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2006年08月02日

「ぐっさんの肉球プリン」

くずアルバム


関西テレビ 0:35〜1:15

出演/山口智充
ゲスト/片瀬那奈

関西ローカル番組の為、残念ながら未観です。以下、番組紹介より引用。

「ぐっさんとゲストのそれぞれの“気持ちいい”をVTRにして紹介!そのほかWEB上で募集した視聴者の気持ちいい映像も紹介します。エンディングでは今週の放送内で出てきた印象的な“気持ちいい”をVTRにしてお見せいたします。」


尚、今後のTV出演予定で流動的だった「くるくるドカン」が、12日に確定した様です。5日は、映画スペシャル(『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』連続放映)で、お休みです。(情報元「TV LIFE」2006 No.17 首都圏版 P71  8/12「くるくるドカン 新しい波を探して」片瀬那奈はアキバ系だった!?)

 8/12(土)23:15〜24:15 フジテレビ 「くるくるドカン」


(姫川未亜)



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「anan」No.1523(2006.8.9)

プリティガール ― オリジナル・サウンドトラック


発行/マガジンハウス

「稲森いずみ、片瀬那奈ほか、美女計10人が伝授!
ココロとカラダが喜ぶ、極私的、美人化メソッド30。」に登場。カラー1頁(P33)

サブタイトル
「片瀬那奈 女優 明日を楽しくするための努力は欠かしません!」

 写真/天日恵美子
 スタイリスト/大沼こずえ(KIND)
 ヘア&メイク/面下伸一(アユターレ)


表紙は、梨花さんでした。那奈ちゃんは、特集の巻頭に稲森さんと同格扱いの見開きで登場です。カメラマンやレイアウトも同じなので、2頁でひとつにも見えて、「プリティガール」を思い出してしまいますね。

髪をアップにした那奈ちゃんは、黒のトップスにベージュのスカートとシンプルですけど、お気に入りのクロエです。

「片瀬さんの美人化メソッド」を読むと、たまに「声が枯れていたりする理由」が分る気がします。


(姫川未亜)



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2006年08月03日

「幻の右、炸裂!!」

神様ありがとう俺の人生 (新装版)


20年前「猪木 vs スピンクス」のレフェリーをやった時には、「過去の栄光をすべて捨てた」と思えた「ガッツ」だが、本人がやはり本当は凄いのか、はたまた世の中が完全に発狂したのか、定かではないものの、いつのまにか「ガッツ神」と奉られる存在になっていましたよ。以前から「亀田は養殖もの」などの「ガチ発言」をくりかえして来た彼に、昨夜の世界戦は、はたしてどー映ったのか?

「まいったね。なんでこの人が勝ちなの」

「亀田兄弟は人気があるかもしれないけど、この試合で勝てるのなら、ボクシング界は何をやっているのかと思われる。日本人は立っていれば、チャンピオンになれるの?全世界のボクシング関係者に見せて、判定してもらえばいい」

「日本のボクシングはタレント養成所ではない。これがまかり通るなら、僕はボクシング関係の肩書は何もいらない」


ガッツ、ガチすぎ。幻の右、出しすぎ。

弟さんたちは分らないけど、興毅くんは、決して弱い選手ではないと思います。「今回は負けたけど、一生懸命頑張ったし、次回はきっとチャンピオンになれるよ。」って展開で良いと思うのですが、どーにもこーにも、そーゆーわけにはいかないらしいです。

太陽の天才児が IWGP 王者になったよりも、ずっとずっと大変なことが起きているのでしょうね。相手のランダエタさんなんて「亀田は弱い。でも判定に抗議はしないし、また日本でやりたいなら喜んで再戦したいな」なんぞと言ってますよ。よっぽど「ええ仕事」だったんだね。

ま、彼は今回の試合やその後のインタビューを観る限り、まだまだ子供だし、所詮は「傀儡」なので「可哀想だな」とは思いますけど、もう「拳闘まで終わってしまう」のかしら?

プロレス者にとっては、益々「楽しい時代」になりそうですナ。そうそう、「伝説」は、ガッツさんみたいに「まわりが作り伝えるもん」だと思いますよ。自分で「伝説、夢の始まり」って、、、

「カメ かわいいよ カメ」


以下、毎日新聞さんより参考資料として、引用しときますね。何か、批判的な記事がどんどん消されているので、きょわいけどね☆

「亀田興毅:立ち上がりにダウン 判定に疑問の声も」

 立ち上がりにダウンを喫した「浪速乃闘拳」が、粘りに粘って世界タイトルを手にした。2日、横浜市の横浜アリーナで行われたプロボクシングWBAライトフライ級王座決定戦で、判定勝ちした亀田興毅選手(協栄ジム)。強気のパフォーマンスで話題を振りまいてきた人気者のファイトに会場は大きな盛り上がりを見せたが、ジャッジの判定は、2対1と割れた。相手のフアン・ランダエタ選手(ベネズエラ)が有利にも見えたことから、疑問の声を上げるファンや専門家もいた。
 
 テレビで観戦した元WBCライト級チャンピオンのガッツ石松さんは開口一番に「まいったね。なんでこの人が勝ちなの」と判定に不満を示した。ガッツさんの判定では、ランダエタが7ポイントもリードしていたという。

 そのうえでガッツさんは「亀田兄弟は人気があるかもしれないけど、この試合で勝てるのなら、ボクシング界は何をやっているのかと思われる。日本人は立っていれば、チャンピオンになれるの? 全世界のボクシング関係者に見せて、判定してもらえばいい」と首をかしげた。さらに「日本のボクシングはタレント養成所ではない。これがまかり通るなら、僕はボクシング関係の肩書は何もいらない」と怒っていた。

