J-WAVE 20:00〜21:55
(2007年12月8日、収録)
原作:中村 航
キャスト
片瀬那奈:斉藤 恵
成宮寛貴:山田
黒川智花:妹
平山宏之:木戸
ナビゲーター:秀島史香
人物紹介より
【斉藤 恵】
大学院一年生
北海道からやってきたゲスト研究員。
一年間山田と同じ研究室でデータ収集を行い、その後北海道へ戻り論文を書くという、一年限りの研究員。 「生体分析化学」を専門に研究している。「嗚呼、那奈ちゃんの声だ」と、単純ににやにやみあみあする自分がいます。其れがファンと云うものなのです。片瀬クンが初めて挑んだ「ラヂヲドラマ」は、なんと「J-WAVE」で放送されましたよ。御存知かどうか分りませんが、所謂「那奈ヲタ三銃士」の内で「ふたり」が「コアな J-WAVE リスナー」なのです。いや、正確に申しますと「コアなる GROOVE LINE リスナー」ですね。其れはあたくし「未亜/イコ」と、☆クン番記者「うっぴー☆」です。
つまりは、此処の記事を毎日書き綴っている「ふたり(もしくは三人とも云う)」なわけですね。此れは、嬉しい!声のみでの表現、しかもすべて声優では無く「役者」によるドラマです。今年最後の片瀬クンドラマは、制作上では昨日クランクアップした「ミラクルボイス」ですが、オンエアとしては此の作品になります。イヴに聴く「那奈色の声」に、酔いしれましょう、と、いや、一寸待て。
えっ。ヤーマダの妹は「雨ちゃん」ですか?
「極悪タッグ、ふたたび。」昨年のクリスマスイヴに収録され、今年1月2日に放送された「芸能人格付けチェック これぞ真の一流品だ!!'07お正月スペシャル!」で、見事に「そっくりさん」へまで堕ちて行った、あの伝説のタッグがふたたびイヴに還って来たのです。先輩を利用し、のしあがる気まんまんの「雨ちゃん」は、今回も片瀬クンの相手役で在る成宮クンの「妹」と云う、此れ以上無いポジションに就いています。
「危うし!片瀬クン」しかもだ、男前の片瀬クンの相手役は、在ろう事か「カミングアウト上等」の彼じゃまいかっ。あまりにも「カタセ」なる展開だ。イヤ〜な空気が流れます。
「あたくし、倒錯してしまいますです。」壱時間伍拾伍分、声だけでの演技。昨今、俳優サンが声優分野へも進出し、色々と議論もされています。あたくし個人としては、声の専門家で在る声優サンに俳優サンは敵いっこ無いって思っています。単純なことなのですけど、片瀬クンも雨ちゃんも成宮クンもみんな「顔がイメージされてしまう」のです。此のドラマの冒頭で「メグは小柄な女性」と説明されますが、片瀬クンの声を聴いてあたくしたちは「長身の片瀬クン」しか思い浮かべることが出来ません。他の俳優サンもおんなじです。雨ちゃんの声を聴けば、彼女の顔がイメージされるのです。其れが、毎日TVに出ている「女優」でしょ?女優は「顔」じゃないのよさ。
今年は初挑戦の舞台で始まり、最後もこんなにも過酷なチャレンジに挑んだ「女優:片瀬那奈」を、あたくしは只只敬愛しております。其れ故に、ラヂヲドラマでは、矢張りどうしても物足りない。役柄に対する「女優:片瀬那奈」は真摯でした。其れでも、あたくしの最も苦手な類いのドラマです。しかも、声だけ。
片瀬クンの声は大好きです。声だけでも、充分にやれる力も在ります。ドラマを聴いていて、そりゃドキドキしましたよ。此の世で一番大好きな女優である片瀬クンがやってるんですから、そりゃドキドキしますよ。されど、違うナ。彼女は「ラヂヲドラマ」では無く、「ナビゲーター」をやるべきです。少なくとも僕は、彼女の声だけを聴いて、彼女以外のひとをイメージすることなんて不可能なんです。ずっと、那奈ちゃんが其処で演技していました。浮かんで来る映像は「小柄なメグ」では無く「大きなメグ」だったのです。
だからこそ、「ラヂヲ番組」持って欲しいナァ、と心から思ったのです。演技者としてではなく、言葉を発して欲しいのです。「那奈ちゃんラヂヲ」を待望しているのは、あたくしだけでは在りませんよ。彼女に対する批判に「滑舌が悪い」と云うことがよく云われますが、此のラヂヲドラマを聴けば、其れは全く謂れの無い「デマゴーク」だとお分かりになられるでしょう。されど、其れとは別の理由で、那奈ヲタで在るあたくしが壱時間位で、
「飽きてしまいました。」だってさ、長いよ。弐時間近い「単なるエロドラマ」。耐えられません。すいません、つまんなかったです。もう、此処の管理人でなければ途中で聴くのをヤメていたと思います。録音したのだけど、おそらく二度と聴き返すことは無いでしょう。今年最後の那奈ちゃんの大きな仕事が此れで終わってしまったのは、無念です。違う。全くもって、違う。あたくしだって、片瀬那奈の仕事を何もかもを無条件に肯定しているのではないのです。此れは、違う。此処にいるのは「僕が好きだった那奈ちゃん」では在りません。単に個人的な好き嫌いでは無く、此の試みが作品として失敗だと思うのです。
「此れは『ラスクリ』の悪夢、ふたたびじゃん。」あたくしが、最も認めていない「女優・片瀬那奈」作品が「ラストクリスマス(2004年)」です。未だに、アノ時の焦燥感は忘れられません。「何故?片瀬那奈は歌手活動を封印してまで、こんなにもつまらないドラマで下らない役をやっているのだ?」怒りが込み上げて来て、ファンをヤメたくなったほどでした。どーも、あたくしと片瀬クンの「クリスマス」は相容れない様です。ま、此の「エロドラマ」が実写だったら、其れこそ、
「ふざくんなっ!」とローサ節を炸裂していたでしょう。御免、那奈ちゃん。此れは付き合えません。つまんないもんは、つまんないんだよ。近年の「女優・片瀬那奈」作品で、間違いなく「ワースト作品」だと断言します。そして其れは、決して片瀬クンの責任では在りません。彼女の演技は好かった。単純にストーリーがつまんないってことですよ。何なんだ此れは?弐時間枠でやる様な内容じゃねーだろ?なんか、ダンダンダンと腹が立って来ましたよ。こっちとら、未見のDVDとか沢山在るのに、片瀬クンが出てるから録音までして聴いたんだぞ。あんまり舐めるなよ。
那奈ちゃん、君は「女優」です。「声優」ぢゃないんだ。
とは云え、
「片瀬那奈と秀島史香の奇跡の共演ふたたび」と云う事実は、素晴らしいことでした。ありがとう、じぇじぇじぇ J-WAVE☆
(小島藺子/姫川未亜)
「一番小さなメリークリスマス」