
思いっきり、公式HPより引用。
2007年9月5日リリース ベスト盤詳細決定!
9月5日リリースのベスト盤、詳細が決定しました!
小島麻由美
A Musical Biography 2001-2007
01. 甘い恋 (Single Version)
02. doo-bee-doo-goo
03. ポルターガイスト
04. 眩暈
05. 黒い革のブルース
06. ロックステディガール (Single Version)
07. 愛しのキッズ
08. 刺青
09. 砂漠の向こう (Single Version)
10. もしも自由が欲しいなら (Alternate Mix)
11. ハートに火をつけて
12. 蛇むすめ
13. トルココーヒー (Alternate Mix)
14. ラストショット!
15. 赤い帽子 (Alternate Mix)
16. サマータイム
17. 黒猫 (New Version '07)
18. ひまわり (New Version '07)
19. シークレット・ムーンライト(新曲)
2007年9月5日リリース
PCCA-02237
¥3150(税込) ¥3000(税抜)
2001年から2007年の小島麻由美を俯瞰する、本人の選曲による2枚めのベストアルバムです。
ライブではすっかりかたちを変えてしまった「黒猫」「ひまわり」の新バージョンに加え、ミキシング違いが3曲、そして未発表の新曲「シークレット●ムーンライト」を含む全19曲を収録。
全曲リマスタリング(by George Marino at Starling Sound,New York)え〜っ!「わいわいわい」が、、、ないわいわい。てか、マニアックですね〜。19曲入りって、楽しみです。
コジマユの記事は、一年振りなんで、もう少しだけ語ろうか。過去記事で何度も云っている通り、小島麻由美クンは「僕が日本で唯一、現役の年下のコで全面的に敬愛している、本物の音楽家(アーティスト)」です。彼女は、音楽家になる為に生を受けた「天才」です。彼女には、其れしか道がなかった。
僕が憧れたのは、洋楽です。そして、其れを翻訳した「日本語ロック」です。未だに、YMOの三人の方が若造の遥か先を見据えているし、大瀧さんは日々是修行中で、ター坊は益々「男らしゅく」なっているんです。10代の頃から追っかけて来た方々が、未だ、絶対的に凄いことをやっているんですよ。すいませんけど、若いひとの試作には付き合えません。だって、其れはマネじゃん。どーにもこーにも、分ってないよな。だからこそ、若造なわけだが。
小島麻由美も、彼女が生きていなかった頃の音楽なんて後追いだ。其れはポールもおんなじなんだよね。ポールが愛される理由のひとつに「懐かしさ」が在る。ジョンが反対しても、ポールは古いミュージカル・ナムバーをレパートリーに加えた。其れこそが、彼らの芳醇な音楽世界の入り口だった。すべてを呑み込む「化け物」の誕生だ。ロケンロール・バンドなのに、提案したポールも許したジョンも、凄い。
そんなことが、確かに、小島麻由美の中で起きている。花火以後の那奈年、僕は真摯に彼女を聴いた。引退前よりも、もっともっと、懸命に彼女を追った。最初に逢ったのは「わいわいわい」の時だ。そう、復活したからこそ逢いに行った。だって、そうだろ?またいなくなられちゃ、困るんだ。もう、失いたくないんだ。
期待通りに、二枚目の総括盤を出してくれることになったけど、やっぱり彼女は「小島麻由美」だ。「Me And My Monkey On the Moon〜Singles and Outtakes〜」ってベスト盤もすぎょかったけど、今回は更に「キンキー」だ。
コジマユは、もう二度と失いたくない。此のベスト盤は、多くのひとに届いて欲しい。もしもそうなっても、小島サンは変わらないだろう。彼女だけは、絶対に、立ち位置が揺るがないと思う。
僕は、君が好きなんだナァ。
初出「COPY CONTROL」 (小島藺子/姫川未亜)