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2006年12月21日

「怪優・片瀬那奈・試論」#003

ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘 [DVD]


「きれいなおねえさんは好きですか?」

三代目・片瀬那奈は、未だに一般的に紹介される際には「アノ!きれいなおねえさん」と呼ばれます。彼女が件のCMに出演していたのは、2001年から2002年までの二年間(19歳〜20歳時)で在り、歴代の襲名者の中でも短期間でした。そして、降板後、既に丸四年も経過しています。

「きれいなおねえさん」が代名詞になるまでの二年間(1998年10月〜)、彼女は「あの水着ショーで紐が取れちゃったコ」と云われ続けました。いや、はっきり云えば、本人も積極的に其のハプニングを「売り」にしていました。多くのドラマに抜擢され、着実に女優として成長していても、世間は「アノ水着のコ」としてしか認識しなかったのです。

其のイメージを覆す為に用意された「きれいなおねえさん」は、見事に成功しますが、今度は其れこそが「片瀬那奈」の足枷となってしまう歴史の不条理を繰り返すこととなりました。

例えば、初代なら「代議士の妻」、二代目は「国民的大女優で視聴率女王」、四代目は「ケイゾク→松子の個性派女優で、歌手としても成功」、そして現・五代目は「ドラマ、映画、CM、歌手と大活躍!大河ドラマ主演も成功し、正月映画も主演し、紅白の司会もこなすマルチで旬な女優」などと云われるのが先で、わざわざ「きれいなおねえさん」なんて紹介する必要がありません。

勿論、此れは世間一般での評価なのですが、大衆は残酷なほど正直です。つまり、片瀬那奈が未だに「きれいなおねえさん」と呼ばれるのは、其れ以外に大衆にまで届く仕事を残していないからに他なりません。

今年を席巻した数々の怪優ぶりも、バラエティー番組の司会も、まだまだ「きれいなおねえさんなのに意外なギャップ」としてしか伝わってはいないのです。「きれいなおねえさん」を降板して専念した歌手時代など、もはや「伝説」化しているのではないでしょうか?

そんな「器用貧乏な」片瀬那奈は来年、初舞台に挑みます。本人には妙な気負いは無い様ですけど、此れは大きな事件です。作・演出を手がける鴻上尚史氏は、そんな片瀬にこう期待を寄せています。

「舞台の演技に対するカンの良さがある。ずっとステージで歌っていた経験が、生かされている。抜群の運動神経とスタイルの良さで、素晴らしい舞台女優の誕生を目撃すると思います」(2006年11月1日付 スポーツ報知より引用)

片瀬那奈が歌手時代に唯一、レギュラー司会をしていた「新・真夜中の王国 03」(2003-2004 NHK-BS2)に、鴻上さんも出演していたのです。彼は、歌手・片瀬那奈を観ているからこそ、こんなにも期待し確信しているのでしょう。

だから、きっと、片瀬那奈の初舞台は、こう証明します。

「やっぱり、片瀬那奈も僕たちも、ちっとも間違っていなかった。」(つづく)


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子)



posted by 栗 at 22:10| ERENA | 更新情報をチェックする

「Goro's Bar」未公開トーク

キングコング対ゴジラ [DVD]


TBS 23:59〜24:29

「蔵出し完全未公開トークで顔面真っ黒?…お嫁に行けない」

出演:稲垣吾郎(SMAP)、友近、クワバタオハラ、大島美幸(森三中)、だいたひかる、ハリセンボン、川田亜子(TBSアナウンサー)、次長課長、シャカ


其の名の通りの内容で、特に片瀬那奈ちゃんの未公開映像もなかったと思います。


(姫川未亜)



「Goro's Bar」

TBS


posted by 栗 at 23:59| TV | 更新情報をチェックする

2006年12月22日

「FLYING HOUR」

Somewhere in England


研音さんの公式サイトでインフォメーションが更新されました。が。当ブログでは、すべてフライングしてしまった情報です。すみません。いや、すべて公開された情報ですので反則ではありませんけどね。

