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2006年09月20日

「mina」No.19 2006. October .5

ネオ・アズマニア (2) (ハヤカワコミック文庫 (JA873))


発行/主婦の友社

「おしゃれ有名人の「秋いちモテ STYLE」を直撃!!」に登場。カラー1頁(P21)

サブタイトル
「片瀬那奈さん 派手ワンピ×レギンス de トレンドモテ STYLE」
「今日のコーデは女のコ同士でカワイイって盛り上がりそう!」

 撮影/増田勝行(biswa.)
 スタイリング/大沼こずえ
 ヘア&メイク/村端ジン(nude.)


サイケ柄のワンピに黒レギンスで、片瀬那奈ちゃんが最高の笑顔を魅せてくれました。派手なワンピも、那奈ちゃんは似合いますね。

「男のコにカワイイっていわれるよりも女のコから「その服イイね」っていわれたほうがうれしいタイプなんですよ(笑)。」那奈ちゃん、相変わらず発言に「ブレがない」なぁ。


(姫川未亜)



web mina


posted by 栗 at 21:13| MAGAZINE | 更新情報をチェックする

「TV 出演ラッシュ」目前!!

ネオ・アズマニア 3 (ハヤカワコミック文庫 ア 4-11)


モバイルサイトなどで新たな告知もありましたので、今週末からの「片瀬那奈ちゃんTV出演情報」をまとめておきましょう。

■ 9/23(土)日本テレビ 13:30〜14:25
 「いよいよ発表 ニッポン人が好きな100人の美女」
 (直前ナビ番組、メイキング映像あり?)

■ 9/23(土)日本テレビ 21:00〜23:18
 「超大型歴史アカデミー ニッポン人が好きな100人の偉人・美女編」
 (夏目雅子さんエピソード・ドラマ主演)

NEW ! ■ 9/30(土)TBS 18:30〜23:48
 「オールスター感謝祭'06秋超豪華!クイズ決定版」
 (ゲスト生出演)

NEW ! ■ 10/1(日)日本テレビ 14:50〜
 「ZOOM UP」
 (「再会」の番宣?)

■ 10/3(火)日本テレビ 21:00〜22:54
 報道特別ドラマ「再会〜横田めぐみさんの真実〜」
 (主演/横田めぐみさん役)
※横田夫妻を演じるのは、片岡鶴太郎さんと原日出子さんです。(参考「片岡鶴太郎日記」

不確定情報 ■ 10/14(土)TBS 9:30〜14:00「王様のブランチ」17:00〜17:30「チャンネルロック」
 (ゲスト出演の可能性あり。)

■ 10/15(日)TBS 15:30〜16:54
 「鉄板少女アカネ!! 直前ナビ(仮)」

■ 10/15(日)スタート! TBS 毎週日曜日 21:00〜21:54(初回拡大版21:00〜22:04)
 日曜劇場『鉄板少女アカネ!!』
 (西豪寺エレナ・役)

「>橋本Pさん、♪期待してるわお願いね(日記で)嘘付いちゃ、やーよ♪」


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 21:54| TV | 更新情報をチェックする

「完全復活!!こんな時、あの娘がいてくれたらナァ」

GO!GO!NIAGARA 30th Anniversary Edition


出ました、「GO ! GO ! NIAGARA 30th Anniversary Edition」!!

なんとボーナス・トラック14曲入り!!って「おいおい、同じレコードが二回くりかえして入ってるだけじゃないか」なんて言う片は、

「スラップスティックの『浜辺のジュリエット』でも聴いて、
 すっこんでろっ!!」


1976年のオリジナル・マスターが初CD化!(あの「サイド1」最後の台詞も復活だっ!!)に加えて、1996年リミックス・マスターが丸ごとボーナス、そして大友克洋氏が無名漫画家時代の作品で流した名曲「土曜の夜の恋人に」のスペシャル・リミックス・ヴァージョンまで加えた「全27曲」ですよ。おいおい、クレイジーだナァ。すげーすげー、明日はマドンナさまだけど、コレを聴かずにおれません。ん?1996年リミックスも入ってるんだったら現行の「GO ! GO ! NIAGARA」は、もういらないから売るって?だからぁ、おまえみたいな「おっちょこちょい」は、