 漫画家のやくみつるさんも「非常に不愉快なものを見た。実況も最後の方は負けモードだったし、こういう判定になるとは。判定後の(亀田選手の)態度も疑問。あの場では勝者の振る舞いをしないと格好がつかないところもあるだろうが、大口をたたける試合内容ではなかった。態度を改めるべきではないか」と厳しく指摘した。

 一方、元WBAジュニアミドル級王者、輪島功一さんは「亀田選手は前半、悪かったが、中盤から盛り返してがんがんに攻めて最後までよく頑張った。引き分けかなとも思ったが、勝ちに値する戦いぶりだった。(苦戦の理由は)今までやってきた相手とあまりにも差がありすぎ、(戦い方を)考えていなかったこと。これからは世界王者。どんな相手ともやらないといけないのだから、よく考えて戦わないと」と一定の評価を与えた。

 ▽亀田興毅選手の話 KOばかりだったから、判定は緊張するなあ。最初、(判定で)ランダエタの名前が挙がって「やばい」と思ったけど、手元にベルトがあるからなあ。



>手元にベルトがあるからなあ。
「ぽか〜ん」悪役プロレスラーでも言えない迷言?え、えーと、気を取り直して、「共同」さんのガチンコ記事も、残しておきますね。


「亀田自身も傷つく判定・説明できない奇妙な採点」

 ボクシング界の救世主になるはずの亀田3兄弟の長兄、興毅が不可解な判定で王座に就いた。初の世界戦は完敗の内容だったが、非凡な素質も随所に示した。今後の奮起、成長が十分に期待されただけに、だれもが首をひねる判定勝ちは、亀田自身を傷つけることになった。

 5年以上前から「亀田少年」のボクシングは、地元大阪で話題にはなっていた。亀田は少年時代からの強烈な個性と実力を見込まれ、テレビ局の大がかりな支援も得て東京に進出。一気に人気は“全国区”になり、テレビとの「タイアップ」で認知度を上げた。

 子どものころからトレーニングを積んできた大阪のグリーンツダジムから東京の協栄ジムに移籍した昨年4月が節目となった。グリーンツダ側は「最低落札価格3000万円で入札にかける」との方針を示し、これに応じた協栄ジムが東京のテレビ局と連携して「スターつくり」に乗り出した。テレビ局の担当者は「これまでにないキャラクター。ファンへのサービス精神も実力もあり、魅力的な世界チャンピオンになると考えた」と先行投資を説明している。

 ホープを売り出すために、弱い相手を選んで実績を上げさせ、話題を提供するのは興行界の常識。亀田もその路線に乗ったかのようにみられ、「弱い相手とばかり戦っている」などと批判を浴びた。しかし、連勝記録の中身は鮮やかで、パンチの切れも将来性は十分。亀田自身は「ニューヒーロー」の資格を、十分に備えていた。

 2―1と割れた判定は、どんな作用によってもたらされたかは不明だ。しかし誰が見ても、負けたと思った選手の「勝利」は、ボクシングへの信頼性を損なう。

 亀田の人気上昇に伴い、全国のジムでは小中学生の練習生が急増しているという。元世界フライ級王者でもある花形ジムの花形進会長は「殴り合う競技。やらせたがらない親が多いが増えている。これも〃亀田効果〃なのかねえ」と期待していた。そんな子どもたちに説明できない「奇妙な採点」だった。〔共同〕



初出「COPY CONTROL」 (小島藺子)



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2006年08月07日

「夢みる歌謡曲」第2章の1:
松本隆「裏切り者のブルース」

風街図鑑 風編


松本隆氏は、元々・エイプリルフール、元・はっぴいえんどの太鼓叩きなのだけど、それよりも「ほとんどの作詞を担当していた」と言った方が、より分りやすいでしょう。

他の三人が解散後も「ミュージシャン」の道を選んだのに、彼だけは太鼓を叩くことを辞めてしまいました。1985年に「ALL TOGETHER NOW」で一夜限りの再結成をした時、なんと「1973年の解散ライヴ以来スティックを握った」と彼は告白しました。そして「すっかりドラミングなんて忘れていたので「C-C-B」の笠浩二くんにスティックを借り指導してもらった」と言う嘘の様なホントの噺を続けたのでした。

まず彼は、鈴木茂や南佳孝の作詞やプロデュースを担当することで、「はっぴいえんど」のつづきを展開しようと試みました。が、今でこそ評価されているそれらの作品は、当時はほとんど無視されたのです。そして、結局、彼は職業作詞家としての道を選択したのでした。そんないきさつで、彼は当初「歌謡曲」を小馬鹿にしていた様です。それは、歌謡曲へ進出したアグネス・チャンの「ポケットいっぱいの秘密」で、「アグネス」を縦読みで入れると言う「2ちゃんねらーの元祖」的な遊びをやったことでお分かり戴けるでしょう。それが『「この詩には曲をつけられないだろう」と作曲家の筒美京平に「木綿のハンカチーフ」の歌詞を持っていった所、あっさりと曲を付けられてしまいそれ以降作詞に没頭するようになる。』(『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用)となるわけです。(流石、ドラゴン!!)