てなわけで、本日は、なんとなく今後の片瀬クンを展望してみましょう。

「B.L.T.」2月号(発行/東京ニュース通信社)でも確認しましたが、やはり「らんぼう2」の放送日は2月6日(火)が、現時点では最有力です。最近、また片瀬那奈ちゃんが「100 beauties TOPICS」に載るようになりましたね。此の雑誌には、かつて那奈ちゃんの4コマ漫画?連載もありましたし、内山理名ちゃんとの「運命的な対談」も掲載されました。当然、私も創刊号から愛読しております。過去記事、更新しなきゃな。

ソースは、出演されている山田キヌヲさんの「山田キヌヲ散歩日記」で、重要部分を引用すると、

 日テレの2時間ドラマ「らんぼう2」の撮影に行ってきました。
 監督はまだまだあぶない刑事の「鳥井邦男監督」
 哀川翔さんと坂口憲ニさんが主演するドラマで、私はホステス役で登場します。

 (中略)

 放送は2007年2月6日の火曜日!!!
 必見です!!!


とのこと。

1月16日説の根拠は、おなじく出演された CROSS HEART さんのブログだったのですけど、其の日は「みの」さんが「死置人」をやる模様です。「アカネ」の代役といい、何かと縁があるのでしょうか。

初舞台KOKAMI@network vol.9『僕たちの好きだった革命』の東京公演、北海道公演、山形公演の各チケットも、絶賛発売中です。明日からは名古屋公演の一般発売も始まります。

東京公演の楽日は売り切れたみたいですよ。土曜日と日曜日、そしてリーズナブルな那奈日の昼などから売り切れ間近となっております。まだ先だからと呑気に構えていると、悲しいことになっちゃうかもしれません。お早めにね。

東京以外の公演に関しては、「こちら」をどうぞ。一寸分りにくいリンクですよね。

明日は、いよいよ「もしもツアーズ 豪華芸能人が選ぶブルートレインで行く湯布院温泉ツアー VS ローカル線で行く世界遺産知床温泉ツアー」が放送されます。

年末年始、怒涛のバラエティー出演のトップを飾る此の特番、那奈ちゃんは「湯布院温泉ツアー」チームで出演し、浴衣姿を披露して下さるそうですけど、最近の流れで考えれば「入浴シーン」を期待しても大丈夫だと思いますよ。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 22:47| UNYO | 更新情報をチェックする

「カエルちゃん」

ケロヨンと藤城清治ミュージカルの世界


こんばんは、片瀬那奈ちゃんの「追っかけ」です。本丸である「コピコン」も、すっかり「片瀬色」に染め上げて「ご満悦」なイコですけど、皆々様は如何お過ごしですかしら?

先日の千葉でのトークライヴは、所謂ひとつの線路下通路に特設ステージを設営しての、とっても開かれた無料イベントでした。6月の神戸ではお店の商品を逃がして設営し、登場時に「お店ですかぁ?」と呆れてみせた片瀬クンは、今回も当然店内でのイベントと考えて薄着のスタイリングだったわけで、現場に着いて驚愕し、ホッカイロをふたつ背中に付けての登場だと笑い飛ばしておりました。

そんなオープン過ぎる会場でしたので、「おや、アノ片瀬那奈が居るぞ」と一見さんも数多く足を止めたのです。なんてったって「タダ」で見れちゃうんだもん。おいしいよ。

故に、あたくしも一般の方による感想なんかも読めてしまうわけで、大旨好評なんだけど「片瀬にも追っかけが居た」とか書かれちゃったので、直接訪問して御挨拶させて戴きましたよ。あっはっはっは、驚かせて御免なさいね。「片瀬の追っかけって、ぶっこわれてるんだな。」と思ったかしら?

