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2006年09月25日

「この作品を沢山の人に見てもらい、何かが前に進むことを祈ってます。」

めぐみ-引き裂かれた家族の30年 [DVD]


NANA DIARY 配信。

片瀬那奈に揺るぎなし。

話題の「再会」がクランクアップし、作品への思いを真摯に語ってくれました。

「是非、みんな見て下さいね。」の後に「お願いします。」と書いた那奈ちゃんに、私は胸が熱くなりました。

私からも、お願い致します。皆さん、「再会〜横田めぐみさんの願い〜」を是非、観てください。


★ 新着TV情報 ★

■ 9/30(土)TBS 18:30〜23:48「オールスター感謝祭'06秋超豪華!クイズ決定版」(ゲスト生出演)
■ 10/1(日)日本テレビ 14:50〜「ZOOM UP」
■ 10/3(火)日本テレビ 21:00〜22:54 報道特別ドラマ「再会〜横田めぐみさんの願い〜」(主演/横田めぐみさん役)
■ 10/4(水)TBS 24:50〜25:20「オビラジR」 NEW
■ 10/15(日)TBS 15:30〜16:00「ドラナビ 鉄板少女アカネ!! 」 NEW
■ 10/15(日)スタート! TBS 毎週日曜日 21:00〜21:54(初回拡大版21:00〜22:04)日曜劇場『鉄板少女アカネ!!』(西豪寺エレナ・役)
■ 10/17(火)TBS 24:55〜25:25「クチコミ」 NEW


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 19:49| 7D | 更新情報をチェックする

「日刊ゲンダイ」第9032号(2006年9月26日付け)

めぐみ―北朝鮮拉致ドキュメンタリーコミック (双葉文庫)


発行/株式会社日刊現代

カラー19面に、写真入りの記事が掲載されています。

「横田めぐみさんを描く日テレの特別ドラマ「再会」は波乱含み」
「2番手女優を返上するため注目作にトライする片瀬那奈の賭けは成功するか」

との見出しで、制作発表時の片瀬那奈ちゃんと福田麻由子ちゃんの2ショット全身ショットを「アバウトな切り抜き処理」でレイアウトしてあります。

内容は如何にも「ゲンダイ」さんらしいモノで、「大きなお世話だ」で片付けちゃってもええかなぁ、とも思いましたが、コノ記事で興味を持って「再会」を観て戴ける可能性もありますので、敢えて取り上げてみましたよ。

但し、ゲンダイちゃん、片瀬さんは今回がドラマ初主演ではありませんよ。「最後のデート」は兎も角として、「香港バタフライ」もネット配信映画だと逃げられても、「いい男はマーケティングで見つかる」と「ビバ!山田バーバラ」は紛れも無い主演ドラマです。公式プロフィールくらい見てから記事を書いてくださいナ。

てか、お隣の18面には「みーたんバッシング記事」まで載っていますね。ゲンダイちゃんったら、よっぽど「インセント」のコが好きなのね。


(小島藺子/姫川未亜)



「今後の片瀬の飛躍を願って成功を祈りたいが。」って、「が。」何?
posted by 栗 at 17:07| MAGAZINE | 更新情報をチェックする

2006年9月25日のINDEX

地を這う魚 ひでおの青春日記 (角川文庫 あ 9-3)


☆ 久しぶりに新着雑誌情報 ☆

「てか、いきなり、すぎょいことになってます。」

■ 9/28(木)「with」11月号
■ 9/28(木)「LUCi」11月号
■ 9/29(金)「JUMP the REVOLUTION!」
■ 9/30(土) 「PS」No.55 NEW
■ 10/5(木)「mina」No.20 NEW
■ 10/23(月)「ViVi」12月号 NEW
■ 10/23(月)「Ray」12月号 NEW
■ 10/25(水)「大人ファミ通」 NEW
■ 10/27(金)流行通信別冊『風とロックとユナイテッドアローズ』 NEW
■ 10/28(土)「LUCi」12月号 NEW
■ 11/1(水)「EYESCREAM」12月号 NEW
■ 11/2(木)「デスノート the Last name オフィシャルムービーガイドブック」 NEW
■ 11/2(木)「Look!s」vol.36 NEW
■ 11/5(日)「mina」No.22 NEW
■ 11/6(月)「OZ magazine」 NEW