その後の歌謡界に於ける「作詞家・松本隆」の活躍と貢献は、単に「松田聖子」だけに限定しても大きすぎるでしょう。そして、当初は「裏切り者」とさえ言われた彼が、その仲間たちを歌謡曲へと引き込むことで、1980年前後から明らかに「歌謡曲」の世界が変化していくのです。それは簡単に言うなら、「はっぴいえんど」の逆襲でした。その頂点となる作品は、やはり、大瀧さんとの再会盤である1981年の「ロンバケ」だったのでしょう。そのアルバムがメガ・ヒットする世界に、当時のあたくしは歓喜すると同時に、何やら居心地の悪さも感じていました。

しかしながら、「ロンバケ」は、結局チャートの首位を取ることは出来ませんでした。何故なら、その時(その年のレコ大を文句なしに受賞した)寺尾聡さんの「ルビーの指環」を含む「Reflections 」が延々と首位に君臨していたからです。そして、そのアルバムのキラーリードチューンとなった「ルビーの指環」の作詞を担当したのは、他ならぬ「松本隆」だったのです。(つづく)


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 00:10| YUMEKAYO | 更新情報をチェックする

「初めての時代劇。」

ちょんまげ天国~TV時代劇音楽集~


NANA DIARY 配信。

「デスノート」につづく出演作は「時代劇」でござりましたか。灼熱の京都撮影所?より、ついに御本人から明かされたのでございます。

那奈ちゃんにとって初の時代劇、楽しみでござる。夏場に着物と鬘は汗っかきの那奈ちゃんゆえ、大変なれど、精進なされよ。

さて、TV情報も更新されたのでござるが、はて?この番組は終了したのではなかろうか。おおっ、特別版でござったか。

  8/19(土)テレビ朝日 25:00〜25:55「内村プロデュース スペシャル」


(姫川未亜)



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2006年08月08日

「夢みる歌謡曲」第2章の2:
松本隆「君は天然色」

風街図鑑 街編


1981年は、作詞家「松本隆」にとって「我が世の春」がやって来た様な記念すべき年だったでしょう。「日本語ロック」の先駆者と当時から評価されていた「はっぴいえんど」の「言葉」を担っていた彼が「歌謡曲」へも進出したことは、当然、批判も受けました。かつての同志では「茂」だけは付き合ってくれていたけれど(そしてそれこそが「はっぴいえんど」とも言われたけれど)、「細野」「大瀧」の音楽面での核であったふたりは「脱・松本隆」路線へと転じました。

細野さんは、もともと「はっぴいえんど」時代から独自に作詞も担当しており、いや、よーするに「はっぴいえんど」とは「松本が作詞して大瀧が曲を書いて歌うバンド」だったわけで、その大瀧が解散後「NIAGARA MOON」の様な作品を発表したのですから、そりゃあもう、一大事だったのです。1978年には、細野さんがいよいよ「YMO」を始動させますが、そのインスト中心の音楽には、もはや「松本隆」の欠片も残っていなかった。そして、徹底的に歌モノにもこだわる大瀧も音頭路線まっしぐら!!

そんな時代に歌謡界には「ロック御三家」(Char、ツイスト、原田真二)が登場します。Charこと竹中尚人は、10代中頃からスタジオ・ミュージシャンとして活動を開始し、17歳でスモーキー・メディソンに参加、1976年(21歳)でソロ・デビューを果たしました。その彼が翌1977年に、阿久悠作詞の「気絶するほど悩ましい」で(確信犯的に)ブレイクしてしまったのです。同1977年にポプコン出身でデビューしたツイストが一緒にされた理由は、良く分かりません。吉田拓郎が発掘し1978年にアルバム・デビューした(シングル連続リリースは1977年)原田の作詞は(原田本人は未だガキのくせに大いに不満でダメ出しまでしたらしいけど)松本隆が担当しました。

同じく1978年にメジャー・デビューしたサザン・オールスターズも、歌謡曲と日本語ロックの境をなし崩しにしていきます。彼らのデビュー曲「勝手にシンドバッド」は、沢田研二「勝手にしやがれ」とピンク・レディー「渚のシンドバッド」(共に阿久悠が作詞)を合わせただけのふざけたタイトルで、曲はスティーヴィー・ワンダー「アナザー・スター」そのまんま(マイナー・コードをメジャーに替えただけじゃん、、、)、アルバムを聴いたらリトル・フィート「もろパク」(発売当時、あの泉谷しげるが指摘!!)とか、よーするに「洋楽のわけがわからない日本語?による替え歌」みたいな世界が展開されていたのです。(いや、コレは褒めているんですよ。)

ココに来て、日本語ロックは別のステージに向かっていました。つまり、例えば桑田さんには「ビートルズ」や「クラプトン」と同次元で「ザ・ピーナッツ」がいたわけです。それは、大瀧さんが「プレスリーと植木さんはおんなじ」と主張していたこととリンクしますが、残念ながら大瀧さんは「売れなかった」わけですナ。やっぱ、認知されなきゃ意味がないんだよ。

弟子である山下達郎が「RIDE ON TIME」でついにブレイクを果たした1980年、大瀧は「ロンバケ」を鬼の様にレコーディングしていました。1978年に前作「レッツ・オンド・アゲン」を完成させ(ちなみにそのアルバムには、第一期ナイアガラ最後の録音作でもある「河原の石川五右衛門」なる曲が収録予定だった)、沈黙期に入ったかに見えた大瀧は、1979年「カナリア諸島にて」の原型を書きあげ、次作の作詞を「旧友・松本隆」に依頼することを決意します。松本は「う〜ん、大瀧さん、でも音頭はイヤだよ」と答えたそうです。

「はっぴいえんど」の再会となったアルバムの一曲目は「君は天然色」と言う、複雑怪奇ながらポップな楽曲でした。ビートルズ風の効果音でのイントロから、ハニーカムズの「カラー・スライド」的な展開になり、さらにゲーリー・ルイスとプレーボーイズの「涙のクラウン」を下敷きにしたメロディーへとつづき、ロイ・ウッドそのまんまのフックを使いながら、根底にはキャロル・キングが流れ、しかも何故か間奏では「がんばれ!タブチくん」の主題歌(大瀧作曲)のフレーズが飛び出すと言う「ナイアガライズム炸裂」の曲に、松本は甘酸っぱい歌詞をつけました。余談ですが、後に「ちびまる子ちゃん」の主題歌として大瀧が書いて渡辺満里奈が歌った「うれしい予感」は、「君は天然色」のほぼ完全な焼き直しです。

そして「渚を滑るディンギーで手をふる君の小指から」と、大瀧が鼻歌まじりに歌うのが、同年に松本が初めて松田聖子に作詞する(以後延々とつづく序曲だったのだが)「白いパラソル」(作曲・財津和夫)を聴いて「風を切るディンギーでさらってもいいのよ」へと繋がっていると知るのです。(やっぱ、こいつは歌謡曲をおちょくってるんじゃまいか?)