「女優さんなのに、アイドルみたいに追っかけさんが居たのが興味深かったので言及しました」みたいなお返事まで戴いちゃって、すみませんね。ガクブルだっただろうなぁ。あたくしなら、無視して、コメント削除して、アク禁にしますけどね。

インターネッツは、こわいのよ。「全記録」をリンクしたから、確認して下さったみたいだし、関わりを保ちたくないでしょうね。だから、此処で書いて置くわ。

「片瀬那奈ちゃんは、もともと水着キャンペーンガール出身で、グラビア・アイドルとしても活躍し、歌手でもあったのよ。水着で先日の様なイベントも沢山やったし、アイドルとして握手会もやったし、歌手としてドサまわりだってやったんです。未だに彼女の追っかけをやってる連中は、其のすべてを感受し、今尚ついて行ってるって“大莫迦野郎”ばっかなんですよ。」(勿論、無関係な「ローンウルフ」てか「キモヲタ」も居るわけだが。)

一般人から見れば、全部おんなじ「ヲタ」です。韓流スターに熱狂する「おねえさま」片も、飛来犬ちゃんに涙する「おねえさま」片も、ジャニーズのオリキも、宝塚のファンも、アキバで徘徊するヲタも、更にはマドンナやポールを求めて海外まで行っちゃうファンも、ラーメンズの舞台チケットを血眼になって入手するコも、桃井さんの舞台へウキウキと足を運ぶコも、なんもかんも、み〜んな、変わりません。本気なんだもんな。

あたくしは、大昔に「ケロヨン」と逢いました。幼稚園児の頃の話です。其の頃、「ブースカ」と「チャメゴン」も田舎のデパートの屋上に来たけれど、そいつらは「真っ赤なニセモノ」でした。テレビに出ている「ブースカ」じゃなかった。「バラサバラサ」とも「シオシオノパー」とも云わず、「ブースカ音頭」で踊るだけの「なんだかわからないもの」に、大いに失望しました。

でもね、「ケロヨン」は本物だったんだ。エスカレーターですれちがった「ケロヨン」と「ギロバチ」を、ぼくは追いかけた。「けろよ〜ん!」と叫んだら、何故か「ギロバチ」が「ぎろぎろ、ばっちーん!」を決めてくれたんだ。嬉しくって、ドキドキして、とっても幸せになったよ。

あたくしが片瀬那奈ちゃんを追っかけるのは、きっと、その時とおんなじ気持ちなんだと思います。


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 23:52| IKO | 更新情報をチェックする

2006年12月23日

「未来創造堂未公開トーク満載特別版」

ご当地コスチュームキューピー II 完全カタログ855 ―オリジナルわくわくキューピー人形付き限定版


日本テレビ 10:30〜11:25

那奈ちゃんの出番はトップ!ご当地キューピー話でした。

見逃した方安心してください。那奈ちゃんの未公開トークはありませんでした。。。


(ushio)



posted by 栗 at 11:27| TV | 更新情報をチェックする

「良いクリスマスをおくってよくってよ!」

ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃 [DVD]


NANA DIARY 配信。

ん、もう届いたのかい?急にスパンが短くなった気が。エレナ様からのクリスマス・メッセージです。

那奈ちゃんは、今年は理名ちゃんたちとカニパーティを予定しているとのこと。千葉と山形でのトークライブの話題も「山形牛」噺へ。「肉がやばい県」と讃えて下さって有難う。

さりげなく、TV出演情報が追加されていました。

 ■1/17(水)フジテレビ 22:00〜22:54 水10「ココリコミラクルタイプ」 NEW !!


