やっと、ファットボーイ・スリムに辿り着いたよ。購入したものの、どうしてもポールやスティーヴィーを先に聴いてしまうわけだ。すると、そっちの方にドンドンと嵌っていって、なかなかぬけられませんナ。てか、ベスト盤だからね。全部聴いたことあるよ。
ファットボーイ・スリムのCDを購入したのは今回が初めてです。あたくしとしては「片瀬那奈ちゃんのおまけ」でしかないからね。これまでも、例えば、アンダーワールドとかサシャとか2manyDJ'sとか、この手の音源は全部「片瀬那奈ちゃんが聴いているから買って聴いてみた」わけだ。でも、収録されている曲は、ほとんど全部CDで持っていましたよ。それはどーゆーことかってぇと、サンプルのコンピ盤を「物欲を満たす為」に大量購入することが在るからです。それで、飛ばし聴きしなかった曲ばっかが入っていたので、とても便利だぞ。田中さんの解説も良かった、ま、(談)だけどさ。
ダンス・ミュージックは昔から「ひとを踊らせる為にだけ存在するのではない」ってことが、よ〜く分ったよ。きっと片瀬クンは、コレを聴いて何も考えないで踊っているのかもしれないけど、それはそれでいいのだ。理屈ぬきに気持ちがいいのが、幸せを呼ぶ音楽なのだろう。で、どうやったら売れるか?とかを超えた処にそれはいるな。もちろん売れた方がいいに決まってるんだけど、それだけじゃないって気にさせるのも音楽だ。
音楽を考えるのに意味なんてない。数式じゃないんだから、明確な結論も出ないじゃないか。そうかな?やっぱり、あたくしにとっての音楽は「解けるはずの謎」だよ。ファットボーイ・スリムが何処から来たのか位なら簡単に解けるけど、問題はそんなトコには無いのだ。そんなこんなで、田中知之氏の解説とミックスには「ドキッ!」としたよ。
さて、前置きが長くなったけど、「歌謡曲」について書こうと思うのだ。お待たせ致しますたーぶらすたー。これは「大変なテーマ」だよ。で、ファットボーイ・スリムもスティーヴィーもビートルズも、何もかんもを呑み込む世界なのだ。が、あまりにも枕でひっぱっちゃったので、今日はここまで。だって、これから「小早川妙子の恋」を観るんだもん、わかってぇっ!
「いいかげんだなぁ、ぼかぁ「コピコン」にいる時が、一番ええ加減なんだぞ」っと。
初出「COPY CONTROL」 (小島藺子)