1981年の松本隆は、「はっぴいえんど」の再会を果たし、元サベージの寺尾さんともコラボし、イモ欽トリオの「ハイスクールララバイ」を本家・細野さんに作曲させ、マッチへ提供した「ギンギラギンにさりげなく」(筒美京平・作曲)ではタツロー、ミナコ、ターボーをバックコーラスで参加させ(その流れでタツローは翌年「ハイティーン・ブギ」を作編曲)、松田聖子のアルバム「風立ちぬ」に至っては「A面・大瀧サイド、B面・茂サイド」と言う暴挙にまで発展する(ちなみに挙げた楽曲及びアルバムは「ロンバケ」の2位止まり以外は全部チャート首位獲得)、まさに「イケイケ状態」なのでした。(つづく)


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子/姫川未亜)



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2006年08月09日

「夢みる歌謡曲」第2章の3:
松本隆「それはぼくぢゃないよ」

新・風街図鑑


松本隆が作詞した作品は、軽く二千作を超えていますし、現在でも尚その数は増えつづけています。

コムビを組んだ作曲家も、「エイプリル・フール」や「はっぴいえんど」のメムバーに始まり、南佳孝、鈴木慶一、あがた森魚、財津和夫、矢沢永吉、吉田拓郎、井上陽水、加藤和彦、佐藤健、瀬尾一三、穂口雄右、馬飼野俊一、馬飼野康二、筒美京平、三木たかし、浜圭介、森田公一、平尾昌晃、川口真、都倉俊一、中村泰士、大野克夫、荒井由実、浜田省吾、原田真二、松任谷正隆、弾厚作、桑名正博、長渕剛、林哲司、タケカワユキヒデ、堀内孝雄、杉真理、濱田金吾などなど、もう止めときますがこのへんまでで、まだ1980年です。

これらの1970年代は、「元・はっぴいえんど」色が強く、茂やティンパン系への作詞が本道としてありましたが、一方、歌謡界でも、アグネス、太田裕美、岡田奈々、木之内みどり、中原理恵、などの作詞を継続して行っていました。そうした女性アイドルへの「統一感のある物語世界」が、後の「松田聖子」で開花します。

その時代の作詞界の巨匠は「阿久悠」でした。ジュリーとピンクレディーを同時にすべて書くひとだったのですからね。ですが、歌謡曲の権化の様な彼も、もともとはモップスの「朝まで待てない」を書いて頭角を現したし、「筒美京平」もGSへの提供曲から作曲家としてスタートしています。さらに、松本が歌謡曲に手を染めたアグネスの「ポケットいっぱいの秘密」を作曲した「穂口雄右」(キャンディーズの「春一番」は、作詞作曲編曲すべて彼の手による作品)は、あのカルトGS(元祖)「アウトキャスト」のキーボードを担当していたのです。

もっと言うなら、平尾先生だって元々はロカビリー歌手だったのだし、弾厚作こと若大将はビートルズとスキヤキを食べたひとなんですよ。都倉俊一や森田公一も、隙あらば自分でバンドをやってしまうわけで、つまり松本が小馬鹿にしながら進出した歌謡界には、実は同じ様な志を持った連中が、ちゃんと待っていたのです。

そんな先達との共同作業で人脈を作った松本が、「同年代の仲間」を引っ張り込むことを画策し、実行したのが1980年代でした。「松田聖子」と「近藤真彦」を同時に書くひとになった彼は、ついに天下を取ります。特に「松田聖子」プロジェクトは、作曲陣に大瀧、細野、財津、呉田(ユーミン)と畑違いとも思われていたお友達ばかりを投入しましたが、さらに重要な点は編曲もそのチームに委ねた点でしょう。

例えば、大瀧作曲の「風立ちぬ」を聴いた時の衝撃とは、その「多羅尾伴内」によるアレンジが(流石に本家「ロンバケ」の緻密さには劣るものの)それまでのアイドル歌謡の「編曲なるもの」をせせら笑うがごとき挑発的な音だったことです。あの曲が鳴り響いた瞬間に、日本語ロックと歌謡曲の狭間にあったはずの「何か」は、音もなく静かに、でも力強く雪崩れたのです。

さらに、松本と大瀧は翌1982年の「NIAGARA TRIANGLE vol.2」での大瀧サイドを、あろう事か「風立ちぬ」A面(所謂、大瀧サイド、当然、松田聖子歌唱)のアンサー・ソング集にしてしまったじゃないですか。

松本隆は歌謡曲を「はっぴいえんど色」に染め上げてしまったのでしょうか?

いや、そうぢゃないんだ。

「日本語でうたった瞬間に歌謡になる」という大瀧の言葉は、こうした実体験からしか出て来ないと思います。松本の挑戦で確かに歌謡曲は変化したのだけど、それは間違った道ではなかった。もしかしたら、本来あるべき方向へと進んだのかもしれません。結論から言えば、歌謡曲は日本語ロックを呑み込みました。松本隆は、もはや「日本語ロックの先駆者」ではなく「歌謡界の巨匠」なのです。

松本との究極のコラボ作である大瀧の(今でも)最新アルバム!!「EACH TIME」(1984年)の一曲目は「魔法の瞳」と言う饒舌な曲です。そのタイトルから、前年に松田聖子に提供した「瞳はダイアモンド」(作曲・呉田軽穂)へのセルフ・アンサー・ソングと思われます。