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 17:35| 7D | 更新情報をチェックする

「もしもツアーズ 豪華芸能人が選ぶブルートレインで行く湯布院温泉ツアー VS ローカル線で行く世界遺産知床温泉ツアー」

Slow Train Coming (Reis)


フジテレビ 18:30〜20:54

☆キャスト☆

 レギュラー出演者:天野ひろゆき(キャイ〜ン)、ウド鈴木(キャイ〜ン)、関根 勤、坂下千里子、KABA.ちゃん、三瓶

 ツアーゲスト
 湯布院:雛形あきこ、武田真治、片瀬那奈、阿藤 快
 知 床:筧 利夫、インパルス、山村紅葉

 ジャッジマン:稲垣吾郎、草野 仁、高橋克実、久本雅美、深田恭子


☆スタッフ☆
 プロデューサー:石井浩二
 制作プロデューサー:西 敏也(ビー・ブレーン)、松本明美
 アドバイザー:黒木彰一
 ディレクター:亀森幸二、佐々木繁雄、北澤裕史(ビー・ブレーン)、杉原裕一、大平進士
 制作:フジテレビバラエティ制作センター
 制作協力:ビーブレーン



以下、番組予告より引用。

もしツア豪華有名人が選ぶ冬の厳選二大旅! 列車で行く人気湯布院VS世界遺産知床温泉 知床駅弁&カニしゃぶに稲垣吾郎感激▽久本湯布院の青く光る温泉&150畳の巨大露天&知床白鳥の舞い降りる温泉に感動▽海鮮のせ放題市場丼▽限定50食豊後牛▽通販で買える激安カニ! に深田ア然

次回のもしもツアーズは、2時間30分スペシャル!!豪華芸能人が選ぶ 寝台列車で行く湯布院温泉ツアーvs ローカル線で行く世界遺産知床温泉ツアー
スペシャルといえばの、スペシャルと言えばおなじみの観光地対決を今回も敢行!北海道と九州の旅をキャイ〜ンの天野&ウドのプレゼン形式で見せていきます。ご家族揃ってご覧下さい!


(引用、おしまい☆以下、未亜&イコの感想文。)


那奈ちゃんは、湯布院チームでの出演なのですけど、ブルートレインには乗りません。30分短縮放映の局を御覧になっても余裕で間に合います。

で、一体いつ合流するんだ?と待つこと一時間、由布院駅でいきなりラビットにエスコートされ登場。ビップ扱いですなぁ。カラフルなブラウン系ミニ・ワンピに、黒タイツ、黒コート、ヒール、キラキラ系カチューシャ&アクセと最近のお気に入りコーデです。てか、デカイ、、、(いや、まわりが小さいわけだが。)

狭霧台で絶景を堪能し、湯布院の食べ歩きへ。目玉の一日限定50食「豊後牛のステーキ丼」をラビットとお約束のごとくゲット!見事に完食し、ジャッジマンも爆笑のコメントを連発します。

「歯がなくていい」「う〜ん、(目を見開き)すっごく、美味しい!」

すっかり「エレナ様モード」じゃん。

金賞コロッケもみんなでいただいた後、片瀬ネタ帳(おいおい)より、ふんわりスイーツ「P ロール」を紹介し、食う、喰らう、これでもかと食べまくる片瀬は、実に幸せそうです。こうなったら、タコちゃん、

「片瀬那奈のくいしん坊!万才」を制作してはくれないか?


さて、湯布院三大温泉お宿の一軒目は、一日9組限定の「二本の葦束」です。浴衣に着替えた片瀬くん、お食事で、おでんの玉子をがぶつき、

「熱っちいっ!」

ものすぎょいリアクション、、、おまえは「芸人かっ!」

温泉ルーレットでは、お約束の様に「阿藤 快」さんが入ることとなり「なんだかなぁ」とファンの気持ちを代弁。いや、まだあるから。

次に「庄屋の館」のコバルトブルーの露天風呂へ。浴衣も別ヴァージョン。おいしい、実に、おいしいぞ。水色の温泉もとっても綺麗だし、確率も三分の一ですよ。が、ルーレットは無情にも、雛形さんへ、、、「入りたかったよぉ」と期待感を煽ります。

そして、真打ちの「夢想園」150畳巨大露天風呂の登場だっ!浴衣も三着目だっ!!全国民が、固唾を飲んで期待してるぞっ!!!確率「二分の一」で、片瀬さまが御入浴で御座居ます。分ってるよな?