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 17:00| MAGAZINE | 更新情報をチェックする

「夢みる歌謡曲」第4章の2:
小美人と三人娘「恋のバカンス」

THE PEANUTS “THE BEST 50-50”


6組那奈曲の選曲には、それを歌ったアイドルばかりではなく、楽曲を制作したスタッフにも大きな意味があると夢想させてくれるのが、片瀬那奈「Extended(2004)」の魅力のひとつです。

これまでに述べた通り、松田聖子を通して「松本隆プロジェクト」を想起させ(「赤道小町 ドキッ」が外されたのは、同じ松本作詞作品であったこともあるのかもしれません)、工藤静香からは「おニャン子クラブ(秋元康&後藤次利)」へと誘う道が見えていました。

この章で取り上げる 02. 「淋しい熱帯魚」 と 05. 「C-Girl」も、それぞれが「及川眠子/尾関昌也」「森雪之丞/NOBODY」と興味深い布陣による作品です。また、「Extended」のアレンジャーには Shinichiro Hirata、CMJK、Nao Tanaka とクラブシーンで著名なDJを起用していますが、オリジナルのアレンジャーにも目を向けると、この二作はそれぞれ「船山基紀」と「井上鑑」によるものであったことが分ります。

作家陣の豪華さは、「Extended」に選曲された那奈曲中の6曲ものオリジナル作品が、当時オリコン・シングル・チャートで首位を獲得したと言う事実からも説明がつくことです。(たった一曲だけが首位を取っていないのですが、それは「Extended」にどうしても必要な楽曲です。この件は、第5章にて語ります。)当時を知る片なら、誰もが知っている曲ばかりを選びながら、同じ作家によるものは選んではいない理由が、単なる「バランス感覚」では説明不足となるでしょう。

「淋しい熱帯魚」を作詞した及川眠子さんは、「片瀬」と(同時期にカヴァーした懐かしの)「W」による二作を聴いて「アレンジが酷い。船山基紀は偉大だ。」と一刀両断しました。そんなにご立腹されなくとも、オリジナルを凌駕するカヴァーなど在りはしないんですけどね。

WINKをカヴァーしたのは、前述の通りに「片瀬那奈」の意志が大きかったと言われています。そして、「工藤」や「浅香」が例え「集合体」や「三人娘」のアイコンであったとしても、それぞれの楽曲は(その他と同様)ソロであるのに対して、「淋しい熱帯魚」だけはオリジナルが二重唱なのです。それに対して「誰かをゲストに迎える」のではなく「ひとりで二重唱する」方法を選んでいるのがポイントですね。

「Extended」発表時に、多くの那奈ヲタは「那奈色の声」と、その多彩なヴォーカルを讃えました。一方、「モノマネ」した「カラオケ・カヴァー集」と揶揄する声もありました。しかしながら、片瀬がやったのは「大いなる道への招待状」と捉えるなら、見当違いな批判など口に出せないはずなのです。大体「そんなこと言って、誰がハッピーになるんだよ?」

初めて楽曲に出逢った片には「過去の遺産への道」を開き、オリジナルを知る片には「甘酸っぱい記憶」と共に「2004年の音世界」をも魅せてくれるのが「Extended」です。何より、それを歌うのが「片瀬那奈」なのですから、こんな「夢みるアルバム」は唯一無二なんでございます。

なかなか「小美人と三人娘」の噺になりませんナァ。ま、予告通りに「じっくり」イコー☆(つづく)


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 01:46| YUMEKAYO | 更新情報をチェックする