でも、その歌でふたたび「スキダヨ」を縦読みさせ、大瀧が「すすすきだだだ」とコーラスを加えるのは、聖子の次作「Rock'n Rouge」での「君がス・ス・スキだと 急にもつれないで 時は逃げないわ」へと、つづいているのです。懲りないなぁ。

そして、本当に「時は逃げない」と知ったのは、それから20年後の2004年に片瀬那奈が「Rock'n Rouge」をカヴァーした時でした。それが「歌謡曲」でも「日本語ロック」でも、もうなんでもかまわない。ただただ、彼の言葉は、今でも確かに生きていました。

(第2章、STOP,)


参考サイト(全作品リストは圧巻です)
松本隆 公式サイト「風待茶房」


「夢みる歌謡曲」第2章:松本隆(2006-8-7〜9)

 取材・文:未亜
 語りまくり:イコ

(文中、敬称略)


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子/姫川未亜)



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週刊TV情報誌上での「くるくるドカン!」に関する記事

藤子不二雄Aブラックユーモア短篇集 (1) (中公文庫―コミック版)


お待ちかねの各週刊TV情報誌の発売日ですので、チェックしてみましたよ。最近の「予告詐欺」や「Qさま!!」などは、内容的にも名前が番組表に掲載される程度でしたが、真打ち「くるくるドカン〜新しい波を探して〜」は、記録するに足る記事が各誌に載っています。代表して二誌を紹介しましょう。(ん?「この程度の掲載でも購入しているのか?」ですって?何を当たり前なことを訊くんだね、チミは。)


☆「TVガイド」関東版 2006.8.18号 ☆

発行/東京ニュース通信社

(P49、カラー1/4)
8/12「くるくるドカン〜新しい波を探して〜」フジテレビ 後11:15〜深0:15(60分)
「実はアキバ系?片瀬那奈の意外な趣味とは!?」写真:出演者席中央正面からの笑顔。


☆「ザテレビジョン」首都圏関東版 2006 No.33 ☆

発行/角川書店

(P45、カラー1/8)
8/12「くるくるドカン・新しい波を探して」 夜11:15ー0:15 フジ
「“キレイなお姉さん”は実はアキバ系だった!?」写真:出演者席中央で横向き。


他誌にも別アングルの写真入りで掲載されていますので(以下略。番組内容は、那奈ヲタには御馴染みで、今や一般的にも「意外」ではなくなった?「タイトル通りの展開」になりそうですね。最近の出演バラエティでは、満足度が高そうなので期待しましょう。明日の「Qさま!!」もお見逃しなく、てか「Qさま!!」までゴールデン進出ですか。深夜じゃないと観れないんだよなぁ。ぼそっ。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 21:54| MAGAZINE | 更新情報をチェックする

「信長の棺」に出演!!

信長の棺


スタダイ更新。(2006. 8. 9(Wed)22:20付け)

噂の時代劇は、テレビ朝日さんの「信長の棺」(11月放送予定)と正式発表されました。


ま、予想通りだったわけだが。


626 名前:イコ 投稿日: 2006/08/09(水) 12:42:46
「信長の棺」アヤシイ。。。てか、おそらくコレだな。
ttp://www.nikkansports.com/entertainment/p-et-tp0-20060809-72826.html


(小島藺子)



松岡昌宏が信長!小泉首相愛読書ドラマ化
posted by 栗 at 23:07| ACTRESS | 更新情報をチェックする

2006年08月10日

「夢みる歌謡曲」第3章の1:
おニャン子クラブ「ス・キ・ふたりとも!」

BOMB presents「永遠の’80お宝アイドル大集合!」


さて、第3章ですよ。ココまで来て、そろそろこの「連載の構造」がお分かりになって来られた片もおられるでしょう。「夢みる歌謡曲」とは、片瀬那奈の「Extended」から「拡大」し「歌謡曲」を考察していく連載です。言わせて下さい「ざまあみろっ!」いや、誰にってわけじゃないんだけどサ☆

「そんな片瀬が到達したのが「Extended(2004)」でした。このカバー・アルバムにこそ「歌謡曲の謎」が詰まっています。」と「第1章の1」で結論づけているのですから、当然の展開なんだけどね。

「Extended」発表当時からあたくし同様、そのオリジナルをすべて聴き比較検証した片はおられたものの、その深層まで踏み込んだ文章に出逢うことはありませんでした。ならば「あたくしがやりましょう。」ってことですよ。それが「那奈ヲタ」クオリティ。

片瀬那奈の現時点での最後のシングル曲であり、カヴァー・アルバム「Extended」やシングル・ベスト盤「Reloaded(2005年)」にも収録された「禁断のテレパシー」は、工藤静香のデビュー曲(1987年)です。

彼女は「おニャン子クラブ」会員番号38番と、末期に加入したメムバーでした。そして「禁断のテレパシー」はあくまでもソロ・デビュー曲であり、彼女はそれまでに既に三回もレコード・デビューを果たしていたのでした。

「おニャン子クラブ」本体と三人組ユニット「うしろ髪ひかれ隊」のふたつは、「おニャン子クラブ」加入後のお仕事ですので「別にどーってことねーや」なのだけど、加入前に「セブンティーン・クラブ」と言う妖しげな三人組でシングルを二枚(「ス・キ・ふたりとも!」「バージン・クライシス」共に1985年)天下のCBSソニーから発表しているのです。このグループは、当時ほとんどオミットされた存在でしたが、現在では在籍した三人中ふたりが「超有名タレント」と「超有名プロ野球選手」の奥さんになったことでも有名になりました。

(ほとんど反則ギリギリの)工藤さんだけではなく、素人集団と言われた「おニャン子クラブ」とは、アイドル予備軍をかき集めて作られたセミプロ集団でした。例えば、国生さゆり(会員番号8番)は「ミス・セブンティーン・コンテスト」出身で、コンテストの同期には「歌唱賞」を受賞した「渡辺美里」がいます。10年後の1990年代中頃でさえ、椎名林檎が「ホリプロ・タレント・キャラバン」に出場したのですから(その時の優勝は上原さくら)、20年前に世に出る「きっかけ」なんて、もっともっと少なかっただけです。ついでに言っとくけど、片瀬那奈が「水着キャンギャル出身」であることを隠したり恥じたりしたことは、一度もありません。