「琴風の『熱き心に』を聴きながら、ちゃんこ鍋でも喰ってろっ!!」

あたくしも、ちゃんと「1996年版はリミックスだ」って言ってましたからね。そんなこたぁ、ナイアガラーの常識です。で、今回はそのリミックスを更にリマスターしてますから、全く別の音源です。挙げ句に(毎度のことですけど)1996年版のボーナス・トラックは削除ですよ。このレコードは、師匠の名物ディスクジョッキー番組を音盤化すると言う「1976年の世界では前代未聞」の試みでした。しかし、その楽曲や構成は30年経っても、「面白かった」し「美しかった」と言っておきましょう。

今月号の「レココレ」でも特集されていますし、書きたいこともまだまだありますので、今回は「ほんの序文」です。それにしても、一年に二枚もナイアガラの新作を聴けるなんて本当に「ええ時代」になりましたね。師匠は、早くも2007年の次作を予告してくれました。まだまだ、つづくよ〜んぬ。なに?「そりゃ30年前とおんなじだろ?」って?とにかく、おまえのような天の邪鬼は、

「ジャイアント馬場のコブラツイストを受けてから、対抗心剥き出しのアントニオ猪木に卍固めを喰らわされた処に、トドメで大木金太郎に一本足頭突きをぶち込まれた状態で、ナイアガラの滝渡りでもやってから、出直してきなさいナ☆」


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子)



posted by 栗 at 22:51| ONDO | 更新情報をチェックする

2006年09月21日

「高田清美は目を閉じる」

DEATH NOTE デスノート the Last name [DVD]


「デスノート the Last name」予告解禁!!

片瀬那奈ちゃん演じる「高田清美さま」も、ついに公式サイトに登場です。

初日は11月3日(金・祝)に決定!!いよいよ那奈ちゃんの本格的なスクリーン・デビュウが近づいてまいりましたよ。


以下、関連記事です。

11月3日(金・祝)初日決定!死神レム声優に池畑慎之介!(CINEMA TOPICS ONLINE)
【街頭ゲリラ報告会見】「デスノート the Last name」の気になる内容が解禁!藤原竜也と金子修介監督が新宿駅前で、異例のゲリラ報告会(ウオーカープラス)
藤原竜也、“デスノート”よりも“ラブノート”希望!?(オリコン)
藤原竜也PR「デスノート」アジア公開(日刊スポーツ)
藤原竜也、故・高瀬監督に哀悼を捧げる−映画「デスノート」(サンケイスポーツ)
主演の藤原竜也「ラブノート」欲しい(スポーツニッポン)
「デスノート」後編 3カ国同時公開(デイリースポーツ)
不幸次々…映画「デスノート」ささやかれる“祟り” (ZAKZAK)
ファン700人が集結!「デスノート」街頭ゲリラ会見(エイガドットコム)


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 12:21| ACTRESS | 更新情報をチェックする

2006年09月22日

「週刊少年ジャンプ」No.43 2006年10月9日号

DEATH NOTE デスノート [DVD]


発行/集英社

「DEATH NEWS(デス・ニュース)#17 MOVIE」に登場。カラー1頁半(P14)


御馴染みの「WJ」フライング情報です。カラー引き出しで、「the Last name」関連記事が掲載されています。

メインは「L/竜崎」役の「松山ケンイチ」くんのインタビューですが、公式サイトのメインに表示されたカット(目を閉じる高田清美さま)と共に、ソファに座る片瀬那奈ちゃん演じる「高田清美さま」のスチールも公開されています。脚長全開ですよ。


