
出ました、「GO ! GO ! NIAGARA 30th Anniversary Edition」!!
なんとボーナス・トラック14曲入り!!って「おいおい、同じレコードが二回くりかえして入ってるだけじゃないか」なんて言う片は、
「スラップスティックの『浜辺のジュリエット』でも聴いて、
すっこんでろっ!!」
1976年のオリジナル・マスターが初CD化!(あの「サイド1」最後の台詞も復活だっ!!)に加えて、1996年リミックス・マスターが丸ごとボーナス、そして大友克洋氏が無名漫画家時代の作品で流した名曲「土曜の夜の恋人に」のスペシャル・リミックス・ヴァージョンまで加えた「全27曲」ですよ。おいおい、クレイジーだナァ。すげーすげー、明日はマドンナさまだけど、コレを聴かずにおれません。ん?1996年リミックスも入ってるんだったら現行の「GO ! GO ! NIAGARA」は、もういらないから売るって?だからぁ、おまえみたいな「おっちょこちょい」は、
「琴風の『熱き心に』を聴きながら、ちゃんこ鍋でも喰ってろっ!!」
あたくしも、ちゃんと「1996年版はリミックスだ」って言ってましたからね。そんなこたぁ、ナイアガラーの常識です。で、今回はそのリミックスを更にリマスターしてますから、全く別の音源です。挙げ句に(毎度のことですけど)1996年版のボーナス・トラックは削除ですよ。このレコードは、師匠の名物ディスクジョッキー番組を音盤化すると言う「1976年の世界では前代未聞」の試みでした。しかし、その楽曲や構成は30年経っても、「面白かった」し「美しかった」と言っておきましょう。
今月号の「レココレ」でも特集されていますし、書きたいこともまだまだありますので、今回は「ほんの序文」です。それにしても、一年に二枚もナイアガラの新作を聴けるなんて本当に「ええ時代」になりましたね。師匠は、早くも2007年の次作を予告してくれました。まだまだ、つづくよ〜んぬ。なに?「そりゃ30年前とおんなじだろ?」って?とにかく、おまえのような天の邪鬼は、
「ジャイアント馬場のコブラツイストを受けてから、対抗心剥き出しのアントニオ猪木に卍固めを喰らわされた処に、トドメで大木金太郎に一本足頭突きをぶち込まれた状態で、ナイアガラの滝渡りでもやってから、出直してきなさいナ☆」
初出「COPY CONTROL」 (小島藺子)