それでも「おニャン子クラブ」の魅力とは「素人っぽさ」だったと言えるでしょう。当時トップ・アイドルのひとりだった中山美穂が番宣で「夕焼けニャンニャン」に出演したことがありましたが、誰の目にも明らかに「オーラ」が違いすぎたのを記憶して居ります。嗚呼、それなのに、「おニャン子クラブ」解散前のラストを飾った工藤静香の「禁断のテレパシー」は、なんと「おニャン子系71枚目」のシングル作品だったのです。1985年のデビューから、たったの二年あまりで71枚!!そのうち半数を軽く超える43枚がチャート首位になったのです。コレはいくらなんでも「ど素人がやれる芸当」ではありません。

秋元康の戦略や作詞の力も当然大きかったとは思いますが、ココではやはり、彼女たちの楽曲をもっとも多く作編曲した「後藤次利」の貢献に注目してみましょう。「元・サディスティック・ミカ・バンド〜サディスティックス」と云う経歴を持つ「天才ベーシスト」の彼は、ティンパン(細野、茂)のアルバムにも参加し、松本や大瀧とも当然ながら仕事をしています。そして、彼にベースを教えたのは「のっぽのサリー」こと「元・タイガースの岸部一徳」だそうです。

彼がやったのは、ジングルやCM曲の様な手法でした。「最も美味しいフレーズである「サビ」を、敢えて頭に持って来て強烈に印象付けて、わけもわからない侭にレコードを買わせてしまう」って言葉にすると詐欺みたいだけど、未だに彼が考案したその手法が有効なのだからなぁ。さらに言うなら、素人同然の歌唱のバックに「何故こんな贅沢なメムバーが揃っているんだ?」と思わせるに充分な「1980年代中期のアイドル歌謡」の頂点に君臨するのが「おニャン子クラブ」と言う「奇怪なプロジェクト」でした。(つづく)


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子/姫川未亜)



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「Qさま!!」やっぱりだっ篇

藤子不二雄Aのブラックユーモア 2 無邪気な賭博師 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)


テレビ朝日 23:45〜24:40

A.)「超ド級の恐怖に健康セクシー美女が挑む!いきなりチキンレース・・・リアルビビリ橋!!」
B.)「南海キャンディーズ・山ちゃん救済特別企画! 上空2000mの恐怖が襲う・・・セスナでドッキリ!」

ゲスト:A.) 野沢直子、大沢あかね / B.) 奈美悦子、片瀬那奈


7月27日に放送されたのと「同じ時に収録したゲスト出演」を、やっと見せて戴きましたよ。今回も後半まで延々と待たされ、その後は「左上の小さな画面を凝視する」展開となりました。

ま、「ホントに心から大笑いしている那奈ちゃん」が観れるだけで、満足ですよ。

さて、クイズの答えは、あたくしも那奈ヲタですから、おんなじ意見だったのだけど。「やっぱりだっ」。

山ちゃん「これで僕の悪いイメージも消えたでしょ?」に、即答で、那奈ちゃん、トドメの「いや、全然消えてない(ぼそっ)」ワラタ、なんもかんも、お見事でした☆


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 23:59| TV | 更新情報をチェックする

2006年08月11日

「夢みる歌謡曲」第3章の2:
おニャン子クラブ「西暦1985年」

工藤静香 ベスト


1981年の「白いパラソル」から、松田聖子プロジェクトのお抱え作詞家として君臨した松本隆は、1984年11月のシングル「ハートのイアリング」(作曲:Holland Rose こと佐野元春)を最後に、別の世界へと進みました。翌1985年1月発売の聖子の次作シングル「天使のウィンク」は尾崎亜美の作詞作曲による曲となります。その1985年度のレコード大賞を獲得するのは、中森明菜の「ミ・アモーレ」ですが、ま、それを語るのはもう少し後のことにしましょう。

「おニャン子クラブ」のデビューもこの年なのですが、その仕掛人であった「秋元康」は突然現れたわけではありません。作詞家以前には放送作家であったことも今では知られています。(ちなみに彼の放送作家としての師匠「奥山コーシン」は、青島幸男の弟子です。つまり、彼は青島の孫弟子なのです。)そして、おニャン子たちも「夕ニャン」で突然現れたわけではありません。当時「オールナイト・フジ」と言う女子大生をメインにした深夜番組が人気だったのですが、その「女子高校生版」なるものがプロトタイプとして制作されたのです。その時に「素人だけどハンパはしない」司会を担当したのが「国生さゆり」であり、当然ながら初期メムバーも素人女子高校生として出演したのでした。

このプロジェクトは、結局、その「制作段階からを詳らかにする」と言う点が「斬新だった」のだと思います。そして作品の質も、決してお粗末な代物ではなかった。この時代を経験した多感な少年少女が、その後おんなじ夢をみたいと思っても仕方がないくらいの幻想が「1985年」には、確かにありました。

1990年代末期に登場した「モーニング娘。」を中心とする「ハロー・プロジェクト」の表向きの顔であるプロデューサーの「つんく♂」が、そのモデルとして「おニャン子」を考えたなんてぇーのは、当たり前すぎる噺です。但し、たったの二年で散った「おニャン子」に対して、曲りなりにも十年近く存続している「モー娘。」では、もはや色んな意味で比較の対象にはなりません。もともと新たなるモノであった「おニャン子」と、多くの先達の上に存在するその後の「乙女塾」とか「桜っ子クラブ」とか「美少女H」とか、諸々のモンちゅーのは、志が違うのです。ま、嫌いじゃなかったし、寧ろ積極的に好意をもたざるえないのだけどネ。