(姫川未亜)



posted by 栗 at 21:12| MAGAZINE | 更新情報をチェックする

「再会〜横田めぐみさんの願い〜」情報

めぐみ〈後編〉


モバイルサイト及び公式サイトで「TV出演情報」が更新されました。一見、何も変わってない様に見えましたが、

■ 10/3(火)日本テレビ 21:00〜22:54 報道特別ドラマスペシャル「再会〜横田めぐみさんの真実〜」(主演/横田めぐみさん役)

が、

■ 10/3(火)日本テレビ 21:00〜22:54 報道特別ドラマスペシャル「再会〜横田めぐみさんの願い〜」(主演/横田めぐみさん役)

へと、タイトルが変更された模様です。


尚、「BLT」2006年11月号(発行/東京ニュース通信社、P41にモノクロ写真入り記事あり)など月刊TV情報誌による新たな情報を加えると、現時点で判明した「スタッフ&キャスト」は、以下の通りです。


■ スタッフ ■

脚本&演出・石田昌浩
監督・若林愛美
プロデュース・森田公三
主題歌・川嶋あい「もう1つの約束」


■ キャスト ■

横田めぐみ/福田麻由子(13歳〜15歳)、片瀬那奈(19歳〜28歳)

横田夫妻/原日出子、片岡鶴太郎

蓮池夫妻/風間トオル、生田智子
曽我ひとみ/堀越のり
横田兄弟/工藤兄弟

佐田真由美、田中美奈子、篠田剛、美木良介 ほか。


★その他の主要参考文献★

■「月刊TVnabi 首都圏版」2006年11月号

発行/産経新聞社

カラー半頁(P53)。スチール3点(内2点に那奈ちゃん登場)入りで紹介記事を掲載。さらに、P37にカラー1頁で「鉄板少女アカネ!!」のガイドもあり。(エレナの写真は斜めアップ)


■「月刊デジタルTVガイド」2006年11月号(VOL.065)

発行/東京ニュース通信社

カラー1/6頁(P22)。「TVnabi」誌とは別シーンの写真入り記事を掲載。


☆おまけ☆「鉄板少女アカネ!!」関連重要記事

■「ヤングキング」20号(2006.10.16)「フライングです」

発行/少年画報社

P384〜P385の「次号予告」にエレナのモノクロ写真も入ったカタチで「鉄板少女アカネ!!」TVドラマ放送目前!!記事が掲載されています。本編マンガ(P85〜P106)の前(P84)にも、予告がありますが、次号(10/7発売21号)では、ついに巻頭カラーでTVドラマ情報が掲載されるとのことです。また、未だ入手困難な単行本も、10/16にはコンビニ向け廉価版でも発売されるそうです。


(姫川未亜/小島藺子)



posted by 栗 at 22:22| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「人間狩り」

片瀬那奈 2006年度 カレンダー


「GO ! GO ! NIAGARA」だっ!マドンナさまだっ!!と大騒ぎしていたら、「デスノート」公式サイトも更新されていましたよ。そうです、ついに「デスノート the Last name」の詳細が明らかになってまいりましたよ。

TOP には、片瀬那奈ちゃん演じる「高田清美さま」も登場し、「レム」役の声優が「池畑慎之介さん(狙いすぎ。)」とも発表されました。20日に何やら新宿でイベントをやって、予告編も初公開されたとのことです。(プリンスが太ってチョビヒゲをはやしていた。)肝心の初日は「11月3日(祝)」と発表されました。休みじゃん。良かった。後は舞台挨拶の場所を探るだけですね。

ん?こんな記事は「全記録」に書けって?いやいや、それでもええんだけどさ、こっちしか見ないコにもおせーてあげたいのよ。それはね、

後編の主題歌も、やはり「レッチリ」でした。今回は「Snow ((Hey Oh))」に決まったそうです。「前編を見たレッチリが、自らお気に入りの曲として挙げる「スノー」の提供を即断」したんだってさ。(ホントかよ?)