「那奈ちゃん!那奈ちゃん!那奈ちゃん!那奈ちゃん!那奈ちゃん!那奈ちゃん!那奈ちゃん、、、」(合いの手に「カタセ!カタセ!カタセ!カタセ!カタセ!カタセ!カタセ、、、」と入れるのは、かなり「コアな那奈ヲタ」です。)

ん?おい、なんで三瓶、、、「もう帰ろうかな」って、、、いや、あの、なんじゃこりゃあっ!!!詐欺じゃないかっ!!勝負を捨てたのか?ガチなのか?片瀬を温泉に入れんかいっ!何やってんだ、ふざけんなっ!通報してやるぅ。ぜいはあ、、、

「すみません、すっかり取り乱してしまいました」

が、結果は「湯布院」の勝利に、、、不埒なあたくしとは違って、ジャッジマンは公明正大でした、、、

orz


(小島藺子/姫川未亜)



「もしもツアーズ」フジテレビ公式サイト


posted by 栗 at 21:07| TV | 更新情報をチェックする

「怪優・片瀬那奈・試論」#004

フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ [DVD]


片瀬那奈ちゃんの入浴シーンを期待していた、全国那奈千万人の小羊ちゃんたち、サンキュー(はーと

すっかり「西豪寺エレナ様」を持ちネタと自覚した片瀬那奈は、また逞しくなりました。其れでも、「あと一、二ヶ月」ってネタの賞味期限まで予告してしまうのですから、世間が片瀬を捉え切れないのも宜なるかな、と云わざるをえません。折角みつけたんだから、飽きられるまで続ければええのに、

 そして今回気づいたのは、「エレナ様」キャラが思いのほかウケてると言うことです。
 プライベートでもエレナ様口調でしゃべると笑いがすぐ取れます。
 なのであと1,2ヶ月は、ネタとして使っていこうと思います。
 (「NANA DIARY」2006-12-23 より引用)


あのね、此れって、アノ天下のサー・ポール・マッカートニーが一番「ザ・ビートルズ」の価値を理解してなかったってのと近いと思うぞ。

此の試論は、時系列に順次して書いて行こうとは当初から考えてはいません。其れは「片瀬那奈全記録」の役目です。敢えて「コピコン」でも片瀬那奈を語りつづける意味がないでしょう。

さてさて、片瀬那奈は「プリティガール」(TBS 2002)を最後に、一旦、女優業を休止しました。決してオファーがなくなったからでは在りません。その理由は、歌手活動専念です。これほど明快な答えはありませんが、当時「女優・片瀬那奈」はようやく三番手まで歩を進め、いよいよ主役へと期待されていました。其処で、歌手デビューするのなら、尚更ドラマもつづけて行く方が「より世間へアピール出来た」はずです。

が。彼女は其れを良しとしなかった。「音楽が好きだから、中途半端なことはしたくない」其のあまりにも実直すぎる選択に、当初「歌手なんかやってないで、さっさと女優業を突き進め!」と思ったあたくしも、大きく心が揺れました。其の選択を許した所属事務所様の懐の深さにも驚いたものです。

そうして発表された音楽は、本来の片瀬那奈が嗜好するハウス系では在ったものの、よりポップなカタチへと作り替えられていました。現在では当たり前の様になった此の手法ですが、2002年の時点で、其の方向性を提示したのは見事としか云えません。其の後の日本語によるエレクトロ・ポップの歴史は、片瀬那奈抜きには語れないのです。