さてさて、この年初頭に、何故か「卒業」と言う同名異曲がほとんど同時にヒットしています。それは、「カリスマ」尾崎豊(自作)、「あなたはマイナーだから」斉藤由貴(作詞:松本隆)、「ラ・ムー」菊池桃子(作詞:秋元康)によるものでした。この符号に「何かを感ぜずにはおれない」片は、是非、今後とも「夢みる歌謡曲」を、何卒よろしくお願い致します。

(第3章、STOP,)

「ん?短いって?おいおい、この章はハナからネタだぞ。まあまあ、あわてないあわてない、全構想は出来上がっておりますので、のんびりやらせてくださいナ☆」


「夢みる歌謡曲」第3章:おニャン子クラブ(2006-8-10〜11)

 取材・文:未亜
 語りまくり:イコ

(文中、敬称略)


☆予告☆
次章は、「小美人と三人娘」(仮)と言うタイトルで、じっくりイコーと、予定して居ります。お楽しみにネ(はーと


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 02:10| YUMEKAYO | 更新情報をチェックする

「ボーと水平線を眺めてました。」

信長の棺


NANA DIARY 配信。

片瀬那奈ちゃんが初めて挑まれる時代劇「信長の棺」の具体的な役名「楓」が発表されました。「主人公松本幸四郎さんが演じる「大田牛一」に仕える〜」って、準主役じゃないですか。原作みたいなトンデモ展開は抜きで、ミステリー中心にドラマ化して下さると信じておりますよ。

プライベートでは、理名ちゃんやマロン、モンちゃんたちで海へ行ったとのことです。


(姫川未亜)



posted by 栗 at 20:07| 7D | 更新情報をチェックする

「sweet」SEPTEMBER 2006

藤子不二雄Aのブラックユーモア 1 黒イせぇるすまん (ビッグコミックススペシャル)


発行/宝島社

「片瀬那奈さんがナビゲートする 秋のスウィートvs クールドレス」及び、前振りの「ポカリスエット イオンウオーター 全面広告(この水でクリアになる。篇)」さらに「「シック クアトロ4フォーウーマン」で なめらか、無敵のシルク肌!」(オリジナル見開き広告企画)に連続登場。

カラー8頁(写真での登場ページ数は6頁)(P122〜P129)

 photograher : Fumihiko Ishii (model) , Takashi Nishizawa [rev.](still)
 stylist : Kozue Ohnuma (KIND)
 hair&make-up : Shinichi Omoshita (aiutare)
 model : Nana Katase


「sweet」さん、やってくれましたよ。いつもは季節モノ特集の「〜有名人」のひとりってパターンが多いので、ほとんど期待せずに購入してみれば、大塚さんやシックさんも道連れにした大特集記事じゃないですか。

本編であるドレスも「素敵な那奈ちゃん六変化」(幻のノビュキ拡大版初回のファッションショーを思い出しますね)で素晴らしいのですけど、同じスタッフでの「シック」さんの広告企画がもっと「すぎょい!!」
那奈ヲタ諸君、P128の「ウルトラ・ショット」を、とくと御覧あれ。CMメイキングも嬉しいですね。

で、今回の付録も、きっと那奈ちゃんはきちんと使うんだろうナァ。てか、今月号の発売日は「11日」ですよ、、、K(以下略 )


(姫川未亜)



posted by 栗 at 22:07| MAGAZINE | 更新情報をチェックする

2006年08月12日

「夢みる歌謡曲」INDEX 予告篇

TELEPATHY (CCCD)


ええ加減なイコちゃんのことゆえ、予定は未定ですが、大体はこんな感じでイコー!!と構想しておるのですますまんねん。


#00.「プロローグ」

#01.「片瀬那奈」(全那奈回)→ 結論としての序章

#02.「松本隆」(全3回)→ 04. Rock'n Rouge

#03.「おニャン子クラブ」(全2回)→ 06. 禁断のテレパシー

#04.「小美人と三人娘(仮)」(じっくり)→ 02. 淋しい熱帯魚 & 05. C-Girl

#05.「慈愛の記号(仮)」(まったり)→ 07. 木枯しに抱かれて

#06.「月の女(仮)」(プログレの戦慄で)→ 01. ミ・アモーレ & 03. TANGO NOIR

#07.「片瀬那奈、ふたたび(仮)」(全那奈回)→ ココが書きたくてやってます。

# ∞.「エピローグ」


さて、どーなることやら。


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子)



posted by 栗 at 21:12| YUMEKAYO | 更新情報をチェックする

「くるくるドカン!〜新しい波を探して〜」#14

藤子不二雄Aブラックユーモア短篇集 (2) (中公文庫―コミック版)


フジテレビ 23:15〜24:15


予想通りの展開でしたけど、いつも通り結構遊ばれてましたね。本人が嫌がってない程度なら、ええんだけど、那奈ちゃんがあーゆー性格なんで、度が過ぎることもあって、ま、ええけどさ。

ヲタの満足度としては、やはり最近のバラエティ出演ではピカイチではありました。勿論、単にずっと大画面で映っているってことでの評価です。内容に関しては、こんなもんでしょ。

ま、第2ワードランキングに「全記録」が入っていたら困るな、と思っておりましたが、

「やっぱ、ココはマイナーなんだナァ。」


(姫川未亜)



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posted by 栗 at 23:59| TV | 更新情報をチェックする

2006年08月13日

「片瀬はカエルぢゃないよ、楓だよ☆」

風街クロニクル~another side of happy end~


帰京する新幹線の車中で、今月号の「レココレ」を後ろから読んでいたら「FROM LIVERPOOL TO TOKYO 2」のレビューが載っていましたよ。

おいおい、いつの間にか勝手に発売しないで下さいナ。今回のジャケットは「オールディーズ」のパロディになってるのね。コレだけは入手しなきゃイカン!!と東京までの切符を買ったのに上野で途中下車し、秋葉原のタワレコへ行きますたよ。