片瀬クンとレッチリですよ。「 み る し か な い 」ですなぁ。あ、前編はまだ見てませんです。どーせ前後編パックなんてのを出すんだろーし、もう、DVDでええかな。後編だけは映画館で、最低二回は観るけどね。


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 23:59| ACTRESS | 更新情報をチェックする

2006年09月23日

「いよいよ発表 ニッポン人が好きな100人の美女」

あの頃映画 「夏目雅子 出演名作集<3枚組>」 [DVD]


日本テレビ 13:30〜14:25

お待ちかね「超大型歴史アカデミー ニッポン人が好きな100人の偉人・美女編」の直前ナビ番組が放送されました。

内容は、クレオパトラのCGがナビゲーター役で、ランキングされた美女の「エピソード・ドラマ」の見どころやメイキングを紹介しつつ、繰り返し予告VTRを流すと言う、長尺な予告編って感じでしたね。

片瀬那奈ちゃんが演じる「夏目雅子さん篇」は、後半のセミファイナル(最後の「クレオパトラ篇」の前)までひっぱって紹介されました。

現在でも人気が高く、視聴者の多くが実際の姿を観ている「夏目さん」を演じるのは、並々ならぬ覚悟が必要だったでしょう。那奈ちゃんは、見事に期待に答えてくれそうです。噂の「入浴シーン」も、大きく「煽り」として使われていましたが、決してソレだけが売りではありませんよ。ま、大いに結構なお話ですけどね。個人的には、久しぶりに観た「和田勉さん」の変貌ぶりに驚かされました。

那奈ちゃんを始めとする「女優」さんが主演するパートに関しては、かなり本格的なドラマに仕上がっていると予想される「ナビ」でした。今夜9時に、期待しましょう。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 14:27| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「イコちゃんはいつも単勝一点買い」

ふたりの「雅子」  母だから語れる夏目雅子の27年 (講談社+α文庫)


あたくし、もともと、掛け持ちが出来ない性格なんで御座居ます。

「笑わば笑え」なのだけど、携帯もマナーモードに設定しましたよ。もはや待った無し!!コノ「すっとこどっこい記事」を書いたら、PC電源も切ってしまいますです。いや、単純に言うと「日テレの映りが悪くてPCを切らないと、より鮮明に見えない」からなんだけどね。

「電車男(みーたん)」も「只野仁(エビちゃん)」も、天下無敵の「伝説」とは比べ様もありません。もし「番宣ナビ」通りの出演順となるなら、かなり「じらされる」ことにもなりそうだけど、そんなこたぁ「マドンナさまで調教された」ばっかじゃないのよさ。(おいおい、マドンナさまの感動的なライヴすら、片瀬クンのシュミレーションかよ?)つーか、

「片瀬那奈さまが演じる夏目雅子さまをオンタイムで観ずして、
あたくしのアイデンティティは保たれない」
だろ?


「元祖・那奈ヲタ」なんてぇ肩書きは、伊達や酔狂では名乗れないのです。では「伝説」を目撃した後で、またお逢いしましょう。バラサバラサ♪あいらびゅはね♪


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 20:45| ACTRESS | 更新情報をチェックする

「超大型歴史アカデミー ニッポン人が好きな100人の偉人・美女編」

夏目雅子写真集 HIMAWARI


日本テレビ 21:00〜23:18

【司会】島田紳助 、松本志のぶ、 西尾由佳理

【ゲスト】荒俣宏、小倉智昭、山里亮太、住田裕子、菊川怜、磯野貴理子、若槻千夏、友近(CGクレオパトラ声優込み)

【ドラマ・キャスト】アガサ・クリスティ/杉本彩、紫式部/研ナオコ、マリー・アントワネット/村上知子(森三中)、おりん/磯野貴理子、小野小町/小梅太夫、キュリー夫人/ 藤田朋子、太地喜和子/友近、卑弥呼/住田裕子弁護士、マリリン・モンロー/さとう珠緒、ナイチンゲール/ 西尾由佳理アナ、クレオパトラ/小川真珠、ダイアナ妃/原沙知絵、オードリー・ヘップバーン/坂下千里子、&
夏目雅子/片瀬那奈