アンダーグラウンドやクラブシーンにも現役で精通している、本物のグローバル・ヲタで在る「片瀬那奈」が、其の知名度を最大限に有効に利用し「新たなる音楽を作った事実」を、あたくしは何度でも繰り返し語ります。彼女のヲタぶりを御理解して戴くには、2002年12月13日に仕事で福岡へ行き、とんぼ返りして「エレグラ」に参戦し SASHA で踊りまくった事実だけでも充分でしょう。そして、其の時、片瀬那奈がステージに立ちつづけたことこそが、其の後の「片瀬那奈」にとって大きな財産になったと断言します。2004年7月の終わりにズバリ訊いた時に、「8月もライブをやるぞっ!」と云えなかった片瀬那奈が、再度沈黙期に入ったのは、正直すぎる彼女ならではでした。そう、時は熟していました。また、次の「イメージ」へと進むのだと。

其れなのに、彼女がふたたび女優に復帰した「ラスト クリスマス」(2004 CX)を観て、私は大きく失望しました。今でも、其の評価は変わりません。「こんなつまんない役をやる為に、君は歌手を辞めるのか?」と「こんなことなら、歌手をつづけてくれた方がいい。ぼくらだけの那奈ちゃんで居て欲しい」と、全く女優休止時に思ったことを「女優」と「歌手」を入れ替えただけの「陳腐な感想」を呟くしかなかったのです。嗚呼、なんてこった。

私は、女優や歌手を「別の何か」と捉えて居たのかもしれません。けれど、片瀬那奈は、ずっと片瀬那奈だった。すべては繋がっていたのです。彼女は、純粋に「表現者」だった。そんな単純なことを、私は見逃していました。

「私が一番、片瀬那奈を理解していない。」いつもいつだって、そう思います。だから、私は片瀬那奈を知りたいんです。(つづく)


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子)



posted by 栗 at 22:13| ERENA | 更新情報をチェックする

2006年12月24日

WONDERFUL CHRISTMASTIME

ワンダフル・クリスマス


「メリー・クリスマス!!」



     _ ;-:=:=ー-  ー=;-;-;-; _
       ; ';";; ;;`-' '""   ;="ヽ_ ; ; ;:丶            
    _  !;_<"     o从o     /; /   .;-     
  (; ; ";''-ヽ 丶    ノ;; ;;:;丶   //-;';";" /     
  -"'' -';;";;' ー:ニ;人 ;;; ;; ;:ノヽ// -;''" -"-=-    
  ' -";;;"' -; 二' -:(;;; ;;;ヽ; ;/; ;; ;);" ' - 二-- '' "_ノ
    ー"';--;; ;;_ 二| ;; ;; ;;);:( ;; ;; ;| ""二"-- -二""    
    "'' '-;- ;;:;__ ヽ;;; ; ;:; ;;; ;; ;丿'""二二;---"   
      ヾヽ   - ="'- ;;__;; -' ' '''=二 _ /i         
        '--- '"        "'''''-- -'  




「一寸先はハプニング INOKI'S BLOG」によれば、片瀬那奈ちゃんが御出演された「芸能人格付けチェック これぞ真の一流品だ!!'07お正月スペシャル!」の収録は、正に此の日、クリスマスイブに行われた模様です。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 14:46| HAPPY☆ | 更新情報をチェックする

2006年12月25日

「HAPPY クリスマス!! かたせなな 2006!」

三大怪獣 地球最大の決戦 [DVD]


モバイル・サイト会員へ、今年も那奈ちゃんからクリスマス・メッセージが届きました。

本日はマブダチ「星村麻衣ちゃん」の公式サイトもリニューアル!!待望の新曲「桜日和」が、2007年3月7日リリース決定との嬉しいニュースもありました。

みんなが幸せになりますように。良い聖夜を☆


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 22:17| 7D | 更新情報をチェックする

2006年12月26日

「怪優・片瀬那奈・試論」#005

フランケンシュタイン 対 地底怪獣 [DVD]


