあたくしの世界じゃん。何気に本物の THE BEATLES も流したりして、平気か?高いんじゃないのか?最後は「レリビ」に「ヘイ・ジュード」かよ、、、ベタ過ぎるぞ。
こりゃ傑作ですナ。ま、どーしたって「アカネ」の世界を思い出すわけだが、世間が何と云おうと「アカネ」は怪作なのです。いや、失敬、名作ですよ。いや、もう正直に云うと記憶が「プリティガール」の頃まで溯ってしまいました。那奈ちゃんは、此の手の役ならいつ何時でも出来る。其れはポール・マッカートニーが、THE BEATLES をいつだって再現出来ることに似ています。されど、那奈ちゃんは新たなる役に挑戦し続けて来たのです。でもでも、此れを出されたらあたくしは感涙にむせぶしか在りませんでした。此れこそが、片瀬那奈です。もう壱度、繰り返しましょう。此の那奈ちゃんを観て、あの日、僕は彼女のファンになったのです。
「西豪寺エレナ様」以来の、最高なる演技だったと最上級の評価を与えたいです。昨年最後のラヂヲドラマでズッコケちゃったので、少しだけ心配しちゃったあたくしが莫迦でした。海より深く反省しております。ま、あのラヂヲドラマは、其れでもつまんなかったけどさ。
「女優:片瀬那奈に、死角無し!」(小島藺子/姫川未亜)
「奇跡のドラマスペシャル ミラクルボイス」TBS公式サイト「彼は私のモノ!」