片瀬那奈ちゃんが演じた「夏目雅子さん」が、堂々の一位に輝く結末でした。よーするに、那奈ヲタは「23時頃から観れば良かった」わけです。が。開演時間から二時間以上も待たせるなんて「マドンナさまを超えてますよぉっ!!」

数多く流れた「エピソード・ドラマ」の中でも、段違いの扱いで制作されていました。いや、もう、ある意味「那奈ヲタには堪らない展開であった」とも言えるでしょう。

コレをドラマと捉えるのは、語弊が在るかもしれません。が、しかし、那奈ちゃんは「ドラマ」として挑んでいましたし、次につながる「何か」を感じさせてくれました。

「おいおい、コマ送りしちゃイカンぜよっ!!」


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 23:27| ACTRESS | 更新情報をチェックする

2006年09月24日

「夢みる歌謡曲」第4章の1:
小美人と三人娘「恋のキラキラ星」

アルティメイト・コレクション


片瀬那奈の「Extended(2004)」は、全那奈曲の1980年代女性アイドル・カヴァーで構成されています。中森明菜の楽曲が2曲選ばれていますので、カヴァーの対象となったのは6組です。(「何故、中森明菜だけ2曲なのか?」に関しては、後に詳しく述べます。)その6組とは「松田聖子」「中森明菜」「小泉今日子」「浅香唯」「工藤静香」「WINK」であり、何れも確かに1980年代を代表するアイドルではあります。

しかしながら、前者「聖子」「明菜」「キョンキョン」が、「間違いなく彼女たちでなければならなかった」のとは違い、「浅香」「工藤」「WINK」は「別に彼女たちでなくともよかった」と、あたくしは断言します。

ゆえに「聖子(第2章)」「明菜(第6章)」「キョンキョン(第5章)」と、それぞれの章でじっくり語らなければならないのですが、他の3組に関しては個人というよりも「ソレが代表するモノ」についてのお話になります。前章で述べた様に「工藤静香」とは「おニャン子クラブ」を象徴する為の選出です。ですから、別に「国生さゆり」でも「渡辺美奈代」でも「渡辺満里奈」でも、誰でも良かったのです。(流石に「山本スーザン久美子」では困りますけどね。)

事実、片瀬本人は「禁断のテレパシー」を「カヴァーするまで知らなかった」と語っています。ミニアルバムからの先行第二弾シングルでもあった楽曲ですが、ライヴでは歌う度に歌詞を間違えたり絶句したりしていました。(しかし、何故か、うたは流れていた。)そして、この第二弾シングルが当初一部メディアで「赤道小町 ドキッ」と告知されていた事実からも、選曲への迷いが伺えます。制作サイドには、全那奈曲で「何か」を伝えたい明確な意図があったと思われます。それが如実に現れたのが実は「浅香」「工藤」「WINK」のセレクトだと、あたくしは深読みしています。

繰り返しますが、工藤はあくまでも「おニャン子」と言う「集合体」を現しています。そして「WINK」は二人組の代表であるのは明白です。(WINKをカヴァーするのは、片瀬の意見が通ったと言われています。)さらに「浅香」は「風間三姉妹」のトップとして頭角を現したのですから、三人組の象徴として選出されているのではないでしょうか。

「聖子」「明菜」「キョンキョン」と誰もが認める重要アイドルを核とし、それらの楽曲に関わった作者陣をも巻き込むことで前史までもを示唆出来るのですが、そこに「二人組」「三人組」「集合体」という「ユニット」を加えることで、たった6組那奈曲の世界が「大いなる歌謡曲史」へと、正に「拡大」しえるのです。

「そんな片瀬が到達したのが「Extended(2004)」でした。このカバー・アルバムにこそ「歌謡曲の謎」が詰まっています。」(「第1章の1」より)との結論に、一点の曇りもありません。

前置きが長くなりましたね。てなわけで、この第4章では「浅香唯」と「WINK」が象徴する「ふたり」と「三人娘」について、じっくりと語らせて戴きますので、そこんとこ、ヨロシク☆(つづく)