「内山理名7.2%、掘北真希6.5%...10〜12月期連ドラ視聴率バラす!」「業界激震 トップ女優'06年収&最新潜在視聴率 BEST 120」そんな扇情的な見出しに、まんまと乗せられ「FLASH EX」を買ってしまいますた。視聴率記事で小さく「エレナ(片瀬那奈)」を発見し、トップ120女優にはエントリーすらされて居ないことを確認したわけですが、此れは「とても興味深い資料」に、イコ的にはなったわけです。福田麻由子ちゃんが、推定年収「1,850万円」ですって、、、orz

ま、生臭い噺は此れくらいにして、ふたたび「怪優・片瀬那奈」を振り返ってみましょう。片瀬は、デビュー時から「変な役」ばかりやっていました。其れが、歌手デビューと連動して大きく変わって行ったのです。歌手時代(正式発表から実質的なラスト・ライヴまでと考えるなら、2002-11〜2004-7)には、自身が主題歌(「Shine」)を歌った「こちら本池上署」第2シーズン(TBS 2003)第2話にゲスト出演した以外には女優活動を封印してしまいました。そして、其処で演じた「幼稚園の先生・今日子」が、あまりにもシリアスで在ったことで、少なくとも私は疑問を感じたのです。

2004年8月に衝撃的な女優回帰が発表され、其の舞台も「月9」と申し分の無いカタチだったのですけど、「ラスト クリスマス」(CX 2004)、「不機嫌なジーン」(CX 2005)とつづいた「新生・女優・片瀬那奈」は、当時放映されていた「AUBE」のCF同様、居心地の悪さが在りました。はっきり云えば「つまんない」んです。「藤澤律子」も「岡元めぐみ」も、誰がやってもいい様な役でした。「プリティガール」(TBS 2002)で、稲森さん、米倉さんと「3トップ」だった片瀬那奈ちゃんが、「その他大勢にまで落ちてしまった」と思いました。ファンから観てもそんな印象なのですから、おそらく、世間には何もアピール出来なかったと云わざるをえません。

「プリティガール」には、長谷川京子さんも出演していたのです。でも、当時、彼女は端役でした。片瀬那奈が歌に専念して居る間に、世の中は大きく変わっていました。片瀬那奈のデビュー曲がオープニングにタイアップされた「逮捕しちゃうぞ」(2002 EX)に主演した伊東美咲さんも、其の当時は、まだまだ「顔」じゃなかった。片瀬那奈が一歩引いたことで、最も得したのは「みーたん」だと断言します。インセント&研音の「年上の後輩」である「みーたん」の噛ませ犬になったとも思える展開に、あたくしは、忸怩たる思いでした。が。「だから、片瀬那奈は片瀬那奈なんだ」と確信出来た時でも在りました。

「歌もやれたし、ふたたび女優へ」って、そんなに甘いわけがなかった。あまりにも急展開な「片瀬那奈」に、かつて「グラビア・アイドル」として愛した者も、「女優」として期待して居た方々も、「きれいなおねえさん」を求めたみんなも、そして、ようやく「歌手&DJ:片瀬那奈」へ追いついたヲタまでも、あっさりと置き去りにして、片瀬那奈は「一から出直して」いました。

丁度、其の頃、2004年の終わりに、私は片瀬那奈と逢うことが出来たのです。現時点で公式には最後の「歌手・片瀬那奈」を目撃した時、云いたいことは山程在りました。けれど、風邪をひいてボロボロだったことを感じさせない(いや、申し訳ないけど、ファンは分っていましたよ)、生歌「Shine」を聴き、其の後、無垢な人間性に触れてしまったのですから、片瀬那奈を信じるしかなかった。こんなにも心を揺さぶるひとって、何なんだろう?と、確かに思いました。

其れでも「大いなる危機感」が迫って来ました。「このまんまじゃ、いけない。」其れは、片瀬那奈ではなく、自分自身のことだったのかもしれません。気が付けばあたくしは、「the diary of nana katase」を立ち上げ、一気に「100記事」以上を書き上げていました。彼女が、一体、何処から来て何処へ行こうとしているのか?彼女が女優へ回帰した時に、遂に、心底、知りたくなったのです。(つづく)


