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2007年03月09日

「LIFE IS LIVE」

The Beatles (The White Album)


お楽しみの KOKAMI @ network vol.9『僕たちの好きだった革命』も、いよいよ明日の昼夜弐公演と明後日の千秋楽公演を残すのみとなりました。

始まってみると「あっ」と云う間ですね。東京公演の後には、14日の士別公演から、4月1日の大阪公演まで11公演の全国行脚が始まります。

「片瀬那奈」の評価は、間違いなく上昇しています。

シアターアプルの客席は那奈百弱。14公演で「衝撃的な舞台女優の誕生」を目撃するのは、壱萬人にも満たない。けれど、確かに、みんなの心も変わった。

舞台よりも映画が、そして映画よりもテレビが、当然ながら多くのひとの目に止まります。だからこそ、片瀬那奈は今でも「きれいなおねえさん」なんです。あたくしが、塩谷瞬くんを「パッチギのおにいちゃん」とは呼ばず「ハリケンレッド」と愛情を込めて呼びつづけるのも、おんなじことです。

其のイメージは、おそらく一生、彼女と彼についてまわります。マドンナが今でも「らいかヴァージン、へいっ!」で在る様に、ポールが64歳になっても23歳の頃に夢で聴いたうたを歌う様に、ジョンが「イマジン」のひとである様に、世間に認知された瞬間を大衆は決して忘れない。

けれど、より深い印象度は「舞台>映画>テレビ」でしょう。現在はインターネットで瞬時に個人の感想がダイレクトに発信されます。あたくしの様な所謂「那奈ヲタ」が鬼の如く書くのは当たり前だけれど、普段は「片瀬那奈」の「か」の字も打ち込まない連中が、こぞって「片瀬那奈」とキーボードを打っています。

当初「初日と楽日」の「弐公演」だけを予定していたけれど、すぐに「伍公演」に変更し、結局は半分の「那奈公演」を観ることに決めて、僕は初日を待っていました。そして明日、さらに増やした舞台を観に、僕は行く。

DVDも、既に予約しました。でもね、生で観なきゃダメなんだよ。一緒に作り上げなきゃ意味がないじゃないか。ホント、いっつも当たり前の話で、すみません。


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 23:49| ACTRESS | 更新情報をチェックする