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 21:01| YUMEKAYO | 更新情報をチェックする

2006年09月25日

「夢みる歌謡曲」第4章の2:
小美人と三人娘「恋のバカンス」

THE PEANUTS “THE BEST 50-50”


6組那奈曲の選曲には、それを歌ったアイドルばかりではなく、楽曲を制作したスタッフにも大きな意味があると夢想させてくれるのが、片瀬那奈「Extended(2004)」の魅力のひとつです。

これまでに述べた通り、松田聖子を通して「松本隆プロジェクト」を想起させ(「赤道小町 ドキッ」が外されたのは、同じ松本作詞作品であったこともあるのかもしれません)、工藤静香からは「おニャン子クラブ(秋元康&後藤次利)」へと誘う道が見えていました。

この章で取り上げる 02. 「淋しい熱帯魚」 と 05. 「C-Girl」も、それぞれが「及川眠子/尾関昌也」「森雪之丞/NOBODY」と興味深い布陣による作品です。また、「Extended」のアレンジャーには Shinichiro Hirata、CMJK、Nao Tanaka とクラブシーンで著名なDJを起用していますが、オリジナルのアレンジャーにも目を向けると、この二作はそれぞれ「船山基紀」と「井上鑑」によるものであったことが分ります。

作家陣の豪華さは、「Extended」に選曲された那奈曲中の6曲ものオリジナル作品が、当時オリコン・シングル・チャートで首位を獲得したと言う事実からも説明がつくことです。(たった一曲だけが首位を取っていないのですが、それは「Extended」にどうしても必要な楽曲です。この件は、第5章にて語ります。)当時を知る片なら、誰もが知っている曲ばかりを選びながら、同じ作家によるものは選んではいない理由が、単なる「バランス感覚」では説明不足となるでしょう。

「淋しい熱帯魚」を作詞した及川眠子さんは、「片瀬」と(同時期にカヴァーした懐かしの)「W」による二作を聴いて「アレンジが酷い。船山基紀は偉大だ。」と一刀両断しました。そんなにご立腹されなくとも、オリジナルを凌駕するカヴァーなど在りはしないんですけどね。

WINKをカヴァーしたのは、前述の通りに「片瀬那奈」の意志が大きかったと言われています。そして、「工藤」や「浅香」が例え「集合体」や「三人娘」のアイコンであったとしても、それぞれの楽曲は(その他と同様)ソロであるのに対して、「淋しい熱帯魚」だけはオリジナルが二重唱なのです。それに対して「誰かをゲストに迎える」のではなく「ひとりで二重唱する」方法を選んでいるのがポイントですね。

「Extended」発表時に、多くの那奈ヲタは「那奈色の声」と、その多彩なヴォーカルを讃えました。一方、「モノマネ」した「カラオケ・カヴァー集」と揶揄する声もありました。しかしながら、片瀬がやったのは「大いなる道への招待状」と捉えるなら、見当違いな批判など口に出せないはずなのです。大体「そんなこと言って、誰がハッピーになるんだよ?」

初めて楽曲に出逢った片には「過去の遺産への道」を開き、オリジナルを知る片には「甘酸っぱい記憶」と共に「2004年の音世界」をも魅せてくれるのが「Extended」です。何より、それを歌うのが「片瀬那奈」なのですから、こんな「夢みるアルバム」は唯一無二なんでございます。

なかなか「小美人と三人娘」の噺になりませんナァ。ま、予告通りに「じっくり」イコー☆(つづく)


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 01:46| YUMEKAYO | 更新情報をチェックする

2006年9月25日のINDEX

地を這う魚 ひでおの青春日記 (角川文庫 あ 9-3)