ところが、置いてないんだよねぇ。挙げ句に「片瀬那奈」コーナーすらないんだよ。はっきり言いますよ。

「タワレコは、もうダメだな。」

それでもわざわざ行ったのだからと、「GSグレイテスト・ヒッツIII」「風街クロニクル〜another side of happy end〜」「Back to Basics」と、二枚組ばっか買ってしまったじゃまいか。

で、この無茶苦茶なセレクトに思える3セットを繋ぐのが「夢みる歌謡曲」なんですね。で、それは「片瀬那奈」とも言うわけだ。もういちど、言っとこうカナ。

「タワレコは、もうダメだな。」

あ、でも、愛撫ちゃんではお世話になりますので、そこんとこだけはよろしくネ★


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子)



posted by 栗 at 23:07| YUMEKAYO | 更新情報をチェックする

2006年08月14日

最新情報更新アレコレ

藤子不二雄Aブラックユーモア短篇集 (3) (中公文庫―コミック版)


モバイル及び公式サイトで、イベントとCM情報が更新されました。

■イベント

「リクルート×東海テレビPresentsやっぱイチバン!とらばーゆカフェ」

 9/15(金)ヒルトン名古屋ホテル
 地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」駅7番出口より徒歩3分
 出演時間 20:55〜

 ご入場は抽選になります。
 応募方法
 官製ハガキに郵便番号、住所、参加者2名の氏名・性別・年齢をご記入の上、下記宛先までご応募下さい。ハガキ1枚で2名分の応募となります。

 〒461-8799 名古屋東郵便局留
 「やっぱイチバン!とらばーゆカフェ」事務局宛
 8月28日必着


コレは正式発表前からほぼ断念しておりましたが、参加方法と登場時間を知って決定的です。くらたまも観たいのだけどナァ。ま、同志よ、レポよろしく☆

ま、正確には「300組600名を無料ご招待(応募者多数の場合は抽選)」なんだけどね。で、言われなくとも今回も、はっきりと「女性向けイベント」ですね。


■CM

大塚製薬
「ポカリスエットイオンウォーター」
*8/15よりニューバージョンO.A予定!


ま、まずは「こっちでしょ。」


(姫川未亜)



posted by 栗 at 15:07| UNYO | 更新情報をチェックする

「行け!片瀬」

信長の棺


絶対女神「片瀬那奈さま」の快進撃が、いよいよ始まりそうです。

11月公開の「デスノート the Last name」に「高田清美」役で出演するとのことで、遅ればせながら原作を読んでいるのですが、面白いね。でも、どー考えても原作の「高田清美」と映画版で片瀬が演じる役は、その設定からして違うな。特に原作のファンで映画の前編も観た片なら、そんなこたぁー瞬時に理解出来ると思うのだが、あの大騒ぎはなんだったんだ?ただ誰かに文句言いたかっただけなんだな。そんなことに付き合わされた「片瀬や那奈ヲタ」は、野良犬に噛まれたとでも思って泣き寝入りしろってか?呆れてモノも言えねーっす。あのな、前も言ったけど、「あたくしは泣き寝入りなんかしねー」ぞ。有難く原作も拝読させて戴いておりますからね、またどーのこーの喚いたら「完全理論武装」で、粉砕しちゃうわよ☆

さらにテレ朝で11月に放送予定の「信長の棺」に、ヒロイン「楓」役で出演するので、原作を流し読みしたんだけど、いやはや、なんなんだ?アノ「時代ミステリー小説」の名を借りた「老人妄想エロ小説」は、、、あんなのを愛読するのがコノ国の首相なのかよ、、、あのさ、、、「おまえら、ねらーやヲタやニートよりも恥知らずだよ。」あたくしは、とてもアレを堂々と愛読書なんて言えないっす。その主役を演じるのが、天下の松本幸四郎さんなんでございます。片瀬はその御方に仕える若き美女で(あとはネタばれになるので止めます)、いやあ〜、またまたトンデモ役だわ。

ま、片瀬は元々「怪優」ですから、どちらも期待以上の怪演で楽しませてくれるとは思います。これまでだって、はっきり言ってマトモな役なんてほとんどなかったし、例えば「ラストクリスマス」みたいな普通の役をやられても、ヲタとしても困惑しちゃうだけなんです。もう、こーなったら、本人も望む様に「誰もやりたがらない役」をガツンガツンとやっちゃってもらうしかないのだよ。嗚呼、それにしても「楓」は、、、

よーするに、これからも益々「片瀬は、面白いぞ。」ってこった。


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子)



posted by 栗 at 22:40| ACTRESS | 更新情報をチェックする

2006年08月15日

「来い!清楚高田」

モスラ対ゴジラ [DVD]


やっと「デスノート」最終巻に到達しましたよ。11巻までの率直な感想は、「面白い。で、コレは『モスラ対ゴジラ』だナ。」ってトコです。予想を裏切るラストを期待しますが。

そして、「清楚高田」を片瀬那奈が演じるのは、もし原作通りのキャラ設定ならば、那奈ヲタとしても大いに「不満」です。但し、その理由は「かつて公式を荒らした方々」とは、きっと「全くもって永遠に理解しえない」程、違うでしょう。ただコレで、ふたたび論争になったとしても、もう、貴方たちには「勝ち目」はなくなりました。

あたくしの意見は、あの時も今も、変わりません。

「原作のファンの方々も、どうか温かい(生温かくてもええよ)目で、那奈ちゃんの演技を観てやってくださいナ。」

話は、それからざんしょ。観てもいないのに、吠えるなよ。


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子)



posted by 栗 at 23:16| ACTRESS | 更新情報をチェックする