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子)



posted by 栗 at 01:10| ERENA | 更新情報をチェックする

2006年12月26日のINDEX

ギターを持った渡り鳥 [DVD]


モバイルサイト、頑張ってますね。でも、一寸違ってる。(渡り鳥・声で)

☆年末年始の片瀬くん掲載雑誌情報最新版☆

■ 12/26(火) 「LUCi」2月号

■ 1/4(木) 「mina」No.2+3

■ 1/20(土) 「mirea」No.2(フリーペーパー) NEW !!

■ 1/27(土) 「LUCi」3月号

■ 2/5(月) 「mina」No.4 NEW !!


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 15:38| MAGAZINE | 更新情報をチェックする

『僕たちの好きだった革命』大阪公演先行発売開始

The Beatles (The White Album)


KOKAMI@network vol.9『僕たちの好きだった革命』

大阪公演の先行発売が開始されました。

 公演日:
  2007年3月31日(土)開演:13:00
  2007年3月31日(土)開演:18:00
  2007年4月01日(日)開演:14:00
 公演会場:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
 料金:全席指定:7,800円(税込)
 先行発売:(ぴあ & YAHOO ! )
  2006年12月26日(火)6:00PM 〜
  2007年1月10日(水)9:00AM(抽選日は2007年1月11日)
 一般発売:1月27日(土)
 主催:朝日放送/キョードー大阪
 お問い合わせ:キョードーチケットセンター 06-6233-8888

現在予定されている公演では、此の大阪が最後です。関西近郊並びに、更に南にお住まいの那奈ちゃんファンの皆さん、是非、足を運んで下さいね。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 20:07| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「LUCi」2007年2月号

LUCi (ルーシィ) 2007年 02月号 [雑誌]


発行/扶桑社

連載「美人可愛い那奈カジ Style vol.9 今月の那奈カジ WORD 旅スタイル」に登場。

カラー4頁(P114〜P117)

 photos : Akira Kitajima ( SPUTNIK )
 stylist : Kozue Ohnuma ( KIND )
 hair&make-up : OSSAMU ( Image )


やわらかな表情が美しい「旅スタイル」を3パターン紹介しています。

最初はワイドパンツにイエロー・ジャケット(可愛い!)の移動時、そして、お買い物でデニム・ミニ・スカートにツイードジャケット、さらにおめかしスタイルとして、ワンピース。

 「 う 〜 む 、 美 し い 」

が。其れだけでは終わらないのが此の連載です。「月刊・那奈ちゃん」に相応しく、今回も最終頁でやらかして下さいます。

ピアノで何を弾いてんだよ。何だ?此の誕生日の写真は。こずえさんとの対談では「お正月」の予定まで、さらりと暴露。さらに、とんでもない野望も。そして「特に意味がないけど(笑)」と「すぎょいポーズでの」プライベート那奈カジ。

那奈ちゃん、面白過ぎるよ。

やっぱり、今月も「LUCi」ちゃん、大好き!


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 23:23| MAGAZINE | 更新情報をチェックする

2006年12月27日

モバイルサイト大活躍中

波涛を越える渡り鳥 [DVD]


モバイルサイト「研音 Message」さんで、クリスマス企画にひきつづき、「お正月 Massage」を始めとする恒例の「新春スペシャル企画」の告知がありました。

もちろん、片瀬那奈ちゃんも参加しています。那奈ちゃん本人は、お正月には日本にはいないみたいですけど、元日からTVでも逢えますし、みんなにメッセージも届く様ですね。

とってもがんばってくれているのだけど、難点は対応機種が限定されたコンテンツが多く、PHSでは全く閲覧出来なくなってしまったことです。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 21:07| UNYO | 更新情報をチェックする