☆ 久しぶりに新着雑誌情報 ☆

「てか、いきなり、すぎょいことになってます。」

■ 9/28(木)「with」11月号
■ 9/28(木)「LUCi」11月号
■ 9/29(金)「JUMP the REVOLUTION!」
■ 9/30(土) 「PS」No.55 NEW
■ 10/5(木)「mina」No.20 NEW
■ 10/23(月)「ViVi」12月号 NEW
■ 10/23(月)「Ray」12月号 NEW
■ 10/25(水)「大人ファミ通」 NEW
■ 10/27(金)流行通信別冊『風とロックとユナイテッドアローズ』 NEW
■ 10/28(土)「LUCi」12月号 NEW
■ 11/1(水)「EYESCREAM」12月号 NEW
■ 11/2(木)「デスノート the Last name オフィシャルムービーガイドブック」 NEW
■ 11/2(木)「Look!s」vol.36 NEW
■ 11/5(日)「mina」No.22 NEW
■ 11/6(月)「OZ magazine」 NEW


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 17:00| MAGAZINE | 更新情報をチェックする

「日刊ゲンダイ」第9032号(2006年9月26日付け)

めぐみ―北朝鮮拉致ドキュメンタリーコミック (双葉文庫)


発行/株式会社日刊現代

カラー19面に、写真入りの記事が掲載されています。

「横田めぐみさんを描く日テレの特別ドラマ「再会」は波乱含み」
「2番手女優を返上するため注目作にトライする片瀬那奈の賭けは成功するか」

との見出しで、制作発表時の片瀬那奈ちゃんと福田麻由子ちゃんの2ショット全身ショットを「アバウトな切り抜き処理」でレイアウトしてあります。

内容は如何にも「ゲンダイ」さんらしいモノで、「大きなお世話だ」で片付けちゃってもええかなぁ、とも思いましたが、コノ記事で興味を持って「再会」を観て戴ける可能性もありますので、敢えて取り上げてみましたよ。

但し、ゲンダイちゃん、片瀬さんは今回がドラマ初主演ではありませんよ。「最後のデート」は兎も角として、「香港バタフライ」もネット配信映画だと逃げられても、「いい男はマーケティングで見つかる」と「ビバ!山田バーバラ」は紛れも無い主演ドラマです。公式プロフィールくらい見てから記事を書いてくださいナ。

てか、お隣の18面には「みーたんバッシング記事」まで載っていますね。ゲンダイちゃんったら、よっぽど「インセント」のコが好きなのね。


(小島藺子/姫川未亜)



「今後の片瀬の飛躍を願って成功を祈りたいが。」って、「が。」何?
posted by 栗 at 17:07| MAGAZINE | 更新情報をチェックする

「この作品を沢山の人に見てもらい、何かが前に進むことを祈ってます。」

めぐみ-引き裂かれた家族の30年 [DVD]


NANA DIARY 配信。

片瀬那奈に揺るぎなし。

話題の「再会」がクランクアップし、作品への思いを真摯に語ってくれました。

「是非、みんな見て下さいね。」の後に「お願いします。」と書いた那奈ちゃんに、私は胸が熱くなりました。

私からも、お願い致します。皆さん、「再会〜横田めぐみさんの願い〜」を是非、観てください。


★ 新着TV情報 ★

■ 9/30(土)TBS 18:30〜23:48「オールスター感謝祭'06秋超豪華!クイズ決定版」(ゲスト生出演)
■ 10/1(日)日本テレビ 14:50〜「ZOOM UP」
■ 10/3(火)日本テレビ 21:00〜22:54 報道特別ドラマ「再会〜横田めぐみさんの願い〜」(主演/横田めぐみさん役)
■ 10/4(水)TBS 24:50〜25:20「オビラジR」 NEW
■ 10/15(日)TBS 15:30〜16:00「ドラナビ 鉄板少女アカネ!! 」 NEW
■ 10/15(日)スタート! TBS 毎週日曜日 21:00〜21:54(初回拡大版21:00〜22:04)日曜劇場『鉄板少女アカネ!!』(西豪寺エレナ・役)
■ 10/17(火)TBS 24:55〜25:25「クチコミ」 NEW


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 19:49| 7D | 更新情報をチェックする